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JP5215830B2 - ファスニングテープ、これを用いた吸収性物品及び吸収性物品用カバー - Google Patents

ファスニングテープ、これを用いた吸収性物品及び吸収性物品用カバー Download PDF

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Description

本発明は、吸収性物品及び吸収性物品用カバーに用いられるファスニングテープ、これを用いた吸収性物品及び吸収性物品用カバーに関する。
展開型の使い捨ておむつは、通常、背側に沿わされる後部、腹側に沿わされる前部、該後部と前部との間に位置する中間部を有する。この中間部を乳幼児等の股下に沿わせて着用するとき、背側のサイドフラップを着用者の腹側にとどかせ固定部材によりおむつ前部の外表面に固着する。これにより、おむつを腰周りで適度にしめつけ、ずれ落ちないように固定することができる。上記固定部材としては、固着と剥離が繰り返し行える機械的な接合を可能とするファスニングテープが広く用いられている。
ファスニングテープは、一般的に、面状のメカニカルファスナーを有し、例えばこれが基材シートともにおむつのフラップ部に取り付けられた構造を有する。このメカニカルファスナーとしては、繊維等との係合を可能とする微小な鉤型のフック状突起部や、きのこ状のもの等を多数有する面状ファスナー(雄材)が挙げられる。他方、腹側前部で上記面状ファスナー(雄材)を受ける部分は通常の不織布でもよいが、上記フックの効果的な掛かりを実現するよう、例えばループ状ないし毛羽立った表面繊維構造を有するランディングテープ(雌材)等が用いられる。
ファスニングテープの具体的な構造としては、例えば、面状ファスナーのフック状突起部を設けたのと反対側に基材シートを貼り付け、面状ファスナーと基材シートとで、おむつ本体のフラップ部を挟み込んだものがある。このような取り付け方式を取り付けられたファスニングテープを側面からみた形状に基づき「Yボンド方式」という。このYボンド方式を適用したものとして、例えば、面状のメカニカルファスナーの長手方向の一端と、基材シートとで、本体シートの端縁部の内面に固着したファスニングテープがある(特許文献1参照)。このメカニカルファスナーには多数のきのこ形状の微小フックが設けられており、全体として本体シートから延出方向に長尺矩形の面状ファスナーである。これによりファスニングテープの十分な取り付け強度が実現され、かつ製造原価の低減を可能とするとされる。また、同様のYボンド方式のものとして、T字のフックを多数有する平板状ファスナーと、裏うち材とで、おむつ本体の側縁部を挟み込んだものが開示されている(特許文献2参照)。
特開2000−269号公報 特表平10−500326号公報
上述した特許文献1,2のファスニングテープの場合、非使用時もしくはおむつ等の交換時にメカニカルファスナーのフックからなる接着可能面が露出した状態となり、これが他の部材に不用意に接着してしまうことがある。特におむつ等の外装材として適用される肌ざわりの良いやや毛羽立ちのある不織布や、乳幼児用の柔らかい素材の衣類表面は強く接着することがあり、この取り外しが極めて難しいことがある。そればかりか、無理に引き剥がそうとすると、おむつや衣類の表面繊維の破損や剥離を生じかねない。
以上の点に鑑み、本発明は、非使用時や吸収性物品又は吸収性物品用カバーの交換時に、ファスニングテープの接着可能面が各シ−ト部材や着用者の衣類等に不用意に接着してしまうことを抑制ないし防止することができ、しかも取り扱い性に優れるファスニングテープ、これを用いた吸収性物品及び吸収性物品用カバーの提供を目的とする。
本発明は、基材シートと接着可能面を有するファスナーとを有するファスニングテープであって、該ファスニングテープはこの一方の縁側を固定基部側とし前記ファスナーの少なくとも一部を含む前記固定基部側の領域で吸収性物品又は吸収性物品用カバーの側縁部に重なるように取り付けられており、前記ファスニングテープの他方の縁側は前記側縁部とは重ならない自由端部とされ、該ファスニングテープにおいて前記吸収性物品又は吸収性物品用カバーの側縁部の外方に延出した基材シートの先端が接着可能面を有するファスナーの内方先端を越えて折りたたまれたファスニングテープにより上記の目的を達成するものである。
