JP5104171B2 - 駐車支援装置および駐車支援方法 - Google Patents
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Description
特許文献1に開示された駐車支援装置では、カメラで撮影して得られる撮像画像において駐車枠線を検出する。そして、検出した駐車枠線の自車両側の端部の位置を基準として、車両を後退させて駐車枠線内に駐車する際の車両の後退駐車軌跡をオフセットすることで、車両が駐車枠線から大きくはみ出すことのない最適な後退駐車軌跡を演算するようにしている。
よって、後退駐車軌跡の提示に際して駐車枠線の検出を行わないので、駐車枠線の端部が検出できないような場合であっても、後退駐車軌跡を提示できる。
図1は、実施例にかかる駐車支援装置の構成を示すブロック図である。
駐車支援装置は、カメラ10と、ソナー20と、舵角センサ30と、車輪速センサ40と、モニタ50と、駐車支援制御部60とから構成される。
ソナー20は、車両に設けられて、自車両周囲に存在する障害物を検出する。
舵角センサ30は、車両に設けられて、運転者によるハンドルの操舵量を検出する。
車輪速センサ40は、車輪に設けられて、車両の移動量を検出する。
図2は、車両に設けられたカメラの配置と、俯瞰画像を説明する図である。
例えば、図2の(a)に示すように、自車両Vの周囲の路面全体を撮像できるようにするために、複数のカメラ10(10a〜10d)が設けられている場合、俯瞰画像生成部61は、各カメラから入力される撮像画像各々の視点変換を行って俯瞰画像IMa〜IMdを生成する。そして、生成した俯瞰画像を合成して、中央部に自車両を示すアイコンをインポーズした俯瞰画像を生成する(図2の(b)参照)。なお、この符号Vは、インポーズされた自車両のアイコンそのものと、実際の車両を模式的に表す際にも用いることもある。
駐車枠線検出部63は、俯瞰画像生成部61が生成する俯瞰画像において、路面に描かれた白線を検出し、検出された白線の中から、駐車枠の左右の幅位置を規定する白線(駐車枠線)を検出する。
駐車枠線強調部65は、俯瞰画像内の駐車枠の左右の幅位置を規定する駐車枠線の位置に重畳表示されて、駐車枠線の位置を示す駐車枠線アイコンを設定する。この際、駐車枠線アイコンが、長手方向に延長されて強調表示されるようにする。
例えば、表示位置設定部66は、俯瞰画像内に映っている駐車枠線の位置や、この駐車枠線の位置から駐車枠の内側に所定距離オフセットした位置に、駐車枠線アイコンが表示されるようにする。
画像データ生成部67は、自車両アイコンV、後退軌跡曲線R、俯瞰画像内に映っている駐車枠線を強調して表示するアイコンなどを俯瞰画像に重畳表示した画像をモニタ50に表示させるための画像データを生成する。
通常の場合、自車両が旋回しながら後退する際の旋回方向における内側に位置する後輪の車軸の位置を基端として、後退軌跡曲線が表示されるようにする。また、必要に応じて、後退軌跡曲線の旋回半径を所定距離短くした第2の後退軌跡曲線を設定し、この第2の後退軌跡曲線の基端の位置を、自車両の後輪の位置から後退軌跡曲線の旋回中心の方向に所定距離オフセットした位置に設定する。
自車両データには、自車両アイコンデータ、後退軌跡曲線データ、駐車枠線アイコンデータなどが含まれる。
自車両アイコンデータは、俯瞰画像に重畳表示させる自車両アイコンを作成するためのデータであり、自車両アイコンのデザインや、モニタ50に表示する俯瞰画像の縮尺に応じて決まる自車両アイコンの大きさ(全長および全幅)などを規定するデータである。
後退軌跡曲線データは、ハンドルを一方向に一杯に切った状態(フル転舵状態)で車両が後退するときの旋回方向における内側に位置する後輪が描く後退軌跡の曲線(後退軌跡曲線)を規定するデータである。
駐車枠線アイコンデータは、俯瞰画像に重畳表示する駐車枠線の位置を示すアイコンを作成するためのデータである。
図3は、実施例にかかる駐車支援装置における処理の第1例を説明するフローチャートである。
