[go: up one dir, main page]

JP5171676B2 - 送信装置、その制御方法およびプログラム - Google Patents

送信装置、その制御方法およびプログラム

Info

Publication number
JP5171676B2
JP5171676B2 JP2009024855A JP2009024855A JP5171676B2 JP 5171676 B2 JP5171676 B2 JP 5171676B2 JP 2009024855 A JP2009024855 A JP 2009024855A JP 2009024855 A JP2009024855 A JP 2009024855A JP 5171676 B2 JP5171676 B2 JP 5171676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
mfp
fax
destination
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009024855A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010183340A5 (ja
JP2010183340A (ja
Inventor
信行 利根川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009024855A priority Critical patent/JP5171676B2/ja
Priority to US12/863,834 priority patent/US8724144B2/en
Priority to PCT/JP2010/051457 priority patent/WO2010090194A1/en
Publication of JP2010183340A publication Critical patent/JP2010183340A/ja
Publication of JP2010183340A5 publication Critical patent/JP2010183340A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5171676B2 publication Critical patent/JP5171676B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/44Secrecy systems
    • H04N1/4406Restricting access, e.g. according to user identity
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/44Secrecy systems
    • H04N1/4406Restricting access, e.g. according to user identity
    • H04N1/4433Restricting access, e.g. according to user identity to an apparatus, part of an apparatus or an apparatus function
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0093Facsimile machine
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

本発明は、ネットワークを介して通信を行う送信装置、その制御方法およびプログラムに関する。
現在、IP(Internet Protocol)電話の普及が進み、電話網を介した従来のG3−FAX(ファクシミリ)の他に、IPネットワークを介してFAX通信を行うFAXが登場している。このIPネットワークを介して行われるFAX通信の方式としては、みなし音声方式、リアルタイム方式(ITU−T.38方式)、メール方式(ITU−T.37方式)の各方式がある。
FAXに関しては、誤送信により機密情報などの重要情報が外部に漏洩することを未然に防止するための各種技術が提案されている。例えば宛先の電話番号を2度入力させる技術がある。
また、上記リアルタイム方式のFAXに関しては、発信者が意図しない端末へFAX送信が行われることを防止するための技術が提案されている(特許文献1参照)。この技術は、SIP(Session Initiation Protocol)サーバから、宛先アドレスの代替えアドレスが通知された場合に、通信を中断し、代替えアドレスへのFAX送信を制限するものである。また、上記通知された代替えアドレスが予め設定された許可アドレスに該当する場合、通信を許可し、代替えアドレスへのFAX送信を行うことが可能である。
また、電子メールに関しても、誤送信により重要情報が外部に漏洩することなどを未然に防止するために、宛先アドレスのドメインに基づいて、当該宛先アドレスに対する電子メールの送信を制限する技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2005−94662号公報 特開2003−44402号公報
ところで、従来、電話番号をネットワークアドレスに変換する機能を有した電話番号変換装置が知られている。この電話番号変換装置を利用して上記リアルタイム方式のFAX送信を行う場合、最初に送信先の電話番号を入力し、該入力された電話番号のネットワークアドレスへの変換を電話番号変換装置に依頼する。そして、電話番号変換装置から取得したネットワークアドレスを送信先としてファクシミリ送信を実行する。
しかしながら、このとき、上述した従来技術を採用していたとしても、依然として発信者が意図しない端末への送信が行われてしまう場合がある。即ち、たとえ最初に入力される電話番号が正しいものであっても、電話番号変換装置に登録されたネットワークアドレスが、ユーザが意図しない端末に対応するものであって、且つ代替アドレスの設定がなされていない場合が考えられる。このような場合に、ユーザが意図しない端末への送信が実行されてしまうことになる。
また従来は、リアルタイム方式を用いて受信した画像データを転送することが知られているが、このとき画像データの送信先として指定されたネットワークアドレスに基づいてファクシミリ送信を制限することは行われていなかった。このため、ユーザが意図しない端末に受信した画像データが送信されてしまう可能性があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであり、入力された電話番号から変換されるネットワークアドレスに基づいて送信を制限する仕組みを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の送信装置は、画像データの送信先の電話番号を入力する入力手段と、前記入力手段により入力された電話番号に対応するネットワークアドレス取得する取得手段と、前記取得手段により取得されたネットワークアドレスを用いて前記画像データを送信する送信手段と、前記入力手段により入力された電話番号に含まれる国情報が示す国と前記取得手段により取得されたネットワークアドレスに含まれる国情報が示す国が一致するか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、前記入力手段により入力された電話番号に含まれる国情報が示す国と前記取得手段により取得されたネットワークアドレスに含まれる国情報が示す国が一致しないと判定された場合に、前記画像データの送信を制限する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、入力された電話番号から変換されるネットワークアドレスに基づいて送信を制限することができる。
本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置が接続されるネットワークの構成を模式的に示す図である。 図1のMFP100の構成を示すブロック図である。 図1のENUMサーバ105に設定されているデータを示す図である。 図1のMFP100の操作部133に表示されるFAX送信制限設定画面の一例を示す図である。 MFP100から、MFP110が受信先として設定されているMFP101に対して、IP−FAX送信を行う場合のシーケンスを示す図である。 IP−FAX送信の制限が設定されているMFP100が、MFP110が受信先として設定されているMFP101に対してIP−FAX送信を行う場合のシーケンスを示す図である。 MFP100がFAX送信を行う際の動作の手順を示すフローチャートである。 MFP100がFAX送信を行う際の動作の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態においてMFP101からの転送依頼によりMFP100がIP−FAX通信によりMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する場合のシーケンスを示す図である。 本発明の第2の実施の形態においてMFP101からの転送依頼によりMFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する際に、MFP100によるデータの転送が許可されない場合のシーケンスを示す図である。 本発明の第2の実施の形態においてMFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する際のMFP100の動作の手順を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態に係るファクシミリ装置が接続されるネットワークの構成を模式的に示す図である。本実施の形態においては、ファクシミリ装置として、ファクシミリ通信機能を含む複数の機能を有する複合機、即ちMFP(Multi Function Peripheral)を例に説明する。
