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JP5165703B2 - 光学素子アレイ、光学素子アレイ成形型、および光学素子ユニット - Google Patents

光学素子アレイ、光学素子アレイ成形型、および光学素子ユニット Download PDF

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Description

本発明は、樹脂等の被成形物からなるウエハにおける同一面上において、光学素子が複数成形された光学素子アレイ、この光学素子アレイの成形に用いる光学素子アレイ成形型、および、この光学素子アレイに成形された光学素子を用いて製造された光学素子ユニットに関する発明である。
撮像モジュールとしては、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)およびCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)に代表される固体撮像素子を内蔵した、コンパクトなデジタルカメラおよびデジタルビデオユニット等が種々開発されている。特に、情報携帯端末および携帯電話機等の各種携帯端末が普及している近年、これらに搭載される撮像モジュールに対しては、高解像力であることはもちろんのこと、低価格であることが要求されている。
低価格であることに対する上記の要求を満足することが可能な技術としては、上記撮像モジュールに備えられる撮像レンズ(光学素子ユニット)の製造コストの削減を図る技術が注目されている。こうした技術の一例として、特許文献1および2には、ウエハレベルレンズプロセスと呼ばれる製造プロセスにより、撮像レンズを製造する技術が開示されている。
ウエハレベルレンズプロセスとは、樹脂等の被成形物からなるウエハに対して、レンズ等の光学素子を複数、該ウエハにおける同一面上に成形または造形することで、レンズアレイ(光学素子アレイ)を作製し、このレンズアレイを複数用意してこれらを貼り合せた後、1つの撮像レンズ毎に分割することにより、撮像レンズを製造する製造プロセスである。この製造プロセスによれば、大量の撮像レンズを一括して、かつ短時間で製造することが可能となるため、撮像レンズの製造コストは、削減することが可能となる。ここで、レンズアレイは例えば、金型(光学素子アレイ成形型)を用いて、ウエハに対して該金型と反対の形状を転写することによって、作製することが可能である。
また、特許文献1および2に係る技術では、転写体の形状が転写された位置と、所望の位置との間に生じる誤差を防止するために、用いる光硬化性樹脂の収縮にあわせて、転写体が光硬化性樹脂に接触する位置のピッチを変更することができる。
特開2009‐018578号公報(2009年 1月29日公開) 特開2009‐023353号公報(2009年 2月 5日公開)
レンズアレイを作製するウエハレベルレンズプロセスでは、レンズアレイ成形時における温度のバラつき等の、種々の条件バラつきに起因して、該レンズアレイの収縮度合が一様とならず、これにより、該レンズアレイに成形された、隣接する2つのレンズ間の間隔が、各々でバラついてしまう虞があることが懸念される。こうした、隣接する2つのレンズ間の各間隔のバラつきに伴う、レンズアレイにおける各レンズ間のピッチ誤差は、レンズの両面間、または撮像レンズを構成する複数のレンズ間における偏芯となり、レンズの性能低下に影響する。
つまり、隣接する2つのレンズ間の各間隔のバラつきに寄与する、レンズアレイの収縮度合は、プロセス条件によっては、同レンズアレイの全体において一様となるとは限らない。このため、用いる光硬化性樹脂の収縮にあわせて、転写体が光硬化性樹脂に接触する位置のピッチを変更する、特許文献1および2に係る技術では、依然として隣接する2つのレンズ間の各間隔にバラつきが発生し、このバラつきが、レンズアレイにおける各レンズ間のピッチ誤差となる虞が大きいという問題が発生する。
そして、ピッチ誤差が発生したレンズアレイを用いて、ウエハレベルレンズプロセスにより、撮像レンズを製造した場合、この撮像レンズにおいては、備えられた各レンズの相対的な位置関係が、所望の位置関係からずれてしまい、これにより、偏芯が発生して光学特性が悪化してしまう虞があるという問題が発生する。
本発明は、上記の問題に鑑みて為された発明であり、その目的は、成形された各光学素子におけるピッチ誤差を抑制することを可能とする光学素子アレイ、この光学素子アレイの成形に用いる光学素子アレイ成形型、および、この光学素子アレイに成形された光学素子を用いて製造された光学素子ユニットを提供することにある。
本発明の光学素子アレイは、上記の問題を解決するために、複数の光学素子が、同一面上に成形されており、上記複数の光学素子における隣接する2つは、そのいずれかの該光学素子の光軸である基準光軸に対する法線方向に、離間されて成形されている光学素子アレイであって、上記法線方向に対する傾斜が所定角度より小さいか、または、傾斜角度が0°である平坦部と、上記法線方向に対する傾斜角度が上記平坦部より大きい傾斜部と、を、表面および裏面に備え、表面および裏面の少なくとも一方では、上記隣接する2つの光学素子の光軸間において、上記平坦部の幅が、上記傾斜部の幅以下であることを特徴としている。
本願発明者らは、ウエハ(被成形物)等の光学素子アレイへの成形時において、該光学素子アレイは、光学素子の光軸に対する法線方向に対する傾斜が大きい箇所ほど、同法線方向に発生する応力が大きくなるため、同法線方向への収縮が規制される度合が大きくなる、ということを見出した結果、本発明を案出するに至った。
