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JP5125340B2 - 排気ガスセンサの保護構造 - Google Patents

排気ガスセンサの保護構造 Download PDF

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JP5125340B2 JP2007234129A JP2007234129A JP5125340B2 JP 5125340 B2 JP5125340 B2 JP 5125340B2 JP 2007234129 A JP2007234129 A JP 2007234129A JP 2007234129 A JP2007234129 A JP 2007234129A JP 5125340 B2 JP5125340 B2 JP 5125340B2
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Description

この発明は、排気ガスセンサの保護構造に係り、特に車両前部に触媒コンバータ及び排気ガスセンサを配置した排気ガスセンサの保護構造に関する。
車両には、車両前部で、エンジンからの排気ガスを浄化する触媒コンバータ及び排気ガス状態を検知する排気ガスセンサを配置したものがある。
即ち、図5、図6に示すように、従来、車両においては、エンジンルーム101の前部に互いに平行に車両幅方向Xに延びるロアメンバ102とアッパメンバ103とを配設し、このロアメンバ102とアッパメンバ103との車両幅方向Xの中央部に車両上下方向Yに延びるセンタブレース104を連結したものがある。
そして、パワーユニット105のエンジン106に取り付けられる触媒コンバータ118を、センタブレース104の斜め後方(右斜め後方)に排気通路119が車両上下方向Yに延びる状態で配設し、そして、触媒コンバータ118の下流側排気管125に排気ガスセンサとしての下流側排気ガスセンサ126を取り付けている。また、触媒コンバータ118の上流側には、上流側排気ガスセンサ123を取り付けている。触媒コンバータ118は、スティフナ129によってエンジン106に支持されている。
従来、エンジンの排気系構造には、エンジン下部のオイルパンに深底部と浅底部とを設け、浅底部の下方に排気管を配設し、この排気管に排気ガスセンサの取付穴部を設け、この取付穴部に排気ガスセンサを軸線が略水平方向に指向するように挿入し、浅底部の下方に排気ガスセンサを配設したものがある。
また、エンジンの排気系支持構造には、触媒コンバータをスティフナによってエンジンに支持するものがある。
特開2006−37854号公報 特開2001−193450号公報
ところで、従来、図5、図6に示すような構造において、下流側排気ガスセンサ126は、エンジン106に取り付けられる空調コンプレッサ112等の補機類との干渉を避けるため、センタブレース104の車両後方側の空間Mに向かって突出されている。
このため、車両前部に過大な外力が作用した時に、センタブレース104やロアメンバ102が車両後方に移動して下流側排気ガスセンサ126に衝突し、下流側排気ガスセンサ126が損傷する問題があった。
そこで、この発明の目的は、車両前部に過大な外力が作用した時にエンジンルームの前部に配置される排気ガスセンサを保護し、修理にかかる費用を低減する排気ガスセンサの保護構造を提供することにある。
この発明は、車両幅方向に互いに平行に延びるロアメンバとアッパメンバとをエンジンルームの前部に配設し、前記ロアメンバと前記アッパメンバとの車両幅方向の中央部に車両上下方向に延びるセンタブレースを連結し、前記エンジンルームにエンジンと変速機とを出力軸が車両幅方向に延びるように配設し、前記センタブレースの斜め後方且つ前記エンジンの車両前面側に触媒コンバータを排気通路が車両上下方向に延びるように配設し、この触媒コンバータの下流側排気管に排気ガスセンサを前記センタブレースの車両後方の空間に突出するように配設した排気ガスセンサの保護構造において、前記触媒コンバータと前記エンジンとの間を連結するスティフナを前記センタブレースの裏側に配設し、且つ前記スティフナの一方の端部を前記排気ガスセンサよりも車両前方に突出させるとともに、前記スティフナの両端部を、前記触媒コンバータの本体部と前記エンジンの前記変速機を接合するフランジ部とに連結したことを特徴とする。
この発明の排気ガスセンサの保護構造は、車両前部に過大な外力が作用した時にエンジンルームの前部に配置される排気ガスセンサを保護し、修理にかかる費用を低減することができる。
この発明は、車両前部に過大な外力が作用した時にエンジンルームの前部に配置される排気ガスセンサを保護し、修理にかかる費用を低減する目的を、触媒コンバータを支持するスティフナによって実現するものである。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
図1〜図4は、この発明の実施例を示すものである。図1〜図4において、1は車両前部のエンジンルームである。
このエンジンルーム1の前部には、図1に示すように、車両幅方向(車両左右方向)Xに互いに平行に延びるロアメンバ2とアッパメンバ3とを車両上下方向Yで所定間隔離して配設し、また、ロアメンバ2とアッパメンバ3との車両幅方向Xの中央部に車両上下方向Yに延びるセンタブレース4を連結している。
エンジンルーム1内には、パワーユニット5が配置される。このパワーユニット5は、エンジン6に変速機7を組み付けて構成され、且つ変速機7の出力軸8が車両幅方向Xに延びるように配設され(図1、図3参照)、いわゆる横置き状態に車両に搭載されている。
図1に示すように、エンジン6は、4気筒用のものであり、シリンダブロック9と、このシリンダブロック9の上面に装着したシリンダヘッド10と、このシリンダヘッド10の上面に装着したシリンダヘッドカバー11とを備えている。
エンジン6のシリンダブロック9の右下部には、空調コンプレッサ12が取り付けられている。
エンジン6のシリンダヘッド10の後部には、吸気系の吸気マニホルド13が取り付けられている。また、エンジン6の前部上方には、アッパメンバ3の高さ位置で、エアクリーナ14が配置されている。このエアクリーナ14には、吸気ホース15が接続している。
変速機7の前部上方には、アッパメンバ3の高さ位置で、レゾネータ16が配置されている。
エンジン6のシリンダヘッド10の前部には、排気系の排気マニホルド17が取り付けられている。
そして、センタブレース4の斜め後方(右斜め後方)且つエンジン6の車両前面側には、排気マニホルド17に連結された触媒コンバータ18を、排気通路19が車両上下方向Yに延びるように配設している。触媒コンバータ18は、中央の本体部20と上流側の上部21と下流側の下部22とからなる。
触媒コンバータ18の上部21には、図1、図2に示すように、排気ガスセンサとしての上流側排気ガスセンサ23を左斜め上方から配設している。この上流側排気ガスセンサ23には、上方に延びる上流側排気ガスセンサ用配線24が接続している。
また、触媒コンバータ18の下部22に連結した下流側排気管25には、図2に示すように、排気ガスセンサとしての下流側排気ガスセンサ26を、センタブレース4の車両後方の空間S1に突出するように配設している。触媒コンバータ18の下流側排気管25は、ロアメンバ2の高さ位置に配置されている。
下流側排気ガスセンサ26には、上方に延びる上流側排気ガスセンサ用配線27が接続している。この上流側排気ガスセンサ用配線27と前記上流側排気ガスセンサ用配線24とは、途中が結束具28で束ねられている。
触媒コンバータ18とエンジン6との間は、図1に示すように、スティフナとしての第1スティフナ29、第2スティフナ30によって連結される。
第1スティフナ29は、触媒コンバータ18の本体部20の右部とシリンダブロック9の車両前部とに配設される。
第2スティフナ30は、図1、図2、図4に示すように、触媒コンバータ18の本体部20の左部でセンタブレース4の裏側に配設され、且つ、図2、図4に示すように、車両前側縁部30Aが下流側排気ガスセンサ26よりも車両前方に突出している。
このような構造としたことにより、車両前部に過大な外力が作用した時にセンタブレース4とロアメンバ2とが車両後方に移動した場合に、第2スティフナ30をセンタブレース4に当接させて下流側排気ガスセンサ26ヘの衝突を回避できる。このため、下流側排気ガスセンサ26を保護でき、修理にかかる費用を低減できる。
また、触媒コンバータ18を、車両右方の第1スティフナ29と車両左方の第2スティフナ30とにより、堅固に支持することができる。
また、図1、図4に示すように、第2スティフナ30の両端部としての車両前側縁部30Aと車両右側縁部30Bとにおいては、車両前側縁部30Aが触媒コンバータ18の本体部20に連結し、車両右側縁部30Bがエンジン6の変速機7を接合するフランジ部31に連結している。
このように、車両前方に突出するシリンダブロックのフランジ部31に第2スティフナ30の車両右側縁部30Bを連結したことにより、第2スティフナ30の全長を短縮し、センタブレース4との衝突時に変形し難い構造にできる。このため、さらに下流側排気ガスセンサ26の保護性能を向上できる。
さらに、図3、図4に示すように、センタブレース4の車両前方側に車両幅方向Xでセンタブレース4の前方から変速機7側へ延びるラジエータ32を配設し、このラジエータ32の車両幅方向Xの両端部のうちセンタブレース4に隣接する端部であるラジエータ32の右端部32Aをもう一方の端部であるラジエータ32の左端部32Bよりも車両前側に位置させるように、ラジエータ32を車両前後方向Zと直交する方向(車両幅方向X)に対して角度θだけ傾斜させた。ラジエータ32の後左部には、車両幅方向Xの幅がラジエータ32よりも小さなラジエータファン33が車両後方に突出して取り付けられている。
よって、センタブレース4は、図3、図4に示すように、ラジエータ32の後部とラジエータファン33の右部とで形成される空間S2内で且つ上流側排気ガスセンサ23及び下流側排気ガスセンサ26よりも車両前方に配設される。
また、ラジエータ32には、上部タンク34にラジエータインレットパイプ35が接続しているとともに、下部タンク36にラジエータアウトレットパイプ37が接続している。このラジエータインレットパイプ35及びラジエータアウトレットパイプ37は、車両後方に延びてエンジン6に接続している。
このような構造としたことにより、ラジエータ32とセンタブレース4と間の隙間を拡大し、車両前部に過大な外力が作用した時にラジエータ32がセンタブレース4を後退させ難い構造にできる。このため、下流側排気ガスセンサ26の保護性能を向上でき、修理にかかる費用を低減できる。
触媒コンバータとエンジンとの間を連結するスティフナをセンタブレースの裏側に配設し、且つスティフナの車両前側縁部を排気ガスセンサよりも車両前方に突出する構造を、、他のエンジンにも適用することも可能である。
ラジエータを除外したパワーユニットの正面図である。 図1のパワーユニットの左側面図である。 ロアメンバ及びアッパメンバを除外したパワーユニットの平面図である。 図3のパワーユニットの底面図である。 従来においてラジエータを除外したパワーユニットの正面図である。 従来において図5のパワーユニットの左側面図である。
符号の説明
1 エンジンルーム
2 ロアメンバ
3 アッパメンバ
4 センタブレース
5 パワーユニット
6 エンジン
7 変速機
8 出力軸
9 シリンダブロック
10 シリンダヘッド
11 シリンダヘッドカバー
12 空調コンプレッサ
13 吸気マニホルド
14 エアクリーナ
15 吸気ホース
16 レゾネータ
17 排気マニホルド
18 触媒コンバータ
23 上流側排気ガスセンサ
25 下流側排気管
26 下流側排気ガスセンサ
29 第1スティフナ
30 第2スティフナ
30A 第2スティフナの車両前側縁部
31 フランジ部
32 ラジエータ
33 ラジエータファン

Claims (2)

  1. 車両幅方向に互いに平行に延びるロアメンバとアッパメンバとをエンジンルームの前部に配設し、前記ロアメンバと前記アッパメンバとの車両幅方向の中央部に車両上下方向に延びるセンタブレースを連結し、前記エンジンルームにエンジンと変速機とを出力軸が車両幅方向に延びるように配設し、前記センタブレースの斜め後方且つ前記エンジンの車両前面側に触媒コンバータを排気通路が車両上下方向に延びるように配設し、この触媒コンバータの下流側排気管に排気ガスセンサを前記センタブレースの車両後方の空間に突出するように配設した排気ガスセンサの保護構造において、前記触媒コンバータと前記エンジンとの間を連結するスティフナを前記センタブレースの裏側に配設し、且つ前記スティフナの一方の端部を前記排気ガスセンサよりも車両前方に突出させるとともに、前記スティフナの両端部を、前記触媒コンバータの本体部と前記エンジンの前記変速機を接合するフランジ部とに連結したことを特徴とする排気ガスセンサの保護構造。
  2. 前記センタブレースの車両前方側に車両幅方向で前記センタブレースの前方から前記変速機側へ延びるラジエータを配設し、このラジエータの車両幅方向の両端部のうち前記センタブレースに隣接する端部をもう一方の端部よりも車両前側に位置させるように前記ラジエータを車両前後方向と直交する方向に対して傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの保護構造。
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