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JP5190093B2 - 超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機 - Google Patents

超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機 Download PDF

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Description

本発明は、超電導コイルおよび超電導回転機に関するもので、特に超電導回転機の固定子コイルとして用いられる超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機に関する。
小型化、軽量化を可能とする回転機として、超電導線材からなる超電導コイルを用いた超電導回転機が知られている。
特許文献1には、超電導コイルをステータ(固定子)に設け、固定子コイルとする超電導モータ(超電導回転機)が開示されている。特許文献1で開示された超電導コイル(固定子コイル)は、テープ状の超電導線材を直線部と曲線部からなるレーストラック形状に積層したものであり、直線部と曲線部とは同一平面状に構成されている。
また、固定子コイルの直線部を回転子に近づけ、かつ、固定子コイルの曲線部と回転子が干渉しないようにするために、特許文献2には、固定子コイルの直線部と固定子コイルの曲線部を異なる面に配置した鞍型超電導体が開示されている。また、特許文献3には、テープ状の超電導線材を鞍型にするための巻き枠が開示されている。
特開2005−176578号公報 特開平8−236341号公報 特開2009−49040号公報
特許文献1から特許文献3のいずれの場合でも、コイル成形後には、コイルの形状を変化させることができず、取り付け可能な固定子ティースの形状は限定されている。例えば、特許文献1の図2に示されている超電導モータ(超電導回転機)のように、固定子ティースの幅が均一である場合には、コイルの形状を変化させなくとも、特許文献1から特許文献3で開示された超電導コイルを取り付けることができる。
しかしながら、固定子ティースの幅が不均一である場合には、特許文献1から特許文献3で開示された超電導コイルを固定子ティースに取り付けることは困難となる。例えば、固定子ティースの幅が、回転子の回転軸から遠ざかるにしたがって広くなる場合、コイルの幅を広げながら取り付けなければならず、特許文献1から特許文献3で開示された超電導コイルではコイルの形状を変化させることができず、容易に取り付けることはできない。
そこで、本発明は、コイル成形後にコイル形状を変化可能な超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機を提供することを目的とする。
このような課題を解決するために、本発明に係る超電導コイルは、絶縁材で被覆された超電導線材と、前記超電導線材を巻きつける巻き枠とを有してなる超電導コイルであって、前記巻き枠は、薄板環状の第1の部材と、当該第1の部材と内周側でつながり外周側に向かって延びる第2の部材とを備えて構成され、前記超電導線材は、前記巻き枠を構成する前記第1の部材と前記第2の部材との間に捲回されて配置されていることを特徴とする。
また、本発明に係る超電導回転機は、前記超電導コイルおよび固定子枠を有する固定子と、強磁性体あるいは導体を有する回転子と、を備える超電導回転機であって、前記固定子は、前記回転子の回転軸方向視して、前記固定子枠の円周方向に沿って前記超電導コイルが配置されることを特徴とする。
本発明に係る超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機によれば、コイル成形後にコイル形状を変化可能な超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機を提供することができ、固定子ティースの形状に依存せず、固定子ティースに超電導コイルを取り付けることができる。
第1実施形態に係る超電導コイルを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のAA線断面矢視図である。 第1実施形態に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートである。 第1実施形態に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。 第1変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。 第2変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。 第2変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートである。 第2変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。 第3変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。 第4変形例に係る超電導コイルを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のBB線断面矢視図である。 第4変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートである。 第4変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。 第5変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。 回転子の回転軸方向視した、超電導回転機の断面図である。 固定子を模式的に展開した図である。 第2実施形態に係る超電導コイルを示す斜視図である。 第2実施形態に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。 第6変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。 第6変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートである。 第6変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。 回転子の回転軸方向視した、超電導回転機の拡大断面図である。 図21における超電導コイルを示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図において、共通する部分には同一の符号を付し重複した説明を省略する。
≪第1実施形態≫
図1は、第1実施形態に係る超電導コイルを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のAA線断面矢視図である。
図1(a)に示すように、超電導コイル1は、第1支持部(第1の部材)2および第2支持部(第2の部材)3から形成される巻き枠4と、巻き枠4に捲回される超電導線材5と、を備えている。
<巻き枠>
第1支持部2は、超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)に超電導コイル1を取り付けるための開口部2aを有し、薄板環状に形成されている。ここで、開口部2aはリング状をした第1支持部2の内周面でもある。
第2支持部3は、第1支持部2と略同径の開口部3aを有し、重ね合わせ可能な薄板環状に形成されている。なお、開口部3aの役割は、開口部2aと同じである。また、図1(b)に示すように、第2支持部3は、開口部2a,3aの側(内周側)で第1支持部2と接合されており、外周側に向かって延び、外周側は自由端となっている。このように、第1支持部2と第2支持部3とを合わせて巻き枠4を形成する。
<超電導線材>
超電導線材5は、超電導体である二ホウ化マグネシウム(MgB)の丸線からなり、図1(b)に示すように、第1支持部2および第2支持部3に挟まれるようにして、巻き枠4にコイル状に捲回されている。なお、超電導線材5(二ホウ化マグネシウムの丸線)の製造方法は、例えば、特開2009−134969号公報に記載されており、詳細な説明は省略する。
また、超電導線材5は、捲回された際に隣接する超電導線材5や巻き枠4との導通を防ぐために、絶縁材で被覆されている。なお、後述するように捲回された後に熱処理されるため(図2のステップS104参照)、絶縁材としては、耐熱温度が高いガラス繊維等が用いられている。
<超電導コイルの製造工程>
次に、図2および図3を用いて、第1実施形態に係る超電導コイル1の製造方法について説明する。図2は、第1実施形態に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図3は、第1実施形態に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS101において、図3(a)に示すように、第1支持部2を板金から切り出す。同様に、第2支持部3を板金から切り出す。ちなみに、第1支持部2および第2支持部3の材料(板金)としては、耐食性、曲げ加工の容易性、耐熱性などの観点から、ステンレスとすることが望ましい。また、板金の厚さは、曲げ加工を容易に行うため、0.5mm以下が望ましい。
ステップS102において、図3(b)に示すように、第1支持部2に第2支持部3を取り付ける。ここでは、図1(b)に示すように、第1支持部2と第2支持部3の開口部2a,3aの側(内周側)のみ接合され、外周側は接合されず自由端となるように取り付けられている。これにより、超電導コイル1の巻き枠4を作製する。ちなみに、第1支持部2と第2支持部3との接合方法としては、接着、溶接、ろう付け等により行ってもよい。内周の全周にわたって接合していてもよいし、適宜間隔をおいて接合していてもよい。
ステップS103において、図3(c)に示すように、ステップS102で制作した巻き枠4に、超電導線材5となる線材を巻く。薄板形状(シート状)の第1支持部2および第2支持部3を自由端となっている外周側から隙間ができるように変形させ、超電導線材5となる線材を第1支持部2と第2支持部3との間に挟みこみ、接合された部分を巻き軸として超電導線材5となる線材を巻く。なお、巻き枠4に巻かれている超電導線材5となる線材とは、in−situ パウダーインチューブ法(以下、in-situ PIT法と称す)により製造される加熱前の線材であり、チューブ形状の線材の中空領域に、マグネシウム(Mg)粉末と、ホウ素(B)粉末が封入されている。なお、この線材を熱処理(最終熱処理)することによりチューブ内のマグネシウムとホウ素が化学反応し、超電導体である二ホウ化マグネシウム(MgB)となる。
このように、線材を熱処理(最終熱処理)する前に巻き枠4に巻きつけることにより、線材内で超電導体が断線することを防止する。なお、巻き枠4に巻かれている超電導線材5となる線材は、チューブ形状の線材の中空領域に、マグネシウム(Mg)粉末と、ホウ素(B)粉末が封入された後、中間熱処理を行いつつ、伸線加工されたものであってもよい。
ステップS104において、in-situ PIT法により製造された加熱前の線材が巻かれた巻き枠4ごと、炉内で熱処理(最終熱処理)を行う。なお、熱処理は、550℃から750℃の範囲内で行われる。加熱することにより、封入されたマグネシウム(Mg)粉末とホウ素(B)粉末が化学反応して、超電導体である二ホウ化マグネシウム(MgB)となる。超電導線材の動きによるクエンチを防ぐため、二ホウ化マグネシウム(MgB)線は樹脂含浸にて固定することが望ましい。なお、冷却効率を良くするため、樹脂はフィラーを添加した熱伝導率の高い物が望ましい。
以上により、図1に示す第1実施形態に係る超電導コイル1を作製することができる。
<効果>
ここで、従来の超電導コイルの製造方法と、本実施形態に係る超電導コイル1の製造方法と、を比較しつつ、本実施形態に係る超電導コイル1の効果について説明する。
従来の超電導コイルの作製方法としては、超電導線材を熱処理後に固定子ティースに巻き線するR&W法(React & Wind法)と、固定子ティースに超電導線材となる線材を巻き線後に熱処理するW&R法(Wind & React法)とが知られている。
しかしながら、これらの方法を用いて超電導回転機に適用すると、以下の課題が生じる。
R&W法を用いた場合、熱処理により超電導線材は加工性が低下する。即ち、熱処理後の超電導線材は、限界応力が小さく、熱処理後の超電導線材を固定子ティースに巻きつける際、超電導線材の断線や劣化が発生する虞がある。そのため、熱処理後の超電導線材を固定子ティースに巻きつける際、曲率を大きくすることができない。
また、W&R法を用いた場合、熱処理前の超電導線材を固定子ティースに巻き線した後に、固定子コアごと炉に入れて熱処理を行う。そのため、固定子コアごと熱処理可能な大きな炉が必要になり、また、固定子コア自体も熱処理されてしまうため、固定子コア自体が変質してしまい、超電導回転機としての性能が低下するおそれがある。
これに対し、本実施形態に係る超電導コイル1によれば、線材を巻き枠4に巻きつけた後に熱処理をすることにより、in-situ PIT法で製造された線材内部の超電導体が断線することを防止することができる。加えて、熱処理には大型の炉を必要とせず、また、固定子コア(鉄心)が熱処理されることもないので、固定子コア(鉄心)が変質し超電導回転機としての性能が低下することを防止できる。
さらに、巻き枠4が薄板形状(シート状)の第1支持部2および第2支持部3とから形成されているため、変形が可能であり、比較的容易に超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)に超電導コイル1を取り付けることができる。
なお、第1実施形態に係る超電導コイルは、上記実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
以下に、第1実施形態に係る超電導コイルの変形例について説明する。
(変形例1)
図4は、第1変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図4に示すように、第1変形例に係る超電導コイル1Aにおいて、開口部2Aaを有する第1支持部2Aは、2つの半円部間を直線部で接続するレーストラック形状となっている。また、開口部3Aaを有する第2支持部3Aもレーストラック形状となっている。この点が図1と異なる。
第1変形例に係る超電導コイル1Aの製造方法は、板金から切り出される第1支持部2Aおよび第2支持部3Aの形状がレーストラック形状となっている点を除けば、第1実施形態の図2に示すフローと同様であり、説明を省略する。
このような構成によれば、第1実施形態に係る超電導コイル1の効果に加え、後述する超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)の回転子20(図13参照)の回転軸21(図13参照)方向の長さに合わせて、巻き枠4Aの回転子の回転軸方向長さを調整することができる。
(変形例2)
図5は、第2変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図5に示すように、第2変形例に係る超電導コイル1Bにおいて、第2支持部3Bは、複数に分割された支持片を円周上に所定間隔で配置して形成されている。この点が図1と異なる。
次に、図6および図7を用いて、第2変形例に係る超電導コイル1Bの製造方法について説明する。なお、第1実施形態(図2、図3参照)と共通する点については説明を省略する。
図6は、第2変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図7は、第2変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS201において、図7(a)に示すように、第1支持部2Bを板金から切り出す。同様に、第2支持部3Bを板金から切り出す。
