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JP5162235B2 - 回動体装置及び収納装置 - Google Patents

回動体装置及び収納装置 Download PDF

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JP5162235B2 JP2007341510A JP2007341510A JP5162235B2 JP 5162235 B2 JP5162235 B2 JP 5162235B2 JP 2007341510 A JP2007341510 A JP 2007341510A JP 2007341510 A JP2007341510 A JP 2007341510A JP 5162235 B2 JP5162235 B2 JP 5162235B2
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Description

本発明は、例えば、車両のグローブボックスを構成する回動体装置及び収納装置に関する。
従来、例えば、車両の助手席の前方に位置するインストルメントパネルに備えられる収納装置であるグローブボックスが用いられている。このグローブボックスは、ボックス本体が車体に取り付けられるとともに、ボックス本体の手前側の開口部を蓋体で開閉可能になっている。そして、蓋体は、開いた状態では、自重により回動限位置まで回動し、蓋体側の部材とボックス本体側の部材とが当接して、回動限位置に保持されるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。この引用文献1の構成では、蓋体の内面から突設された両側一対のストッパーレバーを備え、これらストッパーレバーの先端部に、ボックス本体の両側部に設けた取付フランジ部に当接するストッパー部が形成されている。
特開2005−313751号公報(図1−2)
上記のように、蓋体からストッパーレバーを突設するとともに、これらストッパーレバーをボックス本体の両側部に設けた取付フランジ部に当接する構成では、構造が複雑化し、製造コストの低減が困難になるとともに、ボックス本体の両側にストッパーレバーが移動する空間を確保する必要があるため、ボックス本体の収納可能な容積が小さくなる問題を有している。この点、例えば単に蓋体の下端部をボックス本体の底部に当接する構成が考えられるが、ボックス本体や蓋体の剛性によっては、蓋体の重さによりボックス本体がたわむなどして、外観が悪化する問題を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、簡略な構成で回動体を回動限位置に保持でき、外観を良好にできる回動体装置及び収納装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の回動体装置は、本体と、この本体に一対のヒンジ機構によって回動限位置まで回動可能に軸支される回動体とを備え、前記回動限位置において、前記本体の前記ヒンジ機構に対応する位置の間に設けられた本体側当接部と前記回動体の前記ヒンジ機構に対応する位置の間に設けられた回動体側当接部とが互いに当接して、前記回動体の位置を規制する回動体装置であって、これら本体側当接部及び回動体側当接部の少なくとも一方は、基底部と、この基底部から突設された板状のリブ部とを備え、これら本体側当接部及び回動体側当接部の少なくとも他方は、基板部と、この基板部から突設された柱状の突起部とを備え、前記回動体の回動方向に沿って、前記リブ部と前記突起部とは互いに干渉せず、前記回動限位置において、前記リブ部が前記基板部に対向し、前記突起部が前記基底部に対向するものである。
そして、この構成では、リブ部により基底部の変形が抑制され、突起部により基板部の変形が抑制され、本体及び回動体の変形が抑制され、外観が向上する。さらに、本体のヒンジ機構に対応する位置の間に位置する本体側当接部と回動体のヒンジ機構に対応する位置の間に位置する回動体側当接部とが互いに当接して回動体の位置を規制する回動限位置において、少なくとも変形が生じた場合には、リブ部が基板部に当接し、突起部が基底部に当接して、力を分散して受け止め、本体及び回動体の過大な変形が抑制され、外観が向上する。本体側当接部及び回動体側当接部は、本体及び回動体を構成する面に沿って一体的に形成可能であり、構成が簡略化される。
請求項2記載の回動体装置は、請求項1記載の回動体装置において、回動限位置において、リブ部が基板部に当接するとともに、突起部が基底部に当接するものである。
そして、この構成では、リブ部が基板部に当接するとともに、突起部が基底部に当接することにより、力が分散され、回動体が回動限位置に安定して支持される。
