[go: up one dir, main page]

JP5075785B2 - 圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置 - Google Patents

圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5075785B2
JP5075785B2 JP2008257037A JP2008257037A JP5075785B2 JP 5075785 B2 JP5075785 B2 JP 5075785B2 JP 2008257037 A JP2008257037 A JP 2008257037A JP 2008257037 A JP2008257037 A JP 2008257037A JP 5075785 B2 JP5075785 B2 JP 5075785B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
sealing
compressed fluid
spacer
container
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008257037A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010088258A (ja
Inventor
正大 三原
祥吾 柿内
滋 数見
克之 後藤
一成 仲野
雄大 小林
英之 檀上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Engineering and Services Co Ltd filed Critical Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Priority to JP2008257037A priority Critical patent/JP5075785B2/ja
Publication of JP2010088258A publication Critical patent/JP2010088258A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5075785B2 publication Critical patent/JP5075785B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)

Description

本発明は、SF6ガスを含む気体が圧縮封入される管体などを含む容器の圧縮流体の密封度改善に係わり、特にガス絶縁開閉装置等に好適な圧縮流体封入装置の密封度改善方法および圧縮流体封入装置に関する。
発電所や変電所に設置されるガス絶縁開閉装置の圧縮流体封入装置は、導体を収納している金属製の管(容器)内に絶縁耐力の高いSF6ガスが封入されており、前記管は軸方向に複数本接続され、この接続部分はフランジ部をボルトで締結し、導体を支持する絶縁スペーサを両フランジ間に挿入するとともに、前記SF6ガスの漏洩を防止するため、スペーサ、両フランジ接合面にシールパッキングを介在させている構造を有する。
このような圧縮流体封入装置は、雨水の浸入による発錆や腐食,それに伴うシールパッキングの劣化によりスペーサ、両フランジ接合面からガス漏洩が発生する。ガス漏洩が発生するとシールパッキングの交換、スペーサ、両フランジ接合面の補修が必要となる。この補修では、スペーサ、シールパッキング、装置内部の導体が一時的に取外されるので、補修が完了するまでの間、通電を停止する必要がある。
通電を停止せずに補修をする方法として、例えば、実用新案登録第3077863号公報(特許文献1)記載されているような、フランジの接合面、およびボルトとボルト穴との隙間にシール材を塗布、充填した漏油防止構造を用いる方法が考えられる。
実用新案登録第3077863号公報
この漏油防止構造は漏油防止については有効である。しかし、圧力が高く、粘度が低いガス(圧縮気体)に対しては、シール材が塗布直後、ガス圧力によって剥離し、封止ができないため、特許文献1に記載の方法は、ガス絶縁開閉装置などの圧縮流体封入装置には適用できないという課題がある。
本発明は、上記の課題に対処し、油より圧力が高く、粘度が低いガスを封入する圧縮流体封入装置の補修(密封度改善)に際しても、圧縮流体封入装置の機能(例えば、ガス絶縁開閉装置における通電)を停止せずに補修することができる圧縮流体封入装置の密封度改善(補修)方法および圧縮流体封入装置を提供することを目的とする。
