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JP5117149B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関し、詳しくは、必要なジャム検知のみを実行する画像形成装置に関する。
近年の複写機やプリンタ等の画像形成装置では、例えば、シートが搬送路上で搬送不良の状態、即ちジャムが発生した状態で、停電などの異常事態やユーザの誤りによって画像形成装置の主電源が切られてから再度主電源が入れられると、搬送路上に設けられた全てのジャム検知センサのジャム検知を実行して、当該ジャムの発生をユーザに知らせるよう構成されている。
例えば、画像形成装置がジャムの発生を発見しない場合は、速やかにスタンバイ状態へ遷移し、ユーザは画像形成処理のための作業(例えば、出力条件を入力する作業等)をすぐに行なうことができる。なお、スタンバイ状態は、画像形成装置の定着装置に所定の熱が印加されて、転写器に所定の電圧が印加され、濃度補正等の動作が行われ、何時でも記録媒体に印字可能な状態をいう。
一方、画像形成装置が、複数のジャム検知センサのうち、一つでもジャムを検知すると、スタンバイ状態へ遷移することなく、当該画像形成装置に付属のタッチパネル上にジャム発生のエラー表示を行なうこととなる。そして、次に使用するユーザが上記エラーの表示に気が付いてジャム発生原因のシートを取り除くと、当該画像形成装置が初めてスタンバイ状態へ遷移することになる。
このようにして、ジャムが発生したまま画像形成装置のメインスイッチが切られても、上記画像形成装置は、次に使用するユーザに当該ジャムの解消を促している。
また、例えば、特公平4−66352号公報(特許文献1)では、複写機の電源投入時に、検知手段による転写部材の検知状態を確認してジャム状態にあるか否かを判別するジャム判別手段と、上記ジャム判別手段によってジャムと判別されたときにジャム警告動作を実行する制御手段とを設けたことを特徴とする電子写真複写機が開示されている。上記構成により、電源投入時において搬送経路中に転写部材があれば、ジャム警告を行うため、次の用紙搬送が阻止され、さらにジャムが生じることなく正常な搬送が行なえるとしている。また、定着部での停滞用紙にて発煙や発火のおそれもなくなるとしている。
特公平4−66352号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、電源投入時に過去に解消し損なったジャムが存在すると、当該ジャムに関するエラー表示のみが行なわれ、常にスタンバイ状態への遷移が妨げられることとなり、ユーザがスムーズに画像形成処理のための作業に取り掛かれないという問題がある。特に、記録媒体が搬送する必要のない機能(スキャナー機能、ファクシミリ送信機能、e−mail送信機能、PC送信機能等)のみを利用するユーザにとって、上記ジャムは自己の作業とは無関係であるため、当該ジャム解除作業は煩わしいという問題がある。
また、上記ジャムが解消されて初めてスタンバイ状態へ遷移することとなるが、そのスタンバイ状態へ遷移するまでには若干の待ち時間が必要であり、当該待ち時間によってユーザの作業を停滞させるという問題がある。
さらに、電源投入時のジャム検知は、ユーザが次に利用する搬送経路とは無関係に、全ての取り付けられている全てのジャム検知センサについてジャム検知されるため、不必要にジャム検知が行われているという問題がある。特に、ユーザが利用しない搬送路上でジャムが検知されることは、スタンバイ状態への遷移が妨げられるとともに当該ユーザに余計な作業を増やすこととなり、ユーザにとって非常に酷である。
そこで、本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、必要なジャム検知のみを実行する画像形成装置を提供するものである。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像形成装置は、複数の搬送経路を構成するとともに各搬送路上に備えられた複数のジャム検知センサを備えた画像形成装置において、記録媒体が搬送する搬送経路に関連する情報の入力を受け付ける受付手段と、搬送経路に関連する情報とジャム検知センサを特定する情報とを関連付けて、ジャム検知実行決定テーブルとして記憶する記憶手段と、上記入力された搬送経路に関連する情報と、上記ジャム検知実行決定テーブルとに基づいて、当該搬送経路に関連するジャム検知センサを決定する決定手段と、スタートキーの押下時に前記決定されたジャム検知センサのみのジャム検知を実行するジャム検知制御手段とを備えることを特徴とする。
