JP5099245B2 - 荷重測定装置付転がり軸受ユニット - Google Patents
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Description
又、特許文献1〜4の何れに記載された構造及び方法も、転がり軸受ユニットに加わる荷重を測定する為に専用の機構を設けている。この為、コスト並びに重量が嵩む事が避けられない。
このうちの転がり軸受ユニットは、使用状態でも回転しない静止側軌道輪と、使用状態で回転する回転側軌道輪と、これら静止側軌道輪と回転側軌道輪との互いに対向する周面に存在する静止側軌道と回転側軌道との間に設けられた複数個の転動体とを備えたものである。
又、上記荷重測定装置は、上記回転側軌道輪若しくはこの回転側軌道輪に結合固定されてこの回転側軌道輪と共に回転する部材の一部にこの回転側軌道輪若しくはこの回転側軌道輪と共に回転する部材と同心に支持された、被検出面の特性を円周方向に関して交互に変化させたエンコーダと、その検出部をこの被検出面に対向させた状態で回転しない部分(例えば、上記静止側軌道輪若しくはこの静止側軌道輪を支持固定した懸架装置或はハウジングの一部)に支持され、この被検出面の特性変化に対応してその出力信号を変化させるセンサと、このセンサの出力信号に基づいて上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に作用する荷重を算出する演算器とを備えたものである。
又、上記被検出面の特性が円周方向に関して変化するピッチは、検出すべき荷重の作用方向に応じて(例えば作用方向に亙って)連続的に変化している。
そして、上記演算器は、上記センサの出力信号が変化するパターンに基づいて上記荷重を算出する機能を有するものである。
そして、上記被検出面が上記エンコーダの軸方向側面であり、この被検出面に、それぞれが他の部分とは特性が異なる1対の個性化部分より成る複数の被検出用組み合わせ部を、円周方向に亙り等間隔で配置している。
そして、これら各被検出用組み合わせ部を構成する1対ずつの個性化部分同士の円周方向に関する間隔は、総ての被検出用組み合わせ部で、径方向に関して同じ方向に連続的に変化している。
そして、上記被検出面が上記エンコーダの周面であり、この被検出面に、それぞれが他の部分とは特性が異なる1対の個性化部分より成る複数の被検出用組み合わせ部を、円周方向に亙り等間隔で配置している。
そして、これら各被検出用組み合わせ部を構成する1対ずつの個性化部分同士の円周方向に関する間隔は、総ての被検出用組み合わせ部で、軸方向に関して同じ方向に連続的に変化している。
特に、本発明の場合には、エンコーダの被検出面にその検出部を対向させたセンサの出力信号が、各個性化部分に対向する瞬間に変化するが、変化する間隔(周期)は、上記センサの検出部が対向する部分の径方向位置(請求項1に記載した発明の場合)或いは軸方向位置(請求項2に記載した発明の場合)の変化に伴って変化する。
図1〜5は、本発明に関連する参考例の第1例を示している。本参考例の荷重測定装置付転がり軸受ユニットは、車輪支持用転がり軸受ユニット1と、回転速度検出装置としての機能を兼ね備えた、荷重測定装置2とを備える。
このうちの車輪支持用転がり軸受ユニット1は、図1に示す様に、外輪3と、ハブ4と、複数の転動体5、5とを備える。このうちの外輪3は、使用状態で懸架装置に支持固定される静止側軌道輪であって、内周面に複列の外輪軌道6、6を、外周面にこの懸架装置に結合する為の外向フランジ状の取付部7を、それぞれ有する。又、上記ハブ4は、使用状態で車輪を支持固定してこの車輪と共に回転する回転側軌道輪であって、ハブ本体8と内輪9とを組み合わせ固定して成る。この様なハブ4は、外周面の軸方向外端部(懸架装置への組み付け状態で車体の幅方向外側となる端部)に車輪を支持固定する為のフランジ10を、軸方向中間部及び内輪9の外周面に複列の内輪軌道11、11を、それぞれ設けている。上記各転動体5、5は、これら各内輪軌道11、11と上記各外輪軌道6、6との間にそれぞれ複数個ずつ、転動自在に設けて、上記外輪3の内径側に上記ハブ4を、この外輪3と同心に回転自在に支持している。尚、図示の例では、転動体として玉を使用しているが、重量の嵩む車両の車輪支持用転がり軸受ユニットの場合には、各転動体として円すいころを使用する場合もある。転動体として玉を使用した構造の方が、同じく円すいころを使用した構造に比べて外輪とハブとの変位量を多くできるが、転動体として円すいころを使用した構造の場合にも、変位量は小さいものの変位はする為、本発明の対象となり得る。
