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JP5104523B2 - エンコーダ装置、および、シリアル通信方法 - Google Patents

エンコーダ装置、および、シリアル通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、エンコーダ装置に関し、特に、エンコーダ装置のシリアル通信方法に関する。
従来より、エンコーダ装置は産業用ロボット等の制御システムにおける回転位置変位を検出するセンサとして広く利用されている。このようなエンコーダ装置において検出される位置データなどの各種データは、上位制御装置との間で、双方向のシリアル通信方式によってデータ伝送が行なわれている。このようなエンコーダ装置において用いられるシリアル通信方式の技術として、例えば、特許文献1が知られている。
ところで、近年、国際安全規格の動向に伴い安全への関心が高まる中、FA(Factory Automation)分野における安全制御システムなどに組み込まれるエンコーダ装置に用いられるシリアル通信方式などの伝送方式に対しても、安全性のニーズが高まってきている。なお、伝送方式の安全性を定量的に評価する方法として、たとえば、国際規格IEC61784−3などが知られている。
特開2004−317261号公報
本発明は、このように伝送の安全性が重要視されている状況に鑑みなされたもので、その目的は、より信頼性の高いシリアル通信をすることが可能であるエンコーダ装置およびシリアル通信方法を提供することにある。
本発明を例示する第1の態様に従えば、測定情報が記憶されている測定情報記憶部と、コマンド信号を受信する受信部と、前記受信部が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に該当する測定情報を前記測定情報記憶部から読み出す測定情報読出部と、前記測定情報読出部が読み出した測定情報に対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する部分巡回冗長検査用チェックコード生成部と、前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する全体巡回冗長検査用チェックコード生成部と、前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとをシリアル通信により送信する送信部と、を有することを特徴とするエンコーダ装置が提供される。
本発明を例示する第2の態様に従えば、エンコーダ装置において用いられるシリアル通信方法であって、受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に該当する測定情報を、測定情報が予め記憶されている測定情報記憶部から読み出す測定情報読出手順と、前記測定情報読出手順で読み出した測定情報に対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する部分巡回冗長検査用チェックコード生成手順と、前記測定情報読出手順で読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成手順で生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する全体巡回冗長検査用チェックコード生成手順と、前記測定情報読出手順で読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成手順で生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成手順で生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとをシリアル通信により送信する送信手順と、を有することを特徴とするシリアル通信方法が提供される。
この発明によれば、より信頼性の高いシリアル通信をすることが可能であるエンコーダ装置およびシリアル通信方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。図1は、この発明の一実施形態によるエンコーダ装置が用いられるエンコーダ装置システムの構成を示す概略ブロック図である。
このエンコーダ装置システムにおいては、n個(n≧1の整数)のエンコーダ装置1−1〜nと上位制御装置2とが、シリアル通信ライン3を介して互いに接続されている。複数のエンコーダ装置1−1〜nは、たとえば、ロボットを駆動する複数のモータに対してそれぞれ搭載されており、各モータの回転位置変位を検出している。なお、この複数のエンコーダ装置1−1〜nは、識別情報によりそれぞれが予め識別されている。
上位制御装置2は、シリアル通信ライン3を介してエンコーダ装置1−1〜nにコマンド信号を送信し、送信したコマンド信号に応じて、エンコーダ装置1−1〜nからモータの回転位置変位をエンコーダ信号として受信する。
また、上位制御装置2は、エンコーダ装置1−1〜nから各モータが検出した回転位置変位を受信し、受信した回転位置変位に基づいて、エンコーダ装置1−1〜nが有する各モータを制御することにより、ロボットの動作制御を行う。例えば、上位制御装置2は、各モータを所定量回転させる制御を行う。
シリアル通信ライン3は、たとえば、一対のSD+3aとSD−3bとの差動伝送信号(たとえば、RS485規格準拠)によって構成され、SD+3aとSD−3b間には終端抵抗4が接続される。また、上位制御装置2より一対の電源線VCCとGNDが各エンコーダに対し接続されている。すなわち、エンコーダ装置1−1〜nの電源は、上位制御装置2が供給する。
なお、上述したエンコーダ信号およびコマンド信号は、それぞれデジタルデータであり、上位制御装置2とエンコーダ装置1−1〜nとの間で、シリアル通信ライン3を介してシリアル通信により送信される信号である。