すなわち、上記の構成によれば、隣接する2つの光学素子の光軸間において、法線方向に大きな応力を発生させることが困難な平坦部の幅を、法線方向に大きな応力を発生させることが可能な傾斜部の幅以下と短くすることで、法線方向に関する該応力による拘束(収縮の規制)の影響が小さい領域を狭くすることができる。そしてこれにより、本発明の光学素子アレイは、隣接する2つの光学素子が、法線方向に所定ピッチで離間されている場合において、同法線方向への収縮度合が小さくされるため、併せて、成形された各光学素子間のピッチ誤差の変動幅を小さくすることができる。
従って、本発明の光学素子アレイでは、上記ピッチ誤差(各光学素子間のピッチのバラつき)が良好に抑えられる。
また、本発明の光学素子アレイは、上記傾斜部は、上記法線方向に対する傾斜角度が10°以上であることを特徴としている。
上記の構成によれば、傾斜部において、収縮の規制に十分な程度に大きな応力を発生させることができる。
また、本発明の光学素子アレイは、上記平坦部は、上記法線方向に対する傾斜角度が10°未満であることを特徴としている。
上記の構成によれば、平坦部に該当する領域を、十分に、かつ容易に狭くすることができる。
また、本発明の光学素子アレイは、上記成形された各光学素子において、PV(Peak to Valley)値のバラつきが最適化されたものであることを特徴としている。
ここで、PV値とは、面精度(形状精度)を示しており、特に本願では、光学素子の光学面の、設計値に対する形状の最大誤差を示している。
上記の構成によれば、PV値を予め最適化して、本発明の光学素子アレイを作製することにより、本発明の光学素子アレイにおいては、十分精緻な形状精度を実現することができる。
特に、本発明の光学素子アレイは、上記PV値のバラつきは、0.5μm以内とされていることが好ましく、これにより、形状精度の観点において非常に良質である光学素子アレイを実現することができる。
また、本発明の光学素子アレイは、上記隣接する2つの光学素子間に、上記基準光軸の方向に伸びる凹凸が形成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、基準光軸の方向に伸びる凹凸を形成することで、平坦部の領域をさらに狭くすることが可能となるため、ピッチ誤差(各光学素子間のピッチのバラつき)をさらに良好に抑えることが可能となる。また、光学素子の凹凸は、他の部材と当接させることで、該光学素子と該他の部材との間隔を調整する部材として利用することも可能である。
また、本発明の光学素子アレイ成形型は、対向する両面でウエハを挟み込み、該ウエハを、本発明の光学素子アレイへと成形する光学素子アレイ成形型であって、上記ウエハを、上記隣接する2つの光学素子の光軸間における上記平坦部へと成形する平坦成形部と、上記ウエハを、上記隣接する2つの光学素子の光軸間における上記傾斜部へと成形する傾斜成形部と、を、上記両面に備え、上記両面の少なくとも一方の面では、上記平坦成形部の幅が、上記傾斜成形部の幅以下であることを特徴としている。
上記の構成によれば、ピッチ誤差(各光学素子間のピッチのバラつき)が良好に抑えられた本発明の光学素子アレイを、光学素子アレイ成形型を用いて成形することが可能となる。
また、本発明の光学素子ユニットは、本発明の光学素子アレイを複数用いて、各光学素子アレイにおいてそれぞれ成形された1つずつの光学素子の光軸同士が、互いに同一直線上に位置するように、各光学素子アレイを貼り合せた後、光軸が互いに同一直線上に位置している各光学素子の組み合わせを単位として分割した結果、得られたものであることを特徴としている。
本発明の光学素子アレイに成形された光学素子は、ピッチ誤差が良好に抑えられているため、複数の光学素子を備える複雑な構成を有する光学素子ユニットを、ウエハレベルレンズプロセスにより製造することに適している。
上記の構成によれば、本発明の光学素子ユニットは、本発明の光学素子アレイを複数用いて、ウエハレベルレンズプロセスにより製造されたものであるため、大量の光学素子ユニットを一括して、かつ短時間で製造することが可能となり、製造コストを削減することが可能となる。従って、安価な光学素子ユニットを実現することが可能である。
また、本発明の光学素子ユニットは、上記組み合わせの一方である第1光学素子は、有効口径の外周部分に突出部が形成されており、上記第1光学素子の突出部と、上記組み合わせの他方である第2光学素子と、が、第1光学素子の光軸方向に当接されていることを特徴としている。
また、本発明の光学素子ユニットは、開口絞りをさらに備え、上記第2光学素子は、有効口径の外周部分に突出部が形成されており、上記第2光学素子の突出部と、上記開口絞りと、が、第2光学素子の光軸方向に当接されていることを特徴としている。
また、本発明の光学素子ユニットは、開口絞りをさらに備え、少なくとも1つの上記光学素子は、有効口径の外周部分に突出部が形成されており、上記光学素子の突出部と、上記開口絞りと、が、該光学素子の光軸方向に当接されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、光学素子の突出部に、他の光学素子および/または開口絞りを当接させて、光学素子の有効口径と、他の光学素子の有効口径および/または開口絞りと、の、光軸方向における間隔を調整することで、該間隔を容易に調整することが可能となる。
また、本発明の光学素子ユニットは、上記突出部は、対応する光学素子が成形された光学素子アレイにおいて、成形された2つの光学素子の間に形成された、上記基準光軸の方向に伸びる凹凸であることを特徴としている。
上記の構成によれば、突出部として、本発明の光学素子アレイに形成された凹凸を利用することができる。
以上のとおり、本発明の光学素子アレイは、複数の光学素子が、同一面上に成形されており、上記複数の光学素子における隣接する2つは、そのいずれかの該光学素子の光軸である基準光軸に対する法線方向に、離間されて成形されている光学素子アレイであって、上記法線方向に対する傾斜が所定角度より小さいか、または、傾斜角度が0°である平坦部と、上記法線方向に対する傾斜角度が上記平坦部より大きい傾斜部と、を、表面および裏面に備え、表面および裏面の少なくとも一方では、上記隣接する2つの光学素子の光軸間において、上記平坦部の幅が、上記傾斜部の幅以下である。
従って、本発明は、成形された各光学素子におけるピッチ誤差を抑制することが可能であるという効果を奏する。
本発明の一実施の形態に係るレンズアレイの構成を示す断面図である。 本発明の別の実施の形態に係るレンズアレイの構成を示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明のレンズアレイを用いて、撮像モジュールを製造する方法の一例を示しており、ウエハを、図2に示すレンズアレイへと成形する工程を示す断面図である。 本発明のレンズアレイを用いて、撮像モジュールを製造する方法の一例を示しており、複数のレンズアレイを貼り合せる工程を示す断面図である。 本発明のレンズアレイを用いて、撮像モジュールを製造する方法の一例を示しており、貼り合せた複数のレンズアレイを、撮像モジュール毎に切断する工程を示す断面図である。 図4〜図6に示す各工程を経て完成した、撮像モジュールの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
〔本発明の光学素子アレイの構成1〕
図1は、本発明の一実施の形態に係るレンズアレイの構成を示す断面図である。
図1に示すレンズアレイ(光学素子アレイ)100は、ウエハ40における同一面上に、複数のレンズ(光学素子)が成形されたものである。図1では便宜上、複数のレンズのうち、ある特定の、隣接する2つのレンズ(光学素子)10および20のみを図示している。
レンズ10および20は、レンズ10の光軸(基準光軸)11に対する法線方向に、互いに所定のピッチ50間隔で離間されて成形されている。特に、図1において、レンズ20の光軸21は、光軸11に対して平行となっているため、レンズ10および20は、レンズ20の光軸21に対する法線方向に、互いに所定のピッチ50間隔で離間されて成形されていると解釈することもできる。つまり、レンズ10および20は、光軸11および21のいずれか一方に対する法線方向に、互いに所定のピッチ50間隔で離間されて成形されている。
図1において、Z方向は、光軸11および21が伸びる方向を示している。一方、X方向およびY方向は、共に光軸11および21に対する法線方向を示しており、かつ、互いに直交している。さらに、Y方向を基準(傾斜角度が0°)とした、Y方向およびZ方向からなる面における傾斜角度、すなわち、Y方向に対して平行な方向を0°とし、Z方向に対して平行な方向を90°とした場合の、Y方向に対するZ方向への傾斜角度は、θ(但し、0°≦θ≦90°)である。
レンズ10は、傾斜部12および13を有している。傾斜部12および13は、光軸11および21間、すなわちここでは、ピッチ50の幅内において、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが10°以上となっているレンズ10部分であり、ここでは、同範囲内におけるレンズ10の有効口径に概ね等しい部分となっている。ウエハ40において、傾斜部12は一方の面に、傾斜部13は他方の面に、それぞれ形成されている。
レンズ20は、傾斜部22および23を有している。傾斜部22および23は、光軸11および21間、すなわちここでは、ピッチ50の幅内において、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが10°以上となっているレンズ20部分であり、ここでは、同範囲内におけるレンズ20の有効口径に概ね等しい部分となっている。ウエハ40において、傾斜部22は傾斜部12と同じ側の面に、傾斜部23は傾斜部13と同じ側の面に、それぞれ形成されている。
さらに、レンズアレイ100は、レンズ10とレンズ20との間に、平坦部32および33を有している。平坦部32および33は、光軸11および21間、すなわちここでは、ピッチ50の幅内において、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが10°未満(0°を含む)となっているレンズアレイ100部分であり、ここでは、同範囲内における、レンズ10の有効口径と、レンズ20の有効口径と、の間に概ね等しい部分となっている。ウエハ40において、平坦部32は、傾斜部12および22と同じ側の面に、平坦部33は、傾斜部13および23と同じ側の面に、それぞれ形成されている。
互いに隣接するレンズ10とレンズ20との、Y方向に対して平行であるピッチ50の幅内を占めている寸法のうち、傾斜部12の幅は傾斜部の幅14として、傾斜部13の幅は傾斜部の幅15として、傾斜部22の幅は傾斜部の幅24として、傾斜部23の幅は傾斜部の幅25として、平坦部32の幅は平坦部の幅34として、平坦部33の幅は平坦部の幅35として、それぞれ示している。
そして、レンズアレイ100は、レンズ10および20に関して、以下の関係式(1)を満足しているものである。
平坦部の幅35≦傾斜部の幅15+傾斜部の幅25 ・・・(1)
本願発明者らは、ウエハ40のレンズアレイ100への成形時において、レンズアレイ100は、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが大きい箇所ほど、Y方向に発生する応力が大きくなるため、Y方向への収縮が規制される度合が大きくなる、ということを見出した結果、本発明を案出するに至った。
より具体的に、ウエハ40は、レンズアレイ100への成形時において、例えば、金型(図示しない)によって、Z方向に加圧される。このとき、ウエハ40では、金型からの加圧に抗する応力がZ方向に発生し、この応力によって、成形時におけるZ方向に関する収縮が抑制される。Z方向への加圧を用いた、この収縮の抑制効果を、Y方向において同様に発生させるためには、Y方向に対してZ方向に傾斜された傾斜部12、13、22、および23を形成した、レンズアレイ100を成形することが有効である。
Y方向における位置が、傾斜部12および/または13と等しいレンズアレイ100部分は、拘束領域16となる。この拘束領域16においては、Z方向への加圧によって、Y方向へさらに加圧されるため、上記応力がY方向にも発生し、収縮の抑制効果が大きい。同様に、Y方向における位置が、傾斜部22および/または23と等しいレンズアレイ100部分は、拘束領域26となる。この拘束領域26においては、Z方向への加圧によって、Y方向へさらに加圧されるため、上記応力がY方向にも発生し、収縮の抑制効果が大きい。一方、Y方向における位置が、傾斜部12、13、22、および23のいずれとも異なっているレンズアレイ100部分は、非拘束領域36となる。この非拘束領域36においては、Z方向への加圧による、Y方向への加圧がほとんど無く、上記応力がY方向に発生しないので、収縮の抑制効果が小さいか、効果がほとんど無い。
上記の構成によれば、レンズ10の光軸11とレンズ20の光軸21との間において、Y方向に大きな応力を発生させることが困難な平坦部33の幅を、Y方向に大きな応力を発生させることが可能な傾斜部13および23の幅の和以下と短くする。これにより、Y方向に関する該応力による拘束(収縮の規制)の影響が小さい非拘束領域36を狭くする一方、該応力による拘束の影響が大きい拘束領域16および26を広くすることができる。結果、レンズアレイ100は、Y方向への収縮度合が小さくされるため、併せて、成形された各レンズ10および20間のピッチ50におけるピッチ誤差の変動幅を小さくすることができる。
従って、レンズアレイ100では、上記ピッチ誤差(各レンズ間のピッチのバラつき)が良好に抑えられる。
なお、図1に示すレンズアレイ100では、レンズ10および20に関して、以下の関係式(2)を満足していても当然よい。
平坦部の幅34≦傾斜部の幅14+傾斜部の幅24 ・・・(2)
さらに、関係式(2)を満足している場合、関係式(1)を満足していることは必須でない。
以上のことから、図1に示すレンズアレイ100では、レンズ10および20に関して、関係式(1)および(2)のうち、少なくとも一方を満足するものであれば十分である。これはすなわち、ウエハ40における少なくとも一方の面(表面および裏面の少なくとも一方)に関して、光軸11および21間(ピッチ50の幅内)において、平坦部の幅は、傾斜部の幅以下となっていれば十分である、ということを意味している。
また、レンズ10および20が互いに略同一の形状である場合において、関係式(1)および/または(2)を満足すると、レンズ10とレンズ20との間隔は、1つのレンズのY方向における寸法未満の長さとなり、ピッチ50は、2つのレンズのY方向における寸法未満の長さとなる。
収縮の規制に十分な程度に大きな応力を発生させるという観点から、傾斜部は、Y方向に対する傾斜角度θが10°以上であるのが好ましいが、これに限定されず、どの程度の大きさの該応力を発生させるべきかに鑑みて、任意に、傾斜角度の範囲の変更を実施することが可能である。
平坦部に該当する領域を、十分に、かつ容易に狭くするという観点から、平坦部は、Y方向に対する傾斜角度θが10°未満であるのが好ましいが、これに限定されず、平坦部に該当する領域の広さに鑑みて、任意に、傾斜角度の範囲の変更を実施することが可能である。
また、レンズアレイ100は、レンズ10および20、ならびにその他成形された各レンズにおいて、PV値のバラつきが最適化されたものであるのが好ましい。ここで、PV値とは、面精度(形状精度)を示しており、特に本願では、各レンズの光学面の、設計値に対する形状の最大誤差を示している。PV値を予め最適化して、レンズアレイ100を作製することにより、レンズアレイ100においては、十分精緻な形状精度を実現することができる。特に、このPV値のバラつきは、0.5μm以内とされていることが好ましく、これにより、形状精度の観点において非常に良質であるレンズアレイ100を実現することができる。
なお、以上では便宜上、Z方向に伸びる光軸11および21に対する法線方向を、Y方向と仮定して説明を行ってきたが、該法線方向をX方向と仮定した場合、または、X方向およびY方向以外の該法線方向と仮定した場合であっても、本発明は同様の運用が可能である。
レンズ10および20はいずれも、光軸を有する他の光学素子に置換されてもよい。
〔本発明の光学素子アレイの構成2〕
図2は、本発明の別の実施の形態に係るレンズアレイの構成を示す断面図である。
図2に示すレンズアレイ(光学素子アレイ)200は、ウエハ140における同一面上に、複数のレンズ(光学素子)が成形されたものである。図2では便宜上、複数のレンズのうち、ある特定の、隣接する2つのレンズ(光学素子)110および120のみを図示している。
レンズ110および120は、レンズ110の光軸(基準光軸)111に対する法線方向に、互いに所定のピッチ150間隔で離間されて成形されている。特に、図2において、レンズ120の光軸121は、光軸111に対して平行となっているため、レンズ110および120は、レンズ120の光軸121に対する法線方向に、互いに所定のピッチ150間隔で離間されて成形されていると解釈することもできる。つまり、レンズ110および120は、光軸111および121のいずれか一方に対する法線方向に、互いに所定のピッチ150間隔で離間されて成形されている。
図2において、Z方向は、光軸111および121が伸びる方向を示している。一方、X方向およびY方向は、共に光軸111および121に対する法線方向を示しており、かつ、互いに直交している。さらに、Y方向を基準(傾斜角度が0°)とした、Y方向およびZ方向からなる面における傾斜角度、すなわち、Y方向に対して平行な方向を0°とし、Z方向に対して平行な方向を90°とした場合の、Y方向に対するZ方向への傾斜角度は、θ(但し、0°≦θ≦90°)である。
さらに、ウエハ140に成形された各レンズの間、例えば、レンズ110とレンズ120との間には、突出部(凹凸)130が形成されている。突出部130は、レンズ110および120の両有効口径の外周部分に該当する、レンズアレイ100の平坦部32(図1参照)に対応する部分に形成されている。また、突出部130は、光軸111に対して平行なZ方向に突出しており、より好ましくは、図2に示すように、その側面がY方向に対してZ方向に10°以上傾斜している。
レンズ110は、傾斜部112および113を有している。傾斜部112および113は、光軸111および121間、すなわちここでは、ピッチ150の幅内において、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが10°以上となっているレンズ110部分を含み、ここでは、同範囲内におけるレンズ110の有効口径を含む。さらに、図2においては、突出部130の側面が、Y方向に対してZ方向に10°以上傾斜しており、同範囲内における突出部130のレンズ110側の側面が、傾斜部112に含まれる。ウエハ140において、傾斜部112は一方の面に、傾斜部113は他方の面に、それぞれ形成されている。
レンズ120は、傾斜部122および123を有している。傾斜部122および123は、光軸111および121間、すなわちここでは、ピッチ150の幅内において、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが10°以上となっているレンズ120部分を含み、ここでは、同範囲内におけるレンズ120の有効口径を含む。さらに、図2においては、突出部130の側面が、Y方向に対してZ方向に10°以上傾斜しており、同範囲内における突出部130のレンズ120側の側面が、傾斜部122に含まれる。ウエハ140において、傾斜部122は傾斜部112と同じ側の面に、傾斜部123は傾斜部113と同じ側の面に、それぞれ形成されている。
さらに、レンズアレイ200は、レンズ110とレンズ120との間に、平坦部132および133を有している。平坦部132および133は、光軸111および121間、すなわちここでは、ピッチ150の幅内において、Y方向に対するZ方向への傾斜角度θが10°未満(0°を含む)となっているレンズアレイ200部分である。平坦部133は、同範囲内における、レンズ110の有効口径と、レンズ120の有効口径と、の間に概ね等しい部分となっている一方、平坦部132は、同範囲内における、突出部130のレンズ110側の側面と、突出部130のレンズ120側の側面と、の間に概ね等しい部分となっている。これにより、平坦部132は、レンズアレイ100の平坦部32(図1参照)よりも狭くなっている。ウエハ140において、平坦部132は、傾斜部112および122と同じ側の面に、平坦部133は、傾斜部113および123と同じ側の面に、それぞれ形成されている。
互いに隣接するレンズ110とレンズ120との、Y方向に対して平行であるピッチ150の幅内を占めている寸法のうち、傾斜部112の幅は傾斜部の幅114として、傾斜部113の幅は傾斜部の幅115として、傾斜部122の幅は傾斜部の幅124として、傾斜部123の幅は傾斜部の幅125として、平坦部132の幅は平坦部の幅134として、平坦部133の幅は平坦部の幅135として、それぞれ示している。
そして、レンズアレイ200は、レンズ110および120に関して、以下の関係式(3)および(4)を満足しているものである。
平坦部の幅134≦傾斜部の幅114+傾斜部の幅124 ・・・(3)
平坦部の幅135≦傾斜部の幅115+傾斜部の幅125 ・・・(4)
レンズアレイ200は、レンズアレイ100と同様の、作用および効果を奏するものである。
さらに、レンズアレイ200は、突出部130が形成されている点で、レンズアレイ100と異なっているが、このように突出部130を形成することで得られる効果は、以下のとおりである。
すなわち、突出部130を形成することで得られる1つ目の効果は、Z方向に突出する突出部130の側面を、Y方向に対してZ方向に傾斜させることにより、該傾斜を、本発明に係る傾斜部として用いることができる。このため、Y方向における位置が、傾斜部112および/または113と等しいレンズアレイ200部分である拘束領域116は、拘束領域16(図1参照)よりも広くすることができる。同様に、Y方向における位置が、傾斜部122および/または123と等しいレンズアレイ200部分である拘束領域126は、拘束領域26(図1参照)よりも広くすることができる。一方、Y方向における位置が、傾斜部112、113、122、および123のいずれとも異なっているレンズアレイ200部分である非拘束領域136は、非拘束領域36(図1参照)よりも狭くすることができる。従って、レンズアレイ200では、レンズアレイ100よりも、上記ピッチ誤差(各レンズ間のピッチのバラつき)が良好に抑えられることが明らかである。また、この1つ目の効果は、凸である突出部130のかわりに、Z方向に窪む凹である窪み(図示しない)を形成した場合であっても、該窪みの側面が、Y方向に対してZ方向に傾斜していれば、同様の効果を得ることができる。