本実施の形態においては、図1に示すように、複数のMFP100,101がLAN102(Local Area Network)に接続されている。各MFP100,101は、スキャナ、プリンタなどを搭載し、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などを実現する複合機である。
LAN102には、SIPサーバ(呼制御装置)104、ENUMサーバ(電話番号変換装置)105、T.38ゲートウェイ(GW)106が接続されている。SIPサーバ104は、RFC2543などで規定されるSIP(Session Initiation Protocol)プロトコルに従い、FAX通信の呼制御を行うサーバである。
ENUMサーバ105は、電話番号による名前空間(telephone number mapping)を用いて、電話番号とネットワークアドレスとを対応付ける仕組み(ENUM)を提供するサーバである(RFC2916,E.164)。具体的には、ENUMサーバ105は、電話番号を含む問い合わせに応答して、電話番号を対応するネットワークに変換し、当該ネットワークアドレスを問い合わせ先に返す。
T.38ゲートウェイ106は、LAN102上のT.38のプロトコルのデータから、PSTN108上のT.30のプロトコルのデータへの変換、またはその逆の変換を行う。
ここで、各MFP100,101は、設定された電子メールアドレスを用いた、T.37方式(メール方式)のファクシミリ通信(以下、I−FAX)を実現する。また、各MFP100,101は、T.38方式(リアルタイム方式)のファクシミリ通信機能(以下、IP−FAX)を実現する。上記T.38は、電話回線を用いて通信が行われるG3−FAXのT.30プロトコルをIPネットワーク上に展開したプロトコルである。各MFP100,101は、T.38ゲートウェイ106を介して、G3−FAX装置109とファクシミリ通信を行うことが可能である。
また、MFP100は、T.30プロトコルに従うG3−FAXのファクシミリ通信を実現する。MFP100は、PBX(private branch exchange)107と接続され、当該PBX107を経由してPSTN(公衆電話回線網)108に接続可能である。これにより、MFP100は、PSTN108を介して、G3−FAX装置109、G3−FAXのファクシミリ通信が可能なMFP110などと、G3−FAXのファクシミリ通信を行うことが可能である。
上記IP−FAX,I−FAX,G3−FAXの各FAX通信のために、各MFP100,101,110には、例えば表1に示すように、SIP−URI、T.37で規定されるメールアドレス、E.164で規定される電話番号が付与されている。
Figure 0005171676
次に、MFP100の構成について図2を参照しながら説明する。図2は図1のMFP100の構成を示すブロック図である。
MFP100は、図2に示すように、CPU130、ROM131およびRAM132を有する。CPU130は、ROM131に格納されているプログラムに従ってMFP100全体の制御を行う。RAM132は、CPU130の作業領域およびデータを一時的に保持するための領域を提供する。
CPU130には、CPUバス150を介して、操作部133、スキャナ134、プリンタ135、画像処理部136、ハードディスク137、ネットワークI/F(インタフェース)138、フォーマット部139、ファックス部140が接続されている。
操作部133は、液晶表示パネルと、スタートキー、テンキーなどを含む複数のハードキーを有し、液晶表示パネルには、ソフトボタンおよびモードなどを設定するための操作画面、装置状態を示す情報などが表示される。
スキャナ134は、原稿給送装置からプラテンガラス上に給送された原稿を走査し、当該原稿上の画像を読み取る。この読み取られた原稿の画像データは、デジタルデータに変換された後に、出力される。プリンタ135は、電子写真方式のプリンタからなる。画像処理部136は、画像メモリを有し、画像の回転、拡大および縮小、MH、MR、MMR、JBIG、JPEG方式による画像の符号化およびその復号、シェーディング、トリミング、マスキングなど、各種の画像処理を行う。
ハードディスク137は、SCSI、IDEなどのI/Fで接続されている大容量記録媒体であり、ハードディスク137には、MFP100の動作を制御するためのプログラム、画像データなどが格納される。ネットワークI/F138は、10BASE−T、100BASE−Tを代表とするイーサネット(登録商標)またはトークンリングなどのネットワーク回線141と接続するためのネットワークデータリンクを実行するインタフェースである。フォーマット部139は、PDL(Page Description Language)データを解析し、プリンタ135が処理可能な画像データを作成する。ファクス部140は、NCU(Network Control Unit)、モデムなどを有し、電話回線142と接続される。
ネットワークI/F138がパソコンからのPDL(Page Description Language)データを受信すると、当該PDLデータは、フォーマット部139により解析され、画像データが作成される。この作成された画像データは、画像処理部136において、画像処理された後に、プリンタ135で印刷される。
スキャナ134、プリンタ135、画像処理部136、フォーマット部139およびファックス部140は、CPUバス150とは別の高速ビデオバス151で接続され、画像データの高速転送が可能である。この高速ビデオバス151を用いて、コピー機能、ファクシミリ機能が実現される。
ここでは、MFP100の構成について説明したが、他のMFP101,110も同様の構成を有するものであり、その説明は省略する。
次に、ENUMサーバ105に設定されているデータについて図3を参照しながら説明する。図3は図1のENUMサーバ105に設定されているデータを示す図である。
ENUMサーバ105には、図3に示すようなデータ300〜312が設定されている。ここで、各データ300〜303は、それぞれ、MFP100に関するデータである。データ300は、MFP100の電話番号を逆にしてドットで区切った文字列と、e164.arpaの文字列からなるデータである。データ301は、MFP100のSIP−URI(sip:info@abc.co.jp)を示し、「100」の重み付けがされているデータである。データ302は、MFP100のT.37のメールアドレス(ifax@abc.co.jp)を示し、「102」の重み付けがされているデータである。データ303は、MFP100のFAX電話番号(+81-3-0000-0001)を示し、「104」の重み付けがされているデータである。
従って、ENUMサーバ105に「+81-3-0000-0001」という電話番号を問い合わせると、上記データが問い合わせ先に返される。そして、問い合わせ先において、上記データ301〜303のうち、重み付けの数値が低いデータが宛先として使用される。ここで、使用した宛先の通信において不通などの障害が発生すると、次の重み付けのデータが宛先として使用される。
各データ304〜306は、MFP101に関するデータである。ここで、データ304には、MFP101の電話番号を逆にしてドットで区切った文字列と、e164.arpaの文字列からなる。データ305は、MFP101のSIP−URI(sip:sales@abc.co.jp)を示し、「100」の重み付けがされているデータである。データ306は、MFP101のT.37のメールアドレス(sales‐fax@abc.co.jp)を示し、「102」の重み付けがされているデータである。
従って、ENUMサーバ105に「+81-3-1234-5678」という電話番号を問い合わせると、上記データが問い合わせ先に返される。そして、問い合わせ先において、上記データのうち、重み付けの数値が低いデータが宛先として使用される。ここで、使用した宛先の通信において不通などの障害が発生すると、次の重み付けのデータが宛先として使用される。
各データ307,308は、G3−FAX装置109に関するデータである。データ307は、G3−FAX装置109の電話番号を逆にしてドットで区切った文字列と、e164.arpaの文字列からなる。データ308は、G3−FAX装置109のFAX電話番号(+81-3-0000-1111)を示し、「100」の重み付けがされているデータである。
従って、ENUMサーバ105に「+81-3-0000-1111」という電話番号を問い合わせると、上記データが問い合わせ先に返される。
データ309〜312は、MFP110に関するデータである。データ309は、MFP110の電話番号を逆にしてドットで区切った文字列と、e164.arpaの文字列からなる。データ310は、MFP110のSIP‐URI(sip:info@abc.com.cn)を示し、「100」の重み付けがされているデータである。データ311は、MFP110のT.37のメールアドレス(info@abc.com.cn)を示し、「102」の重み付けがされているデータである。データ312は、MFP110のFAX電話番号(+86-10-2222-3333)を示し、「104」の重み付けがされているデータである。
