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JP5098703B2 - コネクタ - Google Patents

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JP5098703B2
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Description

本発明は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、一対のハウジングを嵌合させる手段として、一方のハウジングに設けたレバーを初期位置から嵌合位置へ回動操作することにより、両ハウジングを嵌合させるようにしたレバー式のコネクタが開示されている。このコネクタには、両ハウジングが正規嵌合状態に至ったことを保証する手段が設けられている。
この保証手段は、レバーに設けた弾性ロック片と、ハウジングに設けたロック部とからなる。レバーが嵌合位置に到達して両ハウジングが正規嵌合されると、弾性ロック片がロック部に係止し、この係止作用によってレバーが嵌合位置にロックされるようになっている。この弾性ロック片とロック部との係止は、ハウジングの背面において目視可能な状態で行われるので、両ハウジングが正しく嵌合されたか否かは、弾性ロック片とロック部との係止状態を目視することによって確認できる。
コネクタが小型化された場合、それに伴って弾性ロック片とロック部も小型化されるため、弾性ロック片とロック部とが正しく係止されているかどうかを、目視で判別することが難しくなる。
その対策としては、ハウジングに貫通孔を形成するとともに、レバーにも貫通孔を形成し、レバーが嵌合位置に到達したときに双方の貫通孔が同軸状に整合する構造とした上で、双方の貫通孔にワイヤを通し、そのワイヤの両端部同士を絡ませて固定する方法が考えられる。
この方法によれば、ワイヤが取り付けられていることをもって、両ハウジングが正規嵌合されていることの保証とすることができる。また、コネクタが小型されていても、太いワイヤや長いワイヤを用いることができるので、ワイヤの有無を容易且つ確実に目視確認することが可能である。
特開平9−213413号公報
しかしながら、ワイヤを用いる方法では、レバーの嵌合位置に到達するときの移動方向が、貫通孔の貫通方向とほぼ同じ向きである場合には、レバーが正規の嵌合位置に到達していなくても、正規の嵌合位置に近づいた時点で貫通孔同士がほぼ同軸状に接近した状態になるので、双方の貫通孔にワイヤを通すことが可能である。そのため、両ハウジングが正規の嵌合状態に至っていないにも拘わらず、作業者が誤ってワイヤを両貫通孔に通してしまうことが懸念される。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジング同士が正しく嵌合されていることを保証する機能の信頼性向上を図ることを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、第1ハウジングと、前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを正規嵌合状態に保持可能なロック手段としての機能を備えた弾性撓み可能な弾性撓み片と、前記弾性撓み片に形成され、前記弾性撓み片の弾性撓み方向と交差する方向に貫通した形態であって、ワイヤの挿通が可能な第1貫通孔と、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合する過程で、前記弾性撓み片に対し前記第1貫通孔の貫通方向と略平行に相対移動しながら前記弾性撓み片を押圧して弾性撓みさせるロック部と、前記ロック部に形成され、前記ロック部の移動方向と略平行に貫通した形態であって、前記ワイヤの挿通が可能な第2貫通孔とを備え、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合過程において、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合に至る直前の半嵌合状態にあるときには、前記ロック部が前記弾性撓み片を押圧して弾性変位させるようになっており、前記弾性撓み片が前記ロック部の押圧によって弾性変位すると、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