このうちのエンコーダ12は、支持板14とエンコーダ本体15とから成る。このうちの支持板14は、軟鋼板等の磁性金属板を曲げ形成する事により、円輪部16と円筒部17とを傾斜部により連続させたもので、断面形状を大略J字形とし、全体を円環状としている。又、上記エンコーダ本体15は、ゴム磁石、プラスチック磁石等の永久磁石製で、全体を円輪状としており、上記円輪部16の軸方向内側面に、上記円筒部17と同心に添着固定されている。
特に、本参考例の場合には、上記ハブ4と前記外輪3との間に作用するラジアル荷重の大きさに基づいて、上記出力信号が変化するパターンが変化する為、このパターンを観察する事により、上記ラジアル荷重を求める事ができる。この点に就いて、図3〜5を参照しつつ説明する。
図6の(A)は、本発明に関連する参考例の第2例を示している。本参考例の場合には、円輪状のエンコーダ12aの径方向中間部に透孔21、21を、円周方向に関して等間隔に形成している。本参考例の場合にこれら各透孔21、21は、上記エンコーダ12aの径方向外方に向かう程円周方向に関する幅が狭くなる逆扇形(若しくは倒立台形)としている。そして、円周方向に隣り合う透孔21、21同士の間部分22、22を、径方向外方に向かう程円周方向に関する幅が広くなる扇形(若しくは台形)としている。従って本参考例の場合には、上記各間部分22、22が第一被検出部となり、上記各透孔21、21部分が同じく第二被検出部となる。上述の場合とは逆に、図6の(B)に示す様に、透孔21a、21aの幅を径方向外方に向かう程大きくし、間部分22a、22aの幅を径方向外方に向かう程小さくする事もできる。
例えば、このセンサが、永久磁石と、ホール素子或は磁気抵抗素子等の磁気検出素子とを備えた、アクティブ型の磁気センサである場合には、上記エンコーダ12aを鋼板等の磁性金属製とする。上記センサが、永久磁石と、ポールピースと、コイルとから成る、パッシング型の磁気センサの場合も同様である。この様な構造でも、上記参考例の第1例の場合と同様に、このエンコーダ12aの被検出面のうちで上記センサの検出部が対向する部分の径方向位置の変化に伴って、このセンサの出力信号が変化する。磁気センサを使用する場合には、エンコーダの被検出面に、透孔に代えて、扇形或は逆扇形の凹部や凸部を形成する事もできる。被検出面にN極とS極とを配置した永久磁石製のエンコーダの場合には、磁束強度が不均一になる事に伴って、荷重の検出精度が悪化する可能性があるが、磁性金属に透孔、或は凹部や凸部を形成したエンコーダを使用すれば、この様な問題を生じないので、上記荷重の検出精度を確保し易い。
エンコーダ12a以外の部分の構造及び作用は、前述した参考例の第1例と同様であるから、同等部分に関する図示並びに説明は省略する。
図7は、本発明に関連する参考例の第3例を示している。本参考例の場合には、ハブ4aの軸方向中間部で複列に配置された転動体5、5同士の間にエンコーダ12bを外嵌固定している。このエンコーダ12bは、断面L字形で全体を円環状に形成した支持板14aを備える。そして、この支持板14aの円輪部23の軸方向片側面に、前述の図2、3に示す様な永久磁石製のエンコーダ本体15を添着するか、上記円輪部23に前述の図6に示す様な透孔21、21a若しくは凹孔を形成する事で、この円輪部23自体にエンコーダとしての機能を持たせる。
