JP5125340B2 - 排気ガスセンサの保護構造 - Google Patents
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Description
即ち、図5、図6に示すように、従来、車両においては、エンジンルーム101の前部に互いに平行に車両幅方向Xに延びるロアメンバ102とアッパメンバ103とを配設し、このロアメンバ102とアッパメンバ103との車両幅方向Xの中央部に車両上下方向Yに延びるセンタブレース104を連結したものがある。
そして、パワーユニット105のエンジン106に取り付けられる触媒コンバータ118を、センタブレース104の斜め後方(右斜め後方)に排気通路119が車両上下方向Yに延びる状態で配設し、そして、触媒コンバータ118の下流側排気管125に排気ガスセンサとしての下流側排気ガスセンサ126を取り付けている。また、触媒コンバータ118の上流側には、上流側排気ガスセンサ123を取り付けている。触媒コンバータ118は、スティフナ129によってエンジン106に支持されている。
また、エンジンの排気系支持構造には、触媒コンバータをスティフナによってエンジンに支持するものがある。
このため、車両前部に過大な外力が作用した時に、センタブレース104やロアメンバ102が車両後方に移動して下流側排気ガスセンサ126に衝突し、下流側排気ガスセンサ126が損傷する問題があった。
以下、図面に基づいてこの発明の実施例を詳細且つ具体的に説明する。
このエンジンルーム1の前部には、図1に示すように、車両幅方向(車両左右方向)Xに互いに平行に延びるロアメンバ2とアッパメンバ3とを車両上下方向Yで所定間隔離して配設し、また、ロアメンバ2とアッパメンバ3との車両幅方向Xの中央部に車両上下方向Yに延びるセンタブレース4を連結している。
エンジンルーム1内には、パワーユニット5が配置される。このパワーユニット5は、エンジン6に変速機7を組み付けて構成され、且つ変速機7の出力軸8が車両幅方向Xに延びるように配設され(図1、図3参照)、いわゆる横置き状態に車両に搭載されている。
図1に示すように、エンジン6は、4気筒用のものであり、シリンダブロック9と、このシリンダブロック9の上面に装着したシリンダヘッド10と、このシリンダヘッド10の上面に装着したシリンダヘッドカバー11とを備えている。
エンジン6のシリンダブロック9の右下部には、空調コンプレッサ12が取り付けられている。
変速機7の前部上方には、アッパメンバ3の高さ位置で、レゾネータ16が配置されている。
そして、センタブレース4の斜め後方(右斜め後方)且つエンジン6の車両前面側には、排気マニホルド17に連結された触媒コンバータ18を、排気通路19が車両上下方向Yに延びるように配設している。触媒コンバータ18は、中央の本体部20と上流側の上部21と下流側の下部22とからなる。
触媒コンバータ18の上部21には、図1、図2に示すように、排気ガスセンサとしての上流側排気ガスセンサ23を左斜め上方から配設している。この上流側排気ガスセンサ23には、上方に延びる上流側排気ガスセンサ用配線24が接続している。
また、触媒コンバータ18の下部22に連結した下流側排気管25には、図2に示すように、排気ガスセンサとしての下流側排気ガスセンサ26を、センタブレース4の車両後方の空間S1に突出するように配設している。触媒コンバータ18の下流側排気管25は、ロアメンバ2の高さ位置に配置されている。
下流側排気ガスセンサ26には、上方に延びる上流側排気ガスセンサ用配線27が接続している。この上流側排気ガスセンサ用配線27と前記上流側排気ガスセンサ用配線24とは、途中が結束具28で束ねられている。
第1スティフナ29は、触媒コンバータ18の本体部20の右部とシリンダブロック9の車両前部とに配設される。
第2スティフナ30は、図1、図2、図4に示すように、触媒コンバータ18の本体部20の左部でセンタブレース4の裏側に配設され、且つ、図2、図4に示すように、車両前側縁部30Aが下流側排気ガスセンサ26よりも車両前方に突出している。
このような構造としたことにより、車両前部に過大な外力が作用した時にセンタブレース4とロアメンバ2とが車両後方に移動した場合に、第2スティフナ30をセンタブレース4に当接させて下流側排気ガスセンサ26ヘの衝突を回避できる。このため、下流側排気ガスセンサ26を保護でき、修理にかかる費用を低減できる。
また、触媒コンバータ18を、車両右方の第1スティフナ29と車両左方の第2スティフナ30とにより、堅固に支持することができる。
このように、車両前方に突出するシリンダブロック9のフランジ部31に第2スティフナ30の車両右側縁部30Bを連結したことにより、第2スティフナ30の全長を短縮し、センタブレース4との衝突時に変形し難い構造にできる。このため、さらに下流側排気ガスセンサ26の保護性能を向上できる。
よって、センタブレース4は、図3、図4に示すように、ラジエータ32の後部とラジエータファン33の右部とで形成される空間S2内で且つ上流側排気ガスセンサ23及び下流側排気ガスセンサ26よりも車両前方に配設される。
また、ラジエータ32には、上部タンク34にラジエータインレットパイプ35が接続しているとともに、下部タンク36にラジエータアウトレットパイプ37が接続している。このラジエータインレットパイプ35及びラジエータアウトレットパイプ37は、車両後方に延びてエンジン6に接続している。
このような構造としたことにより、ラジエータ32とセンタブレース4と間の隙間を拡大し、車両前部に過大な外力が作用した時にラジエータ32がセンタブレース4を後退させ難い構造にできる。このため、下流側排気ガスセンサ26の保護性能を向上でき、修理にかかる費用を低減できる。
2 ロアメンバ
3 アッパメンバ
4 センタブレース
5 パワーユニット
6 エンジン
7 変速機
8 出力軸
9 シリンダブロック
10 シリンダヘッド
11 シリンダヘッドカバー
12 空調コンプレッサ
13 吸気マニホルド
14 エアクリーナ
15 吸気ホース
16 レゾネータ
17 排気マニホルド
18 触媒コンバータ
23 上流側排気ガスセンサ
25 下流側排気管
26 下流側排気ガスセンサ
29 第1スティフナ
30 第2スティフナ
30A 第2スティフナの車両前側縁部
31 フランジ部
32 ラジエータ
33 ラジエータファン
Claims (2)
- 車両幅方向に互いに平行に延びるロアメンバとアッパメンバとをエンジンルームの前部に配設し、前記ロアメンバと前記アッパメンバとの車両幅方向の中央部に車両上下方向に延びるセンタブレースを連結し、前記エンジンルームにエンジンと変速機とを出力軸が車両幅方向に延びるように配設し、前記センタブレースの斜め後方且つ前記エンジンの車両前面側に触媒コンバータを排気通路が車両上下方向に延びるように配設し、この触媒コンバータの下流側排気管に排気ガスセンサを前記センタブレースの車両後方の空間に突出するように配設した排気ガスセンサの保護構造において、前記触媒コンバータと前記エンジンとの間を連結するスティフナを前記センタブレースの裏側に配設し、且つ前記スティフナの一方の端部を前記排気ガスセンサよりも車両前方に突出させるとともに、前記スティフナの両端部を、前記触媒コンバータの本体部と前記エンジンの前記変速機を接合するフランジ部とに連結したことを特徴とする排気ガスセンサの保護構造。
- 前記センタブレースの車両前方側に車両幅方向で前記センタブレースの前方から前記変速機側へ延びるラジエータを配設し、このラジエータの車両幅方向の両端部のうち前記センタブレースに隣接する端部をもう一方の端部よりも車両前側に位置させるように前記ラジエータを車両前後方向と直交する方向に対して傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載の排気ガスセンサの保護構造。
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JP2007234129A JP5125340B2 (ja) | 2007-09-10 | 2007-09-10 | 排気ガスセンサの保護構造 |
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