本発明のファスニングテープは、吸収性物品又は吸収性物品用カバーの非使用時や交換時に、ファスニングテープの接着可能面が各シ−ト部材や着用者の衣類等に不用意に接着することを抑制ないし防止し、しかもファスニングテープの着脱に係る取り扱い性に優れる。また、本発明のファスニングテープは、複雑な構造や特殊な部材等によらずに上記の性能を発揮させることができるため、余計な製造工程や特殊な部材等を必要とせず生産性に優れる。
以下、本発明のファスニングテープについて、その好ましい実施形態としての展開型使い捨ておむつに基づき、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態1)を備えた展開型使い捨ておむつを、概ね着用したときの形状で模式的に示す斜視図である。図2は図1に示した使い捨ておむつを展開し、これを内側(表面シート側)からみたときの状態を模式的に示す平面図である。図3(a)は図2のIII−III線断面を拡大して示す断面図であり、図3(b)はこれを折り部7で折り畳んだ状態を示す断面図である。
本実施形態1のファスニングテープ1は左右2つが1対となり、おむつ10の着用者の背側に配されるおむつ後部rの両側縁部においてサイドフラップSrにそれぞれに配設されている(図1、図2参照)。乳幼児等に着用させるときには、この後部rを着用者の背側に配し、さらにおむつ股下中央部cが股間に沿うようわたし、前部fを着用者の下腹部にあてる。このとき、後部サイドフラップSrを背中の方から腹側にわたし、このサイドフラップSrで腹側前部fのサイドフラップSfを覆うようにする。そして、ファスニングテープ1をランディングテープ(ファスナー受け部)6に圧し付けて、ファスニングテープの内側に設けられたファスナー11によりランディングテープ6の表面と機械的に接合させ係着することができる。おむつの使用後には、逆にファスニングテープ1をランディングテープ6から引き剥がし、後部サイドフラップSrからおむつを展開して乳幼児等から脱がせることができる。
本実施形態1に示した使い捨ておむつ10は、液透過性の表面シート3、液不透過性又は撥水性の裏面シート5(図3(a)参照)、及び両シート3,5間に介在された液保持性の吸収体4(図2参照)を具備する。おむつ全体の展開形状としては、実質的に縦長の砂時計形状、すなわち、その長手方向の両端部(腹側前部f,背側後部r)が幅広にされ、中間部cが緩やかな曲線をえがいて括れる形状とされている。表面シート3及び裏面シート5は、それぞれ吸収体4の左右両側縁から外方に延出している。裏面シート5は、使い捨ておむつ10の輪郭を画成しており、さらに裏面シートの外側に肌ざわりや外観を考慮した不織布からなる外装シートを被覆して配設してもよい。
使い捨ておむつ10には、吸収体4における長手方向の両側部に沿って、一対の防漏カフ17,17が設けられている(図2参照)。各防漏カフ17は、弾性部材15を備えた不織布からなるサイドシート8を、表面シート3の両側縁を跨いで配設して形成されている。各サイドシート8は、吸収体4の側縁とレッグギャザー形成用の弾性部材16との間において、おむつ長手方向にわたって表面シート3上に固定されている。防漏カフ17の自由端(内端)は、おむつ展開状態において、おむつ長手方向と略平行に形成されている。このような構成の防漏カフ17とすることにより、着用時には弾性部材15,15の適度な収縮力が作用し、防漏カフ17の自由端縁が立ち上がり、立体ギャザーを構成する。この立体ギャザーが肌にしっかりと当接して、排泄物の外部への移行を遮断して横漏れを効果的に防止する。
本実施形態においては、上述のとおり、左右2つのファスニングテープ1が後部サイドフラップSrに配設されている。本実施形態のファスニングテープ1は、基材シート12と、基材シート12の内側面12iの一部(図3(a)参照)に接合された面状のメカニカルファスナー(面状ファスナー)11とからなる。そして上記ファスニングテープ1は、該テープの基部T側の領域dで、いわゆるYボンド方式により取り付けられている。すなわち、上記領域dにおいて、基材シート12の内側面12iと面状ファスナー11の外表面11oとの間でおむつの後部サイドフラップSrを挟み込むようにして固着されている。各部材の接着方法は特に限定されず、通常のこの種のシート材等に用いられる接着剤によって接着することができる。このように本実施形態1においては、シンプルな構造でありながら取り付け強度が高く、しかもファスニングテープとしての取扱い性に優れるYボンド方式を採用することができる。このため、製造工程が煩雑にならず、しかも余計な部材や特殊な材料によることなく、優れた取扱い性や高取り付け強度を実現することができ好ましい。
面状ファスナー11の内面11iには、鉤状もしくはきのこ状のフックを形成する微小突起部(図示せず)が多数その全面にわたって設けられている。このフックを配したファスナー内面11iがファスニングテープの接着可能面となり、非接着時に露出しうるようにされている。この接着可能面をおむつ前部fに配したランディングテープ6にあて、テープ6のループ状ないし毛羽立ちのある不織布表面の繊維にしっかりと個々のフックが係合するようにして固着される。本実施形態1においては接着可能面がメカニカルファスナーのフックにより構成されているが、この他、粘着剤等によって形成された接着可能面であってもよい。このことは、後述する各実施形態についても同様である。
本実施形態1において、面状ファスナー11は長方形で、その長手方向をおむつの長手方向(Y方向)に向け、サイドフラップの側縁Seの中央を広く配設されている(図2参照)。このようにすることで、ファスナーの広い面でランディングテープ6にしっかりと固着され、サイドフラップSrが大きくめくれたりしないよう、安定した装着状態が実現される。そして、面状ファスナー11の幅方向は、その領域(面状ファスナーの総幅)dにおいてサイドフラップの側縁Seを跨ぐように配設され(図3参照)、領域dがサイドフラップSrにかかるようにされ、領域dが側縁Seから展開状態のおむつ幅方向(X方向)の外方に延出するようにされている。
本実施形態1においてファスニングテープの基材シート12はほぼ正方形であり、その外面12oを非肌当接面に向け、領域d及びdにおいてサイドフラップの側縁Seから外方に延出している(図2、3参照)。このとき基材シート12は、領域dにおいて面状ファスナー11からも外方に延出しており、この延出領域dがファスニングテープおいて摘み部の役割をはたす。本実施形態においては、このように広い面積の基材シート12の延出領域dが摘み部として確保されているため、ファスニングテープ1をランディングテープ6に固着・剥離するときの操作性が極めて良好である。
本実施形態1においては、ファスニングテープ1の、基材シート12上の面状ファスナーの外方先端11tの近傍でありその外方に基材シート12が折りたたまれる折り部7が配置されている。図3(a)に示した形態では折り部が局部的に湾曲した断面として示しているが、このような断面形状でなくてもよい。折り部7には折り癖をつけてもよく、その方法としては、例えば、適度な塑性変形性を有する不織布等を所定の基線で折り曲げて、この基線を強く圧し付ける方法が挙げられる。あるいは、図示したもののように局部的に変形するようシートを成形ないし加工したり、折り部7とするする部分をエンボス等により圧密化したりしてもよい。また、後述する別の実施形態のように面状ファスナー11と接合してある部分において折り部を設けたり、面状ファスナー11の外方端部よりさらに外方にメカニカルファスナーを配してその離間部を折り部としたりしてもよい。
本実施形態1においては、基材シートの折り部7の外方領域dが折り畳み部Qとされ、ファスニングテープの接着可能面側、すなわち面状ファスナーの配された方向eに折り畳まれる。そして、ファスニングテープの自由端である基材シート外方先端12tが面状ファスナーの内方先端11kを越えるようにして、その接着可能面11iを構成する面状ファスナーを覆い隠すことができる(図3(b)参照)。このとき、折り部7が方向e又はその反対側のどちらに折り畳みやすいようにされていてもよいが、上述したように接着可能面を隠すために方向eに曲げやすいようにされていることが好ましい。そして、折り畳み部Qの部分を方向eに折り畳んだとき折り部7を折り曲げ基線として折り畳まれることが好ましい。なお、本実施形態においてファスニングテープの自由端は基材シート外方先端12tで構成されているが、面状ファスナーの外方先端11tで構成されても、またこれらの両先端11t,12tで構成されてもよい。
本実施形態1においては、面状ファスナーの幅dより、基材シートの面状ファスナーから外方に延出した領域(幅)dが広くなるようにされている。その結果、上述のように基材シートの折り畳み部Qを面状ファスナー方向eに折り畳んだとき、基材シートの外方先端11tが面状ファスナー11の内方先端11kを跨ぎ越え、この接着可能面(フックを設けた部分)全面を覆い隠すようにされている(図3(b)参照)。このようにすることで、面状ファスナー11をランディングテープに接合していない、例えばおむつの非使用時や交換時に不用意に、他の部材や、衣類に係着してしまうことを効果的に防止することができる。
本実施形態においては、サイドフラップSrはおむつ本体を構成している裏面シート5およびサイドシート8が適用されているが、おむつ本体の側縁部に伸縮性シートを取り付けたものでもよい。これにより、ファスニングテープを摘んで引張りながら着用者の背側から腹側に引き出し腹側のランディングテープに接合する作業の自由度が増し好ましい。また、おむつを穿かせた後には、ファスニングテープ1が接合されたシートに伸縮性があると穿き心地が良く、乳幼児の腹式呼吸による腹部の動きにも好適に追従する。
乳幼児は母親が思うように対応してくれるわけではなく、おむつの交換時にサイドフラップSrをうまく腹側に引き出せないことがある。これを引き出す途中で乳幼児が足を屈伸させたり寝返りをうったりして、ファスニングテープが母親の指先から離れてしまうことがある。そのようなときに、メカニカルファスナーのフックがサイドフラップSr等に係着してしまい、これを適切に取り外すことができないことがある。サイドフラップに伸縮性シートを採用した場合には、伸縮性シートの表面は通常係合性が高く極めて強く係着してしまうため、問題はより深刻なものとなる。無理に引き剥がそうとすれば、表面繊維を破損し、場合によってはシート部材が破れてしまうことにもなる。その他、赤ちゃんのおくるみや、肌着、アフガンにメカニカルファスナーが不用意に係着しがちであることも上記と同様である。
これに対し、本実施形態1のファスニングテープ1によれば、折り畳み部Qで面状ファスナー11の係着面11iが隠されるため、サイドフラップに肌ざわりのよいやや毛羽立ちのある外装シートを適用したときにも、そこへの不用意な係着を防ぎ、おむつ交換に係る上記のような問題が解消される。また、ファスナーが係着しやすい伸縮性シート等の素材をサイドフラップ部に適用した場合にもおむつ交換等の作業性を低下させることなく穿き心地等の向上を実現することができる。また、赤ちゃんの肌着等への係着に対してもとくに気を配る必要がなくなり好ましい。
本実施形態のファスニングテープ1の寸法は、具体的な用途等に応じて適宜設定することができる。例えば、乳幼児用のおむつに用いられるもので、基材シート12の長手方向(Y方向)の長さ(図2参照)は20〜50mmであることが好ましく、幅方向(X方向)の長さは30〜80mmであることが好ましい。折り畳み部Qの幅は上述のように接着可能面を覆い隠すために十分な長さであることが好ましい。ファスニングテープの止着操作性の観点からは、基材シートの延出幅dとしては25〜55mmであることが好ましい。ファスニングテープ全体の寸法は上記基材シートと同様である。なお、後述する別の実施形態のように、折り畳み部Qの幅と、基材シートの延出幅dは同じでなくてもよい。
面状ファスナー11の長手方向(Y方向)の長さは20〜50mmであることが好ましく、幅方向(X方向)の長さは15〜35mmであることが好ましい。また面状ファスナーの延出領域幅dは15〜45mmであることが好ましい。
