JP5192912B2 - サスペンション装置 - Google Patents
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Description
本発明はこれらの諸問題を解決すべくなされたものであり、温度補償性能とロール抑制性能の両立が可能なサスペンション装置を提供することを目的とするものである。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態のサスペンション装置の概略構成図である。図中の符号1FL〜1RRは、前左輪〜後右輪の夫々と車体との間に介装されたアクチュエータである。これらアクチュエータ1FL〜1RRは、夫々、流体が封入されるシリンダ2FL〜2RRと、当該シリンダ2FL〜2RR内を車輪側の第1室3FL〜3RR及び車体側の第2室4FL〜4RRに区画するピストン5FL〜5RRと、当該ピストン5FL〜5RRからシリンダ2FL〜2RR外に延出するピストンロッド6FL〜6RRを備えて構成される。そして、本実施形態では、前左輪のアクチュエータ1FLの第1室3FLと前右輪のアクチュエータ1FRの第2室4FRと後左輪のアクチュエータ1RLの第1室3RLと後右輪のアクチュエータ1RRの第2室4RRとを第1連通路7で連通する。また、前左輪のアクチュエータ1FLの第2室4FLと前右輪のアクチュエータ1FRの第1室3FRと後左輪のアクチュエータ1RLの第2室4RLと後右輪のアクチュエータ1RRの第1室3RRとを第2連通路8で連通する。更に、本実施形態では、第1連通路7及び第2連通路8の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ9及び第2アキュームレータ10を連結する。この流体回路によれば、例えば車体がロール(車体が左右方向に傾斜)する場合には、第1連通路7及び第2連通路の内部圧力が上昇又は下降してアクチュエータ1FL〜1RRの伸縮を阻害し、もって車体挙動、即ちロールが抑制される。一方、例えば車体がワープする(車体前後が逆相に左右に捻れる)場合には、流体回路内を流体が流動してアクチュエータ1FL〜1RRの伸縮を阻害しない。
(1)流体が封入されるシリンダ2FL〜2RR及び当該シリンダ2FL〜2RR内を車輪側の第1室3FL〜3RR及び車体側の第2室4FL〜4RRに区画するピストン5FL〜5RR及び当該ピストン5FL〜5RRからシリンダ2FL〜2RR外に延出するピストンロッド6FL〜6RRを備えたアクチュエータ1FL〜1RRを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータ1FLの第1室3FLと前右輪のアクチュエータ1FRの第2室4FRと後左輪のアクチュエータ1RLの第1室3RLと後右輪のアクチュエータ1RRの第2室4RRとを第1連通路7で連通すると共に、前左輪のアクチュエータ1FLの第2室4FLと前右輪のアクチュエータ1FRの第1室3FRと後左輪のアクチュエータ1RLの第2室4RLと後右輪のアクチュエータ1RRの第1室3RRとを第2連通路8で連通し、第1連通路7及び第2連通路8の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ9及び第2アキュームレータ10を連結と共に、第1連通路7及び第2連通路8を連通して圧力を補償する圧力補償部としての圧力補償用連通路11を備え、圧力補償部は、第1連通路7に接続されて制御装置20によって開閉制御される第1開閉制御弁13と、第2連通路8に接続されて制御装置20によって開閉制御される第2開閉制御弁14と、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14に連結される圧力補償用アキュームレータ12とを備えた構成としたため、車両走行中は第1開閉制御弁13及び第2回閉制御弁14を閉弁するといったように第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の開閉制御を行うことにより、温度補償性能とロール抑制性能の両立が可能となる。
(3)路面の状態を検出する路面状態センサ31を備え、制御装置20は、路面状態センサ31で検出された路面状態が悪路である場合には第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14を開弁し、検出された路面状態が極悪路である場合には第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14を閉弁することとしたため、悪路における乗心地と、極悪路における走破性の両立が可能となる。
図4は、本実施形態のサスペンション装置の概略構成図である。本実施形態のサスペンション装置は、前記第1実施形態のサスペンション装置に類似しており、同等の構成要件も多数ある。本実施形態のロール抑制のための流体回路は、前記第1実施形態のそれと同等であり、その機能も同等である。そこで、同等の構成要件には同等の符号を付して、その詳細な説明を省略する。本実施形態では、第1連通路7の圧力を検出する第1圧力センサ15、第2連通路の圧力を検出する第2圧力センサ16、圧力補償用連通路11、即ち圧力補償用アキュームレータ12の圧力を検出する圧力補償用圧力センサ17が設けられている。なお、路面状態センサは除去されている。
(4)制御装置20は、エンジン始動後、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14を所定時間開弁することとしたため、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の開閉制御を容易にして、車両走行中のロールを確実に抑制することができる。
図7は、本実施形態のサスペンション装置の概略構成図である。本実施形態のサスペンション装置は、前記第1実施形態及び第2実施形態のサスペンション装置に類似しており、同等の構成要件も多数ある。本実施形態のロール抑制のための流体回路は、前記第1実施形態のそれと同等であり、その機能も同等である。そこで、同等の構成要件には同等の符号を付して、その詳細な説明を省略する。本実施形態では、横加速度や操舵量、操舵速度、ロール速度、ヨー速度等から車両の旋回状態を検出する旋回状態センサ32が設けられており、横加速度などが所定値以上である場合に車両が旋回状態にあると検出できるように構成されている。なお、圧力補償用圧力センサは除去されている。
次にステップS2に移行して、例えば10msec.に設定された所定の制御周期になったか否かを判定し、所定の制御周期になった場合にはステップS2に移行し、そうでない場合には待機する。
ステップS3では、前回の演算処理結果に基づいてアクチュエータ、即ち第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の開閉制御を行う。
次にステップS5に移行して、例えば圧力センサ15,16や旋回状態センサ32などのセンサ値を読込む。
次にステップS6に移行して、後述する演算処理を行って、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の開閉制御を行う。
次に前記図13の演算処理のステップS6で行われる演算処理を図14のフローチャートに従って説明する。この演算処理では、まずステップS61で、後述する図15の演算処理に従って旋回フラグの設定を行う。
次にステップS62に移行して、後述する図16の演算処理に従って停車制御を行う。
次にステップS63に移行して、後述する図17の演算処理に従って差圧制御を行う。
次にステップS64に移行して、後述する図18の演算処理に従って定時制御を行う。
次に前記図14の演算処理のステップS61で行われる演算処理を図15のフローチャートに従って説明する。この演算処理では、まずステップS611で、走行速度に応じた旋回状態閾値を設定する。
ステップS613では、旋回フラグをON状態にセットしてから図14の演算処理のステップS62に移行する。
ステップS614では、旋回フラグをOFF状態にクリアしてから図14の演算処理のステップS62に移行する。
ステップS622では、走行速度が例えば1km/hに設定された停車閾値以上であるか否かを判定し、走行速度が停車閾値以上である場合にはステップS623に移行し、そうでない場合にはステップS626に移行する。
ステップS624では、停車フラグをOFF状態にクリアしてから図14の演算処理のステップS63に移行する。
ステップS626では、停車制御タイマをクリアしてから図14の演算処理のステップS63に移行する。
ステップS627では、走行速度が0km/hであるか否かを判定し、走行速度が0km/hである場合にはステップS628に移行し、そうでない場合には図14の演算処理のステップS63に移行する。
ステップS628では、停車フラグをON状態にセットしてから図14の演算処理のステップS63に移行する。
次にステップS632に移行して、ステップS631で算出した第1連通路7の圧力及び第2連通路8の圧力と基準圧力との圧力差が共に所定値以上であるか否かを判定し、2つの圧力差が共に所定値以上である場合にはステップS633に移行し、そうでない場合にはステップS634に移行する。
ステップS633では、差圧フラグをON状態にセットしてから図14の演算処理のステップS64に移行する。
ステップS634では、差圧フラグをOFF状態にクリアしてから図14の演算処理のステップS64に移行する。
次にステップS642に移行して、前記定時タイマのカウントアップによって一定時間が経過したか否かを判定し、一定時間が経過した場合にはステップS643に移行し、そうでない場合にはステップS644に移行する。
ステップS643では、定時フラグをON状態にセットすると共に定時タイマをクリアしてから図14の演算処理のステップS65に移行する。
ステップS644では、定時タイマをインクリメントしてから図14の演算処理のステップS65に移行する。
ステップS652では、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の閉弁指示を出力してから図13のステップS7に移行する。
ステップS654では、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の開弁指示を出力してから図13の演算処理のステップS7に移行する。
ステップS655では、差圧フラグがON状態にセットされているか否かを判定し、差圧フラグがセットされている場合にはステップS656に移行し、そうでない場合にはステップS657に移行する。
ステップS657では、定時フラグがON状態にセットされているか否かを判定し、定時フラグがセットされている場合にはステップS658に移行し、そうでない場合にはステップS659に移行する。
ステップS659では、所定時間開弁指示があるか否かを判定し、所定時間開弁指示がある場合にはステップS660に移行し、そうでない場合にはステップS664に移行する。
ステップS660では、タイマのカウントアップによって、所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過した場合にはステップS661に移行し、そうでない場合にはステップS663に移行する。
ステップS662では、タイマをクリアしてから図13の演算処理のステップS7に移行する。
ステップS663では、タイマをインクリメントしてから図13の演算処理のステップS7に移行する。
ステップS664では、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の閉弁指示を出力してから図13の演算処理のステップS7に移行する。
このように本実施形態のサスペンション装置によれば、前記第1実施形態の効果に加えて、以下のような効果が得られる。即ち、
(6)第1連通路7及び第2連通路8の夫々に第1圧力センサ15及び第2圧力センサ16を設け、制御装置20は、圧力センサ15,16で検出された第1連通路7及び第2連通路8の圧力と基準圧力との圧力差が所定値以上である場合に、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14を開弁することとしたため、温度変化に伴う圧力変動を速やかに補償することができる。
(8)基準圧力は、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14の閉弁時に圧力センサ15,16で検出された第1連通路7及び第2連通路8の圧力とすることとしたため、基準圧力を圧力補償用アキュームレータ12の圧力に近似させることができ、温度変化に伴う圧力変動の補償をより的確に行うことができる。
(10)制御装置20は、所定時間毎に、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14を開弁することとしたため、温度変化に伴う圧力変動を確実に補償することができる。
(11)車両の旋回状態を検出する旋回状態センサ32を備え、制御装置20は、旋回状態センサ32で車両の旋回状態が検出された場合には、第1開閉制御弁13及び第2開閉制御弁14を閉弁することとしたため、車両旋回時のロールを確実に抑制することができる。
Claims (9)
- 流体が封入されるシリンダ及び当該シリンダ内を車輪側の第1室及び車体側の第2室に区画するピストン及び当該ピストンからシリンダ外に延出するピストンロッドを備えたアクチュエータを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータの第1室と前右輪のアクチュエータの第2室と後左輪のアクチュエータの第1室と後右輪のアクチュエータの第2室とを第1連通路で連通すると共に、前左輪のアクチュエータの第2室と前右輪のアクチュエータの第1室と後左輪のアクチュエータの第2室と後右輪のアクチュエータの第1室とを第2連通路で連通し、第1連通路及び第2連通路の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ及び第2アキュームレータを連結するサスペンション装置において、前記第1連通路及び第2連通路を連通して圧力を補償する圧力補償部を備え、前記圧力補償部は、前記第1連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第1開閉制御弁と、前記第2連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第2開閉制御弁と、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁に連結される温度補償用アキュームレータと、前記第1連通路及び第2連通路及び温度補償用アキュームレータの夫々に設けられた圧力センサと、を備え、
前記制御装置は、車両の停車中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、車両の走行中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁する一方、車両の走行中であっても、前記圧力センサで検出された第1連通路及び第2連通路の圧力と温度補償用アキュームレータの圧力との圧力差が所定値以上である場合には、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁することを特徴とするサスペンション装置。 - 流体が封入されるシリンダ及び当該シリンダ内を車輪側の第1室及び車体側の第2室に区画するピストン及び当該ピストンからシリンダ外に延出するピストンロッドを備えたアクチュエータを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータの第1室と前右輪のアクチュエータの第2室と後左輪のアクチュエータの第1室と後右輪のアクチュエータの第2室とを第1連通路で連通すると共に、前左輪のアクチュエータの第2室と前右輪のアクチュエータの第1室と後左輪のアクチュエータの第2室と後右輪のアクチュエータの第1室とを第2連通路で連通し、第1連通路及び第2連通路の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ及び第2アキュームレータを連結するサスペンション装置において、前記第1連通路及び第2連通路を連通して圧力を補償する圧力補償部を備え、前記圧力補償部は、前記第1連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第1開閉制御弁と、前記第2連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第2開閉制御弁と、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁に連結される温度補償用アキュームレータと、前記第1連通路及び第2連通路の夫々に設けられた圧力センサと、を備え、
前記制御装置は、車両の停車中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、車両の走行中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁する一方、車両の走行中であっても、前記圧力センサで検出された第1連通路及び第2連通路の圧力と基準圧力との圧力差が所定値以上である場合に、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁することを特徴とするサスペンション装置。 - 前記基準圧力は、所定時間前に前記圧力センサで検出された第1連通路及び第2連通路の圧力とすることを特徴とする請求項2に記載のサスペンション装置。
- 前記基準圧力は、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁の閉弁時に前記圧力センサで検出された第1連通路及び第2連通路の圧力とすることを特徴とする請求項2に記載のサスペンション装置。
- 流体が封入されるシリンダ及び当該シリンダ内を車輪側の第1室及び車体側の第2室に区画するピストン及び当該ピストンからシリンダ外に延出するピストンロッドを備えたアクチュエータを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータの第1室と前右輪のアクチュエータの第2室と後左輪のアクチュエータの第1室と後右輪のアクチュエータの第2室とを第1連通路で連通すると共に、前左輪のアクチュエータの第2室と前右輪のアクチュエータの第1室と後左輪のアクチュエータの第2室と後右輪のアクチュエータの第1室とを第2連通路で連通し、第1連通路及び第2連通路の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ及び第2アキュームレータを連結するサスペンション装置において、前記第1連通路及び第2連通路を連通して圧力を補償する圧力補償部を備え、前記圧力補償部は、前記第1連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第1開閉制御弁と、前記第2連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第2開閉制御弁と、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁に連結される温度補償用アキュームレータと、を備え、
前記制御装置は、車両の停車中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、車両の走行中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁する一方、車両の走行中であっても、エンジン始動後、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を所定時間開弁することを特徴とするサスペンション装置。 - 流体が封入されるシリンダ及び当該シリンダ内を車輪側の第1室及び車体側の第2室に区画するピストン及び当該ピストンからシリンダ外に延出するピストンロッドを備えたアクチュエータを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータの第1室と前右輪のアクチュエータの第2室と後左輪のアクチュエータの第1室と後右輪のアクチュエータの第2室とを第1連通路で連通すると共に、前左輪のアクチュエータの第2室と前右輪のアクチュエータの第1室と後左輪のアクチュエータの第2室と後右輪のアクチュエータの第1室とを第2連通路で連通し、第1連通路及び第2連通路の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ及び第2アキュームレータを連結するサスペンション装置において、前記第1連通路及び第2連通路を連通して圧力を補償する圧力補償部を備え、前記圧力補償部は、前記第1連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第1開閉制御弁と、前記第2連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第2開閉制御弁と、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁に連結される温度補償用アキュームレータと、を備え、
前記制御装置は、車両の停車中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、車両の走行中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁する一方、車両の走行中であっても、車両の走行開始後、車両の走行速度が所定値以上となってから所定時間、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁することを特徴とするサスペンション装置。 - 流体が封入されるシリンダ及び当該シリンダ内を車輪側の第1室及び車体側の第2室に区画するピストン及び当該ピストンからシリンダ外に延出するピストンロッドを備えたアクチュエータを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータの第1室と前右輪のアクチュエータの第2室と後左輪のアクチュエータの第1室と後右輪のアクチュエータの第2室とを第1連通路で連通すると共に、前左輪のアクチュエータの第2室と前右輪のアクチュエータの第1室と後左輪のアクチュエータの第2室と後右輪のアクチュエータの第1室とを第2連通路で連通し、第1連通路及び第2連通路の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ及び第2アキュームレータを連結するサスペンション装置において、前記第1連通路及び第2連通路を連通して圧力を補償する圧力補償部を備え、前記圧力補償部は、前記第1連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第1開閉制御弁と、前記第2連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第2開閉制御弁と、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁に連結される温度補償用アキュームレータと、を備え、
前記制御装置は、車両の停車中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、車両の走行中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁する一方、車両の走行中であっても、所定時間毎に、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁することを特徴とするサスペンション装置。 - 流体が封入されるシリンダ及び当該シリンダ内を車輪側の第1室及び車体側の第2室に区画するピストン及び当該ピストンからシリンダ外に延出するピストンロッドを備えたアクチュエータを四輪の夫々と車体との間に介装し、前左輪のアクチュエータの第1室と前右輪のアクチュエータの第2室と後左輪のアクチュエータの第1室と後右輪のアクチュエータの第2室とを第1連通路で連通すると共に、前左輪のアクチュエータの第2室と前右輪のアクチュエータの第1室と後左輪のアクチュエータの第2室と後右輪のアクチュエータの第1室とを第2連通路で連通し、第1連通路及び第2連通路の夫々に車体挙動制御用の第1アキュームレータ及び第2アキュームレータを連結するサスペンション装置において、前記第1連通路及び第2連通路を連通して圧力を補償する圧力補償部を備え、前記圧力補償部は、前記第1連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第1開閉制御弁と、前記第2連通路に接続されて制御装置によって開閉制御される第2開閉制御弁と、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁に連結される温度補償用アキュームレータと、路面の状態を検出する路面状態検出手段と、を備え、
前記制御装置は、車両の停車中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、車両の走行中、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁する一方、車両の走行中であっても、前記路面状態検出手段で検出された路面状態が悪路である場合には前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁し、検出された路面状態が極悪路である場合には前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁することを特徴とするサスペンション装置。 - 車両の旋回状態を検出する旋回状態検出手段を備え、前記制御装置は、前記旋回状態検出手段で車両の旋回状態が検出された場合には、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を開弁することを禁止し、前記第1開閉制御弁及び第2開閉制御弁を閉弁することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載のサスペンション装置。
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