請求項3記載の回動体装置は、請求項1または2記載の回動体装置において、基底部は、リブ部に隣接して突設された補助リブ部を有し、突起部は、回動限位置において前記補助リブ部に当接するものである。
そして、この構成では、補助リブ部を突設することにより、基底部の剛性が向上する。リブ部が基板部に当接する角度に対して、補助リブ部が突起部に当接する角度を自由に設定でき、効果的に力を分散することが容易になる。
請求項4記載の回動体装置は、請求項1ないし3いずれか一記載の回動体装置において、突起部は、複数並んで配置され、リブ部は、回動限位置において互いに隣り合う前記突起部間に位置するものである。
そして、この構成では、突起部を複数並んで配置することにより、基板部の剛性が向上する。回動限位置において、リブ部が互いに隣り合う突起部間に位置するため、回動限位置において外部から力が加わった場合に、リブ部と突起部とが当接し、回動体の位置が安定して保持される。
請求項5記載の回動体装置は、請求項1ないし4いずれか一記載の回動体装置において、リブ部は、所定方向に沿って配置された複数の列リブと、前記所定方向と交差する方向に沿って配置され前記複数の列リブ同士を互いに連結する行リブとを備えたものである。
そして、この構成では、列リブと行リブとを備えたため、基底部の剛性が向上する。回動限位置において、突起部はリブ部に囲まれるため、回動限位置において外部から複数の方向から加わる力に対して、リブ部と突起部とが当接し、回動体の位置が安定して保持される。
請求項6記載の収納装置は、請求項1ないし5いずれか一記載の回動体装置を備え、本体は、収容部及び開口部を有するボックス本体で、基底部は前記ボックス本体の底部を構成し、回動体は、前記開口部を開閉する蓋体であり、基板部は前記蓋体の内面部に沿って配置されるものである。
そして、この構成では、請求項1ないし5いずれか一記載の回動体装置を備えたため、ボックス本体及び蓋体の変形が抑制され、外観が向上する。基底部をボックス本体の底部に設け、基板部を蓋体の内面部に沿って配置することにより、蓋体から突設したストッパ機構をボックス本体の側方に移動可能に配置する構成に比べ、構成が簡略化され、製造コストが低減されるとともに、ボックス本体の収容部の容積を大きくすることが容易になる。
本発明によれば、本体及び回動体の変形を抑制し、外観を向上できる。さらに、回動体の回動限位置において、力を分散して受け止め、本体及び回動体の過大な変形を抑制して、外観を向上できるとともにヒンジ機構などを保護できる。本体側当接部及び回動体側当接部は、本体及び回動体を構成する面に沿って一体的に形成可能であり、構成を簡略化できる。
以下、本発明の回動体装置及び収納装置の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1ないし図7において、10は回動体装置としての収納装置であるグローブホックスで、このグローブホックス10は、自動車の車両の助手席の前方に位置するインストルメントパネルに備えられる車両用収納ボックスを構成している。そして、このグローブホックス10は、自動車の車体側に取り付けられる本体としてのボックス本体12と、このボックス本体12に回動可能に軸支される回動体としての蓋体14とを備えている。なお、以下、前後方向、両側方向及び上下方向などの方向は、グローブホックス10を車体に取り付けた状態を基準として説明する。なお、各図においては、車体の右側に助手席が位置するいわゆる左ハンドルの自動車に備えられるグローブホックス10を示している。
そして、ボックス本体12は、ケーシングなどとも呼ばれるもので、合成樹脂にて一体に形成され、あるいは合成樹脂にて形成された複数の部材を接合して箱状に形成され、内部に収容部22が形成されるとともに、この収容部22に連通し、手前側すなわち乗員に向かう後面に両側方向を長手方向とする矩形状の開口部23が形成されている。そして、ボックス本体12は、略板状の底部25と、この底部25の前側から立ち上げられた前板部26と、底部25の両側から立ち上げられた側板部27と、これら前板部26と側板部27との上端部に連続する天板部28とを備えているとともに、開口部23を囲み、フランジ部29が形成されている。
