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JP5216439B2 - ボトルキャップおよび飲料用ボトル - Google Patents

ボトルキャップおよび飲料用ボトル Download PDF

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Description

本発明は、ボトル本体に形成されているボトル口部に装着されるボトルキャップ、およびこのボトルキャップとボトル本体からなる飲料用ボトルに関する。
従来、飲料が充填されたボトル口部を閉塞するボトルキャップとしては、内部に粉末、あるいは液状などの原料を収容する収容部を有する内筒部材の開栓操作に伴って収容部を開き、原料をボトル本体内に放出するタイプのボトルキャップおよび飲料用ボトルが提案されている。
内筒部材は外筒部材に着脱自在に螺合装着され、外筒部材はボトル口部に固定的に装着される。そして開栓操作は、内筒部材のキャップ部を外筒部材に対して開方向に捩ることでおこなわれる。
この種のボトルキャップとしては、例えば下記特許文献1、2に記載のものが知られている。
かかるボトルキャップでは、開栓されたことを確認するため、脆弱なブリッジで内筒部材(子キャップ)と連結されたバンド部を、外筒部材(親キャップ)に対して抜出不能に装着している。バンド部は内筒部材とともに外筒部材に螺合装着され、内筒部材が十分に締め込まれた状態でバンド部が外筒部材にロックされるようになっている。そして、装着された内筒部材を逆に開方向に螺進させた場合には、バンド部との距離が広がってブリッジ部が破断するため、飲料用ボトルの開栓確認(未開封確認)が可能になる。
特開2005−88997号公報 実用新案登録第3130480号公報
しかし、上記特許文献1に記載のボトルキャップでは、バンド部を外筒部材の首部に対して抜出不能に装着するための凹部と凸部をボトルの上下方向に設けていることから、バンド部の装着幅(ボトル上下方向の長さ)が大きくなることが避けられない。バンド部および外筒部材の首部には、凹部または凸部の自体の深さに加え、互いに嵌合動作をするための摺動幅をさらに上下方向に要するためである。このため、ボトルキャップの高さ寸法が大きくなり、ひいては飲料用ボトル全体が高くなって搬送性や陳列性に問題が生じる。
一方、上記特許文献2に記載のボトルキャップでは、外筒部材の首部に環状の横向き凹部を設け、キャップ部とともに螺合装着されたバンド部を外筒部材にラッチ嵌合させていることから、バンド部の装着幅を抑制することができる。
しかし、かかるボトルキャップにおいては、内筒部材が締め込まれた状態におけるバンド部のラッチ爪と外筒部材のラッチ爪との位置関係によっては、キャップ部の開栓時にブリッジが破断せず、バンド部がキャップ部とともに外筒部材から脱離してしまうという問題があった。すなわち、キャップ部が巻き締められた状態で、バンド部と外筒部材のラッチ爪同士が適正にラッチ嵌合した場合は、バンド部は外筒部材より抜出不能となるため、キャップ部の開栓時にブリッジは良好に破断する。しかし、製造公差などにより内筒部材の締め込み位置が変動した場合には、バンド部と外筒部材のラッチ爪同士が適正にラッチ嵌合せず、互いに乗り上げた状態で巻き締めが終了することとなる。かかる場合、ラッチ爪は静的応力によって経時的に押し潰されて塑性変形し、以後は所望の嵌合力が得られなくなるため、開栓時にはキャップ部に追随して外筒部材より脱離して開栓確認の用をなさなくなる。
本発明は上述の課題に鑑みてなされたものであり、バンド部の装着幅を抑制しつつ、キャップ部の開栓時にはブリッジ部が確実に破断して開栓確認をすることのできるボトルキャップおよび飲料用ボトルを提供するものである。
本発明のボトルキャップは、下端が開口して投入物を収容可能な筒状の収容部、および前記収容部の上端を閉塞するキャップ部を有する内筒部材と、
開口している上端に前記キャップ部が着脱自在に螺合装着されて内部に前記収容部が挿入され、開口している下端が前記収容部とともにボトル口部の内部に挿入される外筒部を有し、前記ボトル口部に装着される外筒部材と、
前記収容部の下端に着脱可能に嵌合して前記収容部を密閉する底蓋部材と、
ブリッジにより前記キャップ部の下端縁と部分的に連結され、前記キャップ部とともに前記外筒部材に装着されるバンド部と、を備え、
前記外筒部材に螺合装着された前記キャップ部が該外筒部材に対して開方向に螺進することにより、前記ブリッジが破断するとともに、前記底蓋部材が前記外筒部の下端に押下されて前記収容部より脱離するボトルキャップであって、
