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JP5264210B2 - 回転電機の固定子 - Google Patents

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この発明は、例えば永久磁石モータ等に用いられる回転電機の固定子に関する。
例えば、特許文献1に示すような従来の回転電機の固定子では、複数のコア片(分割鉄心)が互いに連結されることによって、回転子の外周面を囲む環状のステータコアが構成される。このコア片は、ヨーク部、ティース部、及び中間部(コア片の巻線部)を有している。また、コア片には、樹脂(合成樹脂)成形品である樹脂ボビンが取り付けられる。
この樹脂ボビンは、ヨーク部を覆うヨーク側仕切部と、ティース部を覆うティース側仕切部と、中間部を覆う巻線部(コイル巻き付け部)とを有している。この樹脂ボビンの巻線部の外面に導線が巻き付けられることによって、コア片にコイルが設けられる。
特開平9−182342号公報
上記のような従来の回転電機の固定子では、樹脂ボビンのヨーク側仕切部、巻線部及びティース側仕切部の各部の肉厚(厚み寸法)の寸法差が比較的大きくなっている。特に、ヨーク側仕切部の軸方向の端面には、導線の接続部材(位相リング)が配置され、その接続部材とヨーク部との間に所定の間隔を空けるために、ヨーク側仕切部の肉厚が他の箇所の肉厚よりも大きくなっている。また、巻線部の断面四隅の形状は、導線を巻線部の外面に隙間無く巻き付けるためにR形状(丸みを帯びた形状)となっており、巻線部の断面における軸方向の端面の肉厚が周方向の端面の肉厚よりも大きくなっている。
ここで、樹脂ボビンの各部の肉厚の寸法差が大きいと、樹脂ボビンの成形工程において、樹脂ボビンにヒケやクレージング等の成形ひずみが生じることがある。そして、このような成形ひずみが樹脂ボビンに生じた場合には、樹脂の経年変化によって樹脂ボビンにクラックが発生しやすくなり、このクラックによって樹脂ボビンの絶縁性(絶縁耐力)が設計値よりも低下し、回転電機の回転特性が変化してしまうことがある。
これに対して、成形ひずみの発生を抑えるためには、成形ひずみの発生要因を特定した上で、樹脂成形用の金型の形状を変更したり成形条件を変更したりする必要がある。しかしながら、成形用金型の形状変更や成形条件の変更をするには、技術者の経験、技量、手間及び時間を要するため、樹脂ボビンの製造効率が低下して製造コストが増加してしまうという課題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、樹脂ボビンの樹脂成形の際に成形ひずみの発生を抑えることができ、樹脂ボビンの製造効率及び品質を向上させることができる回転電機の固定子を得ることを目的とする。
この発明に係る回転電機の固定子は、ヨーク部、ティース部、及びヨーク部とティース部とを繋ぐ中間部を有し、回転軸の外周面を囲む環状のステータコアをなすように互いに接続される複数のコア片と、ヨーク部と中間部とを仕切るようにヨーク部を覆うヨーク側仕切部、ティース部と中間部とを仕切るようにティース部を覆うティース側仕切部、及び中間部を覆う巻線部を有し、複数のコア片のそれぞれに設けられる複数の樹脂ボビンと、複数の樹脂ボビンのそれぞれの巻線部の外面に設けられる複数のコイルとを備えたものであって、樹脂ボビンは、コア片の外面のうち軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の内面との間が中空となるように樹脂により成形されており、
樹脂ボビンには、コア片の端面と樹脂ボビンの内面との間に浸入した絶縁ワニスを外部へ排出するための開口と、絶縁ワニスを開口へ導くための排出経路とが設けられているものである。
この発明の回転電機の固定子は、コア片の外面のうち軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の内面との間が中空となるように、樹脂ボビンが樹脂により成形されているので、樹脂ボビンの各部の肉厚の寸法差が従来の回転電機の固定子における樹脂ボビンよりも小さくなって、樹脂ボビンを成形する際の樹脂が従来のものよりも金型内に行き渡りやすくなっていることにより、樹脂ボビンの樹脂成形の際に成形ひずみの発生を抑えることができ、樹脂ボビンの製造効率及び品質を向上させることができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による永久磁石モータを示す平面図である。
図1において、永久磁石モータは、環状の固定子1と、その固定子1の内周に回転自在に設けられた回転子2とを有している。回転子2の外周面には、周方向に互いに間隔をおいて複数の永久磁石3が固着されている。固定子1は、複数のコア片4、複数の樹脂ボビン5、及び複数のコイル6を有している。複数のコア片4は、環状のステータコアをなすように互いに接続されている。また、コア片4は、互いに積層された複数枚の磁性板(例えば珪素鋼板)によって構成されている。
さらに、コア片4は、ヨーク部4a、中間部(コア片の巻線部)4b及びティース部4cを有している。ヨーク部4aの外周面は、円弧状に湾曲している。中間部4bは、ヨーク部4aの内周面から径方向内側へ向けて突出している。ティース部4cは、中間部4bの先端箇所から径方向両側へ向けて張り出すように配置されている。また、ティース部4cの内周面は、ヨーク部4aの外周面に対して平行となるように湾曲して配置されている。即ち、ヨーク部4a及びティース部4cは、中間部4bによって繋がれている。