従って、ENUMサーバ105に「+86-10-2222-3333」という電話番号を問い合わせると、上記データが問い合わせ先に返される。そして、問い合わせ先において、上記データのうち、重み付けの数値が低いデータが宛先として使用される。ここで、使用した宛先の通信において不通などの障害が発生すると、次の重み付けのデータが宛先として使用される。
次に、FAX送信の制限の設定について図4を参照しながら説明する。図4は図1のMFP100の操作部133に表示されるFAX送信制限設定画面の一例を示す図である。
本実施の形態においては、複数のFAX送信のうち、所望のFAX送信を制限するように設定することができ、当該設定を行う権限は、システム管理者のみに与えられている。よって、MFP100においてFAX送信の制限を設定する場合、システム管理者のみが操作部133にFAX送信制限設定画面を表示させ、当該FAX送信制限設定画面を用いて所望のFAX送信の制限を設定することができる。これに対し、他のユーザは、FAX送信制限設定画面を表示させ、閲覧することはできない。
MFP100は、上述したように、G3−FAX送信、I−FAX送信、IP−FAX送信のそれぞれを行うFAX送信機能を有する。システム管理者は、上記各FAX送信のうち、所望のFAX送信の制限を設定することができる。
MFP100においてG3−FAX送信、I−FAX送信、IP−FAX送信のうち、所望のFAX送信を制限する場合、システム管理者は、MFP100の操作部133にFAX送信制限設定画面を表示させる操作を行う。この操作により、FAX送信制限設定画面として、例えば図4に示すような画面350が操作部133に表示される。
FAX送信制限設定画面350は、海外の送信先へFAX送信を行う際に用いられるFAX送信(G3−FAX送信、IP−FAX送信、I−FAX送信)の制限を設定するための画面である。ここで、G3−FAX送信制限、IP−FAX送信制限、I−FAX送信制限のそれぞれには、チェックボックス351〜353が設けられている。これらのチェックボックス351〜353のうち、所望のチェックボックスにチェックが入られると、チェックが入れられたチェックボックスのFAX送信が制限される。
例えばG−3FAX送信制限のチェックボックス351にチェックが入られていると、送信先の電話番号に基づいて当該送信先が海外の送信先か否かが判定され、当該送信先が海外の送信先であれば、G−3FAX送信が制限される。IP−FAX送信制限のチェックボックス352にチェックが入られていると、送信先の電話番号などに基づいて当該送信先が海外の送信先か否かが判定され、当該送信先が海外の送信先であれば、IP−FAX送信が制限される。このIP−FAXの送信制限の詳細については後述する。I−FAX送信制限のチェックボックス353にチェックが入られていると、送信先の電子メールアドレスに基づいて当該送信先が海外の送信先か否かが判定され、当該送信先が海外の送信先であれば、I−FAX送信が制限される。
また、IP−FAX送信、I−FAX送信を許可する送信先のドメイン(送信可能ドメイン)を設定するためのチェックボックス354、およびIP−FAX送信、I−FAX送信を許可する送信先のドメイン名の入力欄355,356が含まれる。また、入力されたドメイン名のサブドメインを、IP−FAX送信、I−FAX送信を許可する送信先として許可するか否かを設定するためのチェックボックス357,358が含まれる。
本例においては、入力欄355にドメイン名「abc.co.jp」が入力されており、そのサブドメインを許可するチェックボックス356にチェックが入れられている。よって、この場合、「sales.abc.co.jp」などのサブドメインに対してもFAX送信(IP−FAX送信またはI−FAX送信)が許可されることになる。
また、IP−FAX送信、I−FAX送信を制限する送信先のドメイン(送信制限ドメイン)を設定するためのチェックボックス359、およびIP−FAX送信、I−FAX送信を制限する送信先のドメイン名の入力欄360,361が含まれる。また、入力されたドメイン名のサブドメインを、IP−FAX送信、I−FAX送信を制限する送信先として制限するか否かを設定するためのチェックボックス362,363が含まれる。
本例においては、入力欄360にドメイン名「abc.co.jp」が入力されており、そのサブドメインを許可するチェックボックス362にチェックが入れられている。よって、この場合、「sales.abc.co.jp」などのサブドメインに対してもFAX送信(IP−FAX送信またはI−FAX送信)が制限されることになる。
また、送信先の電話番号の国情報と送信先のドメインの国情報が不一致の場合に送信制限の設定を行うためのチェックボックス364が含まれる。チェックボックス364にチェックが入られると、送信先の電話番号の国情報とそのドメインの国情報が不一致であるか否かの判定が行われる。ここで、送信先の電話番号の国情報とドメインの国情報が不一致であると判定されると、IP−FAX送信が制限される。
また、チェックボックス364にチェックが入られた場合に、「.com」ドメイン(特定のドメイン)を米国のドメインと判断しないように設定するためのチェックボックス365が設けられている。本来、ドメイン「.com」は、米国のドメインであるが、他の国への展開が行われている場合がある。よって、チェックボックス365にチェックが入れられていると、送信先の電話番号の国情報とドメインの国情報が不一致であるか否かを判定する際に、ドメイン「.com」は、米国のドメインと判断することは避けられる。即ち、ドメイン「.com」は、送信先の電話番号の国情報とそのドメインの国情報が不一致であるか否かの判定対象とされない。
FAX送信制限設定画面350を用いて設定された内容は、ハードディスク137に保持される。
次に、MFP100からMFP101に対してIP−FAX送信を行う場合について図5を参照しながら説明する。図5はMFP100から、MFP110が受信先として設定されているMFP101に対して、IP−FAX送信を行う場合のシーケンスを示す図である。
ここでは、MFP101のユーザが、MFP101に代えてMFP110でFAX送信されたデータを受信するように設定されているとする。この設定を行う場合、図5に示すように、MFP101から「REGISTER」がSIPサーバ104に送信される(400)。この「REGISTER」は、受信先をMFP110に設定するためのメッセージである。この「REGISTER」を受信したSIPサーバ104は、受信先がMFP101であるFAX送信に対して、その受信先をMFP110とする設定を行い、MFP101に対して「200 OK」を返す(401)。このようにして、MFP101を受信先としたFAX送信に対して、MFP110で当該FAX送信により送信されたデータを受信する設定が行われる。
MFP100がMFP101を受信先としてIP−FAX送信を実行する場合、MFP100は、MFP101の電話番号である「+81-3-1234-5678」を指定して、ENUMサーバ105に問い合わせを行う(402)。この問い合わせを受けたENUMサーバ105は、図3に示すデータ305を返す(403)。
MFP100は、ENUMサーバ105から返されたデータ305,306のうち、重み付けの数値が低いデータ即ち「sip: sales@abc.co.jp」を、IP−FAX送信の宛先に設定する。そして、MFP100は、SIPサーバ104に対してINVITEコマンドとともに、「sip:sales@abc.co.jp」への接続要求を発行する(404)。この接続要求を受けたSIPサーバ104は、MFP101に代えて、MFP110に対して「INVITE」を発行する(405)。また、SIPサーバ104は、MFP100に対して、「INVITE」を実行中であることを示す「100 Trying」の暫定メッセージを返す(406)。
上記「INVITE」を受けたMFP110は、「180 Ringing」の暫定メッセージをSIPサーバ104に送信する(407)。この暫定メッセージを受信したSIPサーバ104は、MFP100に対して、「180 Ringing」の暫定メッセージを送信する(408)。
MFP110は、受信の準備が整うと、「200 OK」をSIPサーバ104に返し(409)、SIPサーバ104は、「200 OK」をMFP100に返す(410)。ここで、SIPサーバ104からの「200 OK」には、contactヘッダ(またはAccept‐contactヘッダ)が含まれ、このヘッダには、実際に通信を行うMFP110の情報(sip:info@abc.com.cn)が記述されている。
MFP100は、上記contactヘッダの情報に基づいて、当該情報が示す宛先に対して送信をしても問題がないか否かを判定し、問題がないと判定した場合、「ACK」をMFP111に送信する(411)。
「ACK」の送信後、MFP100とMFP110との間でメディアセッションが開始され(412)、MFP100からMFP110に対して、T.38プロトコルに従い、画像データが送信される。
画像データの送信が終了した後(メディアセッションが終了した後)、MFP100は、「Bye」をSIPサーバ104に送信し(414)、SIPサーバ104は、「Bye」をMFP110に送信する(415)。「Bye」を受けたMFP110は、受信処理を終了し、「200 OK」をSIPサーバ104に送信する(416)。この「200 OK」を受けたSIPサーバは、「200 OK」をMFP100に送信する(417)。
この「200 OK」を受信したMFP100は、送信が正常に終了したことを確認し、送信処理を終了する。この際、MFP100は、送信ログに「+81-3-1234-5678」という電話番号と実際に通信した「sip:info@abc.com.cn」の情報を記録する。また、送信ログに記録された情報、送信画像の1ページ目の画像が記載された送信結果レポートを印刷して出力する。