ステップ101において指示入力があった場合、ステップ102において、俯瞰画像生成部61は、カメラ10による撮像で得た自車両の周囲の路面の撮像画像の視点変換を行って俯瞰画像を生成する。
ここで、撮像画像の俯瞰画像への変換は、メモリ71に記憶されている各カメラ10から入力される撮像画像の各画素と俯瞰画像の各画素との対応関係を規定した変換マップ(図示せず)を参照して行う。
例えば、運転者が自車両Vの進行方向における右側にある駐車枠Sへの並列駐車を指示入力した場合、カメラ10による撮像で得られた撮像画像から俯瞰画像が生成され、図4の(a)示すように、自車両アイコンVと自車両の後退軌跡曲線Rとが重畳表示された俯瞰画像が、モニタ50に表示される。
例えば、図4の(a)に示す位置から自車両Vが前進を続けると、自車両Vの後退軌跡曲線Rが、(b)に示す二本の白線L1、L2の間の駐車枠S内の領域を通って、自車両の進行方向における遠方側に位置する白線L2に向けて移動する。
よって、自車両の運転者は、モニタ50に表示された俯瞰画像において、後退軌跡曲線Rが、少なくとも白線L2に接し、白線L2が後退軌跡曲線Rの接線となる位置にほぼ達するまで、自車両Vを前進させる(図4の(c)参照)。
そして、白線L2が後退軌跡曲線Rのほぼ接線となった時点で自車両の前進を止め、その位置から、ハンドルを右方向にフル転舵した状態で自車両を後退させる。
自車両の運転者は、自車両アイコンVの右端が、白線L2と平行になった時点で、ハンドルを中立位置に戻して自車両を直進後退させる。これにより、自車両Vは駐車枠S内に駐車される。
これにより、俯瞰画像において自車両アイコンVと自車両の後退軌跡曲線Rとが重畳表示されるので、自車両の運転者は、モニタに表示される俯瞰画像を参照しながら、駐車枠の白線L2が俯瞰画像内に表示された後退軌跡曲線Rの接線となる位置に来るように自車両を移動させる。
そして、白線L2が後退軌跡曲線Rの接線となる位置に自車両がほぼ到達した時点で、ハンドルをフル転舵して自車両を後退させることで、自車両を駐車枠S内に駐車できる。
すなわち、路面上に描かれた駐車枠線の検出を行わずに、簡単な構成で、自車両の後退駐車軌跡が提示される。
よって、路面上に描かれた駐車枠線を検出できないような場合であっても、並列駐車を支援することができる。
よって、駐車枠付近に柱などの障害物がある場合や、壁などにより十分な旋回スペースが確保できない場合であっても、それらを避けた後退開始位置も教示できるので、適用できる範囲の広い駐車支援装置とすることができる。
図6は、実施例にかかる駐車支援装置における処理の第2例を説明するフローチャートである。なお、この図においてステップ201〜ステップ203までの処理は、図3に示すフローチャートのステップ101〜ステップ103までの処理と同じであるので、ここではその説明を省略する。
白線の検出は、従来公知の白線検出方法、例えばエッジ検出フィルタを用いて俯瞰画像においてエッジを検出し、検出結果に基づいて生成した二値化画像のHough変換により白線の輪郭を検出する方法などにより行う。駐車枠の左右の幅位置を規定する白線の検索は、例えば平行に位置する二本の白線を検索することで行う。
例えば、自車両Vの右側前方にある駐車枠Sに自車両を並列駐車する旨の指示入力がされている場合、駐車枠Sの左右の幅位置を規定する白線L1、L2が、駐車枠線検出部63により検索され、駐車枠線L1、L2とされる。
この際、駐車枠線L1、L2の位置を示す駐車枠線アイコンの表示範囲が、長手方向に延長されるように設定する。
ここで、これら駐車枠線アイコンS1、S2の所定長さが、駐車枠線L1、L2の長さXよりも長くなるようにして、駐車枠線アイコンが俯瞰画像内で長手方向に強調されて表示されるようにする。
なお、以下の説明においては、駐車枠線アイコンS1との区別のために、基準駐車枠線を表示する駐車枠線アイコンを、基準駐車枠線アイコンTと表記する。
なお、この基準駐車枠線アイコンTの表示位置は、表示位置設定部66が決定する。