そして、底部25には、ヒンジ機構を構成する両側一対のヒンジ受部31が合成樹脂にて一体に形成されているとともに、これらヒンジ受部31の間に位置する部分が基底部32となり、この基底部32に、本体側当接部33が合成樹脂にて一体に形成されている。この本体側当接部33は、底部25の平板状をなす部分から、格子状のリブ部35が底部25から一体に突設され、剛性が高められている。すなわち、このリブ部35は、前後方向に沿って延びる板状の列リブ36と、この列リブ36に交差さらには直交する方向である両側方向に沿って延びる板状の行リブ37とが、それぞれ所定の間隔を介して複数形成され、互いに隣接するリブ36,37同士を連結し、これら列リブ36と行リブ37とに囲まれて、下側を開口する四角柱状の空間部38が複数形成されている。さらに、これら列リブ36と行リブ37とに囲まれた複数の空間部38の内側には、図6及び図7に示すように、複数の補助リブ部39が底部25から一体に突設されている。これら補助リブ部39は、列リブ36及び行リブ37よりも突出寸法が小さく、各空間部38の前側に位置し、底部25の前側部と行リブ37の上側部とを一体に連結する三角板状に形成されている。すなわち、補助リブ部39の先端部がなす線、さらには複数の補助リブ部39がなす面は、底部25の基底部32の面及び列リブ36及び行リブ37の先端部がなす面に対して傾斜するとともに、これら列リブ36及び行リブ37の突設方向に対して傾斜するようになっている。
また、前板部26には、上側に位置して、作業用開口41が設けられ、この作業用開口41は、通常の使用状態では図示しないマスクパネルが係止して取り付けられ、空調ダクトのフィルタの交換作業などの必要に応じて開閉できるようになっている。
また、天板部28には、補強用の格子状の上部補強リブ43が突設されている。
また、側板部27には、図1に示すように、開口を有する照明取付部44が設けられ、この照明取付部44に、収容部22を照明するランプ45が取り付けられている。さらに、側板部27には、図3及び図4に示すように、前端部に沿って、円筒状のケースを有するダンパ装置46が取り付けられている。このダンパ装置46の下端部からは、ダンパ装置46の内部の機構に連結されたひも状の操作ひも46aが導出されている。
さらに、フランジ部29には、図1に示すように、開口部23の上側に位置して、蓋体14に当接する閉ストッパ47及びボックス本体12を車体に取り付ける取付部48が設けられている。また、開口部23の側方に位置して、ラッチ受部49、トランク開口用などのスイッチ50、及びボックス本体12を車体に取り付けるクリップ51が取り付けられている。
一方、蓋体14は、リッドとも呼ばれるもので、全体としては湾曲した板状をなす蓋体本体53を備え、この蓋体本体53は、それぞれ合成樹脂にて形成されたリッドアウタとも呼ばれる表板部54とリッドインナとも呼ばれる裏板部55とを接合して構成されている。そして、この蓋体14の内面部56すなわち背面側である裏板部55が外部に露出する面には、基端部すなわちこの蓋体14を閉じた状態での下端部近傍に位置して、ヒンジ機構を構成する両側一対のヒンジ部57が合成樹脂にて一体に形成されており、このヒンジ部57をボックス本体12のヒンジ受部31に組み合わせ、図示しない軸体で連結することにより、ボックス本体12に蓋体14が回動可能に軸支されている。
また、蓋体14の内面部56の、両側のヒンジ部57の間に位置し、かつ、ヒンジ部57より下側に位置する部分が、基板部62となり、この基板部62に、回動体側当接部63が合成樹脂にて一体に形成されている。この回動体側当接部63には、内面部56の平板状をなす部分から、四角柱状をなす突起部65が両側方向に並んで突設され、剛性が高められている。これら突起部65は、内部が空洞で表板部54側に開口する箱状で、所定の間隔を介して配置され、図6に示すように、各突起部65の先端の面である突起先端部66は、内面部56に対して所定の角度で傾斜するように形成されている。
また、図1に示すように、蓋体14の内面部56の、両側のヒンジ部57の外側に位置し、かつ、ヒンジ部57より下側に位置する部分から、四角柱状をなすストッパ部68が一体に突設されている。さらに、一側のストッパ部68に隣接して、作動体取付部70が設けられ、この作動体取付部70に、合成樹脂製のダンパ作動体71が取り付けられている。このダンパ作動体71は、板状をなして上側に突設され、先端部にダンパ受部72が設けられている。そして、このダンパ受部72には、ダンパ装置46の操作ひも46aが引っ掛けて接続されている。
また、蓋体14の蓋体本体53の内側、すなわち表板部54と裏板部55との間には、ラッチ機構74が配置されている。このラッチ機構74は、表板部54から乗員側に露出する操作体75と、裏板部55から両側方に突出し、操作体75の操作に応じて進退するラッチ体76とを備えている。
そこで、ボックス本体12に回動可能に軸支された蓋体14は、図3に示す閉じた状態、すなわち、蓋体14がボックス本体12の開口部23を覆った閉位置では、両側に弾性的に突出するラッチ体76がボックス本体12のラッチ受部49に当接して、蓋体14を閉じた状態に保持する。また、この閉じた状態では、蓋体14の内面部56の上端部の近傍が、ボックス本体12の閉ストッパ47に当接する。
一方、乗員が操作体75を操作し、ラッチ体76を後退させると、蓋体14は、自重により上側部が手前側から下方に向かって移動するように回動限位置まで回動し、図4に示すように、蓋体14が開いてボックス本体12が開いた状態となる。また、この回動の過程では、蓋体14に取り付けたダンパ作動体71の回動に伴いダンパ装置46の操作ひも46aが前方に引っ張られ、ダンパ装置46により蓋体14は自然状態よりも減速した状態でいわばゆっくりと回動する。
そして、蓋体14が回動限位置まで回動した最大開時には、蓋体14の回動体側当接部63がボックス本体12の本体側当接部33に当接するとともに、蓋体14のストッパ部68がボックス本体12の底部25に当接あるいは対向して、蓋体14が回動限位置に保持される。より詳細には、蓋体14の回動に伴い、蓋体14の基板部62から突設した突起部65が、ボックス本体12のリブ部35間に形成された空間部38に挿入されると同時に、突起部65同士の間にリブ部35が挿入される。すなわち、これら突起部65とリブ部35とは蓋体14の回動方向に沿って非干渉となっている。
そして、本実施の形態では、通常、蓋体14の自重のみが加わった状態では、突起部65の突起先端部66が、補助リブ部39に線状に当接し、リブ部35の列リブ36と行リブ37とは、僅かな間隔を介して内面部56の基板部62に対向し、蓋体14のストッパ部68がボックス本体12の底部25に僅かな間隔を介して対向するようになっている。
さらに、蓋体14に、過大な力が加わった場合には、合成樹脂製のボックス本体12及び蓋体14は変形してたわみが生じるが、僅かなたわみが生じた時点で、リブ部35の列リブ36と行リブ37とが内面部56の基板部62に当接し、蓋体14のストッパ部68がボックス本体12の底部25に当接して、ボックス本体12及び蓋体14の変形を防止する。
このように、本実施の形態によれば、車両用収納ボックスであるグローブホックス10であり、回動限位置において蓋体14とボックス本体12とが当接して蓋体14の位置を規制する構成について、蓋体14の内面部56のヒンジ部57より下側の基端部に回動体側当接部63を設け、この回動体側当接部63をボックス本体12の底部25に設けた本体側当接部33に当接させたため、蓋体14から突設したレバーをボックス本体12の側方で移動させる構成に比べ、収容部22の容積を大きく確保し、開口部23の面積を大きく確保できるとともに、構成を簡略化して金型を用いて合成樹脂にて容易に形成でき、製造コストを低減できる。
そして、蓋体14の内面部56とボックス本体12の底部25とを当接すると、これら部材が変形しやすくなるが、蓋体14の内面部56には複数の突起部65を形成し、ボックス本体12の底部25には格子状のリブ部35を設けたため、これら蓋体14とボックス本体12との変形が抑制され、外観が容易に向上する。
また、リブ部35は列リブ36と行リブ37とを有する格子状をなし、このリブ部35が構成する空間部38に各突起部65が挿入されるため、蓋体14を回動限位置まで開いた状態で、蓋体14に水平方向例えば前後方向や両側方向の力が加わった場合には、リブ部35と突起部65とが当接して、ヒンジ機構などの各部に加わる力を分散して受け止め、ヒンジ機構などを保護できる。
また、リブ部35が構成する空間部38に補助リブ部39を突設したためボックス本体12の剛性をさらに向上できるとともに、蓋体14の自重のみが加わった状態では、突起部65の突起先端部66を、補助リブ部39に所定の角度で線状に当接させることができる。この構成により、突起部65からボックス本体12の底部25の基底部32に加わる力は、面に対して垂直方向ではなく、傾斜した方向になるため、底部25の変形を容易に抑制できる。さらに、例えば本体側当接部33の補助リブ部39と同時にリブ部35を蓋体14の回動体側当接部63に当接させる構成に比べ、成形精度を高める必要がなく、製造コストを低減できる。
また、この補助リブ部39は、底部25の基底部32とリブ部35の行リブ37とを一体に連結するため、本体側当接部33の強度を容易に向上できる。
さらに、蓋体14の最大開時に、さらに過大な力が加わった場合には、合成樹脂製のボックス本体12及び蓋体14は変形してたわみが生じるが、僅かなたわみが生じた時点で、リブ部35の列リブ36と行リブ37とが内面部56の基板部62に当接し、蓋体14のストッパ部68がボックス本体12の底部25に当接して、複数の部分で力を分散して受け止め、ボックス本体12及び蓋体14の変形を防止できるとともに、ヒンジ機構などを保護できる。
なお、上記の実施の形態では、蓋体14の回動体側当接部63に突設した複数の突起部65は、互いに同じ形状としたが、この構成に限られず、互いに異なる複数種の突起部65を設けることもできる。例えば、図8に示すように、隣接する突起部65の突起先端部66,66aの角度を互いに異ならせるとともに、図6に2点鎖線で示すように、突起先端部66,66aに対応して、異なる角度の補助リブ部39,39aを備えることができる。この構成では、突起部65が補助リブ部39,39aに当接した際に、力を分散させ、ボックス本体12及び蓋体14の変形を防止できるとともに、ヒンジ機構などを保護できる。
また、リブ部35が構成する全ての空間部38に対応して突起部65を形成する構成に限られず、例えば、図9に示すように、適宜間隔を介し、いわば間引いた状態で突起部65を形成することもできる。
また、上記の実施の形態では、ボックス本体12の本体側当接部63に格子状のリブ部35を形成し、蓋体14の回動体側当接部63に柱状の突起部65を形成したが、この構成に限られず、ボックス本体12の本体側当接部63に突起部65を設け、蓋体14の回動体側当接部63に格子状のリブ部35を形成することもできる。
また、補助リブ部39は、設けないこともできる。
さらに、蓋体14が回動限位置まで回動した状態で、突起部65が補助リブ部39あるいは基底部32に当接すると同時に、リブ部35の先端部が蓋体14の基板部62に当接する構成とすることもできる。
また、上記の実施の形態では、車両の車室に備えられるグローブホックス10について説明したが、この構成に限られず、車両の他の位置に配置される車両用収納ボックスに適用できる。また、車両用に限られず、種々の場所に取り付けられる収納装置に適用することもできる。さらに、収納装置に限られず、すなわち、回動体は収納ボックスの開口部を開閉する蓋体に限られず、操作部などの部分を覆う蓋体を備えた蓋装置として適用することもできる。さらに、回動体自体について、表示部や操作部を備えた回動装置として用いることもできる。
本発明は、車両の車室に備えられるグローブホックスなどの車両用収納ボックスに適用できる。
本発明の収納装置の一実施の形態を示す分解斜視図である。 同上収納装置の後面図である。 同上収納装置の蓋体が閉じた状態の側面図である。 同上収納装置の蓋体が開いた状態の側面図である。 同上収納装置の一部の断面図である。 同上収納装置の一部の断面図である。 同上収納装置の一部の斜視図である。 本発明の収納装置の他の実施の形態を示す分解斜視図である。 本発明の収納装置のさらに他の実施の形態を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 回動体装置としての収納装置であるグローブホックス
12 本体としてのボックス本体
14 回動体としての蓋体
22 収容部
23 開口部
25 底部
32 基底部
33 本体側当接部
35 リブ部
36 列リブ
37 行リブ
39 補助リブ部
56 内面部
62 基板部
63 回動体側当接部
65 突起部

Claims (6)

  1. 本体と、この本体に一対のヒンジ機構によって回動限位置まで回動可能に軸支される回動体とを備え、前記回動限位置において、前記本体の前記ヒンジ機構に対応する位置の間に設けられた本体側当接部と前記回動体の前記ヒンジ機構に対応する位置の間に設けられた回動体側当接部とが互いに当接して、前記回動体の位置を規制する回動体装置であって、
    これら本体側当接部及び回動体側当接部の少なくとも一方は、基底部と、この基底部から突設された板状のリブ部とを備え、
    これら本体側当接部及び回動体側当接部の少なくとも他方は、基板部と、この基板部から突設された柱状の突起部とを備え、
    前記回動体の回動方向に沿って、前記リブ部と前記突起部とは互いに干渉せず、
    前記回動限位置において、前記リブ部が前記基板部に対向し、前記突起部が前記基底部に対向する
    ことを特徴とする回動体装置。
  2. 回動限位置において、リブ部が基板部に当接するとともに、突起部が基底部に当接する
    ことを特徴とする請求項1記載の回動体装置。
  3. 基底部は、リブ部に隣接して突設された補助リブ部を有し、突起部は、回動限位置において前記補助リブ部に当接する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の回動体装置。
  4. 突起部は、複数並んで配置され、リブ部は、回動限位置において互いに隣り合う前記突起部間に位置する
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載の回動体装置。
  5. リブ部は、所定方向に沿って配置された複数の列リブと、前記所定方向と交差する方向に沿って配置され前記複数の列リブ同士を互いに連結する行リブとを備えた
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか一記載の回動体装置。
  6. 請求項1ないし5いずれか一記載の回動体装置を備え、
    本体は、収容部及び開口部を有するボックス本体で、基底部は前記ボックス本体の底部を構成し、
    回動体は、前記開口部を開閉する蓋体であり、基板部は前記蓋体の内面部に沿って配置される
    ことを特徴とする収納装置。
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