次に、IP−FAX送信の制限が設定されているMFP100がMFP101に対してIP−FAX送信を行う場合について図6を参照しながら説明する。図6はIP−FAX送信の制限が設定されているMFP100が、MFP110が受信先として設定されているMFP101に対してIP−FAX送信を行う場合のシーケンスを示す図である。
ここでは、MFP100には、FAX送信制限設定画面(図4)を用いて、IP−FAX送信の制限が設定されているとする。また、MFP101には、当該MFP101に代えて、MFP110でFAX送信されたデータを受信するように設定されているとする。
ここで、図6に示すように、MFP101においてMFP101に代えてMFP110でFAX送信されたデータを受信するように設定する場合のシーケンスは、上述した図5に示すシーケンスと同じである。
また、MFP100がMFP101を受信先としてIP−FAX送信を実行する場合、MFP100は、まず、MFP101の電話番号である「+81-3-1234-5678」を指定して、ENUMサーバ105に問い合わせを行う(402)。この問い合わせ後、SIPサーバ104から「200 OK」がMFP100に返される(410)までのシーケンスは、図5に示すシーケンスと同じである。
MFP100は、上記「200 OK」に含まれるcontactヘッダ(またはAccept‐contactヘッダ)の送信先情報(sip:info@abc.com.cn)に基づいて、当該送信先情報に対するIP−FAX送信が制限されているか否かを判定する。ここでは、contactヘッダの送信先情報(sip:info@abc.com.cn)のドメインが、送信制限ドメインであるので(図4)、IP−FAX送信が制限にされていると判定される。
よって、MFP100は、「Bye」をSIPサーバ104に送信し(414)、SIPサーバ104は、MFP110に「Bye」を送信する(415)。この「Bye」を受信したMFP110は、「200 OK」をSIPサーバ104に送信し(416)、SIPサーバ104は、「200 OK」をMFP100に送信する(417)。「200 OK」を受信したMFP100は、IP−FAX送信を行うことなく、処理を終了する。この際、MFP100は、送信ログに、送信制限による送信エラーを示す情報と、「+81-3-1234-5678」という電話番号と実際の宛先である「sip:info@abc.com.cn」を含む送信先情報などを記録する。
次に、MFP100がFAX送信を行う際の動作について図7および図8を参照しながら説明する。図7および図8はMFP100がFAX送信を行う際の動作の手順を示すフローチャートである。図7および図8に示すフローチャートの手順は、CPU130により、ROM131またはハードディスク137に格納されているプログラムに従って実行されるものである。
ユーザがMFP100を用いてFAX送信を行う際には、ユーザの操作により、MFP100の操作部133にFAX送信画面(図示せず)が表示される。このFAX送信画面は、FAXの送信先情報(送信先の電話番号、送信先の電子メールアドレス)、使用するFAX方式(G3−FAX、IP−FAX、I−FAX)を示す情報などのFAX送信に関する情報を入力するための画面である。上記FAX送信に関する情報が入力された後に、スタートキーが押下されると、FAX送信のための処理が開始される。
上記スタートキーが押下されると、図7に示すように、CPU130は、上記FAX送信画面で入力された上記FAX送信に関する情報を取得する(ステップS501)。ここでは、上述したように、入力された送信先情報(送信先の電話番号または電子メールアドレス)、FAX方式(G3−FAX、IP−FAX、I−FAX)が取得される。そして、CPU130は、原稿を読み取るようにスキャナ134を制御する(ステップS502)。
次いで、CPU130は、上記入力されたFAX方式がG3−FAXであるか否かを判定する(ステップS503)。上記入力されたFAX方式がG3−FAXであると判定された場合、CPU130は、上記入力された送信先情報に基づいて送信先が海外の送信先であるか否かを判定する(ステップS504)。上記入力されたFAX方式がG3−FAXである場合、上記送信先情報としては、送信先の電話番号が入力されている。
上記ステップS504において送信先が海外の送信先であると判定された場合、CPU130は、G3−FAX送信の制限(図4)が設定されているか否かを判定する(ステップS505)。G3−FAX送信の制限が設定されていないと判定された場合、CPU130は、G3−FAX送信を行う(ステップS506)。ここでは、ファクス部140から電話回線142に、スキャナ134で読み取られた画像データが送出される。続いて、CPU130は、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS513)。ここでは、送信ログに、送信終了を示す情報および送信先情報(電話番号)などが記録されるとともに、送信ログに記録された情報と、送信画像の1ページ目の画像が記載された送信結果レポートが印刷されて出力される。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS504において送信先が海外の送信先でないと判定された場合、CPU130は、G3−FAX送信を行い(ステップS506)、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS513)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップ505においてG3−FAX送信の制限が設定されていると判定された場合、CPU130は、G3−FAX送信の制限を示すメッセージを、操作部133に表示する(ステップS512)。続いて、CPU130は、送信ログに、送信制限による送信エラーを示す情報および送信先情報(電話番号)を記録するとともに、送信ログに記録された情報が記載された送信結果レポートを印刷して出力する(ステップS513)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS503において上記入力されたFAX方式がG3−FAXでないと判定された場合、CPU130は、上記入力されたFAX方式がI−FAXであるか否かを判定する(ステップS507)。上記入力されたFAX方式がI−FAXであると判定された場合、CPU130は、上記入力された送信先情報に基づいて送信先が海外の送信先であるか否かを判定する(ステップS508)。ここで、上記入力されたFAX方式がI−FAXである場合、送信先情報としては、電子メールアドレスが入力される。よって、この電子メールアドレスのドメインの国情報に基づいて送信先が海外の送信先であるか否かの判定が行われる。
上記ステップS508において送信先が海外の送信先であると判定された場合、CPU130は、I−FAX送信の制限が設定されているか否かを判定する(ステップS509)。I−FAX送信の制限が設定されていないと判定された場合、CPU130は、送信先情報(電子メールアドレス)のドメインが設定されている送信制限ドメイン(図4)に該当するものであるか否かを判定する(ステップS510)。上記電子メールアドレスのドメインが上記送信制限ドメインに該当するものでないと判定された場合、CPU130は、上記電子メールアドレスを用いて、I−FAX送信を行う(ステップS511)。ここでは、上記電子メールアドレスを宛先とする、スキャナ134で読み取られた画像データが添付された電子メールが送信される。続いて、CPU130は、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS513)。送信ログには、送信終了を示す情報および送信先情報(電子メールアドレス)などが記録され、送信結果レポートには、送信ログに記録された情報などが記載される。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS508において送信先が海外の送信先でないと判定された場合、CPU130は、送信先情報(電子メールアドレス)のドメインが上記送信制限ドメインに該当するものであるか否かを判定する(ステップS510)。
上記ステップS509においてI−FAX送信の制限が設定されていると判定された場合、CPU130は、I−FAX送信の制限を示すメッセージを、操作部133に表示する(ステップS512)。続いて、CPU130は、送信ログに、送信制限による送信エラーを示す情報および送信先情報(電子メールアドレス)を記録するとともに、送信ログに記録された情報が記載された送信結果レポートを印刷して出力する(ステップS513)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS510において上記送信先情報(電子メールアドレス)のドメインが送信制限ドメインに該当するものであると判定された場合、CPU130は、I−FAX送信の制限を示すメッセージの表示を行う(ステップS512)。続いて、CPU130は、送信ログに、送信制限による送信エラーを示す情報および送信先情報(電子メールアドレス)を記録するとともに、送信ログに記録された情報が記載された送信結果レポートを印刷して出力する(ステップS513)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS507において上記入力されたFAX方式がI−FAXでないと判定された場合、上記入力されたFAX方式は、IP−FAXである。この場合、図8に示すように、CPU130は、上記入力された送信先情報に基づいて送信先が海外の送信先であるか否かを判定する(ステップS514)。ここで、上記入力されたFAX方式がIP−FAXである場合、送信先情報としては、電話番号が入力される。よって、この電話番号の国情報に基づいて送信先が海外の送信先であるか否かの判定が行われる。