また、突出部130を形成することで得られる2つ目の効果は、レンズの突出部130は、他の部材と当接させることで、該レンズの有効口径と該他の部材との間隔を調整することに適用することが可能である。この詳細については後述する。
なお、図2に示すレンズアレイ200では、レンズ110および120に関して、関係式(3)および(4)のうち、少なくとも一方を満足するものであれば十分である。これはすなわち、ウエハ140における少なくとも一方の面(表面および裏面の少なくとも一方)に関して、光軸111および121間(ピッチ150の幅内)において、平坦部の幅は、傾斜部の幅以下となっていれば十分である、ということを意味している。
また、レンズ110および120が互いに略同一の形状である場合において、関係式(3)および/または(4)を満足すると、レンズ110とレンズ120との間隔は、1つのレンズのY方向における寸法未満の長さとなり、ピッチ150は、2つのレンズのY方向における寸法未満の長さとなる。
レンズアレイ100に係る実施の形態と同様に、レンズアレイ200においても、傾斜部は、Y方向に対する傾斜角度θが10°以上である以外にも、平坦部は、Y方向に対する傾斜角度θが10°未満である以外にも、それぞれ任意に、傾斜角度の範囲の変更を実施することが可能である。
レンズアレイ100に係る実施の形態と同様に、レンズアレイ200においても、レンズ110および120、ならびにその他成形された各レンズにおいて、PV値のバラつきが、例えば0.5μm以内と最適化されたものであるのが好ましい。
なお、以上では便宜上、Z方向に伸びる光軸111および121に対する法線方向を、Y方向と仮定して説明を行ってきたが、該法線方向をX方向と仮定した場合、または、X方向およびY方向以外の該法線方向と仮定した場合であっても、本発明は同様の運用が可能である。
レンズ110および120はいずれも、光軸を有する他の光学素子に置換されてもよい。
〔本発明の光学素子ユニットの構成1〕
図3は、本発明の一実施の形態に係る撮像レンズの構成を示す断面図である。
図3に示す撮像レンズ(光学素子ユニット)300はそれぞれ、開口絞り301、レンズ(光学素子)302および303を備えたものである。
開口絞り301は、具体的に、レンズ302における、物体(図示しない)側に向けるべき面を取り囲むように設けられている。開口絞り301は、撮像レンズ300に入射した光が、レンズ302および303を適切に通過するように、入射した光の軸上光線束の直径を制限することを目的に設けられている。
レンズ(第2光学素子)302は、レンズアレイ200(図2参照)に成形された複数のレンズのうち1つを示しており、光軸304、および有効口径の外周部分に形成された突出部307を有している。つまり、光軸304は光軸111に、突出部307は突出部130に、それぞれ対応する部材である。
レンズ(第1光学素子)303は、レンズアレイ201に成形された複数のレンズのうち1つを示しており、光軸305を有している。レンズアレイ201は、各レンズ間のピッチが、レンズアレイ200における各レンズ間のピッチと等しくされたものであり、傾斜部の形状こそ異なるものの、レンズアレイ100または200と同様の特徴を有する、本発明の光学素子アレイである。
1つの撮像レンズ300は、レンズ302の光軸304と、レンズ303の光軸305と、が同一の直線306上に位置するように、レンズアレイ200とレンズアレイ201とを貼り合せた後、1つの撮像レンズ300毎に、すなわち、レンズ302および303の組み合わせ毎に、分割線308で分割した結果、得られるものである。この、1つの撮像レンズ300を得るまでの工程は、ウエハレベルレンズプロセスに該当する。
撮像レンズ300では、光軸304の伸びる直線306方向に関して、突出部307が、開口絞り301と当接しており、これにより、レンズ302の有効口径と、開口絞り301と、の直線306方向における間隔が決定されている。突出部307に、開口絞り301を当接させて、レンズ302の有効口径と、開口絞り301と、の直線306方向における間隔を調整することで、該間隔を容易に調整することが可能となる。
また、図示はしていないが、レンズ303に対して、有効口径の外周部分に、突出部307と同様の突出部を形成し、光軸305の伸びる直線306方向に関して、該突出部をレンズ302に当接させることにより、レンズ303の有効口径と、レンズ302の有効口径と、の直線306方向における間隔を調整する構成であってもよい。レンズ303の突出部に、レンズ302を当接させて、レンズ303の有効口径と、レンズ302の有効口径と、の直線306方向における間隔を調整することで、該間隔を容易に調整することが可能となる。
もちろん、レンズアレイ200は、レンズアレイ100に置換されてもよいが、置換した場合、レンズアレイ100に突出部は存在しないので、レンズ302の有効口径と、開口絞り301と、の直線306方向における間隔は、別途調整する必要がある。
〔本発明の光学素子アレイ成形型の構成〕
