JP5261257B2 - 通電加熱型ハニカム体の制御システム - Google Patents
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Description
[8] 前記電極部はSiを含侵させて形成されている[1]〜[7]のいずれかに記載の通電加熱型ハニカムシステム。
[9] 前記通電加熱型ハニカム体の両端面は、前記通電加熱型ハニカム体の両端面以外よりも、Siの含有量が多い[1]〜[8]のいずれかに記載の通電加熱型ハニカムシステム。
[10] 前記通電加熱型ハニカム体の両端面に前記電極部が形成されている[1]〜[9]のいずれかに記載の通電加熱型ハニカムシステム。
本発明の通電加熱型ハニカム体の制御システムは、図1Aに示されるように、内燃機関から排出される排ガス浄化に用いられる通電加熱型のハニカム構造体の制御システム1であって、通電加熱型ハニカム7に電力を供給するための電源部5と、電源部3から通電加熱型ハニカム7に通電する電圧及び/又は電流を制御可能な制御部3と、を少なくとも備えており、制御部3において電圧及び電流値から通電加熱型ハニカム7の抵抗値を算出し、得られた前記抵抗値から通電する電圧及び/又は電流を制御して通電加熱型ハニカムの温度制御を行う通電加熱型ハニカムシステム1として構成される。
本実施形態における制御部は、後述の電源部から通電加熱型ハニカム体に通電する電圧及び/又は電流を制御可能に構成されている。すなわち、本実施形態では、制御部において電圧及び電流値から通電加熱型ハニカム体の抵抗値を算出し、得られた抵抗値から通電する電圧及び/又は電流を制御して通電加熱型ハニカム体の温度制御を行うものとして構成されている。具体的には、抵抗値は温度依存性を有するため、電圧、電流値より計算された抵抗値が温度を示すことになり、この抵抗値により通電加熱型ハニカム体の内部温度を確実に検出できるだけでなく、抵抗値から算出した温度によって、印加する電圧あるいは電流量を制御することで、通電加熱型ハニカム体内の温度コントロールを確実に行うことができる。
本実施形態の電源部は、通電加熱型ハニカム体に電力を供給するために設けられるものであり、通常車載に搭載されるバッテリー又はオルタネータ等から構成される。この電源部から、通電加熱型ハニカム体に電圧、電流が印加されることによって、通電加熱型ハニカム体が発熱し、通電加熱型ハニカム体内で、内燃機関から排出された排ガスの浄化を行うことができる。この電源部の電圧としては、12〜24V、あるいは100〜200Vであることが好ましい。通常、車載されるバッテリー又はオルタネータ等の電圧は、前述の所定範囲内であるため、従来からある電源部にそのまま適応できるため、汎用性を備えることができるからである。
本実施形態における通電加熱型ハニカム体は、電源部から制御部を介して通電されることによって発熱するとともに、その発熱によって内燃機関からの排出ガスを加熱可能であることが望ましい。このように構成されることによって、制御部によって、通電加熱型ハニカム体に通電する電圧及び/又は電流を制御でき、通電加熱型ハニカム体の温度制御を行うことができるからである。具体的には、通電加熱型ハニカム体が、導電性材料からなり隔壁に仕切られたガス流れ方向に実質的に平行な多数の貫通孔と、排ガス流入側及びガス流出側の両端面全面に体積抵抗率が低い電極部と、電極部の間に体積抵抗率が高い発熱部とが備えられていることが好ましい。均一な発熱と加熱を確実に行えるとともに、制御部が算出された抵抗値から通電する電圧及び/又は電流を制御して、通電加熱型ハニカム体全体の温度制御を確実に行えるからである。
通電加熱型ハニカム体の電極部は、排ガス流入側及びガス流出側の両端面全面に形成されるとともに、その電極部では、体積抵抗率が低くなるように形成されることが好ましい。電流を十分にかつハニカム構造体全体に均質に流すことができ、後述の発熱部での発熱と(排ガスの)加熱とを確実にでき、制御部での温度制御を確実に行えるからである。
通電加熱型ハニカム体の発熱部は、両端面全面に形成される電極部の間に形成されるとともに、その発熱部では、体積抵抗率が高くなるように形成されることが好ましい。電極部から十分に均質に発熱部に通電されることによって、発熱部での発熱と(排ガスの)加熱とを確実にでき、制御部での温度制御を確実に行えるからである。