上記ステップS514において送信先が海外の送信先であると判定された場合、CPU130は、IP−FAX送信の制限(図4)が設定されているか否かを判定する(ステップS515)。IP−FAX送信の制限が設定されていないと判定された場合、CPU130は、ENUM処理を行う(ステップS516)。ENUM処理は、上述したように、送信先の電話番号を指定してENUMサーバ105に問い合わせ、この問い合わせに応答してENUMサーバ105から返された送信先情報(ネットワークアドレス)を取得する処理である(図5または図6の402,403)。ここで、取得した送信先情報(ネットワークアドレス)がIPアドレス形式のものであれば、DNSの逆引きにより、送信先情報(ネットワークアドレス)のドメインが取得される。また、上記ステップS514において送信先が海外の送信先でないと判定された場合も、同様に、CPU130は、ENUM処理を行う(ステップS516)。
次いで、CPU130は、上記送信先情報のドメインが設定されている送信制限ドメインに該当するものであるか否かを判定する(ステップS517)。上記送信先情報のドメインが上記送信制限ドメインに該当するものでないと判定された場合、CPU130は、CPU130は、SIP処理を行う(ステップS518)。このSIP処理は、図5または図6の403〜410のシーケンスに従って呼制御を行う処理である。そして、CPU130は、上記SIP処理によりSIPサーバ104から返された情報(contactヘッダまたはAccept‐Contactヘッダの情報)に含まれる送信先情報を取得する(ステップS519)。
次いで、CPU130は、上記取得された送信先情報がIPアドレス形式のものであるか否かを判定する(ステップS520)。ここで、上記取得された送信先情報がIPアドレス形式のものであると判定された場合、CPU130は、DNSの逆引きを行い、上記送信先情報のドメインを取得する(ステップS521)。そして、CPU130は、上記送信先情報のドメインが設定されている送信制限ドメインに該当するものであるか否かを判定する(ステップS522)。また、上記ステップS520において上記取得された送信先情報がIPアドレス形式のものでないと判定された場合、CPU130は、上記送信先情報のドメインが送信制限ドメインに該当するものであるか否かを判定する(ステップS522)。
上記ステップS522において上記送信先情報のドメインが送信制限ドメインに該当しないと判定された場合、CPU130は、国情報が不一致の場合の送信制限(図4)が設定されているか否かを判定する(ステップS524)。この国情報が不一致の場合の送信制限の設定とは、送信先の電話番号の国情報とIPアドレスのドメインの国情報が不一致である場合に、送信制限を行う設定である。例えば、図6の場合、送信先の電話番号「+81-3-1234-5678」は、日本国の電話番号であるが、送信先情報「sip:info@abc.com.cn」のドメインの国情報は、中国である。よって、この場合、送信先の電話番号の国情報と送信先のIPアドレスのドメインの国情報が不一致になる。
上記ステップS524において国情報が不一致の場合の送信制限が設定されていると判定された場合、CPU130は、送信先に対するIP−FAX送信を制限にするか否かを判定する(ステップS525)。ここでは、送信先の電話番号の国情報とその送信先情報のドメインの国情報が不一致であるか否かの判定結果に応じて、IP−FAX送信を制限にするか否かが判定される。ここで、送信先の電話番号の国情報と送信先情報のドメインの国情報が不一致であるか否かの判定において、特定のドメイン(図4の「.com」ドメイン)を判定対象としない設定がされていると、上記特定のドメインが判定対象とされない。
上記ステップS525において送信先に対するIP−FAX送信を制限にしないと判定された場合、CPU130は、送信先の装置(MFP110)との間で、メディアセッションを開始する(ステップS526)。そして、CPU130は、メディアセッションの終了(画像データの送信終了)を待つ(ステップS527)。
上記メディアセッションが終了すると、CPU130は、「Bye」を送信し、送信結果の受信処理を行う(ステップS528)。続いて、CPU130は、送信ログに、送信先情報、送信開始時間、送信者情報などの情報を記録するとともに、送信ログに記録された情報、送信画像の1ページ目の画像が記載された送信結果レポートを印刷して出力する(ステップS529)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS524において国情報が不一致の場合の送信制限が設定されていないと判定された場合、CPU130は、送信先の装置との間で、メディアセッションを開始する(ステップS526)。
上記ステップS522において上記送信先情報のドメインが送信制限ドメインに該当すると判定された場合、CPU130は、送信制限を示すメッセージを、操作部133に表示する(ステップS523)。そして、CPU130は、「Bye」を送信し、送信結果の受信処理を行う(ステップS528)。次いで、CPU130は、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS529)。ここでは、送信ログに、送信制限による送信エラーを示す情報および送信先情報(ネットワークアドレス)が記録されるとともに、送信ログに記録された情報が記載された送信結果レポートが印刷して出力される。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS525において送信先に対するIP−FAX送信を送信制限にすると判定された場合、CPU130は、送信制限を示すメッセージの表示(ステップS523)、「Bye」の送信を行う(ステップS528)。次いで、CPU130は、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS529)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
上記ステップS515においてIP−FAX送信の制限が設定されていると判定された場合、CPU130は、送信制限を示すメッセージの表示(ステップS512)、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS513)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
また、ステップS517において送信先のドメインが送信制限のドメインでないと判定された場合、同様に、CPU130は、送信制限を示すメッセージの表示(ステップS512)、送信ログの記録および送信結果レポートの出力を行う(ステップS513)。そして、CPU130は、本処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、送信制限ドメインを設定することによって、IP−FAX送信の制限をきめ細やかに制御することができる。
なお、図5及び図6に示す例では、MFP100は、MFP110からSIPサーバ104を経由して送信される「200 OK」に記述されたMFP110の情報(sip:info@abc.com.cn)を取得するが他の態様であっても構わない。即ち、MFP110ではなく、SIPサーバ104が実際の通信先となるMFP110の情報(sip:info@abc.com.cn)をMFP100に通知するようにしても構わない。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、上記第1の実施の形態と同じ構成を有し、本実施の形態においては、上記第1の実施の形態と同じ符号を用いて説明を行う。
まず、MFP101からの転送依頼によりMFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する場合について図9を参照しながら説明する。図9は本発明の第2の実施の形態においてMFP101からの転送依頼によりMFP100がIP−FAX通信により送信元のMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する場合のシーケンスを示す図である。ここでは、MFP100,MFP110間に、SIPサーバ104が介在するが、省略している。
MFP101がMFP100に対してIP−FAX送信により画像データを送信する場合、図9に示すように、MFP101は、ENUMサーバ105に対して、電話番号「+81-3-0000-0001」の宛先を問い合わせる(600)。ENUMサーバ105は、上記問い合わせに応答して、上記電話番号に対する宛先として「sip:info@abc.co.jp」を返す(601)。
次いで、MFP101は、MFP100に対して「INVITE」を発行する(602)。MFP100は、「100 Trying」、「180 Ringing」の暫定メッセージに続き、「200 OK」を、MFP101に返す(603〜605)。そして、MFP101は、MFP100がデータ受信可能状態でなったことを知り、「ACK」をMFP100に送信する(606)。ここで、「INVITE」〜「ACK」は、SIPのメッセージである。
