JP5239594B2 - クリップ検出装置及び方法 - Google Patents
クリップ検出装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5239594B2 JP5239594B2 JP2008196639A JP2008196639A JP5239594B2 JP 5239594 B2 JP5239594 B2 JP 5239594B2 JP 2008196639 A JP2008196639 A JP 2008196639A JP 2008196639 A JP2008196639 A JP 2008196639A JP 5239594 B2 JP5239594 B2 JP 5239594B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- amplitude
- frequency distribution
- distribution
- clip
- bias
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/20—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using signal quality detector
-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10L—SPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
- G10L21/00—Speech or voice signal processing techniques to produce another audible or non-audible signal, e.g. visual or tactile, in order to modify its quality or its intelligibility
- G10L21/02—Speech enhancement, e.g. noise reduction or echo cancellation
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/002—Control of digital or coded signals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Quality & Reliability (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Computational Linguistics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Telephone Function (AREA)
- Monitoring And Testing Of Exchanges (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
例えば、図16に示されるように、経路上の1601、1602、1603等で示される増幅器(amp)のいずれかにおいてクリップが発生する可能性がある。この場合、経路上の1604で示されるような何れかのポイントにて、通話中に通話信号を監視することによりクリップを検知する手段が必要となる。
本発明は、通信信号のクリップを検出する装置又は方法を前提とする。
分布偏り度算出部(102)は、その振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する。この分布偏り度算出部は例えば、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、分布の偏り度として算出する。或いは、この分布偏り度算出部は、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づ
いて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づく値と正常な振幅の頻度分布の値との差分を、分布の偏り度として算出する。より具体的には、この分布偏り度算出部は、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、高振幅領域における、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布に基づく値と正常な振幅の頻度分布の値との差分を、分布の偏り度として算出する。或いは、この分布偏り度算出部は、振幅頻度分布算出部が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、そのピークの個数に基づいて分布の偏り度を算出する。或いは、この分布偏り度算出部は、所定値以上の振幅絶対値を有する振幅の頻度分布に基づいて分布の偏り度を算出する。
上述の発明の構成において、振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化部(403、704)を更に含み、分布偏り度算出部は、正規化された振幅の頻度分布に基づいて分布の偏り度を算出するように構成することができる。この振幅頻度分布正規化部は例えば、振幅の頻度分布における頻度値を、最多頻度値で正規化する。或いは、この振幅頻度分布正規化部は例えば、振幅の頻度分布における振幅値を、最大振幅値で正規化する。
本発明によれば、クリップが発生した場合に、高振幅領域の振幅絶対値の頻度分布においていくつかのピークが発生し易いという知見に基づいて、分布の偏り度の検出を容易に行うことが可能となる。
原理説明
図1は、以下に説明する各実施形態に関する共通の原理を示す原理構成図である。
次に、分布偏り度算出部102は、振幅頻度分布算出部101が算出した入力音の振幅
の頻度分布から、分布の偏り度を算出する。
ここで、入力音の振幅の頻度分布を測定した場合、クリップが発生していない場合には、その分布特性は、図2(a)に示されるように、概略ガウス分布の特性を呈する。これに対して、クリップが発生した場合には、その分布特性は、図2(b)に示されるように、特に高振幅部分201(正方向)、202(負方向)において、大きな頻度値が現れる。これは、クリップによって音声波形が最大振幅値又は最小振幅値に張り付いてしまうためである。
以下に、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、図3の301として示されるように、装置(A)302−1〜装置(D)302−4等を構成要素とするアナログ電話網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合の実施形態を、第1の実施形態として示す。
まず受信信号(入力音)は、ADC401によってディジタル音声信号に変換される。
続いて、振幅頻度分布正規化部403が、振幅頻度分布算出部402が算出した振幅の頻度分布f(x) について、下記数1式に基づいて、最多頻度が1となるように正規化を行うことにより、正規化頻度分布f’(x) を算出する(図5のステップS502)。
一方、クリップ検出部406は、閾値THR(x) よりも大きい偏り度d(x) が存在せずに全ての振幅xについて判定を終了した場合には、クリップ無しを外部に通知する(図5のステップS507)。
以上の処理の後、次の所定区間でのクリップ検知処理に戻る(図5のステップS506又はS507−>S501)。
次に、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、図6の601として示されるように、装置(A)602−1〜装置(D)602−4等を構成要素とするVoIP(Voice over IP)網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合の実施形態を、第2の実施形態として示す。
まず、音声区間検出部703が、所定区間毎に、音声成分が含まれるか否かを判定する(図8のステップS801)。この判定は例えば、受信データの電力の振幅値又は分散値に基づいて行われる。
チしながら、各振幅xの偏り度d(x’) が各振幅x毎の閾値THR(x’) よりも大きいか否かを判定する(図8のステップS807−>S808−>S807の繰返し処理)。
一方、クリップ検出部707は、閾値THR(x’) よりも大きい偏り度d(x’) が存在せずに全ての振幅xについて判定を終了した場合には、クリップ無しを外部に通知する(図8のステップS810)。
上記第2の実施形態は、分布の偏り度の算出時に、振幅の頻度分布のテンプレートを用意する必要がないという利点を有している。
次に、第3の実施形態について説明する。第3の実施形態は、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、第2の実施形態と同様に、図6の601として示されるように、装置(A)602−1〜装置(D)602−4等を構成要素とするVoIP(Voice over IP)網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合について示されている。
まず、振幅頻度分布算出部1001(図1の101に対応)が、ディジタル受信データの所定区間毎に、同データの振幅の頻度分布f(x) を算出する(図11のステップS1101)。
との差分を、下記数6式に示されるように計算することにより、低振幅領域の振幅x毎の偏り度d’(x) を算出する。引き続いて、音声区間検出部1003が、上記低振幅領域の振幅x毎の偏り度d’(x) を振幅x毎の所定の閾値と比較することにより、その偏り度d’(x) の1つ又は所定数が閾値を上回る場合に「音声無し」を、下回る場合に「音声有り」を出力する(以上、図11のステップS1104)。
一方、クリップ検出部1005は、閾値THR(x) よりも大きい偏り度d(x) が存在せずに全ての振幅xについて判定を終了した場合には、クリップ無しを外部に通知する(図11のステップS1108)。
上記第3の実施形態では、第2の実施形態の場合と同様に、分布の偏り度の算出時に、振幅の頻度分布のテンプレートを用意する必要がないという利点を有すると共に、高振幅領域の正常頻度分布を低振幅領域の振幅の頻度分布からより高精度に推定することができる。
最後に、第4の実施形態について説明する。第4の実施形態は、図1の原理構成に基づいて実現されるクリップ検出装置が、第1の実施形態と同様に、図3の301として示されるように、装置(A)302−1〜装置(D)302−4等を構成要素とするアナログ電話網に配置され、設置地点でキャプチャされた受信信号に対してクリップの有無が検出される場合について示されている。
まず、受信信号(入力音)は、ADC1301によってディジタル音声信号に変換される。
f(x) >f(x-1) かつ f(x) <f(x+1)
となるf(x) をいう。
上記第4の実施形態では、クリップが発生した場合に、高振幅領域の振幅絶対値の頻度分布においていくつかのピークが発生し易いという知見に基づいて、分布の偏り度の検出を容易に行うことができる。
(付記1)
通信信号のクリップを検出する装置であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出手段と、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出手段と、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出手段と、
を含むことを特徴とするクリップ検出装置。
(付記2)
前記振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化手段を更に含み、
前記分布偏り度算出手段は、前記正規化された振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記1に記載のクリップ検出装置。
(付記3)
前記振幅頻度分布正規化手段は、前記振幅の頻度分布における頻度値を、最多頻度値で正規化する、
ことを特徴とする付記2に記載のクリップ検出装置。
(付記4)
前記振幅頻度分布正規化手段は、前記振幅の頻度分布における振幅値を、最大振幅値で正規化する、
ことを特徴とする付記2に記載のクリップ検出装置。
(付記5)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記6)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記7)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記6に記載のクリップ検出装置。
(付記8)
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記9)
前記所定区間毎に、前記入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出手段を更に含み、
前記音声区間検出手段が音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行する、
ことを特徴とする付記1乃至8の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記10)
前記音声区間検出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する、
ことを特徴とする付記9に記載のクリップ検出装置。
(付記11)
前記分布偏り度算出手段は、所定値以上の振幅絶対値を有する前記振幅の頻度分布に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記12)
前記入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で前記振幅の頻度分布算出手段に入力させるハイパスフィルタ手段を更に含む、
ことを特徴とする付記1乃至11の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記13)
通信信号のクリップを検出する方法であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出ステップと、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出ステップと、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出ステップと、
を含むことを特徴とするクリップ検出方法。
(付記14)
前記振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化ステップを更に含み、
前記分布偏り度算出ステップは、前記正規化された振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記13に記載のクリップ検出方法。
(付記15)
前記振幅頻度分布正規化ステップは、前記振幅の頻度分布における頻度値を、最多頻度値で正規化する、
ことを特徴とする付記14に記載のクリップ検出方法。
(付記16)
前記振幅頻度分布正規化ステップは、前記振幅の頻度分布における振幅値を、最大振幅値で正規化する、
ことを特徴とする付記14に記載のクリップ検出方法。
(付記17)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出装置。
(付記18)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づいて、クリップが発生していない場合における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記19)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする付記18に記載のクリップ検出方法。
(付記20)
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記21)
前記所定区間毎に、前記入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出ステップを更に含み、
前記音声区間検出ステップが音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行する、
ことを特徴とする付記13乃至20の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記22)
前記音声区間検出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する、
ことを特徴とする付記21に記載のクリップ検出方法。
(付記23)
前記分布偏り度算出ステップは、所定値以上の振幅絶対値を有する前記振幅の頻度分布に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする付記13乃至16の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
(付記24)
前記入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で前記振幅の頻度分布算出ステップに入力させるハイパスフィルタステップを更に含む、
ことを特徴とする付記13乃至23の何れか1項に記載のクリップ検出方法。
102 頻度分布偏り検出部
103、406 クリップ検出部
301、601 クリップ検出装置
302、602 装置(A〜D)
401、1301 ADC(A/D変換器)
403、704 振幅頻度分布正規化部
102、404、706、1004、1303 分布偏り度算出部
405 頻度分布テンプレート記憶部
406、707、1005、1304 クリップ検出部
701 HPF(ハイパスフィルタ)
703、1003 音声区間検出部
705 正常頻度分布推定部
1002 正常頻度分布推定部
Claims (9)
- 通信信号のクリップを検出する装置であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出手段と、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出手段と、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出手段と、
を含み、
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出することを特徴とするクリップ検出装置。 - 前記振幅の頻度分布を正規化する振幅頻度分布正規化手段を更に含み、
前記分布偏り度算出手段は、前記正規化された振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする請求項1に記載のクリップ検出装置。 - 前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づく値と予め設定した振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出する、
ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のクリップ検出装置。 - 前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出する、
ことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載のクリップ検出装置。 - 前記所定区間毎に、前記入力信号に音声が含まれるか否かを検出する音声区間検出手段を更に含み、
前記音声区間検出手段が音声区間を検出した場合のみ、クリップ検出動作を実行する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のクリップ検出装置。 - 前記音声区間検出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布に基づいて音声区間を検出する、
ことを特徴とする請求項5に記載のクリップ検出装置。 - 前記入力信号を、それに含まれる音声低域成分を除去した上で前記振幅の頻度分布算出手段に入力させるハイパスフィルタ手段を更に含む、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載のクリップ検出装置。 - 通信信号のクリップを検出する装置であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出手段と、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出手段と、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出手段と、
を含み、
前記分布偏り度算出手段は、前記振幅頻度分布算出手段が算出した振幅の頻度分布におけるピークを検出し、該ピークの個数に基づいて前記分布の偏り度を算出することを特徴とするクリップ検出装置。 - 通信信号のクリップを検出する方法であって、
所定区間毎に、入力信号の振幅の頻度分布を算出する振幅頻度分布算出ステップと、
該振幅の頻度分布に基づいて、分布の偏り度を算出する分布偏り度算出ステップと、
