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JP5160510B2 - 遊技機の球補給装置 - Google Patents

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JP5160510B2
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Description

本発明は、遊技機の球補給装置に関し、詳しくは、遊技機を設置する遊技機島の内部に設けた球供給設備の遊技球を、遊技機の前面枠に設けられた球タンクに供給する遊技機の球補給装置に関するものである。
遊技機、例えばパチンコ機は、パチンコ店の遊技機島に台間玉貸機やカードユニット等とともに列設されている。そして、遊技機島の内部には、各パチンコ機や台間玉貸機にパチンコ球(以下、遊技球または球ということがある)を供給するための球供給設備が設けてある。この球供給設備は、遊技島内を循環する球が転動流下する球補給樋を含んでいる。そして、この球補給樋から各パチンコ機の球タンクに対して、所定数の球が球補給装置を介して適宜供給される。
球補給装置と、球補給樋に設けた分岐装置との間は、可撓性を有して自由に屈曲可能な球補給筒によって接続されている。この球補給筒は、金属製の線材を隙間なくコイル状に巻回したバネ形状の部材からなり、通称、ジャバラと呼ばれている。そして、この球補給筒は、交換あるいは着脱自在に取り付けられている。これは、球補給筒に異物が詰まったり、球補給装置が故障したときのための配慮である。
そこで、従来の球補給装置では、球補給装置本体を形成する基板の上面板に、球が通過する通過孔を開設し、この通過孔に臨んで、球補給筒であるスプリングホースに接続するホース取付筒の基端が取り付けられ、ホース取付筒の先端にスプリングホースが接続され、スプリングホースから補給される球を球計数装置へ導くように構成していた。
また、ホース取付筒は、略く字形に湾曲していて、その基端側で、上面板に取り付けられたホルダによって、回転自由に取り付けられている。ホース取付筒の先端は、複数に切り込んだスリットによって締め付け片が形成され、締め付け環が移動自由に取り付けられている。そこで、この締め付け環をスライドさせることによって、ホース取付筒内に差し込まれたスプリングホースの先端を締め付けて取付固定することができるように構成してある(特許文献1)。
特開平10−305142号公報
しかしながら、特許文献1に記載された従来の球補給装置における締め付け環には、自身を固定するためのロック機構が備わっていない。このため、振動などに起因して締め付け環が移動することがあり、締め付け環が移動した場合に、球補給筒が外れてしまう要因となっていた。
また、締め付け環の表面は、平坦になっているため、スプリングホースの着脱作業時に、指に掛止する突起物が存在していない。このため、移動量の目安となるものが存在しないので、移動操作の途中で締め付けが完了したものと錯覚して、確実な取り付けが行なわれないことが危惧される。さらに、締め付け環がホース取付筒から抜け落ちてしまい、この締め付け環を紛失する虞れがあった。
本発明は、上記に鑑みなされたものであり、球補給筒の接続が、確実かつ容易な遊技機の球補給装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、遊技機の前面枠が閉止しているときに、遊技機島に配設した球補給樋から遊技機の球タンクに球を補給し、遊技機の前面枠が開放しているときは、球の補給を停止する遊技機の球補給装置であって、前記球補給装置は、遊技機島を構成している構造材に固定するレール部材と、前記レール部材に沿って水平方向の位置調整が可能なフレーム部材と、前記フレーム部材に対して上下方向の位置調整が可能な装置本体と、を備え、前記装置本体には、前記球補給樋から分岐する球補給筒を接続するジャバラスロープと、遊技機の前記球タンクに当接して回動するレバーと、前記レバーの回動と連動して前記球タンクに球を導入するノズル、および前記ノズルから流出する球が係止して流出を止めるノズルストッパーと、を設け、前記ジャバラスロープの先端側に、前記球補給筒の下端を挿入するホルダー部を形成し、前記ホルダー部には、先端を自由端とするとともに基端が前記周壁部に連設されて弾性変形可能なロック用ヒンジを形成し、前記ロック用ヒンジを縮径方向へ押圧するヒンジ押え片を設けたスロープストッパーを、一端部付近に設けた支軸によって前記ホルダー部に回動可能に軸着し、前記スロープストッパーには、前記支軸と反対側の端部に、前記ホルダー部を抱き込むように形成した一対の止着腕を弾性変形可能に形成し、前記スロープストッパーの止着腕が弾性変形して前記ホルダー部の最大直径部分をかわすことにより、前記スロープストッパーを、前記ホルダー部に装着することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の遊技機の球補給装置であって、前記止着腕の先端付近の内面にロック用の突起を設け、この突起と前記ホルダー部の外面に設けた窪み部とが嵌合するように構成したことを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載の遊技機の球補給装置であって、前記ロック用ヒンジの内面に爪部を設け、前記スロープストッパーを回動させて前記ホルダー部に装着したときに、前記ロック用ヒンジが前記ヒンジ用押え片によって押圧されて前記爪部が、前記球補給筒の外周面が備える溝に嵌入するように構成したことを特徴とする。