「ACK」の送信後、MFP101は、MFP100との間でメディアセッションを開始し、T.38で規定される画像データをMFP100に送信する(607)。
メディアセッション終了後(画像データの送信終了後)、MFP101は、「REFER」をMFP100に送信する(608)。これは、MFP100に対して、受信したデータを「sip:info@abc.com.cn」のMFP110に転送する依頼を行うメッセージである。上記依頼を受けたMFP100は、受信したデータのMFP110への転送が許可されるか制限されるかを判定する。ここで、上記転送が許可されると判定された場合、MFP100は、「202 Accepted」(了承)をMFP101に送信する(609)。また、MFP100は、「INVITE」を、データの転送先であるMFP110に送信する(610)。
「INVITE」を受信したMFP110は、「100 Trying」、「180 Ringing」の暫定メッセージに続き、「200 OK」をMFP100に返す(611〜613)。「200 OK」を受けたMFP100は、MFP110がデータ受信可能状態になったことを知り、「ACK」を送信する(614)。そして、MFP100は、MFP110との間でメディアセッションを開始し、T.38で規定される通信により、画像データをMFP110に送信する(615)。
メディアセッション終了後、MFP100は、MFP110に対して「Bye」を送信する(620)。MFP110は、上記「Bye」に応答して、「200 OK」をMFP100に返す(621)。これにより、MFP100とMFP110の間の呼は、切断される。
また、MFP100は、MFP101に対して「NOTIFY」を送信し、データの転送が終了したことを通知する(616)。MFP101は、「200 OK」(617)に続いて、「Bye」をMFP100に送信する(618)。MFP100は、上記「Bye」に応答して、「200 OK」をMFP101に送信する(619)。これにより、MFP100とMFP101の間の呼は、切断される。
次に、MFP101からの転送依頼によりMFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する際に、MFP100によるデータの転送が許可されない場合について図10を参照しながら説明する。図10は本発明の第2の実施の形態においてMFP101からの転送依頼によりMFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する際に、MFP100によるデータの転送が許可されない場合のシーケンスを示す図である。
図10に示すように、MFP101がT.38で規定される画像データをMFP100に送信する(607)までのシーケンスは、図9に示すシーケンスと同じである。
メディアセッション終了後(画像データの送信終了後)、MFP101は、「REFER」をMFP100に送信し、MFP100に対して受信したデータをMFP110(「sip:info@abc.com.cn」)に転送するように、依頼を行う(608)。
上記依頼を受けたMFP100は、受信したデータの転送先であるMFP110に付与されているIPアドレス「sip:info@abc.com.cn」のドメインがFAX送信制限設定画面(図4)で設定されている送信制限ドメインに該当するか否かを判定する。ここでは、MFP110のIPアドレス「sip:info@abc.com.cn」のドメインが送信制限ドメインに該当するとする。この場合、MFP100は、「503 Service Unavailabl」をMFP101に返し(630)、受信したデータの転送を行わない。
上記「503 Service Unavailabl」を受けたMFP101は、MFP100によりMFP110へのデータの転送が行われなかったことを知り、「Bye」をMFP100に送信する(618)。そして、「Bye」を受けたMFP100は、「200 OK」をMFP101に返し、MFP100は、処理を終了する。
次に、MFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する際のMFP100の動作について図11を参照しながら説明する。図11は本発明の第2の実施の形態においてMFP100がMFP101から受信したデータをMFP110へ転送する際のMFP100の動作の手順を示すフローチャートである。図11に示すフローチャートの手順は、MFP100のCPU130により、ROM131に格納されているプログラムに従って、実行されるものである。
MFP100がMFP101から送信された画像データを受信する場合、図11に示すように、CPU130は、SIP処理により、SIPのメッセージのやり取り(図9または図10の602〜606)を行う(ステップS701)。
次いで、CPU130は、メディアセッションを開始し、T.38で規定されている画像データを受信する(ステップS702)。ここで、受信した画像データは、ハードディスク137に格納される。そして、CPU130は、メディアセッションの終了(MFP101から送信された画像データの受信の終了)を待つ(ステップS703)。
上記メディアセッションが終了すると、CPU130は、MFP101から送信されたメッセージを受信し、当該メッセージが「REFER」であるか否かを判定する(ステップS704)。ここで、受信したメッセージが「REFER」でない場合、CPU130は、MFP101との呼切断を行い(ステップS714)、本処理を終了する。ここでは、CPU130は、MFP101から送信された「Bye」を受信すると、「Bye」に応答して「200 OK」をMFP101に返す。
上記ステップS704において受信したメッセージが「REFER」であると判定された場合、CPU130は、「REFER」に含まれる、受信した画像データの送信先(転送先)の送信先情報を取得する。そして、CPU130は、上記取得された送信先情報のドメインが設定されている送信制限ドメインに該当するものであるか否かを判定する(ステップS705)。上記送信先情報のドメインが送信制限ドメインに該当するものであると判定された場合、CPU130は、「503 Service Unavailabl」をMFP101に送信し、転送不可を通知する(ステップS713)。そして、CPU130は、MFP101との呼切断を行い(ステップS714)、本処理を終了する。
上記ステップS705において上記宛先のドメインが送信制限ドメインに該当するものでないと判定された場合、CPU130は、送信先の電話番号の国情報とドメインの国情報が不一致の場合の送信制限が設定されているか否かを判定する(ステップS706)。
上記ステップS706において上記国情報が不一致の場合の送信制限が設定されていると判定された場合、CPU130は、上記送信先に対するIP−FAX送信を制限にするか否かを判定する(ステップS707)。ここでは、送信先の電話番号の国情報とドメインの国情報が不一致であるか否かの判定結果に応じて、IP−FAX送信を制限にするか否かが判定される。ここで、特定のドメイン(図4の「.com」ドメイン)を判定対象としない設定がされていると、上記特定のドメインが判定対象とされない。
上記ステップS707において送信先に対するIP−FAX送信を制限にしないと判定された場合、CPU130は、SIP処理により、MFP110との間でSIPのメッセージのやり取りを行う(ステップS708)。これにより、MFP100は、MFP110に対してIP−FAX送信可能に接続される。また、CPU130は、依頼された宛先への受信したデータの転送を行うことをMFP101に通知するために、「202 Accepted」をMFP101に送信する。
次いで、CPU130は、受信した画像データを送信するためのメディアセッションを開始する(ステップS709)。そして、CPU130は、上記メディアセッションの終了(画像データの送信終了)を待つ(ステップS710)。上記メディアセッションが終了すると、CPU130は、MFP101との呼切断を行う(ステップS711)。ここでは、MFP100からMFP110に対して「Bye」が送信され、MFP110からMFP100に対して「200 OK」が返される。
次いで、CPU130は、「NOTIFY」をMFP101に送信し、転送終了をMFP101に通知する(ステップS712)。そして、CPU130は、MFP101との呼切断処理を行い(ステップS714)、本処理を終了する。
上記ステップS707において上記送信先に対するIP−FAX送信を制限にすると判定された場合、CPU130は、転送不可をMFP101に通知する(ステップS713)。そして、CPU130は、MFP101との呼切断を行い(ステップS714)、本処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、送信制限ドメインを設定することによって、IP−FAX送信の制限をきめ細やかに制御することができる。
なお、上述した第1及び第2の実施の形態では、送信を制限する場合は一切の送信処理を実行しない(つまり、送信を禁止する)例について説明したが、他の態様であっても構わない。即ち、送信を制限する場合に、送信することをユーザに確認させるためのメッセージを表示し、ユーザによる承認が行われた上で送信処理を実行するようにしても良い。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100,101,110 MFP
102 LAN
103 インターネット網
104 SIPサーバ
105 ENUMサーバ
130 CPU
131 ROM
133 操作部
137 ハードディスク
138 ネットワークI/F

Claims (7)

