JP5077712B2 - 熱式流速計測装置、熱式流速計測装置の流速計測方法及びプログラム - Google Patents
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Description
電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサと、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する電圧印加制御部と、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータが示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する流速取得部と、
前記動作時間と前記待機時間との比率によって省電力化される第1の計測モード、前記第1の計測モードよりも高精度に前記流速の計測が可能な第2の計測モードのそれぞれの計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、格納するパラメータ格納部と、
前記パラメータ格納部を参照し、前記第1の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定し、前記流速取得部が取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたときにのみ、前記第2の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定するパラメータ設定部と、を備え、
前記パラメータ格納部が格納する前記電源制御パラメータの前記動作時間に対する待機時間の前記第1の計測モードにおける比率が、前記第2の計測モードにおける前記比率よりも大きく設定され、
前記パラメータ格納部が格納する前記電源制御パラメータが示す前記第2の計測モードにおける動作時間が、前記第1の計測モードにおける前記動作時間よりも長く設定され、
前記パラメータ格納部が格納する前記第2の計測モードにおける前記計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記第1の計測モードにおける前記計測間隔よりも広く設定された、ことを特徴とする。
電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサと、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する電圧印加制御部と、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータが示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する流速取得部と、
前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定し、前記流速取得部が取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたとき、前記電源制御パラメータが示す前記動作時間と前記待機時間及び前記計測間隔パラメータが示す計測間隔のうちの少なくとも一方、もしくは両方を変更し、変更した前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定するパラメータ設定部と、を備え、
前記変更する前の前記電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率が、前記変更した電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率よりも大きく設定され、
前記変更した電源制御パラメータが示す動作時間が、前記変更する前の電源制御パラメータが示す動作時間よりも長く設定され、
前記変更した計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記変更する前の前記計測間隔パラメータが示す計測間隔よりも広く設定された、ことを特徴とする。
電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置の流速計測方法であって、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止するステップと、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得するステップと、
前記動作時間と前記待機時間との比率によって省電力化される第1の計測モード、前記第1の計測モードよりも高精度に前記流速の計測が可能な第2の計測モードのそれぞれの計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、格納し、前記第1の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した前記流速の変化が予め設定された範囲を超えたときにのみ、前記第2の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定するステップと、を備え、
前記電源制御パラメータの前記動作時間に対する待機時間の前記第1の計測モードにおける比率が、前記第2の計測モードにおける前記比率よりも大きく設定され、
前記電源制御パラメータが示す前記第2の計測モードにおける動作時間が、前記第1の計測モードにおける前記動作時間よりも長く設定され、
前記第2の計測モードにおける前記計測間隔パラメータに示す計測間隔が、前記第1の計測モードにおける前記計測間隔よりも広く設定された、ことを特徴とする。
電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置の流速計測方法であって、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止するステップと、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得するステップと、
前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたとき、前記電源制御パラメータが示す前記動作時間と前記待機時間及び前記計測間隔パラメータが示す計測間隔のうちの少なくとも一方、もしくは両方を変更し、変更した前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定するステップと、を備え、
前記変更する前の前記電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率が、前記変更した電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率よりも大きく設定され、
前記変更した電源制御パラメータが示す動作時間が、前記変更する前の電源制御パラメータが示す動作時間よりも長く設定され、
前記変更した計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記変更する前の前記計測間隔パラメータが示す計測間隔よりも広く設定された、ことを特徴とする。
電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置に設けられたコンピュータに、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する手順、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する手順、
前記動作時間と前記待機時間との比率によって省電力化される第1の計測モード、前記第1の計測モードよりも高精度に前記流速の計測が可能な第2の計測モードのそれぞれの計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、格納し、前記第1の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した前記流速の変化が予め設定された範囲を超えたときにのみ、前記第2の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定する手順、を実行させ、
前記電源制御パラメータの前記動作時間に対する待機時間の前記第1の計測モードにおける比率を、前記第2の計測モードにおける前記比率よりも大きく設定させ、
前記電源制御パラメータが示す前記第2の計測モードにおける動作時間を、前記第1の計測モードにおける前記動作時間よりも長く設定させ、
前記第2の計測モードにおける前記計測間隔パラメータに示す計測間隔を、前記第1の計測モードにおける前記計測間隔パラメータに示す前記計測間隔よりも広く設定させるためのものである。
電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置に設けられたコンピュータに、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する手順、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する手順、
前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたとき、前記電源制御パラメータが示す前記動作時間と前記待機時間及び前記計測間隔パラメータが示す計測間隔のうちの少なくとも一方、もしくは両方を変更し、変更した前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定する手順、を実行させ、
前記変更する前の前記電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率を、前記変更した電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率よりも大きく設定させ、
前記変更した電源制御パラメータが示す動作時間を、前記変更する前の電源制御パラメータが示す動作時間よりも長く設定させ、
前記変更した計測間隔パラメータが示す計測間隔を、前記変更する前の前記計測間隔パラメータが示す計測間隔よりも広く設定させるためのものである。
本実施形態に係る熱式流速計測装置は、図1に示すように、スイッチトランジスタSW1と、流速センサ100と、制御部200と、表示部300と、を備える。尚、直流電源PSは、流速センサ100に電源電圧Vccを印加する電源である。電源電圧Vccは、例えば、3Vである。
図2に示す時刻t11における温度センサ101,102の抵抗値を、それぞれ、R101[t11],R102[t11]として、流速算出部201は、計測した測定値V101[t11],V102[t11]に基づいて抵抗値R101[t11],R102[t11]を算出する。
dTemp=Temp101[t12]−Temp101[t11] ・・・・・・(1)
diffTemp=Temp102[t11]−Temp101[t12] ・・・・・・(3)
・・・・・・(4)
但し、α:流速センサ100の仕事量の効率を表す流速算出パラメータ
β:無風時における風速に対する流速センサ温度差分値の
影響度合を表す流速算出パラメータ
流速センサ100の出力電圧V101,V102は変動するものであり、流速算出部201が算出する流速算出パラメータγも変動し、算出した流速算出パラメータγは、複数回計測すると、図5に示すように、中央値を中心として分布する。境界値範囲θは、この流速算出パラメータγの分布に対して範囲を設定するためのものである。
制御部200は、メモリ202からプログラムデータを読み出し、図6に示すフローチャートに従って、流速計測処理を実行する。
計測間隔切替判断部203は、計測モードを通常モードとして、メモリ202の図3に示す計測モード−パラメータ対応表を参照し、通常モードの電源制御パラメータとして、流速センサ動作時間Time[act]=120(ms)、待機時間Time[wait]=880(ms)を取得し、計測間隔パラメータとして、センサ加熱時間Time[heat]=70(ms)、流速計測時間Time[meas]=50(ms)を取得する。
例えば、上記実施形態では、流速算出部201は、図4に示すような境界値範囲表を用いて流速算出パラメータγと境界値範囲θとを比較した。しかし、流速算出部201は、図10に示すような流速算出パラメータγ−流速との対応表を用いて流速算出パラメータγを流速に変換するようにしてもよい。
200 制御部
101 加熱温度センサ
102 周囲環境温度センサ
201 流速算出部
202 メモリ
203 計測間隔切替判断部
204 電源制御部
SW1 スイッチトランジスタ
Claims (7)
- 電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサと、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する電圧印加制御部と、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータが示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する流速取得部と、
前記動作時間と前記待機時間との比率によって省電力化される第1の計測モード、前記第1の計測モードよりも高精度に前記流速の計測が可能な第2の計測モードのそれぞれの計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、格納するパラメータ格納部と、
前記パラメータ格納部を参照し、前記第1の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定し、前記流速取得部が取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたときにのみ、前記第2の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定するパラメータ設定部と、を備え、
前記パラメータ格納部が格納する前記電源制御パラメータの前記動作時間に対する待機時間の前記第1の計測モードにおける比率が、前記第2の計測モードにおける前記比率よりも大きく設定され、
前記パラメータ格納部が格納する前記電源制御パラメータが示す前記第2の計測モードにおける動作時間が、前記第1の計測モードにおける前記動作時間よりも長く設定され、
前記パラメータ格納部が格納する前記第2の計測モードにおける前記計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記第1の計測モードにおける前記計測間隔よりも広く設定された、
ことを特徴とする熱式流速計測装置。 - 電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサと、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する電圧印加制御部と、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータが示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する流速取得部と、
前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定し、前記流速取得部が取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたとき、前記電源制御パラメータが示す前記動作時間と前記待機時間及び前記計測間隔パラメータが示す計測間隔のうちの少なくとも一方、もしくは両方を変更し、変更した前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、前記電圧印加制御部、前記流速取得部に設定するパラメータ設定部と、を備え、
前記変更する前の前記電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率が、前記変更した電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率よりも大きく設定され、
前記変更した電源制御パラメータが示す動作時間が、前記変更する前の電源制御パラメータが示す動作時間よりも長く設定され、
前記変更した計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記変更する前の前記計測間隔パラメータが示す計測間隔よりも広く設定された、
ことを特徴とする熱式流速計測装置。 - 前記計測間隔パラメータが示す計測間隔で第1の時刻と第2の時刻とが設定され、
前記流速取得部は、前記第1の時刻で計測した前記第1の電圧と前記第2の電圧、前記第2の時刻で計測した前記第1の電圧と前記第2の電圧に基づいて前記加熱温度センサの温度及び前記周囲環境温度センサの温度を取得し、取得した両温度と予め設定された流速算出パラメータα、βとを用い、式(1)〜(4)に従って流速算出パラメータγを算出し、算出した流速算出パラメータγを流速として取得する、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の熱式流速計測装置。
dTemp=Temp101[t2]−Temp101[t1]
但し、
t1:計測間隔パラメータが示す計測間隔で設定された第1の時刻
t2:計測間隔パラメータが示す計測間隔で設定された第2の時刻(t1<t2)
Temp101[t1]:第1の時刻t1における加熱温度センサの温度
Temp101[t2]:第2の時刻t2における加熱温度センサの温度
・・・(1)
diffTime=Temp102[t1]−Temp101[t2]
但し、
Temp102[t1]:第1の時刻t1における周囲環境温度センサの温度
Temp101[t2]:第2の時刻t2における加熱温度センサの温度
・・・(3)
- 電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置の流速計測方法であって、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止するステップと、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得するステップと、
前記動作時間と前記待機時間との比率によって省電力化される第1の計測モード、前記第1の計測モードよりも高精度に前記流速の計測が可能な第2の計測モードのそれぞれの計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、格納し、前記第1の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した前記流速の変化が予め設定された範囲を超えたときにのみ、前記第2の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定するステップと、を備え、
前記電源制御パラメータの前記動作時間に対する待機時間の前記第1の計測モードにおける比率が、前記第2の計測モードにおける前記比率よりも大きく設定され、
前記電源制御パラメータが示す前記第2の計測モードにおける動作時間が、前記第1の計測モードにおける前記動作時間よりも長く設定され、
前記第2の計測モードにおける前記計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記第1の計測モードにおける前記計測間隔よりも広く設定された、
ことを特徴とする熱式流速計測装置の流速計測方法。 - 電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置の流速計測方法であって、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止するステップと、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得するステップと、
前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたとき、前記電源制御パラメータが示す前記動作時間と前記待機時間及び前記計測間隔パラメータが示す計測間隔のうちの少なくとも一方、もしくは両方を変更し、変更した前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定するステップと、を備え、
前記変更する前の前記電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率が、前記変更した電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率よりも大きく設定され、
前記変更した電源制御パラメータが示す動作時間が、前記変更する前の電源制御パラメータが示す動作時間よりも長く設定され、
前記変更した計測間隔パラメータが示す計測間隔が、前記変更する前の前記計測間隔パラメータが示す計測間隔よりも広く設定された、
ことを特徴とする熱式流速計測装置の流速計測方法。 - 電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置に設けられたコンピュータに、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する手順、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する手順、
前記動作時間と前記待機時間との比率によって省電力化される第1の計測モード、前記第1の計測モードよりも高精度に前記流速の計測が可能な第2の計測モードのそれぞれの計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、格納し、前記第1の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した前記流速の変化が予め設定された範囲を超えたときにのみ、前記第2の計測モードにおける前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定する手順、を実行させ、
前記電源制御パラメータの前記動作時間に対する待機時間の前記第1の計測モードにおける比率を、前記第2の計測モードにおける前記比率よりも大きく設定させ、
前記電源制御パラメータが示す前記第2の計測モードにおける動作時間を、前記第1の計測モードにおける前記動作時間よりも長く設定させ、
前記第2の計測モードにおける前記計測間隔パラメータに示す計測間隔を、前記第1の計測モードにおける前記計測間隔パラメータに示す前記計測間隔よりも広く設定させるためのプログラム。 - 電源電圧が印加されて加熱し、計測する流体中に配置されて前記流体の流速に対応する第1の電圧を出力する加熱温度センサ及び前記電源電圧が印加されて前記加熱温度センサの周囲温度に対応する第2の電圧を出力する周囲環境温度センサを有する熱式流速センサを備えた熱式流速計測装置に設けられたコンピュータに、
前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加する動作時間と前記電源電圧の印加を停止する待機時間とを示す電源制御パラメータが設定されて、設定された前記動作時間、前記熱式流速センサに前記電源電圧を印加し、前記動作時間が経過したときに、設定された前記待機時間、前記電源電圧の印加を停止する手順、
前記熱式流速センサの前記第1の電圧、前記第2の電圧を、前記動作時間内で計測する計測間隔を示す計測間隔パラメータが設定され、設定された計測間隔パラメータに示す計測間隔で前記第1の電圧と前記第2の電圧とをそれぞれ計測し、計測したそれぞれの前記第1の電圧と前記第2の電圧とに基づいて流速を取得する手順、
前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定し、取得した流速の変化が予め設定された範囲を超えたとき、前記電源制御パラメータが示す前記動作時間と前記待機時間及び前記計測間隔パラメータが示す計測間隔のうちの少なくとも一方、もしくは両方を変更し、変更した前記電源制御パラメータ、前記計測間隔パラメータを、それぞれ、設定する手順、を実行させ、
前記変更する前の前記電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率を、前記変更した電源制御パラメータが示す前記動作時間に対する待機時間の比率よりも大きく設定させ、
前記変更した電源制御パラメータが示す動作時間を、前記変更する前の電源制御パラメータが示す動作時間よりも長く設定させ、
前記変更した計測間隔パラメータが示す計測間隔を、前記変更する前の前記計測間隔パラメータが示す計測間隔よりも広く設定させるためのプログラム。
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