JP5190093B2 - 超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機 - Google Patents
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Description
特許文献1には、超電導コイルをステータ(固定子)に設け、固定子コイルとする超電導モータ(超電導回転機)が開示されている。特許文献1で開示された超電導コイル(固定子コイル)は、テープ状の超電導線材を直線部と曲線部からなるレーストラック形状に積層したものであり、直線部と曲線部とは同一平面状に構成されている。
しかしながら、固定子ティースの幅が不均一である場合には、特許文献1から特許文献3で開示された超電導コイルを固定子ティースに取り付けることは困難となる。例えば、固定子ティースの幅が、回転子の回転軸から遠ざかるにしたがって広くなる場合、コイルの幅を広げながら取り付けなければならず、特許文献1から特許文献3で開示された超電導コイルではコイルの形状を変化させることができず、容易に取り付けることはできない。
図1は、第1実施形態に係る超電導コイルを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のAA線断面矢視図である。
図1(a)に示すように、超電導コイル1は、第1支持部(第1の部材)2および第2支持部(第2の部材)3から形成される巻き枠4と、巻き枠4に捲回される超電導線材5と、を備えている。
第1支持部2は、超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)に超電導コイル1を取り付けるための開口部2aを有し、薄板環状に形成されている。ここで、開口部2aはリング状をした第1支持部2の内周面でもある。
第2支持部3は、第1支持部2と略同径の開口部3aを有し、重ね合わせ可能な薄板環状に形成されている。なお、開口部3aの役割は、開口部2aと同じである。また、図1(b)に示すように、第2支持部3は、開口部2a,3aの側(内周側)で第1支持部2と接合されており、外周側に向かって延び、外周側は自由端となっている。このように、第1支持部2と第2支持部3とを合わせて巻き枠4を形成する。
超電導線材5は、超電導体である二ホウ化マグネシウム(MgB2 )の丸線からなり、図1(b)に示すように、第1支持部2および第2支持部3に挟まれるようにして、巻き枠4にコイル状に捲回されている。なお、超電導線材5(二ホウ化マグネシウムの丸線)の製造方法は、例えば、特開2009−134969号公報に記載されており、詳細な説明は省略する。
また、超電導線材5は、捲回された際に隣接する超電導線材5や巻き枠4との導通を防ぐために、絶縁材で被覆されている。なお、後述するように捲回された後に熱処理されるため(図2のステップS104参照)、絶縁材としては、耐熱温度が高いガラス繊維等が用いられている。
次に、図2および図3を用いて、第1実施形態に係る超電導コイル1の製造方法について説明する。図2は、第1実施形態に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図3は、第1実施形態に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS101において、図3(a)に示すように、第1支持部2を板金から切り出す。同様に、第2支持部3を板金から切り出す。ちなみに、第1支持部2および第2支持部3の材料(板金)としては、耐食性、曲げ加工の容易性、耐熱性などの観点から、ステンレスとすることが望ましい。また、板金の厚さは、曲げ加工を容易に行うため、0.5mm以下が望ましい。
このように、線材を熱処理(最終熱処理)する前に巻き枠4に巻きつけることにより、線材内で超電導体が断線することを防止する。なお、巻き枠4に巻かれている超電導線材5となる線材は、チューブ形状の線材の中空領域に、マグネシウム(Mg)粉末と、ホウ素(B)粉末が封入された後、中間熱処理を行いつつ、伸線加工されたものであってもよい。
以上により、図1に示す第1実施形態に係る超電導コイル1を作製することができる。
ここで、従来の超電導コイルの製造方法と、本実施形態に係る超電導コイル1の製造方法と、を比較しつつ、本実施形態に係る超電導コイル1の効果について説明する。
従来の超電導コイルの作製方法としては、超電導線材を熱処理後に固定子ティースに巻き線するR&W法(React & Wind法)と、固定子ティースに超電導線材となる線材を巻き線後に熱処理するW&R法(Wind & React法)とが知られている。
しかしながら、これらの方法を用いて超電導回転機に適用すると、以下の課題が生じる。
R&W法を用いた場合、熱処理により超電導線材は加工性が低下する。即ち、熱処理後の超電導線材は、限界応力が小さく、熱処理後の超電導線材を固定子ティースに巻きつける際、超電導線材の断線や劣化が発生する虞がある。そのため、熱処理後の超電導線材を固定子ティースに巻きつける際、曲率を大きくすることができない。
また、W&R法を用いた場合、熱処理前の超電導線材を固定子ティースに巻き線した後に、固定子コアごと炉に入れて熱処理を行う。そのため、固定子コアごと熱処理可能な大きな炉が必要になり、また、固定子コア自体も熱処理されてしまうため、固定子コア自体が変質してしまい、超電導回転機としての性能が低下するおそれがある。
さらに、巻き枠4が薄板形状(シート状)の第1支持部2および第2支持部3とから形成されているため、変形が可能であり、比較的容易に超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)に超電導コイル1を取り付けることができる。
以下に、第1実施形態に係る超電導コイルの変形例について説明する。
図4は、第1変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図4に示すように、第1変形例に係る超電導コイル1Aにおいて、開口部2Aaを有する第1支持部2Aは、2つの半円部間を直線部で接続するレーストラック形状となっている。また、開口部3Aaを有する第2支持部3Aもレーストラック形状となっている。この点が図1と異なる。
第1変形例に係る超電導コイル1Aの製造方法は、板金から切り出される第1支持部2Aおよび第2支持部3Aの形状がレーストラック形状となっている点を除けば、第1実施形態の図2に示すフローと同様であり、説明を省略する。
図5は、第2変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図5に示すように、第2変形例に係る超電導コイル1Bにおいて、第2支持部3Bは、複数に分割された支持片を円周上に所定間隔で配置して形成されている。この点が図1と異なる。
図6は、第2変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図7は、第2変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS201において、図7(a)に示すように、第1支持部2Bを板金から切り出す。同様に、第2支持部3Bを板金から切り出す。
以上により、図5に示す第2変形例に係る超電導コイル1Bを作製することができる。
図8は、第3変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図8に示すように、第3変形例に係る超電導コイル1Cにおいて、開口部2Caを有する第1支持部2Cは、2つの半円部間を直線部で接続するレーストラック形状となっている。また、第2支持部3Cは、複数に分割された支持片をあわせて形成されている。この点が図1と異なる。
第3変形例に係る超電導コイル1Cの製造方法は、板金から切り出される第1支持部2Cの形状がレーストラック形状となっている異なる点を除けば、第2変形例の図6に示すフローと同様であり、説明を省略する。
図9は、第4変形例に係る超電導コイルを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のBB線断面矢視図である。
第4変形例に係る超電導コイル1Dは、第1支持部2Dと第2支持部3Dとを展開すると1枚の薄板形状(シート状)となることを特徴としている。この点が図1と異なる。
図10は、第4変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図11は、第4変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS301において、図11(a)に示すように、第1支持部2Dおよび第2支持部3Dを一体として板金から切り出す。なお、第2支持部3Dは、第1支持部2Dの開口部2Daの側に形成されている。図11(a)に示すように、第1支持部2Dと第2支持部3Dを接合してつなげるまでもなく、最初からつながっている。
以上により、図9に示す第4変形例に係る超電導コイル1Dを作製することができる。
図12は、第5変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
第5変形例に係る超電導コイル1Eは、第1支持部2Eと第2支持部3Eとを展開すると1枚の薄板形状(シート状)となることを特徴としている。また、第1支持部2Eは、2つの半円部間を直線部で接続するレーストラック形状となっている。この点が図1と異なる。
第5変形例に係る超電導コイル1Eの製造方法は、板金から切り出される第1支持部2Eの形状がレーストラック形状となっている異なる点を除けば、第4変形例の図10に示すフローと同様であり、説明を省略する。
次に、本実施形態に係る超電導コイル1a〜1fを用いた超電導回転機10について説明する。図13は、回転子の回転軸方向視した超電導回転機の断面図であり、図14は、固定子を模式的に展開した図である。
超電導回転機10は、回転軸21で回転する回転子20と、固定子11とを備えている。
なお、超電導コイル1(1a〜1f)の形状は、長方形に近いレーストラック形状に限られるものではなく、レーストラック形状(図4,8,12参照)であってもよく、円形(図1,5,9参照)であってもよい。
次に、第2実施形態に係る超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機について説明する。図15は、第2実施形態に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図15に示すように、超電導コイル1Fは、第1支持部2Fが曲面2Fbで形成された鞍型の超電導コイルである。この点が図1と異なる。
図16は、第2実施形態に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図17は、第2実施形態に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS401において、図17(a)に示すように、第1支持部2Fを板金から切り出す。同様に、第2支持部3Fを板金から切り出す。ステップS402において、図17(b)に示すように、第1支持部2Fと第2支持部3Fを接合する。ステップS403において、図17(c)に示すように、一点鎖線を中心線として、第1支持部2Fを曲面2Fbに曲げ、鞍型の巻き枠4Fを作製する。ステップS404において、図17(d)に示すように、ステップS403で制作した巻き枠4Fに、超電導線材5Fとなる線材を巻く。ステップS405において、巻き枠4Fごと炉内で熱処理(最終熱処理)を行う。なお、熱処理S405の前の曲げであれば、巻き線の超電導特性の劣化はないので、S403とS404のステップを逆にして、巻き線後に曲げ加工することも可能である。このようにして3次元構造を有する鞍型の超電導コイルを作製する。
以上により、図15に示す第2実施形態に係る鞍型の超電導コイル1Fを作製することができる。
図18は、第6変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。なお、変形例の番号は第1実施形態からの通し番号である。
図18に示すように、超電導コイル1Gは、第5変形例に係る超電導コイル1F(図12参照)を、第1支持部2Gが曲面2Gbで形成された鞍型の超電導コイルとしたものである。この点が図12と異なる。
ステップS501において、図20(a)に示すように、第1支持部2Gおよび第2支持部3Gを一体として板金から切り出す。ステップS502において、図20(b)に示すように、第1支持部2Gの表面と第2支持部3Gの表面とが向かいあうように、第2支持部3Gを折り曲げる。
以上により、図18に示す第6変形例に係る超電導コイル1Gを作製することができる。
図21は、回転子の回転軸方向視した、超電導回転機の拡大断面図である。
U相の一方のティース12aは、ティース121,122,123から構成されている。また、ティース12aに対して、2つの超電導コイル1G1,1G2が配置されている。超電導コイル1G1は、ティース121,122を囲むように配置され、超電導コイル1G2は、ティース122,123を囲むように配置されている。超電導コイル1G1と超電導コイル1G2は、電気的に並列または直列に接続されている。なお、U相の他方のティース12d、V相およびW相のティース(12b,12c,12e,12f)も同様の構造となっている。
このように、超電導コイル1G1,1G2を配置することにより、回転軸21から見て2つの超電導コイル1G1,1G2の一部が重なる分布巻きとなり、起磁力波形を正弦波に近づけることができる。なお、分布巻きにより、起磁力波形が正弦波に近づくことは、例えば、「坪島茂彦著、図解誘導電動機、東京電機大学出版局(2006)」に記載されており、詳細な説明は省略する。
図22に示すように、レーストラック形状かつ鞍型の超電導コイル1G1,1G2は直線部の長さが異なり、直線部の長さが長い超電導コイル1G1の直線部をまたぐように超電導コイル1G2が配置される。超電導コイル1G2が曲面2Gb2で形成されていることにより、超電導コイル1G1の直線部と超電導コイル1G2とが干渉することなく配置することができる。また、超電導コイル1G1が曲面2Gb1で形成されていることにより、配線(超電導線材)を同一方向に引き出すことができる。このように、2つの超電導コイル1G1,1G2の一部が重なる配置(分布巻き)としても、超電導コイル1G1,1G2同士が干渉することなく配置することができる。
2 第1実施形態に係る第1支持部(第1の部材)
2a 第1実施形態に係る第1支持部の開口部
3 第1実施形態に係る第2支持部(第2の部材)
3a 第1実施形態に係る第2支持部の開口部
4 第1実施形態に係る巻き枠
5 第1実施形態に係る超電導線材
1A 第1変形例に係る超電導コイル
2A 第1変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Aa 第1変形例に係る第1支持部の開口部
3A 第1変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Aa 第1変形例に係る第2支持部の開口部
4A 第1変形例に係る巻き枠
5A 第1変形例に係る超電導線材
1B 第2変形例に係る超電導コイル
2B 第2変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ba 第2変形例に係る第1支持部の開口部
3B 第2変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ba 第2変形例に係る第2支持部の開口部
4B 第2変形例に係る巻き枠
5B 第2変形例に係る超電導線材
1C 第3変形例に係る超電導コイル
2C 第3変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ca 第3変形例に係る第1支持部の開口部
3C 第3変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ca 第3変形例に係る第2支持部の開口部
4C 第3変形例に係る巻き枠
5C 第3変形例に係る超電導線材
1D 第4変形例に係る超電導コイル
2D 第4変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Da 第4変形例に係る第1支持部の開口部
3D 第4変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Da 第4変形例に係る第2支持部の開口部
4D 第4変形例に係る巻き枠
5D 第4変形例に係る超電導線材
1E 第5変形例に係る超電導コイル
2E 第5変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ea 第5変形例に係る第1支持部の開口部
3E 第5変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ea 第5変形例に係る第2支持部の開口部
4E 第5変形例に係る巻き枠
5E 第5変形例に係る超電導線材
1a U相の一方の超電導コイル
1b V相の一方の超電導コイル
1c W相の一方の超電導コイル
1d U相の他方の超電導コイル
1e V相の他方の超電導コイル
1f W相の他方の超電導コイル
10 超電導回転機
11 固定子
12 ティース
12a U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース
12b V相の一方の超電導コイルを取り付けるティース
12c W相の一方の超電導コイルを取り付けるティース
12d U相の他方の超電導コイルを取り付けるティース
12e V相の他方の超電導コイルを取り付けるティース
12f W相の他方の超電導コイルを取り付けるティース
13 固定子枠
20 回転子
21 回転軸
1F 第2実施形態に係る超電導コイル
2F 第2実施形態に係る第1支持部(第1の部材)
2Fa 第2実施形態に係る第1支持部の開口部
2Fb 第2実施形態に係る第1支持部の曲面
3F 第2実施形態に係る第2支持部(第2の部材)
3Fa 第2実施形態に係る第2支持部の開口部
4F 第2実施形態に係る巻き枠
5F 第2実施形態に係る超電導線材
1G 第5変形例に係る超電導コイル
2G 第6変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ga 第6変形例に係る第1支持部の開口部
2Gb 第6変形例に係る第1支持部の曲面
3G 第6変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ga 第6変形例に係る第2支持部の開口部
4G 第6変形例に係る巻き枠
5G 第6変形例に係る超電導線材
1G1 U相の一方の超電導コイル1
1G2 U相の一方の超電導コイル2
121 U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース1
122 U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース2
123 U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース3
1Gb1 U相の一方の超電導コイル1に形成されている曲面
1Gb2 U相の一方の超電導コイル2に形成されている曲面
Claims (13)
- 絶縁材で被覆された超電導線材と、前記超電導線材を巻きつける巻き枠とを有してなる超電導コイルであって、
前記巻き枠は、薄板環状の第1の部材と、当該第1の部材と内周側でつながり外周側に向かって延びる第2の部材とを備えて構成され、
前記超電導線材は、前記巻き枠を構成する前記第1の部材と前記第2の部材との間に捲回されて配置されている
ことを特徴とする超電導コイル。 - 前記第2の部材は、前記第1の部材と重ね合わせ可能な形状の薄板環状部材であり、
前記第1の部材の内周側と、前記第2の部材の内周側とが接合されることで、前記第2の部材が前記第1の部材と内周側でつながっている
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル。 - 前記第2の部材は、複数に分割されている
ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル。 - 前記巻き枠は、1枚の薄板形状に展開可能であり、
その展開図において、前記第2の部材が前記第1の部材の内周側にある
ことを特徴とする請求項3に記載の超電導コイル。 - 前記第1の部材は、レーストラック形状である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 前記第1の部材は、曲面で形成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 前記巻き枠は、ステンレスで構成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 前記第1の部材および前記第2の部材、それぞれの厚さが0.5mm以下である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 前記超電導線材は、丸線で構成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 前記超電導線材は、
二ホウ化マグネシウムを含んで構成される
ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 前記超電導線材は、
高熱伝導の樹脂で含浸されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の超電導コイル。 - 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の超電導コイルおよび固定子枠を有する固定子と、
強磁性体あるいは導体を有する回転子と、を備える超電導回転機であって、
前記固定子は、
前記回転子の回転軸方向視して、前記固定子枠の円周方向に沿って前記超電導コイルが配置される
ことを特徴とする超電導回転機。 - 各相の一方および他方にそれぞれ少なくとも2つ以上前記超電導コイルが設置され、
隣り合う超電導コイルの回転子の回転軸方向の長さが異なり、
回転子の回転軸方向視して、これらの超電導コイルの一部が重なっている
ことを特徴とする請求項12に記載の超電導回転機。
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