JP5128420B2 - 建具及び建具の取付方法 - Google Patents
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Description
このような建具によれば、固定障子は、縦枠に嵌合された嵌合部材のみならず、框側溝部と枠側溝部とに嵌合されるとともに、固定障子を構成する召し合わせ框の側面に当接される規制部材によっても見付け方向の移動が規制されるので、固定障子を見付け方向の移動を確実に規制すべく固定して取り付けることが可能である。
このような建具によれば、框側溝部と枠側溝部とに嵌合された嵌合部材の突起が枠体の孔部に挿入されて位置決めされるので、嵌合部材を枠側溝部に沿ってスライドさせるだけで位置決めすることが可能である。また、突起が孔部に挿入されることにより嵌合部材の移動が規制されるので、固定障子をより安定した状態にて取り付けることが可能である。
このような建具によれば、框側溝部及び枠側溝部の開放された端部に設けられた突片は、見込み方向の幅が框側溝部及び枠側溝部の内部の見込み方向の幅より狭くなるように形成されているので、嵌合部材を、框側溝部の内部または枠側溝部の内部に挿入するだけで確実に框側溝部及び枠側溝部に嵌合される。このため、嵌合部材により枠体と固定障子とを容易にかつ確実に連結することが可能である。
枠側溝部の固定障子にて覆われない部位は、美観を損なうとともに、埃や汚れが取り除きにくい部位となるので、閉塞部材にて塞ぐことにより美観に優れた建具を提供することが可能である。
このような建具によれば、枠体の切欠部から枠側溝部に嵌合部材が挿入されるので、嵌合部材を無理なく容易に嵌合させることが可能である。
枠体の切欠部は固定障子が取り付けられた後には必要ないので、固定障子が取り付けられる前に嵌合部材を嵌合させ、取り付けられた固定障子により切欠部が覆われることにより、取り付けやすく、かつ、美観に優れた建具を提供することが可能である。
このような建具によれば、切欠部が閉塞部材に覆われるので、切欠部が露出せず、美観に優れた建具を提供することが可能である。
このような建具の取付方法によれば、框側溝部と枠側溝部とに嵌合されるとともに、固定障子を構成する召し合わせ框の側面に当接される規制部材が横枠に固定されるので、固定障子の見付け方向の移動を確実に規制することが可能である。
このような建具の取付方法によれば、固定障子を取り付ける際の移動距離が小さいため固定障子を取り付ける作業が容易である。
このような建具の取付方法によれば、嵌合部材を縦枠と横枠とに嵌合した後に固定障子を移動させるだけで、より容易に固定障子と嵌合部材とを嵌合させることが可能である。
このような建具の取付方法によれば、嵌合部材を縦枠と横枠とに嵌合した後に固定障子を見込み方向に移動させる僅かな移動だけでさらに容易に固定障子を嵌合部材に嵌合させることが可能である。
本実施形態の建具1は、図1に示すような、室内外を連通する建物の開口に設けられる枠体と、枠体内に固定され開口の一部を閉塞し、面材としてのガラス3が嵌め付けられて移動しない固定障子20と、固定障子20にて閉塞されない領域を閉塞可能であり、枠体11に沿って移動可能な移動障子5とを備えた建具1を例に挙げて説明する。
収容凹部16の屋外側の壁部16aをなすとともに収容凹部16と装着部17との境界となる境界壁18の屋外側に臨む面は、固定障子20を構成する框が対向して配置される框対向部17aをなしている。
装着部17は、框対向部17aと、この框対向部17aと繋がってほぼ直角をなす水平面を有する内周部としての内周面部17bとを有している。内周面部17bには、見込み方向におけるほぼ中央に見付け方向に沿って枠側溝部19が形成されている。
棒状嵌合部材30の長手方向における両端部30aは、各々先端に向かって細くなるようなテーパー状に形成されている。
まず、枠体11を躯体に取り付け、枠体11の角部、すなわち、固定障子20が取り付けられる側の縦枠(ここでは右縦枠)15と上枠12及び下枠13の枠側溝部19に、図13(a)に示すように鉤状嵌合部材50を嵌合する。このとき、鉤状嵌合部材50は、上枠12または下枠13の枠側溝部19に嵌合した後、上枠12または下枠13に沿ってスライドさせて右縦枠15に嵌合しても、右縦枠15に嵌合させた後、右縦枠15に沿ってスライドさせて上枠12または下枠13に嵌合しても、いずれの手順であってもよく、また、右縦枠15と上枠12または下枠13の枠側溝部19に一挙に嵌合してもよい。
変形例の建具の取付方法は、上枠12及び下枠13に規制部材55を仮配置するまでは、上記実施形態と同じである。
14 左縦枠、15 右縦枠、17b 内周面部、19 枠側溝部、
19b 突片、19c 切欠部、19d 位置決め孔、20 固定障子、
20a 框体、20c 外周面、21 上框、22 下框、
23 召し合わせ框(縦框)、23a 側面、25 框側溝部、
25b 突片、28 閉塞部材、30 棒状嵌合部材、31b 突起、
36 見込み方向嵌合部材、50 鉤状嵌合部材、55 規制部材、
59 規制用貫通孔、72 ビス
Claims (12)
- 室内外を連通する開口に設けられる枠体と、
前記枠体内に固定され前記開口の一部を閉塞する固定障子と、
前記開口において前記固定障子にて閉塞されていない領域を閉塞可能であり、前記枠体に沿って移動可能な移動障子と、を有し、
前記固定障子が有する框の外周部には外側に向かって開放された框側溝部を有し、
前記枠体の内周部には内側に向かって開放された枠側溝部を有し、
前記固定障子は、前記框側溝部と前記枠側溝部とにそれぞれ嵌合される嵌合部材にて見込み方向の移動が規制され、前記嵌合部材が嵌合された状態で着脱不能となることを特徴とする建具。 - 請求項1に記載の建具であって、
前記固定障子は、前記枠体を構成する縦枠に嵌合された前記嵌合部材と、
前記框側溝部と前記枠側溝部とに嵌合されるとともに、前記固定障子を構成する召し合わせ框の側面に当接される規制部材と、にて見付け方向の移動が規制されることを特徴とする建具。 - 請求項1または請求項2に記載の建具であって、
前記嵌合部材は、前記枠体側に向かって突出する突起を有し、
前記枠体は、前記突起が挿入される孔部を有し、
前記嵌合部材は、前記孔部に前記突起が挿入されて位置決めされることを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具であって、
前記框側溝部及び前記枠側溝部の開放された端部には、見込み方向の幅が前記框側溝部及び前記枠側溝部の内部の見込み方向の幅より狭くなるような突片が設けられており、
前記嵌合部材は、前記框側溝部の内部または前記枠側溝部の内部に挿入されて、前記突片に係合されて、前記固定障子と前記枠体とを連結することを特徴とする建具。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の建具であって、
前記枠側溝部の前記固定障子にて覆われない部位を塞ぐ閉塞部材を有することを特徴とする建具。 - 請求項4または請求項5に記載の建具であって、
前記枠体は、前記突片が切り欠かれた切欠部を有しており、
前記嵌合部材は、前記切欠部から前記枠側溝部に挿入されて見付け方向に移動されることを特徴とする建具。 - 請求項6に記載の建具であって、
前記切欠部は、固定された前記固定障子又は前記閉塞部材にて覆われることを特徴とする建具。 - 室内外を連通する開口に設けられ縦枠と横枠とが枠組みされた枠体と、
前記枠体内に固定され前記開口の一部を閉塞する固定障子と、
前記開口における前記固定障子にて閉塞されていない領域を閉塞可能であり、見付け方向に沿って移動可能な移動障子と、を有する建具の取付方法であって、
前記固定障子が有する框の外周部に設けられ外側に向かって開放された框側溝部及び前記枠体の内周部に設けられ内側に向かって開放された枠側溝部にそれぞれ嵌合される嵌合部材を、前記枠体に嵌合すること、
前記固定障子を、前記枠体の内側であって前記固定障子が固定される領域と異なる領域から見付け方向に移動させることにより前記嵌合部材と嵌合させて所定の位置に配置すること、
を有することを特徴とする建具の取付方法。 - 請求項8に記載の建具の取付方法であって、
前記框側溝部と前記枠側溝部とに嵌合されるとともに、前記固定障子を構成する召し合わせ框の側面に当接される規制部材を、前記横枠に固定して当該固定障子の見付け方向の移動を規制すること、
を有することを特徴とする建具の取付方法。 - 請求項8または請求項9に記載の建具の取付方法であって、
前記嵌合部材を、見付け方向において間隔を隔てて設けられた一対の前記縦枠のうちの一方の前記縦枠に嵌合し、前記横枠における他方の前記縦枠側にスライド可能に嵌合し、
前記固定障子を前記縦枠に嵌合させた前記嵌合部材と嵌合させて前記所定の位置に配置した後に、前記横枠に嵌合させた前記嵌合部材を前記枠側溝部に沿ってスライドさせて、前記固定障子と嵌合させることを特徴とする建具の取付方法。 - 請求項8または請求項9に記載の建具の取付方法であって、
前記嵌合部材を、見付け方向において間隔を隔てて設けられた一対の前記縦枠のうちの一方の前記縦枠と、前記横枠との決められた位置に嵌合し、
前記固定障子を、前記横枠の前記嵌合部材が嵌合されていない領域から見付け方向に移動させることにより当該嵌合部材と嵌合させることを特徴とする建具の取付方法。 - 室内外を連通する開口に設けられ縦枠と横枠とが枠組みされた枠体と、
前記枠体内に固定され前記開口の一部を閉塞する固定障子と、
前記開口における前記固定障子にて閉塞されていない領域を閉塞可能であり、見付け方向に沿って移動可能な移動障子と、を有する建具の取付方法であって、
前記固定障子が有する框の外周部に設けられ外側に向かって開放された框側溝部及び前記枠体の内周部に設けられ内側に向かって開放された枠側溝部にそれぞれ嵌合される嵌合部材を、見付け方向において間隔を隔てて設けられた一対の前記縦枠のうちの一方の前記縦枠と、前記横枠との決められた位置に嵌合し、
前記固定障子を、見込み方向に移動させて前記嵌合部材と嵌合させることを特徴とする建具の取付方法。
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JP2008222407A JP5128420B2 (ja) | 2008-08-29 | 2008-08-29 | 建具及び建具の取付方法 |
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