図4は、本発明のレンズアレイを用いて、撮像モジュールを製造する方法の一例を示しており、ウエハ140を、レンズアレイ200へと成形する工程を示す断面図である。
ウエハ140の、レンズアレイ200への成形は、金型(光学素子アレイ成形型)400・400を用いて実施可能である。
金型400・400は、対向する両面でウエハ140を挟み込み、ウエハ140を、レンズアレイ200へと成形するものである。金型400・400は、対向する該両面のうち一方に、傾斜成形部412および422、ならびに平坦成形部432を、対向する該両面のうち他方に、傾斜成形部413および423、ならびに平坦成形部433を、それぞれ備えている。
傾斜成形部412は、ウエハ140を、レンズアレイ200の傾斜部112へと成形する成形型部分であり、傾斜部112と反対の形状を有している。
傾斜成形部413は、ウエハ140を、レンズアレイ200の傾斜部113へと成形する成形型部分であり、傾斜部113と反対の形状を有している。
傾斜成形部422は、ウエハ140を、レンズアレイ200の傾斜部122へと成形する成形型部分であり、傾斜部122と反対の形状を有している。
傾斜成形部423は、ウエハ140を、レンズアレイ200の傾斜部123へと成形する成形型部分であり、傾斜部123と反対の形状を有している。
平坦成形部432は、ウエハ140を、レンズアレイ200の平坦部132へと成形する成形型部分であり、平坦部132と反対の形状を有している。
平坦成形部433は、ウエハ140を、レンズアレイ200の平坦部133へと成形する成形型部分であり、平坦部133と反対の形状を有している。
互いに隣接するレンズ110とレンズ120との、Y方向に対して平行であるピッチ150の幅内を占めている寸法のうち、傾斜成形部412の幅は傾斜成形部の幅414として、傾斜成形部413の幅は傾斜成形部の幅415として、傾斜成形部422の幅は傾斜成形部の幅424として、傾斜成形部423の幅は傾斜成形部の幅425として、平坦成形部432の幅は平坦成形部の幅434として、平坦成形部433の幅は平坦成形部の幅435として、それぞれ示している。
従って、レンズ110および120に対応する金型400・400の各成形部分に関して、ピッチ150の幅内にあるレンズアレイ200部分を成形する金型400・400の成形型部分においては、上述した関係式(3)および(4)の満足に応じて、以下の関係式(5)および(6)を満足することとなる。
平坦成形部の幅434≦傾斜成形部の幅414+傾斜成形部の幅424・・・(5)
平坦成形部の幅435≦傾斜成形部の幅415+傾斜成形部の幅425・・・(6)
上記の構成によれば、ピッチ誤差(各レンズ間のピッチのバラつき)が良好に抑えられたレンズアレイ200を、金型400・400を用いて成形することが可能となる。
なお、図4に示す金型400・400では、レンズ110および120に対応する各成形部分に関して、関係式(5)および(6)のうち、少なくとも一方を満足するものであれば十分である。これはすなわち、ウエハ140における少なくとも一方の面(表面および裏面の少なくとも一方)に関して、ピッチ150の幅内において、平坦成形部の幅は、傾斜成形部の幅以下となっていれば十分である、ということを意味している。そして、このことは、金型400・400における、対向する両面の少なくとも一方に関して、ピッチ150に対応する幅内において、平坦成形部の幅は、傾斜成形部の幅以下となっていれば十分である、ということを意味している。
図4では、レンズアレイ200を成形する金型400・400を、本発明の光学素子アレイ成形型の一例として図示しているが、平坦成型部432に該当する窪み部分を省略して、レンズ110の有効口径と反対の形状を有する傾斜成形部412部分と、レンズ120の有効口径と反対の形状を有する傾斜成形部422部分と、の間を平らにすることで、レンズアレイ100を成形する金型(光学素子アレイ成形型)についても容易に作製できる。
〔本発明の光学素子ユニットの構成2、およびその製造方法〕
図5は、本発明のレンズアレイを用いて、撮像モジュールを製造する方法の一例を示しており、複数のレンズアレイを貼り合せる工程を示す断面図である。
図6は、本発明のレンズアレイを用いて、撮像モジュールを製造する方法の一例を示しており、貼り合せた複数のレンズアレイを、撮像モジュール毎に切断する工程を示す断面図である。
図7は、図4〜図6に示す各工程を経て完成した、撮像モジュールの構成を示す断面図である。
ここからは、図4〜図7を参照して、ウエハレベルレンズプロセスにより、撮像モジュール(光学素子ユニット)500を製造する方法について、説明する。
図4に示す工程では、成形を行う面同士が対向配置された金型400・400を用いて、ウエハ140をZ方向(図2参照)に挟み込み、レンズアレイ200へと成形する。また、図示はしないが、同工程では、成形を行う面同士が対向配置された別の金型を用いて、ウエハをZ方向に挟み込み、レンズアレイ201へと成形する。
図5および図6に示す工程では、レンズアレイ200とレンズアレイ201とを貼り合せる。レンズアレイ200とレンズアレイ201とは、レンズ302の光軸304と、レンズ303の光軸305とが直線306上に位置するように、貼り合される。また、同工程では、開口絞り301と、レンズ302の有効口径と、の直線306方向における間隔を調整すべく、開口絞り301を、レンズアレイ200の突出部307に当接させて設ける。さらに、同工程では、複数のセンサ504(図7参照)が同一面上に形成されたセンサアレイ309を、レンズアレイ201に貼り合せる。センサアレイ309は、1つのレンズ303につき、1つのセンサ504が搭載されるように、例えば、センサ504の中心が対応する直線306上に位置するように、貼り合される。