が前記両貫通孔の貫通方向と交差する方向に位置ずれするとともに、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が前記両貫通孔の貫通方向にラップすることで、前記第1貫通孔の開口領域と前記第2貫通孔の開口領域とが完全に不整合な状態となり、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合状態に至ると、前記ロック部の押圧が解除されて弾性撓み片が弾性復帰し、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が同軸上に並ぶような位置関係となって、前記第1貫通孔の開口領域の少なくとも一部が前記第2貫通孔の開口領域と整合するようになっているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記第1ハウジングには、カム機能部とカムフォロアとの係止による倍力作用によって前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合させるレバーが回動可能に取り付けられ、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合された状態においては、弾性復帰した前記弾性撓み片が前記レバーに対して回動規制状態に係止可能とされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔のうち少なくともいずれか一方の貫通孔は、その貫通長さが内径よりも大きい寸法とされているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記弾性撓み片の形成母体と、前記第2貫通孔の形成母体には、互いに係合することにより、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が、前記第1貫通孔の貫通方向及び前記弾性撓み片の弾性撓み方向の両方向と交差する方向へ位置ずれすることを規制する規制手段が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
第1ハウジングと第2ハウジングが正規嵌合の直前の半嵌合状態にあるときには、第1貫通孔と第2貫通孔は、整合せずに第1貫通孔の貫通方向と交差する方向に位置ずれしているので、双方の貫通孔にワイヤを挿通させることは困難である。両ハウジングの嵌合が僅かに進んで両ハウジングが正規の嵌合状態に至ると、第1貫通孔と第2貫通孔とが整合するので、双方の貫通孔にワイヤを挿通させることができる。そして、第1貫通孔と第2貫通孔の双方にワイヤが挿通されていることが、両ハウジングが正規嵌合されていることの保証となる。
第1貫通孔の貫通方向は、第1貫通孔の形成母体である弾性撓み片の弾性撓み方向と交差する方向となっているので、第1ハウジングと第2ハウジングとが正規嵌合の直前の半嵌合状態にあるときに、第1貫通孔と第2貫通孔がほぼ同軸状に接近するという事態が生じることはない。したがって、半嵌合状態であるにも拘わらず、第1貫通孔と第2貫通孔の両貫通孔にワイヤが挿通されてしまうことを回避できる。
また、弾性撓み片に両ハウジングを正規嵌合状態にロックする機能を設けたので、弾性撓み片とロック手段とを別々に設けたコネクタに比べると、構造の簡素化を図ることができる。
また、両ハウジングが半嵌合の状態では、第1貫通孔と第2貫通孔が、互いに開口領域を整合させず、しかも貫通方向においてラップする位置関係にあるので、第1貫通孔と第2貫通孔にワイヤを挿通することはできない。
請求項2の発明>
レバーを回動させて両ハウジングが正規嵌合状態に至ると、弾性復帰した弾性撓み片がレバーに係止することにより、レバーが回動規制される。レバーが回動規制されると、カム機能部とカムフォロアとの係止により両ハウジングが離脱不能にロックされる。
請求項3の発明>
第1貫通孔と第2貫通孔のうち少なくともいずれか一方の貫通孔は、その貫通長さを内径よりも大きい寸法としているので、その貫通孔に対してはワイヤが斜めに挿通され難い。したがって、第1貫通孔と第2貫通孔が整合していない状態において、両貫通孔にワイヤが挿通される虞がない。
請求項4の発明>