さらに、上記ジャム検知センサのうち、画像印字部に備えられたジャム検知センサが除かれ、上記ジャム検知制御手段が、電源投入時に当該画像印字部に備えられたジャム検知センサのみのジャム検知を実行することを特徴とする。
上記搬送経路に関連する情報は、給紙元、排出先、両面印字の有無、記録媒体の反転の有無の少なくとも一つを含むことを特徴とする。
本発明の画像形成装置によれば、ユーザのスタートキー押下時に、入力された搬送経路に備えられたジャム検知センサのみのジャム検知を実行するよう構成している。
これにより、電源投入時にジャム検知が実行されることがないため、電源投入時に現在使用しているユーザと無関係なジャムによって、スタンバイ状態への遷移が妨げられることなく、画像形成装置は速やかに利用可能な状態となり、ユーザは直ちに画像形成処理のための作業に取り掛かることが可能となる。特に、スキャナー機能等については、問題なく使用することができるので、当該機能に関する業務は迅速に処理されることとなる。
また、ユーザがスタートキーを押下した時に、ユーザが入力した搬送経路に関連する情報に基づいて必要最小限のジャム検知を実行するため、不必要なジャム検知を行うことなく、ユーザが利用することのない搬送経路で生じたジャムによって、画像形成処理が停滞することもない。もちろん、上記ジャムによる余計なジャム解除作業も生じることはない。
従って、ユーザは電源投入時からスタートキーの押下時までの作業を円滑に進めることが可能となる。
また、上記ジャム検知制御手段が、電源投入時に画像印字部に備えられたジャム検知センサのみのジャム検知を実行するよう構成している。
これにより、スタンバイ状態へ安全に遷移するための必要最低限のジャム検知は実行されるため、例えば、画像印字部である定着装置の加熱ロールや転写器などにシートが停滞している状態で、熱や電圧が印加されることはない。従って、使用前に除去し損ねたシートから発煙や発熱が生じることなく、安全且つ確実にスタンバイ状態へ遷移させることが可能となる。
以下に、添付図面を参照して、本発明の画像形成装置の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。また、フローチャートにおける数字の前に付されたアルファベット「S」はステップを意味する。
以下に、本発明に係る画像形成装置について説明する。
図1は、画像形成装置の内部の全体構成を示す概念図である。上記画像形成装置は、具体的には、デジタル複写機、プリンタ、複合機などが該当する。
なお、一例として複合機を利用して原稿のコピー(画像形成処理)を行なう際の画像形成装置の動作を簡単に説明する。
まず、ユーザが画像形成装置100を使用してコピーを行う場合、原稿Pを当該画像形成装置100の上面に備えられている原稿台101に載置し、コピー機能の設定を操作部102から入力する。さらに、ユーザは操作部102に設けられたスタートキーを押下して、画像形成装置100に印刷処理を開始させる。
印刷処理が開始されると、画像読取部103において、光源104から照射された光が、上記原稿台101に置かれた原稿Pに反射される。反射された光は、ミラー105、106、107によって撮像素子108に導かれる。導かれた光は上記撮像素子108により光電変換されて、上記原稿Pの画像が画像データとして読み取られる。
読み取られた画像データは、画像形成部109に送られ、トナー像として転写されることとなる。上記画像形成部109には、感光体ドラム110が備えられており、当該感光体ドラム110は、一定速度で所定の方向に回転し、その周囲には、回転方向の上流側から順に、帯電器111、露光ユニット112、現像器113、転写器114、クリーニングユニット115などが積載されている。