そして、図6に示す工程では、以上の工程を経て得られたものを、1つの撮像モジュール500毎に、すなわち、レンズ302および303の組み合わせ毎に、分割線308で分割する。
図4〜図6に示す各工程を経て完成した、撮像モジュール500は、図7に示したとおり、開口絞り501、レンズ502、レンズ503、およびセンサ504を備えて構成されたものである。開口絞り501、レンズ502、レンズ503、およびセンサ504はそれぞれ、開口絞り301、レンズ302を備えたレンズアレイ200、レンズ303を備えたレンズアレイ201、およびセンサアレイ309に備えられた各センサ504を、個別の撮像モジュール500毎に分割したものである。
撮像モジュール500において、センサ504は、結像された像を、光として受光することを目的に設けられているものであり、例えば、CCDおよびCMOSに代表される、固体撮像素子が挙げられる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、樹脂等の被成形物からなるウエハにおける同一面上において、光学素子が複数成形された光学素子アレイ、この光学素子アレイの成形に用いる光学素子アレイ成形型、および、この光学素子アレイに成形された光学素子を用いて製造された光学素子ユニットに利用することができる。
10、20 レンズ(光学素子)
11 光軸(基準光軸)
21 光軸
12、13、22、23 傾斜部
14、15、24、25 傾斜部の幅
32、33 平坦部
34、35 平坦部の幅
40 ウエハ
50 ピッチ
100 レンズアレイ(光学素子アレイ)
110、120 レンズ(光学素子)
111 光軸(基準光軸)
121 光軸
112、113、122、123 傾斜部
114、115、124、125 傾斜部の幅
130 突出部(凹凸)
132、133 平坦部
134、135 平坦部の幅
140 ウエハ
150 ピッチ
200 レンズアレイ(光学素子アレイ)
201 レンズアレイ(光学素子アレイ)
300 撮像レンズ(光学素子ユニット)
301 開口絞り
302 レンズ(第2光学素子)
303 レンズ(第1光学素子)
304、305 光軸
306 直線(同一直線)
307 突出部(凹凸)
400 金型(光学素子アレイ成形型)
412、413、422、423 傾斜成形部
414、415、424、425 傾斜成形部の幅
432、433 平坦成形部
434、435 平坦成形部の幅
500 撮像モジュール(光学素子ユニット)
501 開口絞り
502、503 レンズ
504 センサ

Claims (6)

  1. 複数の光学素子が、同一面上に成形されており、
    上記複数の光学素子における隣接する2つは、そのいずれかの該光学素子の光軸である基準光軸に対する法線方向に、離間されて成形されている光学素子アレイであって、
    上記隣接する2つの光学素子間に、上記基準光軸の方向に伸びる突出部が形成されており、
    上記光学素子、上記突出部の側面、および上記光学素子と上記突出部との間の領域を除く部分であり、上記法線方向に対する傾斜が10°より小さいか、または、傾斜角度が0°である平坦部と、
    上記光学素子の全て、上記突出部の側面、上記光学素子と上記突出部との間の領域、ならびに、上記法線方向に対する傾斜が10°以上である部分から成る傾斜部と、を、表面および裏面に備え、
    表面および裏面の少なくとも一方では、上記隣接する2つの光学素子の光軸間において、上記平坦部の幅が、上記傾斜部の幅以下であり、
    上記突出部の側面は、上記法線方向に対する傾斜が10°以上であることを特徴とする光学素子アレイ。
  2. 対向する両面でウエハを挟み込み、該ウエハを、請求項1に記載の光学素子アレイへと成形する光学素子アレイ成形型であって、
    上記ウエハを、上記隣接する2つの光学素子の光軸間における上記平坦部へと成形する平坦成形部と、
    上記ウエハを、上記隣接する2つの光学素子の光軸間における上記傾斜部へと成形する傾斜成形部と、を、上記両面に備え、
    上記両面の少なくとも一方の面では、上記平坦成形部の幅が、上記傾斜成形部の幅以下であることを特徴とする光学素子アレイ成形型。
  3. 請求項1に記載の光学素子アレイを複数用いて、
    各光学素子アレイにおいてそれぞれ成形された1つずつの光学素子の光軸同士が、互いに同一直線上に位置するように、各光学素子アレイを貼り合せた後、
    光軸が互いに同一直線上に位置している各光学素子の組み合わせを単位として分割した結果、得られたものであることを特徴とする光学素子ユニット。
  4. 上記組み合わせの一方である第1光学素子は、有効口径の外周部分に上記突出部が形成されており、
    上記第1光学素子の突出部と、上記組み合わせの他方である第2光学素子と、が、第1光学素子の光軸方向に当接されていることを特徴とする請求項3に記載の光学素子ユニット。
  5. 開口絞りをさらに備え、
    上記第2光学素子は、有効口径の外周部分に上記突出部が形成されており、
    上記第2光学素子の突出部と、上記開口絞りと、が、第2光学素子の光軸方向に当接されていることを特徴とする請求項4に記載の光学素子ユニット。
  6. 開口絞りをさらに備え、
    少なくとも1つの上記光学素子は、有効口径の外周部分に上記突出部が形成されており、
    上記光学素子の突出部と、上記開口絞りと、が、該光学素子の光軸方向に当接されていることを特徴とする請求項3に記載の光学素子ユニット。
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