  1. 画像データの送信先の電話番号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により入力された電話番号に対応するネットワークアドレス取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得されたネットワークアドレスを用いて前記画像データを送信する送信手段と、
    前記入力手段により入力された電話番号に含まれる国情報が示す国と前記取得手段により取得されたネットワークアドレスに含まれる国情報が示す国が一致するか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、前記入力手段により入力された電話番号に含まれる国情報が示す国と前記取得手段により取得されたネットワークアドレスに含まれる国情報が示す国が一致しないと判定された場合に、前記画像データの送信を制限する制御手段と
    を備えることを特徴とする送信装置。
  2. 前記取得手段は、電話番号をネットワークアドレスに変換する変換装置に対して、前記入力手段により入力された電話番号のネットワークアドレスへの変換を依頼し、前記変換装置から、前記入力手段により入力された電話番号に対応するネットワークアドレスを取得することを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記送信手段は、SIP(Session Initiation Protocol)に従って前記画像データを送信することを特徴とする請求項1または2に記載の送信装置。
  4. 前記判定手段は、前記取得手段により取得されたネットワークアドレスに含まれるドメイン情報に基づいて前記判定を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の送信装置。
  5. 前記判定手段による判定において、特定のドメインを判定対象としないように設定可能であることを特徴とする請求項に記載の送信装置。
  6. 画像データの送信先の電話番号を入力する入力工程と、
    前記入力工程で入力された電話番号に対応するネットワークアドレスを取得する取得工程と、
    前記取得工程で取得されたネットワークアドレスを用いて前記画像データを送信する送信工程と、
    前記入力工程で入力された電話番号に含まれる国情報が示す国と前記取得工程で取得されたネットワークアドレスに含まれる国情報が示す国が一致するか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程における判定の結果、前記入力工程で入力された電話番号に含まれる国情報が示す国と前記取得工程で取得されたネットワークアドレスに含まれる国情報が示す国が一致しないと判定された場合に、前記画像データの送信を制限する制御工程と
    を備えることを特徴とする送信装置の制御方法。
  7. 請求項6に記載の送信装置の制御方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
JP2009024855A 2009-02-05 2009-02-05 送信装置、その制御方法およびプログラム Expired - Fee Related JP5171676B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024855A JP5171676B2 (ja) 2009-02-05 2009-02-05 送信装置、その制御方法およびプログラム
US12/863,834 US8724144B2 (en) 2009-02-05 2010-01-27 Facsimile machine, control method therefor, and control program therefor
PCT/JP2010/051457 WO2010090194A1 (en) 2009-02-05 2010-01-27 Facsimile machine, control method therefor, and control program therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024855A JP5171676B2 (ja) 2009-02-05 2009-02-05 送信装置、その制御方法およびプログラム

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010183340A JP2010183340A (ja) 2010-08-19
JP2010183340A5 JP2010183340A5 (ja) 2012-03-15
JP5171676B2 true JP5171676B2 (ja) 2013-03-27

Family

ID=42542088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009024855A Expired - Fee Related JP5171676B2 (ja) 2009-02-05 2009-02-05 送信装置、その制御方法およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8724144B2 (ja)
JP (1) JP5171676B2 (ja)
WO (1) WO2010090194A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5171676B2 (ja) * 2009-02-05 2013-03-27 キヤノン株式会社 送信装置、その制御方法およびプログラム
JP5807363B2 (ja) * 2011-04-06 2015-11-10 セイコーエプソン株式会社 ファクシミリ装置
JP6164829B2 (ja) * 2012-12-11 2017-07-19 キヤノン株式会社 通信装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6238563B2 (ja) * 2013-05-15 2017-11-29 キヤノン株式会社 ファクシミリ装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6141133B2 (ja) * 2013-07-17 2017-06-07 キヤノン株式会社 ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム
JP2016123023A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2018200980A (ja) * 2017-05-29 2018-12-20 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 撮像装置および固体撮像素子、並びに電子機器
JP7282593B2 (ja) 2019-05-17 2023-05-29 キヤノン株式会社 データ送信装置、データ送信装置の制御方法、及びプログラム
JP2021097353A (ja) * 2019-12-18 2021-06-24 キヤノン株式会社 データ送信装置、データ送信装置の制御方法、及びプログラム
JP7512114B2 (ja) 2020-07-29 2024-07-08 キヤノン株式会社 印刷システム、サーバシステム、及び印刷装置
JP7547119B2 (ja) * 2020-08-26 2024-09-09 キヤノン株式会社 印刷システム、管理サーバシステム、及び制御方法

Family Cites Families (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5345595A (en) * 1992-11-12 1994-09-06 Coral Systems, Inc. Apparatus and method for detecting fraudulent telecommunication activity
US5410416A (en) * 1993-03-16 1995-04-25 At&T Corp. Simultaneous multi-access, low-speed/high-speed, multi-delivery fax gateway
US5675631A (en) * 1993-05-11 1997-10-07 Siemens Business Communication Systems, Inc. Methods for providing enhanced addressing capability in voice messaging system networks
US5636209A (en) * 1994-05-05 1997-06-03 Perlman; Stephen G. Modem to support multiple site call conferenced data communications
US5917904A (en) * 1995-05-12 1999-06-29 Illinois Technology Transfer, Llc Automatic area code detector and dialer
US20010040885A1 (en) * 1995-10-13 2001-11-15 Howard Jonas Method and apparatus for transmitting and routing voice telephone calls over a packet switched computer network