図4は本発明の別の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態2)を折り部7で折り畳んだ状態を模式的に示す断面図である。同図は、上記実施形態1における図3(b)に対応する断面として示しており、折り畳み前の形状を仮想線(2点鎖線)で示している。このことは、以下図5および6について同様である。
本実施形態2においては、ファスニングテープの折り部7が、接着可能面を有する面状ファスナー11の外方先端11tより前記吸収性物品又は吸収性物品用カバーの側縁部側に存在し、より具体的には、上記折り部7が、前記ファスナーの外方先端11tと内方先端11kとの間に存在する。そして、折り部7が、基材シート側折り部7bと面状ファスナー側折り部7aとの組み合わせにより構成されている。このとき、基材シート側折り部7bは、重合された面状ファスナー側折り部7bの位置に対応して形成されており、具体的に重合された両シートの厚さ方向において同位置に折り曲げ基線が配されるようにされている。このようにすることで、本実施形態2においては、基材シート側折り畳み部Qと面状ファスナー側折り畳み部Qとが折り畳み部Qを構成する。この折り畳み部Qは全体として方向eに折り畳まれて、ファスニングテープの自由端である基材シート外方先端12tが面状ファスナーの内方先端11kを越えるようにして、面状ファスナーの接着可能面(フックの配された部分)11iが露出せず隠されるようにされている。
本実施形態2においては、上述のように基材シート12と面状ファスナー11との両方に折り畳み部が設けられている。折り部7には折り癖を付けてもよく、その方法は特に限定されない。例えば、基材シートの折り癖と同様に所望の折り曲げ基線位置で塑性変形性を利用して折り曲げ圧縮したり、折り癖部の断面が凸状又は凹状になるように成形加工したり、この部分にフックを設けないようにしたりすることが挙げられる。
本実施形態2のように、基材シートと面状ファスナーとをともに折り畳む形態とすることにより、面状ファスナーの面積(領域幅d)を広くとることができる。これにより、ランディングテープ6と係着する面積を広く確保することができ、より安定した固着性が実現できる。また、一方で基材シートの延出領域(領域幅d)も十分に確保でき、基材シート12と面状ファスナー11の大きさのバランスを考慮した設定とすることができる。また、折り畳み部において面状ファスナー同士が係着していることにより、基材シートが面状ファスナーとの係合が弱い滑らかな素材や剛性のある素材であっても、安定して折りたたみ形状が維持される。
図5は本発明のまた別の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態3)を折り部7で折り畳んだ状態を模式的に示す断面図である。本実施形態3においては、上記実施形態2と同様に、接合部7が面状ファスナーの外方先端11tと内方先端11kとの間に存在し、折り部7が基材シート側折り部7bと面状ファスナー側折り部7aとの組み合わせにより構成されている。このとき、本実施形態3においては、折り畳まれた状態で面状ファスナーの内方先端11kと外方先縁11tとが同位置で突き合わされるようにされている。このようにすることで、面状ファスナーの面積(領域幅d)を大きくとり、例えばメカニカルファスナーのほぼ全域に配設することができ、ランディングテープ6との係着性を一層重視した設定とすることができる。また、折り畳み部において面状ファスナー同士が係着していることにより、基材シートが面状ファスナーとの係合が弱い滑らかな素材や剛性のある素材であっても、安定して折りたたみ形状が維持される効果においても実施形態2よりも一層高くなる。また、この変形例として、面状ファスナーの外方先端11tが内方先端11kを跨ぎ越えるようにしてもよい。
図6は本発明のさらにまた別の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態4)を折り部7で折り畳んだ状態を模式的に示す断面図である。図7は、図6に示したファスニングテープを面状ファスナー側からみた平面図である(ただし、図7は図6を幾分縮小して示している。)。本実施形態4においては、ファスニングテープの折り部7が第1の面状ファスナー11aの外方にあり、上記折り部7のさらに外方に前記とは別の第2の面状ファスナー11bを有する。換言すると、面状ファスナー11が第1の面状ファスナー11aと第2の面状ファスナー11bとに分割して配置されている。このとき両部材は離間して配置されており、この離間部分が折り部7となるようにされている。このようにすることで、例えば上記折り曲げ基線となる折り部7及びその近傍に配置されたフックがつぶされることを防止ししうる。
また、例えば第1の面状ファスナー11aのみにより構成された面状ファスナーを用いた形態(上記実施形態1に相当する。)において、基材シートの延出領域(領域幅d)が広くなりすぎランディングテープ6に固着したときに、この延出領域がめくれたりすることがある。おむつの着用時に、このめくれにより、ファスニングテープを引き剥がしてしまうようなことがあるときには、第2の面状ファスナー11bを設け、基材シートの第1の面状ファスナー11aの外方延出領域dが部分的に固定される本実施形態4が効果的であり好ましい。また、折り畳み部において面状ファスナー同士が係着していることにより、基材シートが面状ファスナーとの係合が弱い滑らかな素材や剛性のある素材であっても、安定して折りたたみ形状が維持される。なお、第2の面状ファスナー部材11bは、上記延出領域dの範囲において図示したものとは異なる位置に設けてもよく、あるいは必要に応じて複数のものを設けてもよい。
次に、ランディングテープ6について説明する。ランディングテープ6は、腹側前部fのおむつ外側表面、つまり非肌当接面側の面に貼り付けられており、横長矩形で、その長手方向がおむつ幅方向と一致している(図1,図2参照)。ランディングテープ6はファスニングテープが止着されることで、使い捨ておむつの装着形態を形成できるようになっている(図1参照)。なお、使い捨ておむつ10の非肌当接面側の面が、オス材のメカニカルファスナー11に止着可能なシートから形成されている場合には、ランディングテープ6は必ずしも必要ない。
表面シート3、裏面シート5、及び吸収体4としては、通常の吸収性物品等において用いられている各種材料を用いることができる。ファスニングテープ1の基材シート11の形成材料としては、通常の使い捨ておむつ等において用いられている不織布又は合成樹脂製フィルム等の各種のテープ材料を用いることができ、特に、風合いや摘み易さの観点から、不織布を用いることが好ましい。ランディングテープ6の形成材料としては、使い捨ておむつ等において用いられているメカニカルファスナーのメス材となる不織布や、不織布又は編布を接合した合成樹脂製フィルム等が好ましく、特に、それ自身でメカニカルファスナーのメス材となる不織布が好ましい。面状のメカニカルファスナー(面状ファスナー)を形成する材料としては、例えば、「マジックテープ(登録商標)」(クラレ社製)等のメカニカルファスナーのオス 部材に相当する構成を備えるもので、例えばシート基材の表面に錨状のオス 型係合部材がフックとして多数配設されたものや、シート基材の表面に釣型のオス 型係合部材がフックとして多数配設されたものをテープ状に形成したものである。また、メカニカルファスナーとしては、他に、「クイックロン」(登録商標、YKK社製)、「マジクロス」(登録商標、カネボウベルタッチ社製)、「CS−200」(商品名、3M社製)等の各種の市販品を挙げることができる。
上記各実施形態においてはサイドフラップSrに非収縮性のシートを挙げているが、伸縮性のあるものを用いることも出来る。サイドフラップSrにゴムを配したもの、おむつの外装に伸縮性不織布を用いたものさらにはおむつ本体の側縁部に伸縮性シートを取り付けたものでも良い。伸縮性シート2が用いられているが、この伸縮性シートは、シートの最大伸度が50%以上であり、シートを所定の方向に伸度50%まで伸長させた後に収縮させたときの伸長回復率、すなわち50%伸長時の伸長回復率が、60%以上であるものが好ましい。このような伸長性を面内方向の少なくとも一方向に有すればよい。ここで伸長回復率は、以下の方法によって測定される。
