JP5087125B2 - 介護シフター - Google Patents
介護シフター Download PDFInfo
- Publication number
- JP5087125B2 JP5087125B2 JP2010242250A JP2010242250A JP5087125B2 JP 5087125 B2 JP5087125 B2 JP 5087125B2 JP 2010242250 A JP2010242250 A JP 2010242250A JP 2010242250 A JP2010242250 A JP 2010242250A JP 5087125 B2 JP5087125 B2 JP 5087125B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support
- support arms
- care
- shifter
- arms
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
この介護リフターには、キャスターを有して移動可能な基台に、左右二本の支柱を立設し、各支柱から支持アームを水平に突出するとともにこの各支持アームをそれぞれ各支柱に昇降可能に取り付け、各支持アームが人体の膝と背部とをそれぞれ支持することで被介護者の担持と移動とを可能にしたものがあった(特許文献1)。
第1の発明は、移動手段を有して接地した基台と、この基台から立設した支柱と、この支柱から水平突出するとともに昇降機構により当該支柱に沿って昇降する、人体の上半身を支持するための左右一対の支持アームとからなり、上記両支持アーム間には、人体の下半身を担持するための支持バンドを懸架し、上記各支持アームの中間位置に関節部を形成して、この関節部の回動により上記両支持アームの開状態と閉状態とを選択することができ、上記各関節部の回動軸が各支持アームに対し傾斜して形成され、上記両支持アームの先端側が下方に下がるにつれて上記両支持アームが閉じるとともに、上記支持バンドが上記両支持アームにおいて上記関節部よりも先端側に取り付けられることにより、人体が上記支持バンドに荷重を加えるのに連動して、上記両支持アームを閉状態とすることを特徴とする。
図1は同介護シフター1の斜視図である。ただし、後述するロック機構の操作部16(図5参照)を省略している。
また、図3は同介護シフター1の側方図、図4は同介護シフターの正面図である。ただし、後述する支持バンド10(図1参照)を省略している。
支柱4の上端にはアーム基部5を昇降させるモーター6が設けられている。
また、基台2の右隅には側柱7が立設され、この側柱7にはモーター6に接続された制御用コントローラ8が取り付けられ、アーム基部5の昇降を操作できるようになっている(図3破線部参照)。制御用コントローラ8からは、図4に示すように電源プラグが延出している。
各支持アーム3の中間位置には、ヒンジなどからなる関節部9を設けており、関節部9が内側に回動することで両支持アーム3の先端の距離を人体の幅よりも狭める閉状態とすることができる。
各支持アーム3の先端部には内側に屈曲した背受部3aが設けられており、図2に示すように、支持アーム3の閉状態において被介護者の背中を支持する役割を果たす。
また、図1、図2に示すように、関節部9よりも先端側において、両支持アーム3の間には、支持バンド10がフック等を介して着脱可能に懸架されている。この支持バンド10は、被介護者が介護シフター1に乗る際にその臀部ないし膝下を担持する。支持バンド10には、適宜クッション材10aなどを設けている。
よって、この介護シフター1では、図2のように被介護者が着座した状態では、被介護者の体重によって支持アーム3の閉状態が強固に維持されるため、被介護者が背受部3aに寄りかかっても支持アーム3が開いて被介護者が後方へ転倒することがなく、被介護者の安全を確保することができる。
図5に示すように、このロック機構では、関節部9よりも先端側において、複数の棒材からなるストッパー11が両支持アーム3,3間に突っ張って開状態を維持することができる。このストッパー11は、中央の中央部材12と、一端をこの中央部材12の両端にそれぞれ所定角度だけ回動可能に留められるとともに他端をそれぞれ左右の支持アーム3,3に回動可能に留められる一対の両翼部材13,13とからなる。
この牽連部材14は、両支持アーム3,3の関節部9,9より基端側の部分に張り渡された固定部材15に対し、進退可能に取り付けられている。より詳細には、牽連部材14は、ラック・ピニオン機構(図示せず)によって、固定部材15に回動可能に取り付けられた操作部16と連結され、操作部16のハンドルを一方向に回転させると牽連部材14が前進し、逆方向に回転させると牽連部材14が後退するようになっている(図5破線部)。
次いで、被介護者をベッド等の端に座らせて足を前に垂れさせる。その後、アーム基部5および両支持アーム3,3を被介護者の膝付近まで下降させ、支持バンド10の一端を支持アーム3から外し、被介護者の膝下を通して再び支持アーム3に架ける。この状態で制御用コントローラ8を操作し、両支持アーム3,3を少しずつ上昇させると、被介護者の体重により支持バンド10が張って両支持アーム3,3を閉じる力が働く。このとき、被介護者の体重によって両支持アーム3,3を閉じる力が加わっても、ロック機構のストッパー11が両支持アーム3,3の間に突っ張って両支持アーム3,3の距離を保持しているため、開状態が維持される。
次いで、被介護者の身体が両支持アーム3,3の間に完全に進入していることを確認して、ロック機構の操作部16を回転させてストッパー11を屈曲させ、被介護者の体重によって両支持アーム3,3を閉状態にする(図2、図5破線部)。その後、両支持アーム3,3をさらに上昇させ、被介護者をベッド等から完全に浮き上がらせる。
2 基台
2a 車輪
3 支持アーム
3a 背受部
4 支柱
5 アーム基部
6 モーター
7 側柱
8 制御用コントローラ
9 関節部
10 支持バンド
10a クッション材
11 ストッパー
12 中央部材
13 両翼部材
14 牽連部材
15 固定部材
16 操作部
Claims (2)
- 移動手段を有して接地した基台と、
この基台から立設した支柱と、
この支柱から水平突出するとともに昇降機構により当該支柱に沿って昇降する、人体の上半身を支持するための左右一対の支持アームとからなり、
上記両支持アーム間には、人体の下半身を担持するための支持バンドを懸架し、
上記各支持アームの中間位置に関節部を形成して、この関節部の回動により上記両支持アームの開状態と閉状態とを選択することができ、
上記各関節部の回動軸が各支持アームに対し傾斜して形成され、上記両支持アームの先端側が下方に下がるにつれて上記両支持アームが閉じるとともに、
上記支持バンドが上記両支持アームにおいて上記関節部よりも先端側に取り付けられることにより、人体が上記支持バンドに荷重を加えるのに連動して、上記両支持アームを閉状態とする