樹脂ボビン5は、コア片4に取り付けられている。また、樹脂ボビン5の外面には、導体が巻き付けられており、この導体によってコイル6が構成されている。ここで、導線に電流が流れることにより、コイル6が励磁され、そのコイル6からの磁力が中間部4bからコア片4全体に伝わる。そして、固定子1の磁界と回転子2の永久磁石3の磁界とが互いに交わることによって、回転子2に回転トルクが生じ、回転子2が回転される。
図2は、図1の固定子1の一部を分解して示す分解斜視図である。図2において、樹脂ボビン5は、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされることによって構成されている。第1及び第2分割ボビン片5X,5Yの形状は、互いに一致している。また、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yは、合成樹脂の成形加工、即ち樹脂成形によってなされている。
第1分割ボビン片5Xは、コア片4の外面のうち軸方向の一方側(回転子2の回転軸の軸方向の一方;図の手前側)の端面を覆うように配置される。第2分割ボビン片5Yは、コア片4の外面のうち軸方向の他方側(図の奥側)の端面を覆うように配置される。第1及び第2分割ボビン片5X,5Yのそれぞれは、ヨーク側仕切部5a、巻線部(コイル巻き付け部)5b及びティース側仕切部5cを有している。ヨーク側仕切部5a、巻線部5b及びティース側仕切部5cのそれぞれの形状は、コア片4のヨーク部4a、中間部4b及びティース部4cのそれぞれの形状に対応した(嵌合可能な)形状となっている。
ヨーク側仕切部5aは、第1〜第4ヨーク被覆面部5d〜5gによって構成されている。より具体的に、ヨーク側仕切部5aの軸方向の端面、即ち第1分割ボビン片5Xにおいては図の手間側の端面、又は第2分割ボビン片5Yにおいては図の奥側の端面は、第1ヨーク被覆面部5dによって構成されている。また、ヨーク側仕切部5aの径方向外側の端面(図の上端面)は、第2ヨーク被覆面部5eによって構成されている。さらに、ヨーク側仕切部5aの周方向両側の端面(図の左端面及び右端面)は、第3ヨーク被覆面部5fによって構成されている。また、ヨーク側仕切部5aの径方向内側の端面(図の下端面)は、第4ヨーク被覆面部5gによって構成されている。
第2ヨーク被覆面部5eと一対の第3ヨーク被覆面部5fとは、コ字状の縁を構成するように配置されており、そのコ字状の縁は、第1又は第2分割ボビン片5X,5Yがコア片4に取り付けられる際に、ヨーク部4aの軸方向の端面に当接する。一方、第4ヨーク被覆面部5gの一部は、第1又は第2分割ボビン片5X,5Yがコア片4に取り付けられる際に、ヨーク部4aにおけるティース部4c側の面と接合する。
つまり、第1〜第4ヨーク被覆面部5d〜5gによって、第1又は第2分割ボビン片5X,5Yがコア片4に取り付けられた際に、ヨーク部4aの軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の第1ヨーク被覆面部5dの内面との間が中空となる。また、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされた状態では、それぞれのヨーク側仕切部5aは、巻線部5bの外面から巻線部5bの外側へ鍔状に拡がるような状態となる。つまり、これらのヨーク側仕切部5aによって、コイル6とヨーク部4aとが互いに仕切られる。
巻線部5bは、第1平面部5h、湾曲面部5i及び第2平面部5jによって構成され、断面U字状となっている。また、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされた状態では、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yのそれぞれの巻線部5bが組み合わされて筒状となる。即ち、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされることによって、巻線部5bの形状が筒状となる。また、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされた状態では、第1平面部5h及び第2平面部5jのそれぞれが、中間部4bの周方向両端面のそれぞれと接合する。
ティース側仕切部5cは、ティース被覆外縁部5k及びティース被覆拡開部5lによって構成されている。ティース被覆外縁部5kは、コ字状の縁をなすように配置されている。ティース被覆拡開部5lは、第1平面部5h、湾曲面部5i及び第2平面部5jから軸方向の一方(図の奥側又は手前側)、径方向の内側(図の下方)、及び周方向両側(図の左右方向)の3方向へ拡がるように配置されている。
ここで、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされた状態では、それぞれのティース側仕切部5cが巻線部5bの外面から巻線部5bの外側へ鍔状に拡がった状態となる。つまり、これらのティース側仕切部5cによって、コイル6とティース部4cとが互いに仕切られる。
また、ティース側仕切部5cの先端箇所は、固定子1の製造工程で固定子1が平置き(仮置き)される際にコイル6に直接的に固定子1の自重が掛からないようにするための脚を構成している。さらに、第1及び第2分割ボビン片5X,5Yが互いに組み合わされた状態では、ティース被覆拡開部5lの内面とティース部4cの外面との間に、絶縁ワニスの排出口としての開口が形成される。
一方、ヨーク側仕切部5aには、第1ヨーク被覆面部5dの外面からヨーク部4aの反対側へ向けて凸状に突出する凸状部5mが設けられている。凸状部5mの中央の箇所には、絶縁ワニスの排出口をなすための開口5nが設けられている。凸状部5mにおける巻線部5bの外面からの突出寸法は、ティース側仕切部5cにおける巻線部5bの外面からの突出寸法と一致している。
従って、凸状部5mは、ティース側仕切部5cと同様に、コイル6に直接的に固定子1の自重が掛からないようにするための脚を構成している。なお、固定子1が平置きされた状態では、凸状部5mの先端箇所とティース側仕切部5cの先端箇所とによって固定子1が床面(図示せず)から支持され、コイル6と床面との間にスペースが空けられることにより、コイル6には、固定子1の自重による圧力が掛からない。
ここで、巻線部5bの内面には、突出部としての第1リブ部5o及び一対の第2リブ部5pが、コア片4の軸方向の端面へ向けて突出するように設けられている。第1リブ部5oは、ヨーク側仕切部5aと巻線部5bとの境界近傍に、第1平面部5hの内面と第2平面部5jの内面とを互いに繋ぐように配置されている。一対の第2リブ部5pは、互いに周方向(図の左右方向)に間隔をおいて、第1リブ部5oからのティース被覆外縁部5kに渡り、周方向に沿って配置されている。
第1リブ部5o及び一対の第2リブ部5pの先端箇所は、コア片4の軸方向の一端面に当接される。これらの第1リブ部5o及び一対の第2リブ部5pがコア片4の軸方向の一端面に当接されることによって、コア片4の軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の樹脂ボビン5の内面との間に間隔が空けられて中空状とされる。従って、樹脂ボビン5は、中空構造となるように成形されている。
図3は、図1のIII−III線に沿う断面図である。図3において、湾曲面部5iの内面は、中間部4bの軸方向の端面に対して、第1リブ部5oからティース被覆拡開部5lへ(図の右上から左下へ)向けて傾斜している。この湾曲面部5iの内面は、液状(硬化前)の絶縁ワニスの排出経路(流路)をなしている。
この湾曲面部5iが傾斜していることによって、固定子1の絶縁ワニスの含浸処理に伴って樹脂ボビン5の内部に絶縁ワニスが浸入した際に、その絶縁ワニスがティース被覆拡開部5lを経て、ティース被覆外縁部5kが形成する開口から外部へ排出される。
図4は、図1のIV−IV線に沿う断面図である。図4において、第1ヨーク被覆面部5dの内面は、ヨーク部4aの軸方向の端面に対して、第3ヨーク被覆面部5fから開口5nへ(図の左端又は右端から中心へ)向けて傾斜している。この第1ヨーク被覆面部5dの内面は、湾曲面部5iの内面と同様に、液状の絶縁ワニスの排出経路をなしている。
この第1ヨーク被覆面部5dが傾斜していることによって、湾曲面部5iの場合と同様に、固定子1の絶縁ワニスの含浸処理に伴って樹脂ボビン5の内部に絶縁ワニスが浸入した際に、その絶縁ワニスが第1ヨーク被覆面部5dを経て開口5nから外部へ排出される。
上記のような回転電機の固定子では、コア片4の軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の樹脂ボビン5の内面との間が中空となるように、樹脂ボビン5が樹脂により成形されているので、樹脂ボビン5の各部5a〜5cの肉厚の寸法差が従来の回転電機の固定子における樹脂ボビンよりも小さくなって、樹脂ボビン5を成形する際の樹脂が従来のものよりも金型内に行き渡りやすくなっていることにより、樹脂ボビン5の樹脂成形の際に成形ひずみの発生を抑えることができ、樹脂ボビン5の製造効率及び品質を向上させることができる。
これに加えて、成形用金型の形状変更や成形条件の変更に伴う技術者の手間等が軽減されることにより、樹脂ボビン5の製造コストを低減させることができる。また、従来の回転電機の固定子における樹脂ボビンよりも樹脂の使用量を低減させることができ、製造コストを更に低減させることができる。
さらに、コア片4の軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の樹脂ボビン5の内面との間に、樹脂よりも熱伝導率が低い(断熱性が高い)空気層が設けられるので、コイル6が励磁された際に発する熱がコア片4に伝わりにくくなり、コア片4の熱損失を抑制することができる。
また、湾曲面部5iの内面が中間部4bの軸方向の端面に対して、第1リブ部5oからティース被覆拡開部5lへ向けて傾斜し、かつ、第1ヨーク被覆面部5dの内面がヨーク部4aの軸方向の端面に対して、第3ヨーク被覆面部5fから開口5nへ向けて傾斜しているので、コア片4の軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の樹脂ボビン5の内面との間の空間に絶縁ワニスが溜まりにくくなっていることにより、絶縁ワニスの使用量を低減させることができる。
さらに、第1及び第2リブ部5o,5pが樹脂ボビン5の補強となるので、中空化に伴う樹脂ボビン5の強度低下を抑えることができる。
実施の形態2.
先の実施の形態1では、第1リブ部5o及び一対の第2リブ部5pを突出部として用いたが、実施の形態2では、円柱状の複数の突起部5qを突出部として用いる。図5は、この発明の実施の形態2による永久磁石モータの一部を示す斜視図である。図5において、複数の突起部5qは、湾曲面部5iの内面に、互いに間隔をおいてドット状に配置されている。また、突起部5qの先端箇所は、実施の形態1の第1及び第2リブ部5o,5pと同様に、中間部4bの軸方向の端面に当接している。他の構成は実施の形態1と同様である。
ここで、実施の形態1の回転電機の固定子では、固定子1の絶縁ワニスの含浸工程で、樹脂ボビン5の内面のうち第1リブ部5oと一対の第2リブ部5pとに囲まれた箇所で絶縁ワニスが滞留してしまうことがあった。これに対して、実施の形態2の回転電機の固定子では、複数の突起部5qが互いに間隔をおいてドット状に配置されているので、固定子1の絶縁ワニスの含浸工程で、突起部5q同士の間で絶縁ワニスが滞留しにくくすることができ、絶縁ワニスの使用量を更に低減させることができる。
なお、実施の形態1,2では、永久磁石モータについて説明したが、この発明は、例えば誘導電動機等の他の電動機にも適用することができる。
また、実施の形態1では、リブ状の第1及び第2リブ部5o,5pを突出部として用いて、実施の形態2では、円柱状の複数の突起部5qを突出部として用いたが、突出部の形状は、リブ状及び円柱状に限るものではなく、他の形状であってもよい。
この発明の実施の形態1による永久磁石モータを示す平面図である。 図1の固定子の一部を分解して示す分解斜視図である。 図1のIII−III線に沿う断面図である。 図1のIV−IV線に沿う断面図である。 この発明の実施の形態2による永久磁石モータの一部を示す斜視図である。
符号の説明
1 固定子、2 回転子、4 コア片、4a ヨーク部、4b 中間部、4c ティース部、5 樹脂ボビン、5a ヨーク側仕切部、5b 巻線部、5c ティース側仕切部、5n 開口、5o 第1リブ部(突出部)、5p 第2リブ部(突出部)、5q 突起部(突出部)、6 コイル。

Claims (4)

  1. ヨーク部、ティース部、及び前記ヨーク部と前記ティース部とを繋ぐ中間部を有し、回転軸の外周面を囲む環状のステータコアをなすように互いに接続される複数のコア片と、前記ヨーク部と前記中間部とを仕切るように前記ヨーク部を覆うヨーク側仕切部、前記ティース部と前記中間部とを仕切るように前記ティース部を覆うティース側仕切部、及び前記中間部を覆う巻線部を有し、前記複数のコア片のそれぞれに設けられる複数の樹脂ボビンと、前記複数の樹脂ボビンのそれぞれの前記巻線部の外面に設けられる複数のコイルとを備えた回転電機の固定子であって、
    前記樹脂ボビンは、前記コア片の前記外面のうち軸方向の端面と、その端面に対向する箇所の内面との間が中空となるように樹脂により成形されており、
    前記樹脂ボビンには、前記コア片の前記端面と前記樹脂ボビンの前記内面との間に浸入した絶縁ワニスを外部へ排出するための開口と、前記絶縁ワニスを前記開口へ導くための排出経路とが設けられている
    ことを特徴とする回転電機の固定子。
  2. 前記樹脂ボビンの前記内面のうち前記コア片の前記端面に対向する箇所には、前記コア片の前記端面へ向けて突出する突出部が設けられており、前記突出部の先端が前記コア片の前記端面に当接することによって、前記樹脂ボビンが前記コア片から支持される
    ことを特徴とする請求項1記載の回転電機の固定子。
  3. 前記突出部の形状は、リブ状となっている
    ことを特徴とする請求項2記載の回転電機の固定子。
  4. 前記突出部は、前記樹脂ボビンの前記内面に互いに間隔をおいてドット状に配置された複数の突起である
    ことを特徴とする請求項2記載の回転電機の固定子。
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