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JP5074316B2 - 電気コネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネス - Google Patents

電気コネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネス Download PDF

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JP5074316B2 JP2008179633A JP2008179633A JP5074316B2 JP 5074316 B2 JP5074316 B2 JP 5074316B2 JP 2008179633 A JP2008179633 A JP 2008179633A JP 2008179633 A JP2008179633 A JP 2008179633A JP 5074316 B2 JP5074316 B2 JP 5074316B2
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Description

本発明は、電気コネクタの技術分野に属し、シールドケーブルの終端に組み付けられる電気コネクタ組立キットと、シールドケーブル及びシールドケーブルの終端に接続した電気コネクタを備えたシールドケーブルハーネスとに関する。
特許文献1は、導体及びこれを覆う絶縁被覆を有する被覆電線よりなる信号線と、この信号線を覆う外部導体と、この外部導体を覆う外部絶縁被覆とを備えたシールドケーブルを接続する電気コネクタを開示している。このシールドケーブルの電気コネクタは、露出した信号線を保持する線保持部が設けられた絶縁性の第1ハウジングと、この第1ハウジングに固定されており、第1ハウジングの線保持部よりも奥行き方向の手前に、露出した外部導体に圧着接続する圧着部又は外部導体に圧接接続する圧接部が設けられた導電性の基本シェルと、第1ハウジング及び基本シェルのうち少なくとも一方に連結するように構成され、第1ハウジング又は基本シェルに連結したときに信号線の導体に圧接接続するコンタクトが設けられた絶縁性の第2ハウジングとを備えている。この特許文献は、さらに、基本シェルの周縁に接触し、第1ハウジング及び第2ハウジングに圧入により連結する補助シェルを開示している。このシールドケーブルのコネクタは、グランドプレートを用いたシールドコネクタに較べてシールドケーブルの接続作業性がよい。そして、シールドケーブルの信号線が整線された状態を確実に維持できるので、コンタクトが信号線に確実に圧接接続し、圧接接続の不良又は不能の発生を防止することができ、しかも整線作業の作業性を向上させることができ、複数の信号線を撚り合わせて内蔵した複線シールドケーブルを接続する電気コネクタとしても好適である。さらにシールド効果向上により伝送特性を改善することができる。圧着部又は圧接部がシールドケーブルに圧着接続又は圧接接続するので、電気コネクタによるシールドケーブルの保持力が高い。
特開2006−294572号公報
このような電気コネクタには、電気コネクタに対してこれに接続されたシールドケーブルが引き回されたときでも、この引き回し力に対し、電気コネクタとシールドケーブルとの接続を安定的に維持すること、電気コネクタにおける基本シェル及び補助シェルの組み付きを安定的に維持することが求められており、過酷な使用状況下においても、これらの強度を可及的に向上させることが切望されている。ここで、電気コネクタに対してシールドケーブルが引き回されるというのは、電気コネクタに接続されたシールドケーブルの終端から真っ直ぐに延びる方向に対し、この方向と交差する方向からシールドケーブルが引っ張られることにより、終端から延びるシールドケーブルが曲げられることである。その場合、シールドケーブルの終端の外部導体を電気コネクタのシェル等にハンダ付けして接続強度を高める方法も考えられるが、ハンダ付け作業を要する分、製造時の作業性が悪くなるし、引き回し力を繰り返して受けることでハンダに割れが生じ、長期間にわたり性能を維持することが難しいという問題もある。
本発明は、このような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、上記基本シェルに相当する部材の圧着部をプラグシェルのUスロットに圧入し、さらにプラグシェルとハウジングを介して反対側にあるプラグカバーシェルをプラグシェルに連結することにより、ハンダ付けによらずに、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度及び電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度を可及的に向上させることにある。
本発明の電気コネクタ組立キットは、内部導体を内部絶縁被覆で覆ってなる内部電線と、この内部電線を覆う外部導体と、この外部導体を覆う外部絶縁被覆とを備えたシールドケーブルの終端に組み付けられる。この電気コネクタ組立キットは、互いに直交する奥行き方向、幅方向、及び高さ方向をとったときに、シールドケーブル終端の外部導体から露出してほぼ奥行き方向に延びる内部電線を保持する溝形の電線保持部が設けられた絶縁性のホルダハウジングと、このホルダハウジングに固定され、ホルダハウジングの電線保持部よりも奥行き方向の手前側に、奥行き方向にみてほぼU字形に形成されてシールドケーブル終端の外部絶縁被覆から露出した外部導体に圧着することになるバレルが設けられた導電性のバレルコンタクトとを有する電線ホルダと、相手側電気コネクタと嵌合する嵌合部を有する絶縁性の本体ハウジングと、この本体ハウジングに設けられ、シールドケーブル終端の内部導体に接続し且つ相手側電気コネクタのコンタクトと接触することになる導電性のコンタクトと、本体ハウジングよりも低い側に本体ハウジングの少なくとも一部を覆うように配置されて本体ハウジングに固定され、本体ハウジングよりも奥行き方向の手前側から高い側へ立ち上がる支持片に、奥行き方向にみて支持片の高い側の端縁から低い側へほぼU字形に凹み、外部導体に圧着したバレルがその低い側のほぼ半周を接触させ且つその高い側が支持片から高い側へ出るように圧入することになるUスロットが設けられた導電性で板状のプラグシェルとを有するコネクタ本体と、奥行き方向の手前側から、プラグシェルの支持片におけるUスロットの間の部分にほぼ対応する幅をもって低い側へ延びる連結片を有する導電性で板状のプラグカバーシェルとを備え、電線ホルダの電線保持部にシールドケーブル終端の内部電線を嵌めて保持し且つバレルで外部導体を圧着し、電線ホルダの低い側にコネクタ本体を配置して内部電線の内部導体をコンタクトに接続し且つバレルをUスロットに圧入し、電線ホルダの高い側にプラグカバーシェルを配置してバレルに当て、Uスロット間を低い側へ延びる連結片の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げてプラグシェルに低い側から引っ掛けることでシールドケーブルの終端に組み付けられるように構成している。
シールドケーブルの終端は、例えば、先端に向かって順に外部導体、内部電線が露出するように予め処理される。その場合、外部導体を折り返して外部絶縁被覆の上に被せてもよい。そして、シールドケーブルの終端を電線ホルダの高い側に、シールドケーブル終端の先端が奥側になるように奥行き方向に沿って配置し、露出した外部導体を電線ホルダのバレルコンタクトのバレルに載せ、バレルを外部導体にかしめて外部導体に圧着させる。この圧着作業の前又は後に、外部導体から露出した内部電線を電線ホルダのホルダハウジングの電線保持部に嵌めて保持し、これによって内部電線を整線する。その場合、必要に応じて内部電線の先端を切断して揃える。そして、電線ホルダの低い側にコネクタ本体を配置し、電線ホルダのバレルコンタクトのバレルをコネクタ本体のプラグシェルのUスロットに圧入することで電線ホルダをコネクタ本体に連結し、内部電線の内部導体をコンタクトに接続する。そして、電線ホルダの高い側にプラグカバーシェルを配置し、連結片をUスロットに圧入されたバレルの間に入れ、連結片の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げてプラグシェルに低い側から引っ掛ける。そうすると、シールドケーブルと、このシールドケーブルの終端に接続した電気コネクタとを備えたシールドケーブルハーネスができる。そして、本体ハウジングの嵌合部を相手側電気コネクタに嵌合すると、コンタクトが相手側電気コネクタのコンタクトと接触する。また、外部導体がバレルコンタクト、プラグシェル及びプラグカバーシェルに導通するので、プラグシェル又はプラグカバーシェルが相手側電気コネクタの導電部に接触するようにすれば、両方の電気コネクタのシールドが良好に行われる。
その場合、シールドケーブルの外部導体をグランドプレートにハンダ付けするようにしたシールドコネクタに較べるとシールドケーブルの電気コネクタへの接続作業性がよい。そして、バレルコンタクトがホルダハウジングに固定されているので、バレルコンタクトとホルダハウジングとが相対的に動くことがない。そのため、内部電線を整線するときにバレルコンタクト又はホルダハウジングが何らかの力を受けても、整線された状態が確実に維持され、これによって内部電線がコンタクトに確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生が防止される。特に、複数の内部電線を撚り合わせて内蔵した複線シールドケーブルの内部電線を整線するときにバレルコンタクト又はホルダハウジングが内部電線の撚り癖による復原力を受けても、整線された状態が確実に維持され、これによって内部電線がコンタクトに確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生が防止される。また、バレルコンタクトとホルダハウジングとが相対的に動かないので、整線作業の作業性が向上する。さらに、バレルコンタクトによりシールド効果が向上し、伝送特性が改善される。また、バレルがシールドケーブルに圧着するので、電気コネクタによるシールドケーブルの保持力が高い。
また、バレルコンタクトのバレルがシールドケーブルに圧着し、このバレルがプラグシェルのUスロットに圧入し、さらにバレル及びプラグシェルがプラグカバーシェルと連結片とによって挟持されるので、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度と電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度が従来品に較べて飛躍的に向上する。また、外部導体のハンダ付け作業を要しないので、シールドケーブルの終端の外部導体を電気コネクタのシェル等にハンダ付けする方法に較べると、製造時の作業性が向上し、またハンダ割れにより製品寿命が伸び悩むこともないので、長期間にわたり電気コネクタの性能が維持される。
本発明の電気コネクタ組立キットは、プラグシェルにおけるUスロットの間にプラグシェルを貫通する貫通窓を形成し、プラグカバーシェルの連結片の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げると、この連結片の先端が貫通窓の奥行き方向手前の縁に引っ掛かるように構成してもよい。
このようにすれば、プラグカバーシェルとプラグシェルとの接続強度がさらに向上するので、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度と電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度がさらに向上する。
本発明のシールドケーブルハーネスは、内部導体を内部絶縁被覆で覆ってなる内部電線と、この内部電線を覆う外部導体と、この外部導体を覆う外部絶縁被覆とを有し、終端では先端に向かって順に外部導体、内部電線が露出したシールドケーブルと、このシールドケーブルの終端に接続した電気コネクタとを備えている。このシールドケーブルハーネスの電気コネクタは、互いに直交する奥行き方向、幅方向、及び高さ方向をとったときに、シールドケーブル終端の外部導体から露出してほぼ奥行き方向に延びる内部電線を嵌めて保持する溝形の電線保持部が設けられた絶縁性のホルダハウジングと、このホルダハウジングに固定され、ホルダハウジングの電線保持部よりも奥行き方向の手前側に、奥行き方向にみて高い側で分離された環状に形成されてシールドケーブル終端の外部絶縁被覆から露出した外部導体に圧着するバレルが設けられた導電性のバレルコンタクトとを有する電線ホルダと、電線ホルダの低い側に配置されており、相手側電気コネクタと嵌合する嵌合部を有する絶縁性の本体ハウジングと、この本体ハウジングに設けられ、シールドケーブル終端の内部導体に接続し且つ相手側電気コネクタのコンタクトと接触することになる導電性のコンタクトと、本体ハウジングよりも低い側に本体ハウジングの少なくとも一部を覆うように配置されて本体ハウジングに固定され、本体ハウジングよりも奥行き方向の手前側から高い側へ立ち上がる支持片に、奥行き方向にみて支持片の高い側の端縁から低い側へほぼU字形に凹み、外部導体に圧着したバレルがその低い側のほぼ半周を接触させ且つその高い側が支持片から高い側へ出るように圧入するUスロットが設けられた導電性で板状のプラグシェルとを有するコネクタ本体と、電線ホルダの高い側に配置されてバレルに当たり、奥行き方向の手前側から、プラグシェルの支持片におけるUスロットの間の部分にほぼ対応する幅をもって低い側へ延び、先端が奥行き方向の奥側へ折り曲げられてプラグシェルに低い側から引っ掛かる連結片を有する導電性で板状のプラグカバーシェルとを備えている。