本発明は、フランジ接合した複数の容器で構成した圧縮流体封入装置において、密封度を改善(補修)するために、フランジやフランジの締結部材の周囲に封止被覆材を塗布し硬化させて設ける際して、締結部材の一部を取り外して、この取り外した箇所を封止被覆材が硬化するまでの間の圧縮流体の圧力を逃す部分圧力逃流路とし、封止被覆材が硬化した後に、締結部材を取り外した箇所の締結部材の挿入穴に封止材を注入し、この締結部材を取り外した箇所を別の締結部材で締結し、この別の締結部材で締結を、注入した封止材が少なくとも硬化するまでの間、別の締結手段のフランジとの接触面と別の締結手段の端部からの圧縮流体の漏れを封止する手段を施して行うようにするものである。なお、封止被覆材を塗布する際に、締結部材を周囲に避けて塗布し、部分圧力逃流路を確保した状態で、締結部材を順繰りに取り外して締結部材の挿入穴に封止材を注入した後に取り付けて締付けるようにしても良い。別の締結手段としては、スタッドボルトとこのスタッドボルトに螺合しフランジとの接触面にシールパッキングが設けられた袋ナットとで構成し、このシールパッキングが設けられた袋ナットを圧縮流体の漏れを封止する手段として用いることが好ましい。
本発明によれば、フランジを外さずにフランジの外周に封止被覆材を設けるので、例えば、通電の停止を伴わず、補修することができる。また、封止被覆材の塗布硬化は、部分圧力逃流路から圧縮流体の圧力を逃がしながらするので、油より圧力が高く粘度が低いガスを封入する圧縮流体封入装置の補修(密封度改善)に際しても封止被覆材の形成仕上がり良く行われる。
本発明の実施例について、図面を用いながら説明する。
図1は、本発明の一実施例が適用されたガス絶縁開閉装置のガス絶縁容器を示す(ガス絶縁容器が圧縮流体封入装置に相当する)。図1は、本発明により漏洩防止(密封度改善)が施されたガス絶縁容器を示している。
本実施例におけるガス絶縁容器は、容器10(第1容器)と、容器20(第2容器)が接続されて構成されている。容器10と容器20で形成されたガス絶縁容器内には、SF6ガスを含む気体が圧縮封入されている。ガスの封入圧力は、最大0.8MPa程度である。
容器10は、上側端のフランジ13及び下側端のフランジ12にそれぞれ蓋体14及び蓋体17をボルト15とナット16により締結して容器を形成している。フランジ13と蓋体14及びフランジ12と蓋体17のそれぞれの接合面にはオーリング等のシールパッキングが設けられている。
また、容器20は、右側端のフランジ22に蓋体23をボルト15とナット16により締結して容器を形成している。フランジ22と蓋体23の接合面にはオーリング等のシールパッキングが設けられている。
そして、容器10の右側端のフランジ11(第1フランジ)と、容器20の左側端のフランジ21(第2フランジ)が、スペーサ30を介して、ボルトにより締結されている。なお、スペーサ30を必要としない場合には、フランジ11とフランジ21とが、シールパッキングを介在させて、ボルトとナットにより直接締結される。
図1では、破線で示すように、フランジ11とフランジ21の接合部周囲、各蓋体と対応する各フランジの接合部周囲、ボルト等の締結部材の周囲に、後述の本発明の方法により施された漏洩防止のための封止被覆材が設けられている。
図2に、既設のガス絶縁容器における容器10のフランジ11と、容器20のフランジ21との締結部の詳細を示す。図2は本発明の方法により施される封止被覆材が設けられる前の状態(補修前の状態)を示している。
ガス絶縁容器は、フランジ11とスペーサ30の接合面にオーリングのシールパッキング36,37が、フランジ21とスペーサ30の接合面にオーリングのシールパッキング3 8,39がそれぞれ介在して気密封止を行うようになっている。フランジ11および21には、それぞれシールパッキングを嵌合保持する環状の溝51,52,53,54が形成されている。
スペーサ30は、電力用ケーブル線60を支持するものである。スペーサ30は既存のものであるため、詳細については説明を省略する。
スペーサ30には、金属製のボルト螺合理込管(ボルト螺合部)32が設けられている。このボルト螺合理込管32にボルト33,34を螺合し、締め付け締結することにより、シールパッキング36,37,38,39がフランジとスペーサの接合面に強く挟持され、接合面の気密封止が保たれる。接合面の気密封止は、等ピッチに配置されたボルト33,34により、均等に締め付けられるので全体に亘って良好に行われる。なお、シールパッキングは、主にニトリルゴムなどが用いられる。
次に本発明の主要部である圧縮流体封入装置のガス漏洩に対する補修方法に関し、図3−1〜図3−5を加えて説明する。