[伸長回復率の測定方法]
長さ50mm、幅25mmのシートのサンプル片を用意し、引っ張り試験機((株)オリエンテック社製「テンシロン」RTC−1150A〔商品名〕)を用いて、チャック間隔K0にサンプル片を固定し、300mm/分の速度で50%伸長時の長さK2(K2=K0×2)まで伸長させた後、引っ張り速度と同様の速度で引っ張り力を開放して、応力が0になったときのサンプル片の長さを伸長回復後の長さK1とする。この測定結果から次式により、50%伸長時の伸長回復率を算出する。
50%伸長時の伸長回復率(%)=〔(K2−K1)/(K2−K0)〕×100 最大伸度が50%以上である方向を複数有する場合は、そのうちのいずれか1方向のみにおいて上記最大伸度及び伸長回復率を示すものも伸縮性シートに含まれる。
伸縮性シートとして伸縮性不織布が挙げられ、例えば、弾性繊維層の両面に、同一の又は異なる、実質的に非弾性の非弾性繊維層が積層されているものがある。このとき弾性繊維層と、非弾性繊維層とは、弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態で、繊維交点の熱融着によって全面で接合されていることが好ましい。この実施態様においては、弾性繊維層と、非弾性繊維層との界面及びその近傍において、弾性繊維層の構成繊維と、非弾性繊維層の構成繊維との交点が熱融着しており、実質的に全面で均一に接合されていることが好ましい。また、2つの非弾性繊維層のうちの少なくとも一方においては、その構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維の一部が少なくとも一方の非弾性繊維層に入り込んだ状態になっていることが好ましい。
弾性繊維層の構成繊維としては、例えば熱可塑性エラストマーやゴムなどを原料とする繊維を用いることができる。弾性繊維層は弾性を有する繊維の集合体であるが、伸縮弾性を損なわない限りにおいて非弾性繊維が含まれていてもよい。非弾性繊維層は、伸長性を有するが、実質的に非弾性のものである。ここでいう、伸長性は、構成繊維自体が伸長する場合と、構成繊維自体は伸長しなくても、繊維どうしの交点において熱融着していた両繊維どうしが離れたり、繊維どうしの熱融着等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、繊維層全体として伸長する場合のいずれであってもよい。非弾性繊維層を構成する繊維としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PETやPBT)、ポリアミド等からなる繊維等が挙げられる。また、芯鞘型又はサイド・バイ・サイドの複合繊維、分割繊維、異形断面繊維、捲縮繊維、熱収縮繊維等を用いることもできる。
上記実施態様の伸縮性不織布は、その面内方向の少なくとも一方向に伸縮性を有するが、面内のすべての方向に伸縮性を有していてもよい。その場合には、方向によって伸縮性の程度が異なることは妨げられない。伸縮する方向に関し伸縮性の程度は50%伸長時の荷重が10〜500cN/25mmであることが好ましく、特に20〜100cN/25mmであることがより好ましい。また50%伸長状態から収縮させたときの残留歪みが15%以下であることが好ましく、10%以下であることがより好ましい。
また、伸縮シートとして特開2007−138374号公報に記載の内容を参照することができ、その製造方法については特開2007−84966号公報、特開2007−22066号公報などを参考にしてもよい。
本発明のファスニングテープは、前述した実施形態に限定されることなく、適宜変更が可能である。例えば、メカニカルファスナー(面状ファスナー)はメス材でもよい。その場合には、例えば、使い捨ておむつの腹側部の非肌当接面側に、対となるメカニカルファスナーのオス材をランディングテープとして設ければよい。またファスニングテープは、使い捨ておむつの腹側部の両側縁部に配されていてもよい。