US6134590A (en) * 1996-04-16 2000-10-17 Webtv Networks, Inc. Method and apparatus for automatically connecting devices to a local network
KR100186583B1 (ko) * 1996-06-26 1999-05-01 김광호 Tti 송신 자동 제어방법
US6618366B1 (en) * 1997-12-05 2003-09-09 The Distribution Systems Research Institute Integrated information communication system
US6813036B1 (en) * 1998-01-29 2004-11-02 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Internet facsimile machine
US6539077B1 (en) * 1998-06-05 2003-03-25 Netnumber.Com, Inc. Method and apparatus for correlating a unique identifier, such as a PSTN telephone number, to an internet address to enable communications over the internet
IL129372A (en) * 1999-04-08 2003-02-12 David Gilai Dial verifier, especially for facsimile transmission
JP3422305B2 (ja) * 2000-01-27 2003-06-30 日本電気株式会社 ファクシミリ通信方式
JP2002111936A (ja) * 2000-09-29 2002-04-12 Ricoh Co Ltd ネットワークファクシミリ装置及びその制御方法、並びに、ネットワークファクシミリ通信システム
US8495728B2 (en) * 2001-01-11 2013-07-23 International Business Machines Corporation Internet appliance integrating telephone function security and guidance features
JP2003044402A (ja) * 2001-07-27 2003-02-14 Canon Inc 通信装置及びその通信方法、並びに記憶媒体
DE60318816T2 (de) * 2002-01-30 2009-01-22 Interstar Technologies Inc., Montreal Telefaxübertragung über das paketnetz
JP2005094662A (ja) 2003-09-19 2005-04-07 Ricoh Co Ltd ネットワーク対応ファクシミリ装置
JP4384529B2 (ja) * 2004-03-22 2009-12-16 パナソニック株式会社 インターネット電話機、ネットワークサーバ、通話方法及びインターネット電話システム
JP2006041915A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 情報通信装置およびその制御方法
JP2006324968A (ja) * 2005-05-19 2006-11-30 Fuji Xerox Co Ltd データ送信方法、データ送信プログラムおよびデータ送信装置
US20070008952A1 (en) * 2005-07-07 2007-01-11 Vodtel Communications Inc. Internet telephone network system
US20070178918A1 (en) * 2006-02-02 2007-08-02 Shon Jin H International messaging system and method for operating the system
US8364711B2 (en) * 2006-05-09 2013-01-29 John Wilkins Contact management system and method
US8358768B2 (en) * 2006-08-25 2013-01-22 Tekelec, Inc. Methods, systems, and computer program products for providing a country code identifier in an international ENUM system
US20080208760A1 (en) * 2007-02-26 2008-08-28 14 Commerce Inc. Method and system for verifying an electronic transaction
JP4382105B2 (ja) 2007-03-08 2009-12-09 シャープ株式会社 通信装置
US7957772B2 (en) * 2008-10-28 2011-06-07 Motorola Mobility, Inc. Apparatus and method for delayed answering of an incoming call
US8532271B2 (en) * 2009-01-21 2013-09-10 Chung-Yu Lin Cybercrime detecting and preventing method and system established by telephone number code, authorization codes and source identification code
US8311556B2 (en) * 2009-01-22 2012-11-13 Htc Corporation Method and system for managing images and geographic location data in a mobile device
JP5171676B2 (ja) * 2009-02-05 2013-03-27 キヤノン株式会社 送信装置、その制御方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010090194A1 (en) 2010-08-12
US8724144B2 (en) 2014-05-13
US20110043867A1 (en) 2011-02-24
JP2010183340A (ja) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5171676B2 (ja) 送信装置、その制御方法およびプログラム
JPH1028217A (ja) 電子メール受信機能を有する通信端末装置
WO1999052270A1 (fr) Dispositif et procede de transmission d'images
JP2005079929A (ja) 通信装置、通信装置の制御方法、および通信装置の制御プログラム
JP3743128B2 (ja) 電子メール機能付通信端末装置及びそのプログラム記録媒体
JP4997995B2 (ja) 通信装置、通信システム、および通信プログラム
JP2003259104A (ja) ファクシミリ通信での転送先送付方法およびファクシミリ装置
JP3586979B2 (ja) 通信端末装置
JP6238563B2 (ja) ファクシミリ装置及びその制御方法、並びにプログラム
JPH1070528A (ja) 親展通信方法
JP3612942B2 (ja) 電子メール機能付き通信端末装置
JP4349572B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置及びその通信網自動選択処理方法
JP3871638B2 (ja) 通信装置
JP3561625B2 (ja) 情報通信装置
JP3684772B2 (ja) 電子メール機能付通信端末装置及びそのプログラム記録媒体
JP4433924B2 (ja) 情報通信装置
JP3885723B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3873879B2 (ja) ファクシミリ装置
JP4608969B2 (ja) 情報通信装置
JPH1141437A (ja) 電子メール機能付通信端末装置
JP3906787B2 (ja) 情報処理装置のプログラム及び通信端末装置
JP2005159698A (ja) 画像通信装置、画像通信装置の制御方法、および画像通信装置の制御プログラム
JP4000997B2 (ja) 情報処理装置のプログラム及び通信端末装置
JP6224914B2 (ja) ファクシミリ装置、その制御方法、及びプログラム
JP3906790B2 (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120201

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121127

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160111

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees