JP5206871B2 - 変調方式切り替え方法及び送信局と受信局 - Google Patents
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Description
本発明は、チャネル品質情報に基づいてデータ信号の変調方式を切り替える変調方式切り替え方法及び送信局と受信局に関する。
近年、HSPA(High Speed Packet Access)又はLTE(Long Term Evolution)等のデジタル通信システムが開発されている。上記のHSPAやLTEでは、高効率かつ高信頼性のデータ伝送を実現するため、AMC(Adaptive modulation and coding scheme)等の技術が採用されている。
AMC方式は、無線チャネルの品質に応じてデータ信号のMCS(Modulation and coding scheme)、つまり、広い意味での変調方式を切り替える制御、詳細に言えば変調方式と符号化率の組み合わせを切り替える制御を行う。それにより、受信品質を所要のレベルに保ったまま、高効率のMCSを適用でき、データの伝送効率を高めることができる。
AMC方式を用いた従来のデジタル通信システムの構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は従来の送信局の一例の構成図を示す。受信RF部11は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部12に供給する。
制御信号復号部12は、制御信号の復号処理を行って、無線チャネルの品質を表すチャネル品質情報(CQI)を抽出しCQI微調整部13に供給する。ここで、CQIは、受信局で測定された受信SINR(Signal−to−Interference and Noise power Ratio)に基づいて算出されており、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLER(BLock Error Rate)が10%になるように算出されている。
例えば、LTEでは、図3のCQIテーブルに示すように、変調方式(Modulation)、符号化率(Coding rate)、1変調シンボルで伝送される情報ビット数(Efficiency)が、16種類のCQI(CQI index)に対応付けられている。以降、受信局からフィードバックされたCQIをCQIFBと呼ぶ。
CQI微調整部13では、送信局独自の判断でCQIFBが微調整され、CQIADJが出力される。具体的には、まずCQIFBをSINRに変換し、次にSINRを時間方向で平均化し、目標とするBLERと実際のBLERとの差に応じて調整する。最後にSINRをCQIADJに変換する。
MCS選択部14は、CQIADJに基づいて、データ信号のMCSつまり変調方式と符号化率の組み合わせを選択する。例えば、LTEでは29種類のMCSが定義され、以下のように選択される。
MCS選択部14は図3に示すCQIテーブルを参照してCQIADJから変調方式(Modulation)と1変調シンボルで伝送される情報ビット数(Efficiency)を得る。また、図示しないスケジューラにより、データ信号の送信に用いる周波数リソースとしてのリソースブロック(Resource Block:RB)が決定される。
次に、MCS選択部14はデータ伝送の時間単位であるサブフレーム内で伝送される情報ビット数TBS(Transport Block Size)の暫定値を、RB数と情報ビット数(Efficiency)を用いて算出する。
また、LTEでは、一部分を図4のTBSテーブルに示すように、1〜110のRB数(NPRB)に対する0〜26のTBSの候補(ITBS)が定義されている。MCS選択部14は当該RB数の中でTBSの暫定値に最も近い値が最終的なTBSに決定され、最終的なTBSに対応するTBSインデックス(ITBS)を得る。
また、LTEでは、図5のMCSテーブルに示すように、変調方式の変調多値数(Qm)、TBSインデックス(ITBS)が、29種類のMCSに対応付けられている。MCS選択部14は図5のMCSテーブルを参照して、変調方式の変調多値数(Qm)とTBSインデックス(ITBS)から5ビットのMCS(IMCS index)を得る。MCS選択部14はこの5ビットのMCSを誤り訂正符号化部15,データ変調部16,制御信号生成部17に供給する。
誤り訂正符号化部15は、符号化率がMCSで示された値になるように、データ信号(情報ビット)に対する誤り訂正符号化を行う。データ変調部16はMCSで示された変調方式でデータ変調を行う。
制御信号生成部17は、MCSを含む制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。パイロット信号生成部18は、受信局におけるデータ信号や制御信号の復調及びCQIの測定に必要なパイロット信号を生成する。チャネル多重部19は、データ信号、制御信号、パイロット信号を多重して、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)の送信形式の信号を生成する。送信RF部20は、D/A変換及び直交変調を行うことによりベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信する。
図2は従来の受信局の一例の構成図を示す。受信RF部21は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部22に供給する。
チャネル分離部22は、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)に対する受信処理(例えばOFDMAの場合は、FFTタイミング検出、GI除去、FFT処理)を行って、受信信号をデータ信号、制御信号、パイロット信号に分離する。
チャネル推定部23は、チャネル分離部22からの受信パイロット信号と既知のパイロット信号の相関値を計算することにより、複素数で表される無線チャネルのチャネル状態情報(CSI:Channel State Information)を推定する。
CQI算出部24は、CSIを用いて推定した受信SINRに基づいて、CQIを算出する。具体的には、前述した通り、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出する。
制御信号復号部25は、チャネル分離部22からの受信制御信号に対して、CQI算出部24からのCSIを用いてチャネル補償を行い、更にデータ復調、誤り訂正復号を行い、制御情報(MCSを含む)を復元する。
チャネル補償部26は、チャネル分離部22からの受信データ信号に対して、チャネル推定部23からのCSIを用いてチャネル補償を行う。データ復調部27は、制御信号復号部25からのMCSで示された変調方式でデータ復調を行う。誤り訂正復号部28は、制御信号復号部25からのMCSで示された符号化率でデータ復調部27からの復調されたデータに対し誤り訂正復号を行って情報ビットを復元して出力する。
制御信号生成部29は、CQI算出部24からのCQIであるCQIFB等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。送信RF部30は、制御信号のD/A変換及び直交変調を行って、ベースバンドから無線周波数への変換を行い、無線周波数の信号を送信局に向けて送信する。
なお、無線基地局は移動局から受信したフィードバック報告を報告からの経過時間に応じて補正し、補正されたフィードバック報告値に基づいて送信割当制御を行う技術や、基地局が移動局との間の伝搬路品質を測定し、測定された伝搬路品質に基づいて制御リソース内での複数種類の制御信号のリソース配分を設定し、設定されたリソース配分を移動局へ通知する技術が提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
送信局から制御信号を用いて伝送される制御情報は、MCS等の要素で構成される。このような制御情報はユーザ毎に定義されるので、ユーザ当りの制御ビット数やユーザ数が増えるに従って、データ信号の伝送に使用可能な無線リソースが減少し、データ信号の伝送効率が低下するという問題があった。
そこで、目的の一つは、上記の点に鑑みなされたものであり、データ信号の伝送効率を向上できる変調方式切り替え方法を提供することである。
受信局からフィードバックされるチャネル品質情報に基づいてデータ信号を変調する変調方式を決定して切り替え、前記データ信号の変調方式の切り替え情報を送信局から前記受信局に通知する無線通信システムの変調方式切り替え方法であって、前記送信局は、前記変調方式の決定に用いたチャネル品質情報と前記受信局からフィードバックされたチャネル品質情報との差分情報を生成し制御情報として前記受信局に通知し、前記受信局は、前記制御情報として通知された前記差分情報と自局の過去のチャネル品質情報から切り替え情報を得てデータ信号の復調を行う。
本実施形態によれば、データ信号の伝送効率を向上することができる。
以下、図面に基づいて実施形態について説明する。
<第1実施形態>
AMC方式を用いた無線通信システムの第1実施形態の構成について、図6及び図7を用いて説明する。
AMC方式を用いた無線通信システムの第1実施形態の構成について、図6及び図7を用いて説明する。
図6は送信局(ここでは無線送信局を例に挙げる)の第1実施形態の構成図を示す。図6において、チャネル品質情報受信部M1は受信局からフィードバックされたチャネル品質情報を受信する。変調方式切り替え部M2は、チャネル品質情報受信部M1で受信したチャネル品質情報に基づいてデータ信号の変調方式を決定して切り替える。変調部M3は、変調方式切り替え部M2で切り替えられた変調方式で供給されるデータ信号の変調を行う。
制御情報生成部M4は、変調方式切り替え部M2で変調方式の決定に用いたチャネル品質情報とチャネル品質情報受信部M1で受信した受信局からフィードバックされたチャネル品質情報との差分情報を生成し、この差分情報を制御情報として多重送信部M5に供給する。多重送信部M5は、制御情報生成部M4からの制御情報を変調部M3からの変調データ信号及びパイロット信号と多重して受信局(ここでは無線受信局を例に挙げる)に送信する。
図7は受信局の第1実施形態の構成図を示す。図7において、受信分離部M6は、送信局からの制御情報と変調データ信号が多重された信号を受信して、制御情報と変調データ信号とパイロット信号に分離する。チャネル品質情報送信部M7は、受信分離部M6で分離されたパイロット信号を基に受信した無線チャネルのチャネル品質情報を生成して送信局に送信する。
切り替え情報取得部M8は、制御情報として通知された差分情報と自局の過去のチャネル品質情報から切り替え情報を得る。復調部M9は、切り替え情報取得部M8で得た切り替え情報の指示する変調方式に応じて、受信分離部M6で分離された変調データ信号の復調を行う。
この実施形態では、変調方式の切り替え情報の代りに、切り替え情報よりもビット数の少ない差分情報を送信局から受信局に送信するため、データ信号の伝送効率を向上することができる。
<第2実施形態>
AMC方式を用いたデジタル通信システムの第2実施形態の構成について、図8及び図9を用いて説明する。ここで、送信局は例えば無線基地局に対応し、受信局は例えば移動局に対応する。
AMC方式を用いたデジタル通信システムの第2実施形態の構成について、図8及び図9を用いて説明する。ここで、送信局は例えば無線基地局に対応し、受信局は例えば移動局に対応する。
<送信局の第2実施形態>
図8は送信局の第2実施形態の構成図を示す。図8において、受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部42に供給する。
図8は送信局の第2実施形態の構成図を示す。図8において、受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部42に供給する。
制御信号復号部42は、制御信号の復号処理を行って、無線チャネルの品質を表すチャネル品質情報(CQI)を抽出する。CQIは、受信局で測定された受信SINRに基づいて算出されており、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出されている。
例えば、LTEでは、図3のCQIテーブルに示すように、変調方式(Modulation)、符号化率(Coding rate)、1変調シンボルで伝送される情報ビット数(Efficiency)が、16種類のCQIに対応付けられている。例えばCQI=1では、変調方式がQPSK、符号化率が0.07617(=78/1024)、1変調シンボルで伝送される情報ビット数が0.1523(=0.07617×2)である。制御信号復号部42は、受信局からフィードバックされたCQIFBをCQI微調整部43,CQI差分算出部47に供給する。
CQI微調整部43は、送信局独自の判断でCQIFBを微調整して、CQIADJを出力する。具体的には、まずCQIFBをSINRに変換し、次にSINRを時間方向で平均化し、目標とするBLERと実際のBLERとの差に応じて調整する。最後にSINRをCQIADJに変換する。
MCS選択部44は、CQIADJに基づいて、データ信号のMCS、つまり、広い意味での変調方式、詳細に言えば変調方式と符号化率の組み合わせを選択する。例えば、LTEでは29種類のMCSが定義され、以下のように選択される。
MCS選択部44は図3に示すCQIテーブルを参照してCQIADJから変調方式(Modulation)と1変調シンボルで伝送される情報ビット数(Efficiency)を得る。また、図示しないスケジューラにより、データ信号の送信に用いる周波数リソースとしてのリソースブロック(RB)が決定される。
次に、MCS選択部44はデータ伝送の時間単位であるサブフレーム内で伝送される情報ビット数TBSの暫定値を、RB数と情報ビット数を用いて算出する。
また、LTEでは、一部分を図4のTBSテーブルに示すように、1〜110の各RB数(NPRB)に対するTBSの候補が定義されている。MCS選択部44は当該RB数の中でTBSの暫定値に最も近い値が最終的なTBSに決定され、最終的なTBSに対応するTBSインデックス(ITBS)を得る。
また、LTEでは、図5のMCSテーブルに示すように、変調方式の変調多値数(Qm)、TBSインデックス(ITBS)が、29種類のMCSに対応付けられている。MCS選択部44は図5のMCSテーブルを参照して、変調方式の変調多値数(Qm)とTBSインデックス(ITBS)から5ビットのMCSインデックス(IMCS)を得る。MCS選択部44はこのMCSインデックス(IMCS)をMCSとして誤り訂正符号化部45,データ変調部46に供給する。
誤り訂正符号化部45は、符号化率がMCSで示された値になるように、データ信号(情報ビット)に対する誤り訂正符号化を行う。データ変調部46はMCSで示された変調方式でデータ変調を行う。
CQI差分算出部47は、CQI微調整部43で微調整された後のCQIADJと、直近にフィードバックされたCQIFBとの差分を求め、この差分を表す情報CQIDIFFを算出する。ここで、CQIADJとCQIFBとの差分は、無線チャネルの時間変動と関係があるため、全CQIの定義域と比べて、当該差分は十分小さいといえる。
従ってLTEの場合は、全16種類のCQIに対して、例えば図10の差分CQIテーブルに示すように8種類(3ビット)のCQIDIFFを定義する。ここでは、CQIDIFF=0が差分=−4に対応し、CQIDIFF=4が差分=0に対応し、CQIDIFF=7が差分=3に対応している。CQI差分算出部47はCQIADJとCQIFBとの差分で図10の差分CQIテーブルを参照して3ビットのCQIDIFFを求め、制御信号生成部48に供給する。
従来は、29種類のMCSそのものを5ビットの制御ビットで受信局に通知しているが、本実施形態では、CQIDIFFを3ビットの制御ビットで受信局に通知すればよいので、制御ビットを削減できる。
制御信号生成部48は、CQIDIFF等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。パイロット信号生成部49は、受信局におけるデータ信号や制御信号の復調及びCQIの測定に必要なパイロット信号を生成する。チャネル多重部50は、データ信号、制御信号、パイロット信号を多重して、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)の信号を生成する。送信RF部51は、D/A変換及び直交変調を行うことによりベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信する。
<受信局の第2実施形態>
図9は受信局の第2実施形態の構成図を示す。図9において、受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部62に供給する。
図9は受信局の第2実施形態の構成図を示す。図9において、受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部62に供給する。
チャネル分離部62は、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)に対する受信処理(例えばOFDMAの場合は、FFTタイミング検出、GI除去、FFT処理)を行って、受信信号をデータ信号、制御信号、パイロット信号に分離する。
チャネル推定部63は、チャネル分離部62からの受信パイロット信号と既知のパイロット信号の相関値を計算することにより、複素数で表される無線チャネルのチャネル状態情報(CSI)を推定する。
CQI算出部64は、CSIを用いて推定した受信SINRに基づいて、CQIを算出する。具体的には、前述した通り、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出する。
制御信号復号部65は、制御信号(CQIDIFFを含む)を復元し、CQIDIFFをCQI復元部66に供給する。
一方、CQI算出部64で算出したCQIは送信局にフィードバックするCQIFBとして制御信号生成部72に供給されると共にCQIFBバッファ部67に蓄積される。CQI復元部66は、制御信号復号部65から供給されるCQIDIFFを用いて図10の差分CQIテーブルを参照しCQIADJとCQIFBとの差分(CQIADJ−CQIFB)を求める。
CQI復元部66は送信局でCQIDIFFを算出する際に用いられたCQIFBと同じタイミングのCQIFBをCQIFBバッファ部67から取り出して、差分(CQIADJ−CQIFB)と加算することによりCQIADJを求め、MCS選択部68に供給する。MCS選択部68は、送信局におけるMCS選択部44と同じ規則により、CQIADJからMCSを得てデータ復調部70及び誤り訂正復号部71に供給する。
ところで、受信局の制御信号生成部72,送信RF部73,受信RF部61,チャネル分離部62,制御信号復号部65、及び、送信局の受信RF部41,制御信号復号部42,CQI差分算出部47,制御信号生成部48,チャネル多重部50,送信RF部51での処理遅延の総和TPROCはCQI復元部66において既知であり、CQI復元部66はTPROCだけ過去のCQIFBをCQIFBバッファ部67から取り出してタイミング合わせを行う。なお、無線チャネルでの伝搬遅延は1パケットの送信時間単位に比して十分小さいため、考慮する必要はない。
チャネル補償部69は、チャネル分離部62からの受信データ信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行う。データ復調部70は、MCS選択部68からのMCSで示された変調方式でデータ復調を行う。誤り訂正復号部71は、MCS選択部68からのMCSで示された符号化率でデータ復調部70からの復調されたデータに対し誤り訂正復号を行って情報ビットを復元して出力する。
制御信号生成部72は、CQI算出部64からのCQIFB等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。送信RF部73は、制御信号のD/A変換及び直交変調を行って、ベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信局に向けて送信する。
このようにして、制御ビットを5ビットから3ビットに削減しても、受信局は問題なくMCSを知ることができ、データ信号を復号することができる。これにより、制御信号によるオーバーヘッドを削減して、データ信号の伝送に使用可能な無線リソースの減少を抑え、データ信号の伝送効率の低下を抑制することができる。
<第3実施形態>
LTEのように周波数スケジューリング方式が適用されるシステムでは、周波数サブバンド毎にCQIが定義される場合がある。そのようなシステムに適した第3実施形態について説明する。
LTEのように周波数スケジューリング方式が適用されるシステムでは、周波数サブバンド毎にCQIが定義される場合がある。そのようなシステムに適した第3実施形態について説明する。
AMC方式を用いたデジタル通信システムの第3実施形態の構成について、図11及び図12を用いて説明する。ここで、送信局は例えば無線基地局に対応し、受信局は例えば移動局に対応する。
<送信局の第3実施形態>
図11は送信局の第3実施形態の構成図を示す。図11において、図8と同一部分には同一符号を付す。受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部42に供給する。
図11は送信局の第3実施形態の構成図を示す。図11において、図8と同一部分には同一符号を付す。受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部42に供給する。
制御信号復号部42は、制御信号の復号処理を行って、無線チャネルの品質を表すチャネル品質情報(CQI)を抽出する。
ここでは、システムの帯域が複数の周波数サブバンドに分割され、K(Kは2以上の整数)個の周波数サブバンド(各周波数サブバンドはJ(Jは1以上の整数)個のリソースブロックRBを有する)それぞれに対してCQIが定義されており、各CQIをCQIFB,1,…,CQIFB,Kと呼ぶことにする。そして、受信局からの1回の送信により、全周波数サブバンドのCQI、又は、全周波数サブバンドのCQIの中でチャネル品質が良好ないくつかの周波数サブバンドのCQIが送信局にフィードバックされる。
各CQIは、受信局で測定された受信SINRに基づいて算出されており、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出されていることは第2実施形態と同様である。
制御信号復号部42は、受信局からフィードバックされたCQIFB,1,…,CQIFB,KをCQIFBバッファ部81,CQI微調整部82に供給する。CQIFBバッファ部81は、全周波数サブバンド分の最新のCQIFB,1,…,CQIFB,Kが蓄積されている。CQI微調整部82は、周波数サブバンド毎に第2実施形態と同様の微調整を行い、その結果としてのCQIADJ,1,…,CQIADJ,KをCQIADJ平均化部84に供給する。
リソース割当候補生成部83は、次回のデータ送信用に割り当てられる周波数サブバンドの候補パターンであるリソース割当候補をM(Mは正の整数)個生成する。CQIADJ平均化部84は、M個のリソース割当候補それぞれについて、データ送信用に割り当てられる周波数サブバンドに対応するCQI値(CQIADJ,1,…,CQIADJ,Kの中の全部又は一部)を平均化し、その結果としてCQIADJ_AVE,1,…,CQIADJ_AVE,Mを出力する。平均化の方法は、例えばCQI値をSINR値に変換し、SINR値の状態で平均化し、再びCQI値に変換する方法等がある。
リソース割当候補選択部85は、M個のリソース割当候補の中から1個を選択し、その選択されたリソース割当候補に対応するリソース割当情報RAと平均化されたCQI値CQIADJ_AVE_SELを出力する。選択の方法、つまりスケジューリングアルゴリズムとしては、例えば平均化されたCQI値が最も高いリソース割当候補を選択する方法等がある。
MCS選択部86は、リソース割当候補選択部85からのCQIADJ_AVE_SELに基づいてMCSを選択して誤り訂正符号化部45,データ変調部46に供給する。選択の方法は第2実施形態と同様である。
誤り訂正符号化部45は、符号化率がMCSで示された値になるように、データ信号に対する誤り訂正符号化を行う。データ変調部46はMCSで示された変調方式でデータ変調を行う。
CQIFB平均化部87は、リソース割当情報RAに対応した周波数サブバンドのCQI値をCQIFBバッファ部81から取り出し、それらを平均化した結果であるCQIFB_AVEを出力する。
CQI差分算出部88は、CQI微調整部82で微調整され周波数サブバンド間で平均化され選択されてリソース割当候補選択部85から供給されるCQIADJ_AVE_SELと、受信側からフィードバックされ周波数サブバンド間で平均化されたCQIFB平均化部87から供給されるCQIFB_AVEとの差分(CQIADJ_AVE_SEL−CQIFB_AVE)に基づいて、差分を表す情報CQIDIFFを算出する。例えば、CQI差分算出部88は第2実施形態と同様に、図10の差分CQIテーブルを参照して3ビットのCQIDIFFを求め、制御信号生成部89に供給する。
制御信号生成部89は、リソース割当情報RA及びCQIDIFFを含む制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。パイロット信号生成部49は、受信局におけるデータ信号や制御信号の復調及びCQIの測定に必要なパイロット信号を生成する。
チャネル多重部90は、データ信号、制御信号、パイロット信号を多重して、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)の信号を生成する。なお、データ信号はリソース割当情報RAに対応した周波数サブバンドに多重される。送信RF部51は、D/A変換及び直交変調を行うことによりベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信する。
本実施形態では、CQIDIFFはリソース割当情報RAと共に制御情報として受信局に通知される。本実施形態でも、CQIDIFFを3ビットの制御ビットで受信局に通知すればよいので、制御ビットを削減できる。
<受信局の第3実施形態>
図12は受信局の第3実施形態の構成図を示す。図12において、図9と同一部分には同一符号を付す。受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部91に供給する。
図12は受信局の第3実施形態の構成図を示す。図12において、図9と同一部分には同一符号を付す。受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部91に供給する。
チャネル分離部91は、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)に対する受信処理(例えばOFDMAの場合は、FFTタイミング検出、GI除去、FFT処理)を行って、受信信号をデータ信号、制御信号、パイロット信号に分離する。なお、データ信号は制御信号復号部93からのリソース割当情報RAが示す周波数サブバンドから取り出される。
チャネル推定部63は、チャネル分離部91からの受信パイロット信号と既知のパイロット信号の相関値を計算することにより、複素数で表される無線チャネルのチャネル状態情報(CSI)を推定する。
CQI算出部92は、CSIを用いて推定した受信SINRに基づいて、周波数サブバンド毎にCQI(CQIFB,1,…,CQIFB,K)を算出する。具体的には、第2実施形態と同様に、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出する。
制御信号復号部93は、チャネル分離部91からの受信制御信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行い、更にデータ復調、誤り訂正復号を行い、制御情報(RA,CQIDIFF等)を復元し、CQIDIFFをCQI復元部94に供給し、リソース割当情報RAをチャネル分離部91,CQIFB平均化部96に供給する。
CQI算出部92で算出した周波数サブバンド毎のCQIFB,1,…,CQIFB,Kは送信局にフィードバックするため制御信号生成部72に供給されると共にCQIFBバッファ部95に蓄積されている。
CQI復元部94は、制御信号復号部93から供給されるCQIDIFFが送信局で生成された際に用いられたCQIFB,1,…,CQIFB,Kと同じタイミングのCQIFB,1,…,CQIFB,KをCQIFBバッファ部95から取り出す。
なお、CQI復元部94は第2実施形態と同様に、受信局及び送信局における処理遅延の総和TPROCだけ過去のCQIFBをCQIFBバッファ部95から取り出してタイミング合わせを行う。
CQIFB平均化部96は、バッファ部95から取り出したCQIFB,1,…,CQIFB,Kを制御信号復号部93からのリソース割当情報RAに対応した周波数サブバンド間で平均化して、CQIFB_AVEを出力する。
CQI復元部94は、制御信号復号部93から供給されるCQIDIFFを用いて図10の差分CQIテーブルを参照して(CQIADJ_AVE_SEL−CQIFB_AVE)を求める。次に、CQI復元部94はCQIFB平均化部96から得られたCQIFB_AVEを(CQIADJ_AVE_SEL−CQIFB_AVE)と加算することにより、CQIADJ_AVE_SELを得る。
MCS選択部97は、送信局におけるMCS選択部86と同じ規則により、CQIADJ_AVE_SELからMCSを得る。
チャネル補償部69は、チャネル分離部91からの受信データ信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行う。データ復調部70は、MCS選択部97からのMCSで示された変調方式でデータ復調を行う。誤り訂正復号部71は、MCS選択部97からのMCSで示された符号化率でデータ復調部70からの復調されたデータに対し誤り訂正復号を行って情報ビットを復元して出力する。
制御信号生成部72は、CQI算出部92からの周波数サブバンド毎のCQIFB,1,…,CQIFB,K等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。送信RF部73は、制御信号のD/A変換及び直交変調を行って、ベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信局に向けて送信する。
このようにして、制御ビットを5ビットから3ビットに削減しても、受信局は問題なくMCSを知ることができ、データ信号を復号することができる。
<第4実施形態>
LTEシステムの下りリンクにAMC方式を適用したデジタル通信システムの第4実施形態について、図13及び図14を用いて説明する。ここで、デジタル通信システムでは無線基地局が送信局に対応し、移動局が受信局に対応する。
LTEシステムの下りリンクにAMC方式を適用したデジタル通信システムの第4実施形態について、図13及び図14を用いて説明する。ここで、デジタル通信システムでは無線基地局が送信局に対応し、移動局が受信局に対応する。
<送信局の第4実施形態>
図13は送信局の第4実施形態の構成図を示す。図13において、図8と同一部分には同一符号を付す。受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部101に供給する。
図13は送信局の第4実施形態の構成図を示す。図13において、図8と同一部分には同一符号を付す。受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部101に供給する。
上りスケジューラ100は、無線チャネルの品質や受信局からの送信要求等を考慮して、受信局に対して上りデータの送信許可を与える。制御信号復号部101は、受信局から受信した信号を復号して、CQIを含む上り制御情報(UCI:Uplink Control Information)を抽出する。
LTEでは、上り共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)と、上り制御チャネル(PUCCH:Physical Uplink Control Channel)のいずれかの物理チャネルを用いて上り制御情報UCIを伝送している。即ち、上りデータの送信許可があれば、上り制御情報UCIは上りデータと共に、誤り検出用のCRCビットを付加して上り共有チャネルPUSCHにマッピングされる。上りデータの送信許可がなければ、上り制御情報UCIは誤り検出用のCRCビットを付加することなく上り制御チャネルPUCCHにマッピングされる。
制御信号復号部101は、上りスケジューラ100から時間T1過去に与えられた送信許可に基づいて、上り共有チャネルPUSCHあるいは上り制御チャネルPUCCHを復号して、上り制御情報UCIからCQIFBを抽出する。なお、時間T1は、送信局の制御信号生成部102,チャネル多重部50,送信RF部51,受信RF部41、及び、受信局の受信RF部61,チャネル分離部62,制御信号復号部104,制御信号生成部103,送信RF部73での処理遅延の総和であり、T1は制御信号復号部101において既知である。
ところで、制御信号復号部101は上り共有チャネルPUSCHのCQIFBの誤りを検出した場合は当該CQIFBを出力しないが、上り共有チャネルPUSCHのCQIFBの誤りを検出しない場合、又は、上り制御チャネルPUCCHのCQIFBを得た場合は、CQIFBをCQI微調整部43,CQI差分算出部47に供給する。
CQI微調整部43は、第2実施形態と同様に送信局独自の判断でCQIFBを微調整して、CQIADJを出力する。
MCS選択部44は、第2実施形態と同様にCQIADJに基づいて、データ信号のMCS、つまり変調方式と符号化率の組み合わせを選択して誤り訂正符号化部45,データ変調部46,制御信号生成部102に供給する。
誤り訂正符号化部45は、符号化率がMCSで示された値になるように、データ信号に対する誤り訂正符号化を行う。データ変調部46はMCSで示された変調方式でデータ変調を行う。
CQI差分算出部47は、第2実施形態と同様にCQI微調整部43で微調整された後のCQIADJと、直近にフィードバックされたCQIFBとの差分を求め、この差分を表す3ビットの情報CQIDIFFを算出して、制御信号生成部102に供給する。
制御信号生成部102は、上りデータの送信許可に関する情報、MCS又はCQIDIFF等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。ここで、CQIDIFFの信頼性はCQIFBの信頼性に依存している。CQIFBを上り共有チャネルPUSCHで送信局に伝送する場合は、CRCビットを用いてCQIFBの誤りを検出できる。送信局は制御信号復号部101でCQIFBの誤りを検出した場合に、移動局に下りデータを送信しないよう上りスケジューラ100により制御を行うことで、送信局と受信局の間でMCSの認識ずれが生じないようにできる。
CQIFBを上り制御チャネルPUCCHで送信局に伝送する場合は、CQIFBの誤りを検出できないため、送信局でCQIFBが誤判定されると、送信局と受信局の間でMCSの認識ずれが生じる。
従って、PUSCHで伝送されたCQIFBに基づいてCQIDIFFが算出される場合はCQIDIFFを受信局に通知し、PUCCHで伝送されたCQIFBに基づいてCQIDIFFが算出される場合はMCSそのものを受信局に通知するように、制御信号生成部102はCQIFBとMCSの制御情報のいずれかを選択して制御信号を生成する。なお、制御信号生成部102は上りスケジューラ100から時間T1過去に与えられた送信許可から、CQIDIFFを受信局に通知する場合と、MCSそのものを受信局に通知する場合を知ることができる。このようにすることで、送信局と受信局の間でMCSの認識ずれが生じることはない。
パイロット信号生成部49は、受信局におけるデータ信号や制御信号の復調及びCQIの測定に必要なパイロット信号を生成する。チャネル多重部50は、データ信号、制御信号、パイロット信号を多重して、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)の信号を生成する。送信RF部51は、D/A変換及び直交変調を行うことによりベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信する。
<受信局の第4実施形態>
図14は受信局の第4実施形態の構成図を示す。図14において、図9と同一部分には同一符号を付す。受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部62に供給する。
図14は受信局の第4実施形態の構成図を示す。図14において、図9と同一部分には同一符号を付す。受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部62に供給する。
チャネル分離部62は、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)に対する受信処理(例えばOFDMAの場合は、FFTタイミング検出、GI除去、FFT処理)を行って、受信信号をデータ信号、制御信号、パイロット信号に分離する。