ことを特徴とする介護シフター。 - 上記両支持アームの間に略直線状に突っ張って上記開状態を維持するストッパーと、
このストッパーの略直線状および屈曲形状を切り換える操作部と
を有するロック機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の介護シフター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010242250A JP5087125B2 (ja) | 2010-10-28 | 2010-10-28 | 介護シフター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010242250A JP5087125B2 (ja) | 2010-10-28 | 2010-10-28 | 介護シフター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012090875A JP2012090875A (ja) | 2012-05-17 |
JP5087125B2 true JP5087125B2 (ja) | 2012-11-28 |
Family
ID=46384937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010242250A Expired - Fee Related JP5087125B2 (ja) | 2010-10-28 | 2010-10-28 | 介護シフター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5087125B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106667701B (zh) * | 2017-01-16 | 2018-11-27 | 扬州大学 | 腰椎受伤病人扶持装置 |
CN110314055A (zh) * | 2019-06-28 | 2019-10-11 | 宁波康麦隆医疗器械有限公司 | 一种护理车的腋下抱紧机构 |
CN110368229B (zh) * | 2019-06-28 | 2024-05-07 | 宁波康麦隆医疗器械有限公司 | 一种移位车 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2182633B (en) * | 1985-11-06 | 1988-08-17 | Impro Ltd | Invalid hoists |
JP4496389B2 (ja) * | 1999-10-05 | 2010-07-07 | 株式会社いうら | 移乗装置 |
JP2001293044A (ja) * | 2000-04-11 | 2001-10-23 | Kiyoshi Seki | 介助用リフト装置 |
JP2002345896A (ja) * | 2001-05-24 | 2002-12-03 | Aisin Kiko Co Ltd | 移乗用リフト装置 |
-
2010
- 2010-10-28 JP JP2010242250A patent/JP5087125B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012090875A (ja) | 2012-05-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4054319A (en) | Stand-aid invalid wheelchair | |
US6880186B2 (en) | Arrangement in a bed for a disabled person, and a bed provided with the said arrangement | |
WO2016011980A1 (zh) | 一种中部背垫可翻转医疗床 | |
JP5317111B2 (ja) | 人体把持具とそれを用いた移乗支援器具 | |
JP6362144B2 (ja) | 患者位置変更システム | |
CN104814839B (zh) | 移动椅子 | |
US10363187B2 (en) | Methods and apparatus for moving a patient from a reclining position to an upright sitting position | |
CN204219245U (zh) | 升降机 | |
KR20160086813A (ko) | 이승기 | |
JPWO2017060964A1 (ja) | 介助ロボット | |
JP2014014573A (ja) | 移乗機器 | |
JP5087125B2 (ja) | 介護シフター | |
CN208229071U (zh) | 辅助转位椅 | |
KR20180083126A (ko) | 간병인을 위한 환자의 상체를 지지하는 전동 이송 리프트 | |
KR101171521B1 (ko) | 환자 이송용 멀티리프트 | |
JP3148427U (ja) | 腰部を回動自在とした健康器 | |
JP4746147B1 (ja) | 移乗機 | |
CN220513028U (zh) | 一种四柱站立床 | |
KR101890143B1 (ko) | 의료용 침대 | |
CN109571511B (zh) | 一种辅助起立移位机器人 | |
KR101403524B1 (ko) | 다기능성 침대겸용 목욕대 | |
JP2003325582A (ja) | 抱き上げ介助装置 | |
JP3195788U (ja) | 介護用椅子型補助具 | |
JP3202436U (ja) | 移乗装置 | |
JP7434429B2 (ja) | 手摺装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120723 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20120723 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20120828 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120904 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120907 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150914 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |