JP5252727B2 - 車室内照明装置 - Google Patents
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Description
しかしながら上記特許文献2の照明器具では、サンバイザ内の鏡を使用した場合と手元を見る場合との光源の出力を適切に制御できない場合があった。
すなわち、グレアは視線方向の光の量によって決まるため、視線方向以外の光ではグレアは感じない。ゆえに、鏡近傍に設置されている光源の視線方向の出力を低減し、それ以外の方向については光を増加させるようにしている。
この構成により、車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行でありかつこれらの距離を等分する点を通る仮想線で、天井側遠接領域にある光源が、天井側近接領域にある光源よりも相対的に高い出力で、発光するようにしているため、化粧時などにおいて、バニティミラーを見た時に、高出力の光源からの光は直接視界に入らないようにすることができ、グレアを低減することができる。一方、天井側遠接領域すなわちシート側にある光源を高出力としているため、手元を見た時には、より効率よく手元を照射することができる。
この構成によれば、LED・EL・電球・蛍光灯など、サンバイザ中に収納できる大きさとなるようにして、サンバイザ内の鏡の周辺に複数の光源を配置し、その一部を鏡の法線より上方に、その一部を鏡の法線よりも下方に光軸を持つよう照射させ、かつその出力の比率を上方よりも下方が大きくなるようにする。例えば粒数の違いにより上方と下方の出力の比率を制御しているが、同じ粒数で光源の出力自体を変えることで、上方と下方の出力を制御しても良い。以上により、化粧時にはグレアを感じることがなく、かつ化粧時に適切な明るさを得ることができる。この構成により、化粧時にはグレアを感じることがなく、かつ化粧時に適切な明るさを得ることができる。
この構成により、集光レンズなどの光学部材を制御することで、上方と下方の出力を制御することができ、化粧時にはグレアを感じることがなく、かつ化粧時に適切な明るさを得ることができる。
この構成によれば、1対の光源であっても、光学部材の制御により、光軸を変更したり、光量を調整したりすることができ、化粧時にはグレアを感じることがなく、かつ化粧時に適切な明るさを得ることができ、かつ手元照明としても良好な光量を提供することができる。
以下、本実施の形態の車室内照明装置について説明する。図1に本実施の形態の車室内照明装置の使用形態を示す。図1(a)はサンバイザに設置されたバニティミラー(鏡)4を用いたひげそり、整髪あるいは化粧時を示す図、図1(b)は車内で地図を見ている状態を示す図である。本実施の形態では、図2に示すように、発光部10を構成する光源であるLEDランプは、その光量分布Lが前記車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線l0よりも前記車室内天井側に近接する辺側に位置する第1の領域R1で、前記境界線よりもシート側に近接する第2の領域R2よりも低出力となるように構成される。
サンバイザを開き角120度程度に開いた状態でサンバイザに設置されたバニティミラー4を用いた化粧時を示す場合(図1(a))の照明手段としてのLEDランプの光量が、サンバイザを開き角180度程度に開いた状態で地図をみる場合(図1(b))の照明手段としてのLEDランプの光量の約半分となるように、LEDランプの数量を調整し、出力を制御するようにしたことを特徴とするものである。
本実施の形態の車室内照明装置は、図4に示すように、自動車などの車両100の車室110内に設置されたバニティミラー4を使用している人200を照らすために用いられるものである。
なお、サンバイザ5において発光部10を設ける位置は、バニティミラー4を効率よく照明することができる範囲内でバニティミラー4からある程度離間させた位置とすることが好ましい。
また、サンバイザにはサンバイザの開き角を判定するための機構を有し、かつその判定結果によってサンバイザの出力を決定し、その信号を光源に伝達する機能を有する物を用いるのが望ましい。そして、開き角の判定については、一般的な傾斜検知センサー(DSやWiiに使用されている既知の技術)などを適用可能である。
このようにして、化粧時にはグレアを感じることがなく、かつ化粧時や読書時に適切な明るさを得ることができる。
本実施の形態の照明装置は、主として照明手段の配置および構成が実施の形態1と異なっており、その他の構成は実施の形態1と同様であるから説明を省略する。
前記実施の形態1、2では、複数の光源を用いた例について説明したが、本実施の形態では1対の光源を車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線l0上に配置し、バニティミラーについて説明したが、本実施の形態の照明装置では、図7に照明装置の概要断面図、及び図8に光量分布を示すように、車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線l0よりも前記車室内天井側に近接する辺側に位置する第1の領域R1で、前記境界線よりもシート側に近接する第2の領域R2よりも低出力、すなわち、光量分布Lが小さくなるように、光学部材を用いて点灯制御を行うものである。ここで発光部10を構成するのはLEDチップであり、反射部材10aによって前方に光を導出するように構成されており、前面ガラス12,13が、車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線l0よりも前記車室内天井側に近接する辺側に位置する第1の領域R1で、前記境界線よりもシート側に近接する第2の領域R2よりも透過率が低くなるように構成され、第1の領域R1で、第2の領域R2よりも光量分布Lが小さくなっている。
この構成によっても、容易にグレアを低減しつつ、読書などにも適用可能な照明を実現することができる。
前記実施の形態3では、光学部材を配することで、光量分布を調整したが、本実施の形態では、図9に示すように、前記実施の形態3の前面ガラスに代えて、反射性の遮光部材14を配し、光路を変更することで、シート側に近接する第2の領域R2よりも低出力、すなわち、光量分布Lが小さくなるように、反射性の遮光部材14を用いて点灯制御を行うものである。ここでも前記実施の形態3と同様、発光部10を構成するのはLEDチップであり、反射部材10aによって前方に光を導出するように構成されている。そしてこの反射性の遮光部材14を調整することで、車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線l0よりも前記車室内天井側に近接する辺側に位置する第1の領域R1で、前記境界線よりもシート側に近接する第2の領域R2よりも光量分布Lが小さくなっている。
この構成によっても、容易にグレアを低減しつつ、読書などにも適用可能な照明を実現することができる。
前記実施の形態4では、光学部材を配することで、光量分布を調整したが、本実施の形態では図10に示すように、前記実施の形態4の反射性の遮光部材14に代えて、LEDチップの前方に遮光部材15を配し、直射光の一部をカットすることで、シート側に近接する第2の領域R2よりも低出力、すなわち、光量分布Lが小さくなるように、反射性の遮光部材14を用いて点灯制御を行うものである。ここでも前記実施の形態4と同様発光部10を構成するのはLEDチップであり、反射部材10aによって前方に光を導出するように構成されている。そしてこの遮光部材15の存在により、一部の直射光がカットされて車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線l0よりも前記車室内天井側に近接する辺側に位置する第1の領域R1で、前記境界線よりもシート側に近接する第2の領域R2よりも光量分布Lが小さくなっている。
この構成によっても、容易にグレアを低減しつつ、読書などにも適用可能な照明を実現することができる。
前記実施の形態1、2ではバニティミラーについて説明したが、本実施の形態の照明装置では、後部座席用のミラーのための照明装置についても適用可能である。本実施の形態の照明装置では、主として設置位置が異なり、そのため床面に向けた照射により乗降時の補助灯としてなど他の用途にも使用可能なように形成されているが、照明手段1の構成は実施の形態1と同様である。
2 制御手段
3 操作手段
4 バニティミラー
5 サンバイザ
10、10A、10B 発光部
10a 反射部材
11 光軸
101 天井
110 車室
120 座席
200 使用者
Claims (5)
- 車室内天井に対して、任意の開き角をもって回動可能に配設され、前記車室内天井に接するように収容可能な鏡面部を有する車室内サンバイザと、
前記車室内サンバイザの前記車室内天井に臨む面に取り付けられる発光部と、を有する車室内照明器具であって、
前記発光部は、前記車室内天井側に近接する辺及びこれと対向する辺に対して、これらと略平行な仮想的境界線よりも前記車室内天井側に近接する辺側に位置する第1の領域で、前記境界線よりもシート側に近接する第2の領域よりも低出力となるように構成された車室内照明装置。 - 請求項1に記載の車室内照明装置であって、
前記仮想的境界線は、前記車室内天井側に近接する辺とこれと対向する辺との距離を等分するものである車室内照明装置。 - 請求項1または2に記載の車室内照明装置であって、
前記発光部は、前記鏡面部の周囲を囲むように配設された複数の光源を具備し、
前記複数の光源の出力を制御する出力制御部を具備した車室内照明装置。 - 請求項1または2に記載の車室内照明装置であって、
前記発光部は、前記鏡面部の周囲を囲むように配設された複数の光源と、
前記光源の近傍に取り付けられ、前記光源からの出力を制御する光学部材とを具備した車室内照明装置。 - 請求項1または2に記載の車室内照明装置であって、
前記発光部は、仮想的境界線を跨ぐように配置された一対の光源で構成され、
前記光源の近傍に取り付けられ、前記光源の出力を制御する光学部材とを具備した車室内照明装置。
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