JP5221458B2 - スプレーロボットにおけるスプレー移動経路生成方法及びスプレー移動経路生成装置 - Google Patents
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Description
ところが、スプレー塗布の順序の決定は、塗布する箇所を考えながらその順序を考慮しなければならないため、入力に時間がかかってしまったり、入力する人によってスプレーの動作経路にバラツキが発生することによって、品質に影響を及ぼすことやサイクルタイムに差が出てしまうなどの問題が発生していた。
他にも、スプレーロボットのスプレー位置の補正は、タッチパネルに表示される入力手段によって行われるため、熟練を要することなく、誰でも短時間で容易にその補正をすることが可能となる。
また、この生成装置3には、タッチパネル4が一体に設けられているが、生成装置3と別体に設けることも可能である。
以上の基本条件を決定した後、スプレー順序を決定するST21によって指定された位置群の中から最適なスプレー順序の自動生成を行う。
図6(a)に示すように、スプレー位置群のスプレー位置A〜Jを指定すると、スタート位置エリアに(4)を選択したことから、これらスプレー位置群のうち、座標(0,500)に最も近い位置であるスプレー位置Aが、ST15によってスプレー塗布を開始するスプレー位置として選択される。
上記と同様に、他のスプレー位置G〜Jについても各ステップで決定した条件に従って決定していくことで、図6(b)に示すように、演算部11は、予め定められた条件に従って、指定された複数のスプレー位置について順次移動するための最適な順路を決定する。こうして各種金型の種類に合わせた最適なスプレー塗布を行うデータがメモリ部12に保存される。
図7に示すように、初期画面としてタッチパネル4に、金型の種類に合わせた機種の番号を表示する機種設定欄25と、この機種設定欄25で選択した機種番号を表示する編集欄26と、編集によって設定した名称を変更する追加欄27と、データの修正を決定する修正欄28と、データを削除する削除欄29と、機種設定欄25に表示された金型の種類の番号における、スプレーロボット2のスプレー位置が教示される教示欄30と、メイン画面(図示せず)に戻るための戻る欄31とで構成される機種設定画面を表示する。
なお、金型の種類毎に定めたデータの名称を追加・修正する場合は、図7の各表示欄の中から追加欄27を選択する。そして、編集欄26に表示されたデータの名称の追加・修正を行う。なお、追加・修正された情報は、メモリ部12に上書き更新される。
この場合、スプレー位置Dを選択し、その位置情報においてZ軸の位置が、現在は10mmと設定されているの対し、さらに1mm加えた位置に補正する場合、Z軸補正の欄に1mmと入力することによって、スプレー位置Dの位置情報においてはZ軸の位置が、現在は10mmと設定されているのに加えて、補正値1mmを加えた11mmにZ軸の位置を補正することが可能となる。なお、補正値を−1mmと入力することでZ軸の位置を反対に1mm下げる補正を行うことも可能である。この場合、現在の位置から1mm下げた9mmにZ軸の位置を補正することとなる。
それによって、スプレー位置Dで離型剤を設定されたスプレー時間よりさらに長時間に渡ってスプレーを塗布し、金型の冷却効果と離型効果とを図ることが可能となる。
その結果、入力する人によってスプレー塗布の動作経路にバラツキを発生することがないため、品質とサイクルタイムとにバラツキが発生することもない、最適なスプレー塗布の順序を決定することが可能となる。
その結果、入力する人によってスプレー塗布の動作経路にバラツキを発生することがないため、品質とサイクルタイムとにバラツキが発生することもない、最適なスプレー塗布の順序を決定することが可能となる。
また、各スプレー位置毎にその場でスプレー位置の補正が可能になることから、ワークの品質向上や歩留まりが高くなった場合、何処のスプレー位置で補正を行ったために品質や生産効率が改善したのか、その改良箇所の切り分けが容易となる。一方、ワークに不具合が発生した場合には、何処のスプレー位置で補正を行ったために不具合が発生したのか、その原因箇所の切り分けも容易となる。さらに、基準となるスプレー位置のほかに補正するスプレー位置も表示するため、基準となる位置情報と補正した位置情報との比較が容易である。
なお、スプレーロボット2のスプレー位置の補正は、タッチパネル4に表示される教示画面によって行われるため、熟練を要することなく、誰でも短時間で容易にその補正をすることが可能となる。
他にも、メモリ部12に記憶されたスプレー位置をメモリ部12から各スプレー位置毎にその都度確認することと、メモリ部12によって各スプレー位置毎にスプレー位置の補正を行うこととによって、各スプレー位置を一つの工程として確認することがないため、原点に戻らなければスプレー位置の補正をすることができないといった問題を生じることがない。