チャネル推定部63は、チャネル分離部62からの受信パイロット信号と既知のパイロット信号の相関値を計算することにより、複素数で表される無線チャネルのチャネル状態情報(CSI)を推定する。
CQI算出部64は、第2実施形態と同様に、CSIを用いて推定した受信SINRに基づいて、CQIを算出する。CQI算出部64で算出したCQIは送信局にフィードバックするCQIFBとして制御信号生成部103に供給されると共にCQIFBバッファ部67に蓄積される。
制御信号復号部104は、チャネル分離部62からの受信制御信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行い、更にデータ復調、誤り訂正復号を行い、制御情報を復元する。制御信号復号部104は、復元した制御情報から上りデータの送信許可に関する情報を抽出して制御信号生成部103に供給する。また、時間T2過去の送信許可に関する情報(制御信号復号部104内に保持されている)を参照することにより、復元した制御情報からCQIDIFFとMCSのいずれかを抽出する。時間T2過去の送信許可に関する情報が送信許可であればCQIDIFFが抽出され、送信不許可であればMCSが抽出される。
なお、時間T2は、受信局の受信RF部61,チャネル分離部62,制御信号生成部103,送信RF部73、及び、送信局の受信RF部41,制御信号復号部101,上りスケジューラ100,制御信号生成部102,チャネル多重部50,送信RF部51での処理遅延の総和であり、T2は制御信号復号部104において既知である。
制御信号復号部104でCQIDIFFが抽出された場合は、第2実施形態と同様にしてMCSを求める。つまり、CQI復元部66は、制御信号復号部65から供給されるCQIDIFFを用いて図10の差分CQIテーブルを参照しCQIADJとCQIFBとの差分(CQIADJ−CQIFB)を求める。
CQI復元部66は送信局でCQIDIFFを算出する際に用いられたCQIFBと同じタイミングのCQIFBをCQIFBバッファ部67から取り出して、差分(CQIADJ−CQIFB)と加算することによりCQIADJを求め、MCS選択部105に供給する。なお、CQI復元部66は第2実施形態と同様に、受信局及び送信局における処理遅延の総和TPROCだけ過去のCQIFBをCQIFBバッファ部67から取り出してタイミング合わせを行う。
制御信号復号部104でMCSが抽出された場合は、制御信号復号部104は抽出したMCSをMCS選択部105に供給する。
MCS選択部105は、送信局におけるMCS選択部44と同じ規則により、CQIADJからMCSを得る。また、MCS選択部105は、制御信号復号部104から供給される時間T2過去の送信許可に関する情報が、送信許可ならばCQI復元部66からのCQIADJより得たMCSを選択し、送信不許可ならば制御信号復号部104が抽出したMCSを選択し、選択したMCSをデータ復調部70及び誤り訂正復号部71に供給する。
チャネル補償部69は、チャネル分離部62からの受信データ信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行う。データ復調部70は、MCS選択部105からのMCSで示された変調方式でデータ復調を行う。誤り訂正復号部71は、MCS選択部105からのMCSで示された符号化率でデータ復調部70からの復調されたデータに対し誤り訂正復号を行って情報ビットを復元して出力する。
制御信号生成部103は、制御信号復号部104が抽出して供給する上りデータの送信許可に関する情報に基づいて、送信許可ならばPUSCH、送信不許可ならばPUCCHを選択して、CQI算出部64からのCQIFB等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。送信RF部73は、制御信号のD/A変換及び直交変調を行って、ベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信局に向けて送信する。
このようにして、PUSCHで伝送されたCQIFBに基づいてCQIDIFFが生成される場合は、制御ビットを削減しても受信局は問題なくMCSを知ることができ、データ信号を復号できる。
<第5実施形態>
次に周波数サブバンド毎にCQIが定義され、かつ、上り制御情報UCIが上り共有チャネルPUSCH又は上り制御チャネルPUCCHで伝送される場合の第5実施形態について説明する。
次に周波数サブバンド毎にCQIが定義され、かつ、上り制御情報UCIが上り共有チャネルPUSCH又は上り制御チャネルPUCCHで伝送される場合の第5実施形態について説明する。
AMC方式を用いたデジタル通信システムの第3実施形態の構成について、図15及び図16を用いて説明する。ここで、送信局は例えば無線基地局に対応し、受信局は例えば移動局に対応する。
<送信局の第5実施形態>
図15は送信局の第5実施形態の構成図を示す。図15において、図11又は図13と同一部分には同一符号を付す。受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部101に供給する。
図15は送信局の第5実施形態の構成図を示す。図15において、図11又は図13と同一部分には同一符号を付す。受信RF部41は、受信局からフィードバックされた信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行って制御信号復号部101に供給する。
上りスケジューラ100は、無線チャネルの品質や受信局からの送信要求等を考慮して、受信局に対して上りデータの送信許可を与える。制御信号復号部101は、受信局から受信した信号を復号して、CQIを含む上り制御情報(UCI)を抽出する。
ここでは、K個の周波数サブバンド(各周波数サブバンドはJ個のリソースブロックRBを有する)それぞれに対してCQIが定義されており、各CQIをCQIFB,1,…,CQIFB,Kと呼ぶことにする。そして、受信局からの1回の送信により、全周波数サブバンドのCQI、又は、全周波数サブバンドのCQIの中でチャネル品質が良好ないくつかの周波数サブバンドのCQIが送信局にフィードバックされる。
各CQIは、受信局で測定された受信SINRに基づいて算出されており、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出されていることは第2実施形態と同様である。
制御信号復号部101は、上りスケジューラ100から時間T1過去に与えられた送信許可に基づいて、上り共有チャネルPUSCHあるいは上り制御チャネルPUCCHを復号して、上り制御情報UCIからCQIFBを抽出する。
ところで、制御信号復号部101は上り共有チャネルPUSCHのCQIFBの誤りを検出した場合は当該CQIFBを出力しない。しかし、制御信号復号部101はその他の場合は受信局からフィードバックされたCQIFB,1,…,CQIFB,KをCQIFBバッファ部81,CQI微調整部82に供給する。CQIFBバッファ部81は、全周波数サブバンド分の最新のCQIFB,1,…,CQIFB,Kが蓄積されている。CQI微調整部82は、周波数サブバンド毎に第2実施形態と同様の微調整を行い、その結果としてのCQIADJ,1,…,CQIADJ,KをCQIADJ平均化部84に供給する。
リソース割当候補生成部83は、次回のデータ送信用に割り当てられる周波数サブバンドの候補パターンであるリソース割当候補をM個生成する。CQIADJ平均化部84は、M個のリソース割当候補それぞれについて、データ送信用に割り当てられる周波数サブバンドに対応するCQI値(CQIADJ,1,…,CQIADJ,Kの中の全部又は一部)を平均化し、その結果としてCQIADJ_AVE,1,…,CQIADJ_AVE,Mを出力する。平均化の方法は、例えばCQI値をSINR値に変換し、SINR値の状態で平均化し、再びCQI値に変換する方法等がある。
リソース割当候補選択部85は、M個のリソース割当候補の中から1個を選択し、その選択されたリソース割当候補に対応するリソース割当情報RAと平均化されたCQI値CQIADJ_AVE_SELを出力する。選択の方法、つまりスケジューリングアルゴリズムとしては、例えば平均化されたCQI値が最も高いリソース割当候補を選択する方法等がある。
MCS選択部86は、リソース割当候補選択部85からのCQIADJ_AVE_SELに基づいてMCSを選択して誤り訂正符号化部45,データ変調部46,制御信号生成部102に供給する。選択の方法は第2実施形態と同様である。
誤り訂正符号化部45は、符号化率がMCSで示された値になるように、データ信号に対する誤り訂正符号化を行う。データ変調部46はMCSで示された変調方式でデータ変調を行う。
CQIFB平均化部87は、リソース割当情報RAに対応した周波数サブバンドのCQI値をCQIFBバッファ部81から取り出し、それらを平均化した結果であるCQIFB_AVEを出力する。
CQI差分算出部88は、CQI微調整部82で微調整され周波数サブバンド間で平均化されたCQIADJ_AVE_SELと、受信側からフィードバックされ周波数サブバンド間で平均化されたCQIFB_AVEとの差分(CQIADJ_AVE_SEL−CQIFB_AVE)に基づいて、差分を表す情報CQIDIFFを算出する。例えば、CQI差分算出部88は第2実施形態と同様に、図10の差分CQIテーブルを参照して3ビットのCQIDIFFを求め、制御信号生成部102に供給する。
制御信号生成部102は、上りデータの送信許可に関する情報、MCS又はCQIDIFF等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。ここで、CQIDIFFの信頼性はCQIFBの信頼性に依存している。CQIFBを上り共有チャネルPUSCHで送信局に伝送する場合は、CRCビットを用いてCQIFBの誤りを検出できる。送信局は制御信号復号部101でCQIFBの誤りを検出した場合に、移動局に下りデータを送信しないよう上りスケジューラ100により制御を行うことで、送信局と受信局の間でMCSの認識ずれが生じないようにできる。
CQIFBを上り制御チャネルPUCCHで送信局に伝送する場合は、CQIFBの誤りを検出できないため、送信局でCQIFBが誤判定されると、送信局と受信局の間でMCSの認識ずれが生じる。
従って、PUSCHで伝送されたCQIFBに基づいてCQIDIFFが算出される場合はCQIDIFFを受信局に通知し、PUCCHで伝送されたCQIFBに基づいてCQIDIFFが算出される場合はMCSそのものを受信局に通知するように、制御信号生成部102はCQIFBとMCSの制御情報のいずれかを選択して制御信号を生成する。なお、制御信号生成部102は上りスケジューラ100から時間T1過去に与えられた送信許可から、CQIDIFFを受信局に通知する場合と、MCSそのものを受信局に通知する場合を知ることができる。このようにすることで、送信局と受信局の間でMCSの認識ずれが生じることはない。
パイロット信号生成部49は、受信局におけるデータ信号や制御信号の復調及びCQIの測定に必要なパイロット信号を生成する。チャネル多重部90は、データ信号、制御信号、パイロット信号を多重して、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)の信号を生成する。なお、データ信号はリソース割当情報RAに対応した周波数サブバンドに多重される。送信RF部51は、D/A変換及び直交変調を行うことによりベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信する。
本実施形態では、CQIDIFFはリソース割当情報RAと共に制御情報として受信局に通知される。本実施形態でも、CQIDIFFを3ビットの制御ビットで受信局に通知すればよいので、制御ビットを削減できる。
<受信局の第5実施形態>
図16は受信局の第5実施形態の構成図を示す。図16において、図12又は図14と同一部分には同一符号を付す。受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部91に供給する。
図16は受信局の第5実施形態の構成図を示す。図16において、図12又は図14と同一部分には同一符号を付す。受信RF部61は、送信局から送信された信号を受信して、無線周波数からベースバンドに変換し、直交復調及びA/D変換を行ってチャネル分離部91に供給する。
チャネル分離部91は、所定の無線アクセス方式(OFDMA等)に対する受信処理を行って、受信信号をデータ信号、制御信号、パイロット信号に分離する。なお、データ信号は制御信号復号部104からのリソース割当情報RAが示す周波数サブバンドから取り出される。
チャネル推定部63は、チャネル分離部91からの受信パイロット信号と既知のパイロット信号の相関値を計算することにより、複素数で表される無線チャネルのチャネル状態情報(CSI)を推定する。
CQI算出部92は、CSIを用いて推定した受信SINRに基づいて、周波数サブバンド毎にCQI(CQIFB,1,…,CQIFB,K)を算出する。具体的には、第2実施形態と同様に、CQIに対応する送信フォーマットのデータ信号を受信した際にBLERが10%になるように算出する。
制御信号復号部104は、チャネル分離部91からの受信制御信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行い、更にデータ復調、誤り訂正復号を行う。これにより、制御信号復号部104は制御情報(RA,CQIDIFF,上りデータの送信許可に関する情報等)を復元し、CQIDIFFをCQI復元部94に供給し、リソース割当情報RAをチャネル分離部91,CQIFB平均化部96に供給する。また、制御信号復号部104は上りデータの送信許可に関する情報を抽出して制御信号生成部103に供給する。また、時間T2過去の送信許可に関する情報(制御信号復号部104内に保持されている)を参照することにより、復元した制御情報からCQIDIFFとMCSのいずれかを抽出する。時間T2過去の送信許可に関する情報が送信許可であればCQIDIFFが抽出され、送信不許可であればMCSが抽出される。
CQI算出部92で算出した周波数サブバンド毎のCQIFB,1,…,CQIFB,Kは送信局にフィードバックするため制御信号生成部103に供給されると共にCQIFBバッファ部95に蓄積されている。
CQI復元部94は、制御信号復号部93から供給されるCQIDIFFが送信局で生成された際に用いられたCQIFB,1,…,CQIFB,Kと同じタイミングのCQIFB,1,…,CQIFB,KをCQIFBバッファ部95から取り出す。
なお、CQI復元部94は第2実施形態と同様に、受信局及び送信局における処理遅延の総和TPROCだけ過去のCQIFBをCQIFBバッファ部95から取り出してタイミング合わせを行う。
CQIFB平均化部96は、バッファ部95から取り出したCQIFB,1,…,CQIFB,Kを制御信号復号部104からのリソース割当情報RAに対応した周波数サブバンド間で平均化して、CQIFB_AVEを出力する。
