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JP5227263B2 - 能動騒音低減装置及びシステム - Google Patents

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JP5227263B2 JP2009132139A JP2009132139A JP5227263B2 JP 5227263 B2 JP5227263 B2 JP 5227263B2 JP 2009132139 A JP2009132139 A JP 2009132139A JP 2009132139 A JP2009132139 A JP 2009132139A JP 5227263 B2 JP5227263 B2 JP 5227263B2
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Description

本発明は、能動的に振動を制御することで騒音を低減し、優れた遮音効果を実現する能動騒音低減装置、及び能動騒音低減装置を利用したシステムに関する。
従来、広い周波数帯域にわたって遮音性能を確保するための技術として、特許文献1に記載の技術がある。図25は、特許文献1に記載された技術を説明するための図である。図25において、複合遮音材51は、表面板52の裏面に損失係数の大きな(0.2以上の)制振材53を積層して形成されている。この複合遮音材51を壁の表面に配置することで、遮音壁を形成している。
また、能動的に騒音制御を行う従来の技術として、特許文献2に記載の技術がある。図26は、特許文献2に記載された技術を説明するための図である。図26において、換算回路65は、複数の振動センサ63で得られた電気信号を、遮音壁61より放射される音響放射パワーに換算する。制御回路66は、騒音検出センサ64の出力と換算回路65の換算出力とから、換算回路65の出力信号を小さくする制御信号を生成してアクチュエータ62に出力する。この構成によれば、振動センサ63で検知された振動をアクチュエータ62で振動を抑制するので、騒音を低減することができる。
また、圧電材料を加振器として用いてパネルの振動の能動的制御する従来の技術として、特許文献3に記載の技術がある。図27は、特許文献3に記載された技術を説明するための図である。図27において、騒音源nから入射する騒音によって励起された第1及び第2のパネル71及び72の振動は、第1及び第2の振動検出センサ75及び76でそれぞれ検出される。制御器74は、第1及び第2の振動検出センサ75及び76からの入力信号に基づき、第2のパネル72の振動を抑制する信号を出力し、第1及び第2のパネル71及び72を介して圧電素子73に印加する。この構成によれば、圧電素子73が印加電圧に応じて振動して第2のパネル72の振動を抑制するので、騒音を低減することができる。
さらに、圧電材料を加振器として用いてパネルの振動の能動的制御する従来の技術として、特許文献4に記載の技術がある。図28は、特許文献3に記載された技術を説明するための図である。図28において、検出器81は、パネル84に発生している加速度を検出する。制御部83は、検出器81の検出信号に基づいて、パネル84の騒音信号を抑制するための制御信号を生成し、加振器82に出力する。パネル84に貼り付けられた加振器82は、制御部83からの制御信号に従ってパネル84にその歪みを伝達する。この構成によれば、加振器82に制御信号を入力したときの初期変位の方向と定常変位の方向とが一致するパネル84上の領域に検出部81を配置しているため、高い利得をかけたフィードバック制御を適用しても制御系が安定化し、広い周波数帯域にわたって振動抑制効果を得ることができる。
特開平5−86658号公報 特開平6−149271号公報 特開平6−12081号公報 特開2006−215993号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、広い周波数帯域の騒音に対して優れた遮音特性を確保するためには、重量の大きい材料を制振材として用いて大きな損失係数を確保しなければならないという問題がある。
また、上記特許文献2に記載の技術では、アクチュエータ62による点加振を行っているため、振動周波数が高くなれば制振できる領域がアクチュエータ62直下近傍に限られてしまう。従って、広い周波数帯域の騒音に対して制振を行うには多数の振動検出センサ及びアクチュエータが必要になり、それに伴い制御回路の規模が大きくなるという問題がある。
また、上記特許文献3及び4に記載の技術では、検出器を設置したパネルの振動を加振器によって低減するため、制御する騒音の周波数によって、パネルのサイズを調整しなければならないという問題がある。