ステップS202において、図7(b)に示すように、複数に分割された支持片からなる第2支持部3Bは、第1支持部2Bの開口部2Baに沿って円周上に所定間隔で配置され、第1支持部2Bの開口部2Baの側(内周側)で第1支持部2Bと第2支持部3Bとが接合される。なお、外周側は接合されず自由端となっている。これにより、超電導コイル1Bの巻き枠4Bを作製する。
ステップS203において、図7(c)に示すように、ステップS202で制作した巻き枠4Bに、超電導線材5Bとなる線材を巻く。ステップS204において、巻き枠4Bごと炉内で熱処理(最終熱処理)を行う。
以上により、図5に示す第2変形例に係る超電導コイル1Bを作製することができる。
このような構成によれば、第1実施形態に係る超電導コイル1の効果に加え、巻き枠の材料を少なくすることができる。
(変形例3)
図8は、第3変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図8に示すように、第3変形例に係る超電導コイル1Cにおいて、開口部2Caを有する第1支持部2Cは、2つの半円部間を直線部で接続するレーストラック形状となっている。また、第2支持部3Cは、複数に分割された支持片をあわせて形成されている。この点が図1と異なる。
第3変形例に係る超電導コイル1Cの製造方法は、板金から切り出される第1支持部2Cの形状がレーストラック形状となっている異なる点を除けば、第2変形例の図6に示すフローと同様であり、説明を省略する。
このような構成によれば、第1実施形態に係る超電導コイル1の効果に加え、後述する超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)の回転子20(図13参照)の回転軸21(図13参照)方向の長さに合わせて、巻き枠4Cの回転子20の回転軸方向長さを調整することができる。また、巻き枠の材料を少なくすることができる。
(変形例4)
図9は、第4変形例に係る超電導コイルを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は(a)のBB線断面矢視図である。
第4変形例に係る超電導コイル1Dは、第1支持部2Dと第2支持部3Dとを展開すると1枚の薄板形状(シート状)となることを特徴としている。この点が図1と異なる。
次に、図10および図11を用いて、第4変形例に係る超電導コイル1Dの製造方法について説明する。なお、第1実施形態(図2、図3参照)と共通する点については説明を省略する。
図10は、第4変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図11は、第4変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS301において、図11(a)に示すように、第1支持部2Dおよび第2支持部3Dを一体として板金から切り出す。なお、第2支持部3Dは、第1支持部2Dの開口部2Daの側に形成されている。図11(a)に示すように、第1支持部2Dと第2支持部3Dを接合してつなげるまでもなく、最初からつながっている。
ステップS302において、図11(b)に示すように、第1支持部2Dの表面と第2支持部3Dの表面とが向かいあうように、第2支持部3Dを折り曲げる。これにより、外周側が自由端となる超電導コイル1Dの巻き枠4Dを作製する。
ステップS303において、図11(c)に示すように、ステップS302で制作した巻き枠4Dに、超電導線材5Dとなる線材を巻く。ステップS304において、巻き枠4Dごと炉内で熱処理(最終熱処理)を行う。
以上により、図9に示す第4変形例に係る超電導コイル1Dを作製することができる。
このような構成によれば、第1実施形態に係る超電導コイル1の効果に加え、巻き枠の材料を少なくすることができる。さらに、支持部間の接合(図2ステップS102参照)に代えて(接合することなく)、曲げ加工をすることにより巻き枠を形成する(図10ステップS302参照)ことができ、巻き枠4Dひいては超電導コイル1Dの生産性が向上する。
(変形例5)
図12は、第5変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。
第5変形例に係る超電導コイル1Eは、第1支持部2Eと第2支持部3Eとを展開すると1枚の薄板形状(シート状)となることを特徴としている。また、第1支持部2Eは、2つの半円部間を直線部で接続するレーストラック形状となっている。この点が図1と異なる。
第5変形例に係る超電導コイル1Eの製造方法は、板金から切り出される第1支持部2Eの形状がレーストラック形状となっている異なる点を除けば、第4変形例の図10に示すフローと同様であり、説明を省略する。
このような構成によれば、第1実施形態に係る超電導コイル1の効果に加え、後述する超電導回転機10(図13参照)のティース12(図13参照)の回転子20(図13参照)の回転軸21(図13参照)方向の長さに合わせて、巻き枠4Eの回転子20の回転軸方向長さを調整することができる。また、巻き枠の材料を少なくすることができる。さらに、支持部間の接合(図2ステップS102参照)に代えて、曲げ加工をすることにより巻き枠を形成する(図10ステップS302参照)ことができ、巻き枠4Eひいては超電導コイル1Eの生産性が向上する。
<超電導回転機>
次に、本実施形態に係る超電導コイル1a〜1fを用いた超電導回転機10について説明する。図13は、回転子の回転軸方向視した超電導回転機の断面図であり、図14は、固定子を模式的に展開した図である。
超電導回転機10は、回転軸21で回転する回転子20と、固定子11とを備えている。
固定子11は、超電導コイル1a,1b,1c,1d,1e,1fと、ティース12a,12b,12c,12d,12e,12fと、固定子枠13と、を備えている。図14に示すように、固定子枠13の外周に沿って、ティース12a〜12fが配置され、各ティース12にそれぞれ、超電導コイル1a〜1fが配置される。1つのティース12a(12b〜12f)に配置される超電導コイル1a(1b〜1f)は、巻き枠4を有する薄板環状の超電導コイル1を複数重ね合わせて配置され、それらが電気的に直列または並列に接続されて構成される。なお、図14では、超電導コイル1a(1b〜1f)は、長方形に近いレーストラック形状をしている。
図13に示す超電導回転機10は、三相交流電源(図示せず)が具備されている。回転軸21を中心として、対向する超電導コイルは直列に接続されており、一組の相として用いられている。即ち、超電導コイル1a,1dはU相として用いられ、超電導コイル1b,1eはV相として用いられ、超電導コイル1c,1fはW相として用いられる。このように、超電導コイル1a〜1fに三相交流を印加することで、回転子20の位置に磁場分布を形成し、その磁場分布を回転軸21の回りに回転させることができる。なお、超電導コイル1がレーストラック形状である場合には(変形例1,3,5参照)レーストラック形状の直線部と回転軸21とが平行になるように配置される。
回転子20は、超電導回転機10が同期モータの場合には永久磁石(強磁性体)が用いられ、超電導回転機10が誘導モータの場合にはかご形導体が用いられる。
なお、超電導コイル1(1a〜1f)の形状は、長方形に近いレーストラック形状に限られるものではなく、レーストラック形状(図4,8,12参照)であってもよく、円形(図1,5,9参照)であってもよい。
≪第2実施形態≫
次に、第2実施形態に係る超電導コイルおよびそれを用いた超電導回転機について説明する。図15は、第2実施形態に係る超電導コイルを示す斜視図である。
図15に示すように、超電導コイル1Fは、第1支持部2Fが曲面2Fbで形成された鞍型の超電導コイルである。この点が図1と異なる。
次に、図16および図17を用いて、第2実施形態に係る超電導コイル1Fの製造方法について説明する。なお、第1実施形態(図2、図3参照)と共通する点については説明を省略する。
図16は、第2実施形態に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図17は、第2実施形態に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS401において、図17(a)に示すように、第1支持部2Fを板金から切り出す。同様に、第2支持部3Fを板金から切り出す。ステップS402において、図17(b)に示すように、第1支持部2Fと第2支持部3Fを接合する。ステップS403において、図17(c)に示すように、一点鎖線を中心線として、第1支持部2Fを曲面2Fbに曲げ、鞍型の巻き枠4Fを作製する。ステップS404において、図17(d)に示すように、ステップS403で制作した巻き枠4Fに、超電導線材5Fとなる線材を巻く。ステップS405において、巻き枠4Fごと炉内で熱処理(最終熱処理)を行う。なお、熱処理S405の前の曲げであれば、巻き線の超電導特性の劣化はないので、S403とS404のステップを逆にして、巻き線後に曲げ加工することも可能である。このようにして3次元構造を有する鞍型の超電導コイルを作製する。
以上により、図15に示す第2実施形態に係る鞍型の超電導コイル1Fを作製することができる。
(変形例6)
図18は、第6変形例に係る超電導コイルを示す斜視図である。なお、変形例の番号は第1実施形態からの通し番号である。
図18に示すように、超電導コイル1Gは、第5変形例に係る超電導コイル1F(図12参照)を、第1支持部2Gが曲面2Gbで形成された鞍型の超電導コイルとしたものである。この点が図12と異なる。
図19は、第6変形例に係る超電導コイルの製造方法を示すフローチャートであり、図20は、第6変形例に係る超電導コイルの各製造過程における平面図である。
ステップS501において、図20(a)に示すように、第1支持部2Gおよび第2支持部3Gを一体として板金から切り出す。ステップS502において、図20(b)に示すように、第1支持部2Gの表面と第2支持部3Gの表面とが向かいあうように、第2支持部3Gを折り曲げる。
ステップS503において、図20(c)に示すように、一点鎖線を中心線として、第1支持部2Gを曲面2Gbに曲げ、鞍型の巻き枠4Gを作製する。ここで、曲げ加工の中心線は、レーストラック形状の直線部分と平行に位置する。また、曲げの中心線を含む板金に垂直な面は、板金の鏡面対称面となっている。なお、レーストラック形状の第1支持部2Gの曲線部と回転子との干渉を防ぐため、曲げ半径は回転子の外径よりも小さくする。
ステップS504において、図20(d)に示すように、ステップS503で制作した巻き枠4Gに、超電導線材5Gとなる線材を巻く。ステップS505において、巻き枠4Gごと炉内で熱処理(最終熱処理)を行う。なお、熱処理S505の前の曲げであれば、巻き線の超電導特性の劣化はないので、S503とS504のステップを逆にして、巻き線後に曲げ加工することも可能である。
以上により、図18に示す第6変形例に係る超電導コイル1Gを作製することができる。
次に、第6変形例に係る超電導コイル1Gを超電導回転機の固定子コイルとして用いた場合について、さらに説明する。なお、第1実施形態に係る超電導回転機10(図13参照)と重複する説明は省略する。
図21は、回転子の回転軸方向視した、超電導回転機の拡大断面図である。
U相の一方のティース12aは、ティース121,122,123から構成されている。また、ティース12aに対して、2つの超電導コイル1G,1Gが配置されている。超電導コイル1Gは、ティース121,122を囲むように配置され、超電導コイル1Gは、ティース122,123を囲むように配置されている。超電導コイル1Gと超電導コイル1Gは、電気的に並列または直列に接続されている。なお、U相の他方のティース12d、V相およびW相のティース(12b,12c,12e,12f)も同様の構造となっている。
このように、超電導コイル1G,1Gを配置することにより、回転軸21から見て2つの超電導コイル1G,1Gの一部が重なる分布巻きとなり、起磁力波形を正弦波に近づけることができる。なお、分布巻きにより、起磁力波形が正弦波に近づくことは、例えば、「坪島茂彦著、図解誘導電動機、東京電機大学出版局(2006)」に記載されており、詳細な説明は省略する。
図22は、図21における超電導コイルを示す斜視図である。
図22に示すように、レーストラック形状かつ鞍型の超電導コイル1G,1Gは直線部の長さが異なり、直線部の長さが長い超電導コイル1Gの直線部をまたぐように超電導コイル1Gが配置される。超電導コイル1Gが曲面2Gbで形成されていることにより、超電導コイル1Gの直線部と超電導コイル1Gとが干渉することなく配置することができる。また、超電導コイル1Gが曲面2Gbで形成されていることにより、配線(超電導線材)を同一方向に引き出すことができる。このように、2つの超電導コイル1G,1Gの一部が重なる配置(分布巻き)としても、超電導コイル1G,1G同士が干渉することなく配置することができる。
1 第1実施形態に係る超電導コイル
2 第1実施形態に係る第1支持部(第1の部材)
2a 第1実施形態に係る第1支持部の開口部
3 第1実施形態に係る第2支持部(第2の部材)
3a 第1実施形態に係る第2支持部の開口部
4 第1実施形態に係る巻き枠
5 第1実施形態に係る超電導線材
1A 第1変形例に係る超電導コイル
2A 第1変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Aa 第1変形例に係る第1支持部の開口部
3A 第1変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Aa 第1変形例に係る第2支持部の開口部
4A 第1変形例に係る巻き枠
5A 第1変形例に係る超電導線材
1B 第2変形例に係る超電導コイル
2B 第2変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ba 第2変形例に係る第1支持部の開口部
3B 第2変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ba 第2変形例に係る第2支持部の開口部
4B 第2変形例に係る巻き枠
5B 第2変形例に係る超電導線材
1C 第3変形例に係る超電導コイル
2C 第3変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ca 第3変形例に係る第1支持部の開口部
3C 第3変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ca 第3変形例に係る第2支持部の開口部
4C 第3変形例に係る巻き枠
5C 第3変形例に係る超電導線材
1D 第4変形例に係る超電導コイル
2D 第4変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Da 第4変形例に係る第1支持部の開口部
3D 第4変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Da 第4変形例に係る第2支持部の開口部
4D 第4変形例に係る巻き枠
5D 第4変形例に係る超電導線材
1E 第5変形例に係る超電導コイル
2E 第5変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ea 第5変形例に係る第1支持部の開口部
3E 第5変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ea 第5変形例に係る第2支持部の開口部
4E 第5変形例に係る巻き枠
5E 第5変形例に係る超電導線材
1a U相の一方の超電導コイル
1b V相の一方の超電導コイル
1c W相の一方の超電導コイル
1d U相の他方の超電導コイル
1e V相の他方の超電導コイル
1f W相の他方の超電導コイル
10 超電導回転機
11 固定子
12 ティース
12a U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース
12b V相の一方の超電導コイルを取り付けるティース
12c W相の一方の超電導コイルを取り付けるティース
12d U相の他方の超電導コイルを取り付けるティース
12e V相の他方の超電導コイルを取り付けるティース
12f W相の他方の超電導コイルを取り付けるティース
13 固定子枠
20 回転子
21 回転軸
1F 第2実施形態に係る超電導コイル
2F 第2実施形態に係る第1支持部(第1の部材)
2Fa 第2実施形態に係る第1支持部の開口部
2Fb 第2実施形態に係る第1支持部の曲面
3F 第2実施形態に係る第2支持部(第2の部材)
3Fa 第2実施形態に係る第2支持部の開口部
4F 第2実施形態に係る巻き枠
5F 第2実施形態に係る超電導線材
1G 第5変形例に係る超電導コイル
2G 第6変形例に係る第1支持部(第1の部材)
2Ga 第6変形例に係る第1支持部の開口部
2Gb 第6変形例に係る第1支持部の曲面
3G 第6変形例に係る第2支持部(第2の部材)
3Ga 第6変形例に係る第2支持部の開口部
4G 第6変形例に係る巻き枠
5G 第6変形例に係る超電導線材
1G1 U相の一方の超電導コイル1
1G2 U相の一方の超電導コイル2
121 U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース1
122 U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース2
123 U相の一方の超電導コイルを取り付けるティース3
1Gb1 U相の一方の超電導コイル1に形成されている曲面
1Gb2 U相の一方の超電導コイル2に形成されている曲面

Claims (13)

  1. 絶縁材で被覆された超電導線材と、前記超電導線材を巻きつける巻き枠とを有してなる超電導コイルであって、
    前記巻き枠は、薄板環状の第1の部材と、当該第1の部材と内周側でつながり外周側に向かって延びる第2の部材とを備えて構成され、
    前記超電導線材は、前記巻き枠を構成する前記第1の部材と前記第2の部材との間に捲回されて配置されている
    ことを特徴とする超電導コイル。
  2. 前記第2の部材は、前記第1の部材と重ね合わせ可能な形状の薄板環状部材であり、
    前記第1の部材の内周側と、前記第2の部材の内周側とが接合されることで、前記第2の部材が前記第1の部材と内周側でつながっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル。
  3. 前記第2の部材は、複数に分割されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の超電導コイル。
  4. 前記巻き枠は、1枚の薄板形状に展開可能であり、
    その展開図において、前記第2の部材が前記第1の部材の内周側にある
    ことを特徴とする請求項3に記載の超電導コイル。
  5. 前記第1の部材は、レーストラック形状である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  6. 前記第1の部材は、曲面で形成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  7. 前記巻き枠は、ステンレスで構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  8. 前記第1の部材および前記第2の部材、それぞれの厚さが0.5mm以下である
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  9. 前記超電導線材は、丸線で構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  10. 前記超電導線材は、
    二ホウ化マグネシウムを含んで構成される
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  11. 前記超電導線材は、
    高熱伝導の樹脂で含浸されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の超電導コイル。
  12. 請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の超電導コイルおよび固定子枠を有する固定子と、
    強磁性体あるいは導体を有する回転子と、を備える超電導回転機であって、
    前記固定子は、
    前記回転子の回転軸方向視して、前記固定子枠の円周方向に沿って前記超電導コイルが配置される
    ことを特徴とする超電導回転機。
  13. 各相の一方および他方にそれぞれ少なくとも2つ以上前記超電導コイルが設置され、
    隣り合う超電導コイルの回転子の回転軸方向の長さが異なり、
    回転子の回転軸方向視して、これらの超電導コイルの一部が重なっている
    ことを特徴とする請求項12に記載の超電導回転機。
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