規制手段の係合作用により、第1貫通孔と第2貫通孔は、第1貫通孔の貫通方向及び弾性撓み片の弾性撓み方向と交差する方向への位置ずれを規制されているので、ワイヤを第1貫通孔と第2貫通孔に挿通させる作業を、容易且つ確実に行うことができる。
<実施形態1>
以下、本発明を具体化した実施形態1を図1乃至図8を参照して説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジング10(本発明の構成要件である弾性撓み片13の形成母体)と第2ハウジング30、及び両ハウジング10,30を嵌合させるためのレバー20とを備えて構成されている。尚、以下の説明において、前後方向については、図2及び図6における右方を前方ということにする。
第1ハウジング10は、合成樹脂製であり、第1ハウジング10には図示しない複数の第1端子金具が取り付けられている。第1ハウジング10を構成する前下がりに傾斜した上面壁11には、略「コ」字形(略U字形)をなすスリット12が形成され、この上面壁11におけるスリット12で囲まれた領域は、左右方向の上端縁を支点として上下方向に弾性撓み可能な弾性撓み片13となっている。弾性撓み片13は、その弾性撓みの支点から斜め下前方へ延出する板状の本体部14と、この本体部14の延出端部(下端部)における左右方向中央位置から上方へ突出した形態のロック突起15とを備えて構成される。弾性撓み片13が弾性撓みしない自由状態(ロック位置)にあるときには、ロック突起15は、上面壁11よりも上方であって後述するレバー20のロック部26の移動経路上へ突出している。また、弾性撓み片13が斜め下後方のロック解除位置へ弾性変位した状態では、ロック突起15がロック部26の移動経路よりも下方へ退避する。
また、上面壁11には、ロック突起15を挟むように配置された左右一対の規制リブ16(本発明の構成要件である規制手段)が形成されている。この規制リブ16は、上面壁11から上方へ突出しているとともに、後述するレバー20の操作部21の回動軌跡に沿うように前下端位置から後上端位置まで延びている。ロック突起15は、一対の規制リブ16により、斜め上前方からの異物の干渉から保護されている。さらに、第1ハウジング10を構成する左右両側壁の外側面には、レバー20を支持するための一対の支持軸17が突出形成されている。
レバー20(本発明の構成要件である第2貫通孔28の形成母体)は、左右方向に延びる肉厚の板状をなす操作部21と、操作部21の左右両端部から略直角に延出する一対のアーム部22とを備えて構成され、アーム部22の軸受孔23を支持軸17に嵌合させることにより、支持軸17を中心として初期位置(図7を参照)と嵌合位置(図1,図2,図8を参照)との間での回動を可能に支持されている。レバー20が初期位置から嵌合位置へ回動する際には、操作部21が上面壁11及び上面壁11の下端に連なる前面壁の外面に沿って円弧状に変位するとともに、両アーム部22が側壁の外側面に沿うように変位する。また、アーム部22には、レバー20の回動方向において間隔を空けた複数の係止突起からなるカム機能部24が形成されている。
レバー20の操作部21には、その上面壁11と対向する内面を切欠した形態の左右一対の規制溝25(本発明の構成要件である規制手段)が形成されている。規制溝25は、レバー20の回動に伴う操作部21の変位軌跡に沿うように、操作部21の前端縁から後端縁に亘って形成されている。一対の規制溝25は、レバー20が初期位置と嵌合位置との略中間位置から、嵌合位置まで回動する間、一対の規制リブ16に対しレバー20の回動を阻害しない状態で係合する。この係合作用により、操作部21は、第1ハウジング10に対する左右方向(操作部21の変位方向と交差する方向)への相対移動を規制される。また、操作部21のうち一対の規制溝25の間の領域は、ロック部26となっている。
第2ハウジング30は、合成樹脂製であり、第2ハウジング30には第2端子金具31が取り付けられている。第2ハウジング30には、両ハウジング10,30の嵌合方向の略直交する方向へ突出する突起状のカムフォロア32が、左右一対形成されている。
両ハウジング10,30を嵌合する際には、レバー20が初期位置にある状態を両ハウジング10,30を浅く嵌合させ、カム機能部24とカムフォロア32とを係合させる。この状態からレバー20を嵌合位置に向かって回動させると、カム機能部24とカムフォロア32との係合による倍力作用により、両ハウジング10,30が引き寄せられる。