該分布の偏り度に基づいてクリップを検出するクリップ検出ステップと、
を含み、
前記分布偏り度算出ステップは、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布の低振幅領域から、クリップが発生していない場合における高振幅領域における正常な振幅の頻度分布を推定し、前記高振幅領域における、前記振幅頻度分布算出ステップが算出した振幅の頻度分布に基づく値と前記正常な振幅の頻度分布の値との差分を、前記分布の偏り度として算出することを特徴とするクリップ検出方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008196639A JP5239594B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | クリップ検出装置及び方法 |
US12/470,233 US8392199B2 (en) | 2008-07-30 | 2009-05-21 | Clipping detection device and method |
EP09006997.2A EP2150002B1 (en) | 2008-07-30 | 2009-05-26 | Clipping detection device and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008196639A JP5239594B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | クリップ検出装置及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010035001A JP2010035001A (ja) | 2010-02-12 |
JP5239594B2 true JP5239594B2 (ja) | 2013-07-17 |
Family
ID=40974384
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008196639A Expired - Fee Related JP5239594B2 (ja) | 2008-07-30 | 2008-07-30 | クリップ検出装置及び方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8392199B2 (ja) |
EP (1) | EP2150002B1 (ja) |
JP (1) | JP5239594B2 (ja) |
Families Citing this family (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9426592B2 (en) | 2013-02-14 | 2016-08-23 | Google Inc. | Audio clipping detection |
JP2017011541A (ja) * | 2015-06-23 | 2017-01-12 | 富士通株式会社 | 音声処理装置、プログラム、及び通話装置 |
US11599697B2 (en) | 2016-02-22 | 2023-03-07 | Analog Devices, Inc. | Virtual evaluation for circuits and systems |
EP3436991A1 (en) * | 2016-03-30 | 2019-02-06 | Analog Devices, Inc. | Method and system for evalulaton of electronic components |
US10363426B2 (en) * | 2016-06-15 | 2019-07-30 | Boston Scientific Neuromodulation Corporation | External charger for an implantable medical device for determining position using phase angle or a plurality of parameters as determined from at least one sense coil |
US10110187B1 (en) * | 2017-06-26 | 2018-10-23 | Google Llc | Mixture model based soft-clipping detection |
US9985646B1 (en) | 2017-10-18 | 2018-05-29 | Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. | Analog-to-digital converter verification using quantization noise properties |
US10033400B1 (en) | 2017-10-18 | 2018-07-24 | Schweitzer Engineering Laboratories, Inc. | Analog-to-digital converter verification using quantization noise properties |
CN108389590B (zh) * | 2018-02-06 | 2021-08-03 | 广东电网有限责任公司惠州供电局 | 一种时频联合的语音削顶检测方法 |
US10331400B1 (en) * | 2018-02-22 | 2019-06-25 | Cirrus Logic, Inc. | Methods and apparatus for soft clipping |
US10908873B2 (en) * | 2018-05-07 | 2021-02-02 | Spotify Ab | Command confirmation for a media playback device |
GB2575461B (en) * | 2018-07-10 | 2020-12-30 | Cedar Audio Ltd | Audio amplitude unwrapping |
CN112671376B (zh) * | 2020-12-16 | 2022-12-06 | Oppo(重庆)智能科技有限公司 | 信号的削波检测方法、装置、终端和计算机可读存储介质 |
Family Cites Families (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3673412A (en) * | 1970-03-02 | 1972-06-27 | Trw Inc | Radiant energy beam scanning method and apparatus |
US3604852A (en) * | 1970-03-02 | 1971-09-14 | Howard Wise | Apparatus for the visual aesthetic display of sound |
US3898532A (en) * | 1974-01-28 | 1975-08-05 | Sherwood Electronics Lab Inc | Protection circuit for transistorized audio power amplifier |
US4021613A (en) * | 1975-06-09 | 1977-05-03 | Clive Kennedy | Audio information modifying apparatus |
US4074204A (en) * | 1976-11-22 | 1978-02-14 | Van Alstine Audio Systems, Inc. | Equalizing amplifier |
US4168508A (en) * | 1977-12-01 | 1979-09-18 | Gilbert William C | Audio-to-video converter-modulator |
US4335276A (en) * | 1980-04-16 | 1982-06-15 | The University Of Virginia | Apparatus for non-invasive measurement and display nasalization in human speech |
US4935963A (en) * | 1986-01-24 | 1990-06-19 | Racal Data Communications Inc. | Method and apparatus for processing speech signals |
US5282024A (en) * | 1989-08-23 | 1994-01-25 | Canon Kabushiki Kaisha | White balance correction device |
JPH05183364A (ja) | 1992-01-08 | 1993-07-23 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | デジタル信号処理装置 |
JP3601074B2 (ja) | 1994-05-31 | 2004-12-15 | ソニー株式会社 | 信号処理方法及び信号処理装置 |
US5875448A (en) * | 1996-10-08 | 1999-02-23 | Boys; Donald R. | Data stream editing system including a hand-held voice-editing apparatus having a position-finding enunciator |
US5737432A (en) * | 1996-11-18 | 1998-04-07 | Aphex Systems, Ltd. | Split-band clipper |
US5890111A (en) * | 1996-12-24 | 1999-03-30 | Technology Research Association Of Medical Welfare Apparatus | Enhancement of esophageal speech by injection noise rejection |
WO1998042077A1 (fr) * | 1997-03-18 | 1998-09-24 | Nippon Columbia Co., Ltd. | Detecteur de distorsion, correcteur de distorsion, et procede de correction de distorsion pour signal audio numerique |
US6167133A (en) * | 1997-04-02 | 2000-12-26 | At&T Corporation | Echo detection, tracking, cancellation and noise fill in real time in a communication system |
US6801895B1 (en) * | 1998-12-07 | 2004-10-05 | At&T Corp. | Method and apparatus for segmenting a multi-media program based upon audio events |
JP2001083998A (ja) | 1999-09-08 | 2001-03-30 | Sony Corp | 音声信号処理装置及び音声信号処理方法 |
JP3878482B2 (ja) * | 1999-11-24 | 2007-02-07 | 富士通株式会社 | 音声検出装置および音声検出方法 |
US20030035549A1 (en) * | 1999-11-29 | 2003-02-20 | Bizjak Karl M. | Signal processing system and method |
US6889186B1 (en) * | 2000-06-01 | 2005-05-03 | Avaya Technology Corp. | Method and apparatus for improving the intelligibility of digitally compressed speech |
EP1195892B1 (en) * | 2000-10-06 | 2009-04-22 | Alcatel Lucent | Method and corresponding transmitter for predistorting a wideband radio signal to avoid clipping |
US6600323B2 (en) * | 2001-08-24 | 2003-07-29 | Trek, Inc. | Sensor for non-contacting electrostatic detector |
GB0121308D0 (en) * | 2001-09-03 | 2001-10-24 | Thomas Swan & Company Ltd | Optical processing |
SE0200787D0 (sv) * | 2002-03-15 | 2002-03-15 | Micronic Laser Systems Ab | Improved addressing method |
US6795223B2 (en) * | 2002-09-30 | 2004-09-21 | Olympus Corporation | Scanning optical system |
US20040162043A1 (en) * | 2003-02-14 | 2004-08-19 | Motorola, Inc. | System and method for compensating receiver gain using a mixed signal technique by implementing both automatic gain control (AGC) and bit-normalization |
JP4468656B2 (ja) * | 2003-05-27 | 2010-05-26 | 株式会社日立製作所 | 信号波形劣化補償器 |
GB2407012B (en) * | 2003-09-27 | 2008-04-23 | Motorola Inc | Speech communication unit and method of level adjustment therein |
US7249828B2 (en) * | 2004-03-17 | 2007-07-31 | Kodak Graphic Communications Canada Company | Method and apparatus for controlling charging of droplets |
JP2006048590A (ja) | 2004-08-09 | 2006-02-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 正規化処理装置及び正規化処理方法 |
US20090034407A1 (en) * | 2004-10-06 | 2009-02-05 | Lars Lindh | Receiver-site restoration of clipped signal peaks |
KR100705563B1 (ko) * | 2004-12-07 | 2007-04-10 | 삼성전자주식회사 | 입력 레벨 자동 조절을 위한 음성 인식 시스템 및 이를이용한 음성 인식 방법 |
US8572799B2 (en) * | 2006-05-19 | 2013-11-05 | Irobot Corporation | Removing debris from cleaning robots |
JP5371222B2 (ja) * | 2006-09-14 | 2013-12-18 | オプティスカン・ピーティーワイ・リミテッド | 光ファイバ走査装置 |
-
2008
- 2008-07-30 JP JP2008196639A patent/JP5239594B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2009
- 2009-05-21 US US12/470,233 patent/US8392199B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2009-05-26 EP EP09006997.2A patent/EP2150002B1/en not_active Not-in-force
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP2150002A2 (en) | 2010-02-03 |
EP2150002B1 (en) | 2016-02-10 |
US8392199B2 (en) | 2013-03-05 |
JP2010035001A (ja) | 2010-02-12 |
EP2150002A3 (en) | 2013-12-18 |
US20100030555A1 (en) | 2010-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5239594B2 (ja) | クリップ検出装置及び方法 | |
JP5036874B2 (ja) | エコー消去装置 | |
US9805709B2 (en) | Howling suppression method and device applied to an ANR earphone | |
KR101254876B1 (ko) | 노이즈 게이트, 수음 장치 및 노이즈 제거 방법 | |
US20100008519A1 (en) | Noise suppressing device, noise suppressing method and mobile phone | |
JP2010232862A (ja) | 音声処理装置、音声処理方法、及び、プログラム | |
JP2005236713A (ja) | ハウリング検出方法及び装置、並びにこれを備えた音響装置 | |
CN111885276B (zh) | 消除回声的方法及系统 | |
EP2661053A1 (en) | Voice control device, method of controlling voice, voice control program and mobile terminal device | |
US20150255084A1 (en) | Noise reduction device | |
US8452592B2 (en) | Signal separating apparatus and signal separating method | |
JP2016042613A (ja) | 目的音声区間検出装置、目的音声区間検出方法、目的音声区間検出プログラム、音声信号処理装置及びサーバ | |
JP2017153065A (ja) | 音声認識方法、音声認識装置及びプログラム | |
CN109417666B (zh) | 噪声去除装置、回声消除装置和异常音检测装置 | |
CN111479206B (zh) | 故障判定装置和声音输出装置 | |
EP3634014A1 (en) | Audio processing system | |
KR100799865B1 (ko) | Am 라디오 수신 회로 | |
JP6638248B2 (ja) | 音声判定装置、方法及びプログラム、並びに、音声信号処理装置 | |
JP2005157086A (ja) | 音声認識装置 | |
KR101559716B1 (ko) | 전력레벨 차이비율을 이용한 이격 듀얼 마이크 기반의 음성 활성도 검출 방법 및 음성활성도 검출 장치 | |
JP2010156742A (ja) | 信号処理装置および方法 | |
JP6541179B2 (ja) | 信号処理装置 | |
RU2832721C1 (ru) | Обнаружение одновременного разговора с использованием повышающей дискретизации | |
KR102012522B1 (ko) | 방향성 음향 신호 처리 장치 | |
JP2011030048A (ja) | 電磁ノイズ除去フィルタ及び電磁ノイズ除去方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20110418 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20121022 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20121030 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20121227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130318 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |