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JP5235976B2 - 映像再生方法、および映像再生装置 - Google Patents

映像再生方法、および映像再生装置 Download PDF

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Description

本発明は、映像再生方法、および映像再生装置に関する。
近年、民生用テレビの高性能化が進み、奥行きを持った3次元的な立体映像を提示することが可能な3次元テレビが普及してきている。従来の2次元の映像を表示するテレビとは異なり、3次元テレビが提示する映像は、前後方向に奥行きを持った立体的な映像となる。
立体的な映像を提示するための技術は種々存在し、そのような映像を提示するための表示パネルもまた、様々な方式が存在する。立体映像の提示の仕方によっては映像が幾重にも重なって見える、いわゆる「クロストーク」と呼ばれる現象が出現する場合があり、視聴者に不快感を与える原因となりうる。
本発明はこのような状況を鑑みてなされたものであり、その目的は3次元テレビにおいて発生しうるクロストークを低減させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は映像再生方法である。この方法は、再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルの種類を含む情報を取得し、取得した情報をもとに表示パネルの表示特性に適した映像の出力条件をデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記映像を表示する。
本発明の別の態様は映像再生装置である。この装置は、再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像であるか否かを確認する映像次元数確認部と、再生対象の映像が3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルの種類を含む情報を取得する表示パネル確認部と、前記表示パネル確認部が取得した情報をもとに表示パネルの表示特性に適した映像の出力条件をデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整する映像調整部とを含む。
前記映像再生装置は、前記映像の出力条件をひとつ以上、データベースから読み出して前記表示パネル上に選択可能に提示し、選択された出力条件で前記映像を表示する出力条件取得部をさらに含んでいてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、3次元テレビにおいて発生しうるクロストークを低減させる技術を提供することができる。
3次元空間における物体とその視差画像との関係を示す図である。 視差画像を利用したシャッター式の3次元映像表示システムの概観を示す図である。 シャッターメガネのシャッターのタイミングと、3次元テレビにおける視差画像の表示のタイミングとの関係を示す図である。 3次元液晶テレビの画像表示方式を説明する図である。 3次元液晶テレビの画像表示の別の方式を説明する図である。 マイクロポール方式の3次元テレビの表示原理を説明する図である。 実施の形態に係る3次元映像表示システムに用いられる機器の構成を模式的に示す図である。 実施の形態に係る3次元映像再生装置の機能構成を模式的に示す図である。 出力条件格納部のデータ構造を模式的に示す図である。 3次元液晶テレビの輝度値レンジの選択を促す表示例である。 3次元液晶テレビの階調設定の選択を促す表示例である。 マイクロポール方式の平滑化処理における強度の選択を促す表示例である。 実施の形態に係る映像再生装置における映像表示の処理手順を示すフローチャートである。 3次元液晶テレビの出力条件を決定する処理手順を示すフローチャートである。 実施の形態に係る3次元映像表示システムに用いられる機器の別の構成を模式的に示す図である。
[視差画像を用いた3次元映像]
図1は、3次元空間における物体とその視差画像との関係を示す図である。3次元空間において、オブジェクト200と総称されるオブジェクト200a、オブジェクト200b、およびオブジェクト200cの3つのオブジェクト200を、カメラ202と総称される、オブジェクト200に対して左側から撮像する左目用カメラ202aと、オブジェクト200に対して右側から撮像する右目用カメラ202bとで撮像する。図1においては、左目用カメラ202aで撮像されたオブジェクト200の映像および右目用カメラ202bで撮像されたオブジェクト200の映像は、それぞれ2次元用のモニタ204と総称されるモニタ204aおよびモニタ204bに表示されている。
左目用カメラ202aと右目用カメラ202bとは、異なる位置からオブジェクト200を撮像しているため、モニタ204aに写される映像とモニタ204bに写される映像とではオブジェクト200の向きが異なる映像となる。このように、3次元空間におけるオブジェクト200を異なる視点から見た場合の画像を「視差画像」という。人間の左右の目は6cm程度離れているため、左目から見える映像と右目から見える映像には視差が生じる。人間の脳は、左右の目で知覚した視差画像を利用して物体の奥行きを認識しているといわれている。そのため、左目で知覚される視差画像と右目で知覚される視差画像とをそれぞれの目に投影すると、人間は奥行きを持った立体映像として認識する。以下本明細書では、「立体映像」と「3次元映像」とを同じ意味で用いる。