さらに、通電加熱型ハニカム体は、金属とセラミックの複合材料から構成されることが好ましい。金属を含有させることで導電性を確保しながら、セラミックを含有させることで、成形しやすくできるためである。ただし、「通電加熱型ハニカム体は、金属とセラミックの複合材料から構成される」ものには、通電加熱型ハニカム体全体の、金属とセラミックの含有量が一定量からなる複合材料から構成されるものを意味するものではない。通電加熱型ハニカム体には、体積抵抗率が低い電極部と体積抵抗率が高い発熱部とを備えるため、体積抵抗率が低い電極部では、ハニカム全体に対して(電極部を除いた残余の部分に対して)金属含有率が高く構成されるとともに、体積抵抗率が高い発熱部では、ハニカム全体に対して(発熱部を除いた残余の部分に対して)金属含有率が低く構成されることが好ましい。このように電極部がハニカム全体に対して(電極部を除いた残余の部分に対して)金属含有率が高く構成されることによって、通電しやすくなるとともに、発熱部がハニカム全体に対して(発熱部を除いた残余の部分に対して)金属含有率が低く構成されることによって、発熱を容易行えるため、浄化効率を向上させながら、制御部によって確実に印加される電圧量を調整でき、通電加熱型ハニカム体の温度制御を行うことができる。
さらに、制御部が、通電する電圧及び電流を制御して通電加熱型ハニカム体に流入する排ガス温度を触媒活性温度以下に制御可能、かつ、通電した電圧及び電流値から通電加熱型ハニカム体の抵抗値を算出し、初期の抵抗値に対する変化により通電加熱型ハニカム体の劣化度を診断可能であることが好ましい。制御部によって、通電加熱型ハニカム体の劣化診断を行えることで、劣化を見込んだ温度コントロールが実施でき、信頼性を向上できるからである。具体的には、予め通電加熱型ハニカム体に電圧及び電流を通電し、その通電による抵抗値(初期抵抗値)を算出しておく。エンジン始動直後であれば排ガス温度とEHC温度が等しくなることが考えられ、初期値との差異によりEHCの劣化度判断ができる。そして、エンジン始動後、その電圧及び電流から算出した抵抗値が初期抵抗値に対しての変化(上昇)を検出できるようにする。SiCを主原料としたEHCでは、使用により主に酸化が発生し抵抗値の上昇が発生するが、たとえば、測定した100℃以下での抵抗値が初期の抵抗値に対して5〜10倍以上の抵抗値を示せば、警告灯を点灯させ、EHCの交換を促させるとよい。このように始動初期であれば抵抗値の計測値と初期値(新品の抵抗値)の比較を実施することで劣化度合いの判定が可能となり、必要に応じたEHCの交換時期を判断することが可能となる。
さらに、通電加熱型ハニカム体の内部及び/又は外部には、排ガスの流入温度及び/又は排ガスの流出温度を検出可能な温度検出部が備えられていることも好ましい形態の一つである。温度検出部を、ハニカム構造体又はその下流の排ガス温度を検知する手段として補助的に設置することで、通電加熱型ハニカム体に印加する電圧と電流値から抵抗を算出し、抵抗値と温度の関係から予測する温度と、温度検出部(たとえば、熱電対あるいは抵抗温度計等)での定常状態での温度計測データを比較でき、前述の電圧と電流値から算出した抵抗値からの、通電加熱型ハニカム体内の予測温度を補正できるため、温度制御の精度を向上できる。また、劣化検知についても図4Bの関係を直接用いることができる。たとえば、図2に示されるように、温度検出部T1を通電加熱型ハニカム体の内部に設置したもの、或いは、図2に示されるように、温度検出部T2を通電加熱型ハニカム体の外部に設置したものを例示できる。
前述した通電加熱型ハニカム体の電極部と、車載するバッテリー等の電源と接続して使用する。このような端面近傍の高電気伝導部位からバッテリー等の電源に電気接続する方法としては、たとえば、端面近傍の部位の外周を金属メッシュ等の伝導材で覆い、金属メッシュ等の伝導材と、通電加熱型ハニカム体との間を、金属ろう付け等の高耐熱性を有する接着処理により接着して行われることが好ましい。さらに、金属メッシュ等の伝導材料の外周側に、銅電線等の伝導材を、前述と同様の金属ろう付け等の高耐熱性を有する接着処理により接着し、それらを絶縁部材で挟む構造にして絶縁性を確保することが好ましい。また、絶縁部材の外側全周を、通常の触媒コンバータに用いられるのと同様のセラミック繊維マット等の部材で覆い、外周にかかる面圧を例えば0.3MPa等といった所望面圧となるように、前述のセラミック繊維マット、及び金属メッシュを圧縮した状態で、金属キャン(金属缶)内に押し込み、金属キャン内に固定することが好ましい。なお、前述のような銅電線等の伝導材は金属キャンと絶縁することが好ましいため、絶縁スリーブを貫通させて電極端子につながる構造となることが好ましい。
電源を接続した実施例、比較例の通電加熱型ハニカム体の、ガス流入側に形成される電極部の抵抗R1を測定するとともに、ガス流入側に形成される電極部と、ガス流出側に形成される電極部との間の抵抗R2を測定した。具体的には、図6に示されるように、ガス流入側に形成される電極部7aの抵抗R1、及びガス流入側に形成される電極部7aとガス流出側に形成される電極部7bの間の抵抗R2を測定した。
実施例、比較例の通電加熱型ハニカム体の電極部から0.2cm×1cm×1cmの試験片を取り出し、端部体積抵抗率(Ωcm)を測定するとともに、実施例、比較例の通電加熱型ハニカム体の発熱部から、1cm×1cm×1cmの試験片を取り出し、中央部体積抵抗率(Ωcm)を測定した。
実施例、比較例の通電加熱型ハニカム体の長さ方向に形成される発熱部の中央領域をT1とし、夫々の通電加熱型ハニカム体に10kWの電力を与えて、T1が400℃になるまでの平均時間、及び標準偏差を求めた。平均時間が15秒より短いものを○とし、平均時間が15秒以上であるものを×として評価し、標準偏差が、3より小さいものを○とし、3以上のものを×として評価した。
排気量2リッターのガソリンエンジンを搭載した車両の排気系に実施例、比較例の通電加熱型ハニカム体を搭載し、米国LA−4コールドスタートモードの排気エミッション測定をシャシダイナモ試験により実施し、初期500秒間の未燃炭化水素排出量を測定した。結果を表1に示す。
SiC粉70質量部に対して金属Si30質量部を配合し、適宜成形助剤と造孔材を加え混合を行い、水を添加して粘土状とする。この際、SiC粉、金属Siともに後に押出成形を行うため、口金のスリットに対して大きな粒径を持つような原料を除外する分級工程処理を行った。
ECUに入るエンジン水温情報、点火信号情報、回転数信号情報より判断して、エンジン停止後一定時間以上経過している時点において、12V一定電圧を通電加熱型ハニカム体に5秒間印加し、この間の電流、電圧より、この間の抵抗変化を算出し、あらかじめ把握してありECUに記録されている図4Aの12V/5秒間での抵抗変化と基準温度(100℃)での抵抗値との関係より、基準温度(100℃)での抵抗値を算出し、一方で、あらかじめ把握してあった各種劣化程度の通電加熱型ハニカム体の温度−抵抗曲線群(図4B)より、100℃での抵抗が一致する曲線を選択し、これを、その後の通電加熱型ハニカム体の加熱状態コントロールのための電圧制御に用いる劣化フィードバック方法として用いた。
実施例1と同様に、「制御2用」の温度検出手段を取り付けずに、「制御1用」の温度検出手段を取り付けた通電加熱型ハニカムシステムを構築し、通電加熱型ハニカムの温度制御を行った。制御方法として、電極間の電圧、電流を検知して抵抗を算出し、温度制御させて、劣化検知フィードバックとして、常温抵抗値からのフィードバックの方法1を用い、耐久試験時間を100(hr)としたものを実施例2とし、同様に耐久試験時間を200(hr)としたものを実施例3とし、同様に耐久試験時間を500(hr)としたものを実施例4として、前述のような実験を行った。その結果を表2に示す。また、実施例2〜4のその他の物性値を表1、2に示す。
実施例1と同様に「制御2用」の温度検出手段を取り付けずに、「制御1用」の温度検出手段を取り付けた通電加熱型ハニカムシステムを構築し、通電加熱型ハニカムの温度制御を行った。制御方法として、電極間の電圧、電流を検知して抵抗を算出し、温度制御させて、劣化検知フィードバックを行わずに、耐久試験時間を0(hr)としたものを実施例5とし、同様に、耐久試験時間を100(hr)としたものを実施例6とし、同様に耐久試験時間を200(hr)としたものを実施例7とし、同様に耐久試験時間を500(hr)としたものを実施例8として、前述のような実験を行った。その結果を表2に示す。また、実施例5〜8のその他の物性値を表1、2に示す。
「制御2用」の温度検出手段と「制御1用」の温度検出手段を共に取り付けた通電加熱型ハニカムシステムを構築し、通電加熱型ハニカム体の温度制御を行った。制御方法として、電極間の電圧、電流を検知して抵抗を算出し、温度制御させて、劣化検知フィードバックとして常温抵抗値からのフィードバックの方法2を用い、耐久時間を0(hr)としたものを実施例9とし、耐久試験時間を100(hr)としたものを実施例10とし、同様に耐久試験時間を200(hr)としたものを実施例11とし、同様に耐久試験時間を500(hr)としたものを実施例12として、前述のような実験を行った。その結果を表2に示す。また、実施例9〜12のその他の物性値を表1、2に示す。
通電加熱型ハニカム体の下流側に設置された制御2用温度検出センサにより、この温度が基準温度(100℃)となるようにエンジン排気温度をコントロールし、この時の通電加熱型ハニカム体に印加した電圧と電流の関係より電極間抵抗を算出し、あらかじめ把握してあった各種劣化程度の通電加熱型ハニカムの温度−抵抗曲線群(図4B)より、100℃での抵抗が一致する曲線を選択し、これを、その後の通電加熱型ハニカム体の加熱状態コントロールのための電圧制御に用いる劣化フィードバック方法として用いた。
「制御1用」の温度検出手段を取り付けずに、「制御2用」の温度検出手段を取り付けて、実施例1と同様に、通電加熱型ハニカムシステムを構築し、通電加熱型ハニカム体の温度制御を行った。制御方法として、通電加熱型ハニカムの排気ガス流出側出口に、排気ガスの温度を検出する出口排気温度検出部を設け、温度検出部で検知した温度データによって、通電量を制御可能な制御部に電気接続するシステムとして構成した。そして、劣化検知フィードバックを行わずに、耐久試験時間を0(hr)としたものを比較例1とし、同様に、耐久試験時間を100(hr)としたものを比較例2とし、同様に耐久試験時間を200(hr)としたものを比較例3とし、同様に耐久試験時間を500(hr)としたものを比較例4として、前述のような実験を行った。その結果を表2に示す。また、比較例1〜4のその他の物性値を表1、2に示す。
表2より、実施例1〜12において、良好な結果を得ることができた。したがって、本実施形態の通電加熱型ハニカムシステムによれば、通電する電圧及び/又は電流を制御して通電加熱型ハニカム体の温度制御が可能、かつ通電加熱型ハニカム体内の温度を正確に検出可能な通電加熱型ハニカムシステムを提供する。とりわけ、通電加熱型ハニカム体の劣化判断が可能となり、温度検出の精度を向上でき、劣化を見込んだ温度コントロールが実施でき、信頼性を向上でき、加えて、抵抗値の比を管理すれば製品間のバラツキを抑制することができることが実証された。なお、図4は、エンジン始動後の初期の通電加熱型ハニカム体と、劣化後の通電加熱型ハニカム体について、電極間抵抗と温度との関係を示したグラフであり、図5は、未燃炭化水素排出量測定結果について、目標温度400℃までの昇温傾向を示したグラフである。
Claims (10)
- 内燃機関から排出される排ガス浄化に用いられる通電加熱型ハニカム体の制御システムであって、前記通電加熱型ハニカム体に電力を供給するための電源部と、
前記電源部から前記通電加熱型ハニカム体に通電する電圧及び/又は電流を制御可能な制御部と、を少なくとも備えており、
前記通電加熱型ハニカム体が、SiとSiCの複合材料から形成される電極部と発熱部を備え、
前記制御部において電圧及び電流値から通電加熱型ハニカム体の抵抗値を算出し、得られた前記抵抗値から前記通電する電圧及び/又は電流を制御して通電加熱型ハニカム体の温度制御を行う通電加熱型ハニカムシステム。 - 前記通電加熱型ハニカム体が、温度変化によって抵抗値が変化する材料から構成されている請求項1に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記通電加熱型ハニカム体に触媒がコートされている請求項1又は2に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記制御部が、前記通電加熱型ハニカム体に通電する電圧及び電流を制御して前記通電加熱型ハニカム体に流入する排ガス温度を触媒活性温度以下に制御可能、かつ、通電した前記電圧及び電流値から前記通電加熱型ハニカム体の抵抗値を算出し、初期の抵抗値に対する変化により前記通電加熱型ハニカム体の劣化度を診断可能である請求項1〜3のいずれか1項に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記劣化度に基いて、前記制御部が前記通電加熱型ハニカム体の温度制御を行う請求項4に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記通電加熱型ハニカム体がセラミックスと金属との複合材料で構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- さらに、前記通電加熱型ハニカム体の内部及び/又は外部には、前記排ガスの流入温度及び/又は前記排ガスの流出温度を検出可能な温度検出部が備えられている請求項1〜6のいずれか1項に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記電極部はSiを含侵させて形成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記通電加熱型ハニカム体の両端面は、前記通電加熱型ハニカム体の両端面以外よりも、Siの含有量が多い請求項1〜8のいずれか1項に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
- 前記通電加熱型ハニカム体の両端面に前記電極部が形成されている請求項1〜9のいずれか1項に記載の通電加熱型ハニカムシステム。
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