上記センサ13aの出力信号のパターンに基づいてハブ4aの中心軸と上記外輪3の中心軸とのずれを求め、このずれからこれらハブ4aと外輪3との間に作用するラジアル荷重を求める点に関しては、前述した参考例の第1例或は参考例の第2例と同様であるから、重複する説明は省略する。
図8〜10は、請求項1に対応する、本発明の実施の形態の第1例を示している。本例の場合には、被検出面であるエンコーダ12cの軸方向側面に複数の被検出用組み合わせ部24、24を、円周方向に亙り等間隔で配置している。これら各被検出用組み合わせ部24、24は、それぞれが他の部分とは特性が異なる1対の個性化部分25、25により構成している。この様な各個性化部分25、25としては、図8の(A)に示す様なスリット状の長孔、同じく(B)に示す様な凹孔、同じく(C)に示す様な土手状の凸部を採用可能である。上記各個性化部分25、25が何れのものであっても、上記各被検出用組み合わせ部24、24を構成する1対ずつの個性化部分25、25同士の円周方向に関する間隔は、総ての被検出用組み合わせ部24、24で、径方向に関して同じ方向に連続的に変化させる。図示の例では、各被検出用組み合わせ部24、24を構成する1対ずつの個性化部分25、25同士の円周方向に関する間隔が、上記エンコーダ12cの径方向外側程大きくなり、円周方向に隣り合う各被検出用組み合わせ部24、24を構成する個性化部分25、25同士の円周方向に関する間隔が、上記エンコーダ12cの径方向外側程小さくなる方向に傾斜している。
例えば、外輪等の静止側軌道輪とハブ等の回転側軌道輪との間に標準的なラジアル荷重(標準値)が加わっている場合、上記センサの検出部は、図9、10に鎖線αで示した、上記被検出面の中央部を走査する。この場合に上記センサの出力信号は、図10の(B)に示す様に変化する。
これに対して、上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に加わるラジアル荷重が標準値よりも大きくなると、上記センサの検出部は、例えば、図9、10に鎖線βで示した、上記被検出面の径方向内寄り部分を走査する。この場合に上記センサの出力信号は、図10の(A)に示す様に変化する。
更に、上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に加わるラジアル荷重が標準値よりも小さくなると、上記センサの検出部は、例えば、図9、10に鎖線γで示した、上記被検出面の径方向外寄り部分を走査する。この場合に上記センサの出力信号は、図10の(C)に示す様に変化する。
従って、本例の場合も、上記センサの出力信号のパターン(変化の間隔)を見れば、上記静止側軌道輪の中心軸と上記回転側軌道輪の中心軸とがずれている程度(径方向変位量)を求め、更にこのずれている程度から、これら両軌道輪同士の間に加わるラジアル荷重を求める事ができる。
図11〜13は、本発明に関連する参考例の第4例を示している。本参考例の場合には、ハブ4aの軸方向中間部で複列に配置された転動体5、5同士の間部分に、エンコーダ12dを外嵌固定している。このエンコーダ12dは、図12の(A)に示す様な帯状の素材を丸める事により、図12の(B)に示す様に構成したもので、円筒状の支持板14bの外周面に同じく円筒状のエンコーダ本体15bを、全周に亙って添着固定して成る。
図14は、本発明に関連する参考例の第5例を示している。本参考例の場合には、ハブ4aの軸方向内端部にエンコーダ12eを外嵌固定している。このエンコーダ12eは、支持板14cを備える。そして、この支持板14cの円筒部26の内周面に、その内周面にN極とS極とを、それぞれ扇形若しくは台形の範囲に着磁した状態で交互に配置した永久磁石製のエンコーダ本体を添着するか、上記円筒部26に扇形若しくは台形の透孔を形成する事で、この円筒部26自体にエンコーダとしての機能を持たせる。そして、外輪3の内端開口部に固定したカバー18aに支持固定したセンサ13cの検出部を、被検出面である上記エンコーダ12eの内周面に近接対向させている。
この様な本参考例の場合も、上記センサ13cの出力信号の変化のパターンを観察する事で、上記外輪3と上記ハブ4aとの間に作用するアキシアル荷重の大きさを求める事ができる。
図15は、請求項2に対応する、本発明の実施の形態の第2例を示している。本例は、前述の図8〜10に示した実施の形態の第1例の構造を、アキシアル荷重の大きさを求める為に適用したものである。即ち、本例の場合には、被検出面である円筒状のエンコーダ12fの外周面(又は内周面)に、複数の被検出用組み合わせ部24、24を、円周方向に亙り等間隔で配置している。これら各被検出用組み合わせ部24、24は、それぞれが他の部分とは特性が異なる1対の個性化部分25、25により構成している。この様な各個性化部分25、25として本例の場合には、スリット状の長孔を採用している。
図16〜18は、本発明に関連する参考例の第6例を示している。本参考例は、駆動輪用の車輪支持用転がり軸受ユニット1aで本発明に関連する構造を実施した場合に就いて示している。又、重量の嵩む車両に組み込む事を考慮して、転動体5a、5aとして円すいころを使用している。この様な本参考例の場合、ハブ4bの軸方向中間部で複列の内輪軌道11a、11a同士の間部分に、図17に示す様なエンコーダ12gを外嵌固定している。このエンコーダ12gは、磁性金属材により全体を円環状とされたもので、外周面に、第一被検出部である凸部27、27と、第二被検出部である凹部28、28とを、円周方向に関して交互に且つ等間隔で形成している。
尚、本参考例の様に、台形若しくは倒立台形の凹部と凸部とを円周方向に関して交互に配置する構造を、被検出面を軸方向側面に形成したエンコーダに適用し、転がり軸受ユニットに加わるラジアル荷重測定に使用する事もできる。
図19〜21は、本発明に関連する参考例の第7例を示している。本参考例は、上述した参考例の第6例の構造を基本として、ハブ4bの中間部に外嵌固定するエンコーダ12hの外周面に形成した凸部27a、27aと凹部28a、28aとの形状を工夫する事により、センサ13dの出力信号を安定させるものである。即ち、本参考例の場合には、上記各凸部27a、27a及び凹部28a、28aの軸方向両端部を、それぞれ上記エンコーダ12hの円周方向に関する幅寸法がこのエンコーダ12hの軸方向に関して変化しない、平行部29a、29b、30a、30bとしている。従って、上記エンコーダ12hの被検出面である外周面の特性が円周方向に関して変化するピッチは、この外周面の軸方向中間部では、軸方向位置により変動するが、軸方向両端部では軸方向位置に拘らず変動しない。
又、上記エンコーダ12hと組み合わせる上記センサ13dの構造は、永久磁石を組み込んだものであれば、特にその型式を問わない。即ち、この永久磁石から出る磁束の流れを導くポールピースの周囲にコイルを巻回して成る、所謂パッシブ型のものであっても、磁束の密度に応じて特性を変化させる磁気検出素子を組み込んだ、所謂アクティブ型のものであっても使用できる。但し、図21に示す様に、上記センサ13dの検出部が上記エンコーダ12hの軸方向中間部に対向した状態で、このエンコーダ12hの外周面に存在する上記各凸部27a、27a及び前記凹部28a、28aの、回転方向に関する長さ寸法の比率をセンシングする必要上、上記センサ13dのスポット径は小さい方が、この比率を高精度で求める面から好ましい。
その他の部分の構造及び作用は、前述した参考例の第6例と同様であるから、重複する説明は省略する。
図22〜23は、本発明に関連する参考例の第8例を示している。本参考例は、前述の図6の(A)に示したエンコーダの形状を工夫する事により、センサ13eの検出部がこのエンコーダの被検出面の外径寄り部分或は内径寄り部分に対向する場合にも、上記センサ13eの出力が安定する様にしている。即ち、本参考例の場合には、磁性金属板製のエンコーダ12iに形成した透孔21b、21bと間部分22b、22bとの内径側、外径側両端部に、非変化部31a、31b、32a、32bを設けている。これら各非変化部31a、31b、32a、32bの円周方向両端縁は、それぞれ上記エンコーダ12iの直径方向に存在する。従って上記各非変化部31a、31b、32a、32bでは、被検出面である上記エンコーダ12iの軸方向内側面の回転方向に関する特性変化のピッチが、径方向に関して変化しない。
本参考例の場合には、ラジアル荷重を測定する点に関しては、前述の図6に示した参考例の第2例と同様であり、磁束の流れを安定させてセンサ13eの出力を安定させる点に関しては、上述の参考例の第7例と同様であるから、重複する説明は省略する。
図24は、本発明に関連する参考例の第9例を示している。本参考例の場合には、被検出面であるエンコーダ12jの外周面の円周方向等間隔の3個所位置に、それぞれセンサ13f、13g、13hの検出部を対向させている。そして、これら各センサ13f、13g、13hにより、ハブ4a(例えば図11参照)の回転速度と、このハブ4aと外輪3(例えば図11参照)との間に加わるアキシアル荷重と、これらハブ4aと外輪3との間に加わるモーメント荷重とを測定可能としている。尚、本参考例により求められるモーメント荷重は、上記ハブ4a及び外輪3の中心軸に対し直角方向の仮想軸の周りのモーメントである。
その他の部分の構造及び作用は、例えば前述の図11〜13に示した参考例の第4例、或は前述の図16〜18に示した参考例の第6例と同様であるから、重複する説明は省略する。
図25〜27は、本発明に関連する参考例の第10例を示している。本参考例は、エンコーダ12gとセンサ13Aとの設置位置を工夫する事により、外輪3aとハブ4bとの間に作用するアキシアル荷重の測定精度を向上させる事を目的としたものである。先ず、この様な点を考慮した構造が必要になる理由に就いて、説明する。
前述した通り、エンコーダとして、図17に示す様に、磁性材製で被検出面に凹凸部を形成したものを使用する事により、永久磁石製のエンコーダに比べて被検出面の特性変化のピッチを高精度にできる。但し、被検出面にそれぞれが台形である凸部27、27と凹部28、28とを交互に形成した磁性材製のエンコーダ12gと、磁気検知式のセンサとを組み合わせた場合でも、このセンサの出力信号のデューティ比(出力信号の電圧の高位と低位との比)の変化量は僅かになる。この様にデューティ比の変化量が僅かである場合にも、上記センサの出力信号に基づいて上記荷重を正確に求める為には、この出力信号中に含まれるノイズ成分を補正(除去)すべく、ローパスフィルタ、ノッチフィルタ、適応フィルタ等のフィルタによるデータ処理が必要となる。これらのデータ処理のうちの適応フィルタ以外のデータ処理は応答遅れを伴うので、車両の走行状態安定化制御をより的確に行なう面からは好ましくない。又、応答フィルタは応答遅れがない代わりにコストが嵩む。
本参考例は、上述の様な事情に鑑みて、上記境界部の軸方向に対する傾斜角度を特に大きくせずに、上記エンコーダ12gの単位変位当たりの、上記センサ13Aの出力信号のデューティ比の変化を大きくし、このエンコーダ12gの変位、延いては前記アキシアル荷重を精度良く測定可能とすべく発明したものである。
図28は、本発明に関連する参考例の第11例を示している。本参考例の場合には、エンコーダ12gの下方にセンサ13Aを配置し、このセンサ13Aの検出部を、被検出面である、このエンコーダ12gの外周面の下端部に対向させている。そして、このエンコーダ12gの外周面に形成された各凸部27、27と各凹部28、28(図17、27参照)とのうちの凹部28、28の円周方向に関する幅を、軸方向外端側で広く、同じく内端側で狭くしている。即ち、本参考例の場合には、上記センサ13Aの設置位置を上述した参考例の第10例と上下逆にすると同時に、上記各凹部28、28の配列を、この参考例の第10例と内外逆にしている。
図29は、本発明に関連する参考例の第12例を示している。本参考例の場合には、被検出面である軸方向内側面に凹部と凸部とを交互に配置したエンコーダ12Aを、回転側軌道輪であるハブ4bの軸方向内端部に固定している。このエンコーダ12Aの軸方向内側面に存在する被検出面のうちの上部にセンサ13Bの検出部を、軸方向に対向させている。又、上記エンコーダ12Aの被検出面に形成された凹凸のうちの凹部の円周方向に関する幅を、径方向外端側で広く、同じく内端側で狭くしている。
図30は、本発明に関連する参考例の第13例を示している。本参考例の場合には、エンコーダ12Aの軸方向内側面に存在する被検出面のうちの下部にセンサ13Bの検出部を、軸方向に対向させている。又、上記エンコーダ12Aの被検出面に形成された凹凸のうちの凹部の円周方向に関する幅を、径方向内端側で広く、同じく外端側で狭くしている。即ち、本参考例の場合には、上記センサ13Bの設置位置を上述した参考例の第12例と上下逆にすると同時に、上記各凹部の配列を、この参考例の第12例と径方向に関して内外逆にしている。
この様な本参考例の場合も、モーメント荷重に基づく上記エンコーダ12Aと上記センサ13Bとの相対変位の方向と、アキシアル荷重に基づくこれらエンコーダ12Aとセンサ13Bとの相対変位の方向とを一致させて、このセンサ13Bの出力信号のデューティ比の変化を大きくできる。
図31は、本発明に関連する参考例の第14例を示している。本参考例の構造の様に、センサ13dを、外輪3aの軸方向中間部で複列に配置された転動体5a、5a同士の間に設置する場合には、エンコーダ12gの被検出面に存在する凹部及び凸部の方向を規制する事による効果は、このエンコーダ12gを軸方向内端部に設置する場合程顕著ではない。但し、上記センサ13dの出力信号のデューティ比を少しでも大きくする為には、上記方向を規制する事が好ましい。この場合の規制方向に就いては、次の様に考える。
図32〜35は、本発明に関連する参考例の第15例を示している。本参考例の場合には、前述の図11〜13に示した参考例の第4例と同様に、ハブ4aの中間部に、永久磁石製のエンコーダ12kを外嵌固定している。被検出面である、このエンコーダ12kの外周面には、第一被検出部に相当するN極に着磁した部分と、第二被検出部に相当するS極に着磁した部分とが、円周方向に関して交互に且つ等間隔で配置されている。特に、本参考例の場合には、上記第一、第二両被検出部に対応する、N極に着磁された部分とS極に着磁された部分との境界を、上記エンコーダ12kの軸方向に対し同じ角度だけ傾斜させると共に、この軸方向に対する傾斜方向を、このエンコーダ12kの軸方向中間部を境に互いに逆方向としている。従って、上記N極に着磁された部分とS極に着磁された部分とは、軸方向中間部が円周方向に関して最も突出した(又は凹んだ)、「く」字形となっている。
尚、上述した参考例の第15例の様に、第一被検出部と第二被検出部との境界の傾斜方向を途中で変化させたエンコーダと1対のセンサとを組み合わせてアキシアル方向の荷重を求める発明は、図示の様な永久磁石製のエンコーダに限らずに実施できる。即ち、第一被検出部と第二被検出部とのうちの一方の被検出部を透孔若しくは凹孔又は凸部とし、他方の被検出部を円周方向に隣り合う透孔若しくは凹孔同士の間に存在する間部分又は凹部としたエンコーダと、適宜の、このエンコーダの性状に応じたセンサとを組み合わせても、アキシアル荷重の測定を行なえる。更には、エンコーダの被検出面である軸方向片側面に対向させて1対のセンサを、径方向にずらせて配置し、この被検出面に配置した第一被検出部と第二被検出部とをエンコーダの径方向に関して傾斜させると共に傾斜方向を途中で変化させた構造で、ラジアル荷重を測定する事もできる。
図40〜41は、上述した参考例の第16例と同様の事情に応じて考えた、参考例の第17例を示している。本参考例の場合には、磁性金属板製のエンコーダ12Cの幅方向中央部に、それぞれが「く」字形であって互いに同じ大きさと形状とを有する多数の透孔33、33を、円周方向に亙り等間隔に形成している。これら各透孔33、33は、上記エンコーダ12Cの幅方向中央部を境とした、鏡面対称な形状に造られている。即ち、本参考例のエンコーダ12Cは、上述した参考例の第16例のエンコーダ12Bからリム部35(図37〜39参照)を省略した如き形状を有する。そして、上記各透孔33、33を形成した、幅寸法W33なる部分を、上記エンコーダ12Cの有効範囲としている。