図2、図3−1に示すようにスペーサ30、第1、第2フランジ(11、21)の間の合わせ面にそれぞれ介在するシールパッキング38、39の経年変化や劣化によりできるシールパッキングの隙間から圧縮流体封入装置に圧縮封入されているSF6ガスを含む流体が漏れ出す。この流体漏れに対する圧縮流体封入装置、およびその補修方法に係るものである。
図3−1〜図3−5に示す補修の実施形態は、フランジとスペーサの気密封止部であるが、フランジと蓋体の気密封止部についても同様な補修を適用することが可能である。
さて、雨水の浸入による発錆や腐食、それに伴いシールパッキング36、37、38、39が劣化しシール性能が低下して行く。それに伴い容器20、容器10内に圧縮封入されている気体が徐々にシールパッキングの気密封止箇所から漏れ、ガス圧力が低下して封入ガスが不足して来る。
これに対する対応として、従来、一般的には、シールパッキングの交換、スペーサ、両フランジ接合面の補修を実施していた。この補修の際には、スペーサ、シールパッキン、装置内部の導体が一時的に取り外されるので、補修が完了するまでの間、通電を停止する必要があった。
そこで、本発明は、以下の実施例で詳しく述べるように、フランジ11、21およびスペーサ30の外周に塗布硬化させた封止被覆材を設けている。スペーサ、導体を外すことなく、封止被覆材の被覆を行うので、通電したまま補修することができる。
また、後述するように、多数存在する締結部材(締め付け用のボルト)を部分的に取り外すことにより形成される部分圧力逃流路を設け、容器20、容器10内のSF6ガスを含む流体の圧力を逃がしながら封止被覆材の塗布硬化をするようにしている。部分圧力逃流路から圧力が逃がされるので、SF6ガスが塗布硬化中の封止被覆材を突き抜ける気泡孔や封止被覆材が部分的に剥離する不良が生じ難く、仕上がりの良好なる封止被覆材を設けることができる。
図3−1〜図3−5に沿って詳しく述べる。
図3−1は、封止被覆材を塗布する前の状態を示している。図3−2は、封止被覆材の塗布に先立ち、締め付け用のボルト(締結部材)33、34の内からそれぞれ1本のボルトを外したところを示す。ボルトが外されたところは、締め付け力が部分的に緩和されるので、ここに圧縮封入されているSF6のガス圧を逃がす部分圧力逃流路70が形成される。図3−2の矢印90は、ガスの逃げる流れを示している。
このように、ガス圧を逃がす部分圧力逃流路70を確保したもとで、フランジ11、21およびスペーサ30の外周にアクリル樹脂を塗布して硬化させて封止被覆材71を形成する(図3−3)。封止被覆材71により、フランジ11、21およびスペーサ30の外周部分は密封され、ガスの漏出は抑えられる。
封止被覆材71は数十分で硬化する。この間にも部分圧力逃流路70からガスの圧力が逃がされているので、SF6ガスが塗布硬化中の封止被覆材71を突き抜けることが生じ難く、SF6ガスの突き抜けにより封止被覆材71にできる気泡孔の発生が抑えられる。また、SF6ガスの圧力が加わる影響により、封止被覆材71が部分的に剥離する不良が生じ難く、仕上がりの良好なる封止被覆材71を設けることができる。
また、封止被覆材の厚みを増やす為、前記塗布を数回繰り返し、封止被覆材71,72,73を形成することが好ましい(図3−4)。さらに、図示していないが、封止被覆材にかかる応力を分散させるために繊維質の繊維材を設けることが好ましい。封止被覆材に含まれる繊維材でフランジ11、21およびスペーサ30の外周部分を包んだ上からアクリル樹脂を塗布して硬化させることで、封止被覆材は封止効果が向上する。
繊維材としては、不織布、アラミド繊維等が用いられる。繊維材は軽量で、フランジ11の形状や大きなに合わせて適当に加工(裁断)し易く、柔軟性があるのでフランジ11の回りに巻き付け易い。その上、引っ張り強度に優れる等の利点がある。
上述の実施例では、ボルト(締結部材)33,34の周囲にも封止被覆材71を塗布して形成しているが、ボルト33,34の周囲を除いて、フランジ11,21およびスペーサ30の周囲のみに封止被覆材を塗布して硬化させ、それとは別に、ボルト挿入穴に封止材を充填してボルト挿入穴の密封性を向上させるようにしても良い。
即ち、上記の封止被覆の後、部分圧力逃流路70を確保した状態のままで、更に他にボルト(締結部材)33、34をそれぞれ1本ずつ外し、ボルト(締結部材)33、34が抜かれたボルト挿入穴にアクリル樹脂の封止材を充填し、そのボルト挿入穴にボルト33、34を挿入して締め直すようにする。
こうすることで、ボルトとボルト挿入穴の隙間は封止材が詰まり、ボルト挿入穴は密封になり、圧縮流体封入装置の密封性が更に改善される。
残りの他のボルトについても同様な作業を繰り返してボルト挿入穴の密封を行う。このボルト挿入穴の密封をボルト1本毎にするのは、高圧のSF6ガスが圧縮封入されている容器10、20の締結状態を安全に保つとともにSF6ガスの漏出をできるだけ抑えるためである。
また、これらの作業の後にボルト33,34の周囲に封止被覆材を塗布して形成するようにしても良い。
そして、ボルト(締結部材)を取り外して部分圧力逃流路とした箇所をボルト(締結部材)で締結し、圧縮流体封入装置の補修を完成することになるが、本実施例では、次の方法により部分圧力逃流路とした箇所の封止を行うようにしている。
即ち、ボルトを取り外して部分圧力逃流路とした箇所のボルト挿入穴に、封止材を注入し、取り外した締結部材とは別の締結部材で締結する。この別の締結部材での締結は、注入した封止材が少なくとも硬化するまでの間、別の締結手段のフランジ11およびフランジ21との接触面ならびに別の締結手段の端部からの圧縮流体の漏れを封止する手段を施して行うようにしている。図3−4及び図3−5を用いて詳述する。
図3−4は、部分圧力逃流路70に取り外したボルト33,34とは別の締結部材のスタッドボルト80を挿入した状態を示す。スタッドボルト80は、両端にボルト頭部をもたず、両端に亘って全体的に形成されるねじ部を有する。なお、スタッドボルト80を挿入する前に部分圧力逃流路70のボルト挿入穴にアクリル樹脂の封止材を充填して置くことにより、スタッドボルト80とボルト挿入穴の隙間を封止材により詰めて、ボルト挿入穴における密封性が向上する。スタッドボルト80は、フランジ11、21、スペーサ30のボルト挿入穴に挿入され、かつボルト螺合理込管(ボルト螺合部)32に螺合して保持される。
このスタッドボルト80の挿入は、全部のボルト33、34に対する封止材の塗布を終えた後、最小5時間経過してから行うことが好ましい。フランジ11、21およびスペーサ30の外周部分に塗布した封止被覆材が十分に硬化するのには5時間程度必要である。封止被覆材の十分なる硬化を待ってからスタッドボルト80の挿入作業をすることが望ましい。
図3−5は、スタッドボルト80のねじ部にガス封止機能付特殊ナット(以下特殊ナットと称する)82、83を螺合して締め付けたところを示す。この特殊ナットには、袋ナットが含まれる。
スタッドボルト80と特殊ナット82、83の締結により、フランジ11、21およびスペーサ30は、全周に亘り均等に締め付けが行われる。特殊ナット82、83には、フランジ11、21に当接する締め付け面側(フランジ接触面側)にナット用のシールパッキング(流体の流出を抑える漏抑え機能を有する)を備えている。このシールパッキングがあるので、部分圧力逃流路70のボルト挿入穴に充填した封止材が硬化するのに時間がかかってもボルト挿入穴からガスが漏出する恐れはない。また、特殊ナット82、83は、袋ナットのように螺子穴の片方が封鎖構造になっているので、螺合の隙間(螺子山の噛み合い隙間)からの圧縮流体の漏れを抑える漏抑え機能をナット用のシールパッキングと併せて有する。
特殊ナット82、83使用しない場合には、ナットの締め付け面側にエポキシ系パテ(接着材)の塗布を施す。
このように、本実施例では、フランジ11、21およびスペーサ30の外周部分が封止被覆材で被覆され、締め付け用のボルト33、34のボルト挿入穴、スタッドボルト80のボルト挿入穴が封止材で封止されるので、ガスの漏出する箇所は全体に亘り塞がれる。このため、第1、第2フランジ11,21、スペーサ30、シールパッキング36,37,38,39の劣化が進行しても封止被覆材、封止材によりガスの漏出を抑えることができる。
更にスタッドボルト80と特殊ナット82、83との組合せの締結部材にかえて次の構成が実施可能である。
締め付け用のボルト33、34の頭部に特殊ナットで用いたようなシールパッキングを設ける。また、スタッドボルト程度の長さの通常ボルトと特殊ナットの組み合わせである。この通常ボルトには頭部に特殊ナットで用いたようなシールパッキングを設ける。
上記の実施例では、主にフランジ11、21およびスペーサ30の封止に係る補修について述べたが、図1に示すフランジ12、13、22と蓋体14、17、23の封止にも上記の同様な補修が適用可能である。
フランジと蓋体の締付け構造ではスペーサが存在しないので、通常ボルトと特殊ナットの組み合わせが妥当である。但し、通常ボルトの頭部には、特殊ナットで用いたようなシールパッキングを設ける。
上記実施例では、ガス絶縁開閉装置のガス絶縁容器のように、圧縮気体が封入される装置について説明したが、油のような圧縮流体が封入される装置に適用しても良い。
本発明の実施例に係るもので、圧縮流体封入装置(ガス絶縁容器)の正面図である。 本発明の実施例に係るもので、圧縮流体封入装置の縦断面である。 第1、第2フランジ、およびスペーサの外周に封止被覆材を塗布する前の状態を示す図である。 本発明の実施例に係るもので、第1、第2フランジ、およびスペーサの外周に封止被覆材を塗布するにあたってボルトを外すところを示す図である。 本発明の実施例に係るもので、第1、第2フランジ、およびスペーサの外周に封止被覆材を塗布した状態を示す図である。 本発明の実施例に係るもので、部分圧力逃流路を確保していたボルト挿入穴にスタッドボルトを挿入した状態を示す図である。 本発明の実施例に係るもので、スタッドボルトに袋ナットを螺合した状態を示す図である。
符号の説明
10…ガス絶縁の容器(第1容器)
20…ガス絶縁の容器(第2容器)
11…フランジ(第1フランジ)
21…フランジ(第2フランジ)
30…スペーサ
60…導体
32…金属製のボルト螺合埋込管
33…締め付け用のボルト(締結部材)
34…締め付け用のボルト(締結部材)
36…シールパッキング
37…シールパッキング
38…シールパッキング
39…シールパッキング
51…環状の溝
52…環状の溝
53…環状の溝
54…環状の溝
70…部分圧力逃流路
71…封止被覆材
80…スタッドボルト
82…袋ナット
83…袋ナット

Claims (5)

  1. 第1フランジが設けられた第1容器と、前記第1フランジと締結される第2フランジが設けられた第2容器と、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に介在するスペーサと、前記スペーサと前記第1フランジおよび前記第2フランジとの間のそれぞれの合わせ面に介在するシールパッキングと、前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサを複数の箇所に亘って締付け締外しができる複数の締結部材を有し、前記第1容器および前記第2容器で形成された空間内に圧縮流体が封入されている圧縮流体封入装置の密封度改善方法において、
    前記複数の締結部材の一部を取り外し、
    前記複数の締結部材の一部が取り外された状態で、前記第1フランジ、前記第2フランジ、前記スペーサおよび前記締結部材の外周に前記圧縮流体の漏れを封じる封止被覆材を
    塗布して硬化させ、
    前記封止被覆材の硬化後に、前記締結部材を取り外した箇所の締結部材の挿入穴に封止材を注入し、前記締結部材を取り外した箇所を、前記取り外した締結部材とは別の締結部材を用いて締結するようにし、前記別の締結部材による締結は、前記注入した封止材が少なくとも硬化するまでの間、前記別の締結手段の前記第1フランジおよび前記第2フランジとの接触面ならびに前記別の締結手段の端部からの前記圧縮流体の漏れを封止する手段を施して行うようにしたことを特徴とする圧縮流体封入装置の密封度改善方法。
  2. 第1フランジが設けられた第1容器と、前記第1フランジと締結される第2フランジが設けられた第2容器と、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に介在するスペーサと、前記スペーサと前記第1フランジおよび前記第2フランジとの間のそれぞれの合わせ面に介在するシールパッキングと、前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサを複数の箇所に亘って締付け締外しができる複数の締結部材を有し、前記第1容器および前記第2容器で形成された空間内に圧縮流体が封入されている圧縮流体封入装置の密封度改善方法において、
    前記複数の締結部材の一部を取り外し、
    前記複数の締結部材の一部が取り外された状態で、前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサの外周に前記圧縮流体の漏れを封じる封止被覆材を塗布して硬化させ、また、前記複数の締結部材を順繰りに取り外して締結部材の挿入穴に封止材を注入した後に取り付けて締付け、
    前記封止被覆材の硬化後に、前記締結部材の一部を取り外した箇所の締結部材の挿入穴に封止材を注入し、前記締結部材を取り外した箇所を、前記取り外した締結部材とは別の締結部材を用いて締結するようにし、前記別の締結部材による締結は、前記注入した封止材が少なくとも硬化するまでの間、前記別の締結手段の前記第1フランジおよび前記第2フランジとの接触面ならびに前記別の締結手段の端部からの前記圧縮流体の漏れを封止する手段を施して行うようにしたことを特徴とする圧縮流体封入装置の密封度改善方法。
  3. 請求項1または2において、前記別の締結部材は、スタッドボルトと、このスタッドボルトに螺合し前記第1フランジおよび前記第2フランジとのそれぞれの接触面にシールパッキングが設けられた袋ナットとから構成し、前記圧縮流体の漏れを封止する手段として、前記シールパッキングが設けられた袋ナットを用いたことを特徴とする圧縮流体封入装置の密封度改善方法。
  4. 第1フランジが設けられた第1容器と、前記第1フランジと締結される第2フランジが設けられた第2容器と、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に介在するスペーサと、前記スペーサと前記第1フランジおよび前記第2フランジとの間のそれぞれの合わせ面に介在するシールパッキングと、前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサを複数の箇所に亘って締付け締外しができる複数の締結部材を有し、前記第1容器および前記第2容器で形成された空間内に圧縮流体が封入される圧縮流体封入装置であって、
    前記複数の締結部材の一部を、スタッドボルトとこのスタッドボルトに螺合し前記第1フランジおよび前記第2フランジとのそれぞれの接触面にシールパッキングが設けられた袋ナットから構成し、
    前記第1フランジ、前記第2フランジ、前記スペーサおよび前記複数の締結部材の外周に塗布され硬化した封止被覆材と、
    前記スタッドボルトの挿入穴に充填され硬化した封止材を有し、
    前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサの外周を包む繊維材が設けられ、前記封止被覆材は前記繊維材の上から塗布され硬化していることを特徴とする圧縮流体封入装置。
  5. 第1フランジが設けられた第1容器と、前記第1フランジと締結される第2フランジが設けられた第2容器と、前記第1フランジと前記第2フランジとの間に介在するスペーサと、前記スペーサと前記第1フランジおよび前記第2フランジとの間のそれぞれの合わせ面に介在するシールパッキングと、前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサを複数の箇所に亘って締付け締外しができる複数の締結部材を有し、前記第1容器および前記第2容器で形成された空間内に圧縮流体が封入される圧縮流体封入装置であって、
    前記複数の締結部材の一部を、スタッドボルトとこのスタッドボルトに螺合し前記第1フランジおよび前記第2フランジとのそれぞれの接触面にシールパッキングが設けられた袋ナットから構成し、
    前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサの外周に塗布され硬化した封止被覆材と、
    前記スタッドボルトを含めた複数の締結部材の挿入穴に充填され硬化した封止材を有し、
    前記第1フランジ、前記第2フランジおよび前記スペーサの外周を包む繊維材が設けられ、前記封止被覆材は前記繊維材の上から塗布され硬化していることを特徴とする圧縮流体封入装置。
JP2008257037A 2008-10-02 2008-10-02 圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置 Active JP5075785B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008257037A JP5075785B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008257037A JP5075785B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010088258A JP2010088258A (ja) 2010-04-15
JP5075785B2 true JP5075785B2 (ja) 2012-11-21

Family

ID=42251655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008257037A Active JP5075785B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5075785B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5764389B2 (ja) * 2011-06-06 2015-08-19 株式会社かんでんエンジニアリング ガス絶縁電力機器のガス漏れ補修方法
JP6224491B2 (ja) * 2014-03-12 2017-11-01 東北電力株式会社 ガス封入機器のガス漏気止め方法