前記バンド部の内周面および前記外筒部材の外周面には、該外筒部材に対する該バンド部の回転を前記開方向に規制し閉方向に許容する、一の係合位置で互いに係合する第一ラッチ爪と、他の係合位置で互いに係合する第二ラッチ爪が、それぞれ設けられており、前記バンド部または前記外筒部材の一方には、前記第一ラッチ爪および前記第二ラッチ爪が等しい角度間隔で設けられており、
前記バンド部または前記外筒部材の他方には、前記第一ラッチ爪同士が前記角度間隔の整数倍の間隔で設けられているとともに、前記第二ラッチ爪が前記第一ラッチ爪に対して前記角度間隔の非整数倍の間隔で設けられていることを特徴とする。
上記発明によれば、キャップ部が巻き締められた状態で、仮に第一ラッチ爪または第二ラッチ爪の一方が互いに乗り上げた状態となって塑性的に押し潰されたとしても、他方のラッチ爪については乗り上げ状態が回避されているため、キャップ部の開栓時に嵌合力を失うことがない。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記外筒部材に螺合装着された前記キャップ部が該外筒部材に対して前記開方向に回転する際に、前記第一ラッチ爪または前記第二ラッチ爪のいずれかが互いに係合して、前記外筒部材に対する前記バンド部の回転を規制してもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記キャップ部が、前記一の係合位置から前記他の係合位置まで回転した際の螺進長さが、前記第二ラッチ爪の爪幅よりも小さく、
前記キャップ部が、前記他の係合位置から前記一の係合位置まで回転した際の螺進長さが、前記第一ラッチ爪の爪幅よりも小さくてもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記一の係合位置にて、互いに係合した隣接する前記第一ラッチ爪同士の間には、前記バンド部の前記第二ラッチ爪と前記外筒部材の前記第二ラッチ爪とが、前記開方向にこの順に並んで設けられており、
前記他の係合位置にて、互いに係合した隣接する前記第二ラッチ爪同士の間には、前記バンド部の前記第一ラッチ爪と前記外筒部材の前記第一ラッチ爪とが、前記開方向にこの順に並んで設けられていてもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記第一ラッチ爪および前記第二ラッチ爪が、それぞれ複数個ずつ設けられていてもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記キャップ部の下端縁と前記バンド部の上縁には、前記キャップ部が閉方向に回転することで互いに係合する係合部がそれぞれ設けられていてもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁には、前記係合部として、係合凹部または係合凸部が設けられていてもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記係合凹部は、前記係合凸部と係合する係合面が、前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁より突出して形成されていてもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁が、前記係合凹部の前記係合面を含む突起部を有してもよい。
また、本発明のボトルキャップにおいては、前記キャップ部の下端縁または前記バンド部の上縁の少なくとも一方が、前記突起部よりも前記開方向に離間した位置にスペーサ部をさらに備えてもよい。
また、本発明の飲料用ボトルは、飲料が収容されて上端にボトル口部が形成されているボトル本体と、前記ボトル本体の前記ボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有し、
上記ボトルキャップが前記ボトル口部に装着され、前記キャップ部を前記開方向に螺進して前記底蓋部材を前記収容部から脱離することで、前記投入物が前記飲料と混合される。
なお、本発明の各種の構成要素は、必ずしも個々に独立した存在である必要はなく、複数の構成要素が一個の部材として形成されていること、一つの構成要素が複数の部材で形成されていること、ある構成要素が他の構成要素の一部であること、ある構成要素の一部と他の構成要素の一部とが重複していること、等でもよい。
また、本発明では上下方向を規定しているが、これは構成要素の相対関係を簡単に説明するために便宜的に規定するものである。従って、本発明を実施する製品の製造時や搬送時などの方向を限定するものではない。
本発明のボトルキャップおよび飲料用ボトルによれば、バンド部の回転方向、すなわち横方向をラッチ方向とすることでバンド部の装着幅を抑制しつつ、開栓時にはバンド部と外筒部材との間に所望の嵌合力を常に得ることができる。これにより、開栓確認を確実に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態の概要を、図1から図3を参照して以下に説明する。