図42は、本発明に関連する参考例の第18例を示している。本参考例は、前述の図16〜18に示した参考例の第6例に就いて、エンコーダ12gの有効範囲と、センサ13dの検出部との位置関係を示したものである。この様な構造の場合、上記エンコーダ12gの被検出面の有効範囲W12は、このエンコーダ12gの全幅とほぼ一致する。そして、静止側軌道輪と回転側軌道輪との間にアキシアル荷重が作用せず、これら両軌道輪同士のアキシアル方向に関する位置関係が中立状態である場合に、上記センサ13dの検出部が、図42の(A)に示す様に、このエンコーダ12gの被検出面の幅方向中央位置に対向する。これに対して、上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間にアキシアル荷重が作用し、これら両軌道輪同士がアキシアル方向にずれると、上記センサ13dの検出部が、図42の(B)に鎖線で示す様に、上記エンコーダ12gの被検出面の幅方向中央位置から外れた位置に対向する。この場合でも、上記センサ13dの検出部が上記有効範囲W12から外れる事はない。
図43〜44は、本発明に関連する参考例の第19例を示している。本参考例の場合も、例えば前述した各参考例を示す、図1、7、11、14、16、19、22、25、26、28〜32、36に示す様に、荷重測定装置を組み込む為の転がり軸受ユニットを、車輪支持用転がり軸受ユニットとしている。そして、静止側軌道輪である外輪を、使用状態で懸架装置に支持固定されるものとし、回転側軌道輪を、車輪を支持固定してこの車輪と共に回転するハブとしている。特に、本参考例の場合には、エンコーダ12Dを、回転側軌道輪であるハブと共に回転する部材である、ディスクロータ38の外周縁部に設けている。
図45は、本発明に関連する参考例の第20例を示している。本参考例の場合も、荷重測定装置を組み込む為の転がり軸受ユニットを、車輪支持用転がり軸受ユニットとしている。そして、静止側軌道輪である外輪3aを、使用状態で懸架装置に支持固定されるものとし、回転側軌道輪を、車輪を支持固定してこの車輪と共に回転するハブ4bとしている。特に、本参考例の場合には、回転側軌道輪と共に回転する部材である、このハブ4bに結合固定された等速ジョイント42の中間部外周面を、被検出面としている。
この様な本参考例の構造によっても、上述した参考例の第19例の場合と同様に、車輪支持用転がり軸受ユニット側部分に、エンコーダやセンサを装着するスペースを確保できない場合でも、この車輪支持用転がり軸受ユニットに加わる荷重を測定できる構造を実現できる。
尚、本参考例の場合には、上記エンコーダ12E部分の温度上昇が限られているので、このエンコーダ12Eとして、磁性材製のものに限らず、永久磁石(磁性体)製のものも使用できる。
2 荷重測定装置
3、3a 外輪
4、4a、4b ハブ
5、5a 転動体
6、6a 外輪軌道
7 取付部
8 ハブ本体
9 内輪
10 フランジ
11、11a 内輪軌道
12、12a、12b、12c、12d、12e、12f、12g、12h、12i、12j、12k、12A、12B、12C、12D、12E エンコーダ
13、13a、13b、13c、13d、13e、13f、13g、13h、13i、13A、13B、13C、13D、13E、13F、13G センサ
14、14a、14b、14c 支持板
15、15a、15b エンコーダ本体
16 円輪部
17 円筒部
18、18a カバー
19 底板部
20、20a 取付孔
21、21a、21b 透孔
22、22a、22b 間部分
23 円輪部
24 被検出組み合わせ部
25 個性化部分
26 円筒部
27、27a 凸部
28、28a 凹部
29a、29b 平行部
30a、30b 平行部
31a、31b 非変化部
32a、32b 非変化部
33、33a、33b 透孔
34a、34b 柱部
35 リム部
36 磁気検知素子
37 永久磁石
38 ディスクロータ
39 ナックル
40 制動用部材
41 支持腕
42 等速ジョイント
Claims (2)
- 転がり軸受ユニットと荷重測定装置とを備え、
このうちの転がり軸受ユニットは、使用状態でも回転しない静止側軌道輪と、使用状態で回転する回転側軌道輪と、これら静止側軌道輪と回転側軌道輪との互いに対向する周面に存在する静止側軌道と回転側軌道との間に設けられた複数個の転動体とを備えたものであり、
上記荷重測定装置は、上記回転側軌道輪若しくはこの回転側軌道輪に結合固定されてこの回転側軌道輪と共に回転する部材の一部にこの回転側軌道輪若しくはこの回転側軌道輪と共に回転する部材と同心に支持された、被検出面の特性を円周方向に関して交互に変化させたエンコーダと、その検出部をこの被検出面に対向させた状態で回転しない部分に支持され、この被検出面の特性変化に対応してその出力信号を変化させるセンサと、このセンサの出力信号に基づいて上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に作用する荷重を算出する演算器とを備えたものであり、
上記被検出面の特性が円周方向に関して変化するピッチは、検出すべき荷重の作用方向に応じて連続的に変化しており、
上記演算器は、上記センサの出力信号が変化するパターンに基づいて上記荷重を算出する機能を有するものである荷重測定装置付転がり軸受ユニットであって、
検出すべき荷重が、上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に径方向に作用するラジアル荷重であり、上記被検出面が上記エンコーダの軸方向側面であり、この被検出面に、それぞれが他の部分とは特性が異なる1対の個性化部分より成る複数の被検出用組み合わせ部を、円周方向に亙り等間隔で配置しており、これら各被検出用組み合わせ部を構成する1対ずつの個性化部分同士の円周方向に関する間隔は、総ての被検出用組み合わせ部で径方向に関して同じ方向に連続的に変化している事を特徴とする荷重測定装置付転がり軸受ユニット。 - 転がり軸受ユニットと荷重測定装置とを備え、
このうちの転がり軸受ユニットは、使用状態でも回転しない静止側軌道輪と、使用状態で回転する回転側軌道輪と、これら静止側軌道輪と回転側軌道輪との互いに対向する周面に存在する静止側軌道と回転側軌道との間に設けられた複数個の転動体とを備えたものであり、
上記荷重測定装置は、上記回転側軌道輪若しくはこの回転側軌道輪に結合固定されてこの回転側軌道輪と共に回転する部材の一部にこの回転側軌道輪若しくはこの回転側軌道輪と共に回転する部材と同心に支持された、被検出面の特性を円周方向に関して交互に変化させたエンコーダと、その検出部をこの被検出面に対向させた状態で回転しない部分に支持され、この被検出面の特性変化に対応してその出力信号を変化させるセンサと、このセンサの出力信号に基づいて上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に作用する荷重を算出する演算器とを備えたものであり、
上記被検出面の特性が円周方向に関して変化するピッチは、検出すべき荷重の作用方向に応じて連続的に変化しており、
上記演算器は、上記センサの出力信号が変化するパターンに基づいて上記荷重を算出する機能を有するものである荷重測定装置付転がり軸受ユニットであって、
検出すべき荷重が、上記静止側軌道輪と上記回転側軌道輪との間に軸方向に作用するアキシアル荷重であり、上記被検出面が上記エンコーダの周面であり、この被検出面に、それぞれが他の部分とは特性が異なる1対の個性化部分より成る複数の被検出用組み合わせ部を、円周方向に亙り等間隔で配置しており、これら各被検出用組み合わせ部を構成する1対ずつの個性化部分同士の円周方向に関する間隔は、総ての被検出用組み合わせ部で軸方向に関して同じ方向に連続的に変化している事を特徴とする荷重測定装置付転がり軸受ユニット。
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