レバー20が初期位置から嵌合位置側へ回動する過程において、レバー20が嵌合位置に至る直前の半嵌合位置にあるとき(つまり、両ハウジング10,30が半嵌合状態にあるとき)には、図6に示すように、ロック部26がその下面をロック突起15に対して斜め上から当接させてロック突起15を斜め下後方へ押圧する。この押圧作用により、弾性撓み片13がロック解除位置へ弾性変位し、これに伴ってロック突起15も斜め下後方へ変位する。
そして、半嵌合の状態からレバー20が嵌合位置に到達すると、両ハウジング10,30が正規の嵌合状態となり、第1端子金具(図示せず)と第2端子金具31が導通可能に接続される。また、レバー20が嵌合位置に至ると、ロック部26がロック突起15を通過するので、弾性撓み片13がロック位置へ弾性復帰する。この状態では、図2に示すように、ロック部26がロック突起15の斜め上後方に接近して位置し、ロック突起15の後端面とロック部26の前端面とが対向する。これにより、ロック部26とロック突起15とが係止状態となり、この係止作用によりロック部26の前方への変位、即ちレバー20の初期位置側への戻りが規制される。このようにレバー20が初期位置への回動を規制されたロック状態では、カム機能部24とカムフォロア32との係止により、両ハウジング10,30の離脱が規制され、これにより、両ハウジング10,30が正規嵌合状態にロックされる。
正規嵌合されている両ハウジング10,30を離脱する際には、弾性撓み片13のロック突起15を押して弾性撓み片13を斜め下後方のロック解除位置へ弾性変位させると、ロック突起とロック部26との係止、即ちレバー20を回動規制するロック状態及び両ハウジング10,30を離脱規制するロック状態が解除される。こと後、レバー20を初期位置側へ回動させれば、カム機能部24とカムフォロア32との係合によるカム作用により、両ハウジング10,30が離脱される。
本実施形態では、両ハウジング10,30が正規嵌合状態に至ったことをワイヤWを用いて保証することができるようになっている。以下、その保証手段について説明する。
弾性撓み片13のロック突起15には、その前端面から後端面まで直線状に貫通する形態であって、この貫通方向と直角な横断面形状が円形をなす第1貫通孔18が形成されている。この第1貫通孔18の貫通長さ寸法は、その内径寸法よりも大きい寸法となっている。また、第1貫通孔18の貫通方向は、弾性撓み片13の弾性変位方向と交差する方向(略直角な方向)となっている。換言すると、第1貫通孔18の貫通方向は、レバー20の半嵌合状態から正規嵌合状態に至るときのロック部26の移動軌跡とほぼ平行な方向となっている。また、弾性撓み片13がロック位置にあるときには、第1貫通孔18は、上面壁11の上面よりも上方に位置するようになっている。
一方、レバー20のロック部26には、ロック部26をその移動方向と略平行な方向に直線状に貫通する形態の第2貫通孔28が形成されている。第2貫通孔28の貫通方向と直角な横断面形状は、円形をなし、その内径は、第1貫通孔18の内径とほぼ同じ寸法である。また、第2貫通孔28の貫通長さ寸法は、その内径寸法よりも大きい寸法となっている。この第2貫通孔28が形成されているロック部26は、レバー20を初期位置から嵌合位置へ回動させる過程において、弾性撓み片13に対し第1貫通孔18の貫通方向と略平行に相対移動しながら弾性撓み片13のロック突起15を押圧してロック解除位置へ弾性撓みさせるようになっている。
レバー20が初期位置から嵌合位置側へ回動する過程において、図6に示すように、レバー20が嵌合位置に至る直前の半嵌合位置(即ち、両ハウジング10,30が半嵌合状態)にあるときには、ロック部26がその下面をロック突起15に対して斜め上から当接させてロック突起15を斜め下後方へ押圧する。この押圧作用により、弾性撓み片13がロック解除位置へ弾性変位し、これに伴ってロック突起15も斜め下後方へ変位する。
この状態では、ロック突起15に形成されている第1貫通孔18が、ロック部26に形成されている第2貫通孔28に対して下方へ位置ずれし、第1貫通孔18の前端側の開口部はハウジングの上面壁11よりも内側へ退避して隠れた状態となっている。したがって、ワイヤWを、前方から第1貫通孔18に貫通させようとしても、前方から第1貫通孔18に挿入することは困難である。
また、第2貫通孔28の略前端側部分は、その貫通方向において第1貫通孔18の少なくとも一部とラップする状態となり、第2貫通孔28の前端側の開口が、第1貫通孔18の後端側の開口よりも前方に位置ずれしており、双方の貫通孔18,28の開口領域は全く整合しない。したがって、たとえワイヤWを前方から第1貫通孔18に挿入してその後方へ突出させることができたとしても、そのワイヤWの突出部分を前方から第2貫通孔28に挿入させることはできない。同様に、ワイヤWを後方から第2貫通孔28に貫通させて前方へ突出させたとしても、そのワイヤWの突出部分を後方から第1貫通孔18に挿入することはできない。
このように、両ハウジング10,30が半嵌合状態にあるときには、第1貫通孔18と第2貫通孔28が同軸状に並ぶように整合していないので、ワイヤWを第1貫通孔18と第2貫通孔28とに円滑に挿通させることはできないのである。つまり、ワイヤWが両貫通孔18,28に挿通されていない場合には、レバー20が嵌合位置まで正しく回動されておらず、両ハウジング10,30が正規嵌合に至らない半嵌合の状態である、という可能性がある。
さて、上記の半嵌合状態を通過してレバー20が嵌合位置まで回動され、ロック部26がロック突起15を通過して弾性撓み片13がロック位置へ弾性復帰すると、図2に示すように、ロック突起15の後端面とロック部26の前端面とが、ワイヤWの外径よりも狭い僅かな隙間を空けるように接近した状態で対向する。そして、第2貫通孔28が第1貫通孔18の後方近傍に位置し、第2貫通孔28の前端側の開口の全開口領域と、第1貫通孔18の後端側の開口の全開口領域とが、その全体に亘って整合して対向することになる。つまり、第1貫通孔18と第2貫通孔28は、双方の中心線が同軸上に並ぶような位置関係、つまり第1貫通孔18と第2貫通孔28の貫通方向が平行をなすような位置関係で前後に並ぶように位置する。
この状態では、ロック突起15が上面壁11よりも上方へ突出してているので、ワイヤWを前方から第1貫通孔18に挿入することができる。挿入したワイヤWは、第1貫通孔18を通過し、第2貫通孔28に挿入され、第2貫通孔28の後端側の開口から突出される。このワイヤWの突出部分と、第1貫通孔18の前方に残ってる部分とを捻って結束すれば、両ハウジング10,30の嵌合作業が完了する。尚、ワイヤWは、後方から第2貫通孔28に挿入し、第1貫通孔18を貫通させてその前方へ突出させてもよい。このように、ワイヤWが第1貫通孔18と第2貫通孔28に挿通されていることをもって、両ハウジング10,30が正規嵌合されていることの保証となるのである。
上述のように本実施形態においては、第1貫通孔18の貫通方向が、第1貫通孔18の形成母体である弾性撓み片13の弾性撓み方向と交差する方向となっているので、第1ハウジング10と第2ハウジング30とを嵌合する過程において、その両ハウジング10,30が正規嵌合の直前の半嵌合状態にあるときに、第1貫通孔18と第2貫通孔28がほぼ同軸状に接近するという事態が生じることはない。したがって、半嵌合状態であるにも拘わらず、第1貫通孔18と第2貫通孔28の両方にワイヤWが挿通されてしまうことを回避できる。つまり、本実施形態によれば、ハウジング10,30同士が正しく嵌合されていることを保証する機能の信頼性が高い。
また、第1貫通孔18の貫通長さは第1貫通孔18の内径よりも大きい寸法とされているので、第1貫通孔18に対しその内径よりも十分に細いワイヤWを挿通する場合であっても、そのワイヤWが、第1貫通孔18の軸線(貫通方向)に対して大きく傾斜した斜め姿勢で挿通される虞がない。同様に、第2貫通孔28についてもその貫通長さが内径よりも大きい寸法とされているので、ワイヤWが、第2貫通孔28に対して斜めに挿通される虞はない。したがって、第1貫通孔18と第2貫通孔28が整合していないにも拘わらず、両貫通孔18,28にワイヤWが挿通されてしまう、という事態を回避することができる。
また、レバー20のロック部26(操作部21)は、左右一対の規制リブ16と左右一対の規制溝25との嵌合により、第1ハウジング10(弾性撓み片13)に対して左右方向(第1貫通孔18の貫通方向と交差する方向であり、且つ弾性撓み片13の弾性撓み方向と交差する方向)へ位置ずれすることを規制されているので、第1貫通孔18と第2貫通孔28とが左右方向へ位置ずれすることがない。したがって、ロック部26が第1ハウジング10に対して左右方向へ位置ずれすることに起因して、両貫通孔18,28に対するワイヤWの挿通作業に支障を来す、という虞はない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では第1ハウジングに形成した弾性撓み片をレバーに係止させ、レバーに第2貫通孔を形成したが、レバーに形成した弾性撓み片を第1ハウジングに係止させ、第1ハウジングに第2貫通孔を形成してもよい。
(2)上記実施形態では第2貫通孔を、弾性撓み片の形成母体である第1ハウジングとは別部材であるレバーに形成したが、第2貫通孔を、弾性撓み片の形成母体である第1ハウジングに形成してもよい。
(3)上記実施形態では第1貫通孔の形成母体である弾性撓み片のみが弾性撓みするようにしたが、弾性撓み片だけでなく、第2貫通孔の形成母体も両ハウジングの嵌合に伴って弾性撓みするようにしてもよい。
(4)上記実施形態では弾性撓み片が弾性復帰したときに、第1貫通孔の開口領域全体と第2貫通孔の開口領域全体とが整合するようにしたが、弾性撓み片が弾性復帰した状態において、第1貫通孔の開口領域の一部のみが第2貫通孔の全開口領域と整合してもよく、第1貫通孔の全開口領域が第2貫通孔の開口領域の一部と整合してもよく、第1貫通孔の開口領域の一部と第2貫通孔の開口領域の一部とが整合してもよい。
(5)上記実施形態では弾性撓み片が弾性復帰して両貫通孔が整合した状態において、両貫通孔の互いに対向する開口面が、ワイヤの線径よりも狭い隙間で接近するようにしたが、弾性撓み片が弾性復帰して両貫通孔が整合した状態において、両貫通孔の互いに対向する開口面の間に、ワイヤの線径よりも広い空間が空いていてもよい。
(6)弾性撓み片が弾性復帰して両貫通孔が整合した状態において、双方の貫通孔の軸線がほぼ同軸状(つまり、貫通方向がほぼ平行)となるようにしたが、弾性撓み片が弾性復帰して両貫通孔が整合した状態において、双方の貫通孔の軸線が斜め方向であってもよい。
(7)上記実施形態では第1貫通孔が直線状に貫通する形態であったが、第1貫通孔は少なくとも一部が湾曲した形態、または途中で屈曲した形態であってもよい。
(8)上記実施形態では第2貫通孔が直線状に貫通する形態であったが、第2貫通孔は少なくとも一部が湾曲した形態、または途中で屈曲した形態であってもよい。
(9)上記実施形態では第1貫通孔の貫通長さ寸法をその内径寸法よりも大きい寸法としたが、第1貫通孔の貫通長さ寸法をその内径寸法よりも小さい寸法としてもよい。
(10)上記実施形態では第2貫通孔の貫通長さ寸法をその内径寸法よりも大きい寸法としたが、第2貫通孔の貫通長さ寸法をその内径寸法よりも小さい寸法としてもよい。
(11)上記実施形態では第1貫通孔の横断面形状を円形としたが、第1貫通孔の横断面形状は、非円形(例えば、長円形、楕円形、方形など)であってもよい。
(12)上記実施形態では第2貫通孔の横断面形状を円形としたが、第2貫通孔の横断面形状は、非円形(例えば、長円形、楕円形、方形など)であってもよい。
(13)上記実施形態では弾性撓み片によってレバーを第1ハウジングに対して移動規制することで、両ハウジングを正規嵌合状態にロックするようにしたが、第1ハウジングと第2ハウジングのうちいずれか一方に設けた弾性撓み片を、他方のハウジングに直接係止させることによって、両ハウジングを正規嵌合状態にロックしてもよい。この場合、レバーを用いる構造とレバーを用いない構造のいずれとしてもよい。
(14)上記実施形態では1つの第1貫通孔と1つの第2貫通孔にワイヤを挿通するようにしたが、互いに整合可能な第1貫通孔と第2貫通孔とによって構成される貫通孔対を、間隔を空けて二対設けてもよい。この場合、二対の貫通孔対の間に、両ハウジングを正規嵌合状態にロックするためのロックアームのロック解除操作部を配置し、二対の貫通孔対の間に差し渡したワイヤによって、ロック解除操作部に対するロック解除の操作を規制するようにしてもよい。
<参考例>
(1)上記実施形態では両ハウジングの嵌合過程でレバーのロック部が弾性撓み片を押圧して弾性変位させ、両ハウジングが正規嵌合状態に至るとロック部が弾性撓み片を通過することによって弾性撓み片が弾性復帰するようにしたが、両ハウジングの嵌合過程でロック部は弾性撓み片を押圧しない軌跡に沿って移動するようにしてもよい。この場合、弾性撓み片はロック部以外の部位の押圧によって弾性撓みする。
(2)上記実施形態では弾性撓み片が第1ハウジングと第2ハウジングとを正規嵌合状態に保持するロック手段として機能を備えたが、ロック手段とは別にワイヤを挿通させるための専用の弾性撓み片を設けてもよい。