上記帯電器111は、上記感光体ドラム110の表面を一様に帯電させる。上記露光ユニット112は、帯電された上記感光体ドラム110の表面に、上記画像データに基づいてレーザーを照射し、静電潜像を形成する。上記現像器113は、搬送された静電潜像に、トナーを付着させてトナー像を形成する。形成されたトナー像は、上記転写器114により、記録媒体(例えば、シート)に転写される。上記クリーニングユニット115は、上記感光体ドラム110の表面に残された余分なトナーを取り除く。これらの一連のプロセスは、上記感光体ドラム110が回転することにより実行される。
上記シートは、上記画像形成装置100に備えられた複数の給紙カセット、例えば、上段カセット116、下段左カセット117、下段右カセット118から給紙され、複数の給紙カセットにはそれぞれ異なる紙種のシートが収容されている。シートが搬送される時は、当該シートはピックアップローラ119により何れか1つの上記給紙カセット116、117、118から搬送路Aへ引き出される。シートが引き出される給紙カセット116、117、118は、ユーザが操作部102に入力した設定に基づいて決定される。
上記搬送路Aに引き出されたシートは、搬送ローラ119やレジストローラ120により、画像形成部103の感光体ドラム110と転写器114の間に送り込まれる。送り込まれると、上記シートは上記転写器114により上記トナー像が転写され、定着装置124に搬送される。
上記トナー像が転写されたシートが定着装置121に備えられた加熱ローラ122と加圧ローラ123の間を通過すると、上記トナー像に熱と圧力が印加されて、可視像がシートに定着される。上記加熱ローラ122の熱量は紙種に応じて最適に設定され、上記定着が適切に行われる。なお、トナー像が転写されてからシートに定着されるまでに関連する駆動部を画像印字部と称する。
可視像が定着されたシートは、さらに定着装置121から胴内トレイ124(インナートレイ)までの搬送路B上を移動し、当該胴内トレイ124に積載、収容される。また、画像形成装置の側面には、胴内トレイ124とは別個に側面トレイ125が設けられており、ユーザがシートの出力条件として側面トレイ125の排紙を入力すると、印字されたシートは当該側面トレイ125へ続く搬送路Cを経て排紙される。
なお、ユーザが出力条件として両面印字やシートの反転を入力した場合、シートは通常の搬送路B、Cから入力された処理を実施するための別の搬送路Dへ搬送され、両面印字を施されたり反転処理されることとなる。ここで、シートの反転とは、シートが排紙される際に当該シートの表裏をひっくり返して排紙することをいう。もちろん、処理が終了すると、胴内トレイ124(側面トレイ125)へ続く搬送路B(C)へシートが導かれて排紙される。
以上が、画像形成装置100での基本的な画像形成処理である。なお、当該画像形成処理を実行する手段を画像形成手段(後述する)と称する。
図1に示すように、ユーザが入力する出力条件に基づいて、シートの搬送経路は決定され、当該シートの搬送経路は複数の搬送路A、B、C、Dを組み合わせて構成される。そのため、上記搬送経路上のシートの搬送不良を検知するジャム検知センサ(反射型フォトセンサ)10a〜10nは、複数の搬送路A、B、C、Dに対して所定の箇所に所定の個数備えられている。なお、上記所定の箇所は、当該箇所の近傍に備えられた駆動部材や空間的な制約によってシートの搬送不良が高い確率で生じる箇所である。
次に、図2を用いて、画像形成装置100の制御系ハードウェアの構成を説明する。図2は、画像形成装置における制御系ハードウェアの概略構成図である。ただし、本発明に直接には関係しない各部の詳細は省略している。
画像形成装置100の制御回路201は、CPU(Central Processing Unit)202、ROM(Read Only Memory)203、RAM(Random Access Memory)204、HDD(Hard Disk Drive)205、各駆動部に対応するドライバ206、ジャム検知センサ10a〜10nを内部バス207によって接続している。上記CPU202は、例えば、RAM204を作業領域として利用し、上記ROM203、上記HDD205等に記憶されているプログラムを実行し、当該実行結果に基づいて上記ドライバ206とデータや指示を授受し、上記図1に示した各駆動部の動作を制御する。また、上記駆動部以外の後述する各手段(図3に示す)についても、上記CPU202がプログラムを実行するとともに、ジャム検知センサ10a〜10nからの信号を授受することで当該各手段を実現する。上記ROM203や上記HDD205には、以下に説明する各手段を実現するプログラムやデータが記憶されている。
次に図1、図3〜図6を参照しながら、本実施形態の画像形成装置100においてジャム検知を実行する手順について説明する。図3は、本実施形態の画像形成装置の機能ブロック図である。図4は、操作部のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す図である。図5は、記憶手段に記憶されているジャム検知実行決定テーブルを示す図である。図6は、ジャム検知の実行手順を示すためのフローチャートである。
まず、ユーザが画像形成装置の電源を投入すると、ジャム検知制御手段301は、スタンバイ状態へ遷移するために、所定の箇所に備えられた複数のジャム検知センサ10a〜10n(ジャム検知手段302)のうち、画像印字部に備えられた二箇所のジャム検知センサ10f(画像形成部103近傍)、ジャム検知センサ10g(定着装置120近傍)のみのジャム検知を実行する(図6:S101)。この際、上記ジャム検知センサ10f、10g以外のジャム検知センサ10a〜10e、10h〜10nは、ジャム検知を実行することはない。
そのため、画像印字部にシートが停滞した状態で画像形成装置がスタンバイ状態へ遷移して当該シートに熱や電圧が印加されて発煙や発熱が生じることなく、安全且つ確実にスタンバイ状態へ遷移されることとなる。また、画像印字部に関連するジャム検知以外のジャム検知は実行されることがないため、現在使用しているユーザと無関係なジャムによって、スタンバイ状態への遷移が妨げられることなく、画像形成装置は速やかに利用可能な状態となり、ユーザは直ちに画像形成処理のための作業に取り掛かることが可能となる。
通常、画像形成装置がスタンバイ状態へ遷移すると、受付手段303が操作部102のタッチパネルに入力画面を表示させる(図4A、図6:S102→S103)。そこで、上記入力画面を見ながら、ユーザは自己の希望するシートの出力条件(例えば、給紙元は下段右カセット、排紙先は胴内トレイ、印字面は片面、反転の有無はなし)を入力しスタートキーを押下すると、決定手段304が、入力された当該出力条件の情報を直ちに受信し、予め記録手段305に記録されているジャム検知実行決定テーブル500を参照する。
図5に示すように、上記ジャム検知実行決定テーブル500には、シートの搬送経路に関連する情報(出力条件)501とジャム検知センサを特定する情報502とが関連付けられて記憶されており、各出力条件には、当該出力条件によって決定される搬送経路に備えられたジャム検知センサのみを特定する情報がそれぞれ記憶されている。これにより、上記決定手段304が、入力された出力条件から決定される搬送経路上の、ジャム検知すべき必要最低限のジャム検知センサを一意に決定することが可能となる。
例えば、上記出力条件(下段右カセット、胴内トレイ、片面、反転なし)503が入力されると、上記決定手段304がジャム検知センサを特定する情報「10b、10c、10d、10e、10m、10n」を参照し、ジャム検知すべきジャム検知センサ10b、10c、10d、10e、10m、10nを決定する(図6:S104)。なお、上記ジャム検知センサ10b、10c、10d、10e、10m、10nは、シートが片面印字で反転処理されずに下段右カセット117から胴内トレイ124へ搬送する搬送経路に設置されたジャム検知センサである。
上記ジャム検知センサを特定する情報「10b、10c、10d、10e、10m、10n」は、ジャム検知制御手段301に送信され、ジャム検知センサ10b、10c、10d、10e、10m、10n(ジャム検知手段302)のみのジャム検知が実行される(図6:S105)。
ジャム検知の結果、上記に挙げられたジャム検知センサ10b、10c、10d、10e、10m、10n(ジャム検知手段302)のうち、いずれのジャム検知センサについてもジャムが検知されなかった場合、ジャム検知制御手段301が、画像形成手段306に画像形成処理を開始する旨の信号を送信し、画像形成処理がスタートする(図6:S106YES→S107)。
一方、例えば、ジャム検知センサ10iが取り付けられた箇所(シートが反転される搬送路上の所定の箇所)に過去に除去し損ねたシートが未だに残存しており、先ほどのユーザが「反転あり」の条件を追加した新たな出力条件(下段右カセット、胴内トレイ、片面、反転あり)504を入力した場合、ジャム検知が実行されるジャム検知センサはジャム検知センサ10b、10c、10d、10e、10h、10i、10m、10nであり、当該ジャム検知センサ10iがシートの搬送不良を検知することとなる。
そうすると、ジャム検知制御手段301が上記ジャム検知センサ10iを特定する情報「10i」を表示手段307に送信し、当該情報「10i」に基づくエラー画面がタッチパネル上に表示されることとなる(図4B、図6:S106NO→S108)。このエラー画面は、搬送不良を検知したシートの場所401と当該シートを取り除く処理手順402が表示された画面である。上記エラー画面を確認したユーザは、当該エラー画面に従って搬送不良を起こしているシートを取り除き、再度スタートキーを押下して画像形成処理を実行することとなる。
以上のように、ユーザのスタートキー押下時に、入力された搬送経路に関連するジャム検知センサのみのジャム検知を実行するよう制御している。
これにより、電源投入時に画像形成装置がジャム検知を実行することなく、スタンバイ状態へ速やかに遷移することとなり、ユーザがスタートキーを押下した時に、ユーザが入力した出力条件に基づいて必要最小限のジャム検知のみを実行するので、不必要なジャム検知を行うことなく、ユーザが利用することのない搬送経路で生じたジャムにより、画像形成処理が停滞することもない。従って、上記画像形成装置では、電源投入時からスタートキーの押下時までの作業を円滑に進めることが可能となる。
なお、上記ジャム検知センサは、反射型フォトセンサを採用したが、搬送路上に記録媒体の搬送不良を検知できるセンサであればよく、例えば、爪型接触センサ等を採用しても構わない。
以上のように、本発明にかかる画像形成装置は、複写機、複合機等に有用であり、必要なジャム検知のみを実行する画像形成装置として有効である。
本実施の形態の画像形成装置の内部の全体構成を示す正面視での概念図である。 本実施の形態の画像形成装置の制御系ハードウェアの構成を示す図である。 本実施の形態の画像形成装置の機能ブロック図である。 本実施の形態のタッチパネル上に表示される画面の一例を示す図である。 本実施の形態のジャム検知実行決定テーブルを示す図である。 本実施の形態の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 画像形成装置
116 上段カセット
117 下段左カセット
118 下段右カセット
124 胴内トレイ
125 側面トレイ
10a〜10n ジャム検知センサ
301 ジャム検知制御手段
302 ジャム検知手段
303 受付手段
304 決定手段
305 記憶手段
306 画像形成手段
307 表示手段
A、B、C、D 搬送路

Claims (3)

  1. 複数の搬送経路を構成するとともに各搬送路上に備えられた複数のジャム検知センサを備えた画像形成装置において、
    記録媒体が搬送する搬送経路に関連する情報の入力を受け付ける受付手段と、
    搬送経路に関連する情報とジャム検知センサを特定する情報とを関連付けて、ジャム検知実行決定テーブルとして記憶する記憶手段と、
    上記入力された搬送経路に関連する情報と、上記ジャム検知実行決定テーブルとに基づいて、当該搬送路に関係するジャム検知センサを決定する決定手段と、
    スタートキーの押下時に前記決定されたジャム検知センサのみのジャム検知を実行するジャム検知制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. さらに、上記ジャム検知センサのうち、画像印字部に備えられたジャム検知センサが除かれ、
    上記ジャム検知制御手段が、電源投入時に当該画像印字部に備えられたジャム検知センサのみのジャム検知を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 上記搬送経路に関連する情報は、給紙元、排出先、両面印字の有無、記録媒体の反転の有無の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
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