図1は、本実施形態のボトルキャップ10がボトル本体210のボトル口部220に装着された飲料用ボトル100の正面図である。図2は、本実施形態のボトルキャップ10および飲料用ボトル100の組立構造を示す縦断正面図である。ボトル本体210は一部を省略している。図3は、ボトル本体210にボトルキャップ10が装着されている状態を示す縦断正面図である。図4は、ボトルキャップ10からボトル本体210に投入物200が投入された状態を示す縦断正面図である。
本実施形態のボトルキャップ10は、下端24が開口して投入物200を収容可能な筒状の収容部22、および収容部22の上端23を閉塞するキャップ部26を有する内筒部材20と、開口している上端33にキャップ部26が着脱自在に螺合装着されて内部に収容部22が挿入され、開口している下端34が収容部22とともにボトル口部220の内部に挿入される外筒部32を有し、ボトル口部220に装着される外筒部材30と、収容部22の下端24に着脱可能に嵌合して収容部22を密閉する底蓋部材40と、ブリッジ52によりキャップ部26の下端縁261と部分的に連結され、キャップ部26とともに外筒部材30に装着されるバンド部50と、を備えている。
ボトルキャップ10は、外筒部材30に螺合装着されたキャップ部26が外筒部材30に対して開方向に螺進することにより、ブリッジ52が破断するとともに、底蓋部材40が外筒部32の下端34に押下されて収容部22より脱離する。
そして、本実施形態のボトルキャップ10は、バンド部50の内周面54および外筒部材30の外周面38に、外筒部材30に対するバンド部50の回転を開方向に規制し閉方向に許容する、一の係合位置で互いに係合する第一ラッチ爪500、300と、他の係合位置で互いに係合する第二ラッチ爪510、310が、それぞれ設けられている。
本実施形態の飲料用ボトル100は、飲料(図示せず)が収容されて上端にボトル口部220が形成されているボトル本体210と、ボトル本体210のボトル口部220に装着されるボトルキャップ10とを有している。
そして、本実施形態の飲料用ボトル100には、上記のボトルキャップ10がボトル口部220に装着され、キャップ部26を開方向に螺進して底蓋部材40を収容部22から脱離することで、投入物200が飲料と混合される。
より詳細には、ボトルキャップ10には、例えば、粉茶などが投入物200として収容されている。また、ボトル本体210は、いわゆるペットボトルからなり、清水などの液体が収容されている。
ボトルキャップ10は、前述したように、内筒部材20、外筒部材30、底蓋部材40を備える。
内筒部材20は、キャップ部26と収容部22とを備える。キャップ部26は外表面に保持溝27を有し、内表面に雌ネジ部28が刻設されている。キャップ部26は、収容部22の上端23を閉塞するとともに、内筒部材20を外筒部材30に螺合装着する。
収容部22は、円筒状の部材であり、収容部22の上端23はキャップ部26と一体に形成されている。収容部22の開口した下端24側は、ボトル口部220に挿入される。
収容部22の下端24の開口には、底蓋部材40が嵌め込まれる。収容部22の下端24は、外筒部材30の外筒部32に挿入され、外筒部32の下端34より露出する。
底蓋部材40は、収容部22の下端24の開口に装着され、収容部22の開口を密閉する。この底蓋部材40は、収容部22の開口に押し込まれて開口を閉塞する底板部分42、この底板部分42の周縁部に設けられた周壁部分44、この周壁部分44と底板部分42との間に形成されて収容部22の下端24が嵌め込まれる環状凹部43、を備える。
周壁部分44の上端部の内面には膨出部45が形成されている。一方、収容部22の下端24には、環状凹部43に嵌め込まれる下端突起部25が形成されている。
これにより、収容部22の下端突起部25が環状凹部43に嵌め込まれると、底蓋部材40は収容部22に対して装着され、底蓋部材40や投入物200の自重によっては、底蓋部材40は収容部22から離脱しない。
なお、環状凹部43の内部底面には、リング状のパッキンP1が設置されている。収容部22の下端突起部25が環状凹部43に嵌め込まれた際に、パッキンP1は押圧されて収容部22の内部と外部、詳しくは収容部22と底蓋部材40との間のシール性が向上している。
周壁部分44の上面には、他のリング状のパッキンP2が設置されている。パッキンP2は、外筒部材30の下端34と底蓋部材40の周壁部分44との間のシール性を向上している。したがって、収容部22の内部に収容された投入物200は、パッキンP1,P2によって二重にシールされている。
外筒部材30は、外筒部32と装着部36とを備える。外筒部32は、無底の円筒状の部材である。この外筒部32は、上端33側に内筒部材20のキャップ部26が螺合するとともに、下端34がボトル口部220内に挿入される。したがって、外筒部32の上部には雄ネジ部35が刻設されている。
