JP5120123B2 - 紙葉類施封方法およびその施封装置 - Google Patents
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Description
そして、集積紙幣に紙帯を巻き付けた後は、繰出しローラを逆回転させて紙帯を引き戻すことにより、紙帯の弛みを除去する。この紙帯の引き戻し時において、紙帯がトルクリミッタにより設定力以上引き戻せなくなると、紙帯に対して繰り出しローラがスリップする。このスリップを検知することにより、帯締めが完了したものと判断される。
この加熱部は、紙帯に接触する押圧部、この押圧部を加熱するヒータ、温度を検出する温度検出素子、温度異常時の保護素子から構成されている。
これは、紙帯表面に塗布されている糊が十分に溶けず、接着力が弱いためである。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そこで、装置として、集積した紙葉類に結束用の紙帯をかけ渡す結束部と、結束部でかけ渡した紙帯を切断する切断部と、切断した紙帯の一端をもう一方の端部に加熱接着させる接着部を有する紙葉類施封装置において、紙帯の収納部から繰り出されて走行する紙帯の走行路中に紙帯を予め加温する紙帯加温部を設けたことを特徴とする。
図1において、1は、紙幣の投入部であり、装置正面の上部に設けられている。2は、紙幣の真偽、金種、正損、表裏等の鑑別および計数を行うと共に重送等の搬送異常の検出を行う鑑別部であり、装置内に設けられている。
5a、5bは、結束対象以外の金種の紙幣を集積するオープンポケットであり、装置の上面に設けられている。このオープンポケット5に集積された紙幣は、操作者が直接取り出すことができるようになっている。
7は、集積機構であり、縦一列に一時集積部7a〜7eが並べられ、装置内に設けられている。これらの一時集積部7a〜7eには、それぞれ予め設定された一定枚数の紙幣が集積できるようになっている。一時集積部7a〜7eには、各々に集積した紙幣の短辺、長辺をそろえる整位機構が設けられており、1枚搬送される毎に整位動作を行う。
9は、紙帯で結束する施封装置であり、紙帯等の結束材で集積紙幣を結束して紙幣束を作成することができるようになっている。10は、この施封装置9で結束された紙幣束を排出する放出口である。
図2は施封装置9を示す構成図である。
施封装置9の装置本体91内には、図示しないハンド部より供給された集積紙葉類とし
ての集積紙幣Sを受け取る受取部92と、この受取部92に受け取られた集積紙幣Sを搬送する上下部の搬送ベルト115,116からなる搬送手段としての搬送部93とが設けられている。
結束部94は、結束帯としての紙帯96を収納する収納部97、この収納部97から紙帯96を繰り出す繰出部98、この繰出部98により繰り出された紙帯96を搬送部93の搬送路93aを遮るように上方へ引き上げるキャッチ95と、紙帯96をカットする切断手段としての切断部99と、集積紙幣Sに巻き付けられた紙帯96を加熱接着する接着手段としての接着部100とからなる。
104は紙帯加温部であり、紙帯96の走行路中の任意の箇所に設けてあり、本実施例ではヒータを用いたがヒータに限るものではなく、温風ファン等の加温することができる適宜な手段でよい。
この受取部92は搬送部93の上下部の搬送ベルト115,116の一端部によって構成されている。上部側の搬送ベルト115の一端側には開閉部としての開閉ベルト部115aが設けられ、ハンド部から集積紙幣Sが送られてくるときは、開閉ベルト部115aが開放されて集積紙幣Sが下部側の搬送ベルト116上に載置される。この載置後、開閉ベルト部115aが閉塞されて集積紙幣Sが搬送される。
この整位後、図5に示すように、ベルト開閉部93aが閉塞されて集積紙幣Sが搬送されるが、このときには、ベルト開閉部93aにより整位基準板119がバネ材122の付勢力に抗して外方に回動されて集積紙幣Sの端面から離間される。
