JP5211788B2 - 電動車椅子 - Google Patents
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Description
操舵機構部110は、前後方向に沿って配設されているメインフレーム100Rと、メインフレーム100Lとの間で車幅方向に横架された横フレーム101の前方に設けられている。また、操舵機構部110は、使用者たる乗員が電動車椅子の着座シートに座ったときに、乗員の左右の足をそれぞれ支えるフットサポートプレート103R、103Lの後方に設けられている。操舵機構部110は、セクタシャフト111、ステアリングアーム112、タイロッド113R、113L、キャスターフォークブラケット114R、114L等を含んで構成されている。
まず、セクタシャフト111は、モータユニットから出力を受けて、ステアリングアーム112をセクタシャフト111を中心として図11に示す矢印方向に回転させる。すると、ステアリングアーム112の後方の両側に連結されているタイロッドのうち、タイロッド113Rは、キャスターフォークブラケット114Rに連結されている他端部を前方方に対する右側、すなわち電動車椅子の車体の右側から、はみ出す方向に移動させる。このタイロッド113Rの動作により、キャスターフォークブラケット114Rが縦フレーム102Rを中心にして矢印方向に回動すると共に、キャスターフォークブラケット114Rに接続されているキャスタフォーク115Rが、同様に回動し、キャスタフォーク115Rに軸支されている前輪120Rを前方に対して右側に操舵する。
このように、前輪をパワーステアリング装置によって操向する電動車椅子にあっては、乗員のコントローラによる指示によって自由に前輪を左右に回動することができる。
また、前記キャスターフォークブラケットは、前記外周縁部にクッション部材が取り付けられていることを特徴とする。
また、例えば、本発明によれば、キャスターフォークブラケットの円弧中心は、平面視において、キャスター輪の回動中心より外側に位置させている。したがって、前側のキャスター輪が操舵されたときに、キャスターフォークブラケットの突出量を減少させることができるので、異物との接触を低減させることができる。
図1、図2及び図3は、電動車椅子の構成の一例を示す図である。図1は、電動車椅子の側面図である。図2は、電動車椅子の正面図である。図3は、電動車椅子の背面図である。電動車椅子1は、使用者たる乗員が着座する着座シート11と、着座シート11に着座する乗員の背部を支持するシートバック12と、乗員の足部を支持するフットサポートプレート13R、13Lと、を複数のフレームが支持することによって構成されている。
なお、ステアリングアーム70は、固定部70a、取付部70b、70cの距離が変更しないような形状であれば上述したような形状に限られない。
上述のような動作を経て前輪36R、36Lの操舵が完了する。そして、図7に示すように、右側に前輪36R、36Lが回動している状態で、後輪30R、30Lを駆動することにより、電動車椅子1が右側に旋回して走行する。なお、操舵機構部51が図7に示す動きと対称的に動作することにより、前輪36R、37Lを左側に操舵することができる。
まず、前輪36Rが右側に操舵されたときに、操舵された方向に位置するキャスターフォークブラケット75Rに注目する。図7に示すように、キャスターフォークブラケット75Rの外周縁部73は、従来の操舵機構部により形成されていた隙間を閉塞するように位置している。すなわち、図11で示したように、従来形成されていた、キャスターフォークブラケットとフレームとの間の隙間(図11に示す領域S)が生じていない。これは、キャスターフォークブラケット75Rの外周縁部73の両端部のうち車体側に位置している端部74b(タイロッド71Rの他端部71Rbが連結されていない側の端部)が、フットサポートフレーム支持部46Rの領域にまで至っているためである。したがって、前輪36R、37Lを左右に操舵した状態で、前輪36Rとフレームとの間、詳しくはキャスターフォークブラケット75Rとフレームとの間に異物が侵入することがない。すなわち、前輪36R、36Lが右側に操舵された状態から左側に操舵されたとしても、キャスターフォークブラケット75Rとフレームとの間で異物を挟み込むことを防止することができる。
図9に示すキャスターフォークブラケット90R、90Lは、平板状で、平面視「レ」字状に形成されている。キャスターフォークブラケット90R、90Lは、ブラケット本体91R、91Lと、ブラケット本体91R、91Lの端部94aから湾曲して形成された延出部92R、92Lと、を有して形成されている。また、延出部92R、92Lは円弧状の外周縁部93が形成されている。
20R メインフレーム
20L メインフレーム
36R 前側キャスター輪(前輪)
36L 前側キャスター輪(前輪)
50 パワーステアリング装置
71R タイロッド
71L タイロッド
75R キャスターフォークブラケット
75L キャスターフォークブラケット
76R クッション材
76L クッション材
90R キャスターフォークブラケット
90L キャスターフォークブラケット
Claims (3)
- 前側のキャスター輪をパワーステアリング装置によって操向し、
車体平面視において、乗員が足を載せるフットサポートプレートを支持するために、前記前側のキャスター輪の回動軸付近を通って前方に延びるフットサポートフレームを有する電動車椅子において、
前記パワーステアリング装置とタイロッドで連結され、前記前側のキャスター輪の回動軸付近から前方に延びるキャスターフォークブラケットは、車体平面視で前記パワーステアリング装置による回動時に前記前側のキャスター輪が外向きになる側の移動範囲において、前縁に位置する外周縁部の少なくとも一部が常に前記フットサポートフレームの外側端面よりも車体内側に位置して前記前側のキャスター輪と前記フットサポートフレームとの間を閉塞すると共に、前記外周縁部が円弧状であることを特徴とする電動車椅子。 - 前記キャスターフォークブラケットは、前記外周縁部にクッション部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動車椅子。
- 前記キャスターフォークブラケットは、扇状に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電動車椅子。
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JP2008076380A JP5211788B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | 電動車椅子 |
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Family Applications (1)
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JP2008076380A Active JP5211788B2 (ja) | 2008-03-24 | 2008-03-24 | 電動車椅子 |
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