ここで、このエンコーダ信号には、後述するように、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査(CRC(Cyclical Redundancy Check))用のチェックコードが含まれている。本実施形態においては、巡回冗長検査用のチェックコードとして、送信するエンコーダ信号全体に対する巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードのみならず、送信するエンコーダ信号の中で重要な情報、たとえば、各モータが検出した回転位置変位の情報のみに対する巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードも含んでいる。
上位制御装置2は、エンコーダ装置1−1〜nからエンコーダ信号を受信した場合、受信したエンコーダ信号に含まれている巡回冗長検査用のチェックコードにより、受信したエンコーダ信号が正常に受信されたか否かについて検証する。
ここで、本実施形態においては、上述したように受信したエンコーダ信号には、巡回冗長検査用のチェックコードとして全体巡回冗長検査用チェックコードのみならず部分巡回冗長検査用チェックコードも含まれている。そのため、上位制御装置2は、受信したエンコーダ信号に含まれている全体巡回冗長検査用チェックコードにより、受信したエンコーダ信号全体が正常に受信されたか否かについて検証することができるのみならず、受信したエンコーダ信号に含まれている部分巡回冗長検査用チェックコードにより、受信したエンコーダ信号の中で重要な情報についても、受信が正常にされたか否かについて検証することができる。
次に、図2を用いて、エンコーダ装置1−1〜nの一例としての構成について説明する。なお、図1のエンコーダ装置1−1〜nは、それぞれ同様の構成を有しているため、以降においては、エンコーダ装置1−1〜nのうちいずれか1つをエンコーダ装置1として説明する。
エンコーダ装置1が有する回転円板12は、たとえば、このエンコーダ装置1が対応するモータの回転軸の回転変位、または、このモータにより駆動される部材の回転変位または位置変位により、直接またはギア装置などの動力伝達機構を介して、回転変位されるようになっている。
そのため、このエンコーダ装置1において、この回転円板12の回転位置変位を検出することにより、このエンコーダ装置1と対応付けられているモータの回転位置変位、または、このモータにより駆動される部材の回転位置変位または位置変位を、検出することが可能となっている。
このエンコーダ装置1において、発光部11が発光した光は、回転円板12のスリットを経て受光部13に入光する。受光部13からの出力信号は、波形整形回路14で波形整形されて信号処理部15に入力する。信号処理部15は、所定の演算処理を施し回転円板12の回転位置変位を検出する。
たとえば、回転円板12には微小なスリットが円周方向に形成されており、回転により回転位置変位が生じると、この円周方向に形成されている微小なスリットを、発光部11から発光された光が、透過または遮光する。信号処理部15は、この回転円板12の回転による光の変化を受光部13により検知し、波形整形回路14および信号処理部15を経て、回転円板12の回転位置変位を検出する。
この信号処理部15が検出した回転位置変位は、送受信ドライバ部16を介してエンコーダ信号として、上位制御装置2へシリアル通信ライン3を介して送信される。このエンコーダ信号の送信の詳細については、後述する。
また、信号処理部15には、不揮発性メモリ17が接続されている。この不揮発性メモリ17には、たとえば、エンコーダ装置1を識別するための識別情報が予め記憶されている。また、信号処理部15には、温度センサ18が接続されている。この温度センサ18は、エンコーダ装置1の動作温度、または、エンコーダ装置1が設置されているモータの温度を温度情報として測定している。
また、信号処理部15は、必要に応じて、または、予め定められた所定の時間毎に、不揮発性メモリ17または温度センサ18にアクセスし、識別情報または温度情報を読み出して、信号処理部15が内部に有する記憶部150に記憶させる。また、信号処理部15は、各種信号の異常検出を行っており、異常検出した情報をステータス情報として、信号処理部15が内部に有する記憶部150に記憶させる。
また、信号処理部15は、所定の演算処理を施して検出した回転円板12の回転位置変位を、位置情報として、信号処理部15が内部に有する記憶部150に記憶させる。
なお、エンコーダ装置1は、上位制御装置2からコマンド信号を受信したことに応じて、この受信したコマンド信号に該当する情報を記憶部150から読み出し、送受信ドライバ部16を介して、読み出した情報をエンコーダ信号として、シリアル通信ライン3を通じて上位制御装置2へ、シリアル通信により送信する。
次に、図3を用いて、信号処理部15の一例としての構成について説明する。ここでは、信号処理部15の構成において、上位制御装置2とエンコーダ装置1との通信に関する構成のみについて説明する。なお、以降においては、位置情報または温度情報を、測定情報と称して説明する。
信号処理部15は、上記に説明した記憶部150として、識別情報が予め記憶されている識別情報記憶部151と、位置情報や温度情報が測定情報として予め記憶されている測定情報記憶部152と、ステータス情報が記憶されているステータス情報記憶部153と、を有する。
また、この信号処理部15は、受信部154と、ヘッダ情報生成部155と、測定情報読出部156と、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157と、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158と、送信部159と、を有する。
受信部154は、上位制御装置2がシリアル通信ライン3を介して送信したコマンド信号を、送受信ドライバ部16を介して受信する。
ヘッダ情報生成部155は、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に対応する予め定められたヘッダ情報を生成する。また、このヘッダ情報生成部155は、たとえば、識別情報記憶部151から識別情報を読み出し、この読み出した識別情報をヘッダ情報に含めて、予め定められた形式のヘッダ情報を生成する。
