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JP5157325B2 - インク容器及びインク容器の製造方法 - Google Patents

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JP5157325B2
JP5157325B2 JP2007225271A JP2007225271A JP5157325B2 JP 5157325 B2 JP5157325 B2 JP 5157325B2 JP 2007225271 A JP2007225271 A JP 2007225271A JP 2007225271 A JP2007225271 A JP 2007225271A JP 5157325 B2 JP5157325 B2 JP 5157325B2
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Description

本発明は、インク室内に設けられた支軸に対して回動可能な回動部材を有するインク容器並びにその製造方法に関する。
従来より、インクを用いて記録用紙(被記録媒体)に画像を記録する画像記録装置が知られている。この画像記録装置は、インクジェット方式の記録ヘッドを備え、記録ヘッドのノズルからインク滴を記録用紙へ向けて選択的に噴出する。このインク滴が記録用紙に着弾することによって、記録用紙に所望の画像が記録される。この画像記録装置には、記録ヘッドへ供給するインクを貯蔵するインク容器が設けられる。このインク容器は、カートリッジ形式が採用されて、画像記録装置に対して着脱可能とされることが多い。インク容器内のインクが無くなると、そのインク容器が画像記録装置から取り外されて、新しいインク容器が画像記録装置に装着される。このようなインク容器の交換時期を判定するために、インク容器内のインク残量を検知する手段が提案されている。
前述されたインク容器の一例として、特許文献1には、フロート61がインク室31内に可動に設けられた構成が開示されている。このフロート61は、連結部材62の一端に設けられており、連結部材の62の他端には遮光板60が設けられている。そして、連結部材62の中心は、円柱形状の回動軸62aによって回転可能に支持されている。このように構成されたフロート61は、浮力を利用してインクの貯留量によって変位し、その変位が連結部材62の回動となって遮光板60を姿勢変化させる。この遮光板60の姿勢変化を光学的に検知することによって、インク室31内のインク量が判定される。なお、同様の構成が特許文献2にも開示されている。
特開2005−262564号公報 特開2005−262565号公報
前述されたインク容器のカートリッジ本体20は、合成樹脂の成形品が採用される。そして、回動軸62aは、カートリッジ本体20と一体的に成形される。一般に合成樹脂の成形品には、バリやパーティングラインによる段差などが生じうるので、回動軸62aの周面を平滑にすることが難しい。
また、インク容器において、インク内へ気体が溶解することを抑制すべくインク室31を減圧したり、インク容器を減圧包装したりするが、その際に生じる気圧差によってインク室31内の回動軸62aが変形するおそれがある。回動軸62aを変形しうる外力は、気圧差だけに限らず、輸送の際などに生じる衝撃などによって生ずることが想定される。回動軸62aが変形すると、連結部材62の滑らかな回動が実現されず、浮力によってフロート61が必ずしも変位しない場合が生じ、インク量の判定が不正確となりうる。
また、インク容器のカートリッジ本体20について、想定される外力に対して十分な剛性を付与することも考え得るが、インク室31内の気圧調整のために、内外の気圧差によってカートリッジ本体20が変形することが好ましい場合もある。また、連結部材62が回動する範囲には補強リブなどを設けることが難しいので、回動軸62aの周囲には比較的大きな空間が存在し、カートリッジ本体20が変形し易くなっている。さらには、画像記録装置には小型化、薄型化、軽量化の要請があり、これに伴って、インク容器も小型化、薄型化、軽量化が要請される。したがって、カートリッジ本体20の肉厚を増したり、金属のように比較的重い素材をフレームに用いることは好ましくない。
本発明は、前述された問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、インク室において回動する回動部材の軸となる支軸の変形を防止する手段を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、回動部材の円滑な回動を実現することにある。
(1) 本発明にかかるインク容器は、インクが収容されるインク室を区画し、当該インク室の少なくとも一部に開口を有するフレームと、上記フレームの開口を覆うフィルム状の第1壁材と、上記第1壁材と対向する第2壁材と、上記第1壁材と上記第2壁材との間に渡って設けられ、上記フレームの素材より剛性の高い素材からなる支軸と、軸孔を有し、上記軸孔に挿通された上記支軸に回動可能に支持された回動部材と、を具備する。
フレームの開口に第1壁材が設けられて、インクを収容可能なインク室が形成される。このインク室において、第1壁材と第2壁材とが対向する。支軸は、第1壁材と第2壁材との間に渡って設けられており、この支軸を軸として回動部材がインク室において回動可能である。支軸はフレームの素材より剛性の高い素材からなるので、第1壁材がインク室の内側へ撓む外力が付与されても、支軸が変形しない。
(2) 上記フレームは、上記インク室と外部とを連通する孔と、当該孔を閉塞する蓋部材とを有し、上記インク室は、インクを収容した状態で大気圧より負圧に維持されるものであってもよい。
蓋部材が孔を閉塞すると、インク室内が気密になる。そのインク室が大気圧より負圧にされると、フィルム状の第1壁材がインク室の内部側へ撓むが、前述されたように、支軸が変形することはない。
(3) 上記支軸の両端に、上記第1壁材又は上記第2壁材を支持する支持部材がそれぞれ設けられてもよい。
支持部材が第1壁材及び第2壁材を面で支持するので、支軸近傍において、第1壁材がインク室の内側へ撓まない。
(4) 上記フレームは合成樹脂製であり、かつ上記支軸は金属製であることが想定される。
(5) 上記支軸は、ステンレス鋼からなるものがあげられる。
(6) 上記支軸の円周面が平滑であってもよい。これにより、回動部材の回動が円滑となる。
(7) 上記フレームは、両側面が開口され、当該開口に上記第1壁材及び上記第2壁材がそれぞれ設けられて略直方体形状をなすものであり、かつ上記第2壁材がフィルム状のものであってもよい。
第2壁材がフィルム状なので、第2壁材もインク室の内側へ撓みうるが、前述されたように支軸が変形しない。
(8) 上記回動部材は、上記支軸から少なくとも2方向へ延出され、その第1端が所定位置で静止された第1姿勢と当該第1端が上記所定位置から離間された第2姿勢との間で姿勢変化するアームであり、上記アームの第2端に、上記インク室内のインク量に応じて変位する浮力体が設けられてもよい。
(9) 上記フレームは、その内部空間が上記インク室と連続する中空の透光領域を有し、上記アームは、その第1端が上記透光領域内で姿勢変化するものであってもよい。
(10) 本インク容器は、インクジェットプリンタに対して着脱可能であってもよい。これにより、本インク容器が交換可能なインクカートリッジとして使用できる。
(11) 本発明にかかるインク容器の製造方法は、インクが収容されるインク室を区画し、当該インク室の少なくとも一部に開口を有するフレームと、上記フレームの開口を覆うフィルム状の第1壁材と、上記第1壁材と対向する第2壁材と、上記第1壁材と上記第2壁材との間に渡って設けられ、上記フレームの素材より剛性の高い素材からなる支軸と、軸孔を有し、上記軸孔に挿通された上記支軸に回動可能に支持された回動部材と、を具備するインク容器に適用され、上記インク室にインクを注入する第1工程と、上記インク室内を大気圧に対して負圧とする第2工程と、を含む。
インク室には、インクを注入可能な孔が予め形成されているか、又はインクを注入する際に形成される。第1工程において、その孔を通じてインク室にインクが注入される。第1壁材と第2壁材との間は、支軸によって離間されているので、フィルム状の第1壁材がインク室の内側へ撓んでインク室の容量が減少することがない。また、第2工程において、インク室内を大気圧に対して負圧としても同様である。
本発明にかかるインク容器によれば、インク室において対向する第1壁材と第2壁材との間に、フレームの素材より剛性の高い素材からなる支軸が設けられているので、第1壁材がインク室の内側へ撓む外力が付与されても、支軸が変形しない。
また、本発明にかかるインク容器の製造方法によれば、第1壁材と第2壁材との間が、剛性の高い支軸によって離間されているので、フィルム状の第1壁材がインク室の内側へ撓んでインク室の容量が減少することがない。これにより、インク容器を製造する際に、またはインク容器にインクを再充填する際に、インク室内にインクを効率よく注入することができる。
以下、適宜図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態は本発明を具体化した一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本発明の実施形態に係るインクカートリッジ10の外観形状を示す斜視図であり、(A)には、挿入方向30の前方側から見た斜視図が示されており、(B)には、挿入方向30の後方側から見た斜視図が示されている。図2は、インクカートリッジ10の分解斜視図である。図3は、インクカートリッジ10の側面図である。なお、図3(B)には、インク容器20が破線で示されている。図4は、インク容器20の拡大斜視図である。図5は、インク容器20の内部構造を示す側面図である。なお、図5では、フィルム65が省略されている。図6は、インク容器20の分解斜視図である。図7は、アーム70の外観形状を示す斜視図である。
インクカートリッジ10は、インクジェット方式のプリンタなどに代表される記録装置に装着されて使用される。詳細な説明は省略するが、インクカートリッジ10は、記録装置が備えるカートリッジ収容部に着脱可能に構成されており、上記カートリッジ収容部に対して、図1に示される状態で矢印30の方向(以下「挿入方向30」と称する。)に挿入されて装着される。インクカートリッジ10が装着されると、インクカートリッジ10に収容されたインクが記録装置の記録ヘッドへ供給可能となる。
図1に示されるように、インクカートリッジ10は、扁平形状の略六面体として構成されている。詳細には、インクカートリッジ10は、幅方向(矢印31の方向)に細く、高さ方向(矢印32の方向)及び奥行き方向(矢印33の方向)が上記幅方向よりも長い略直方体形状に形成されている。
図1及び図2に示されるように、インクカートリッジ10は、大別して、インク容器20(本発明のインク容器の一例)と、ハウジング26と、スライダ27と、コイルバネ23,24とを備えている。インクカートリッジ10の外装はハウジング26及びスライダ27で構成されている。
ハウジング26は、インク容器20を保護するものである。このハウジング26によって、インク容器20の前面41(挿入方向30の前方側の面)を除く略全体が覆われている。ハウジング26は、インク容器20を2方向(図2の左右方向)から挟み込む第1カバー21及び第2カバー22から構成されている。図2に示されるように、第1カバー21は、インク容器20の右側面46(挿入方向30の前方側から見て右側の面)に取り付けられている。具体的には、第1カバー21の内面に設けられた複数の係合爪12がインク容器20に形成された係合溝13に嵌め入れられることによって、第1カバー21がインク容器20に取り付けられる。これにより、第1カバー21によってインク容器20の右側面46が覆われる。一方、第2カバー22は、インク容器20の左側面45(挿入方向30の前方側から見て左側の面)に、第1カバー21と同様の取付方法で取り付けられている。これにより、第2カバー22によってインク容器20の左側面45が覆われる。なお、これらのカバー21,22は、インク容器20を構成するフレーム50や大気連通バルブ80、インク供給バルブ90などと干渉しない形状に形成されている。
スライダ27は、インクカートリッジ10が運搬される際に、インク容器20が具備する大気連通バルブ80やインク供給バルブ90などを保護するものである。なお、大気連通バルブ80及びインク供給バルブ90については、インク容器20とともに後段で詳述する。スライダ27は、インク容器20との間にコイルバネ23,24を介在させた状態でインク容器20に着脱可能に取り付けられている。本実施形態では、インク容器20の前面41の上部に穿設されたバネ受け23Aにコイルバネ23が装着され、前面41の下部に穿設されたバネ受け24Aにコイルバネ24が装着されており、バネ受け23Aの上部及びバネ受け24Aの下部それぞれに設けられた係合爪15,16が、スライダ27に形成された係合溝17,18それぞれに嵌め入れられることによって、ハウジング26の前方部(挿入方向30の前方側の部位)28を覆うようにしてスライダ27が取り付けられている。
また、本実施形態では、スライダ27は、ハウジング26の前方部28に沿って奥行き方向(矢印33の方向)へスライドするように設けられている。図3(A)には、スライダ27がインク容器20の前面41に最も近づけられた第2位置に配置された状態が示されており、図1及び図3(B)には、スライダ27がインク容器20の前面41から最も離された第1位置に配置された状態が示されている。スライダ27がスライドされて第2位置に配置されると、インク供給バルブ90がスライダ27から外部へ露出される。一方、スライダ27が第1位置にある状態では、大気連通バルブ80及びインク供給バルブ90がスライダ27内に配置される。なお、スライダ27のスライド機構は本発明に直接関係しないため、ここでは詳細な説明を省略する。
次に、図4から図7を参照して、インク容器20について詳細に説明する。図4に示されるように、インク容器20は、扁平形状の略六面体として構成されている。インクカートリッジ10が記録装置のカートリッジ収容部(不図示)に装着されると、インク容器20は、スライダ27が第2位置にある状態で上記カートリッジ収容部に収められる。なお、本実施形態では、図4から図6に示されるように、インク容器20において、挿入方向30の前方側の面を前面41、挿入方向30の後方側の面を後面42、鉛直上方側の面を上面43、鉛直下方側の面を下面44とする。また、前面41、後面42、上面43、下面44それぞれに隣接し、互いに対向する2つの面を左側面45及び右側面46とする。前面41から見て左側が左側面45であり、右側が右側面46である。本実施形態では、一対の左側面45及び右側面46がインク容器20において最大面積となっている。
インク容器20は、大別して、フレーム50(本発明のフレームの一例)と、アーム70(本発明の回動部材に相当)と、支持ブロック170(本発明の支持部材に相当)と、バネ材150と、大気連通バルブ80(本発明の蓋部材に相当)と、インク供給バルブ90と、フィルム65(図6参照、本発明の第1壁材及び第2壁材の一例)とにより構成されている。
フレーム50は、インク容器20の筐体を構成する部材であり、インク容器20の六面41〜46を形成する。したがって、インク容器20の六面41〜46は、フレーム50の六面に一致する。以下において、インク容器20の各面に付された符号を用いてフレーム50の各面を示す。
フレーム50は、透光性のある透明又は半透明の合成樹脂で構成されており、例えば、合成樹脂を射出成形することにより得られる。合成樹脂としては、ポリアセタールやナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが該当する。
図4に示されるように、フレーム50は、外周壁51と、複数の内壁52とを備える。内壁52は、外周壁51の内側に配設されている。外周壁51及び内壁52は、フレーム50として一体に形成されている。外周壁51及び内壁52は、インク容器20の左側面45から右側面46に渡って設けられている。外周壁51は、内部に空間(インク室100に相当)を形成するように、前面41、上面43、後面42、下面44に概ね沿って環状に配設されている。これにより、フレーム50の側面45,46それぞれに開口57が形成される。つまり、フレーム50は、左側面45及び右側面46それぞれが開放されている。
図6に示されるように、フレーム50の側面45,46それぞれに、透明な樹脂で構成された薄肉状のフィルム65が周知の熱溶着法によって溶着されている。具体的には、外周壁51の幅方向31の両端部にフィルム65が溶着される。これにより、フィルム65によって開口57が覆われて、外周壁51とフィルム65とによって囲まれた空間がインク室100として区画される。このように区画されたインク室100にインクが収容される。一対のフィルム65は、フレーム50における対向位置に設けられて、インク室100の対向壁を形成している。この対向壁がインク室100において最も近接する対向壁である。なお、フレーム50に代えて、例えば、一方の側面45だけが開放された器状のフレームを用いることも可能である。この場合、上記フレームにおいて開放された側の面がフィルム65で溶着されることにより、インク室100が区画される。
内壁52は、外周壁51で囲まれた領域内に配設されている。フレーム50には、インク室100の上部空間を幅方向31の中央で仕切り分ける仕切り板53が外周壁51と一体に設けられている。内壁52は、仕切り板53に一体に設けられている。この内壁52の幅方向31の両端部にもフィルム65が溶着されている。これにより、フィルム65の撓みを抑制することができる。また、第1カバー21及び第2カバー22がインク容器20側に変形したとしても、内壁52によって第1カバー21及び第2カバー22の変形が規制される。これにより、インク容器20やフィルム65の破損が軽減される。なお、インク室100の下部、つまり、仕切り板53の下方の空間102(図6参照)は、後述するアーム70及び支持ブロック170が配置されるため、幅方向31に渡って仕切り分けられておらず、左側面45から右側面46へ貫通している。
フィルム65は、合成樹脂製の複数のフィルムが積層されて構成されており、多層構造を有する。具体的には、フィルム65は、フレーム50と同じ材質からなる第1シートと、ナイロンからなる第2シートと、ポリエチレンテレフタレートからなる第3シートとがインク室100側から外方向へ順次接合された3層構造を有する。つまり、インク室100側の第1シートは、フレーム50と同じ材質で構成されている。なお、本実施形態では、合成樹脂製のフィルム65を用いることとしたが、例えば、金属箔を合成樹脂製のフィルムで挟みようにして構成された薄肉状のフィルムを用いることも可能である。もちろん、合成樹脂以外の素材(パルプ、金属、天然樹脂など)で構成されたフィルムを用いてもかまわない。
外周壁51の幅方向(矢印31の方向)の中心に軸受リブ74(図6参照、本発明の支持部材に相当)が立設されている。図6に示されるように、軸受リブ74は、前面41及び下面44で形成されるコーナー付近の外周壁51に設けられている。軸受リブ74は、外周壁51の右側面46寄りの端部に立設されて、その外側面がフィルム65の表面に沿った平面をなしている。軸受リブ74の左側面45側の面に、円孔状の軸受け67が形成されている。図6に示されるように、この軸受け67に、円柱状のbが嵌め入れられ、更に、支軸77にアーム70の軸孔78が挿通される。なお、支軸77の他端は、支持ブロック170側で支持される。
図4及び図5に示されるように、フレーム50の後面42にインク注入部105が形成されている。インク注入部105は、後面42からインク室100側に穿設された略円筒状の孔である。インク注入部105は、後面42の下端付近においてフレーム50と一体に形成されている。インク注入部105は、インク室100に連通している。インク注入部105を通じてインクがインク室100へ注入される。インクの注入手法は後述される。
フレーム50の前面41には、検知窓140(本発明の透光領域の一例)が形成されている。検知窓140は、インク室100に収容されているインクの量を視覚的或いは光学的に検知するためのものである。検知窓140は、フレーム50と一体に形成されている。したがって、検知窓140は、フレーム50と同じ材質、つまり、透光性のある透明又は半透明の樹脂材料で構成されている。そのため、検知窓140は、外部からの光を透過することができる。なお、検知窓140には、記録装置に取り付けられたフォトインタラプタなどの光センサによって光が照射される。光センサは発光素子と受光素子とを有する。本実施形態では、発光素子から出射された光が側壁140Bに照射され、側壁140Bを透過した検出光が上記受光素子によって受光される。
検知窓140は、インク容器20の前面41の中段付近からインク容器20の外側(図5における右向き)へ向かって突設されてる。この検知窓140は、図示されるように、略矩形状の5つの壁面で区画され、内部が中空状の略箱状に形成されている。具体的には、検知窓140は、前面41に平行で、前面41から外向きに所定距離だけ離間した矩形状の前壁140Aと、この前壁140Aの幅方向の二辺を含む一対の側壁140Bと、前壁140Aの上辺を含む上壁140Cと、前壁140Aの下辺を含む下壁140Dとにより区画されている。なお、前壁140Aの幅(幅方向31の寸法)は、前面41の幅よりも小さく形成されている。
図5に示されるように、検知窓140の内部には、前壁140A、側壁140B、上壁140C及び下壁140Dによって囲まれた空間142が形成される。検知窓140のインク室100側には壁は設けられておらず、空間142がインク室100へ連続して通じている。この空間142に対して、アーム70のインジケータ部72が進入或いは離間する。図5には、空間142内の所定位置にインジケータ部72が進入した第1姿勢が実線で示されている。なお、アーム70の構成は後述される。
検知窓140の上部に大気連通バルブ80が設けられている。大気連通バルブ80は、フレーム50の前面41の上部に穿設された大気連通用の貫通孔81(図6参照)を開放又は閉塞する弁機構として構成されている。この大気連通バルブ80は、主として、バルブ本体87、バネ86、シール部材83、キャップ85などの部材で構成されている。大気連通バルブ80は、常時は、貫通孔81を気密に閉塞しており、インクカートリッジ10が記録装置に装着されると、大気連通バルブ80が作動して、貫通孔81が開放される。これにより、インク室100内の空気層が大気圧と同圧になる。なお、本実施形態では、大気連通バルブ80が貫通孔81を開閉するが、本発明における蓋部材として、貫通孔81にフィルム(蓋部材に相当)を貼り付けて閉塞し、使用に際してこのフィルムを剥がして貫通孔81を開放する態様を採用してもよい。
検知窓140の下方にインク供給バルブ90が設けられている。インク供給バルブ90は、フレーム50の前面41の下部に穿設されたインク供給用の貫通孔91を開放又は閉塞する弁機構として構成されている。このインク供給バルブ90は、主として、バルブ本体97、バネ96、バネ受け94、シール部材93、キャップ95などの部材で構成されている。インク供給バルブ90は、常時は、貫通孔91を閉塞しており、インクカートリッジ10が記録装置に装着されると、図示しないインクニードルによってインク供給バルブ90が作動して、貫通孔91が開放される。これにより、インク室100内のインクを上記インクニードルを通じて記録装置側へ供給することが可能となる。
以下、図5から図7を参照しながら、アーム70の構成について詳細に説明する。アーム70は、インク室100に収容されたインクの液量を検知するための部材である。アーム70の一方端(第1端)に、空間142に対して進入し或いは空間142から離間するインジケータ部72が設けられている。また、アーム70の他方端(第2端)にフロート部73(本発明の浮力体の一例)が設けられている。
アーム70は、その略中心部に軸孔78が形成されている。この軸孔78に支軸77が挿通される。支軸77はアーム70を回動自在に支持するためのものであり、その一端は、軸受リブ74に形成された軸受け67(図6参照)に支持され、その他端は支持ブロック170に支持される。アーム70が支軸77で軸支されることによって、インク室100内において矢印35(図5参照)の方向へ揺動可能に支持される。
支持ブロック170は、フレームと同じ合成樹脂から成形されており、軸受リブ74と対向して配置されている。具体的には、支持ブロック170は、外周壁51の左側面45寄りの端部に立設されて、その外側面がフィルム65の表面に沿った平面をなしている。図6には現れていないが、支持ブロック170の右側面46側の面には、円孔状の軸受けが形成されており、軸受け67と一対として、支軸77の他端を支持している。
支軸77は、金属製であって、その円周面が平滑である。支軸77に採用される金属材料としてステンレス鋼があげられ、円柱形状の支軸77の円周面を研磨等により平滑に加工できる。もちろん、支軸77に採用する金属材料としてステンレス鋼以外を採用してもよい。要するに、支軸77は、フレーム50に採用される合成樹脂より剛性の高い材料から作製されていればよい。
フロート部73は、例えば、内部が中空状に形成されており、インクなどの液体に対して浮力を有する浮力体の役割を担っている。したがって、フロート部73は、インク量が所定量以下になると上方へ変位する。これにより、フロート部73の変位に応じてアーム70が回動する。本実施形態では、インク中において、軸孔78からフロート部73に至る第2部位76が浮き上がるようにフロート部73が形成されている。なお、フロート部73を中空形状とせず、フロート部73自体をインクの比重よりも小さい比重の素材で形成してもよい。
インジケータ部72は、インク室100内のインクの残量を指し示すためのものである。アーム70が図5において時計方向へ回動されると、インジケータ部72が検知窓140の空間142に進入する。空間142に進入したインジケータ部72は、検知窓140の下壁140Dの内面に当接して、それ以上の回動が阻止される。これにより、アーム70が第1姿勢となる。一方、アーム70が図5において反時計方向へ回動されると、インジケータ部72が下壁140Dの内面から離間する第2姿勢に変化する。アーム70は、第2姿勢において、インジケータ部72が下壁140Dの内面から所定距離だけ隔てた位置で静止する。
本実施形態では、アーム70は、軸孔78からフロート部73に至る第2部位76が軸孔78からインジケータ部72に至る第1部位75よりも重量が大きくなるように形成されている。したがって、空気中においては、第2部位76が第1部位75よりも重い。そのため、インク室100にインクが入っていない状態では、アーム70は、支軸77を中心にして、図5において反時計方向へ回動する。これにより、インジケータ部72が検知窓140の空間142から離間する。つまり、インジケータ部72が空間142から離間していることは、インク室100にインクが入っていないことを意味する。なお、フロート部73の下端がインク室100の底面に当接すると、アーム70の回動が停止して、アーム70が第2姿勢に維持される。
一方、インク室100に所定量以上のインクが貯留されている状態、言い換えれば、フロート部73がインク液中にある状態では、フロート部73に浮力が発生する。この浮力によって、第1部位75と第2部位76との重量の均衡が逆転する。すなわち、インク中では、フロート部73の重力方向に働く力はインジケータ部72の重量方向に働く力よりも小さくなる。したがって、アーム70は、支軸77を中心にして、図5において時計方向へ回動する。このとき、インジケータ部72は検知窓140の空間142に進入して、インジケータ部72の下端が下壁140Dの内面に当接した第1姿勢で保持される。つまり、インジケータ部72が空間142に進入していることは、インク室100に所定量以上のインクが貯留されていることを意味する。
上述のようにアーム70が動作するため、空間142におけるインジケータ部72の位置を検知窓140の外部から目視で確認し、或いは、フォトインタラプタなどの光センサで監視することで、インク室100内のインクの液量が一定量以上あるかどうかを検知することができる。言い換えれば、インジケータ部72の動きによって、インク室100内のインクの量が目視或いは光センサにより外部から判別できる。なお、本実施形態では、インク室100内において回動するアーム70を用いてインク量の判定を行うこととしているが、インクの液面に追従して移動するフロートを用いてインク量を判定することとしてもよい。
図5に示されるように、アーム70の周囲にバネ材150が取り付けられている。バネ材150は、例えばワイヤーや針金などの線状鋼材を屈曲成形することにより製作される。バネ材150は、主として、端部151,152、保護部153,154、連結部155から構成される。図6に示されるように、フレーム50に形成された掛け部131に連結部155が係止され、軸受リブ74に形成された孔(不図示)及び支持ブロック170に形成された孔183に端部151,152が挿入されることによって、フレーム50にバネ材150が固定される。
図5に示されるように、フレーム50に固定されたバネ材150は、アーム70のフロート部73を取り囲む。詳細には、フレーム50の左側面45側に保護部153が配置され、右側面46側に保護部154が配置されることによって、フロート部73の両側が保護部153,154によって囲まれる。これら保護部153,154は、上下方向に略V字形状に折り曲げられるているので、アーム70の姿勢変化に伴って移動するフロート部73がいずれの位置にあっても、フロート部73の両側に保護部153,154が存在する。
保護部153,154は、弾性変形可能なので、フィルム65が外力を受けてインク室100側へ撓むと、その外力によってフィルム65とともにフロート部73側へ弾性変形するが、その外力が消失或いは減衰すると、弾性復帰して、インク室100側へ撓んだフィルム65の一部を外側へ、つまりフロート部73から離間させる方向へ付勢する。
以下、インク容器20にインクを充填してインク容器20を製造する方法について説明する。本インク容器の製造方法は、主として、インク室100にインクを注入する第1工程と、インク室100内を大気圧に対して負圧とする第2工程とからなる。なお、アーム70や支軸77、バネ材150、支持ブロック170、大気連通バルブ80、インク供給バルブ90などは、フレーム50に組み付けられており、そのフレーム50に左側面45及び右側面46にフィルム65がそれぞれ溶着されている。
前述されたように、インク室100にインクを注入するためのインク注入部105が設けられている。したがって、インク注入部105に、インクを注入するためのノズルなどを接続してインク室100へ所定量のインクを注入する。この第1工程に先だって、或いは第1工程と共に、第2工程が行われる。すなわち、インク室100内が大気圧に対して負圧とされる。具体的には、インク室100内の空気を吸引排気してインク室100内の圧力を真空に近い圧力まで減圧する。その後、インク室100内外の圧力差を利用してインク注入部105からインクをインク室100内に注入する。このようなインクの注入手法は、減圧注入法或いは真空注入法と呼ばれる。インク室100が減圧されることにより、インクに空気が溶解することが抑制され、インク室100における気泡の発生が抑制される。
インクの注入後は、大気連通バルブ80が閉塞されることによって、インク室100内の気体層の圧力が大気圧よりも低い圧力に維持される。したがって、インク室100内外の圧力差によって、フィルム65がインク室100側に撓む。このインク容器20に、ハウジング26及びスライダ27が組み付けられてインクカートリッジ10とされる。また、必要に応じて、インクカートリッジ10は、更に袋形状の外装材に入れられて、その外装材内の空気を排出してパッキングされる。つまり、インクカートリッジ10は外装材によって減圧包装される。
このような減圧による外力は支軸77にも作用するが、支軸77はステンレス鋼から作製されているので軸方向の圧縮強度がフレーム50より高く、フィルム65に作用する外力によって変形することがない。また、支軸77の両端に配設された軸受けリブ74及び支持ブロック170が、各フィルム65を面で支持するので、フィルム65が空間102側へ撓むことが防止される。
インクカートリッジ10は、使用に際して外装材から取り出され、記録装置が備えるカートリッジ収容部に装着される。その装着の際に、大気連通バルブ80が開放される。これにより、インク室100内の気体層が大気圧となって、フィルム65を撓ませていた外力が消失する。
また、インク容器20のインクが消耗されると、インク容器20に再度インクを充填してもよい。インクの再充填において、前述された第2工程は省略されてもよい。インク室100からインクが消失すると、フィルム65に対するインクの圧力が消失するので、フィルム65がインク室100側へ撓むこともあり得るが、後述されるように、フィルム65のは支軸77、並びに軸受けリブ74及び支持ブロック170によって支持されているので、フィルム65が空間102側へ撓むことがない。これにより、フィルム65の撓みによるインク室100の容量が減少することが無く、インク室100へのインクの再充填を容易に行うことができる。
このようにインク容器10によれば、インク室100において対向配置されるフィルム65の間に、フレーム50の素材より剛性の高い素材からなる支軸77が設けられているので、フィルム65がインク室100の内側へ撓む外力が付与されても、支軸77が変形しない。これにより、インク室100内においてアーム70が円滑に回動して、正確なインク量検知が実現される。
また、支軸77の円周面が平滑であるので、アーム70の回動が円滑となって、より正確なインク量検知が実現される。
図1は、本発明の実施形態に係るインクカートリッジ10の外観形状を示す斜視図であり、(A)には、挿入方向30の前方側から見た斜視図が示されており、(B)には、挿入方向30の後方側から見た斜視図が示されている。 図2は、インクカートリッジ10が分解された状態を示す分解斜視図である。 図3は、インクカートリッジ10の側面図である。 図4は、インク容器20の拡大斜視図である。 図5は、インク容器20の内部構造を示す側面図である。 図6は、インク容器20の分解斜視図である。 図7は、アーム70の外観形状を示す斜視図である。
10・・・インクカートリッジ
20・・・インク容器
50・・・フレーム
65・・・フィルム(第1壁材、第2壁材)
70・・・アーム(回動部材)
73・・・フロート部(浮力体)
74・・・軸受けリブ(支持部材)
77・・・支軸
80・・・大気連通バルブ(蓋部材)
100・・・インク室
140・・・検出窓(透光領域)
170・・・支持ブロック(支持部材)

Claims (11)

  1. インクが収容されるインク室を区画し、当該インク室の少なくとも一部に開口を有するフレームと、
    上記フレームの開口を覆うフィルム状の第1壁材と、
    上記第1壁材と対向する第2壁材と、
    上記第1壁材と上記第2壁材との間に渡って設けられ、上記フレームの素材より剛性の高い素材からなる支軸と、
    軸孔を有し、上記軸孔に挿通された上記支軸に回動可能に支持された回動部材と、を具備するインク容器。
  2. 上記フレームは、上記インク室と外部とを連通する孔と、当該孔を閉塞する蓋部材とを有し、
    上記インク室は、インクを収容した状態で大気圧より負圧に維持される請求項1に記載のインク容器。
  3. 上記支軸の両端に、上記第1壁材又は上記第2壁材を支持する支持部材がそれぞれ設けられた請求項2に記載のインク容器。
  4. 上記フレームは合成樹脂製であり、かつ上記支軸は金属製である請求項1から3のいずれかに記載のインク容器。
  5. 上記支軸は、ステンレス鋼からなる請求項4に記載のインク容器。
  6. 上記支軸の円周面が平滑である請求項5に記載のインク容器。
  7. 上記フレームは、両側面が開口され、当該開口に上記第1壁材及び上記第2壁材がそれぞれ設けられて略直方体形状をなすものであり、かつ上記第2壁材がフィルム状のものである請求項1から6のいずれかに記載のインク容器。
  8. 上記回動部材は、上記支軸から少なくとも2方向へ延出され、その第1端が所定位置で静止された第1姿勢と当該第1端が上記所定位置から離間された第2姿勢との間で姿勢変化するアームであり、
    上記アームの第2端に、上記インク室内のインク量に応じて変位する浮力体が設けられた請求項1から7のいずれかに記載のインク容器。
  9. 上記フレームは、その内部空間が上記インク室と連続する中空であって透光性を有する透光領域を有し、
    上記アームは、その第1端が上記透光領域内で姿勢変化するものである請求項8に記載のインク容器。
  10. インクジェットプリンタに対して着脱可能である請求項1から9のいずれかに記載のインク容器。
  11. インクが収容されるインク室を区画し、当該インク室の少なくとも一部に開口を有するフレームと、上記フレームの開口を覆うフィルム状の第1壁材と、上記第1壁材と対向する第2壁材と、上記第1壁材と上記第2壁材との間に渡って設けられ、上記フレームの素材より剛性の高い素材からなる支軸と、軸孔を有し、上記軸孔に挿通された上記支軸に回動可能に支持された回動部材と、を具備するインク容器に適用されるインク容器の製造方法であって、
    上記インク室にインクを注入する第1工程と、
    上記インク室内を大気圧に対して負圧とする第2工程と、を含むインク容器の製造方法。
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