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JP5134286B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は液晶表示装置に係り、低温環境において起動するときの正常表示までの時間を短くする技術に関連する。
液晶表示装置はコンピュータ端末、TV、携帯電話等に広く用いられている。自動車には種々のディスプレイが使用されているが、この分野にも液晶表示装置の用途が拡大している。自動車用として使用するディスプレイは広い温度環境に耐える必要がある。液晶は温度が下がると電界に対する応答速度が低下する。したがって、冬季に自動車を起動する際は、自動車の内部が低温になっており、液晶表示装置が温まって正常な動作をするまでに時間がかかるという問題がある。
このような問題を対策するものとして、液晶表示装置にヒータを設置し、液晶表示装置が温まる時間を短縮する技術が例えば、「特許文献1」あるいは、「特許文献2」に記載されている。
一方、液晶表示装置は視野角が十分でないという問題がある。自動車用途でもディスプレイは常に見る人の正面にあるわけではないので、視野角が広いにこしたことはない。液晶表示装置のうち、横電界駆動方式であるIPS(In Plane Switching)液晶は視野角特性に優れているので、自動車用ディスプレイとしても好適である。このようなIPS液晶表示装置の記載された文献として「特許文献3」が挙げられる。
特開平7−153559号公報 特開2006−201575号公報 特開平9−105918号公報
「特許文献1」の技術は導電性プラスチックシートに電極を形成し、この導電性プラスチックシートに電流を流してヒータとするものである。そして、この導電性プラスチックシートを液晶表示装置に貼り付けて低温下の液晶表示装置を加熱することによって、温度環境の問題を解決しようとするものである。この技術では液晶表示装置を均一に加熱することが出来るという特徴がある。
しかし、特許文献1に記載の技術では別部品としての導電性プラスチックシートを別途取り付ける必要があるので、部品が増加することによるコスト上昇、導電性プラスチックフィルムと液晶表示装置を組み立てる工程の増加が問題となる。液晶表示パネルの応答特性は2枚のガラス板に挟まれた液晶の温度を動作に適した温度に上げる必要がある。特許文献1に記載の技術では、導電性プラスチックシートの設置場所によってはヒータの熱が効率よく液晶部分に達しない恐れがある。
「特許文献2」の技術では液晶表示パネルの表示面上に、タッチパネルを設置し、別途取り付けた温度センサによって、温度を検知し、温度が低い場合は、このタッチパネルの電極をヒータとしても兼用することによって温度環境の問題を解決しようとするものである。しかし、特許文献2に記載の技術では、先ずタッチパネルを加熱し、タッチパネルの温度を上げてから、熱が液晶表示パネルに伝導することを待たなければならない。したがって、低温環境から短時間に液晶表示装置を起動するには時間がかかるという問題がある。
本発明は以上のような課題を解決し、低温環境下でも液晶表示装置が短時間に正常動作できるようにするものである。このための主な手段は次のとおりである。
本発明の第1の手段による構成は、画素電極およびTFTが形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持された液晶表示パネルを有する液晶表示装置であって、前記カラーフィルタ基板の表面には透明導電膜が形成され、前記カラーフィルタ基板の1辺および、前記1辺と対向する他の辺には透明電極に電流を流すことによって前記カラーフィルタ基板を加熱ための電極が形成され、さらに前記電極の各々には外部から電流を供給するための引き出し部材が形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明の第2の手段による構成は、画素電極およびTFTが形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持された液晶表示パネルを有する液晶表示装置であって、前記TFT基板の表面にはフレキシブル配線基板が接続され、前記カラーフィルタ基板の表面には透明導電膜が形成され、前記カラーフィルタ基板の1辺および、前記1辺と対向する他の辺には透明電極に電流を流すことによって前記カラーフィルタ基板を加熱するための電極が形成され、さらに前記電極の各々には外部から電流を供給するための引き出し部材が形成されおり、前記引き出し部材は前記TFT基板の表面に延在し、前記電極は、前記フレキシブル配線基板の配線と接続することを特徴とする液晶表示装置である。
本発明の第3の手段による構成は、画素電極およびTFTが形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持された液晶表示パネルが金属製の上フレーム内に収容された液晶表示装置であって、前記カラーフィルタ基板の表面には透明導電膜が形成され、前記カラーフィルタ基板の1辺および、前記1辺と対向する他の辺には透明電極に電流を流すことによって前記カラーフィルタ基板を加熱するための電極が形成され、さらに前記電極には外部から電流を供給するための引き出し部材が形成されており、前記上フレームと前記電極または前記引き出し部材の間には絶縁性部材が形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明の第4の手段による構成は、画素電極およびTFTが形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持された液晶表示パネルを有する液晶表示装置であって、前記カラーフィルタ基板の表面には透明導電膜が形成され、前記カラーフィルタ基板の1辺および、前記1辺と対向する他の辺には透明電極に電流を流すことによって前記カラーフィルタ基板を加熱ための電極が形成され、さらに前記電極の各々には外部から電流を供給するための導電性テープが設置され、前記導電性テープは前記電極の全面を覆っていることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明の第5の手段による構成は、画素電極およびTFTが形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持された液晶表示パネルを有する液晶表示装置であって、前記カラーフィルタ基板の表面には透明導電膜が形成され、前記カラーフィルタ基板の1辺および、前記1辺と対向する他の辺には透明導電膜に電流を流すことによって前記カラーフィルタ基板を加熱するためにフレキシブル配線基板が異方性導電膜を介して接続されていることを特徴とする液晶表示装置である。
本発明は以上のような手段をとることによって、液晶表示パネルのカラーフィルタ基板を効率的に加熱することが出来、低温環境下においても液晶表示装置が正常動作になるまでの時間を大幅に短縮することが出来る。
また、本発明によれば、透明導電膜に電流を流すための電極としてメッキ膜を使用するので、透明導電膜に均一に電流を流すことができ、液晶表示パネルのカラーフィルタ基板全体を均一に加熱することが出来、起動時の表示むらを防止することが出来る。
また、本発明の他の例によれば、透明導電膜およびその電極に画部から電流を供給するための接続部材として導電性テープを使用するために、作業が容易で、信頼性が高く、かつ液晶表示装置をコンパクトに形成することが出来る。
また、本発明の他の例によれば、透明導電膜およびその電極に画部から電流を供給するための接続部材として半田を介してフラットケーブルを使用するために、接続のための抵抗を小さくでき、大きな電流を安全に流すことが出来る。
さらに本発明の他の例によれば、カラーフィルタ基板に形成された透明導電膜への電流供給のために、カラーフィルタ基板の2辺にヒータ電流供給のためのフレキシブル配線基板が異方導電性膜を介して取り付けられているので、ヒータとして必要な比較的大きな電流を高い信頼性を持って供給することが出来る。
実施例にしたがって、本発明の詳細な内容を開示する。
図1は本発明の第1の実施例を示す斜視図であり、図2は図1のA−A断面図である。図1は液晶表示装置において、液晶表示パネルのみを取り出した図である。液晶表示パネルはTFT、画素電極等が形成されたTFT基板11とカラーフィルタ等が形成されたカラーフィルタ基板12との間に図示しない液晶層が挟持されて形成されている。TFT基板11上には液晶表示パネルへの電源、信号等を供給するための配線が形成されているために、カラーフィルタ基板12よりも大きく作られている。
カラーフィルタ基板12の表面及びTFT基板11の裏面には偏光板が接着されるが、図1では省略している。TFT基板11の端部には、液晶表示パネルに外部から電源、信号等を供給するためのフレキシブル配線基板17がヒートシール(熱圧着)等によって取り付けられている。このフレキシブル配線基板17は液晶表示装置として組み立てられるときは裏側へ曲げられて表示装置の外形が大きくなることを抑えている。
カラーフィルタ基板12の表面の全面には透明導電膜13であるITO膜が形成されている。なお、本実施例では透明導電膜としてITOを使用しているが、ITOのほかにヒータとしての抵抗値の要請から、IZO、AZO、SnO等を使用してもよい。カラーフィルタ基板12の両側端部のITO膜13の上にはITO膜13に電流を流すための電極14がNiメッキによって形成されている。そして低温環境下においてはこのITO膜13に電流を流すことによって液晶表示パネルを加熱し、液晶表示装置が早期に正常表示が出来るようにする。
ITO膜13をヒータとして使用するためには外部から電流を供給する必要がある。実施例1では電極14の端部に導電性テープ15を電極14の端部に形成し、カラーフィルタ基板12の側部を這わせ、TFT基板11上に延在させている。TFT基板11上にはヒータ電流を供給するために比較的幅の広い導電膜16が形成されている。この導電膜16は抵抗が小さければ良いので、その幅、厚さ等は基板の大きさ等に合わせて任意に決めればよい。導電膜16はフレキシブル配線基板17と接続し、フレキシブル配線基板17を通して外部からヒータ電流が供給される。
図1において、液晶表示パネルは全面が均一に加熱されることが望ましい。すなわち、カラーフィルタ基板12に全面に均一にヒータ電流が流れることが望ましい。メッキ電極14をITO膜13のシート抵抗よりも小さくすることによって図1において、電流を矢印のように、左から右にあるいは右から左に均一に流すことが出来る。ITO膜13の抵抗率は製造方法によって10−3Ωcmから100Ωcmのように大きく変わる。本実施例ではITO膜13はスパッタリングによって形成し、抵抗率は10−3Ωcm程度である。電極14としてメッキによって形成されたNi電極14の抵抗率は8×10−6Ωcm程度であり、ITO膜13の約1/100の程度である。したがって、Niメッキ厚がITO膜13と同程度であっても、ITO膜13に比して抵抗は十分小さく、図1の矢印に示すように、電流をITO膜面に均一に流すことが出来る。もちろん、メッキによれば、比較的厚い膜を容易に形成できるので、さらに余裕をもって電流を均一に流すことが出来る。本発明においては、電極14のシート抵抗はITO膜13にシート抵抗の1/1000以下であることが好ましい。
ITO膜13の抵抗を100オーム程度にする場合、ITOの抵抗率が10−3Ωcmであったとすると、図1に示すような画面であれば、ITOの膜厚は100nm程度である。一方、本実施例においてはNiメッキは、50μmの厚さである。したがって、本実施例の構成によれば、電流をITO膜13に均一に流し、カラーフィルタ基板12を均一に加熱することが出来る。本実施例ではNiメッキは50μmとしたが、Niメッキは抵抗率が非常に小さいために、1μm程度の厚さであってもITO膜13の電極14として役割は十分には果たすことができる。
図2は図1のA−A断面図である。図1で説明したように、対抗基板の全面にヒータとして使用されるITO膜13が形成されている。そして、ITO膜13の両端には電極14としてのNiメッキが形成されている。Niメッキによる電極14とTFT基板11の導電膜16とを導通するために、導電性テープ15が設置されている。導電性テープ15はテープ状の金属箔151の裏面に導電性の粘着材が設置されたものである。導電性の粘着材はアクリルの粘着材にNi等の微粒子が分散されたものである。微粒子としてはNiの他、銅微粒子、Al微粒子、銀微粒子等が用いられることもある。また、金属微粒子の他にグラファイトが用いられることもある。テープ状の金属箔151としてはAl箔、銅箔等が用いられる。導電性テープ15は金属箔151の厚さが50μm程度と薄いためフレキシブルであるので、カラーフィルタ基板12、TFT基板11等に容易になじませて接着することが出来る。なお、導電性テープ15の粘着材の部分の抵抗は粘着材に分散される金属粒子の量を調整することによって行うことが出来る。
導電性テープ15はTFT基板11に形成された導電膜16と接続し、導電膜16はフレキシブル配線基板17と接続している。フレキシブル配線基板17を通してヒータとしてのITO膜13に電流が供給される。本実施例の特徴はカラーフィルタ基板12とTFT基板11との導通は導電性テープ15を用いているために、場所をとらずに、接続作業も容易に行えることである。
本発明の特徴はヒータとしてのITO膜13はカラーフィルタ基板12に密着して形成されているために、ITOで発生した熱が効率良く液晶層に伝播することができる点である。自動車の内部は冬季には−20度度程度にまで、低下することがある。このような低温においては液晶表示パネルは正常に動作しない。液晶層が0℃程度になれば液晶表示パネルはほぼ正常動作に近くなる。したがって、冬季においては、できるだけ短時間に液晶層の温度を20度程度上昇させる必要がある。温度上昇の時間は短いほど良いが、1分程度であれば許容範囲である
対抗基板に形成されたITO膜13のみによって液晶表示パネルを加熱する場合の評価をしてみると次のようである。すなわち、液晶の温度が上昇する時間をITO膜13に入力されるパワーと液晶表示パネルの熱容量から概略評価をする。ITO膜13は液晶表示パネルのうちのカラーフィルタ基板12に形成されており、発生した熱はカラーフィルタ基板12を伝わって液晶に到達するので、熱容量はカラーフィルタ基板12の熱容量が重要である。熱容量は体積×比重×比熱である。表示装置としてはアスペクトレイショが16:9の8インチの液晶表示パネルで評価する。この場合、横径18.2cm、縦径11.2cm、カラーフィルタ基板12の厚さ0.07cmである。ガラスの比重は2.5、比熱は0.75J/gKとすると、熱容量は26.76J/Kである。したがって、温度を20度上げるには210×20=535.2Jが必要になる。このエネルギーを60秒で入力するには約8.92Wの電力が必要になる。なお、上記評価では上偏光板の熱容量は無視している。一方同程度の画面に使用されるバックライト24の電力は5Wから7W程度であるから、図1に示す構成のようにフレキシブル配線基板17を介しての電力の供給は可能である。
図3はITO膜13とNi電極14が形成されたカラーフィルタ基板12の平面図である。本実施例ではITO膜13は100nmで、Niメッキによる電極14の厚さは50μmである。図4はNi電極14の形成方法を示す。図4(a)はITO膜13が形成されたカラーフィルタ基板12にマスク200を形成した状態である。その後、図4(b)のように、カラーフィルタ基板12をメッキ浴内に浸漬してマスク200で覆われている部分以外をNiメッキする。その後、マスク200を剥離することによって、カラーフィルタ基板12の両端にNiメッキが形成される。メッキでは容易に厚い膜が形成できることがメリットである。メッキ層はNiメッキを例として説明するが、この他に銅メッキ等でも良い。
図5は本実施例による液晶表示パネルを表示装置のフレーム内に組み込んだ状態を示す模式断面図である。液晶表示パネルを周辺でカバーする上フレーム21は一般には金属で形成されている。したがって、上フレーム21がNi電極14あるいは導電性テープ15と接触するとリークを生じ、電流がITO膜13に集中しなくなる。これを防止するために、導電性テープ15あるいはNi電極14と上フレーム21との間に絶縁性保護カバー20を形成する。図5では絶縁性保護カバー20として例えば、シリコン樹脂のような樹脂を設置している。しかし、カバーする面積が広い場合は片側に絶縁性粘着材が形成された絶縁シートを用いてもよい。
図5において、フレキシブル配線基板17はTFT基板11の端部において表示装置の背面側に折り曲げられている。TFT基板11は両面に粘着材が形成された遮光層25を介して保持部材26に載置されている。カラーフィルタ基板12のITO膜13上には上偏光板22が貼り付けられ、TFT基板11の下側には下偏光板23が貼り付けられている。下偏光板23の下側には光学シート類を含むバックライト24が設置されている。
図6は本実施例の第1の変形例である。図6が図1と異なるところはITO膜13に電流を供給するための導電性テープ15が液晶表示パネルの同じサイドに設置されている点である。図6ではデータ信号回路が形成される側に導電性テープ15およびTFT基板11上の導電膜16が形成されている。ITO膜13には液晶表示装置起動後、一定時間電流を供給し、その後電流を遮断するが、このための制御回路が必要である。ITO膜13に電流を供給するための配線が同じフレキシブル配線基板17に形成されているために、この制御回路の設置が容易である。
図7は本実施例の第2の変形例である。図7ではITO膜13に電流を供給するための導電性テープ15およびTFT基板11上の導電膜16が走査信号回路が形成されているTFT基板11側に設置されている。液晶表示パネルの同一サイドに形成されていることの利点は図6で説明したとおりである。図7ではデータ信号回路側に比較して回路規模の小さい走査信号回路側に電流供給の配線が形成されるので、TFT基板11に形成される導電膜16の幅を大きく出来る利点がある。
図8は本発明の第2の実施例を示す斜視図である。図8も液晶表示パネルのみを表示している。図8において、図7等と異なる点はITO膜13に電流を供給するための導電性テープ15がカラーフィルタ基板12の端部の辺全体に沿って設置されている点である。図9は図8のA−A断面図である。図9において、対抗基板上にはITO膜13が形成され、その上に電極14としてのNiメッキ形成されている。さらに、メッキ層全体を覆うように、導電性テープ15が設置されている。
ITO膜13をヒータとして用いる場合、同じパワーを入力する場合でもITO膜13の抵抗を小さくして電流を多く流す場合、あるいはITO膜13の抵抗を大きくして印加電圧を上げる場合等、表示装置の事情によって変わる。ITO膜13に抵抗を小さくして電流を多く流すような場合はITO膜13を流れる電流が場所によって不均一となり、液晶表示パネルが均一に加熱できないおそれが生ずる。特にNiメッキによる電極14の厚さを十分に大きくできないときはこのような問題が生ずる。
図9の例では導電性テープ15を電極14であるNiメッキ層全体を覆うように設置するので、ITO膜13に電流を多く流すような場合であってもITO膜13を流れる電流が不均一になることを防止することが出来る。すなわち、導電性テープ15の金属箔151は銅あるいはAlによって形成され、しかも通常50μm程度以上であり、ITO膜13の抵抗に比してはるかに小さく無視できる程度であるために、ITO内の電流をカラーフィルタ基板12の辺に平行に均一に流すことが出来る。
図10は第2の実施例の変形例である。図10の平面図は図8と同様である。すなわち、図8のA−A断面が図10である。図10において、対抗基板上にはヒータ用のITO膜13が形成されている。図9と異なるところは、ITO膜13上に電極14としてのNiメッキ層が形成されていない点である。すなわち、導電性テープ15がITO膜13に直接設置されている。この場合導電性テープはカラーフィルタ基板の1辺の全体にわたって設置されている必要がある。
メッキ層の形成は図4に示すような工程を必要とするために、コスト高になる。導電性テープ15は図9の説明で述べたように、金属箔151によるテープを使用しているために抵抗が非常に小さい。したがって、メッキ層を介さなくともITO膜13の電極14として用いることによって、ITO膜13を流れる電流を均一にすることが出来る。これによって、ITOヒータを有する液晶表示パネルの製造コストを削減することが出来る。
以上の第2の実施例は実施例1の第7図に対応する例で説明した。しかし、第2の実施例は実施例1における図1、図6等の構成にも適用できることは言うまでもない。
実施例1および実施例2はITO膜13に対する電流の供給をフレキシブル配線基板17を通して行なっている。フレキシブル配線基板17の配線は他の信号配線等と同一プロセスで形成される。ヒータ用の配線は幅を大きくするように設計しても配線抵抗値を下げるには限度がある。このために、実施例1で説明したように、短時間で液晶表示パネルの温度を十分上昇させるような大きな電力を供給することは困難な場合がある。実施例1においては、60秒で液晶層の温度を20度上昇させるためには8.92Wの電力の入力が必要であると評価した。しかし、実際にはITO膜13に貼り付けられた上偏光板22への熱の移動もあるために、液晶層の温度上昇に必要な電力はさらに増大する。
本実施例は図11に示すように、ITO膜13に供給する配線はフレキシブル配線基板17を通さずに、独立した配線とすることによってITO膜13への電流の供給をより効率的に行なうものである。図11において、対抗基板上の構成は実施例1と同様である。すなわち、カラーフィルタ基板12上にITO膜13を形成し、端部に電極14としてのNiメッキ層等を形成する。そして、このNiメッキ層と導電性テープ15を接触させ、導電性テープ15をカラーフィルタ基板12の側面に沿わせ、さらに、TFT基板11の端部にまで延在させる。そして、外部からはこの導電性テープ15に直接電流を供給する。
導電性テープ15は約50μm程度の厚さの銅箔あるいはAl箔で形成されているために抵抗は十分に小さい。また、ITO膜13端部の電極14もメッキ層は容易に厚く形成できるために、電気抵抗は十分に小さく出来る。このように、本実施例においては、電流容量の点からは特に問題は生じないので、ITO膜13付近が極端に温度が上がって熱ひずみを生じない範囲で入力電力を任意に設定することが出来る。
図12は第3の実施例の変形例である。図12のカラーフィルタ基板12上の構成は図11と同じである。図12では、メッキ層による電極14の端部に設置した導電性テープ15をTF基板の表面に沿わせずに、カラーフィルタ基板12および、TFT基板11の側面を沿わせて液晶表示パネルの背面側に設置される図示しないヒータ用電源と接続する。本実施例では、TFT基板11上に導電膜16および、導電性テープ15を設置する必要がないために、データ信号駆動回路あるいは、走査信号駆動回路等のためのスペースを十分に確保できる点である。図13は第3の実施例のさらに別な変形例である。導電性テープ15を引き出す辺が異なる他は図12の場合と同様である。液晶表示装置によって、メッキ層による電極14の配置、あるいは、ITO膜13の抵抗等の構造上の要請によって図12と図13を使い分ければよい。
図11から図13では、メッキ層の端部と導電性テープ15を接続している。しかし、実施例3ではこの構成に限らず、実施例2で説明したように、電極14としてのメッキ層全体を覆うように導電性テープ15を設置しても良い。この場合は電流容量をさらに上げることが出来る。さらに、実施例2の他の例で説明したように、メッキ層による電極14を形成せずに、導電性テープ15を直接電極として使用することも出来る。この場合はメッキによる電極形成のコストを省略することが出来る。
実施例1から3では、ITO膜13に電流を供給する導電体として導電性テープ15を使用している。導電性テープ15は作業性およびスペースファクタとしては優れた特性を持っているが、導体と接着するために、導電性粘着材を用いている。導電性粘着材はアクリル等の粘着材に導電性のNi、銅等の微粒子を分散させたものであり、一定の抵抗を持っている。この粘着層152は厚さは30μm程度であるので、大きな電気抵抗とはならない。しかし、ITOに流す電流を大きくした場合はこのような小さな抵抗でも問題となる場合がありうる。
第4の実施例は導電性テープ15を使用せず、金属を導体とするフラットケーブル18を使用し、ITOの電極14であるメッキ層と半田19によって接続するものである。図14に第4の実施例の平面図を示す。図14において、対抗基板上の構造は実施例1から実施例3の場合の構成と同様である。すなわち、カラーフィルタ基板12上にITO膜13が形成され、ITO膜13の端部にメッキによる電極14が形成されている。そして、メッキ電極14の端部に半田19を介してフラットケーブル18が取り付けられる。
図15は図14のA−A断面図である。図15において、半田19はフラットケーブル18の必要な部分に予めコーティングされている。カラーフィルタ基板12においては、フラットケーブル18の半田19はメッキ膜にリフローによって接続する。TFT基板11上には予め半田可能な材料による配線を形成し、フラットケーブル18の半田19をこの配線にリフローによって接続する。なお、図15はフラットケーブル18をTFT基板11に沿わせるために半田19を形成しているが、このTFT基板11側の半田接続は必ずしも必要ではない。
図16は本実施例の変形例である。図16は図14のA−A断面に対応する断面図である。図16においては、フラットケーブル18はカラーフィルタ基板12とTFT基板11の間の導通をとるために使用されている。フラットケーブル18はTFT基板11上において、TFT基板11に形成された半田接続可能な導電膜16と接続している。そして、TFT基板11に形成された導電膜16を通してITO膜13に電流を供給する。
図17は第4の実施例のさらに他の変形例である。フラットケーブル18はカラーフィルタ基板12に形成されたメッキ膜と半田19に接続し、TFT基板11には接続しない。フラットケーブル18はカラーフィルタ基板12でメッキ膜と接続したあと、液晶表示パネルの背面側に折り曲げられる。図17の例では、TFT基板11上にITO膜13へ電流を流すための幅の広い配線は必要ないために、走査信号駆動回路、データ信号駆動回路等のためのスペース確保が容易である。
図18は第4の実施例のさらに他の変形例である。図18ではメッキ電極14の向きが図17と直角方向である点を除いては図17の例と同様である。また、図18の効果も図17と同様である。図17と図18とでは同じITO膜13を使用しても電極間の抵抗が異なる。図17の構成を使用するか図18の構成を使用するかは、表示装置の構造によって決定すればよい。
半田19の形成方法として、あらかじめフラットケーブル18に半田19を形成しておく手段の他に、カラーフィルタ基板12側に半田19を形成しておく方法もある。すなわち、カラーフィルタ基板12にITO膜13を形成したあと、メッキによる電極14を形成する。その後、半田が溶融した半田槽にカラーフィルタ基板12の端部を浸漬する。そうするとメッキのほどこされた部分のみに半田19が付着する。そうするとメッキ電極14の全体が半田19によって覆われる。この場合、メッキ電極14に加えて、半田19もITOに電流を流すための電極14として作用させることが出来るので、ITO膜13を流れる電流をより均一にすることが出来る。そして、フラットケーブル18はメッキ電極14全体を覆った半田層19の一部と接続すれよい。
図19は本発明の第5の実施例の斜視図であり、図20は図19のA−A断面図である。図19において、対抗基板12の表面にはヒータとして使用するITO膜13が形成されていることは実施例1から実施例4と同様である。本実施例においては、外部から電流を供給する引き出し部材としてヒータ用フレキシブル配線基板27を使用していることである。本実施例でのフレキシブル配線基板27はデータ信号あるいは走査信号等を供給するために、TFT基板に取り付けられているフレキシブル配線基板17とは異なり、ITO膜13に流すヒータ電流を供給するための幅の広い配線が形成されているだけであり、単純な構成となっている。また、フレキシブル配線基板27に形成された配線は厚さ30μm程度の銅で形成されるので配線抵抗は十分に小さくすることが出来る。従ってITO膜13をヒータとして使用するために必要な電流は問題無く供給することが出来る。
ヒータ用フレキシブル配線基板27は異方導電性導電膜(ACF:Anisotropic Conductive Film)28を介してITO膜13に直接取り付けられている。図20に示す断面図はこの様子を示している。異方導電性導電膜28および、ヒータ用フレキシブル配線基板27はカラーフィルタ基板の1辺全体にわたって形成されている。ITO膜に均一に電流を流すためである。ヒータ用フレキシブル配線基板27は異方導電性導電膜28とともに、熱圧着によってITO膜に取り付けられる。異方導電性導電膜28は一般にフレキシブル配線基板をガラス基板に形成されたITOによって形成された端子との接続のために広く用いられているものであり、信頼性は高い。本実施例におけるヒータ用フレキシブル配線基板27は液晶表示パネルをフレーム内に組み込む場合は液晶表示パネルの背面側に曲げられる。
本実施例の特徴は異方導電膜28およびヒータ用フレキシブル配線基板28をカラーフィルタ基板の1辺全体に形成することによって電極のためのメッキ14を省略できる点である。メッキ工程を省略できる分、カラーフィルタ基板12の製作コストを削減することが出来る。図19はカラーフィルタ基板12の水平方向の2辺にヒータ用フレキシブル配線基板27および異方導電膜28を形成したが、液晶表示装置の構成によっては、垂直方向の2辺にヒータ用フレキシブル配線基板27および異方導電膜28を形成してもよいことは言うまでもない。
通常の液晶表示パネルでは、TFT基板11に形成された画素電極114とカラーフィルタ基板12に形成された共通電極との間に画像信号に応じた電圧を印加することによってバックライトからの光の透過を画素毎に制御することによって画像を形成する。しかし、このような通常の液晶表示装置では視野角が十分でない場合が生ずる。視野角が十分でない場合とは画面を斜め方向からみた場合に、画像の色が変わったり、コントラストが低下したりする現象である。
横電界方式の液晶表示装置(以後IPS;In Plane Switching)は液晶分子をガラス基板と平行な方向に回転させることによって画素毎にバックライトからの透過光を制御して画像を形成するものであり、優れた視野角特性を示す。図21はIPS方式の液晶表示パネルにおける1つの画素部の断面模式図である。
図21において、TFT基板11の内側には対向電極111が形成されている。この対向電極111は透明電極で形成され、一般にはITO膜が用いられる。対抗電極の上には図示しない薄膜トランジスタ(TFT)のためのゲート絶縁膜112が形成され、ゲート絶縁膜112の上には層間絶縁膜113が形成されている。ゲート絶縁膜112、層間絶縁膜113とも一般にはSiN膜で形成されている。層間絶縁膜113の上には櫛歯状の画素電極114が形成されている。画素電極114を覆って液晶分子1161を配向するための配向膜115が形成されている。
TFT基板11とカラーフィルタ基板12との間には液晶層116が挟持されている。カラーフィルタ基板12にはカラー画像を形成するためのカラーフィルタ122が形成されている。カラーフィルタ122とカラーフィルタ122の間にはブラックマトリクス123が形成され、画像のコントラストを向上させる。カラーフィルタ122およびブラックマトリクス123の上には平坦化のための、オーバーコート膜121が樹脂によって形成されている。オーバーコート膜121の上、すなわち、配向膜115と接する部分には配向膜115が形成されている。
図21において、対向電極111には一定電圧が印加され、画素電極114にはデータ信号に応じた電圧が印加される。そうすると画素電極114と対向電極11の間には図21の電気力線で示すような電界が発生し、液晶分子1161に対して横方向の電界が作用して液晶分子1161を回転させ、配向膜115におけるバックライトからの光の透過を制御する。画素毎にバックライトからの光の透過率を制御することによって画像を形成する。
図21に示すように、配向膜115にデータ信号による電界を作用させるためにはカラーフィルタ基板12の電極は必要とせず、TFT基板11に形成された電極のみでよい。しかしながら、このままの構成ではカラーフィルタ基板12方向からの電気的なノイズに対して弱い。これを対策するために、カラーフィルタ基板12の外側に一般にはITOからなる透明電極を形成し、この透明電極を接地することによって液晶表示パネル内部をノイズから遮断している。このような構成については、特許文献3に記載されている。そして、TFT基板11の下側には下偏光板23が貼り付けられ、TFT基板11の透明電極の上には上偏光板22が貼り付けられている。
IPS方式の液晶表示装置に本発明を適用する場合は、以上のような、静電シールド用の透明電極を液晶表示パネルを加熱するためのヒータとして使用することが出来る。本発明を適用するためには、カラーフィルタ基板12の外側の透明電極に均一に電流を流すための電極14が必要である。電極14の形成は実施例1から5で説明した内容をそのまま適用することが出来る。本発明では、カラーフィルタ基板12上の透明電極をヒータとして使用するために、透明電極の抵抗、膜厚等は本発明のヒータに見合うような仕様に設定する必要があることは言うまでもない。
以上のように、IPS方式の液晶表示装置においては、液晶表示パネル製作に大きな変更をともなうことなく本発明を実施することが出来る。
実施例1の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 メッキ後のカラーフィルタ基板の平面図である。 電極をメッキで形成する工程を示す図である。 液晶表示パネルが上フレームに収容された状態を示す断面図である。 実施例1の変形例である。 実施例1の他の変形例である。 実施例2の斜視図である。 実施例2のA−A断面図である。 実施例2の他の態様を示す断面図である。 実施例3の斜視図である。 実施例3の変形例である。 実施例3の他の変形例である。 実施例4の斜視図である。 図14のA−A断面図である。 実施例4の変形例である。 実施例4の他の変形例である。 実施例4のさらに他の変形例である。 実施例5の斜視図である。 実施例5のA−A断面図である。 IPS方式液晶表示パネルの断面図である。
符号の説明
11…TFT基板、 12…カラーフィルタ基板、 13…透明導電膜、 14…電極、 15…導電性テープ、 16…導電膜、 17…フレキシブル配線基板、 18…フラットケーブル、 19…半田層、 20…絶縁性保護カバー、 21…上フレーム、 22…上偏光板、 23…下偏光板、 24…バックライト、 25…遮光層、 26…保持部材、 27…ヒータ用フレキシブル配線基板、 28…異方導電性導電膜、 111…対向電極、 112…ゲート絶縁膜、 113…層間絶縁膜、 114…画素電極、 115…配向膜、 116…液晶層、 121…オーバーコート膜対向電極、 122…カラーフィルタ、 123…ブラックマトリクス、 200…マスク、1161…液晶分子

Claims (6)

  1. 画素電極およびTFTが形成されたTFT基板と、カラーフィルタが形成されたカラーフィルタ基板と、前記カラーフィルタ基板と前記TFT基板との間に液晶が挟持された液晶表示パネルを有する液晶表示装置であって、
    前記カラーフィルタ基板の表面には透明導電膜が形成され、前記カラーフィルタ基板の1辺および、前記1辺と対向する他の辺には透明導電膜に電流を流すことによって前記カラーフィルタ基板を加熱するための電極が形成され、
    前記電極のシート抵抗は前記透明導電膜の1/1000以下であり、
    前記電極の各々には、外部から電流を供給するための引き出し部材が形成されており、
    前記引き出し部材は、前記電極と接触する導電性テープ、または、前記電極と半田を介して接続したフラットケーブルであり、
    前記引き出し部材は、前記TFT基板の表面に延在しており、
    前記透明導電膜はITOであり、
    前記液晶表示パネルは、IPS方式の液晶表示パネルであり、
    前記引き出し部材は、前記TFT基板の導電膜と接続し、前記TFT基板に接続したフレキシブル配線基板と接続していることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記導電性テープは前記電極の全面を覆っていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記電極はメッキによって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記液晶表示パネルは金属製の上フレーム内に収容され、
    前記上フレームと前記電極または前記引き出し部材の間には絶縁性部材が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  5. 前記絶縁性部材は有機樹脂であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記絶縁性部材は絶縁性シートであることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
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