視差画像を利用して、人間に奥行きを持った映像を見せるための3次元テレビには様々な方式があるが、そのひとつの例として、左目用の視差画像と右目用の視差画像とを交互に時分割で表示するシャッター式の3次元テレビについて説明する。図2は、視差画像を利用したシャッター式の3次元映像表示システム300の概観を示す図である。3次元映像表示システム300は、視差画像を投影する3次元テレビ206、視差画像を見るために利用するシャッターメガネ210、および3次元テレビ206とシャッターメガネ210との同期を取るメガネ駆動信号発信部208を含む。
3次元テレビ206は、左目用の視差画像と右目用の視差画像とを交互に時分割で提示する。メガネ駆動信号発信部208は、3次元テレビ206の視差画像の表示タイミングを赤外線の同期信号として発信する。シャッターメガネ210は、メガネ駆動信号発信部208部から送信された同期信号を受信するための受信部(図示せず)を備えており、受信した同期信号に応じて左右のレンズにシャッターをかける。シャッターは、例えば既知の液晶シャッターの技術を用いることで実現できる。
具体的には、3次元テレビ206が左目用の視差画像を表示する場合、シャッターメガネ210はメガネ駆動信号発信部208から右目のレンズのシャッターを閉じるべき旨の信号を受信する。シャッターメガネ210は、受信した信号をもとに右目のレンズのシャッターを閉じることで、右目に入る映像が遮蔽される。これにより、3次元テレビ206が左目用の視差画像を表示する場合、ユーザの左目にのみ左目用の視差画像が投影される。反対に、3次元テレビ206が右目用の視差画像を表示する場合、シャッターメガネ210が左目のレンズのシャッターを閉じることにより、ユーザの右目にのみ右目用の視差画像が投影される。
図3は、シャッターメガネ210のシャッターのタイミングと、3次元テレビ206における視差画像の表示のタイミングとの関係を示す図である。左目用視差画像212と総称する左目用視差画像212a、左目用視差画像212b、および左目用視差画像212cと、右目用視差画像214と総称する右目用視差画像214a、右目用視差画像214b、右目用視差画像214cとが、所定の間隔t(例えば1/120秒間隔)で交互に表示される。
左目用視差画像212aが表示されているとき、シャッターメガネ210の左目のシャッターは開いており、右目用のシャッターは閉じている。図3においては、シャッターメガネ210のシャッターが開状態の場合を「○」の記号、閉状態の場合を「×」の記号を用いて表現している。図3に示すように、3次元テレビ206の視差画像の表示とシャッターメガネ210のシャッターの開閉とを同期して、ユーザの左目には左目用視差画像212を、右目には右目用視差画像214を投影することにより、ユーザに奥行き感のある立体映像を提示することが可能となる。
[3次元テレビの表示方式]
3次元テレビ206の表示パネルとしては、プラズマを利用するPDP(Plasma Display Panel)方式や液晶を利用するLCD(Liquid Crystal Display)方式、LCDの一方式であるマイクロポール方式など様々な方式がある。
まず、LCD方式の動作原理を述べる。LCD方式は、電圧がかかるとその向きを変える液晶と呼ばれる分子を利用して実現される。LCD方式は、液晶分子にかける電圧を変えることで液晶分子の方向を制御し、バックライト光の透過量を制御して画像を表示する。LCD方式の表示パネルの表裏に貼る偏光シートの偏光の方向によって、液晶分子に電圧をかけないときにバックライト光が透過する「ノーマリーホワイト」と呼ばれる方式と、バックライト光が遮蔽される「ノーマリーブラック」と呼ばれる方式が存在する。
LCD方式の表示パネルにおいては、1ラインずつ走査をしながら映像の表示を更新することが一般的である。例えば、表示パネル2の1番上のラインから更新を開始して、表示パネルの1番下のラインに至るまで垂直方向に走査しながら画素の状態を更新する。このため、左右の視差画像を1枚ずつ交互に更新する場合、更新の途中で左右の視差画像が混合することになる。また、液晶の応答には時間を要するため、画素を更新すべき信号を受信してから実際に画素が更新するまでには時間差が生じる。
シャッターメガネ210において、左目のシャッターを開く時に、左右の視差画像が混合していると、ユーザは正しく左目用の画像を左目で見ることができなくなる。右目についても同様である。このため、LCD方式の表示パネルにおいては、左右の視差画像を2枚ずつ表示する「2度書き」が行われたり、左右の視差画像の間に全面黒などの単一色のフレームを表示する「黒挿入」が行われたりする。
図4は、3次元液晶テレビの画像表示方式を説明する図である。図4は上述の「2度書き」を示す。以下図において表示すべき視差画像を符号258で総称する。左目用の視差画像をL(Leftの頭文字)で表し、右目用の視差画像をR(Rightの頭文字)で表す。また、表示パネルに実際に表示されている視差画像を、符号262で総称する。以下、図において、左目用の視差画像を斜めのハッチングで示し、右目用の視差画像を縦のハッチングで示す。
左目用視差画像258aは表示パネル上に2度描画される。図4において、L1aは左目用視差画像258aの1度目の描画を表し、L1bは2度目の描画を表す。同様にR1aは右目用視差画像258bの1度目の描画を表し、R1bは2度目の描画を表す。以下L2a、L2b、R2a、R2bにおいても同様である。
前述したように、画像の更新は1ラインずつ走査をしながら行われるため、R1aを描画し始めた時点ではまだL1bの画像が表示パネルに残っている。画像262bは、その時の表示パネルの表示画像を示す。また、前述したように、液晶の応答には時間を要するため、画素を更新すべき信号を受信してから実際に画素が更新するまでには時間差が生じる。このため、R1aの描画信号を全て受信した時点においても表示パネルはR1を完全に表示し終えてはいない。画像262cは、その時の表示パネルの表示画像を示す。
画像262dに示すように、R1bを途中まで描画すると液晶の応答時間が経過するため、画像262cにおいて描画し終えていなかった画像下部の描画が終了し、表示パネルにR1が全て表示される。そこで、シャッターメガネ210は、表示パネルにR1が全て表示される間、左目のシャッターを閉じて右目のシャッターを開ける。図4においては、符号260dで示す期間である。同様の理由で符号260aおよび符号260cで示す期間、右目のシャッターを閉じて左目のシャッターを開ける。また符号260bで示す期間、左目のシャッターを閉じて右目のシャッターを開ける。符号260で示す期間以外の期間は、シャッターメガネ210は両目のシャッターを閉じる。
以上のように「2度書き」の方式は、左右の視差画像を2枚ずつ表示することで表示パネルに左右いずれかの視差画像全体を表示する期間を設け、その期間とシャッターメガネ210の開閉のタイミングを同期することにより、人間の目に適切な視差画像を投影する。
図5は、3次元液晶テレビの画像表示の別の方式を説明する図である。図5は上述の「黒挿入」を示す。前述したように、LCD方式の表示パネルにおいては走査をしながら描画すること、および液晶の応答時間により、視差画像258の更新中にひとつ前の視差画像258が混じる。そこで、左目用視差画像258aと右目用の視差画像258bとの間に黒い画像を挿入する。視差画像258と黒い画像とが混じることになるが、両者が混じったとしても視差画像258の全体の輝度が下がる程度であり、視差画像としての構造は保たれる。
図4に示す「2度書き」の方式および図5に示す「黒挿入」の方式のいずれの方式も、左右の視差画像を表示するためにはそれぞれ2回ずつ表示パネルを駆動する必要がある。このため、例えばフレームレートがn[Hz]の立体映像を表示するためには、下式で示すように4倍のフレームレートで表示パネルを駆動する必要がある。
n[Hz]×2(2度書きまたは黒挿入)×2(左右の視差画像)=4n[Hz]。
次に、マイクロポール方式の動作原理を述べる。マイクロポール方式は液晶を利用した方式の一種であるが、図4および図5に示す方式とは異なる動作原理によって立体映像を提示する。
図6は、マイクロポール方式の3次元テレビの表示原理を説明する図である。マイクロポール方式においては、液晶パネル402の表面に偏光シート404を設置する。偏光シート404は、偏光板の上方から数えて奇数行目のラインと偶数行目のラインとで偏光の向きが変わるように偏光シート404が貼付される。マイクロポール方式用のメガネ406は偏光メガネである。マイクロポール方式用のメガネ406の左目用のレンズは、液晶パネルの奇数行目ラインを通過した光が見える向きとし、マイクロポール方式用のメガネ406の右目用のレンズは、液晶パネルの偶数行目ラインを通過した光が見える向きとする。
液晶パネル402の奇数行目のラインに左目用の視差画像を表示し、偶数行目のラインに右目用の視差画像を表示する。ユーザがマイクロポール方式用のメガネ406を装着して液晶パネル402を観察すると、ユーザの左目には左目用の視差画像が投影され、右目には右目用の視差画像が投影される。これにより、ユーザは立体映像を観察することができる。マイクロポール方式は、左右の視差画像を時分割で提示するのではなく、液晶パネルのラインに交互に描画することによって同時に提示する方式である。
マイクロポール方式では、ユーザの目に投影される左目用の視差画像および右目用の視差画像は、一行飛ばしの画像となる。このため、例えば水平に近い線は分断され、階段状のぎざぎざの線(いわゆるジャギー)となるという性質がある。
最後に、PDP方式の動作原理を簡単に述べる。PDP方式は、放電により発生した紫外光に、赤、青、緑の蛍光体層を励起させて光らせる平面型表示方式の一種である。PDP方式は、画像の表示の明るさや画像の階調を放電の回数で制御する。例えば、ある画素について放電が一度も行われなければ黒となり、放電の回数が多くなればなるほど明るさが増す。このようなことができるのは、PDP方式が放電を利用しているためパネルを構成する画素が光る、または画素が消える、といった動作にかかる応答時間が非常に短く、数マイクロ秒程度であるからである。
[LCD方式におけるクロストーク]
LCD方式の表示パネルで立体映像を表示する際に発生しやすい「クロストーク」と呼ばれる現象について述べる。クロストークとは、立体映像を観察中に、例えば左目用の視差画像の一部が右目に提示されたり、あるいは右目用の視差画像が左目に提示されたりすることにより、映像が幾重にも重なって観察される現象をいう。PDP方式においても、シャッターメガネ210の遮蔽のタイミングと画像表示のタイミングとがずれる場合にはクロストークが発生するが、以下ではLCD方式の動作原理に特有のクロストークの発生原因について述べる。
前述したように、LCD方式においては液晶分子にかける電圧を変えることで液晶分子の方向を制御し、バックライト光の透過量を制御する。この液晶分子は比較的大きなものであり、液晶分子を動かすためには時間を要する。このため、液晶分子に所定の電圧をかけてから液晶分子が所望の向きに移動するまでにかかる応答時間は4〜10ミリ秒程度であるといわれている。
液晶にかける電圧を高めることで応答速度を向上させる「オーバードライブ」という工夫もあるが、液晶分子に電圧がかかった状態の向きから電圧がオフである状態の向きに戻す際にはオーバードライブを利用することはできず、LCD方式において応答速度の向上は困難な問題である。
図4および図5で説明したように、LCD方式においては、左目用の視差画像と右目用の視差画像とを時分割で交互に表示する。例えば黒挿入方式の場合、2画像に1画像の割合で比較的低輝度の単色画像が挿入される。このため、視差画像が高輝度領域を含む場合には、画像の切り替えに液晶分子の応答が追いつかず、本来表示されるべきでない画像が漏れ込むことがあり得る。
また、表示パネルの方式がノーマリーブラックのときで、かつ表示方式が黒挿入の場合も、上記と同様の理由で視差画像の高輝度領域においてクロストークが発生しやすい。これに対し、表示パネルの方式がノーマリーブラックのときで、かつ表示方式が2度書きの場合、視差画像の低輝度領域においてクロストークが発生しやすくなる。ノーマリーブラック方式では液晶分子に電圧が最もかかっていないときに最もバックライト光を遮蔽するので、バックライト光を遮蔽した状態とするためにはオーバードライブ等の技術を利用できず、長めの応答時間を要するからである。以上のように、LCD方式においては、パネルの種類や表示方式によってクロストークの発生しやすい輝度値の傾向が異なる。
[3次元映像再生装置]
図7は、実施の形態に係る3次元映像表示システム300に用いられる機器の構成を模式的に示す図である。3次元映像表示システム300に用いられる機器には、映像再生装置100と3次元テレビ206とが含まれる。映像再生装置100は後述するHDMI送信部286(HDMI Tx)を含み、3次元テレビ206のHDMI受信部218(HDMI Rx)とHDMIケーブル268を介して通信する。
図8は、実施の形態に係る映像再生装置100の機能構成を模式的に示す図である。映像再生装置100は、受信部10、映像再生部12、映像調整部14、映像出力部16、出力条件格納部18、出力条件取得部20、および出力条件初期化部22を含む。
受信部10は、映像再生装置100に対するユーザからの指示を受信する。映像再生部12は、Blu−ray Disc(商標)等に格納された映像を再生する。
出力条件初期化部22は、映像再生部12が再生する映像の種類および3次元テレビ206から取得するEDID(Extended Display Identification Data)をもとに、映像の出力条件を初期化する。ここで「映像の出力条件」とは、クロストークの発生を抑制するために設定する、映像の取るべき輝度値および色彩の範囲の条件をいう。映像の出力条件には、映像の取るべき輝度値および色彩の範囲を、後述する「標準の設定」とするかどうかの条件も含まれる。このため、出力条件初期化部22は映像次元数確認部32と表示パネル確認部34とを含む。
映像次元数確認部32は、映像再生部12で再生されている映像が、一般的な2次元の映像か、あるいは左目用および右目用の視差画像を含む立体映像かを確認する。表示パネル確認部34は、映像次元数確認部32の確認結果を取得する。本実施の形態に係る3次元テレビ206が所持するEDIDにはパネルの種類・表示方式の情報が含まれており、表示パネル確認部34は、映像再生部12で再生されている映像が立体映像である場合、3次元テレビ206からEDIDを取得し、表示パネルの種類および表示方式を確認して取得する。
出力条件取得部20は、表示パネル確認部34が取得した情報をもとに、表示パネルの表示特性に適した映像の出力条件をひとつ以上、後述する出力条件格納部18から読み出す。出力条件取得部20はさらに、出力条件格納部18から読み出した出力条件を、映像出力部16を介して3次元テレビ206の表示パネル上に選択可能に提示し、ユーザからの選択を取得する。これは例えばOSD(On Screen Display)等の表示技術を用いて実現できる。
出力条件格納部18は、表示パネルの種類やその表示方式と映像の出力条件とが対応づけられたデータベースを含む。図9は、出力条件格納部18のデータ構造を模式的に示す図である。出力条件格納部18のデータ構造は、まず表示デバイスが液晶か、プラズマ等その他のデバイスかで分かれる。前述したように、PDP方式は原理的に表示の応答速度が速いためクロストークが発生しにくい。そこで、表示デバイスがプラズマ等のデバイスの場合には輝度レンジが広く階調のγ値も標準的な値である2.2が格納されている。また、OSDの表示に使用される文字の色も白色(赤、緑、青それぞれの発光強度を表すR、G、Bの値が最大値である255)であり、その時の背景は黒色となる。以上のプラズマ等のデバイス用の出力条件が標準の設定である。
出力条件格納部18のデータ構造は、表示パネルが液晶表示パネルである場合、さらにそのデバイスの特性によってノーマリーブラック、ノーマリーホワイト、マイクロポールの3つに分かれる。マイクロポール方式の場合視差画像を時分割で提示しないため、原理的にクロストークは発生しにくい。そのため、プラズマ等のデバイスの場合と同様に標準的な出力条件が格納されている。ただし、前述したようにマイクロポール方式は水平方向にジャギーが出現しやすいため、その対策として映像の垂直方向に対して平滑化処理をかけるべき旨が出力条件として格納されている。
表示パネルがノーマリーブラックであって表示方式が2度書き方式の場合、視差画像の低輝度領域においてクロストークが発生しやすい。そこで、プラズマ等のデバイスの場合に設定されている標準の階調設定よりも高輝度側の範囲に出力条件が設定されている。これに対し、表示パネルがノーマリーホワイトの場合、または表示パネルがノーマリーブラックであって表示方式が黒挿入方式の場合、視差画像の高輝度領域においてクロストークが発生しやすい。そこで、プラズマ等のデバイスの場合に設定されている標準の階調設定よりも低輝度側の範囲に出力条件が設定されている。
なお、表示パネルがノーマリーブラックの場合であって挿入される画像が輝度を持つ場合、すなわち挿入される画像を構成する赤、青、緑の各画素の値が0でない場合もありうる。このような場合、挿入される画像の輝度値を中心に階調が圧縮されるように、出力条件を設定してもよい。挿入される画像の輝度値は低いため、この場合においてもプラズマ等のデバイスの場合に設定されている標準の階調設定よりも低輝度側の範囲に出力条件が設定される。
図10は、3次元液晶テレビ206の輝度値レンジの選択を促す表示例である。OSDの技術を用いて3次元液晶テレビ206の表示パネルに表示されており、ユーザは好みに応じて輝度値レンジを選択することができる。図示はしないが、出力条件取得部20が出力条件格納部18から取得した出力条件に対応する選択肢は、例えば色を変えて表示する等により、強調して表示するようにしてもよい。ユーザは表示パネルの表示特性に適した映像の出力条件を選択しやすい点で有利である。
図11は、3次元液晶テレビ206の階調設定の選択を促す表示例である。図10に示す輝度値レンジの選択の場合と同様にOSDの技術を用いて3次元液晶テレビ206の表示パネルに表示されており、ユーザは好みに応じて階調設定を選択することができる。また、図12は、マイクロポール方式の平滑化処理における強度の選択を促す表示例である。ユーザは平滑化処理の強度を好みに応じて選択することができる。
表示デバイスの階調特性を変更すると、画像の色彩やコントラストにも影響を及ぼす。ユーザによっては、クロストークが発生するとしても画像の色彩やコントラストを保持して視聴することを望む場合もある。また、クロストークの出やすさは表示する映像のジャンルによっても異なる。例えば、ゲームのようなCG(コンピュータグラフィックス)の映像の方が、映像の輪郭・色・明るさのコントラストがはっきりするため、クロストークが問題になりやすいと言われている。図10から図12に示すように、画像の出力条件をユーザに選択可能に提示することによって、色相や階調とクロストークの抑制量とのバランスを取りうる点で有利である。
図8に戻り、映像調整部14は、出力条件取得部20から取得したユーザの選択をもとに映像再生部12が再生した映像を調整する。このため映像調整部14は、輝度階調調整部24、平滑化部26、色彩調整部28、および調整制御部30を含む。
調整制御部30は、出力条件取得部20からユーザの選択を取得する。輝度階調調整部24は、調整制御部30からの指示をもとに映像再生部12が再生した映像の全体的な輝度や階調を調整する。具体的には、映像再生部12が再生した映像の輝度値が所定の輝度値の範囲内となるように輝度値の上限値および下限値を設定したり、オフセットと階調のγ値とを設定したりする。輝度階調調整部24は、映像再生部12が再生した映像を構成する赤、緑、青の各画素の輝度レンジを圧縮することで、輝度レンジを圧縮する。
平滑化部26は、調整制御部30からの指示をもとに輝度階調調整部24が出力した映像の垂直方向に平滑化処理を施す。これにより、マイクロポール方式に発生しやすい水平方向のジャギーを抑制することができる。色彩調整部28は、調整制御部30からの指示をもとに平滑化部26が出力した映像に重畳される字幕やOSDの色を調整する。これにより、クロストークの発生しにくい色でOSDや字幕を表示することによりクロストークを抑制することが可能となる。映像出力部16は、映像調整部14が調整した映像を3次元テレビ206に出力する。
色彩調整部28が調整する字幕やOSDとしては、図10や図11、図12に示すメニュー表示の他に、以下のものが考えられる。すなわち、通常の2次元映像におけるクローズドキャプション(Closed Caption)やARIB(Association of Radio Industries and Businesses)の文字データ、Blu-ray Disc(商標)の3次元コンテンツに収録されている字幕やメニュー等、およびBD−J(Blu-ray Disc Java(Javaは登録商標))である。
このうち、Blu-ray Disc(商標)規格には、3次元コンテンツ用にいくつかの方法で字幕やOSDを描画する手法が定められている。まずカラーパレットとランレングス圧縮されたビットマップからなる字幕(Presentation Graphics)およびメニュー(Interactive Graphics)の場合、カラーパレットとランレングス圧縮によって圧縮されたイメージデータがディスク内に収録されている。この場合、色彩調整部28は、カラーパレットの色のレンジを圧縮したり、複数個のカラーパレットのデータを保持できるようにして、調整制御部30から取得した3次元テレビ206の種類に応じて、どのパレットを使用するのかを選択したりする。
また、色指定のある文字列である字幕(Text Subtitle)の場合、表示する文字列と文字色の出力条件がディスクに収録されている。色彩調整部28は、調整制御部30から取得した3次元テレビ206の種類に応じて文字色を補正してから出力する。
BD−Jのプログラムで、直接テキストやメニューを描画する場合、BD−Jのプログラムが色彩調整部28から3次元テレビ206の種類を取得して文字色を補正する。あるいは、色彩調整部28が3次元テレビ206の種類に応じて文字色の出力条件を取得し、その出力条件をもとにBD−Jのプログラムが文字色を補正するようにしてもよい。なお、BD−Jのプログラムは映像再生装置の持つCPU(図示せず)が実行する。
図8は、実施の形態に係る映像再生装置100を実現するための機能構成を示しており、その他の構成は省略している。図8において、さまざまな処理を行う機能ブロックとして記載される各要素は、ハードウェア的には、CPU、メインメモリ、その他のLSIで構成することができ、ソフトウェア的には、メインメモリにロードされたプログラムなどによって実現される。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは当業者には理解されるところであり、いずれかに限定されるものではない。
図13は、実施の形態に係る映像再生装置100における映像表示の処理手順を示すフローチャートである。以下フローチャートにおいては、各部の処理手順を、ステップを意味するS(Stepの頭文字)と数字との組み合わせによって表示する。また、Sと数字との組み合わせによって表示した処理で何らかの判断処理が実行され、その判断結果が肯定的であった場合は、Y(Yesの頭文字)を付加して、例えば(S12のY)と表示し、逆にその判断結果が否定的であった場合は、N(Noの頭文字)を付加して、例えば(S12のN)と表示する。本フローチャートにおける処理は、映像再生部12が立体映像を再生したときに開始する。
映像次元数確認部32は、映像再生部12で再生されている映像が、一般的な2次元の映像か、あるいは左目用および右目用の視差画像を含む立体映像かを確認する(S10)。映像再生部12で再生されている映像が立体映像の場合(S12のY)、表示パネル確認部34は、3次元テレビ206からEDIDを取得し、表示パネルの種類および表示方式を確認して取得する(S14)。ステップS16において表示パネルの種類が液晶の場合、出力条件取得部20は、出力条件格納部18から液晶用の出力条件を取得する(S18)。ステップS16において表示パネルの種類がマイクロポール方式の場合、出力条件取得部20は、出力条件格納部18からマイクロポール用の出力条件を取得する(S20)。
出力条件取得部20は、出力条件格納部18から読み出した出力条件を、映像出力部16を介して3次元テレビ206の表示パネル上に選択可能に提示する(S22)。出力条件取得部20は次いで、ユーザからの選択を取得する(S24)。映像調整部14は、出力条件取得部20が取得した出力条件で立体映像を調整する(S26)。映像調整部14が立体映像を調整するか、あるいは映像再生部12で再生されている映像が立体映像でない場合(S12のN)またはステップS16において表示パネルの種類がPDP方式等のその他の場合、本フローチャートにおける処理は終了する。
図14は、3次元液晶テレビ206の出力条件を決定する処理手順を示すフローチャートであり、図13におけるステップS18を詳細に説明する図である。
出力条件取得部20は、表示パネル確認部34から取得した情報をもとに電圧がオフのときのパネルの発光状態を確認する(S28)。ステップS30において発光状態がノーマリーブラックの場合、出力条件取得部20はさらに、表示パネル確認部34から取得した情報をもとに立体映像の表示方式を確認する(S32)。ステップS34において表示方式が2度書きの場合、出力条件取得部20は、出力条件格納部18から高輝度領域を使用する場合の出力条件を読み出して取得する(S36)。
ステップS30においてパネルの発光状態がノーマリーホワイトの場合、あるいはステップS34において立体映像の表示方式が黒挿入の場合、出力条件取得部20は、出力条件格納部18から低輝度領域を使用する場合の出力条件を読み出して取得する(S38)。
以上説明したように、実施の形態によれば、ユーザの利用するテレビに適した出力条件で立体映像を提示することにより、立体映像におけるクロストークの発生を抑制することが可能となる。また、クロストークの発生を抑制するための設定値を選択可能にユーザに提示しすることで、ユーザの好みに応じた映像変換を実現することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
[実施の形態の変形例]
図15は、実施の形態に係る3次元映像表示システム300に用いられる機器の別の構成を模式的に示す図である。本例における3次元映像表示システム300に用いられる機器には、映像再生装置100、アンプ196、および3次元テレビ206が含まれる。映像再生装置100はHDMI送信部286(HDMI Tx)を含み、HDMIケーブル268aを介してアンプ196と通信する。また3次元テレビ206もHDMIケーブル268bを介してアンプ196と通信する。このため、アンプ196はHDMI受信部168とHDMI送信部182とを含む。
図7に示す例では、映像再生装置100から出力された映像や音声等の信号は、3次元テレビ206に直接入力されたが、本例では映像再生装置100から出力された映像や音声等の信号は、3次元テレビ206に入力される前にアンプ196において信号処理される。映像再生装置100や3次元テレビ206内で処理するよりも、より高度な音声信号処理を実行することができる点で効果がある。
上記の説明では、映像再生装置100やアンプ196において輝度調整等の映像調整を行う場合について説明したが、3次元テレビ206が同様の映像調整を実行できる場合には、映像再生装置100やアンプ196は映像調整をせずに映像を3次元テレビ206に送信するようにしてもよい。表示パネル確認部34が3次元テレビ206からEDIDを取得して内容を解析する。その結果映像信号処理が不要である旨のフラグが設定されている場合、映像再生装置100やアンプ196は映像信号処理を実行しないことで実現できる。3次元テレビ206が自ら映像の調整をすることになるため、3次元テレビ206により適した映像調整を実行でき、より良い画質で映像を視聴し得る点で有利である。
あるいは、3次元テレビ206から取得するEDIDに映像調整が不要である旨のフラグが設定されている場合には、その旨をユーザに提示して、映像再生装置100やアンプ196、3次元テレビ206のいずれかあるいは複数の装置で映像調整を行うかを選択できるようにしてもよい。
ユーザがアンプ196において映像信号処理をすることを選択した場合には、3次元テレビ206からアンプ196に入力される制御信号には、3次元テレビ206において映像信号処理をすべき旨のフラグが立っていることも考えられる。そのような場合、アンプ196は、アンプ196に入力された制御信号から3次元テレビ206において映像信号処理をすべき旨のフラグを落とすようにしてもよい。
本実施の形態は、3次元テレビ206に出力すべき立体映像の輝度値レンジを3次元テレビ206の特性に合わせて圧縮した後、必要に応じて平滑化処理を施す。得られた立体映像に対し、3次元テレビ206の特性に合わせて表示の色を調整された字幕やOSD等を重畳する。このため、3次元テレビ206において立体映像に重畳する字幕やOSDに対して各種処理を施す場合には、映像再生装置100やアンプ196は、立体映像に字幕やOSD等を重畳しない方が好ましい。3次元テレビ206において立体映像に重畳された字幕やOSD等を分離するのは困難となる場合があるからである。
上記の説明では、立体映像の調整について主に説明したが、従来の2次元の映像に適用しても良い。この場合、出力条件格納部18に2次元映像用の出力条件を格納することで実現できる。立体映像のみならず、従来の2次元映像に関しても表示パネルの特性に適した映像の出力条件で映像を提示できるようになる点で有利である。
10 受信部、 12 映像再生部、 14 映像調整部、 16 映像出力部、 18 出力条件格納部、 20 出力条件取得部、 22 出力条件初期化部、 24 輝度階調調整部、 26 平滑化部、 28 色彩調整部、 30 調整制御部、 32 映像次元数確認部、 34 表示パネル確認部、 100 映像再生装置、 196 アンプ、 206 3次元テレビ、 208 メガネ駆動信号発信部、 210 シャッターメガネ、 300 3次元映像表示システム。

Claims (8)

  1. 再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルのパネル方式の種類を含む情報を取得し
    取得したパネル方式の種類がフレームシーケンシャル方式で3次元映像を表示する液晶表示パネルである場合、当該液晶表示パネルにかかる電圧がオフのときの液晶表示パネルの発光状態を確認し、電圧がオフのとき黒色発光となるノーマリーブラック方式の場合、当該液晶パネルの表示方式を確認し、
    当該液晶パネルの表示方式が同一の映像を2度表示する2度書き方式の場合、前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも高輝度側に設定された階調の範囲内で前記3次元映像を表示することをデータベースから読み出して出力条件として前記表示パネル上に選択可能に提示し、
    当該液晶パネルの表示方式が画像と画像との間に単一色の画像を挿入する黒挿入方式の場合、当該単一色の画像の平均輝度値を中心として前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも狭い階調の範囲内で前記3次元映像を表示することをデータベースから読み出して出力条件として前記表示パネル上に選択可能に提示することを特徴とする映像再生方法。
  2. 前記表示パネルがフレームシーケンシャル方式で3次元映像を表示する液晶表示パネルである場合、当該液晶表示パネルにかかる電圧がオフのときの液晶表示パネルの発光状態を確認し、電圧がオフのとき白色発光となるノーマリーホワイト方式の場合、前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも低輝度側に設定された階調の範囲内で前記3次元映像を表示することを前記出力条件として前記表示パネル上に選択可能に提示することを特徴とする請求項に記載の映像再生方法。
  3. 再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルのパネル方式の種類を含む情報を取得し、
    取得したパネル方式の種類がマイクロポール方式の表示パネルの場合、前記3次元映像に対して垂直方向に施す平滑化処理の強度をデータベースから読み出して、出力条件として前記表示パネル上に選択可能に提示することを特徴とする映像再生方法。
  4. 取得した表示パネルのパネル方式の種類を含む情報をもとに、当該表示パネルの表示特性に適したOSD(On Screen Display)表示および字幕の色をデータベースから読み出して、当該情報を前記出力条件として前記表示パネル上に選択可能に提示することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の映像再生方法。
  5. 再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像であるか否かを確認する映像次元数確認部と、
    再生対象の映像が3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルのパネル方式の種類を含む情報を取得する表示パネル確認部と、
    前記表示パネル確認部が取得した表示パネルのパネル方式の種類フレームシーケンシャル方式で3次元映像を表示する液晶表示パネルである場合、当該液晶表示パネルにかかる電圧がオフのときの液晶表示パネルの発光状態を確認し、電圧がオフのとき黒色発光となるノーマリーブラック方式の場合、当該液晶パネルの表示方式を確認し、
    当該液晶パネルの表示方式が同一の映像を2度表示する2度書き方式の場合、前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも高輝度側に設定された階調の範囲内で前記3次元映像を表示することをデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整し、
    当該液晶パネルの表示方式が画像と画像との間に単一色の画像を挿入する黒挿入方式の場合、当該単一色の画像の平均輝度値を中心として前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも狭い階調の範囲内で前記3次元映像を表示することをデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整する映像調整部とを含むことを特徴とする映像再生装置。
  6. 再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像であるか否かを確認する映像次元数確認部と、
    再生対象の映像が3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルのパネル方式の種類を含む情報を取得する機能と、
    取得した表示パネルのパネル方式の種類がフレームシーケンシャル方式で3次元映像を表示する液晶表示パネルである場合、当該液晶表示パネルにかかる電圧がオフのときの液晶表示パネルの発光状態を確認し、電圧がオフのとき黒色発光となるノーマリーブラック方式の場合、当該液晶パネルの表示方式を確認する機能と、
    当該液晶パネルの表示方式が同一の映像を2度表示する2度書き方式の場合、前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも高輝度側に設定された階調の範囲内で前記3次元映像を表示することをデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整する機能と、
    当該液晶パネルの表示方式が画像と画像との間に単一色の画像を挿入する黒挿入方式の場合、当該単一色の画像の平均輝度値を中心として前記液晶表示パネルの標準の階調設定よりも狭い階調の範囲内で前記3次元映像を表示することをデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整する機能とをコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
  7. 再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像であるか否かを確認する映像次元数確認部と、
    再生対象の映像が3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルのパネル方式の種類を含む情報を取得する表示パネル確認部と、
    前記表示パネル確認部が取得したパネル方式の種類がマイクロポール方式の表示パネルの場合、前記3次元映像に対して垂直方向に施す平滑化処理の強度をデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整する映像調整部とを含むことを特徴とする映像再生装置。
  8. 再生対象の映像が3次元空間のオブジェクトを異なる視点から見た場合の第1の視差画像と第2の視差画像とを含む3次元映像であるか否かを確認する機能と、
    再生対象の映像が3次元映像である場合、当該映像を表示するための表示装置からその表示パネルのパネル方式の種類を含む情報を取得する機能と、
    取得したパネル方式の種類がマイクロポール方式の表示パネルの場合、前記3次元映像に対して垂直方向に施す平滑化処理の強度をデータベースから読み出し、読み出した出力条件で前記3次元映像を調整する機能とをコンピュータに実現させることを特徴とするプログラム。
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