また、このヘッダ情報生成部155は、受信部154が受信したコマンド信号、または、コマンド信号に含まれているコマンドを含めて、予め定められた形式のヘッダ情報を生成する。また、このヘッダ情報生成部155は、ステータス情報記憶部153からステータス情報を読み出し、読み出したステータス情報を含めて、予め定められた形式のヘッダ情報を生成する。
測定情報読出部156は、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に該当する測定情報を測定情報記憶部152から読み出す。
部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157は、測定情報読出部156が読み出した測定情報に対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する。この部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157は、たとえば、予め定められた第1の多項式に基いて部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する。
全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158は、ヘッダ情報生成部155が生成したヘッダ情報と、測定情報読出部156が読み出した測定情報と、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する。
この全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158は、たとえば、予め定められた第2の多項式に基いて全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する。この第2の多項式は、たとえば、上述した第1の多項式とは異なる多項式である。
送信部159は、ヘッダ情報生成部155が生成したヘッダ情報と、測定情報読出部156が読み出した測定情報と、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとを、予め定められた順序で、送受信ドライバ部16を介してシリアル通信方式によりエンコード信号として、シリアル通信ライン3を通じて上位制御装置2に送信する。
次に、図4を用いて、図3を用いて説明した信号処理部15を有するエンコーダ装置1の一例としての動作について説明する。ここでは、信号処理部15の動作を中心にして、エンコーダ装置1の動作について説明する。
まず、受信部154は、上位制御装置2からのコマンド信号を、送受信ドライバ部16を介して受信したか否かを判定する(ステップS41)。ステップS41で、受信部154がコマンド信号を受信していない場合には、受信部154は、コマンド信号を受信するまで、この処理を繰り返す。
ステップS41で受信部154がコマンド信号を受信した場合には、ヘッダ情報生成部155は、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に対応する予め定められたヘッダ情報を生成する(ステップS42)。
次に、測定情報読出部156は、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に該当する測定情報を測定情報記憶部152から読み出す(ステップS43)。
次に、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が、測定情報読出部156が読み出した測定情報に対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する(ステップS44)。
次に、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158は、ヘッダ情報生成部155が生成したヘッダ情報と、測定情報読出部156が読み出した測定情報と、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する(ステップS45)。
次に、送信部159は、ヘッダ情報生成部155が生成したヘッダ情報と、測定情報読出部156が読み出した測定情報と、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとを、予め定められた順序で、送受信ドライバ部16を介してシリアル通信方式によりエンコード信号として、シリアル通信ライン3を通じて上位制御装置2に送信する(ステップS46)。
その後、エンコード信号を受信した上位制御装置2は、受信したエンコード信号に含まれているヘッダ情報と測定情報と部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、上述した第2の多項式と同じ多項式を用いて巡回冗長検査用チェックコードを生成する。そして、上位制御装置2は、この生成した巡回冗長検査用チェックコードと、受信したエンコード信号に含まれている全体巡回冗長検査用チェックコードとが一致するか否かを判定することにより、受信したエンコード信号が正常に受信されているか否かを判定する。
また、エンコード信号を受信した上位制御装置2は、受信したエンコード信号に含まれている測定情報に対して、上述した第1の多項式と同じ多項式を用いて巡回冗長検査用チェックコードを生成する。そして、上位制御装置2は、この生成した巡回冗長検査用チェックコードと、受信したエンコード信号に含まれている部分巡回冗長検査用チェックコードとが一致するか否かを判定することにより、受信したエンコード信号に含まれている測定情報が正常に受信されたか否かを判定する。
次に、図5を用いて、エンコーダ装置1が上位制御装置2にシリアル通信ライン3を介してシリアル通信により送信するエンコード信号の、一例としてのフォーマット構成について説明する。ここでは、エンコーダ装置1が送信するエンコーダ信号のフォーマット構成として、固定ビット長のフィールドを複数有する場合の構成について説明する。
たとえば、エンコーダ装置1は、コマンド信号としてコマンドPを上位制御装置2から受信した場合は、コマンドPに対応するデータP(例えば、位置情報)をエンコーダ情報として上位制御装置2へ送信する。次に、たとえば、エンコーダ装置1は、コマンド信号としてコマンドAを上位制御装置2から受信した場合は、コマンドAに対応するデータA(例えば、温度情報)を上位制御装置2へ送信する(図5(a)参照)。
すなわち、上述したように、エンコーダ装置1は上位制御装置2からコマンド信号を受信すると、受信したコマンド信号の種類に応じて所定の情報をエンコード信号として、シリアル通信ライン3を介して上位制御装置2へ出力する。
このエンコーダ装置1が送信するエンコード信号は、フィールド単位で構成されており、インフォメーションフィールドIF、データフィールドDF0〜DF2、および、CRCフィールドによって構成されている(図5(b)参照)。なお、データフィールドDF0〜DF2のフィールド数は、コマンド信号の種類、または、コマンド信号の種類に応じて送信する測定情報のビット数に対応している。ここでは、データフィールドのフィールド数は、データフィールドDF0〜DF2の3つである場合について説明する。
なお、このインフォメーションフィールドIFに含まれる情報が、上述したヘッダ情報に対応する。また、データフィールドDF0〜DF2に含まれる情報が、上述した測定情報に対応する。また、CRCフィールドに含まれる情報が、上述した部分巡回冗長検査用チェックコードと全体巡回冗長検査用チェックコードとに対応する。
また、エンコーダ装置1の送信部159は、各フィールドを予め定められた順序により送信する。たとえば、エンコーダ装置1は、インフォメーションフィールドIF、データフィールドDF0〜DF2、CRCフィールドの順に送信する。
次に、各フィールドのビット構成について説明する。一例としてのCRCフィールドのビット構成を、図5(c)に示す。また、一例としてのインフォメーションフィールドIFのビット構成を、図6(a)に示す。また、一例としてのデータフィールドDF0〜DF2のビット構成を、図6(b)に示す。
ここでは、各フィールドのビット長は、図5(c)、図6(a)および図6(b)に示すように、18ビットに固定されており、各フィールドのスタートビットには2進数で0が予め設定されており、各フィールドのストップビットには2進数で1が予め設定されている。このように各フィールドにおいて、ビット長とスタートビットとストップビットとは共通であるため、以降においては、各フィールドにおいて、異なる点のみについて説明する。
インフォメーションフィールドIFは、図6(a)に示すように、3ビットのシンクコード、3ビットのエンコーダアドレス、5ビットのコマンドコード、1ビットの0固定ビット、および、4ビットのエンコーダステータスビットを有する。インフォメーションフィールドIF内において、これらの情報のビット位置は、図6(a)に示すように、予め定められている。
シンクコードは、エンコーダ装置1と上位制御装置2との間の通信において、同期のために用いられる情報であり、ここでは、2進数で001に固定されている。エンコーダアドレスは、エンコーダを識別する情報であり、上述した識別情報に対応する情報である。0固定ビットは、2進数で0に予め定められた情報である。エンコーダステータスビットは、上述したステータス情報に対応する情報である。
コマンドデータは、エンコーダ装置1が受信したコマンド信号に含まれていたコマンドの情報である。このコマンドデータにより、たとえば、上位制御装置2は、受信したエンコード信号について、データフィールドDF0〜DF2に含まれている情報の種類、たとえば、位置情報であるのか温度情報であるのかを、判定することができる。また、このコマンドデータにより、たとえば、上位制御装置2は、受信したエンコード信号について、データフィールドDF0〜DF2のフィールド長など、エンコード信号のフィールド構成を判定することが可能である。
データフィールドDF0〜DF2は、それぞれ、図6(b)に示すように、16ビットのデータビットを有する。このデータビットは、上述した測定情報に対応する情報である。
CRCフィールドには、CRC2コードとCRC1コードとが含まれている。このCRC2コードは、上述した部分巡回冗長検査用チェックコードに対応し、CRC1コードは、上述した全体巡回冗長検査用チェックコードに対応する。ここでは、CRC2コードは8ビットであり、CRC1コードは8ビットである。
このCRC2コードは、送信において安全に送信したいデータに対してのみの巡回冗長検査用チェックコードであり、ここでは、データフィールドDF0〜DF2に対しての巡回冗長検査用チェックコードである。また、CRC1コードは、送信するデータ全てに対しての巡回冗長検査用チェックコードであり、ここでは、インフォメーションフィールドIFと、データフィールドDF0〜DF2と、CRC2コードとに対しての巡回冗長検査用チェックコードである(図5(d)参照)。
この、CRC1コードとCRC2コードとを生成する生成多項式は、それぞれ異なる多項式を用いる(図5(d)参照)。なお、各フィールドに対して、スタートビットとストップビットとを除いた情報について、CRC1コードとCRC2コードとが、それぞれ生成される。
図5と図6とを用いて説明したように、本実施形態においては、CRCフィールドには、CRC1コードとCRC2コードとを有する構成となっている。そして、このCRCフィールド内のCRC1コードによって、全送信データの安全性をチェックすることが可能になっている。すなわち、このCRC1コードは、CRC2コードを含む送信データ全体のCRCチェック(CRCを用いたチェック)に用いられる。このCRC1コードに対して、CRC2コードは、送信データの一部であるデータフィールドDF0〜DF2のみに対してのCRCチェックに用いられる。
以上のような構成をとることにより、本実施形態においては、データフィールドDF0〜DF2内のデータには、CRC1コードとCRC2コードとで、二重にCRCチェックがされることになり、データフィールドDF0〜DF2内のデータに対しての、伝送上における誤り検出能力を大きく向上させることが可能となる。
また、CRC1コードとCRC2コードとを生成する生成多項式が異なるため、データフィールドDF0〜DF2内のデータについては、CRC1コードとCRC2コードとで、二重にCRCチェックがされるとともに、異なる生成多項式によりCRCチェックがされることになるため、伝送上における誤り検出能力を大きく向上させることが可能となる。
また、CRC1コードについてCRCチェックをすることにより、CRC2コードについてのCRCチェックもされることになるため、CRC2コード自体に対しての伝送上における誤り検出が可能となる。そして、この送信において誤りのないと判定されたCRC2コードを用いて、データフィールドDF0〜DF2内のデータについてのCRCチェックを行うことができるため、更に、伝送上における誤り検出能力を大きく向上させることが可能となる。
なお、上記においては、エンコーダ装置1は、CRC1コードとCRC2コードとを生成し、生成したCRC1コードとCRC2コードとをCRCフィールドに入力してエンコード信号として送信するものとして説明したが、これに限られるものではない。たとえば、エンコーダ装置1は、CRC1コードのみを生成し、生成したCRC1コードのみをCRCフィールドに入力してエンコード信号として送信してもよい。なお、エンコーダ装置1が、CRC1コードとCRC2コードとを生成するのか、または、CRC1コードのみを生成するのかは、エンコーダ装置1が受信したコマンド信号に応じて、エンコーダ装置1の信号処理部15が判定するようにしてもよい。
たとえば、エンコーダ装置1の信号処理部15は、受信したコマンド信号に応じて送信する測定情報を変更するが、送信する測定情報の重要度に基づいて、CRC1コードとCRC2コードとを生成して送信するか、または、CRC1コードのみを生成して送信するかを判定する。この判定は、たとえば、信号処理部15の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が行う。すなわち、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、部分巡回冗長検査用チェックコードを生成するか否かを判定する。
図7を用いて、CRC1コードのみを送信する場合の、一例としてのフォーマット構成について説明する。ここでは、エンコーダ装置1は、コマンド信号としてコマンドAを上位制御装置2から受信し、コマンドAに対応するデータA(例えば、位置情報)をエンコーダ情報として上位制御装置2へ送信する。次に、エンコーダ装置1は、コマンド信号としてコマンドBを上位制御装置2から受信し、コマンドBに対応するデータBを上位制御装置2へ送信する(図7(a)参照)。
ここでは、このデータA(例えば、位置情報)に対するエンコーダ情報において、データフィールドのフィールド数は、データフィールドDF0〜DF1の2つであるとする(図7(b)参照)。図7(b)および図7(c)に示すように、インフォメーションフィールドIFとデータフィールドDF0〜DF1とは、図5および図6に示したインフォメーションフィールドIFとデータフィールドDF0〜DF2とに対比して、フィールドの構成としては、データフィールドのフィールド数が異なる点を除いては同様である。
なお、CRCフィールドについては、図5(c)に示したCRCフィールドにおいては、前半の8ビットがCRC1コードであり、後半の8ビットがCRC2コードであったのに対して、図7(c)に示すCRCフィールドにおいては、前半の8ビットがデータビットであり、後半の8ビットがCRC2コードである。
すなわち、CRCフィールドにおいて、前半の8ビットが、図5(c)に示すCRCフィールドにおいてはCRC1コードであり、図7(c)に示すCRCフィールドにおいてはデータビットである点が異なる。なお、このデータビットは、データフィールドDF0〜1と同様の情報である。
このように、エンコード信号において、CRC2コードを含めずCRC1コードのみとすることにより、エンコード信号における送信データ(この場合、データビット)の割合が増大することにより、送信におけるデータの送信効率が向上する効果がある。
また、上記においては、測定情報のうち、部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する対象としてのビット領域は、予め定められているものとして説明したが、これに限られるものではない。たとえば、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、測定情報のうち、部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する対象として予め定められたビット領域を変更するようにしてもよい。
たとえば、図6に示したようにデータフィールドDF0〜DF2がある場合に、コマンドに応じて、データフィールドDF0〜DF1に対してのみCRC2コードを生成することや、データフィールドDF0のみに対してCRC2コードを生成することも可能である。このようにすることにより、データフィールド内の情報において、より重要なビット領域にある情報に対してのCRC2コードが生成されるため、重要な情報に対して、伝送上における誤り検出能力を大きく向上させることが可能となる。
また、上記においては、部分巡回冗長検査用チェックコードのビット長が固定であるものとして説明したが、これに限られるものではない。たとえば、部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157が、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、生成する部分巡回冗長検査用チェックコードのビット長を変更するようにしてもよい。
ここで、一般には、チェックコードのビット長を長くすることにより、エラーチェックの検出率が高くなる。そのため、受信したコマンド信号に応じて、すなわち、送信する情報の重要度に応じて、より重要な送信情報については、長いビット長を有する部分巡回冗長検査用チェックコードを生成することにより、よりエラーチェックの検出率を向上させることが可能となる。逆に、部分巡回冗長検査用チェックコードのビット長を短くすることにより、データの送信効率が向上する効果がある。
また、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158が、受信部154が受信したコマンド信号に応じて、生成する全体巡回冗長検査用チェックコードのビット長を変更するようにしてもよい。これにより、部分巡回冗長検査用チェックコードのビット長を変更する場合と同様の効果がある
また、エンコーダ装置1が、測定情報読出部156が読み出した測定情報のうち、それぞれに予め定められたビット領域の情報に対してそれぞれの部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する複数の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157を有するようにする。
また、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158が、測定情報読出部156が読み出した測定情報と、複数の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157がそれぞれ生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して全体巡回冗長検査用チェックコードを生成するようにする。
そして、送信部159が、測定情報読出部156が読み出した測定情報と、複数の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157がそれぞれ生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、全体巡回冗長検査用チェックコード生成部158が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとを送信するようにするようにする。
このようにすることにより、たとえば、図6に示したようにデータフィールドDF0〜DF2がある場合に、複数の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部157は、たとえば、データフィールドDF0、データフィールドDF1、および、データフィールドDF2に対して、それぞれの部分巡回冗長検査用チェックコードを生成することが可能である。これにより、たとえば、各データフィールドに対しての部分巡回冗長検査用チェックコードがあるために、エラーチェックの検出率を向上させることが可能となる。
なお、図2と図3とを用いて説明した信号処理部15と送受信ドライバ部16とにおいて、信号処理部15の受信部154と送受信ドライバ部16とを一体としてもよいし、信号処理部15の送信部159と送受信ドライバ部16とを一体としてもよい。また、送受信ドライバ部16と信号処理部15とを一体としてもよい。
なお、図2における信号処理部15は専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、また、この信号処理部15はメモリおよびCPU(中央演算装置)により構成され、信号処理部15の機能を実現するためのプログラムをメモリにロードして実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、記憶部150は、ハードディスク装置や光磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性のメモリや、RAM(Random Access Memory)のような揮発性のメモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成されるものとする。
以上、この発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
この発明の一実施形態によるエンコーダ装置が用いられるエンコーダ装置システムの構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態によるエンコーダ装置の構成を示すブロック図である。 図2の信号処理部の構成を示すブロック図である。 エンコーダ装置の動作を示すフローチャートである。 第1の場合におけるエンコード信号の一例としてのフィールド構成を示す図である。 図5のフィールド内のビット構成を示す図である。 第2の場合におけるエンコード信号の一例としてのフィールド構成を示す図である。
符号の説明
1…エンコーダ装置、2…上位制御装置、3…シリアル通信ライン、4…終端抵抗、11…発光部、12…回転円板、13…受光部、14…波形整形回路、15…信号処理部、16…送受信ドライバ部、17…不揮発性メモリ、18…温度センサ、150…記憶部、151…識別情報記憶部、152…測定情報記憶部、153…ステータス情報記憶部、154…受信部、155…ヘッダ情報生成部、156…測定情報読出部、157…部分巡回冗長検査用チェックコード生成部、158…全体巡回冗長検査用チェックコード生成部、159…送信部

Claims (8)

  1. 測定情報が予め記憶されている測定情報記憶部と、
    コマンド信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に該当する測定情報を前記測定情報記憶部から読み出す測定情報読出部と、
    前記測定情報読出部が読み出した測定情報に対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する部分巡回冗長検査用チェックコード生成部と、
    前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する全体巡回冗長検査用チェックコード生成部と、
    前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとをシリアル通信により送信する送信部と、
    を有することを特徴とするエンコーダ装置。
  2. 前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    予め定められた第1の多項式に基いて前記部分巡回冗長検査用チェックコードを生成し、
    前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    前記第1の多項式とは異なる予め定められた第2の多項式に基いて前記全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のエンコーダ装置。
  3. 前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    前記受信部が受信したコマンド信号に応じて、前記測定情報読出部が読み出した測定情報のうち予め定められたビット領域の情報に対しての前記部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する、
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエンコーダ装置。
  4. 前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    前記受信部が受信したコマンド信号に応じて、前記生成する部分巡回冗長検査用チェックコードのビット長を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のエンコーダ装置。
  5. 前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    前記受信部が受信したコマンド信号に応じて、前記生成する全体巡回冗長検査用チェックコードのビット長を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のエンコーダ装置。
  6. 前記エンコーダ装置が、
    前記測定情報読出部が読み出した測定情報のうち、それぞれに予め定められたビット領域の情報に対してそれぞれの前記部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する複数の前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部、
    を有し、
    前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記複数の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部がそれぞれ生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して前記全体巡回冗長検査用チェックコードを生成し、
    前記送信部が、
    前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記複数の部分巡回冗長検査用チェックコード生成部がそれぞれ生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとを送信する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のエンコーダ装置。
  7. 前記エンコーダ装置が、
    前記受信部が受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に対応する予め定められたヘッダ情報を生成するヘッダ情報生成部、
    を有し、
    前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が、
    前記ヘッダ情報生成部が生成したヘッダ情報と、前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して前記全体巡回冗長検査用チェックコードを生成し、
    前記送信部が、
    前記ヘッダ情報生成部が生成したヘッダ情報と、前記測定情報読出部が読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成部が生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとを送信する、
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載のエンコーダ装置。
  8. エンコーダ装置において用いられるシリアル通信方法であって、
    受信したコマンド信号に応じて、該受信したコマンド信号に該当する測定情報を、測定情報が予め記憶されている測定情報記憶部から読み出す測定情報読出手順と、
    前記測定情報読出手順で読み出した測定情報に対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである部分巡回冗長検査用チェックコードを生成する部分巡回冗長検査用チェックコード生成手順と、
    前記測定情報読出手順で読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成手順で生成した部分巡回冗長検査用チェックコードとに対して、シリアル通信処理のエラー検出に用いられる巡回冗長検査用のチェックコードである全体巡回冗長検査用チェックコードを生成する全体巡回冗長検査用チェックコード生成手順と、
    前記測定情報読出手順で読み出した測定情報と、前記部分巡回冗長検査用チェックコード生成手順で生成した部分巡回冗長検査用チェックコードと、前記全体巡回冗長検査用チェックコード生成手順で生成した全体巡回冗長検査用チェックコードとをシリアル通信により送信する送信手順と、
    を有することを特徴とするシリアル通信方法。
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