本発明のファスニングテープは上記実施形態に限定されるものではなく、また実施形態1〜4についても要求される性能や形態に応じて、各実施形態の利点を活かして適宜選択することができる。なかでも、接着可能面を構成する材料としてメカニカルファスナーではなく粘着剤を用いる場合には、上記実施形態1を適用することが実際的である。また、乳幼児用のおむつを考慮したときのファスニングテープの取り扱い性や装着安定性等のバランスを考慮すると、上記実施形態1及び4が好ましく、実施形態1がより好ましい。
本発明のファスニングテープは上記実施形態のような乳幼児用使い捨ておむつに限らず、大人用のおむつでもよい。また、おむつカバーや尿とりパッドと組み合わせて用いるカバーパンツであってもよく、ファスニングテープが適用される各種の吸収性物品及び吸収性物品用カバーに好適に用いることができる。
本発明の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態1)を備えた展開型使い捨ておむつを模式的に示す斜視図である。 図1に示した使い捨ておむつを展開したときの状態を模式的に示す平面図である。 図3(a)は図2のIII−III線断面を拡大して示す断面図であり、図3(b)はこれを折り部7で折り畳んだ状態を示す断面図である。 本発明の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態2)を模式的に示す断面図である。 本発明の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態3)を模式的に示す断面図である。 本発明の好ましい実施形態であるファスニングテープ(実施形態4)を模式的に示す断面図である。 図6に示したファスニングテープの平面図である。
符号の説明
1 ファスニングテープ
2 伸縮性シート
3 表面シート
4 吸収体
5 裏面シート
6 ランディングテープ
7 折り部
8 サイドシート
10 展開型の使い捨ておむつ
11 面状のメカニカルファスナー(面状ファスナー)
11k 面状ファスナーの内方先端
11t 面状ファスナーの外方先端
12 基材シート
12t 基材シートの外方先端(自由端)
15 立体ギャザー形成用の弾性部材
16 レッグギャザー形成用の弾性部材
17 防漏カフ

Claims (6)

  1. 基材シートと接着可能面を有する面状のメカニカルファスナーとを有するファスニングテープであって、該ファスニングテープはこの一方の縁側を固定基部側とし前記面状のメカニカルファスナーの少なくとも一部を含む前記固定基部側の領域で、前記基材シートと前記面状のメカニカルファスナーとで前記吸収性物品又は吸収性物品用カバーの側縁部を挟み込むようにして取り付けられており、
    前記ファスニングテープの他方の縁側は前記側縁部とは重ならない自由端とされ、該ファスニングテープにおいて前記吸収性物品又は吸収性物品用カバーの側縁部の外方に延出した前記自由端である基材シートの先端が前記面状のメカニカルファスナーの内方先端を越えて折りたたまれることで、前記接着可能面を覆い隠すことができるファスニングテープ。
  2. 前記基材シートが折りたたまれる際の折り部が前記面状のメカニカルファスナーの外方先端を越えて存在する請求項1記載のファスニングテープ。
  3. 前記基材シートが折りたたまれる際の折り部が前記面状のメカニカルファスナーの外方先端と内方先端の間に存在する請求項記載のファスニングテープ。
  4. 前記基材シートが折りたたまれる際の折り部の外方にさらに1片以上のメカニカルファスナーを有する請求項のいずれか1項に記載のファスニングテープ。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載のファスニングテープを備えた吸収性物品。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載のファスニングテープを備えた吸収性物品用カバー。
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