本発明による球補給装置によれば、球補給筒を確実に接続することができ、振動などで球補給筒が外れる虞れがない。また、スロープストッパーは、軸部を支点にして回動させると、止着腕が弾性変形して最大直径部分をかわし、戻り変形してホルダー部を抱き込むようにしているので、作業にめりはりが生じ、作業者は、現在どの段階にあるのかを容易に理解することができ、確実な操作が可能になる。また、ロック用突起が窪み部に嵌合するように構成しておけば、ロック用突起が窪み部にカチッと嵌合したことを、操作中の感触によって容易に理解することができる。さらに、スロープストッパーを、ジャバラスロープに対して軸着しているので、回転操作が可能であるばかりではなく、スロープストッパーを紛失する虞れもない。
本発明に係る球補給装置を配置した遊技機島の概略説明図である。 遊技機島の内部を示し、(a)は概略正面図、(b)は概略側面図である。 球補給装置を示す斜視図であって、(a)は装置本体をフレーム部材から外して斜め上方から見た状態の斜視図、(b)は装置本体を逆側の斜め下方から見た状態の斜視図である。 球補給装置の分解斜視図である。 球補給装置の水平方向への移動を許容する状態の要部の説明図であり、(a)は上面図、(b)は要部拡大図、(c)は正面図である。 球補給装置の水平方向への移動を阻止する状態の要部の説明図であり、(a)は上面図、(b)は要部拡大図、(c)は正面図である。 横ストッパー部材を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は(b)のA−A線断面図、(d)は(b)のB−B線断面図である。 横ストッパー部材が解除位置にあるフレーム部材を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 横ストッパー部材が抑止位置にあるフレーム部材を示し、(a)は斜視図、(b)は正面図である。 縦ストッパー部材を示し、(a)は正面図、(b)は底面部、(c)は斜視図である。 パチンコ機の前面枠が開放状態のときの球補給装置の斜視図である。 パチンコ機の前面枠が閉止状態のときの球補給装置の斜視図である。 (a)〜(d)は、球補給動作を説明する球補給装置の一部を断面にした側面図である。 (a)は球補給装置と球タンクとの関係を示す一部を断面にした側面図、(b)はレバーとノズルの断面図、(c)はノズルの断面図である。 (a)〜(d)は、球補給動作とマイクロスイッチとの関係を説明する球補給装置の側面図である。 (a)はホルダー部の断面図、(b)は球補給筒と球補給装置との関係を示す正面図、(c)は球補給装置の斜視図、(d)はジャバラスロープおよびスロープストッパーの側面図である。 (a)は球補給筒を接続した球補給装置の正面図、(b)は球補給筒を接続した球補給装置の斜視図である。 ジャバラスロープを示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は(a)のD−D線断面図である。 (a)はジャバラスロープおよびスロープストッパーの斜視図、(b)は球補給筒を接続した状態のホルダー部の断面図、(c)はホルダー部の断面図である。 スロープストッパーを示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は右側面図、(d)は断面図である。
本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る球補給装置100を配設した遊技機島200の概略を説明するための図面である。すなわち、この図1は、遊技機島200の一部を示す正面図であり、内部を併せて表示している。遊技機島200は、通常、遊技機300を背中合わせに2列に列設して構成する。そこで、図1では、手前側の機列において、左側に配設した2台の遊技機300,300および遊技機島200の上部に配設する幕板210などを取り外して、遊技機島200の内部を表示している。すなわち、図1の左半部分では、遊技機島200の奥側の機列に配設した遊技機300,300の背面側が見えている。
遊技機島200の内部において、上方部分には、球補給樋220が傾斜状に配設され、図示していない球揚送装置によって島の上部に揚送された球が、この球補給樋220の内部を傾斜にしたがって転動流下する。
一方、遊技機島200の内部上方部分には、表示装置や装飾装置等を取り付けるために、水平方向に設置したランプ板(横桟板)230が配設してある。そして、このランプ板230に、後述する球補給装置100が位置調整可能に取り付けてある。
さらに、図1の左半部分に示すように、各遊技機300すなわちパチンコ機は背面側に球タンク310を備えている。そして、この球タンク310の大きさや位置および形状は、パチンコ機のメーカー毎にまちまちである。しかも、同一メーカーであっても、機種毎に異なる場合もある。
しかしながら、球補給装置100と球タンク310とは、所定の位置関係を保持する必要がある。そして、この位置関係のバランスが崩れると、球補給装置100から排出される球を、球タンク310に正しく導入することができずに、球をこぼしたり、球タンク310における球の貯留量が減少するなど、不都合を生じることがある。
一方、球補給装置100の位置調整作業は、通常、遊技機300の前面枠320を開放した状態で行なうことになる。このため、従来の球補給装置100では、作業性が非常に悪かった。例えば、従来の球補給装置100における蝶ナット等の操作は、作業者が直接視認することのできないランプ板230の裏面側において行なう必要があり、手元を確認しながら操作することが困難であった。前面枠320を開いた状態で、作業者が矢視方向から視認できる部分は、例えば図2(b)におけるランプ板230よりも下側の部分である。
そこで、本実施例は、作業中の手元を視認することができなくても、簡単確実な位置調整が可能な遊技機300の球補給装置100を提供することを目的の一つとしている。
球補給装置100の概略は、例えば、図2や図3等に示すように、ランプ板230に固定されるレール部材400と、このレール部材400に対して水平方向の位置調整を可能に取り付けられるフレーム部材500と、このフレーム部材500に対して鉛直方向の位置調整を可能に取り付けられる装置本体600とで構成されている。なお、球補給装置100は、装置本体600に接続されたジャバラスロープ700、およびこのジャバラスロープ700の先端に設けたスロープストッパー740を含んでいる。スロープストッパー740は、ジャバラスロープ700と、遊技機島200の球補給樋220とを接続する球補給筒800を固定するためのものである。
レール部材400は、フレーム部材500をスライド可能に受け入れる受入部410と、水平方向に配列した複数のラック歯421を有するラック部420とを備えて、断面形状が、略T字状あるいは横H字状をなす比較的長尺な部材である。具体的には、ランプ板230の側端面に当接する基板部411と、この基板部411の上縁から前後方向へ延出して、前後に突出部分を備える上突出片412と、基板部411の下縁から前方へ突出して、突出部分を備える下突出片413とを、合成樹脂で一体成型した部材である。
基板部411の前面側には、後述するフレーム部材500の突起部510が係合して、水平方向の位置調整を行なうラック部420が形成してある。また、基板部411には、フレーム部材500を受け入れる受入部410を形成するように、上突出片412の前縁に、下向きに上係止片412aが垂下して、基板部411との間に上係止溝が形成され、さらに、下突出片413の前縁には、上向きに下係止片413aが起立して、基板部411との間に下係止溝が形成されている。
ラック部420は、山部と谷部とが交互に形成されるラック歯421が、水平方向に複数配列されている。そして、この実施例においては、山部(谷部)の傾斜角度が、左右で異なっている。すなわち、ラック歯421の山部となる頂点と該頂点を挟む二つの斜面の傾斜角度を異ならせ、後述する係合腕部520の基端側に位置する斜面の傾斜角度を、自由端側に位置する斜面の傾斜角度よりも大きくしている。具体的には、係合腕部520の基端側の傾斜角度を例えば60度に、自由端側の傾斜角度を例えば45度に設定している。これは、後述する係合腕部520が片持ちになっても、左右の移動を同じ押圧力で可能とするための配慮である。
また、山部および谷部の上下には、山部の先端よりも突出して、フレーム部材500の背面に摺接するスライドレール430が突設してある。なお、基板部411の適宜位置には、レール部材400をランプ板230に固定するためのねじを挿通するねじ孔が開設してある。また、レール部材400には、適宜、切欠や凹陥部等が形成され、成型時の変形や引け等に対応している。
フレーム部材500は、ランプ板230に固定したレール部材400と、後述する装置本体600との間に介在して、装置本体600の取付位置を調整可能にするための部材である。そこで、このフレーム部材500には、前記したレール部材400の受入部410にスライド可能に挿入する挿入支持部530と、レール部材400のラック歯421に係合する突起部510を有した弾性変形可能な係合腕部520と、ラック歯421と突起部510とが係合状態にある係合腕部520の弾性変形を抑止して、フレーム部材500の横移動を阻止する横ロック手段540と、後述する装置本体600を上下方向にスライド可能に受け入れる本体受入部550と、装置本体600の縦移動を阻止する縦ロック手段560と、が設けてある。
具体的には、フレーム部材500は、略平板状のベース板571を備え、このベース板571の上縁には、レール部材400の上突出片412の上面に係止してスライド可能な上スライド片572が設けてある。また、ベース板571の背面には、前記したレール部材400の上係止溝および下係止溝に嵌入して、当該フレーム部材500を水平方向へスライドさせる上嵌入片531および下嵌入片532が設けてあり、挿入支持部530を形成している(図8(b)、図9(b)参照)。
フレーム部材500には、前記したラック部420に係合する係合腕部520が設けてある。この係合腕部520は、例えば図5(b)、図6(b)に示すように、基端部521がベース板571に連設されて、略直角に屈曲するヒンジ部522を介して腕部が延出し、この腕部の先端に、前記したラック部420のラック歯421に係合する突起部510が形成してある。そして、この係合腕部520は、適度な弾性を有している。このため、通常は、突起部510がラック歯421の谷部に嵌入しているが、フレーム部材500を水平方向に移動させるために、フレーム部材500を押す、または引くと、ヒンジ部522が弾性変形することにより、突起部510の先端が山部の頂点を超えて、隣接する谷部に嵌入する。そして、突起部510が谷部への嵌入および離脱を繰り返して、所望の位置まで移動させることができる。
しかしながら、このままでは、フレーム部材500の水平方向の位置が安定しない。言い換えると、簡単に位置がずれてしまう虞れがある。そこで、この実施例では、フレーム部材500の水平方向の移動を阻止するための横ロック手段540が設けてある。
フレーム部材500の水平方向の移動を阻止するには、係合腕部520の突起部510とラック部420のラック歯421との係合が外れなければよい。すなわち、突起部510が谷部から離脱して山部を超えなければ、フレーム部材500は水平方向に移動することができない。
そこで、この実施例においては、フレーム部材500の1箇所に形成した横ストッパー装着部541と、この横ストッパー装着部541に上下動可能に装着される1本の横ストッパー部材542とで、係合腕部520が弾性変形することを阻止する単一の横ロック手段540を構成している。
すなわち、係合腕部520が有する突起部510の裏面部分に、言い換えると係合腕部520の先端部分の裏面側に、当接部511を突設し、この当接部511の背面に横ストッパー部材542を臨ませて、係合腕部520が弾性変形できないように構成している。
一方、前記フレーム部材500には、横ストッパー部材542を上下動可能に装着するための横ストッパー装着部541が形成してある。この横ストッパー装着部541は、フレーム部材500の一側端に、断続する角筒部を縦方向に設けて、略角筒状に形成してある。
横ストッパー部材542は、横方向に突出して、作業者が操作のために指を掛けることのできるレバー状の操作片543を有した、上下方向に可動する略L字状の部材である。そして、この横ストッパー部材542は、フレーム部材500の一側端に縦方向に形成した略角筒状の横ストッパー装着部541の中に、スライド可能に装着されている。
また、この横ストッパー部材542は、前記した係合腕部520の当接部511に対向する縦面に、当接部511が進入可能であって、突起部510がラック歯421に押圧されたときに弾性変形した係合腕部520の当接部511を受け入れる比較的深い穴状の解除部544を備えている。また、この解除部544に隣接した位置に、当接部511が進入して係合腕部520が弾性変形した場合に、当接部511が直ちに底部に当接してしまう比較浅い穴状の抑止部545が形成してある。
すなわち、図5に示すように、係合腕部520の当接部511が、横ストッパー部材542の解除部544に位置するときは、係合腕部520が弾性変形して、突起部510がラック部420の山部の頂点を越えられる。したがって、フレーム部材500の水平方向への移動が可能である。そして、係合腕部520の弾性変形を許容して、ラック歯421と突起部510との係合を解除可能な位置を、解除位置とする。
一方、図6に示すように、係合腕部520の当接部511が、横ストッパー部材542の抑止部545に位置するときは、係合腕部520の突起部510がラック部420の山部の頂点を超えようとしても、当接部511が抑止部545の底部に当接してしまうので、係合腕部520を変形させることができない。したがって、係合腕部520の突起部510が、ラック部420の山部の頂点を超すことができないので、フレーム部材500を水平方向へ移動させることができない。そして、係合腕部520の弾性変形を阻止して、ラック歯421と突起部510との係合を維持する位置を、抑止位置とする。
上記のように構成して、解除位置と抑止位置とに、変位可能な横ストッパー部材542には、自身の縦方向の位置を保持するために、すなわち抑止位置とするか解除位置とするかを選択し、選択した位置を保持するための保持手段が設けてある。
この保持手段は、横ストッパー部材542の側面に、弾性を有する弾性脚片581を設けて形成している。また、この弾性脚片581の先端、図面では下端に、嵌合突起582が設けてある(図7参照)。
そして、この嵌合突起582に対応する嵌合凹部546が、ベース板571に設けた横ストッパー装着部541の内壁部に設けてある。嵌合凹部546は、解除位置となる上段嵌合凹部546aと、抑止位置となる下段嵌合凹部546bとからなり、上段嵌合凹部546aおよび下段嵌合凹部546bは、略角筒状の横ストッパー装着部541の対向する内壁部にそれぞれ設けてある(図8、図9)。
横ストッパー部材542が上昇して、上側に位置する上段嵌合凹部546aに弾性脚片581の嵌合突起582が嵌合している状態(図8)では、当接部511が解除部544内に位置する。このため、係合腕部520が弾性変形可能であるため、フレーム部材500を水平方向へ移動させることができる。
一方、横ストッパー部材542が下降して、弾性脚片581の嵌合突起582が、下側に位置する下段嵌合凹部546bに嵌合している状態(図9)では、当接部511が抑止部545内に位置する。このため、フレーム部材500を移動させようとしても、係合腕部520を変形させることができないので、係合腕部520の突起部510がラック部420の山部を乗り越えることができない。したがって、フレーム部材500を水平方向へ移動させることはできない。なお、以下、この状態をロック状態ということがある。
そこで、この実施例によれば、1本の横ストッパー部材542の上下動のみで、フレーム部材500の固定、解除が可能となる。また、横ストッパー部材542には、操作片543が設けてあるので、この操作片543に指を掛けて操作することができる。
このため、作業者は、手元を目視確認しなくても、確実に操作することができる。また、遊技機島200の狭い空間で、ランプ板230の裏側に手を回すことなく作業することができるので、作業効率が著しく向上する。
さらに、図示の実施例では、横ストッパー部材542の下面に、知覚部として、例えば半球部547が突設してある。この半球部547は、点字と同様に、作業者の指先の感覚に訴えるものである。すなわち、作業者の触覚によって、横ストッパーの位置を確認可能にするものである。
そこで、横ストッパー部材542が下降して、弾性脚片581の嵌合突起582が下段嵌合凹部546bに嵌合するとともに、係合腕部520の当接部511が横ストッパー部材542の抑止部545に位置するロック状態では、横ストッパー部材542の下面とフレーム部材500の下面とが面一に揃うように構成してある。このように構成すると、横ストッパー部材542がロック状態にある場合には、フレーム部材500の下面から前記した半球部547が突出する。したがって、作業者は、横ストッパー部材542の位置を目視で確認しなくても、指先でフレーム部材500の下面をなぞれば、指先の感覚で横ストッパー部材542の位置を確認することができる。なお、図示の実施例では、知覚部として半球部547を一つのみ設けているが、複数設けてもよい。しかし、半球部547が小さかったり間隔が狭いと、半球部547の存在が分り難くなる虞れがある。また、知覚部は、突出させるのではなく、凹陥させて形成してもよい。
図示の実施例において、装置本体600は、通過する球をカウントする球計数器(パルスメータ)610を含むユニットであって、前記したフレーム部材500に対して着脱可能、かつ上下位置調整可能に取り付けられる。
装置本体600には、遊技機島200の球補給樋220から分岐する球補給筒800を接続するジャバラスロープ700と、球の検出に基づいて検出信号を発信する球計数器610と、遊技機300の球タンク310に当接して回動するレバー620と、球計数器610を通過した球をレバー620の回動に連動して球タンク310に導入するノズル630、およびこのノズル630から流出する球が係止して流出を止めるノズルストッパー631と、を設けている。
この装置本体600は、例えば、図4に示すように、メインベース上641とメインベース下642とに二分割された構成部材に、所定の部材を組み付けて構成されている。詳しい説明は省略するが、球を球タンク310へ誘導する回動可能なノズル630と、このノズル630の回動に連動してノズル630から球が流出することを停止させるノズルストッパー631と、遊技機300の球タンク310に当接して回動するレバー620などを備えている。また、前記したノズル630とノズルストッパー631とレバー620とを連係させるために、軸やカムあるいはリンクが形成され、各部材を付勢するためのノズルスプリング651やストッパースプリング652やレバースプリング653等が設けてある。
また、装置本体600には、レバー620の回動に連動して作動するマイクロスイッチ660が設けられ、前面枠320の開閉状態を検知するように構成してある。
装置本体600が備える球計数器610は、内部に上下方向へ連通する球通路を備え、この球通路を通過する球を検出し、例えば、球が10個通過する毎に、1パルスを発信するように構成してある。なお、球計数器610に替えて、球の計数機能を省いた同形状のダミーの球計数器を設けることもできる。
メインベース上641およびメインベース下642の上部には、ジャバラスロープ700が水平面において回動可能に取り付けられている。ジャバラスロープ700は、途中に湾曲部710を備えるパイプ状の部材であって、二分割された部材を組付手段720によって組み付けて構成してある(図18)。なお、ジャバラスロープ700の途中に設けた湾曲部710は、球の流下速度を減少させるため、すなわち球の勢いを殺すための部位である。
ジャバラスロープ700の先端には、球補給筒800を接続する。このとき、図示の実施例においては、ジャバラスロープ700に回動可能に設けた後述するスロープストッパー740によって、球補給筒800の接続を行なうように構成してある。なお、ジャバラスロープ700の形状は他の形状であってもよいし、分割して構成する必要もなく、他の構成方法を採用することも可能である。
装置本体600は、フレーム部材500に対して上下方向に移動可能に取り付けられている。そこで、フレーム部材500には、装置本体600を上下方向にスライド可能に受け入れる本体受入部550が設けてあり、また、装置本体600の縦移動を阻止するための縦ロック手段560が設けてある。この縦ロック手段560は、フレーム部材500に形成した縦方向に延びる板状の本体固定部561と、装置本体600にねじ止めする縦ストッパー部材562とで構成されている。そして、縦ストッパー部材562と装置本体600とで、本体固定部561を挟着することにより、装置本体600の上下方向の位置決めを行なう。
本体受入部550は、フレーム部材500の縁部に、複数の受入片551を縦方向に列設するとともに、装置本体600の横幅間隔を離して対向する位置に、同様に受入片551を縦方向に列設して形成してある。この本体受入部550には、装置本体600の両側面から突出している挿入部670が挿入され、この挿入部670が受入片551に係止して、装置本体600がフレーム部材500に保持される。
そして、図示の実施例では、本体固定部561としてフレーム部材500に設けた縦ラック部を、縦ストッパー部材562で挟み込むようにして、蝶ボルト563により、メインベース上641に形成した挟着部643に締め付けている。蝶ボルト563を弛めれば、縦ラック部の歯部561aと縦ストッパー部材562の歯部562aとの係合を解除することができ、これらの歯部561a、歯部562aの係合を解除した状態においては、装置本体600をフレーム部材500に対して、上下方向に自由に移動させることができる。そこで、装置本体600の上下方向の位置調整を行なうには、蝶ボルト563を弛めて、装置本体600を所望に高さに位置させ、ここで蝶ボルト563を締め込んで、装置本体600を固定すればよい。
なお、図示の実施例では、図示していないが、上下方向の位置調整の目安となるように、装置本体600のメインベース下642の側縁、すなわち挿入部670に目盛りを表示し、この目盛りにフレーム部材500の下縁を合わせるようにしている。そして、装置本体600の取付位置を、目盛りに基づいて予め定めておけば、設置後の調整作業が容易になる。
このようにして、装置本体600の上下方向の位置調整を行なえば、きわめて簡単な作業で、球補給装置100の上下方向の位置調整が可能になる。このとき、蝶ボルト563の締め付け、あるいは締め戻しの作業は、装置本体600の側面側から行なうので、きわめて簡単な作業となる。したがって、操作部位である蝶ボルト563を、直接視認できない状況であっても、作業性が落ちることがない。
次に、球補給装置100による球の補給動作を、図11〜図14を用いて簡単に説明する。遊技機300の前面枠320が開放した状態(図11)では、ノズルストッパー631はストッパースプリング652の付勢によって、ノズル630の球出口を防いでいる。また、この状態でノズル630は、ノズルスプリング651の付勢によって上昇し待機状態にある(図13(a))。
前面枠320を閉め始めると、閉止途中で球タンク310にレバー620が接触し、ストッパー下板632とストッパー止部633とが接触する準備状態になる。このときノズルストッパー631はストッパースプリング652の付勢によってノズル630の球出口を塞いでいる(図13(b))。
前面枠320の閉止をさらに進めると、レバー620がさらに回動し、このレバー620に連動してノズル630が補給開始位置に達する。このとき、ノズルストッパー631は、ストッパー下板632がストッパー止部633に係止するため、その場に留まり、ノズル630の球出口が開放されて、球タンク310に球の補給が開始される(図13(c))。そして、前面枠320が完全に閉止状態(図12)になっても、球の補給を継続して行なう(図13(d))。
また、図示の実施例では、前面枠320の開閉を検知するマイクロスイッチ660が設けてある。このマイクロスイッチ660は、リンク機構によってレバー620の動作に連動して作動するように構成してある。したがって、前面枠320が開放した状態にあり、レバー620か下降しているときは、マイクロスイッチ660はONしている(図15(a))。
前面枠320が回動して閉止途中になると、レバー620が球タンク310によって押されて回動するので、この回動に連動してリンク機構が働き、マイクロスイッチ660をオフにする(図15(b))。次いで、前面枠320の閉止をさらに続けると、レバー620がさらに回動して球の補給が開始される(図15(c))。この状態において、マイクロスイッチ660はオフを継続する。そして、前面枠320の閉止が完了した状態では、球の補給が継続して行なわれる(図15(d))。この状態においも、マイクロスイッチ660はオフを継続している。このようにして、前面枠320の開閉状態を電気的に検出可能となる。
球補給樋220の分岐装置240と球補給装置100とは、球補給筒800によって接続してある。この球補給筒800は、球補給装置100の位置調整に追従するように、可撓性を有するフレキシブルパイプからなる。このフレキシブルパイプは、例えば、コイルスプリング状のパイプであり、自由に屈曲させることができる。
球補給筒800は、上端が球補給樋220に設けた分岐装置240に接続され、下端が装置本体600のジャバラスロープ700の先端に接続される。そこで、ジャバラスロープ700の先端には、球補給筒800を挿入するホルダー部730が形成され、このホルダー部730には、球補給筒800を固定するためのスロープストッパー740が設けてある。
ホルダー部730は、例えば図18(b)に示すように、周囲に略コ字状の切欠731をジャバラスロープ700の周壁部に開設することによって、先端を自由端とするとともに、基端が周壁部に固定された、ロック用ヒンジ732を有している。このロック用ヒンジ732の内面には、針金様の金属材をコイル状に巻回して形成してある球補給筒800の外周面の螺旋状の溝810に対応する爪部733が設けてある。すなわち、爪部733は、山部と谷部とからなっており、ホルダー部730に挿入した球補給筒800を形成している金属材が、爪部733の谷部に嵌入するとともに、爪部733の山部が隣接する金属材が形成する外周面の溝810に嵌入する。このため、球補給筒800がホルダー部730から抜け難くなっている。
そして、図示の実施例では、ホルダー部730に挿入した球補給筒800がさらに抜けに難くなるように、すなわち確実な固定が可能となるように、スロープストッパー740を設けている。
スロープストッパー740は、例えば図18〜図20に示すように、ジャバラスロープ700の所定位置に突設した一対の軸部734を支点に回動可能に取り付けられる部材である。そこで、このスロープストッパー740は、一対の軸孔741を有し、この軸孔741に、前記したスロープストッパー740の軸部734を嵌入させて回動可能に取り付けている。このため、一旦取り付けた後は、スロープストッパー740が逸脱することがない。言い換えると、スロープストッパー740を紛失する虞れが全くなくなる。
スロープストッパー740は、ジャバラスロープ700のホルダー部730を抱き込むように形成した一対の止着腕742を備えている。この止着腕742は、前記した支点から遠い側の端部に、弾性変形可能に形成してある。また、止着腕742の内周側の形状は、ホルダー部730の外周形状に対応して、先端側に厚肉部743が形成してある。したがって、スロープストッパー740を回動させたときには、止着腕742の厚肉部743がホルダー部730の最大直径部分に係止するが、さらに回動を続けると、止着腕742が弾性変形して最大直径部分をかわすことができる。そして、止着腕742が戻り変形すると、止着腕742の内周面と、ホルダー部730の外周面とが対峙することになる。すなわち、止着腕742の中に、ホルダー部730を保持することができる。
このとき、図示の実施例では、止着腕742の先端付近の内面に設けた、ロック用の突起744が、ホルダー部730の外面に設けた窪み部735に嵌合する。このため、スロープストッパー740が不必要に回動することを確実に防止することができる。
また、スロープストッパー740には、ジャバラスロープ700のホルダー部730に設けた一対のロック用ヒンジ732を、ホルダー部730の外側から拘束して押圧するヒンジ押え片745が設けてある。このヒンジ押え片745によって、ロック用ヒンジ732を外側から押圧すると、ロック用ヒンジ732の内面側に設けた爪部733と、球補給筒800の溝810との嵌合がより確実になるので、確実なロックが可能になる。
さらに、このロック用ヒンジ732の外側面、すなわち前記した爪部733を設けた面とは反対側の面、を若干盛り上げることによって、拡幅部737を形成している。このため、ヒンジ押え片745による押圧力が増すように作用するので、さらに確実なロックが可能になる。
一方、ジャバラスロープ700のホルダー部730には、前記したロック用ヒンジ732の変形を防止するためのロック用ヒンジ変形防止板736が設けてある。このため、切欠731を設けて形成したロック用ヒンジ732が変形することを防止することができる。なお、このロック用ヒンジ変形防止板736と、ホルダー部730の外周面との間に、前記したヒンジ押え片745の先端が嵌入するようになっている。
このようなジャバラスロープ700およびスロープストッパー740によれば、球補給筒800を確実に接続することができ、振動などで球補給筒800が外れる虞れがない。また、スロープストッパー740は、軸部734を支点にして回動させると、止着腕742が弾性変形して最大直径部分をかわし、この最大直径部分をかわした直後に、戻り変形するとともにロック用突起744が窪み部735に嵌合する。このため、操作にめりはりが生まれるので、作業者は、現在どの段階にあるのかを容易に理解することができ、確実な操作が可能になる。すなわち、止着腕742が一旦開いてホルダー部730を抱え込み、ロック用突起744が窪み部735にカチッと嵌合したことが操作中の感触によって容易に理解することができる。
また、スロープストッパー740が、ジャバラスロープ700に対して軸着されているので、回転操作が可能であるばかりではなく、スロープストッパー740の紛失防止に役立っている。
以上、本発明を図示の実施例について説明したが、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限り適宜に実施できる。
100 球補給装置
200 遊技機島
210 幕板
220 球補給樋
230 ランプ板
240 分岐装置
300 遊技機
310 球タンク
320 前面枠
400 レール部材
410 受入部
411 基板部
412 上突出片
413 下突出片
420 ラック部
421 ラック歯
430 スライドレール
500 フレーム部材
510 突起部
511 当接部
520 係合腕部
521 基端部
522 ヒンジ部
530 挿入支持部
531 上嵌入片
532 下嵌入片
540 横ロック手段
541 横ストッパー装着部
542 横ストッパー部材
543 操作片
544 解除部
545 抑止部
546 嵌合凹部
547 半球部
550 本体受入部
551 受入片
560 縦ロック手段
561 本体固定部
562 縦ストッパー部材
563 蝶ボルト
571 ベース板
572 上スライド片
581 弾性脚片
582 嵌合突起
600 装置本体
610 球計数器
620 レバー
630 ノズル
631 ノズルストッパー
632 ストッパー下板
633 ストッパー止部
641 メインベース上
642 メインベース下
643 挟着部
651 ノズルスプリング
652 ストッパースプリング
653 レバースプリング
660 マイクロスイッチ
670 挿入部
700 ジャバラスロープ
710 湾曲部
720 組付手段
730 ホルダー部
731 切欠
732 ロック用ヒンジ
733 爪部
734 軸部
735 窪み部
736 ロック用ヒンジ変形防止板
737 拡幅部
740 スロープストッパー
741 軸孔
742 止着腕
743 厚肉部
744 ロック用突起
745 ヒンジ押え片
800 球補給筒
810 溝

Claims (3)

  1. 遊技機の前面枠が閉止しているときに、遊技機島に配設した球補給樋から遊技機の球タンクに球を補給し、遊技機の前面枠が開放しているときは、球の補給を停止する遊技機の球補給装置であって、
    前記球補給装置は、遊技機島を構成している構造材に固定するレール部材と、前記レール部材に沿って水平方向の位置調整が可能なフレーム部材と、前記フレーム部材に対して上下方向の位置調整が可能な装置本体と、を備え、
    前記装置本体には、前記球補給樋から分岐する球補給筒を接続するジャバラスロープと、遊技機の前記球タンクに当接して回動するレバーと、前記レバーの回動と連動して前記球タンクに球を導入するノズル、および前記ノズルから流出する球が係止して流出を止めるノズルストッパーと、を設け、
    前記ジャバラスロープの先端側に、前記球補給筒の下端を挿入するホルダー部を形成し、
    前記ホルダー部には、先端を自由端とするとともに基端が前記周壁部に連設されて弾性変形可能なロック用ヒンジを形成し、
    前記ロック用ヒンジを縮径方向へ押圧するヒンジ押え片を設けたスロープストッパーを、一端部付近に設けた支軸によって前記ホルダー部に回動可能に軸着し、
    前記スロープストッパーには、前記支軸と反対側の端部に、前記ホルダー部を抱き込むように形成した一対の止着腕を弾性変形可能に形成し、
    前記スロープストッパーの止着腕が弾性変形して前記ホルダー部の最大直径部分をかわすことにより、前記スロープストッパーを、前記ホルダー部に装着することを特徴とする遊技機の球補給装置。
  2. 前記止着腕の先端付近の内面にロック用の突起を設け、この突起と前記ホルダー部の外面に設けた窪み部とが嵌合するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の遊技機の球補給装置。
  3. 前記ロック用ヒンジの内面に爪部を設け、前記スロープストッパーを回動させて前記ホルダー部に装着したときに、前記ロック用ヒンジが前記ヒンジ用押え片によって押圧されて前記爪部が、前記球補給筒の外周面が備える溝に嵌入するように構成したことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機の球補給装置。
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