これにより、俯瞰画像において、自車両アイコンV、後退軌跡曲線R、駐車枠線アイコンS1、基準駐車枠線アイコンTが重畳表示される。
ここで、後退軌跡曲線R、駐車枠線アイコンS1、そして基準駐車枠線アイコンTは、区別できるようにするために、それぞれ異なる色で表示されることが好ましい。
ここで、後退開始位置とは、基準駐車枠線アイコンTと交差する方向に前進していた自車両Vが、自車両を駐車枠内に駐車させる動作を開始するために、ハンドルを駐車枠Sの位置する方向に一杯に切った状態(フル転舵状態)で、自車両を最小回転半径で旋回させながら駐車枠Sに向けて後退を開始する位置である。
なお、後退開始位置に到達しているか否かの判断は、基準駐車枠線アイコンTが後退軌跡曲線Rの接線となる位置にほぼ達している場合にのみ限定されず、たとえば、接線となる位置に達してから、後退軌跡曲線Rが基準駐車枠線アイコンTを完全に超えてしまう位置までの範囲内にある場合に、後退開始位置に到達したと判定することが好ましい。
この範囲内に後退軌跡曲線Rが位置するときに自車両が最小回転半径で旋回しながら後退すると、自車両の後退転舵が完了した時点で、自車両の旋回方向における内側に位置する車輪の位置を基準駐車枠線アイコンTと一致させることができるからである。
これと同時に、後退開始位置判断部69は、俯瞰画像に表示した後退軌跡曲線Rと基準駐車枠線アイコンTとを、それまで表示していた色とは異なる色で表示させる、若しくは点滅表示させることを、画像データ生成部67に命令する。
これにより、モニタ50表示された俯瞰画像において、後退軌跡曲線Rと基準駐車枠線アイコンTとが、それまで表示されていた色とを異なる色で表示される、若しくは点滅表示される。よって、後退開始位置に到達したことを、自車両の運転者に視覚的に認識させることができる。
ステップ212においてハンドルがフル転舵されたことが確認された場合、ステップ213において、駐車支援情報提示部70は、ハンドルの位置をフル転舵状態に保持したままで、車両の後退を促す文字メッセージをモニタ50に重畳表示させる、および/または図示しないスピーカから「車両を後退させて下さい」などの音声メッセージを出力させる。
例えば、図9の(a)に示す位置から、自車両がハンドルを右方向にフル転舵した状態で旋回しながら後退を開始すると、自車両の位置は、(a)に示す位置から、(b)に示す位置を経て、(c)に示す位置に向けて移動する。
自車両Vが、図9の(c)に示す位置に到達すると、自車両の右側の前輪および後輪が基準駐車枠線アイコンTの上に位置して、前輪と後輪とを結ぶ仮想線分と基準駐車枠線アイコンTとが平行になる。よって、自車両がこの位置に到達した後は、自車両を直進後退させるだけで駐車枠S内に到達できるので、かかる場合に、自車両の後退転舵が完了したと判断する。
これにより、自車両の運転者は、ハンドルを中立位置に戻して自車両を直進後退させて、自車両を駐車枠S内に駐車させる。
これにより、駐車枠線アイコンS1、S2は、俯瞰画像内に表示されている駐車枠の左右の幅位置を規定する白線の範囲のみならず、白線の長手方向に延長されて俯瞰画像の全面にわたって強調表示される。
よって、図8の(a)に示すように、自車両Vが、駐車枠線L2の端部から所定距離Y以上離間した場所に位置して、自車両アイコンVから延びる後退軌跡曲線Rが俯瞰画像内に表示されている白線に接しないような場合であっても、白線の位置を示す駐車枠線アイコンの長手方向の表示範囲が、白線の長手方向の範囲よりも広いので、運転者は駐車枠線アイコンを基準として、自車両の後退開始位置を判断できる。
よって、自車両が駐車枠Sから離れた位置にある場合でも、後退開始位置であるか否かの判断を行えるので、並列駐車を好適に支援することができる。
また、駐車枠Sから離れた位置で自車両Vの向きを変えて、最終的に直進後退で駐車枠内に駐車するようにできるので、駐車枠Sの近くで自車両の向きを変える場合のように、自車両が他車両に接近しすぎてしまうようなこともない。
これにより、強調表示された駐車枠線アイコンを基準に、自車両を駐車枠に駐車できるか否かの判断を容易に行える。
これにより、後退開始位置は、ハンドルを駐車枠の方向にフル転舵した状態で自車両を最小回転半径で旋回させながら後退させるだけで、自車両の旋回方向における内側にある車輪が駐車枠線に重なる位置に自車両を誘導できる位置であるので、並列駐車を好適に支援することができる。
上記実施例では、自車両を最小回転半径で旋回させながら後退させて駐車枠Sに駐車させる際に旋回方向における内側に位置する駐車枠線L2を基準駐車枠線とし、この基準駐車枠線を示す基準駐車枠線アイコンTを、俯瞰画像内の駐車枠線L2の位置に表示する場合を例に挙げて説明した(例えば、図8参照)。
しかし、基準駐車枠線アイコンTを表示する位置を、基準駐車枠線(駐車枠線L2)の位置から、駐車枠Sの内側に所定距離オフセットした位置に設定するようにしても良い。
Q=(D−W)/2 ・・・(1)
ここで、Dは、駐車枠線アイコンS1と駐車枠線アイコンS2との離間距離であり、Wは、自車両の幅である。
例えば、自車両Vが、図10の(a)に示す位置から、(b)に示す位置を経て、(c)に示す位置に向けて前進する場合、自車両Vが、図10の(c)に位置に到達した時点で、後退開始位置判断部69が、自車両Vが後退開始位置に到達したと判断する。
そして、画像データ生成部67が、俯瞰画像内に表示された後退軌跡曲線Rと基準駐車枠線アイコンTの表示形態を変更して、例えば点滅表示させる。
これと同時に、駐車支援情報提示部70が、車両の停止を促す文字メッセージをモニタ50に重畳表示させる、および/または図示しないスピーカから「車両を停止させて下さい」などの音声メッセージを出力させる。
自車両Vが、(b)で示す位置を経たのちに(c)で示す位置に到達すると、自車両の後退転舵が完了したと判断され、俯瞰画像に表示されていた後退軌跡曲線Rが非表示にされる。
自車両の運転者は、後退軌跡曲線が非表示にされたことを合図に、ハンドルを中立位置に戻して自車両を直進後退させることで、駐車枠Sへの自車両の駐車を完了する。
また、所定距離Qを、駐車枠Sの幅と自車両Vの幅Wとの差の半分の距離に設定することで、自車両を駐車枠の幅方向における中央部に導いて駐車させることができる。
上記実施例では、駐車枠Sの左右の幅位置を規定する白線(駐車枠線)を検出し、検出した駐車枠線の離間距離に基づいて、基準駐車枠線アイコンTのオフセット量を決定する場合を例に挙げて説明した。
しかし、基準駐車枠線アイコンTを表示させる位置を、自車両Vの駐車枠Sの両隣にある駐車枠内にそれぞれ駐車された駐車車両V1、V2の離間距離を基準にして、決定するようにしても良い。
Q=(D−W)/2 ・・・(2)
ここで、Dは線分E1と線分E2との離間距離であり、Wは自車両の幅である。
例えば、自車両Vが、図12の(a)に示す位置から、(b)に示す位置を経て、(c)に示す位置に向けて前進する場合、自車両が、図12の(c)に位置に到達した時点で、後退開始位置判断部69が、自車両Vが後退開始位置に到達したと判断する。
そして、画像データ生成部67が、俯瞰画像内に表示された後退軌跡曲線Rと基準駐車枠線アイコンTの表示形態を変更して、例えば点滅表示させる。
これと同時に、駐車支援情報提示部70が、車両の停止を促す文字メッセージや音声メッセージなどを出力する。
自車両Vが、(b)で示す位置を経たのちに(c)で示す位置に到達すると、駐車支援情報提示部70により自車両の転舵が完了したと判断され、俯瞰画像に表示されていた後退軌跡曲線が非表示にされる。
自車両の運転者は、後退軌跡曲線が非表示にされたことを合図に、ハンドルを中立位置に戻して自車両を直進後退させることで、駐車枠Sへの自車両の駐車を完了する。
上記実施例では、自車両が後退開始位置に到達したと判断された場合、ハンドルを駐車枠の方向にフル転舵した際の後退軌跡曲線Rが、自車両アイコンV、駐車枠線アイコンS1、そして基準駐車枠線アイコンTと共に、俯瞰画像に重畳表示される場合を例に挙げて説明をした(例えば、図8参照)。
変形例にかかる駐車支援装置では、自車両Vが後退開始位置に到達したと判断された時点におけるハンドルの転舵量を検出して、検出したハンドルの転舵量で自車両を後退させた場合の自車両の後退軌跡も、俯瞰画像に重畳表示する。
そして、特定した転舵方向および転舵量で自車両Vを後退させた場合の自車両の予測される後退軌跡(予測後退軌跡)を算出し、モニタ50に表示された俯瞰画像に重畳表示させる。
上記実施例では、俯瞰画像に重畳表示させる後退軌跡曲線を、自車両アイコンの旋回方向における内側に位置する後輪Whを基準として表示するようにしていた。
しかし、図15の(a)に示すように、自車両Vの後輪から旋回中心Oの方向に所定距離オフセットした位置RSを基準として、後退軌跡曲線R1が表示されるようにしても良い。
Q=(D−W)/2 ・・・(3)
ここで、Dは、駐車枠線アイコンS1と基準駐車枠線アイコンTとの離間距離であり、Wは、自車両の幅である。
例えば、自車両Vが、図15の(a)に示す位置から、(b)に示す位置を経て、(c)に示す位置に向けて前進する場合、自車両が、図15の(c)に位置に到達した時点で、後退開始位置判断部69が、自車両Vが後退開始位置に到達したと判断する。
そして、画像データ生成部67が、俯瞰画像内に表示された後退軌跡曲線R1と基準駐車枠線アイコンTの表示形態を変更して、例えば点滅表示させる。
これと同時に、駐車支援情報提示部70が、車両の停止を促す文字メッセージや音声メッセージなどを出力する。
自車両Vが、(b)で示す位置を経たのちに(c)で示す位置に到達すると、駐車支援情報提示部70により自車両の転舵が完了したと判断され、俯瞰画像に表示されていた後退軌跡線が非表示にされる。
自車両の運転者は、後退軌跡曲線が非表示にされたことを合図に、ハンドルを中立位置に戻して自車両を直進後退させることで、駐車枠Sへの自車両の駐車を完了する。
この場合、上記実施例において、自車両の右側後輪を基準として設定していた後退軌跡曲線Rを、自車両の左側後輪を基準として設定することで、自車両の並列駐車を好適に支援することが可能となる。
この場合、例えば自車両の右側に駐車枠を指定するスイッチと、左側に駐車枠を指定するスイッチとを設け、自車両に対してどちら側にある駐車枠の駐車枠線を検出するのかを指定できるようにすることが好ましい。
しかし、本発明は、コンピュータに上記した駐車支援装置の機能を実行させる駐車支援プログラムや、このプログラムを記憶した媒体としても、具現化可能である。
20 ソナー
30 舵角センサ
40 車輪速センサ
50 モニタ
60 駐車支援制御部
61 俯瞰画像生成部
62 障害物検出部
63 駐車枠線検出部
64 駐車枠幅算出部
65 駐車枠線強調部
66 表示位置設定部
67 画像データ生成部(画像生成部)
68 後退軌跡曲線設定部
69 後退開始位置判断部
70 駐車支援情報提示部
71 メモリ
R 後退軌跡曲線
S 駐車枠
S1 駐車枠線アイコン
S2 駐車枠線アイコン
T 基準駐車枠線アイコン
V 自車両
Claims (11)
- 車両に搭載されて自車両の周囲を撮像するカメラと、
前記カメラで撮像した撮像画像から、自車両の上方の視点位置から見下ろした俯瞰画像を生成する俯瞰画像生成部と、
自車両が最小回転半径で旋回しながら後退する際の軌跡を示す後退軌跡曲線を、自車両の位置を示す自車両アイコンと共に俯瞰画像に重畳表示した画像を生成する画像生成部とを備え、
前記画像生成部は、前記後退軌跡曲線を、前記自車両が最小回転半径で旋回しながら後退する際に自車両の後輪が描く後退軌跡の旋回半径と比較して所定距離だけ短くした旋回半径を有する曲線とし、かつ、該後退軌跡曲線の基端の位置が、前記自車両の後輪の位置から旋回中心の方向に前記所定距離オフセットした位置となるように表示する
ことを特徴とする駐車支援装置。 - 前記俯瞰画像において、駐車枠の幅を規定する駐車枠線を検出する駐車枠線検出部と、
検出した駐車枠線を示す駐車枠線アイコンが、長手方向に延長されて強調表示されるように設定する駐車枠線強調部とをさらに備え、
前記画像生成部は、前記強調表示されるように設定された駐車枠線アイコンを、前記俯瞰画像にさらに重畳表示した画像を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。 - 前記駐車枠線強調部は、自車両を最小回転半径で旋回させながら後退させて前記駐車枠に駐車させる際に旋回方向における内側に位置する駐車枠線を基準駐車枠線とし、当該基準駐車枠線を示す駐車枠線アイコンが、長手方向に延長されて強調表示されるように設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の駐車支援装置。 - 前記基準駐車枠線を示す駐車枠線アイコンが、前記基準駐車枠線の位置から前記駐車枠の内側に所定距離オフセットした位置に表示されるように表示位置を設定する表示位置設定部をさらに備える
ことを特徴とする請求項3に記載の駐車支援装置。 - 前記後退軌跡曲線を、前記自車両が最小回転半径で旋回しながら後退する際に自車両の後輪が描く後退軌跡の旋回半径と比較して所定距離だけ短く設定する際における、前記所定距離を、前記駐車枠の幅と前記自車両の幅との差の半分の距離に設定する
ことを特徴とする請求項2から請求項4のうちの何れか一項に記載の駐車支援装置。 - 前記基準駐車枠線を示す駐車枠線アイコンを、前記基準駐車枠線の位置から前記駐車枠の内側に所定距離オフセットした位置に表示する際における、前記所定距離を、前記駐車枠の幅と前記自車両の幅との差の半分の距離に設定する
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の駐車支援装置。 - 前記基準駐車枠線を示す駐車枠線アイコンを、前記基準駐車枠線の位置から前記駐車枠の内側に所定距離オフセットした位置に表示する際における、前記所定距離を、前記駐車枠の両隣にある駐車枠内にそれぞれ駐車された他車両間の離間距離と前記自車両の幅との差の半分の距離に設定する
ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の駐車支援装置。 - 自車両が前記駐車枠に向けた後退移動を開始する後退開始位置に到達したか否かを判断する後退開始位置判断部をさらに備え、
前記後退開始位置判断部は、前記基準駐車枠線を示す駐車枠線アイコンが、前記後退軌跡曲線の接線となる位置にほぼ達した時点で、前記自車両が前記後退開始位置に到達したと判断する
ことを特徴とする請求項3から請求項7のうちの何れか一項に記載の駐車支援装置。 - 前記画像生成部は、自車両が前記後退開始位置に到達したと判断された場合に、前記俯瞰画像に重畳表示した前記基準駐車枠線を示す駐車枠線アイコンと前記後退軌跡曲線の表示形態を変更する
ことを特徴とする請求項8に記載の駐車支援装置。 - 前記画像生成部は、舵角センサの出力値に基づいて特定したハンドルの位置で自車両を後退させた際の予測後退軌跡を、前記俯瞰画像に重畳表示させる
ことを特徴とする請求項2から請求項9のうちの何れか一項に記載の駐車支援装置。 - 自車両の周囲を撮像して得られた撮像画像から、前記自車両の上方の視点位置から見下ろした俯瞰画像を生成し、
前記自車両が最小回転半径で旋回しながら後退する際の後退軌跡曲線を、自車両を示すアイコンと共に俯瞰画像に重畳表示した画像を生成し、
生成した画像をモニタに表示する駐車支援方法において、
前記後退軌跡曲線を、前記自車両が最小回転半径で旋回しながら後退する際に自車両の後輪が描く後退軌跡の旋回半径と比較して所定距離だけ短くした旋回半径を有する曲線とし、かつ、該後退軌跡曲線の基端の位置が、前記自車両の後輪の位置から旋回中心の方向に前記所定距離オフセットした位置となるように表示する
ことを特徴とする駐車支援方法。
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