それ故に、本発明の目的は、加振器の配置を調整することで、装置の規模を大きくすることなく、広い周波数帯域にわたって、優れた遮音効果を発揮することができる能動騒音低減装置及びシステムを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は、騒音源から放射される騒音によって生じるパネルの騒音振動を抑制させる能動騒音低減装置に向けられている。そして、上記目的を達成するために、本発明の能動騒音低減装置は、パネルに固着され、騒音振動と振動方向が逆の制御振動を制御信号に従ってパネルに励起させる平板状の加振器と、パネルの騒音振動によって生じる伝搬音又はパネルの振動の一方を検出する検出器と、検出器で検出された結果に基づいて、パネルの騒音振動を抑制するための制御振動を加振器に生じさせる制御信号を生成する制御部とを備えている。加振器は、騒音振動によるパネルの曲げモーメント力分布の符号が変化する位置に、加振器の各端部を一致させて設置されている。
加振器は複数であってもよく、この場合には、騒音を形成する複数の騒音周波数のいずれかに基づいた騒音振動によるパネルの曲げモーメント力分布の符号が変化する位置に、複数の加振器それぞれの各端部を一致させてパネルに積層して設置される。
加振器は、騒音振動によるパネルの曲げモーメント力分布の符号が変化する位置のうちパネル上の最も外周側にある位置に、加振器の各端部を一致させて設置されることが好ましい。また、検出器は、騒音源から放射される騒音又は騒音源の振動の一方をさらに検出してもよい。典型的な加振器は、入力される制御信号に応じて力学的変化を行う圧電材料である。
この能動騒音低減装置は、外周部がフレームによって固定された平板状のパネルと共に1組のモジュール化することが可能であり、このモジュールを二次元的に複数配置すれば、能動騒音制御パネルを構成することができる。また、この能動騒音制御パネルをAV機器が設置された居室と隣接する居室との間に設置し、検出器でAV機器の音声信号を検出すれば、AV機器を含む能動騒音低減システムを構築できる。
さらには、この能動騒音低減装置は、洗濯機の筐体パネルに加振器を固着し、検出器で騒音源となる洗濯機のモータ及び洗濯機の筐体パネルから音又は振動を検出すれば、洗濯機を含む能動騒音低減システムを構築できる。
上記本発明によれば、装置の規模を大きくすることなく、広い周波数帯域にわたって、優れた遮音効果を発揮することができる能動騒音低減装置を実現できる。
本発明の第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1の構成を示す図 加振器10に生じる機械的変化を説明する図 加振器10を表面に固着させたパネル40の機械的変化を説明する図 パネル40に固着した加振器10の端部に発生する曲げモーメント力を説明する図 梁形状のパネル40での加重状態と曲げモーメント力分布の関係を示す図 加振条件の違いによる梁形状のパネル40の変位の一例を示す図 梁形状のパネル40における騒音低減効果の一例を示す図 平面形状のパネル40における曲げモーメント力分布の一例を示す図 平面形状のパネル40における振動の変位分布及び音圧分布の一例を示す図 平面形状のパネル40における騒音低減効果分布の一例を示す図 平面形状のパネル40における曲げモーメント力分布の他の一例を示す図 平面形状のパネル40における振動の変位分布及び音圧分布の他の一例を示す図 平面形状のパネル40における騒音低減効果分布の他の一例を示す図 第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1の他の構成を示す図 本発明の第2の実施形態に係る能動騒音低減装置2の構成を示す図 フィードフォワード構成による能動騒音低減装置2の詳細を示す図 能動騒音低減装置2の他の構成を示す図 パネル40における騒音振動の変位を説明する図 パネル40における騒音振動のモーメント力分布を説明する図 パネル40における制御振動の変位分布を説明する図 特定条件下でのパネル40における騒音低減効果分布の一例を示す図 本発明の能動騒音低減装置を用いた構成例1を説明する図 本発明の能動騒音低減装置を用いた構成例2を説明する図 本発明の能動騒音低減装置を用いた構成例3を説明する図 従来の遮音壁の構成例を示す図 従来の遮音壁の他の構成を示す図 従来の遮音壁の他の構成を示す図 従来の遮音壁の他の構成を示す図
<第1の実施形態>
図1は、本発明の第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1の構成を示す図である。図1において、第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1は、加振器10と、制御部20と、検出器30とを備える。パネル40は、騒音源nに起因して生じる騒音振動を低減する対象物であり、例えば振動し易い壁面や電化製品の筐体等が考えられる。
加振器10は、厚みが薄い平板の形状をしており、パネル40の表面に貼り付ける等して固着されている。この加振器10には、例えば結晶に電界を加えるとひずみを生じるジルコチタン酸鉛等のセラミックスやポリフッ化ビニリデン等の高分子樹脂に代表される圧電材料が用いられる。検出器30は、騒音源nに対してパネル40を隔てた所定の位置に設けられる。
以下、第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1の動作を説明する。
騒音源nから放射された騒音は、パネル40に入射されて、騒音に起因する振動(以下、騒音振動という)をパネル40に励起する。パネル40からは騒音振動によって音が放射され、これにより騒音源nに基づく騒音が検出器30に伝搬する。検出器30は、パネル40から放射される伝搬音を検出し、検出した伝搬音のレベルに応じた検出信号を制御部20に出力する。制御部20は、検出器30が検出した検出信号をより小さくするための制御信号(電気信号)を生成して、加振器10に出力する。加振器10は、制御部20から与えられる制御信号に応じて面方向にひずみを発生させて、騒音振動とは振動方向が逆となる制御振動をパネル40に励起する。
図2は、加振器10に生じる機械的変化を説明する図である。図3は、加振器10をパネル40の表面に固着させた場合のパネル40の機械的変化を説明する図である。図4は、加振器10の端部に発生する曲げモーメント力を説明する図である。
加振器10は、与えられる電気信号のレベルに応じて、面方向にひずみを生じる、すなわち伸張又は縮小を行う(図2)。従って、この加振器10を貼り付けたパネル40において加振器10の伸張又は縮小を行えば、伸張の時には加振器10側が凸状態に反った形状(図3の(a))に、縮小の時には加振器10側が凹状態に反った形状(図3の(b))に、それぞれ変形する。このように、加振器10を歪ませれば、パネル40に振動を励起することができる。
加振器10からパネル40への加振力は、図4中の矢印で示すように加振器10の端部に発生する曲げモーメント力で示すことができる。従って、パネル40に対して加振器10の端部位置を調整することによって、パネル40の任意の位置で曲げモーメント力による加振を行うことができる。
次に、騒音によって発生したパネル40の騒音振動と近似した制御振動を発生させるための、好適な加振器10の配置について説明する。まず、原理を容易に理解できるようにするため、パネル40が梁形状である場合を説明する。
騒音が入射されることによるパネル40への加振は、騒音の周波数が低い場合には図5の(a)で示すように等分布加重として考えることができる。パネル40の両端が固定されているとすると、パネル40に発生する曲げモーメント力は例えば図5の(b)に示す分布となる。すなわち、パネル40の振動は、騒音入射によって図5の(b)等に示す曲げモーメント力を受けることで励起される。一方、パネル40に固着した加振器10は、図5の(c)に示すように、その端部βに発生する曲げモーメント力でパネル40を加振する。そのときにパネル40に発生する曲げモーメント力は、例えば図5の(d)に示す分布となる。
従って、加振器10の端部β、すなわち加振器10による曲げモーメント力の発生位置βを、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αと一致させることで(図5の(b)と(d)の関係)、騒音振動に近似した制御振動を励起することが可能になる。すなわち、低減したい騒音周波数(対象騒音周波数)によって定まるパネル40の位置αに、加振器10の端部βを合わせて固着すれば、対象騒音周波数に起因する騒音を効果的に抑制することができるのである。
図6に、加振条件の違いによるパネル40の変位を示す。パネル40は、長さ30cm、幅1cm、及び厚み0.5mmのステンレス板とし、静加重を加えた条件で解析した。加振器10による曲げモーメント力の発生位置βを騒音振動による曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αと一致させた場合の変位分布(実線)は、等分布加重によるパネル40の変位分布(点線)と近似することが分かる。一方、一致させない場合(図6の例
では、±2.5cmずれている)の変位分布(一点鎖線)は、等分布加重によるパネル40の変位分布(点線)と近似しない。
図7に、騒音源nを底面に、かつ、梁形状のパネル40を天面の一部に設置した防音箱90において、騒音源nから騒音放射した条件下で、騒音振動による曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αに端部βが一致するように加振器10を配置し、検出器30の位置で騒音を打ち消すようにパネル40の制御振動を励起させた場合の騒音低減効果の一例を示す。なお、パネル40は上記サイズのステンレス平板とし、防音箱90は幅36cm×奥行き31cm×高さ33cmの直方体とし、パネル40から検出器30までの距離を13cmとしている。解析の結果、パネル40の騒音振動と制御振動とを近似させることによって、騒音源nから放射される騒音の波面とパネル40から放射される制御音の波面とが近似するため、検出器30の位置を含む広い範囲で騒音低減効果が得られた。
次に、平面形状のパネル40を用いた場合を説明する。
図8に、騒音源nを底面に、かつ、平面形状のパネル40を天面の一部に設置した防音箱90において、騒音源nから騒音放射した条件下でのパネル40の曲げモーメント力分布図を示す。なお、パネル40及び防音箱90のサイズは、上述したとおりである。図8の(a)及び(b)において、点線で示す位置が曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αとなる。
図9に、図8の点線に沿って加振器10をパネル40に配置して防音箱90を構成した場合の解析結果を示す。図9の(b)は、騒音源nから周波数50Hzの騒音を入射しただけの場合と、周波数50Hzの正弦波信号で加振器10を歪ませただけの場合とにおける、パネル40の振動変位分布を示している。図9の(c)は、パネル40から放射される音の音圧分布を示している。このように、加振器10による曲げモーメント力の発生位置βを、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αと一致させることで、平面形状のパネル40においても振動変位分布及び音圧分布が近似した制御信号を得ることができる。
図10に、騒音源nを底面に、かつ、平面形状のパネル40を天面の一部に設置した防音箱90において、騒音源nから周波数50Hzの騒音を放射した条件下で、騒音振動による曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αに端部の位置βが一致するように加振器10を配置し、検出器30の位置で騒音を打ち消すようにパネル40の制御振動を励起させた場合の騒音低減効果を示す。なお、各種の条件は、上述したとおりである。解析の結果、検出器30の位置を含む広い範囲で騒音低減効果が得られた。
同様に、上述した防音箱90において騒音源nから周波数180Hzの騒音を放射した条件下で解析した結果を、図11〜図13に示しておく。
パネル40の曲げモーメント力は、測定や解析で求めてもよいし、下記の計算式に従って求めてもよい。パネル40等の二次元平板での任意の位置におけるx軸方向及びy軸方向の曲げモーメント力は、よく知られているように以下の式で得ることができる。
Figure 0005227263
Figure 0005227263
ここで、Dは板の曲げ剛性で、以下の式3で表される。
Figure 0005227263
但し、w:板の変位、ν:ポアソン比、E:ヤング率、h:板厚である。
また、式1及び式2中の曲率は、以下のように変換できる。
Figure 0005227263
Figure 0005227263
ここで、θx及びθyは、曲げモーメント力を求める位置の回転角を示す。
すなわち、本実施形態で示した曲げモーメント力分布の符号が変化する位置は、回転角が零に近く、その近傍の位置で回転方向が互いに逆向きであればよい。回転角の大きさと向きは、例えば近接する2点以上の点の変位及び位相から求めることが可能である。上述したように、第1の形態形態で示す能動騒音低減装置1で良好な騒音低減効果を得るためには、直接的に曲げモーメント力を知る必要はなく、例えばパネル40の各位置での回転角の値等から加振器10の最適配置を導出することも可能である。
以上のように、本発明の第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1によれば、加振器10を固着する位置を工夫することで、装置の規模を大きくすることなく、対象とする騒音周波数の騒音を効果的に低減することができる。
なお、上記実施形態では、パネル40を隔てて騒音源nと反対側に検出器30を設けたフィードバック構成を例示した。しかし、図14のように、騒音源nとパネル40との間に、騒音源nから放射される騒音を検出し、検出した騒音のレベルに応じた検出信号を制御部20に出力する検出器31をさらに設けたフィードフォワード構成であってもよい。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態に係る能動騒音低減装置1では、騒音を形成する騒音周波数が1つである場合を想定して1つの加振器10を設ける構成を説明した。しかし、複数の騒音周波数で騒音が形成される場合もあり得る。この場合、複数の騒音周波数を低減させるためには、複数の周波数にそれぞれ対応した複数の加振器を設けることが望ましい。
そこで、第2の実施形態では、複数の加振器を設けた構成を説明する。以下、騒音が4つの騒音周波数fa〜fdを含んでいる場合を一例に挙げて説明する。
図15は、本発明の第2の実施形態に係る能動騒音低減装置2の構成を示す図である。図15において、第2の実施形態に係る能動騒音低減装置2は、加振器10a〜10dと、制御部20と、検出器30とを備える。この能動騒音低減装置2は、複数の加振器10a〜10dを設けたことが上記能動騒音低減装置1と異なる。
複数の加振器10a〜10dは、騒音を構成する4つの騒音周波数fa〜fdに対応してそれぞれ設けられており、上記第1の実施形態で説明した原理に基づいて、パネル40の表面に積層して固着されている。つまり、加振器10aは、騒音源nから周波数faの騒音を放射した条件下で、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αに端部βが一致するように配置される。加振器10bは、騒音源nから周波数fbの騒音を放射した条件下で、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αに端部βが一致するように配置される。加振器10cは、騒音源nから周波数fcの騒音を放射した条件下で、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αに端部βが一致するように配置される。加振器10dは、騒音源nから周波数fdの騒音を放射した条件下で、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αに端部βが一致するように配置される。
この第2の実施形態においても、上記図14と同様に、フィードフォワード構成を適用することができる。図16に、フィードフォワード構成における制御部20の詳細な構成例を示す。図16の制御部20は、FXフィルタ21と、係数更新器22と、適応フィルタ23とを備える。
FXフィルタ21は、検出器31が検出した騒音のレベルに応じた検出信号を入力して、加振器10a〜10dから検出器30までの伝達関数と同等な特性を、検出信号に与える。係数更新器22は、検出器30が検出した音のレベルに応じた検出信号を誤差信号として、またFXフィルタ21の出力信号を基準信号として入力する。そして、係数更新器22は、LMS(Least Mean Square)アルゴリズム等により基準信号と相関のある誤差信号が常に小さくなるように係数更新演算を行い、適応フィルタ23の係数を更新する。適応フィルタ23は、周波数帯域別にフィルタa〜dを有しており、係数更新器22によって更新された係数で、検出器31が検出した検出信号をそれぞれフィルタリングして4つの制御信号を生成し、加振器10a〜10dにそれぞれ出力する。
検出器30の位置での騒音をNと、加振器10a〜10dから検出器30までの伝達関数をCとすると、FXフィルタ21の特性はCとなる。ここで、係数更新器22を動作させて適応フィルタ23を収束させることにより検出器30の出力信号における騒音成分は零に近づき、適応フィルタ23は−1/Cの特性に収束する。従って、適応フィルタ23の出力は、N・(−1/C)となり加振器10a〜10dに入力される。従って、検出器30で検出される騒音Nはパネル40からの制御音により、N・(−1/C)・Cと合成され、N+N・(−1/C)・C=0となり、検出器30では騒音が低減される。
以上のように、本発明の第2の実施形態に係る能動騒音低減装置2によれば、騒音周波数が複数存在する場合であっても、複数の加振器10a〜10dを固着する位置をそれぞれ工夫することで、装置の規模を大きくすることなく、広い周波数帯域にわたって効果的に騒音を低減することができる。
なお、伝達関数Cの時間変化が小さい場合は適応フィルタ23の係数更新は不要になるため、図17に示すように検出器31と−1/C特性を有するフィルタ24からなる制御
部20とで、能動騒音低減装置2を構成することが可能になる。
また、上記第1及び第2の実施形態では、検出器30及び31は音を検出する構成として説明しているが、いずれか一方又は両方の検出器を、騒音源n又はパネル40の振動を検出するセンサに置き代えても、同様の効果を奏することができる。さらには、騒音が騒音源nに入力される電気信号に基づいて生じている(例えばスピーカ)場合には、この電気信号を検出して騒音制御することも可能である。
<加振器の効果的な配置>
上記第1及び第2の実施形態では、加振器10及び10a〜10dの端部βを騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αと一致させることを述べた。しかし、周波数によっては、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αが複数存在する場合もあり得る。この場合、対象騒音周波数における、加振器10の端部βは、パネル40上の最も外周側にある位置αと一致させて設計することが望ましい。このように設計すれば、騒音振動に最も近似した制御振動を形成できるからである。以下、上述したパネル40を梁形状と仮定したモデルにおける解析結果を、図18〜図20に示す。
図18に示すように、パネル40上の騒音振動の発生位置は、騒音周波数によって異なる。また、図19に示すように、パネル40の曲げモーメント力分布の位置も、騒音周波数によって異なる。さらに、騒音周波数が高くなると複数の位置で曲げモーメント力分布の符号が変化することが分かる。図20に、図19で示したP1(L)及びP1(R)とP2(L)及びP2(R)との位置に、それぞれ端部βを一致させて加振器10を固着させた時のパネル40の制御振動変位分布を示す。パネル40の最も外周側の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置であるP1に加振器10の端部βを一致させた方が、騒音振動の変位分布と近似した制御振動の変位分布が得られることが分かる。
図21に、図19で示したP1の位置に加振器10の端部βを一致させた場合の騒音低減効果を示す。図21に示すように、対象騒音周波数だけでなく、広い周波数帯域で広い範囲の騒音低減効果が得られることが分かる。これは、大半の騒音周波数は、パネル40の外周近傍に曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αを生じさせると考えられ、1つの加振器10の端部βをパネル40の外周付近に配置しておけば、幾つかの騒音周波数については、曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αが近くなって騒音低減効果を発揮できるからである。
このように、騒音振動によるパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する位置αのうち、パネル40上の最も外周側に加振器10の端部βを一致させれば、対象騒音周波数以外の幾つかの周波数でも、騒音低減の効果を得ることができる。従って、サイズ制限やコスト制限等の問題で1つしか加振器10を用いることができないような場合には、複数の騒音周波数から1つの騒音周波数(最適には、対象騒音周波数)を選択し、唯一の加振器10の端部βを当該選択した騒音周波数についてパネル40の曲げモーメント力分布の符号が変化する最も外周側にある位置αに固着する。こうすれば、複数の加振器を用いた構成には及ばないものの、従来の構成よりは効果の高い騒音低減制御を実現することができる。
<能動騒音低減装置の構成例1>
図22は、本発明の能動騒音低減装置を用いた構成例1を説明する図である。この構成例1では、パネル40をフレーム41で固定し、かつ制御部20、パネル40に入射される騒音を検出する検出器31、及びパネル40の振動を検出する検出器30と共にモジュール化している。パネル40をフレーム41で固定することによって、パネル40の境界
条件が一定になってパネル40の振動が安定するため、優れた騒音低減効果を得るための加振器10の固着位置が決まる。また、能動騒音低減装置をモジュール化することで、モジュール11を複数配置することによって所望の面積で騒音低減効果を得られる能動騒音制御装置を構成することが可能になる。
<能動騒音低減装置の構成例2>
図23の(a)は、本発明の能動騒音低減装置を用いた構成例2を説明する図である。この構成例2は、構成例1のモジュール11を二次元的に複数配置して構成された能動制御パネルである。この能動制御パネルは、例えば住宅の壁14aと壁14bとの間に設置される。複数のモジュール11は、天井12と床13とモジュール設置用のフレーム15とによって挟まれて固定されている。
図23の(b)は、能動制御パネルをAV機器16の後方の壁中(壁14aと壁14bとの間)に設置した例を示している。制御部20は、例えば検出器31の信号としてAV機器16の音声信号を入力すると共に検出器30の信号に基づいて制御信号を生成して加振器10に出力し、検出器30の信号が小さくなるように複数のモジュール11の振動をそれぞれ制御する。AV機器16の音声信号は、音声外部出力端子から又は音声再生スピーカ近傍に設置したマイクから取得することができる。
これにより、AV機器16で再生される音声は、複数のモジュール11に組み込まれた各パネル40の振動制御によって低減され、壁14bを挟んでAV機器16とは反対側の隣室の全域で騒音低減効果を得ることができる。もちろん、能動制御パネルを設置できる壁は、後方に限られるものではなく前方や床等であってもよい。また、能動騒音制御パネルは、わざわざ壁中に設置する必要はない。
<能動騒音低減装置の構成例3>
図24は、本発明の能動騒音低減装置を用いた構成例3を説明する図である。この構成例3は、パネル40が洗濯機17の筐体パネルであり、加振器10が筐体パネルに直接設置されている構成である。この構成では、洗濯機17の騒音源、典型的には洗濯槽18を回転させるモータ19の振動又は騒音を検出器31で検出すると共に、筐体パネルの振動を検出器30で検出する。制御部20では検出器30及び31の信号に基づいて制御信号を生成して加振器10に出力し、モータ19の回転に起因する洗濯機17の筐体パネルの振動を低減する。これにより、洗濯機17の内部で発生した振動や音が、洗濯機17が置かれている部屋へ放射されることを抑制することができる。
本発明の能動騒音低減装置は、遮音部材、壁面を透過する騒音の低減装置、及び音響特性調整装置等として利用可能である。
1、2 能動騒音低減装置
10、10a〜10d 加振器
11 モジュール
12 天井
13 床
14a、14b 壁
15、41 フレーム
16 AV機器
17 洗濯機
18 洗濯槽
19 モータ
20 制御部
21、23、24 フィルタ
22 係数更新部
30、31 検出器
40 パネル
90 防音箱
n 騒音源

Claims (8)

  1. 騒音源から放射される騒音によって生じるパネルの騒音振動を抑制させる能動騒音低減装置であって、
    前記パネルに積層して固着され、前記騒音振動と振動方向が逆の制御振動を複数の制御信号に従って前記パネルにそれぞれ励起させる複数の平板状の加振器と、
    前記パネルの騒音振動によって生じる伝搬音又は前記パネルの振動の一方を検出する検出器と、
    前記検出器で検出された結果に基づいて、前記パネルの騒音振動を抑制するための制御振動を前記複数の加振器にそれぞれ生じさせる前記複数の制御信号を生成する制御部とを備え、
    前記複数の加振器のそれぞれは、騒音を形成する複数の騒音周波数のいずれかに基づいた騒音振動による前記パネルの曲げモーメント力分布の符号が変化する位置に、前記加振器の各端部を一致させて設置されている、能動騒音低減装置。
  2. 前記複数の加振器のそれぞれは、前記騒音を形成する複数の騒音周波数のいずれかに基づいた騒音振動による前記パネルの曲げモーメント力分布の符号が変化する位置のうち前記パネル上の最も外周側にある位置に、前記加振器の各端部を一致させて設置されている、請求項に記載の能動騒音低減装置。
  3. 前記検出器は、前記騒音源から放射される騒音又は前記騒音源の振動の一方をさらに検出する、請求項又はに記載の能動騒音低減装置。
  4. 前記加振器は、入力される前記制御信号に応じて力学的変化を行う圧電材料である、請求項のいずれかに記載の能動騒音低減装置。
  5. 外周部がフレームによって固定された平板状のパネルをさらに備え、
    前記パネル、前記複数の加振器、前記検出器、及び前記制御部が、1組のモジュールとして構成されている、請求項1に記載の能動騒音低減装置。
  6. 請求項に記載のモジュールを二次元的に複数配置させた、能動騒音低減装置。
  7. AV機器と、
    前記AV機器が設置された居室と隣接する居室との間に設置される、請求項に記載の能動騒音低減装置とで構成され、
    前記検出器は、前記AV機器の音声信号を検出する、能動騒音低減システム。
  8. 洗濯機と、
    請求項1に記載の能動騒音低減装置とで構成され、
    前記複数の加振器が、前記洗濯機の筐体パネルに固着され、
    前記検出器が、前記騒音源となる前記洗濯機のモータ及び前記パネルとなる前記洗濯機の筐体パネルから、音又は振動を検出する、能動騒音低減システム。
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