FR3049400B1 (fr) * 2016-03-24 2021-04-23 General Electric Technology Gmbh Raccord etanche pour appareillage electrique isole au gaz, comprenant un joint annulaire large
CN115863005B (zh) * 2022-11-08 2025-06-17 深圳供电局有限公司 一种变压器散热片排气塞结构

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6075713U (ja) * 1983-10-31 1985-05-27 三晃金属工業株式会社 袋ナツト
JP3031159B2 (ja) * 1993-03-16 2000-04-10 株式会社日立製作所 密封容器及びその組立方法
JPH0763211A (ja) * 1993-08-27 1995-03-07 Nitto Seiko Co Ltd 緩み止めシールナット
JP2003070111A (ja) * 2001-08-23 2003-03-07 Mitsubishi Electric Corp ガス絶縁電気装置
JP2006108401A (ja) * 2004-10-06 2006-04-20 Hitachi Engineering & Services Co Ltd 変圧器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010088258A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4133351A (en) Method and apparatus for sealing a pipeline leak
JP5876245B2 (ja) フランジ継手の修理工法及び修理用治具
JPH0611092A (ja) パイプラインの局部損傷を修理する方法
JP5075785B2 (ja) 圧縮流体封入装置の密封度改善方法、および圧縮流体封入装置
CN104006263B (zh) 一种泄漏孔的封堵工具、封堵方法
RU174392U1 (ru) Композитная конусная муфта
CN105546222A (zh) 一种大深度水下航行器电缆贯穿耐压壳体的密封装置
US7635007B2 (en) Method of repairing a leak in a flange of a gas pipe
US6990718B2 (en) Tee connection to a pipeline
JP2018044665A (ja) ガス絶縁機器のガスリーク補修工法
AU2002321600A1 (en) Tee connection to a pipeline
US6612341B2 (en) Securing shell assemblies to pipelines
JP2016116268A (ja) クロージャの補修用部材、クロージャの補修構造体、及びクロージャの補修方法
JP4841253B2 (ja) 電力機器の端子部の絶縁油漏れ防止方法
JP6224491B2 (ja) ガス封入機器のガス漏気止め方法
JP5804670B2 (ja) 配管補修方法
JP3495843B2 (ja) 配管フランジ部のガス漏洩防止構造
KR101840224B1 (ko) 케이블 정착구 및 그 설치방법
JP2006108401A (ja) 変圧器
CN110808566A (zh) 一种卡套式电缆管密封结构及密封工艺
US11767943B2 (en) Vent box method and appartus
JP6929401B1 (ja) クロージャ及びクロージャの作製方法
JP5161185B2 (ja) ケーブル接続用クロージャのガス漏洩抑止治具及びガス漏洩抑止工法
JP4093692B2 (ja) ガス配管用ネジ継手部のガス漏れ修繕工法
JP2006161866A (ja) シーリングによる流体洩れ防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120807

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120827

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5075785

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250