外筒部32の内部は上端33から下端34に向かって縮径するテーパー状をなし、外筒部32の上端33の側から遊挿された内筒部材20の収容部22の外周面は、下端34の近傍において外筒部32の内周面と摺接する。
図3に示すように、内筒部材20のキャップ部26が外筒部材30の雄ネジ部35に完全に螺着されると、収容部22の下端24は外筒部32の下端34より下方に突出する。かかる状態で収容部22に投入物200を投入し、底蓋部材40を装着すると、環状凹部43のパッキンP1と収容部22の下端24とは当接し、周壁部分44のパッキンP2と外筒部32の下端34とは当接する。
外筒部32には、雄ネジ部35の下方の首部351の外周面に、横方向をラッチ方向とするラッチ爪(第一ラッチ爪300、第二ラッチ爪310)が設けられている。ラッチ爪の下方には、装着部36が設けられている。装着部36と外筒部32は二重筒構造をなし、装着部36の内周面の中間部には雌ネジ部371が設けられ、下部にはラッチ部372が設けられている。装着部36と外筒部32は一体成形されている。
ボトル口部220には雄ネジ部222が刻設され、雄ネジ部222の下部にはフランジ部224が設けられている。
外筒部32の雌ネジ部371をボトル口部220の雄ネジ部222に対して巻き締めることにより、外筒部材30はボトル本体210に装着される。そして、雌ネジ部371を十分に巻き締めて、ラッチ部372がフランジ部224を超えると、両者は互いに掛合する。これにより、ボトル本体210に装着された外筒部材30の巻き弛みが規制される。
内筒部材20、外筒部材30および底蓋部材40は、同じ種類のポリマーを母材とするものであり、内筒部材20、外筒部材30および底蓋部材40は、ポリプロピレン系樹脂を主成分として構成されている。
また、底蓋部材40上に設けられたパッキンP1,P2は、スチレン系ゴムを主成分とする。このスチレン系ゴムは、たとえば、スチレン共重合体である。
<バンド部について>
本実施形態のボトルキャップ10は、キャップ部26が開栓されたことを確認するためのバンド部50を有している。バンド部50は、キャップ部26の下端縁261に対して、脆弱なブリッジ52によって部分的に連結されている。ブリッジ52は、バンド部50の上面、内周面または外周面に接続されている。
バンド部50は、キャップ部26を介して内筒部材20と一体化されて外筒部材30に螺合装着される。内筒部材20の雌ネジ部28は、右ネジ方向に回転することにより、外筒部材30の雄ネジ部35に対して閉方向に螺合する。逆に、外筒部材30に対して内筒部材20を左ネジ方向に旋回させることにより、キャップ部26は開方向に回転して外筒部32の雄ネジ部35から脱離する。
図5は、図3のV−V断面図である。ただし、収容部22および投入物200は図示を省略している。
バンド部50の内周面54および外筒部材30の外周面38には、ラッチ爪がそれぞれ複数個ずつ設けられている。ラッチ爪は、外筒部材30に対するバンド部50の回転を、キャップ部26の開方向に規制し、閉方向に許容する。キャップ部26の開方向および閉方向を矢印にて図示する。
本実施形態の場合、より具体的には、バンド部50のラッチ爪(第一ラッチ爪500および第二ラッチ爪510)は、キャップ部26の閉方向の前方側に傾斜面501を有し、後方側に立面502を有する。
一方、外筒部材30のラッチ爪(第一ラッチ爪300および第二ラッチ爪310)は、キャップ部26の閉方向の前方側に立面302を有し、後方側に傾斜面301を有する。
すなわち、バンド部50および外筒部材30のラッチ爪は、キャップ部26の閉方向を送り方向とし、開方向をラッチ方向として形成されている。
よって、内筒部材20とともに巻き締められるバンド部50が、外筒部材30の首部351に至ると、キャップ部26とともに閉方向に回転する動作は許容され、キャップ部26が開方向に回転する場合は、これに追随しようとするバンド部50の回転は阻止される。
ボトルキャップ10がボトル本体210に固定装着された状態から、内筒部材20を開栓した場合、キャップ部26は雄ネジ部35に対して開方向に回転しつつ螺進する。一方、バンド部50はラッチ爪同士の係合によって外筒部材30に対する回転が規制されるため、バンド部50とキャップ部26との相対位置は乖離して脆弱なブリッジ52は破断し、キャップ部26の開栓が確認される。
ここで、本実施形態の外筒部材30およびバンド部50は、一の係合位置で互いに係合する第一ラッチ爪500、300と、他の係合位置で互いに係合する第二ラッチ爪510、310をそれぞれ有している。
本実施形態のボトルキャップ10は、外筒部材30に螺合装着されたキャップ部26が外筒部材30に対して開方向に回転する際に、第一ラッチ爪500、300または第二ラッチ爪510、310のいずれかが互いに係合して、外筒部材30に対するバンド部50の回転を規制する。
図5は、第一ラッチ爪500、300が互いに係合したラッチ状態、すなわちバンド部50と外筒部材30とが一の係合位置(第一の係合位置)にある状態を示している。
バンド部50の第一ラッチ爪500(500a〜500j)は、外筒部材30の第一ラッチ爪300(300a〜300j)と互いに係合している。
図6は、第二ラッチ爪510、310が互いに係合したラッチ状態、すなわちバンド部50と外筒部材30とが他の係合位置(第二の係合位置)にある状態を示している。
バンド部50の第二ラッチ爪510(510a〜510d)は、外筒部材30の第二ラッチ爪310(310a〜310d)と互いに係合している。
このように、本実施形態のバンド部50と外筒部材30とは、複数の係合位置にて互いのラッチ爪を係合させることができる。このため、キャップ部26の巻き締めが終了した時点でのバンド部50と外筒部材30との位置関係によらず、バンド部50には開方向への回転を規制するラッチ嵌合力が与えられる。
バンド部50または外筒部材30の一方には、第一ラッチ爪500、300および第二ラッチ爪510、310が等しい角度間隔で設けられている。本実施形態の場合、バンド部50には、第一ラッチ爪500(500a〜500j)または第二ラッチ爪510(510a〜510d)の一方または両方として機能する合計16個のラッチ爪が、バンド部50の内周面54に亘って、互いに22.5度の角度間隔で設けられている。ただし、16個のラッチ爪には、第一ラッチ爪500または第二ラッチ爪510として機能しないものが一部に含まれてもよい。
バンド部50に設けるラッチ爪(第一ラッチ爪500、第二ラッチ爪510)を等間隔とすることにより、バンド部50の成形性が良好になるとともに、バンド部50の装着時に外筒部材30のラッチ爪(第一ラッチ爪300、第二ラッチ爪310)から受ける衝撃がバンド部50の周方向に分散する。また、バンド部50の16個のラッチ爪に対して、いずれの位置でキャップ部26の巻き締まりが終了したとしても共通の係合位置となる。
そして、バンド部50または外筒部材30の他方には、第一ラッチ爪同士が上記角度間隔の整数倍の間隔で設けられているとともに、第二ラッチ爪が第一ラッチ爪に対して上記角度間隔の非整数倍の間隔で設けられている。本実施形態の場合、外筒部材30には、第一ラッチ爪300(300a〜300j)同士の間隔は22.5度または45度であり、第一ラッチ爪300(300a〜300j)と第二ラッチ爪310(310a〜310d)との間隔は11.25度である。
すなわち、外筒部材30の第一ラッチ爪300の配置位置は、下表1のとおりである。便宜上、第一ラッチ爪300aを基準として、外筒部材30の外周面38における開方向の角度位置を示す。
Figure 0005216439
上表より、外筒部材30の第一ラッチ爪300a〜300jは、バンド部50におけるラッチ爪の形成ピッチである22.5度の整数倍の角度間隔で互いに配置されている。
つぎに、外筒部材30の第二ラッチ爪310a〜310dの配置位置を下表2に示す。便宜上、第一ラッチ爪300aを基準として、外筒部材30の外周面38における開方向の角度位置を示す。
Figure 0005216439
上表より、外筒部材30の第二ラッチ爪310a〜310dは、第一ラッチ爪300a〜300jに対し、バンド部50におけるラッチ爪の形成ピッチである22.5度の非整数倍の角度間隔で配置されている。そして、第二ラッチ爪310a〜310d同士は、バンド部50におけるラッチ爪の形成ピッチである22.5度の整数倍の角度間隔で互いに配置されている。
これにより、キャップ部26の巻き締まりの最終位置においてバンド部50と外筒部材30とが第一の係合位置またはその近傍となった場合には、外筒部材30の第一ラッチ爪300a〜300jは、バンド部50の第一ラッチ爪500a〜500jと、いずれも係合する。
そして、キャップ部26の巻き締まりの最終位置においてバンド部50と外筒部材30とが第二の係合位置またはその近傍となった場合には、外筒部材30の第一ラッチ爪300a〜300jは、バンド部50の第一ラッチ爪500a〜500jと、いずれも係合する。
本実施形態では、外筒部材30、バンド部50とも、第一ラッチ爪500、300および第二ラッチ爪510、310は、それぞれ複数個ずつ設けられている。これにより、いずれの係合位置をとった場合も、ラッチ爪同士は強固に係合してバンド部50が外筒部材30から脱離することを防ぐ。