このシールドケーブルハーネスの電気コネクタにおける本体ハウジングの嵌合部を相手側電気コネクタに嵌合すると、コンタクトが相手側電気コネクタのコンタクトと接触する。また、外部導体がバレルコンタクト、プラグシェル及びプラグカバーシェルに導通するので、プラグシェル又はプラグカバーシェルが相手側電気コネクタの導電部に接触するようにすれば、両方の電気コネクタのシールドが良好に行われる。このシールドケーブルハーネスは、シールドケーブルの外部導体をグランドプレートにハンダ付けするようにしたシールドコネクタに較べるとシールドケーブルの電気コネクタへの接続作業性がよい。そして、バレルコンタクトがホルダハウジングに固定されているので、バレルコンタクトとホルダハウジングとが相対的に動くことがない。そのため、内部電線を整線するときにバレルコンタクト又はホルダハウジングが何らかの力を受けても、整線された状態が確実に維持され、これによって内部電線がコンタクトに確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生が防止される。特に、複線シールドケーブルの内部電線を整線するときにバレルコンタクト又はホルダハウジングが内部電線の撚り癖による復原力を受けても、整線された状態が確実に維持され、これによって内部電線がコンタクトに確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生が防止される。また、バレルコンタクトとホルダハウジングとが相対的に動かないので、整線作業の作業性が向上する。さらに、バレルコンタクトによりシールド効果が向上し、伝送特性が改善される。また、バレルがシールドケーブルに圧着するので、電気コネクタによるシールドケーブルの保持力が高い。
また、バレルコンタクトのバレルがシールドケーブルに圧着し、このバレルがプラグシェルのUスロットに圧入し、さらにバレル及びプラグシェルがプラグカバーシェルと連結片とによって挟持されるので、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度と電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度が従来品に較べて飛躍的に向上する。また、外部導体のハンダ付け作業を要しないので、シールドケーブルの終端の外部導体を電気コネクタのシェル等にハンダ付けする方法に較べると、製造時の作業性が向上し、またハンダ割れにより製品寿命が伸び悩むこともないので、長期間にわたり電気コネクタの性能が維持される。
本発明のシールドケーブルハーネスは、プラグシェルにおけるUスロットの間にプラグシェルを貫通する貫通窓を形成し、プラグカバーシェルの連結片の先端を貫通窓の奥行き方向手前の縁に引っ掛けていてもよい。
このようにすれば、プラグカバーシェルとプラグシェルとの接続強度がさらに向上するので、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度と電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度がさらに向上する。
本発明の電気コネクタ組立キット及びシールドケーブルハーネスは、グランドプレートを用いたシールドコネクタに較べてシールドケーブルの接続作業性がよい。そして、シールドケーブルの内部電線が整線された状態を確実に維持できるので、コンタクトが内部電線に確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生を防止することができ、しかも整線作業の作業性を向上させることができ、複線シールドケーブルを接続する電気コネクタ組立キットとしても好適である。さらにシールド効果向上により伝送特性を改善することができる。バレルがシールドケーブルに圧着するので、電気コネクタによるシールドケーブルの保持力が高い。
そして、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度と電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度が従来品に較べて飛躍的に向上する。また、外部導体のハンダ付け作業を要しないので、製造時の作業性が向上し、長期間にわたり電気コネクタの性能が維持される。
プラグシェルに貫通窓を形成し、プラグカバーシェルの連結片の先端を貫通窓の奥行き方向手前の縁に引っ掛けたときには、プラグカバーシェルとプラグシェルとの接続強度がさらに向上し、シールドケーブルの引き回し力に対する電気コネクタとシールドケーブルとの接続強度と電気コネクタにおけるシェルの組み付き強度がさらに向上する。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の電気コネクタ組立キットの一つの実施形態を示す。この電気コネクタ組立キットXは、シールドケーブル400の終端に組み付けられて電気コネクタYとなる。そして、シールドケーブル400と、このシールドケーブル400の終端に接続した電気コネクタYとにより、シールドケーブルハーネスZが構成される。
図27に示すように、シールドケーブル400は、内部導体411を内部絶縁被覆412で覆ってなる内部電線410と、この内部電線410を覆う外部導体420と、この外部導体420を覆う外部絶縁被覆430とを備えている。このシールドケーブル400は、内部電線410と外部導体420との間に、これらを仕切る中間絶縁被覆を設けている。内部絶縁被覆412、外部絶縁被覆430及び中間絶縁被覆は樹脂で形成され、内部導体411は金属線を束ねて形成され、外部導体420は金属線を編んでなる編組線である。しかし、本発明が対象とするシールドケーブルは、このような内部電線と、外部導体と、外部絶縁被覆とを備えておればよく、中間絶縁被覆を設けていなくてもよい。逆に、本発明は、内部電線と、外部導体と、外部絶縁被覆とを備え、さらに、これら以外の要素を含んだシールドケーブルも対象としている。また、この実施形態によって内部導体、内部絶縁被覆、外部導体、外部絶縁被覆の構成が限定解釈されることはなく、例えば外部導体は金属箔であってもよい。この実施形態のシールドケーブル400は複線シールドケーブルである。このシールドケーブル400は、複数の内部電線410を撚り合わせ、これを外部導体420のなかに収容している。したがって、内部電線410は螺旋状になって互いに絡んでいる。しかし、本発明は、内部電線を撚らずにストレートに保持したシールドケーブルも対象とする。図27ではシールドケーブル400に含まれる内部電線410が4本になっているが、これによって本発明の対象とするシールドケーブルが内蔵する内部電線の本数が限定されることはない。二本の内部電線410を撚り合せてなるツイストペア線を一又は二以上内蔵したシールドケーブルも本発明の対象となる。図27では1本のシールドケーブル400に含まれる内部電線410の太さが同一であるが、太さの異なる内部電線を有する複線シールドケーブルも本発明の対象となる。また、内部電線が1本である単線シールドケーブルも本発明の対象となる。単線シールドケーブルと複線シールドケーブルが混在していてもよい。
以下、互いに直交する奥行き方向、幅方向、及び高さ方向を想定し、これらの方向付けを利用して説明する。この実施形態の場合、図5、図7、図10、図13、図16、図18、及び図24で説明すれば、これらの図の上下方向が奥行き方向であり、上側が奥行き方向の手前側、下側が奥行き方向の奥側である。また、これらの図の左右方向が幅方向である。さらに、これらの図の紙面に垂直な方向が高さ方向であり、紙面から表側に離れるにつれて相対的に高さ方向の低い側から高い側へ進むことになる。図1に示すように、上記電気コネクタ組立キットXは、電線ホルダ100と、コネクタ本体200と、プラグカバーシェル300とを備えている。
図5及び図6に示すように、電線ホルダ100は、絶縁性のホルダハウジング110と、このホルダハウジング110に固定された導電性のバレルコンタクト120とを備えている。ホルダハウジング110には、奥行き方向に延びる溝形の電線保持部111が設けられている。この実施形態の場合、シールドケーブル400が複数の内部電線410を有し、シールドケーブル400を複数接続するので、ホルダハウジング110に極数に応じた複数の電線保持部111が幅方向に並んで設けられている。電線保持部111にシールドケーブル400の終端の外部導体420から露出してほぼ奥行き方向に延びる内部電線410を嵌めると、内部電線410の可撓性又は電線保持部111を構成する壁の可撓性によって内部電線410を挟持する力が生じ、電線保持部111によって内部電線410が保持される。
バレルコンタクト120は、板状の部材であって、ホルダハウジング110と一体成型されることでホルダハウジング110に固定されている。一体成形は、例えば、電線ホルダ100の成形型にバレルコンタクト120を入れてホルダハウジング110を成形することで行われる。しかし、バレルコンタクトを圧入又はその他の方法でホルダハウジングに固定してもよい。バレルコンタクト120にはバレル121が設けられている。この実施形態の場合、極数に応じた個数の複数のバレル121が幅方向に並んで配置されている。一つのバレルコンタクト120に一つのバレル121が設けられている。したがって、ホルダハウジング110には、極数に応じた個数の複数のバレルコンタクト120が幅方向に並んで固定されている。しかし、一つのバレルコンタクトに複数のバレルを設けてもよく、また一つのバレルコンタクトに全てのバレルを設けてもよい。バレル121は、ホルダハウジング110の電線保持部111よりも奥行き方向の手前側において、奥行き方向の手前側へ突出して設けられている。バレル121は、奥行き方向にみてほぼU字形に形成されている。そして、バレル121にシールドケーブル400の終端の外部絶縁被覆430から露出した外部導体420を載せ、バレル121の幅方向両端を幅方向の内側へ折り曲げて外部導体420を締め付けることにより、バレル121を外部導体420にかしめ、これによってバレル121を高い側で分離された環状に形成して外部導体420に圧着するようにしている。
図7ないし図9に示すように、コネクタ本体200は、絶縁性の本体ハウジング210と、この本体ハウジング210に設けられた導電性のコンタクト220と、本体ハウジング210に固定された導電性で板状のプラグシェル230とを備えている。本体ハウジング210には、相手側電気コネクタと嵌合する嵌合部211が設けられている。この実施形態の場合、図23ないし図26に示すように、相手側電気コネクタ500をプリント配線板、筐体又はその他の実装先部材600における高い側の面である実装面610に表面実装し、電気コネクタYを、この相手側電気コネクタ500に接続し、また相手側電気コネクタ500から外すようにしている。この相手側電気コネクタ500は、絶縁性のハウジング510と、このハウジング510に設けられた導電性のコンタクト520と、ハウジング510及びコンタクト520を覆うように設けられた導電性のリセプタクルシェル530とを備えている。この実施形態の場合、ハウジング510に極数に応じて複数のコンタクト520が幅方向に並んで設けられている。そして、電気コネクタYの嵌合部211と、相手側電気コネクタ500の嵌合部511とは凹凸嵌合する。すなわち、相手側電気コネクタ500のハウジング510には、高さ方向の高い側の面から低い側へ凹む嵌合部511が設けられている。一方、本体ハウジング210の奥行き方向の奥側の端部には、高さ方向の低い側へ突き出た嵌合部211が設けられている。リセプタクルシェル530には、その奥行き方向の手前側の端部から低い側へ延びて相手側電気コネクタ500の嵌合部511に落ち込む接触片531が設けられている。一方、後述するプラグカバーシェル300には、その奥行き方向の奥側の端部から低い側へ延びて本体ハウジング210の嵌合部211の奥側の端面になる接触片330が設けられている。そして、本体ハウジング210の嵌合部211が相手側電気コネクタ500の嵌合部511に挿入されると、凹凸嵌合により電気コネクタYを相手側電気コネクタ500に接続するようにしている。その場合、プラグカバーシェル300の上記接触片330とリセプタクルシェル530の上記接触片531とが接触してシェル同士が導通すると共に、シェルの弾性力が電気コネクタYと相手側電気コネクタ500との嵌合力に寄与する。さらに、プラグカバーシェル300の上記接触片330は、後述する連結片310及び係止片320と共にプラグカバーシェル300を本体ハウジング210に係止する機能を有している。また、電気コネクタYを高い側へ引くと、電気コネクタYは相手側電気コネクタ500から外れる。相手側電気コネクタ500のコンタクト520は、ハウジング510の低い側に配置された接続部521と、嵌合部511のなかに配置された接触部522とを備えている。接続部521は実装面610の導電部にハンダ付け等により接続される。この相手側電気コネクタ500の構成により本発明の電気コネクタが接続する相手側電気コネクタが限定解釈されることはなく、相手側電気コネクタは本発明の電気コネクタが接続でき、そのときにコンタクト同士が接触できる構成であればよい。
本体ハウジング210には、導電性のコンタクト220が設けられている。この実施形態の場合、本体ハウジング210に極数に応じて複数のコンタクト220が幅方向に並んで設けられている。コンタクト220は、本体ハウジング210と一体成型されることで本体ハウジング210に固定されている。一体成形は、例えば、コネクタ本体200の成形型にコンタクト220を入れて本体ハウジング210を成形することで行われる。しかし、コンタクトを圧入又はその他の方法で本体ハウジングに固定してもよい。コンタクト220は、本体ハウジング210の高い側の面に配置された接続部221と、嵌合部211のなかに配置された接触部222とを備えており、電気コネクタYと相手側電気コネクタ500との接続時に接触部222が相手側電気コネクタ500のコンタクト520の接触部522と接触するようにしている。これらのコンタクト220、520の接触力は電気コネクタYと相手側電気コネクタ500との嵌合力に寄与する。接続部221は、シールドケーブル400の終端の内部導体411に接続する。この実施形態では内部導体411を接続部221にハンダ付けにより接続する。このような接続形態に代えて、接続部に圧接スロットを設け、これをシールドケーブルの終端の内部電線に圧接し、これによって接続部をシールドケーブルの終端の内部導体に接続するようにしてもよい。
プラグシェル230は、本体ハウジング210よりも低い側に本体ハウジング210の少なくとも一部を覆うように配置されて本体ハウジング210に固定されている。プラグシェル230は、本体ハウジング210と一体成型されることで本体ハウジング210に固定されている。一体成形は、例えば、コネクタ本体200の成形型にプラグシェル230を入れて本体ハウジング210を成形することで行われる。しかし、プラグシェルを圧入又はその他の方法で本体ハウジングに固定してもよい。プラグシェル230には、本体ハウジング210よりも奥行き方向の手前側において、奥行き方向の手前側の端部から高い側へ立ち上がる支持片231が設けられている。この支持片231には、奥行き方向にみてほぼU字形に形成されたUスロット232が設けられている。この実施形態の場合、支持片231に極数に応じて複数のUスロット232が幅方向に並んで設けられている。Uスロット232は、奥行き方向にみて支持片231の高い側の端縁から低い側へほぼU字形に凹むように形成されている。そして、外部導体420に圧着したバレル121が、バレル121の低い側のほぼ半周をUスロット232の幅方向中央から幅方向両側にかけて接触させ且つバレル121の高い側が支持片231から高い側へ出るようになっている。Uスロット232の幅と、外部導体420に圧着したバレル121の幅とが、外部導体420に圧着したバレル121がUスロット232にタイトに嵌合できるような嵌め合い関係に設定されている。そして、外部導体420に圧着したバレル121をUスロット232に対して高い側に配置し、バレル121をUスロット232へ押し込んだときにバレル121とUスロット232との間に所定の接触力が生じて嵌合するようになっている。図19ないし図21に示すように、バレル121の高い側が支持片231から高い側へ出るので、バレル121が圧入されたコネクタ本体200に後述するプラグカバーシェル300を被せると、バレル121がプラグカバーシェル300の内面に当たる。プラグシェル230のほぼ幅方向の中央には、高い側へ立ち上がる接続片233が設けられており、ホルダハウジング110のほぼ幅方向の中央に設けられた接続孔112に嵌入するようになっている。この接続片233及び接続孔112を設けるとホルダハウジング110とプラグシェル230との連結力が増すが、その必要がなければ接続片及び接続孔を設けなくてもよい。
図10ないし図12に示すように、プラグカバーシェル300は、導電性で板状に形成されている。そして、プラグカバーシェル300には、その奥行き方向の手前側の端部から高さ方向の低い側へ延びる連結片310が設けられている。この実施形態の場合、プラグカバーシェル300に極間数に応じて複数の連結片310が幅方向に並んで設けられている。連結片310は、プラグシェル230の支持片231におけるUスロット232の間の部分にほぼ対応する幅をもっている。さらに、プラグカバーシェル300には、その幅方向の端部から高さ方向の低い側へ延びる係止片320が設けられている。この係止片320には係止孔が設けられ、コネクタ本体200の本体ハウジング210の幅方向の端部に設けられた突起212が係止孔に嵌ることでプラグカバーシェル300を本体ハウジング210に連結している。逆に係止片に突起を設け、本体ハウジングに係止穴を設けてもよい。また、係止片を設ける位置もプラグカバーシェルの幅方向の端部に限るものではなく、他の部位であってもよい。プラグカバーシェル300に係止片320を設けて本体ハウジング210に係止することでプラグカバーシェル300と本体ハウジング210との連結力が増すが、その必要がなければ係止片を設けなくてもよい。
そして、図3及び図4に示すように、電気コネクタ組立キットXは、電線ホルダ100の電線保持部111にシールドケーブル400の終端の内部電線410を嵌めて保持し且つバレル121で外部導体420を圧着し、電線ホルダ100の低い側にコネクタ本体200を配置して内部電線410の内部導体411をコンタクト220に接続し且つバレル121をUスロット232に圧入し、電線ホルダ100の高い側にプラグカバーシェル300を配置してバレル121に当て、Uスロット232の間を低い側へ延びる連結片310の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げてプラグシェル230に低い側から引っ掛けることでシールドケーブル400の終端に組み付けられるように構成されている。
さらに、プラグシェル230におけるUスロット232の間には、プラグシェル230を貫通する貫通窓234が形成されている。そして、プラグカバーシェル300の連結片310の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げると、この連結片310の先端が貫通窓234の奥行き方向手前の縁に引っ掛かるように構成している。
次に、上記実施形態の電気コネクタ組立キットXの作用及び効果を説明する。図2に示すように、シールドケーブル400の終端は、先端に向かって順に外部導体420、内部電線410、内部導体411が露出するように予め処理される。その場合、外部導体420を折り返して外部絶縁被覆430の上に被せてもよい。そして、図13ないし図15に示すように、シールドケーブル400の終端を電線ホルダ100の高い側に、シールドケーブル400の終端の先端が奥側になるように奥行き方向に沿って配置し、露出した外部導体420を電線ホルダ100のバレルコンタクト120のバレル121に載せ、バレル121を外部導体420にかしめて外部導体420に圧着させる。この圧着作業の前又は後に、外部導体420から露出した内部電線410を電線ホルダ100のホルダハウジング110の電線保持部111に嵌めて保持し、これによって内部電線410を整線する(図3を参照)。その場合、必要に応じて内部電線410の先端を切断して揃える。そして、図16及び図17に示すように、電線ホルダ100の低い側にコネクタ本体200を配置し、電線ホルダ100のバレルコンタクト120のバレル121をコネクタ本体200のプラグシェル230のUスロット232に圧入することで電線ホルダ100をコネクタ本体200に連結し、内部電線410の内部導体411をコンタクト220に接続する。そして、図18ないし図22に示すように、電線ホルダ100の高い側にプラグカバーシェル300を配置し、連結片310をUスロット232に圧入されたバレル121の間に入れ、連結片310の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げてプラグシェル230に低い側から引っ掛ける。そうすると、シールドケーブル400と、このシールドケーブル400の終端に接続した電気コネクタYとを備えたシールドケーブルハーネスZができる。そして、図23ないし図26に示すように、本体ハウジング210の嵌合部211を相手側電気コネクタ500の嵌合部511に嵌合すると、コンタクト220が相手側電気コネクタ500のコンタクト520と接触する。また、外部導体420がバレルコンタクト120、プラグシェル230及びプラグカバーシェル300に導通し、プラグカバーシェル300が相手側電気コネクタ500のリセプタクルシェル530に接触するので、両方の電気コネクタのシールドが良好に行われる。この場合、プラグシェルを相手側電気コネクタのリセプタクルシェルに接触させてもよく、上記実施形態の場合と同様の作用効果が得られる。
その場合、シールドケーブルの外部導体をグランドプレートにハンダ付けするようにしたシールドコネクタに較べるとシールドケーブル400の電気コネクタYへの接続作業性がよい。そして、バレルコンタクト120がホルダハウジング110に固定されているので、バレルコンタクト120とホルダハウジング110とが相対的に動くことがない。そのため、内部電線410を整線するときにバレルコンタクト120又はホルダハウジング110が何らかの力を受けても、整線された状態が確実に維持され、これによって内部電線410がコンタクト220に確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生が防止される。特に、複数の内部電線410を撚り合わせて内蔵した複線シールドケーブル400の内部電線410を整線するときにバレルコンタクト120又はホルダハウジング110が内部電線410の撚り癖による復原力を受けても、整線された状態が確実に維持され、これによって内部電線410がコンタクト220に確実に接続し、接続不良又は接続不能の発生が防止される。また、バレルコンタクト120とホルダハウジング110とが相対的に動かないので、整線作業の作業性が向上する。さらに、バレルコンタクト120によりシールド効果が向上し、伝送特性が改善される。また、バレル121がシールドケーブル400に圧着するので、電気コネクタYによるシールドケーブル400の保持力が高い。
また、バレルコンタクト120のバレル121がシールドケーブル400に圧着し、このバレル121がプラグシェル230のUスロット232に圧入し、さらにバレル121及びプラグシェル230が、プラグカバーシェル300における連結片310の根本に相当する部位と連結片310とによって挟持されるので、シールドケーブル400の引き回し力に対する電気コネクタYとシールドケーブル400との接続強度と電気コネクタYにおけるシェルの組み付き強度が従来品に較べて飛躍的に向上する。また、外部導体420のハンダ付け作業を要しないので、シールドケーブルの終端の外部導体を電気コネクタのシェル等にハンダ付けする方法に較べると、製造時の作業性が向上し、またハンダ割れにより製品寿命が伸び悩むこともないので、長期間にわたり電気コネクタの性能が維持される。
本発明の電気コネクタ組立キットは、電線ホルダの高い側にプラグカバーシェルを配置してバレルに当て、Uスロット間を低い側へ延びる連結片の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げてプラグシェルに低い側から引っ掛けることでシールドケーブルの終端に組み付けられるように構成しておればよい。しかし、上記実施形態の場合、プラグシェル230におけるUスロット232の間にプラグシェル230を貫通する貫通窓234を形成し、プラグカバーシェル300の連結片310の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げると、この連結片310の先端が貫通窓234の奥行き方向手前の縁に引っ掛かるように構成した。このようにすれば、プラグカバーシェル300とプラグシェル230との接続強度がさらに向上するので、シールドケーブル400の引き回し力に対する電気コネクタYとシールドケーブル400との接続強度と電気コネクタYにおけるシェルの組み付き強度がさらに向上する。
また、以上の実施形態の記載により、次のシールドケーブルハーネスZも充分に開示された。すなわち、このシールドケーブルハーネスZは、内部導体411を内部絶縁被覆412で覆ってなる内部電線410と、この内部電線410を覆う外部導体420と、この外部導体420を覆う外部絶縁被覆430とを有し、終端では先端に向かって順に外部導体420、内部電線410が露出したシールドケーブル400と、このシールドケーブル400の終端に接続した電気コネクタYとを備えている。このシールドケーブルハーネスZの電気コネクタYは、互いに直交する奥行き方向、幅方向、及び高さ方向をとったときに、シールドケーブル400の終端の外部導体420から露出してほぼ奥行き方向に延びる内部電線410を嵌めて保持する溝形の電線保持部111が設けられた絶縁性のホルダハウジング110と、このホルダハウジング110に固定され、ホルダハウジング110の電線保持部111よりも奥行き方向の手前側に、奥行き方向にみて高い側で分離された環状に形成されてシールドケーブル400の終端の外部絶縁被覆430から露出した外部導体420に圧着するバレル121が設けられた導電性のバレルコンタクト120とを有する電線ホルダ100と、電線ホルダ100の低い側に配置されており、相手側電気コネクタ500と嵌合する嵌合部211を有する絶縁性の本体ハウジング210と、この本体ハウジング210に設けられ、シールドケーブル400の終端の内部導体411に接続し且つ相手側電気コネクタ500のコンタクト520と接触することになる導電性のコンタクト220と、本体ハウジング210よりも低い側に本体ハウジング210の少なくとも一部を覆うように配置されて本体ハウジング210に固定され、本体ハウジング210よりも奥行き方向の手前側から高い側へ立ち上がる支持片231に、奥行き方向にみて支持片231の高い側の端縁から低い側へほぼU字形に凹み、外部導体420に圧着したバレル121がその低い側のほぼ半周を接触させ且つその高い側が支持片231から高い側へ出るように圧入するUスロット232が設けられた導電性で板状のプラグシェル230とを有するコネクタ本体200と、電線ホルダ100の高い側に配置されており、奥行き方向の手前側から、プラグシェル230の支持片231におけるUスロット232の間の部分にほぼ対応する幅をもって低い側へ延び、先端が奥行き方向の奥側へ折り曲げられてプラグシェル230に低い側から引っ掛かる連結片310を有する導電性で板状のプラグカバーシェル300とを備えている。さらに、以上の実施形態の記載により、次のシールドケーブルハーネスZも充分に開示された。すなわち、このシールドケーブルハーネスZでは、プラグシェル230におけるUスロット232の間にはプラグシェル230を貫通する貫通窓234が形成され、プラグカバーシェル300の連結片310の先端が貫通窓234の奥行き方向手前の縁に引っ掛かっている。
上記実施形態の電気コネクタ組立キットXのバレルコンタクト120、プラグシェル230、及びプラグカバーシェル300はいずれも金属製であるが、導電性であれば他の材料で形成してもよい。また、上記実施形態の電気コネクタ組立キットXは複数の極を設けたが、単極であってもよい。本発明の電気コネクタ組立キットは、シールドケーブルのみを接続してもよいが、シールドケーブルに加え、導体とこれを覆う絶縁被覆とを備えた独立した被覆電線などを接続することもできる。これらのことは、上記実施形態のシールドケーブルハーネスZについても同様に適用される。本発明の電気コネクタ組立キットは、以上の実施形態の電気コネクタ組立キットの特徴を組み合わせた実施形態を全て含む。本発明のシールドケーブルハーネスは、以上の実施形態の電気コネクタの特徴を組み合わせた実施形態を全て含む。
実施形態の電気コネクタ組立キットを構成する部材の斜視図である。 実施形態の電気コネクタ組立キットを組み付けるシールドケーブルを示す斜視図である。 実施形態の電気コネクタ組立キットをシールドケーブルの終端に組み付けてシールドケーブルハーネスを組み立てる手順を示した斜視図である。 図3の中段の図の要部を拡大して示した拡大斜視図である。 実施形態の電気コネクタ組立キットの電線ホルダの平面図である。 図5のVI−VI線における拡大断面図である。 実施形態の電気コネクタ組立キットのコネクタ本体の平面図である。 図7のVIII−VIII線における拡大断面図である。 図7のIX−IX線における拡大断面図である。 実施形態の電気コネクタ組立キットのプラグカバーシェルの平面図である。 図10のXI−XI線における拡大断面図である。 図10のXII−XII線における拡大断面図である。 実施形態のシールドケーブルの終端を電線ホルダに接続した状態を示す平面図である。 図13のXIV−XIV線における拡大断面図である。XIV−XIV線は一番手前にある内部電線を通るが、この内部電線は断面表示をしていない。 図13のXV−XV線における拡大断面図である。XV−XV線はシールドケーブルを通るが、このシールドケーブルは断面表示をしていない。手前の二本の内部電線は省略している。 実施形態のシールドケーブルが接続された電線ホルダをコネクタ本体に連結した状態を示す平面図である。 図16のXVII−XVII線における拡大断面図である。XVII−XVII線は一番手前にある内部電線を通るが、この内部電線は断面表示をしていない。 実施形態のシールドケーブルが接続された電線ホルダをコネクタ本体に連結し、さらにプラグカバーシェルを連結した状態を示す平面図である。 図18のXIX−XIX線における拡大断面図である。XIX−XIX線は一番手前にある内部電線を通るが、この内部電線は断面表示をしていない。 図18のXX−XX線における拡大断面図である。XX−XX線はシールドケーブルを通るが、このシールドケーブルは断面表示をしていない。手前の二本の内部電線は省略している。 図18のXXI−XXI線における拡大断面図である。 実施形態のシールドケーブルハーネスをプラグシェルがみえる方向からみた斜視図である。 実施形態のシールドケーブルハーネスの電気コネクタを相手側電気コネクタに接続する手順を示す斜視図である。 実施形態のシールドケーブルハーネスの電気コネクタを相手側電気コネクタに接続したときの平面図である。 図24のXXV−XXV線における拡大断面図である。XXV−XXV線は一番手前にある内部電線を通るが、この内部電線は断面表示をしていない。 図24のXXVI−XXVI線における拡大断面図である。XXVI−XXVI線はシールドケーブルを通るが、このシールドケーブルは断面表示をしていない。手前の二本の内部電線は省略している。 実施形態の電気コネクタ組立キットを接続するシールドケーブルの拡大断面図である。
符号の説明
X 電気コネクタ組立キット
100 電線ホルダ
110 ホルダハウジング
111 電線保持部
120 バレルコンタクト
121 バレル
200 コネクタ本体
210 本体ハウジング
211 嵌合部
220 コンタクト
230 プラグシェル
231 支持片
232 Uスロット
234 貫通窓
300 プラグカバーシェル
310 連結片
400 シールドケーブル
410 内部電線
411 内部導体
412 内部絶縁被覆
420 外部導体
430 外部絶縁被覆
500 相手側電気コネクタ
520 コンタクト
600 実装先部材
Y 電気コネクタ
Z シールドケーブルハーネス

Claims (4)

  1. 内部導体を内部絶縁被覆で覆ってなる内部電線と、この内部電線を覆う外部導体と、この外部導体を覆う外部絶縁被覆とを備えたシールドケーブルの終端に組み付けられる電気コネクタ組立キットであって、
    互いに直交する奥行き方向、幅方向、及び高さ方向をとったときに、シールドケーブル終端の外部導体から露出してほぼ奥行き方向に延びる内部電線を保持する溝形の電線保持部が設けられた絶縁性のホルダハウジングと、このホルダハウジングに固定され、ホルダハウジングの電線保持部よりも奥行き方向の手前側に、奥行き方向にみてほぼU字形に形成されてシールドケーブル終端の外部絶縁被覆から露出した外部導体に圧着することになるバレルが設けられた導電性のバレルコンタクトとを有する電線ホルダと、
    相手側電気コネクタと嵌合する嵌合部を有する絶縁性の本体ハウジングと、この本体ハウジングに設けられ、シールドケーブル終端の内部導体に接続し且つ相手側電気コネクタのコンタクトと接触することになる導電性のコンタクトと、本体ハウジングよりも低い側に本体ハウジングの少なくとも一部を覆うように配置されて本体ハウジングに固定され、本体ハウジングよりも奥行き方向の手前側から高い側へ立ち上がる支持片に、奥行き方向にみて支持片の高い側の端縁から低い側へほぼU字形に凹み、外部導体に圧着したバレルがその低い側のほぼ半周を接触させ且つその高い側が支持片から高い側へ出るように圧入することになるUスロットが設けられた導電性で板状のプラグシェルとを有するコネクタ本体と、
    奥行き方向の手前側から、プラグシェルの支持片におけるUスロットの間の部分にほぼ対応する幅をもって低い側へ延びる連結片を有する導電性で板状のプラグカバーシェルとを備え、
    電線ホルダの電線保持部にシールドケーブル終端の内部電線を嵌めて保持し且つバレルで外部導体を圧着し、電線ホルダの低い側にコネクタ本体を配置して内部電線の内部導体をコンタクトに接続し且つバレルをUスロットに圧入し、電線ホルダの高い側にプラグカバーシェルを配置してバレルに当て、Uスロット間を低い側へ延びる連結片の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げてプラグシェルに低い側から引っ掛けることでシールドケーブルの終端に組み付けられるように構成した電気コネクタ組立キット。
  2. プラグシェルにおけるUスロットの間にはプラグシェルを貫通する貫通窓が形成され、プラグカバーシェルの連結片の先端を奥行き方向の奥側へ折り曲げると、この連結片の先端が貫通窓の奥行き方向手前の縁に引っ掛かるように構成した請求項1の電気コネクタ組立キット。
  3. 内部導体を内部絶縁被覆で覆ってなる内部電線と、この内部電線を覆う外部導体と、この外部導体を覆う外部絶縁被覆とを有し、終端では先端に向かって順に外部導体、内部電線が露出したシールドケーブルと、このシールドケーブルの終端に接続した電気コネクタとを備えたシールドケーブルハーネスであって、
    この電気コネクタが、
    互いに直交する奥行き方向、幅方向、及び高さ方向をとったときに、シールドケーブル終端の外部導体から露出してほぼ奥行き方向に延びる内部電線を嵌めて保持する溝形の電線保持部が設けられた絶縁性のホルダハウジングと、このホルダハウジングに固定され、ホルダハウジングの電線保持部よりも奥行き方向の手前側に、奥行き方向にみて高い側で分離された環状に形成されてシールドケーブル終端の外部絶縁被覆から露出した外部導体に圧着するバレルが設けられた導電性のバレルコンタクトとを有する電線ホルダと、
    電線ホルダの低い側に配置されており、相手側電気コネクタと嵌合する嵌合部を有する絶縁性の本体ハウジングと、この本体ハウジングに設けられ、シールドケーブル終端の内部導体に接続し且つ相手側電気コネクタのコンタクトと接触することになる導電性のコンタクトと、本体ハウジングよりも低い側に本体ハウジングの少なくとも一部を覆うように配置されて本体ハウジングに固定され、本体ハウジングよりも奥行き方向の手前側から高い側へ立ち上がる支持片に、奥行き方向にみて支持片の高い側の端縁から低い側へほぼU字形に凹み、外部導体に圧着したバレルがその低い側のほぼ半周を接触させ且つその高い側が支持片から高い側へ出るように圧入するUスロットが設けられた導電性で板状のプラグシェルとを有するコネクタ本体と、
    電線ホルダの高い側に配置されてバレルに当たり、奥行き方向の手前側から、プラグシェルの支持片におけるUスロットの間の部分にほぼ対応する幅をもって低い側へ延び、先端が奥行き方向の奥側へ折り曲げられてプラグシェルに低い側から引っ掛かる連結片を有する導電性で板状のプラグカバーシェルとを備えているシールドケーブルハーネス。
  4. プラグシェルにおけるUスロットの間にはプラグシェルを貫通する貫通窓が形成され、プラグカバーシェルの連結片の先端が貫通窓の奥行き方向手前の縁に引っ掛かっている請求項3のシールドケーブルハーネス。
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