なお、集積紙幣Sが搬送された後は、再び、ベルト開閉部93aが開放され、バネ材122の付勢力により、整位基準板119は支軸120を中心に回動し初期基準位置に復帰する。
この短手整位ストッパ131は三角形状をなし、一端部が支軸132により回動自在に支持され、他端部はスプリング133により上方に付勢されている。
集積紙幣Sが搬送されてくると、短手整位ストッパ131は図8に示すように、集積紙幣Sにより押されて支軸132を中心にして下方へ回動されて搬送路93から退避される。集積紙幣Sが図9に示すように、短手整位ストッパ131を通過すると、センサ134により検知され、スプリング133の付勢力により、上方へ回動されて復帰される。このように、センサ134により検知されて短手整位ストッパ131が復帰されたのち、図2に示す制御装置105により搬送ベルト115,116が逆方向に走行されて図10に示すように集積紙幣Sが逆送りされて短手整位ストッパ131の垂直壁131aに当接され集積紙幣Sの短手方向が整位される。整位された集積紙幣Sはセンサ135により検知されて集積紙幣Sが施封位置にきたことが認識される。
集積紙幣Sは搬送路93に沿って搬送されることにより、搬送路93を遮るように繰出され、予め紙帯加温部104で暖められている紙帯96を搬送方向に沿って押し込むことにより、その半周に亘って掛け渡される。
図12、図13は結束部94に設けられるクランパ部135を示すものである。
また、駆動アーム136には押圧板137が離間対向して設けられ、この押圧板137の両端部には垂直方向に沿うガイド孔137a,137aが穿設され、中央部には水平方向に沿うガイド孔137bが穿設されている。駆動アーム136の第1のピン体136aは押圧板137の水平なガイド孔137b内に挿入されている。
図14から図16は結束部94に送られてきた集積紙幣Sのクランプ動作を示すものである。
図18は紙帯96を水平方向に折り曲げて接着面に押え込む第2の案内手段としての下スプーン147及びその駆動機構148を示すものである。
紙帯96を水平方向に折り曲げる場合には、駆動モータ151の駆動ギヤ152が回転され、第1〜第3の従動ギヤ149〜149cを介してラック148が前進される。これにより、図19に示すように下スプーン147が前進されて紙帯96を水平方向に押し込んで折り曲げ保持する。
ドライブローラ156にはトルクリミッタ157を介して駆動手段としての駆動モータ158の駆動ギヤ159が接続されている。
トルクリミッタ157は紙帯96を巻き戻したときに生じる帯締め力を安定かつ一定にするために設定値以上のトルクが加わった場合、それ以上のトルクの伝達を遮断するためのものである。
このように、集積紙幣Sに紙帯96が巻き付けられた後は、余分な紙帯96を巻き戻すために駆動モータ158が制御装置155により逆回転される。これにより、駆動ギヤ159、トルクリミッタ157を介してドライブローラ156が図21に示すように、矢印b方向に逆回転される。この逆回転により、余分な紙帯96が巻き戻され、紙帯96にテンションがかけられる。そして、適正な締め付け力がかかると、トルクリミッタ157が作用し、駆動モータ158からの動力を遮断する。駆動モータ158の動力が遮断されることにより、ドライブローラ156の回転が停止する。
また、トルクリミッタ157の設定値に達した時点で、締め付け力が決定するため、紙帯96の材質、ドライブローラ156の表面の摩擦力、アイドルローラ157の押圧力のバラツキ等に影響を受けることなく、一定の締め付け力を得ることができる。
図22は紙帯96を接着する接着部100を示すものである。
この接着部100は熱源であるヒータ168と、このヒータ168に接触して加熱される押圧部169と、この押圧部169をヒータ168と集積紙幣Sに巻き付けられた紙帯96の接着面との間で移動させる操作レバー170とからなる。
なお、施封動作が行われない待機状態では、紙帯96は、繰出部98により収納部97に戻されるために紙帯が不要に温められることはない。
スタンプ部161はクランパ140内に設けられ、その押印部162はバランスバネ163を介してソレノイド164に取り付けられている。クランパ140の下部側には、押印部162の押印面162aを覆うようにガードするカバー手段としての帯ガイド165が設けられている。
紙帯96が図24に示すように締め付けられた後は、図25に示すように、ソレノイド164がONされて、押印部162が帯ガイド165を押しのけながら、紙帯96の上に押し付けられ客先名が押印される。
まず、図26に示すように、ベルト開閉部93aが上方へ回動され、下部搬送ベルト116上にハンド部から送られてくる集積紙幣Sが受け渡される。しかるのち、長手整位板123が基準壁119に向って移動し、集積紙幣Sを基準壁119に押し付けてその長手方向を整位する。ついで、紙帯96がプリンタ101によって任意の情報(日付、オペレータ番号、通番等)が印字されながらフィードされ、先端がキャッチ113で保持される。保持された紙帯96はさらにフィードされると同時に図27に示すように、キャッチ113も上方に移動されて紙帯96が搬送路93を遮るように待機する。
が制御手段134の制御により逆方向に走行され、整位ストッパ131に当接するまで送られる。この位置はセンサ134で検知され集積紙幣Sが施封位置にきたことが認識されて搬送が停止される。
次に、集積紙幣Sはクランパ140によって押さえられ、さらにクランパ140に付
属の上スプーン143が図29に示すように、下降して紙帯96を下方に折り曲げるとともに紙幣の側面に当て、ついで、キャッチ113が紙帯96を離す。しかるのち、下スプーン147が図30に示すように、横方向にスライドし紙帯96の端部を接着面に押さえ込む。この後、図31に示すようにドライブローラ156が逆転して、余分な紙帯96を巻き取り紙帯96の絞りが完了する。
この実施例によっても、接着部100の熱源の熱を利用して予め紙帯96を加温しておくことにより、低温環境時にも確実に接着させることができる。
施封動作が行われない待機状態では、紙帯96は、繰出部98により収納部97に戻されるために紙帯が不要に温められることはない。
S 集積紙幣
91 装置本体
92 受取部
93 搬送部
94 結束部
96 紙帯
97 収納部
98 繰出部
99 切断部
100 接着部
101 プリンタ
104 紙帯加温部
105 制御装置
115 搬送ベルト
115a 開閉ベルト部
116 搬送ベルト
118 整位機構
119 整位基準板
123 整位板
131 短手整位ストッパ
143 上スプーン
147 下スプーン
155 制御装置
157 トルクリミッタ
158 駆動モータ
168 ヒータ
169 押圧部
170 操作レバー
180 走行案内ローラ
Claims (4)
- 集積した紙葉類に結束用の紙帯をかけ渡して切断手段により切断した紙帯の一端をもう一方の端部に加熱接着させて結束する紙葉類施封方法において、
収納部から繰り出されて走行する紙帯の走行路中に配置した紙帯加温部によって紙帯を予め加温することを特徴とする紙葉類施封方法。 - 集積した紙葉類に結束用の紙帯をかけ渡して結束する結束部と、結束部でかけ渡した紙帯を切断する切断部と、切断した紙帯の一端をもう一方の端部に加熱接着させる接着部を有する紙葉類施封装置において、
紙帯の収納部から繰り出されて走行する紙帯の走行路中に紙帯を予め加温する紙帯加温部を設けたことを特徴とする紙葉類施封装置。 - 集積した紙葉類に結束用の紙帯をかけ渡して結束する結束部と、結束部でかけ渡した紙帯を切断する切断部と、切断した紙帯の一端をもう一方の端部に加熱接着させる接着部を有する紙葉類施封装置において、
紙帯の収納部から繰り出されて走行する紙帯の走行路を前記接着部の熱源の近傍を通して紙帯を予め加温するようにしたことを特徴とする紙葉類施封装置。 - 請求項3において、紙帯の走行案内ローラを熱源の近傍に配置したことを特徴とする紙葉類施封装置。
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