なお、図6に示すように、バンド部50のラッチ爪の一部は、第一ラッチ爪500と第二ラッチ爪510を兼用している。具体的には、第一の係合位置(図5)に外筒部材30の第一ラッチ爪300cと係合する第一ラッチ爪500cは、第二の係合位置(図6)においては外筒部材30の第二ラッチ爪310bと係合する第二ラッチ爪510bとして機能する。同様に、第一ラッチ爪500iと第二ラッチ爪510dは共通である。
<ラッチ爪の乗り上げについて>
図7は、キャップ部26(図示せず)の巻き締まり位置におけるバンド部50と外筒部材30の位置関係に関する他の態様を示す模式図である。図5とは、バンド部50の角度位置が開方向に約5度前進している点で相違する。図7の状態を第三の係合位置とする。
第三の係合位置では、図示のように、バンド部50の第一ラッチ爪500(500a、500b)と、外筒部材30の第一ラッチ爪300(300a、300b)とが互いに乗り上げた状態にある。かかる状態でキャップ部26の巻き締めが終了した場合、第一ラッチ爪500、300は以後も互いに乗り上げた状態で静置されることから、経時的に塑性変形して立面302、502の高さが低減する。
図8は、第三の係合位置からキャップ部26(図示せず)を開栓した状態を示す模式図である。キャップ部26が開栓されると、ブリッジ52でこれに接続されたバンド部50は開方向に回転力を受けるため、第一ラッチ爪500、300の乗り上げは解消される。
ここで、本実施形態のボトルキャップ10では、第二ラッチ爪510(510a)および310(310a)に関しては乗り上げが生じていないことから、図6と同様の第二の係合位置において、バンド部50の回転は規制される。
また、図7に示す第三の係合位置において第一ラッチ爪300cによって押し潰されていた第一ラッチ爪500cは、図8に示すように第二ラッチ爪310bと係合する第二ラッチ爪510bとして機能し、バンド部50の開方向への回転を規制する。
本実施形態のボトルキャップ10は、図5に示すように、第一の係合位置にて、互いに係合した隣接する第一ラッチ爪500aと500b、および第一ラッチ爪300aと300bの間には、バンド部50の第二ラッチ爪510aと外筒部材の第二ラッチ爪310aとが、開方向にこの順に並んで設けられている。
また、図6、8に示すように、第二の係合位置にて、互いに係合した隣接する第二ラッチ爪510aと510b、および310aと310bの間には、バンド部50の第一ラッチ爪500bと外筒部材30の第一ラッチ爪300b、300cとが、開方向にこの順に並んで設けられている。
これにより、キャップ部26の巻き締めの終了時に第一ラッチ爪500と300、または第二ラッチ爪510と310とが互いに干渉してラッチ爪が経時的に損滅したとしても、他方のラッチ爪にはかかる干渉が生じないことから、バンド部50の開方向への規制力が失われることはない。
本実施形態のキャップ部26は、第一の係合位置から第二の係合位置まで回転した際の螺進長さが、第二ラッチ爪510、310の爪幅よりも小さい。
また、キャップ部26は、第二の係合位置から第一の係合位置まで回転した際の螺進長さが、第一ラッチ爪500、300の爪幅よりも小さい。
ここで、キャップ部26の螺進長さとは、所定角度だけキャップ部26が回転した場合の軸方向の変位量をいう。また、ラッチ爪の爪幅とは、ボトルキャップ10の高さ方向に関する当該ラッチ爪の寸法をいう。
なお、第一ラッチ爪500と300、または第二ラッチ爪510と310の爪幅が互いに相違する場合、上記螺進長さは、いずれか大きい方の爪幅よりも小さければ足りる。
これにより、内筒部材20の巻き締め時に、第一または第二の係合位置よりずれて、ラッチ爪同士が互いに干渉して乗り上げた状態が形成されたとしても、内筒部材20の開栓時にバンド部50が外筒部材30から抜けてしまうことなく、隣接する他のラッチ爪による係合力によってバンド部50の開方向への回転が規制される。
<係合部について>
図9は、内筒部材20が外筒部材30に螺合装着した状態を示す部分拡大図である。
本実施形態のキャップ部26の下端縁261とバンド部50の上縁56には、キャップ部26が閉方向に回転することで互いに係合する係合部60がそれぞれ設けられている。
キャップ部26の下端縁261またはバンド部50の上縁56には、係合部60として、係合凹部62または係合凸部72が設けられている。
本実施形態の場合、キャップ部26の下端縁261には係合凹部62が彫り込み形成されている。また、バンド部50の上縁56には、係合凸部72が突出して一体に形成されている。
係合凸部72は、キャップ部26の閉方向(図中左方向)の前端側に傾斜面73を有し、後端側に立面74を有している。
係合凸部72と凹凸嵌合する係合凹部62も同様に、キャップ部26の閉方向の前端側に傾斜面63を有し、後端側には立面である係合面64を有している。
係合凹部62は、係合凸部72と係合する係合面64が、キャップ部26の下端縁261またはバンド部50の上縁56より突出して形成されている。
また、キャップ部26の下端縁261またはバンド部50の上縁56は、係合凹部62の係合面64を含む突起部66を有している。
本実施形態の場合、係合面64およびこれを含む突起部66は、キャップ部26の下端縁261より下方に突出して形成されている。
かかる構成により、キャップ部26を閉方向に回転させた際に、係合凹部62の係合面64が係合凸部72の立面74を押し込むこととなる。このため、脆弱なブリッジ52を破断してしまうことなくバンド部50を外筒部材30に装着することができる。
特に、下端縁261より突出する突起部66をキャップ部26に設けることにより、係合凹部62と係合凸部72とを深く係合させることができ、キャップ部26の螺合装着時に係合面64が係合凸部72を乗り越えてしまうことを防止している。
キャップ部26の下端縁261またはバンド部50の上縁56の少なくとも一方は、突起部66よりも開方向に離間した位置にスペーサ部58をさらに備えている。本実施形態では、バンド部50の上縁56にスペーサ部58が設けられている。
スペーサ部58は、キャップ部26の下端縁261とバンド部50の上縁56とが接近しすぎることを防止する。すなわち、キャップ部26を外筒部材30に螺合装着する際に、下方に螺進するキャップ部26はバンド部50を下方に押圧するところ、スペーサ部58が無い場合は、キャップ部26とバンド部50とは下端縁261と上縁56とを当接させながら外筒部材30の周囲を回転することとなる。この場合、ブリッジ52は下端縁261と上縁56に押し潰されながら剪断されるため、キャップ部26の螺合時に破断しやすくなる。
これに対し、本実施形態のようにスペーサ部58を設けることで、キャップ部26の螺合時にバンド部50との距離が所定以上に維持されるため、ブリッジ52の剪断が防止される。
なお、本実施形態のように係合面64を下端縁261から突出させた突起部66は、前述の押し込み力の向上に加え、スペーサとしての機能を果たす。
なお、本実施形態ではキャップ部26の下端縁261に係合凹部62を形成し、バンド部50の上縁56に係合凸部72を形成する場合を例に説明したが、逆にキャップ部26の下端縁261より下方に突出する係合凸部を形成し、バンド部50の上縁56に係合凹部を形成してもよい。
また、係合部60は、本実施形態のように凹部と凸部との組み合わせによらず、凸部同士の係合によるものでもよい。
収容部22に粉茶などの投入物200が投入されて底蓋部材40で密閉されたボトルキャップ10は、図1および図3に示すように、清水などの液体が収容されたボトル本体210のボトル口部220に装着されることで、出荷される飲料用ボトル100(図1を参照)が完成する。
飲料用ボトル100は、図4に示すように、一般消費者がキャップ部26を開栓して底蓋部材40を収容部22より脱離することにより、収容部22に収容されていた投入物200とボトル本体210内部の液体とを混合して飲用することができる。
キャップ部26を開方向に回転させると、キャップ部26は外筒部材30に対して上方に螺進する。底蓋部材40の周壁部分44は外筒部材30の下端34に係止されているため、一定長さだけキャップ部26を螺進させると、底蓋部材40は収容部22から脱落する。このため、収容部22に収容されていた投入物200がボトル本体210に投入される。
このとき、バンド部50は外筒部材30に対してラッチ嵌合して開方向への回転が規制されているため、キャップ部26の螺進に追随せず、ブリッジ52は破断し、開栓が確認される。
本実施形態のボトルキャップがボトル本体のボトル口部に装着された飲料用ボトルの正面図である。 本発明の実施の形態のボトルキャップおよび飲料用ボトルの組立構造を示す縦断正面図である。 ボトル本体にボトルキャップが装着されている状態を示す縦断正面図である。 ボトルキャップからボトル本体に投入物が投入される状態を示す模式的な縦断正面図である。 図3のV−V断面図であり、第一の係合位置におけるラッチ状態を示す図である。 第二の係合位置におけるラッチ状態を示す図である。 第三の係合位置におけるラッチ状態を示す図である。 第三の係合位置からキャップ部を開栓した状態を示す模式図である。 内筒部材が外筒部材に螺合装着した状態を示す部分拡大図である。
符号の説明
10 ボトルキャップ
20 内筒部材
22 収容部
23 上端
24 下端
25 下端突起部
26 キャップ部
261 下端縁
27 保持溝
28 雌ネジ部
30 外筒部材
32 外筒部
33 上端
34 下端
35 雄ネジ部
36 装着部
38 外周面
40 底蓋部材
50 バンド部
52 ブリッジ
54 内周面
56 上縁
58 スペーサ部
60 係合部
62 係合凹部
66 突起部
72 係合凸部
100 飲料用ボトル
200 投入物
210 ボトル本体
220 ボトル口部
300、500 第一ラッチ爪
310、510 第二ラッチ爪

Claims (11)

  1. 下端が開口して投入物を収容可能な筒状の収容部、および前記収容部の上端を閉塞するキャップ部を有する内筒部材と、
    開口している上端に前記キャップ部が着脱自在に螺合装着されて内部に前記収容部が挿入され、開口している下端が前記収容部とともにボトル口部の内部に挿入される外筒部を有し、前記ボトル口部に装着される外筒部材と、
    前記収容部の下端に着脱可能に嵌合して前記収容部を密閉する底蓋部材と、
    ブリッジにより前記キャップ部の下端縁と部分的に連結され、前記キャップ部とともに前記外筒部材に装着されるバンド部と、を備え、
    前記外筒部材に螺合装着された前記キャップ部が該外筒部材に対して開方向に螺進することにより、前記ブリッジが破断するとともに、前記底蓋部材が前記外筒部の下端に押下されて前記収容部より脱離するボトルキャップであって、
    前記バンド部の内周面および前記外筒部材の外周面には、該外筒部材に対する該バンド部の回転を前記開方向に規制し閉方向に許容する、一の係合位置で互いに係合する第一ラッチ爪と、他の係合位置で互いに係合する第二ラッチ爪が、それぞれ設けられており、
    前記バンド部または前記外筒部材の一方には、前記第一ラッチ爪および前記第二ラッチ爪が等しい角度間隔で設けられており、
    前記バンド部または前記外筒部材の他方には、前記第一ラッチ爪同士が前記角度間隔の整数倍の間隔で設けられているとともに、前記第二ラッチ爪が前記第一ラッチ爪に対して前記角度間隔の非整数倍の間隔で設けられていることを特徴とするボトルキャップ。
  2. 前記外筒部材に螺合装着された前記キャップ部が該外筒部材に対して前記開方向に回転する際に、前記第一ラッチ爪または前記第二ラッチ爪のいずれかが互いに係合して、前記外筒部材に対する前記バンド部の回転を規制する請求項1に記載のボトルキャップ。
  3. 前記キャップ部が、前記一の係合位置から前記他の係合位置まで回転した際の螺進長さが、前記第二ラッチ爪の爪幅よりも小さく、
    前記キャップ部が、前記他の係合位置から前記一の係合位置まで回転した際の螺進長さが、前記第一ラッチ爪の爪幅よりも小さい
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のボトルキャップ。
  4. 前記一の係合位置にて、互いに係合した隣接する前記第一ラッチ爪同士の間には、前記バンド部の前記第二ラッチ爪と前記外筒部材の前記第二ラッチ爪とが、前記開方向にこの順に並んで設けられており、
    前記他の係合位置にて、互いに係合した隣接する前記第二ラッチ爪同士の間には、前記バンド部の前記第一ラッチ爪と前記外筒部材の前記第一ラッチ爪とが、前記開方向にこの順に並んで設けられている
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のボトルキャップ。
  5. 前記第一ラッチ爪および前記第二ラッチ爪が、それぞれ複数個ずつ設けられている請求項1から4のいずれかに記載のボトルキャップ。
  6. 前記キャップ部の下端縁と前記バンド部の上縁には、前記キャップ部が閉方向に回転することで互いに係合する係合部がそれぞれ設けられている請求項1からのいずれかに記載のボトルキャップ。
  7. 前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁には、前記係合部として、係合凹部または係合凸部が設けられている請求項に記載のボトルキャップ。
  8. 前記係合凹部は、前記係合凸部と係合する係合面が、前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁より突出して形成されている請求項に記載のボトルキャップ。
  9. 前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁が、前記係合凹部の前記係合面を含む突起部を有する請求項に記載のボトルキャップ。
  10. 前記キャップ部の前記下端縁または前記バンド部の前記上縁の少なくとも一方が、前記突起部よりも前記開方向に離間した位置にスペーサ部をさらに備える請求項に記載のボトルキャップ。
  11. 飲料が収容されて上端にボトル口部が形成されているボトル本体と、前記ボトル本体の前記ボトル口部に装着されるボトルキャップと、を有する飲料用ボトルであって、
    請求項1から10のいずれかに記載のボトルキャップが前記ボトル口部に装着され、前記キャップ部を前記開方向に螺進して前記底蓋部材を前記収容部から脱離することで、前記投入物が前記飲料と混合されることを特徴とする飲料用ボトル。
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