CQI復元部94は、制御信号復号部104から供給されるCQIDIFFを用いて図10の差分CQIテーブルを参照して(CQIADJ_AVE_SEL−CQIFB_AVE)を求める。次に、CQI復元部94はCQIFB平均化部96から得られたCQIFB_AVEを(CQIADJ_AVE_SEL−CQIFB_AVE)と加算することにより、CQIADJ_AVE_SELを得る。
制御信号復号部104でMCSが抽出された場合は、制御信号復号部104は抽出したMCSをMCS選択部105に供給する。
MCS選択部105は、送信局におけるMCS選択部86と同じ規則により、CQIADJ_AVE_SELからMCSを得る。また、MCS選択部105は、制御信号復号部104から供給される時間T2過去の送信許可に関する情報が、送信許可ならばCQI復元部94からのCQIADJより得たMCSを選択し、送信不許可ならば制御信号復号部104が抽出したMCSを選択し、選択したMCSをデータ復調部70及び誤り訂正復号部71に供給する。
チャネル補償部69は、チャネル分離部91からの受信データ信号に対して、チャネル推定部63からのCSIを用いてチャネル補償を行う。データ復調部70は、MCS選択部105からのMCSで示された変調方式でデータ復調を行う。誤り訂正復号部71は、MCS選択部105からのMCSで示された符号化率でデータ復調部70からの復調されたデータに対し誤り訂正復号を行って情報ビットを復元して出力する。
制御信号生成部103は、制御信号復号部104が抽出して供給する上りデータの送信許可に関する情報に基づいて、送信許可ならばPUSCH、送信不許可ならばPUCCHを選択する。制御信号生成部103は、CQI算出部92からの周波数サブバンド毎のCQIFB,1,…,CQIFB,K等の制御情報に対して、符号化、データ変調等を行って制御信号を生成する。送信RF部73は、制御信号のD/A変換及び直交変調を行って、ベースバンドから無線周波数への変換を行って、無線周波数の信号を送信局に向けて送信する。
このようにして、PUSCHで伝送されたCQIFBに基づいてCQIDIFFが生成される場合は、制御ビットを削減しても受信局は問題なくMCSを知ることができ、データ信号を復号できる。
このように、各実施形態によれば、制御ビットを削減できるため、データ信号の伝送効率を向上することができる。
41 受信RF部
42 制御信号復号部
43 CQI微調整部
44 MCS選択部
45 誤り訂正符号化部
46 データ変調部
47 CQI差分算出部
48,89,102, 制御信号生成部
49 パイロット信号生成部
50,90 チャネル多重部
51 送信RF部
61 受信RF部
62,91 チャネル分離部
63 チャネル推定部
64 CQI算出部
65,93,104 制御信号復号部
66,96 CQI復元部
67 CQIFBバッファ部
68,97,105 MCS選択部
69 チャネル補償部
70 データ復調部
71 誤り訂正復号部
72,103 制御信号生成部
73 送信RF部
81 CQIFBバッファ部
83 リソース割当候補生成部
84,96 CQIADJ平均化部
85 リソース割当候補選択部
88 CQI差分算出部
100 上りスケジューラ
42 制御信号復号部
43 CQI微調整部
44 MCS選択部
45 誤り訂正符号化部
46 データ変調部
47 CQI差分算出部
48,89,102, 制御信号生成部
49 パイロット信号生成部
50,90 チャネル多重部
51 送信RF部
61 受信RF部
62,91 チャネル分離部
63 チャネル推定部
64 CQI算出部
65,93,104 制御信号復号部
66,96 CQI復元部
67 CQIFBバッファ部
68,97,105 MCS選択部
69 チャネル補償部
70 データ復調部
71 誤り訂正復号部
72,103 制御信号生成部
73 送信RF部
81 CQIFBバッファ部
83 リソース割当候補生成部
84,96 CQIADJ平均化部
85 リソース割当候補選択部
88 CQI差分算出部
100 上りスケジューラ
Claims (5)
- 受信局からフィードバックされるチャネル品質情報に基づいてデータ信号を変調する変調方式を決定して切り替え、前記データ信号の変調方式の切り替え情報を送信局から前記受信局に通知する無線通信システムの変調方式切り替え方法であって、
前記送信局は、前記変調方式の決定に用いたチャネル品質情報と前記受信局からフィードバックされたチャネル品質情報との差分情報を生成し制御情報として前記受信局に通知し、
前記受信局は、前記制御情報として通知された前記差分情報と自局の過去のチャネル品質情報から切り替え情報を得てデータ信号の復調を行う、
ことを特徴とする変調方式切り替え方法。 - 請求項1記載の変調方式切り替え方法において、
前記送信局は、前記受信局が誤り検出符号を付加してチャネル品質情報をフィードバックした場合に、前記変調方式の決定に用いたチャネル品質情報と前記受信局からフィードバックされたチャネル品質情報との差分情報を生成し制御情報として前記受信局に通知し、前記受信局が誤り検出符号を付加せずチャネル品質情報をフィードバックした場合に、前記切り替え情報を制御情報として前記受信局に通知し、
前記受信局は、前記制御情報として差分情報を通知された場合に、通知された前記差分情報と自局の過去のチャネル品質情報から前記切り替え情報を得、前記制御情報として切り替え情報を通知された場合に、通知された前記切り替え情報を抽出する
ことを特徴とする変調方式切り替え方法。 - 請求項1又は2記載の変調方式切り替え方法において、
前記チャネル品質情報は周波数サブバンド毎に定義され、
前記送信局は、前記受信局からフィードバックされた周波数サブバンド毎のチャネル品質情報をデータ送信用に割り当てられた周波数サブバンド間で平均化し、
前記変調方式の決定に用いたチャネル品質情報と前記受信局からフィードバックされ平均化したチャネル品質情報との差分情報を生成し制御情報として前記受信局に通知し、
前記受信局は、前記制御情報として通知された前記差分情報と過去の周波数サブバンド毎のチャネル品質情報のうちデータ送信用に割り当てられた周波数サブバンドのチャネル品質情報の平均値から前記切り替え情報を得る
ことを特徴とする変調方式切り替え方法。 - 受信局からフィードバックされるチャネル品質情報に基づいてデータ信号の変調方式を決定して切り替え、前記データ信号の変調方式の切り替え情報を送信局から前記受信局に通知する無線通信システムの送信局であって、
受信局からフィードバックされるチャネル品質情報を受信するチャネル品質情報受信手段と、
前記変調方式の決定に用いたチャネル品質情報と前記チャネル品質情報受信手段で受信したチャネル品質情報との差分情報を生成し制御情報として前記受信局に通知する制御情報生成手段と、
を有することを特徴とする送信局。 - 受信局からフィードバックされるチャネル品質情報に基づいてデータ信号の変調方式を決定して切り替え、前記データ信号の変調方式の切り替え情報を送信局から前記受信局に通知する無線通信システムの受信局であって、
受信した無線チャネルのチャネル品質情報を生成して前記送信局に送信するチャネル品質情報送信手段と、
前記変調方式の決定に用いたチャネル品質情報と前記受信局からフィードバックされたチャネル品質情報との差分情報を制御情報として前記送信局から通知され、前記制御情報として通知された前記差分情報と自局の過去のチャネル品質情報から前記切り替え情報を得る切り替え情報取得手段と、
を有することを特徴とする受信局。
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