実施形態1においてレバーが嵌合位置にある状態をあらわす正面図 図1のX−X線断面図 図2のA矢視図 図2のB矢視図 レバーが半嵌合位置にある状態をあらわす正面図 図5のY−Y線断面図 レバーが初期位置にある状態をあらわす側面図 レバーが嵌合位置へ回動して両ハウジングが正規嵌合された状態をあらわす側面図
符号の説明
10…第1ハウジング(弾性撓み片の形成母体)
13…弾性撓み片
16…規制リブ(規制手段)
18…第1貫通孔
20…レバー(第2貫通孔の形成母体)
24…カム機能部
25…規制溝(規制手段)
26…ロック部
28…第2貫通孔
30…第2ハウジング
32…カムフォロア

Claims (4)

  1. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングと嵌合可能な第2ハウジングと、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを正規嵌合状態に保持可能なロック手段としての機能を備えた弾性撓み可能な弾性撓み片と、
    前記弾性撓み片に形成され、前記弾性撓み片の弾性撓み方向と交差する方向に貫通した形態であって、ワイヤの挿通が可能な第1貫通孔と、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが嵌合する過程で、前記弾性撓み片に対し前記第1貫通孔の貫通方向と略平行に相対移動しながら前記弾性撓み片を押圧して弾性撓みさせるロック部と、
    前記ロック部に形成され、前記ロック部の移動方向と略平行に貫通した形態であって、前記ワイヤの挿通が可能な第2貫通孔とを備え、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとの嵌合過程において、前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合に至る直前の半嵌合状態にあるときには、前記ロック部が前記弾性撓み片を押圧して弾性変位させるようになっており、
    前記弾性撓み片が前記ロック部の押圧によって弾性変位すると、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が前記両貫通孔の貫通方向と交差する方向に位置ずれするとともに、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が前記両貫通孔の貫通方向にラップすることで、前記第1貫通孔の開口領域と前記第2貫通孔の開口領域とが完全に不整合な状態となり、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合状態に至ると、前記ロック部の押圧が解除されて弾性撓み片が弾性復帰し、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が同軸上に並ぶような位置関係となって、前記第1貫通孔の開口領域の少なくとも一部が前記第2貫通孔の開口領域と整合するようになっていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記第1ハウジングには、カム機能部とカムフォロアとの係止による倍力作用によって前記第1ハウジングと前記第2ハウジングとを嵌合させるレバーが回動可能に取り付けられ、
    前記第1ハウジングと前記第2ハウジングが正規嵌合された状態においては、弾性復帰した前記弾性撓み片が前記レバーに対して回動規制状態に係止可能とされていることを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記第1貫通孔と前記第2貫通孔のうち少なくともいずれか一方の貫通孔は、その貫通長さが内径よりも大きい寸法とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記弾性撓み片の形成母体と、前記第2貫通孔の形成母体には、互いに係合することにより、前記第1貫通孔と前記第2貫通孔が、前記第1貫通孔の貫通方向及び前記弾性撓み片の弾性撓み方向の両方向と交差する方向へ位置ずれすることを規制する規制手段が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタ。
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