Claims (8)
- アームの先端に設けたスプレーを、ワークに対して移動させながら所定のスプレー位置で液体を噴出させるスプレーロボットにおいて、前記スプレーの移動経路を生成する方法であって、
前記ワークに正対して設定した2次元の平面上で任意のスプレー位置を複数選択するスプレー位置選択ステップと、
縦移動を主として前記平面上を蛇行状に移動する第1の移動パターンと、横移動を主として前記平面上を蛇行状に移動する第2の移動パターンとの何れか一方を選択するパターン選択ステップと、
前記パターン選択ステップで選択された移動パターンにおいて、主とする移動と直交する方向への送りピッチを設定する送りピッチ設定ステップと、
前記パターン選択ステップで選択された移動パターンの始端に対応する前記スプレー位置を最初のスプレー位置として選択するスタート位置選択ステップと、
前記スタート位置選択ステップで選択された前記最初のスプレー位置から、前記パターン選択ステップで選択された移動パターンと、前記送りピッチ設定ステップで選択された前記送りピッチとを適用して、前記移動パターンの進行上で当該移動パターン上に位置するか若しくは当該移動パターンに最接近する前記スプレー位置を順番に選択してスプレー順序を決定するスプレー順序設定ステップと、
を実行することを特徴とするスプレーロボットにおけるスプレー移動経路生成方法。 - 前記スタート位置選択ステップでは、前記平面を縦横に夫々2等分してなる4つのエリアのうちの1つを前記移動パターンの始端に対応して選択し、選択したエリアの外側隅部に最も近い前記スプレー位置を最初のスプレー位置として選択することを特徴とする請求項1に記載のスプレーロボットにおけるスプレー移動経路生成方法。
- アームの先端に設けたスプレーを、ワークに対して移動させながら所定のスプレー位置で液体を噴出させるスプレーロボットにおいて、前記スプレーの移動経路を生成する装置であって、
前記ワークに正対する2次元の平面を表示する表示手段と、
前記表示手段で表示された前記平面上で複数のスプレー位置の選択を可能とするスプレー位置入力手段と、
前記スプレー位置入力手段で選択された前記スプレー位置を記憶する一方、縦移動を主として前記平面上を蛇行状に移動する第1の移動パターンと、横移動を主として前記平面上を蛇行状に移動する第2の移動パターンとを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記スプレー位置のうち、前記第1の移動パターンと第2の移動パターンとの何れか一方の選択を可能とすると共に、選択された移動パターンにおいて、主とする移動と直交する方向への送りピッチの入力を可能とする移動パターン入力手段と、
前記記憶手段に記憶された前記スプレー位置のうち、前記移動パターン入力手段で選択された移動パターンの始端に対応する前記スプレー位置を最初のスプレー位置として決定するスタート位置設定手段と、
前記スタート位置設定手段で決定された最初のスプレー位置から、前記移動パターン入力手段で入力された移動パターン及び送りピッチを適用して決定される前記移動パターンの進行上で、当該移動パターン上に位置するか若しくは当該移動パターンに最接近する前記スプレー位置を順番に選択してスプレー順序を決定して前記記憶手段に記憶するスプレー順路決定手段と、
を備えたことを特徴とするスプレーロボットにおけるスプレー移動経路生成装置。 - 前記スタート位置設定手段は、前記平面を縦横に夫々2分割してなる4つのエリアのうちの1つを前記移動パターンの始端に対応して選択可能とするエリア入力手段をさらに備え、前記エリア入力手段によって前記エリアが選択されると、当該エリアの外側隅部に最も近い前記スプレー位置を最初のスプレー位置として決定することを特徴とする請求項3に記載のスプレーロボットにおけるスプレーの移動経路生成装置。
- 前記スプレー位置入力手段は、前記スプレー位置に加えて、各スプレー位置でのスプレー時間及び前記スプレー位置間での前記スプレーの移動速度も夫々入力可能であることを特徴とする請求項3又は4に記載のスプレーロボットにおけるスプレーの移動経路生成装置。
- 前記表示手段及び各入力手段をタッチパネルで構成したことを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載のスプレーロボットにおけるスプレーの移動経路生成装置。
- 前記タッチパネルに、前記スプレー位置に係る情報を表示して、任意の前記スプレー位置を選択して前記情報を個別に補正入力可能としたことを特徴とする請求項6に記載のスプレーロボットにおけるスプレーの経路生成装置。
- 請求項1又は2に記載のスプレーの移動経路生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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