[go: up one dir, main page]

JP5074066B2 - 画像処理装置、及び、画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、及び、画像処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5074066B2
JP5074066B2 JP2007082022A JP2007082022A JP5074066B2 JP 5074066 B2 JP5074066 B2 JP 5074066B2 JP 2007082022 A JP2007082022 A JP 2007082022A JP 2007082022 A JP2007082022 A JP 2007082022A JP 5074066 B2 JP5074066 B2 JP 5074066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
color correction
correction coefficient
color
coefficient calculation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007082022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008244794A (ja
Inventor
康宏 小宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2007082022A priority Critical patent/JP5074066B2/ja
Publication of JP2008244794A publication Critical patent/JP2008244794A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5074066B2 publication Critical patent/JP5074066B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、主に画像処理装置、及び、画像処理方法に関する。
近年、歯科の分野では、歯科技工士が患者の元の歯の色に近い色のクラウン(セラミック製の歯冠補綴物)を作成し、このクラウンを患者の歯にかぶせる治療が行われている。このような治療方法として、例えば、セラミッククラウン法などが知られている。セラミッククラウン法による治療においては、補綴物であるクラウンの作成が必須となる。患者の元の歯の色に近い色のクラウンを作成する際に、例えば、デジタルカメラなどの撮像装置によって患者の歯を撮影した画像を用いる場合がある。
そして、高画素で、かつ、操作性の高いデジタルカメラを用いれば、例えば歯列、歯牙等の患部の画像を容易に取得し、取得後直ちに画像の確認を行うことが可能である。しかしながら、ホワイトバランスによる色補正が撮影ごとに異なるなどの要因により、同一の患者から取得された画像であっても、取得された画像ごとに歯牙の色が異なる場合がある。
これに対し、例えば、特許文献1に示すように、画像のパターンマッチング演算(相関演算)を用いて、測色画像であるマルチバンド画像と、RGB画像との対応位置を求め、その信号の対応関係からRGB画像の色補正を行う方法がある。
特開2005−341175号公報
特許文献1に示す色補正方法を、歯科医療現場において用いる場合、RGB画像の歯列画像と、マルチバンド画像の歯牙画像とを用いることとなる。この場合、マルチバンド画像の歯牙画像は、色補正をするためのテンプレート画像として、パターンマッチングの処理に用いられる。すなわち、マルチバンド画像の歯牙画像と、RGB画像の歯列画像に含まれる歯牙と、を対応させる必要がある。しかしながら、RGB画像と、マルチバンド画像とにおいて、歯牙の画像サイズが異なる場合があった。また、何れかの画像を拡大または、縮小することによって、画像サイズを合わせることも考えられるが、所望の精度で2つの画像サイズを合わせることが困難な場合があった。さらに、RGB画像の撮影と、マルチバンド画像の撮影とにおいて、異なる傾きで撮影する場合があった。これらの場合、従来の方法のように、マルチバンド画像における歯牙の形状に着目しても、マルチバンド画像における歯牙に対応する、RGB画像の歯牙を正確に抽出できない場合があった。具体的には、マルチバンド画像の歯牙画像が、RGB画像上で、歯牙とは異なる部位、例えば、歯肉などとマッチングされるという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮し、上記の問題を解決すべくなされたもので、その目的は、色補正の基準となる領域を用いて、取得された画像を色補正する場合、取得された画像上における、色補正の基準となる領域に対応する対象領域を正確に抽出することが可能な画像処理装置、及び、画像処理方法を提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の画像処理装置は、取得された第1画像を色補正する画像処理装置において、前記第1画像を構成する各画素の色データに基づいて、前記第1画像におけるヒストグラム情報を生成するヒストグラム情報生成手段と、前記ヒストグラム情報に基づいて、前記色データが所定範囲に含まれる前記第1画像上の画素を色補正係数算出領域として設定する色補正係数算出領域設定手段と、を備えたことを特徴とする画像処理装置である。
また、本発明の画像処理装置において、前記各画素の色データは、複数の色に関する色データであり、前記ヒストグラム情報生成手段は、前記第1画像の各画素が有する複数の色データのうち、いずれかの色に関する色データのヒストグラム情報を生成することが好ましい。
また、前記色データは、輝度値であり、前記ヒストグラム情報は、前記第1画像が有する全画素についての前記輝度値と、該輝度値を示す画素の総画素数と、の情報であり、前記色補正係数算出領域設定手段は、前記ヒストグラム情報に基づいて、前記第1画像の平均輝度値を算出し、前記第1画像上の画素のうち前記平均輝度値より大きな輝度値を有する画素、又は、前記平均輝度値より小さな輝度値を有する画素のいずれか一方を前記色補正係数算出対象領域として設定することが好ましい。
また、本発明の画像処理装置は、前記ヒストグラム情報生成手段が、前記第1画像の各画素が有するRGB表色系の色データのうち、緑の色データのヒストグラム情報を前記第1画像から生成することが好ましい。
また、本発明の画像処理装置は、前記色補正係数算出領域における画素の色データと、前記第1画像の色補正の基準となる第2画像に含まれる目標色データとの対応関係を算出する補正係数算出手段と、前記補正係数算出手段が算出する対応関係に基づき、前記第1画像の色補正を施す色補正手段とをさらに備えることが好ましい。
また、本発明の画像処理方法は、取得された第1画像を色補正する画像処理方法であって、前記第1画像を構成する各画素の色データに基づいて、前記第1画像におけるヒストグラム情報を生成するヒストグラム情報生成過程と、前記ヒストグラム情報に基づいて、前記第1画像の色データが所定範囲に含まれる前記第1画像上の画素を色補正係数算出対象領域として設定する色補正係数算出領域設定過程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、色補正の基準となる領域を用いて、取得された画像を色補正する場合、画像上における色補正の基準となる領域に対応する領域を正確に抽出することができるという効果を奏する。
以下、本発明の一実施形態による画像処理システムを図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による画像処理システムを示す概略ブロック図である。画像処理システムは、RGB画像入力部10、測色画像入力部20、クレードル30、表示部200、及び、画像処理装置100とからなる。
次に、各装置の内部構成について説明する。
RGB画像入力部10は、例えば、デジタルカメラや、スキャナ装置などを用いた撮影によって取得されたRGB画像データを、クレードル30を介して、画像処理装置100に入力する。ここで、RGB画像データは、1画素ごとに、赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの輝度値を有する画像データである。また、本実施形態において、色データとは、定量的に表された色の度合いを示す色ごとの値である。例えば、RGB表色系において、赤の輝度値、緑の輝度値、青の輝度値の3つの色データがある。本実施形態において、RGB画像データとは図2に示すように、撮影対象である患者の歯列がほぼ中央に配置されている画像として説明する。
また、RGB画像の取り込みの際は、撮影対象が、自然光、あるいは室内光等により照明された状態で撮影される。すなわち、RGB画像は、撮影される環境によって、照明条件が異なる。
測色画像入力部20は、マルチバンド撮影によるマルチバンド画像データを、クレードル30を介して画像処理装置100に入力する。ここで、マルチバンド撮影とは、7種類の波長帯域の照明光(7色の照明光)を被写体(患者の歯)に順次照射して、7枚の被写体分光画像を静止画として取り込む撮影を指す。
本実施形態において、マルチバンド画像データとは図3に示すように、撮影対象である患者の歯列のいずれかの歯牙がほぼ中央に配置されている画像として説明する。以下、RGB画像データ、マルチバンド画像データを総称して、画像データと記載する。
クレードル30はRGB画像入力部10と測色画像入力部20とに電気的に接続することが可能であり、RGB画像入力部10及び測色画像入力部20と画像処理装置100とを接続する。
画像処理装置100は、例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants:情報携帯端末)、携帯電話などのコンピュータ端末であり、画像記憶部110、補正係数演算部120、及び、RGB色補正部130とを備える。
画像記憶部110は、入力されるRGB画像データと、マルチバンド画像データとを記憶する。RGB画像データには、色補正対象となる歯列、口唇、歯肉茎等の情報が含まれている。また、マルチバンド画像データには、測色対象となる歯牙のほか、隣の歯牙や歯肉茎等の情報が含まれている。
補正係数演算部120は、RGB画像データの被写体の色と、マルチバンド画像データの被写体の色との対応関係を示す補正係数の算出を行う。補正係数演算部120は、歯牙領域抽出部121、参照領域抽出部124、平均値算出部125、及び、補正係数算出部126とを備える。
歯牙領域抽出部121は、RGB画像データから歯牙領域の抽出を行う。具体的には、RGB画像データ内の各画素のG成分の色データの示す値が、所定範囲に含まれる場合に、歯牙領域抽出部121は、その色データに係る画素が歯牙領域内の画素として抽出する。歯牙領域抽出部121は、ヒストグラム生成部122と輝度範囲算出部123とを備える。
ヒストグラム生成部122は、RGB画像データの全画素について、G成分の輝度値の度数分布情報、すなわち、ヒストグラム情報を生成する。ここで、ヒストグラム情報とは、色補正対象の画像データ中における輝度値ごとの、当該輝度値に係る画素の総画素数、すなわち、度数と、当該輝度値とからなる情報である。
このヒストグラム情報に基づき、例えば、図4に示すように、横軸に輝度値、縦軸に頻度をとるグラフであるヒストグラムを生成することが可能となる。
輝度範囲算出部123は、RGB画像データから、歯牙領域を算出する。すなわち、輝度範囲算出部123は、ヒストグラム生成部122が生成するヒストグラム情報のうち、所定範囲の輝度値を歯牙領域として設定する。
ここで、所定範囲とは、画像データの信号値が全体的に増加又は減少する場合を勘案し、画像内の各画素のデータの統計量(平均値と標準偏差)に基づいて設定する。例えば、RGB画像を取得する撮影装置に外光が入射する場合には、R値、G値、B値がそれぞれ異なる変化をして全体としてRGB値が変化する場合がある。また、撮影条件によっては、画像データの信号値が全体的に上昇あるいは、下降する場合がある。このような場合にも、所定範囲が固定されていると、抽出されるべき領域が歯牙領域として認識されないことがある。そのため、各画素のデータの統計量に基づいて抽出すべき所定範囲を設定することにより、歯牙領域を正確に認識することができるようになる。
参照領域抽出部124は、マルチバンド画像データから、歯牙を含む参照領域の抽出を行う。具体的な抽出方法については後述する。
平均値算出部125は、歯牙領域抽出部121が抽出したRGB画像データの歯牙領域の色データの平均値を算出する。この平均値を第1平均値と定義する。また、平均値算出部125は、参照領域抽出部124が抽出したマルチバンド画像データの参照領域の色データの平均値を算出する。この平均値を第2平均値と定義する。
補正係数算出部126は、平均値算出部125が算出した第1平均値と第2平均値とに基づき、RGB画像データをマルチバンド画像データの色に対応させる補正係数を算出する。具体的な算出方法については後述する。
RGB色補正部130は、補正係数算出部126が算出した補正係数に基づき、RGB画像データの色補正処理を行う。
表示部200は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイが適用され、RGB画像データ、マルチバンド画像データなどの画像や情報などを表示する。
次に、本発明の一実施形態による画像処理システムの動作について、図を用いて説明する。図5は、本実施形態による動作例を示す図面である。
RGB画像入力部10は、色補正対象のRGB画像データに対し、事前に以下に示す第1の色補正処理を行う。そして、RGB画像入力部10は、第1の色補正処理を施したRGB画像データを、クレードル30を介して画像処理装置100の画像記憶部110に書き込む(ステップS1)。
第1の色補正処理を行うのは、ガンマ補正、彩度強調、エッジ強調等の画像処理が施されていないRGB画像データ(RAW画像データ)を用いた場合、暗く、非常に見づらいRGB画像が、表示部200に表示されるからである。
これを回避するため、RGB画像入力部10は、固定マトリクスをRAW画像データに乗算する方法を用いる。たとえば、(式1)に示されるa11〜a33の3行3列の行列によって第1の色補正処理を行う方法がある。ここで、R´、G´、B´は、第1の色補正処理後のR、G、Bの輝度値を示す。また、a11〜a33は、前述した固定マトリクスを示す。
上述の通り、RGB画像データは、外光の影響を受けている。このため、固定マトリクスではなく、撮影環境を考慮したマトリクスをRAW画像データに乗算することが望ましい。しかしながら、撮影環境を考慮したマトリクスを正確に選択することは、困難である。そこで、色補正としては十分ではないが、撮影環境を考慮せずにRAW画像データに一律に固定マトリクスを乗算する。固定マトリクスとしては、例えば、D65照明光源で撮影されたことを想定して作成されたマトリクスを用いることができる。このような固定マトリクスを予め設定しておくことで、第1の色補正処理後に表示部200に表示される画像は、歯科医師が視認可能となる程度に明るくなる。
Figure 0005074066
画像記憶部110にRGB画像データが書き込まれると、ヒストグラム生成部122は、RGB画像データを画像記憶部110から読み出し、RGB画像データにおいて所定領域を設定する。例えば、所定領域として、RGB画像データの縦横比が所定比率となる矩形の領域を切り出す。図2に示すRGB画像データ例のように、RGB画像データの縦横比が50%などとしてもよい。このように、切り出す所定領域を予め設定することで、歯列に対応する画素が多く存在する領域を抽出することができる。
設定した歯列を含む領域において、ヒストグラム生成部122は、RGB画像データのG成分のヒストグラム情報を生成する。ヒストグラム生成部122は、生成したヒストグラム情報と、設定した領域情報と、読み出したRGB画像データとを含む輝度範囲算出命令信号を輝度範囲算出部123に出力する(ステップS2)。ここで、領域情報とは、歯列を含む領域の範囲を示す情報である。歯列を含む領域を識別することが可能であれば、例えば、矩形範囲の開始点の座標と、終着点の座標との二点の座標情報などを領域情報とすることが可能である。
輝度範囲算出部123は、入力された輝度範囲算出命令信号を受けて、ヒストグラム情報に基づき、歯列を含む領域のRGB画像データのG成分の第1の平均輝度値g1を算出する(ステップS3)。図6は、歯列を含む領域のRGB画像データのG成分のヒストグラムにおける平均輝度値g1を示す図である。
ここで、平均輝度値g1以下の輝度範囲を輝度範囲900、平均輝度値g1を超える輝度範囲を輝度範囲901とする。輝度範囲900は、歯牙以外の撮影対象が多く含まれる輝度値の範囲である。輝度範囲901は、歯牙が含まれる輝度値の範囲である。
次に、輝度範囲算出部123は、歯列を含む領域において、図7に示すように、第2の平均輝度値g2を算出する(ステップS4)。
ここで、平均輝度値g1及びg2の算出方法は、(式2)に示されるように、算出対象のヒストグラム情報に基づき、輝度値と、当該輝度に係る画素の度数とを乗算し、乗算した値をすべての輝度値について加算し、加算した値を全画素数で除算することにより算出する。
Figure 0005074066
これにより、図7に示された平均輝度値g1以下の輝度範囲900、すなわち、歯牙ではない歯肉や口唇などが多く含まれる画素を簡便に除外することが可能となる。
次に、図7に示すように、輝度範囲算出部123は、輝度範囲901におけるヒストグラム情報と、平均輝度値g2とから算出する標準偏差σに基づき、輝度範囲902を算出する。具体的には、輝度範囲算出部123は、(式3)を満たすG成分の輝度値gの範囲を算出し、算出した範囲を輝度範囲902とする。
Figure 0005074066
(式3)を満たすG成分の輝度値gの範囲は、図8に示す歯列の領域となる。ここで、下限を設定することにより、歯肉に対応する画素の部分を取り除くことが可能となる。また、上限を設定することにより、歯牙において、正反射の画素の部分を取り除くことが可能となる。このため、歯牙に対応する画素の部分を抽出することが可能となる効果がある。
輝度範囲算出部123は、輝度範囲902に含まれる画素を、歯牙領域として抽出する(ステップS5)。そして、抽出した歯牙領域の座標情報と、RGB画像データとを含む補正対象画像についての平均RGB値算出命令信号を平均値算出部125に出力する(ステップS6)。
平均値算出部125は、入力された平均RGB値算出命令信号を受けて、RGB画像データにおいて、入力された歯牙領域に対応する全画素の色成分ごとの平均輝度値を算出する。すなわち、平均値算出部125は、R成分の平均輝度値r3、G成分の平均輝度値g3、B成分の平均輝度値b3からなるRGB画像データの歯牙領域における平均のRGB値を算出する(ステップS7)。
以上のステップS1からS7までの動作が、RGB画像データの第2の色補正処理を行う際に用いる、補正係数を算出するまでに行う処理である。
次に、測色画像であるマルチバンド画像データの画像処理の動作について説明する。
測色画像入力部20は、分光画像撮影装置等によって撮影されたマルチバンド画像データに対し、RGB変換処理を行う。その際、表示部200の特性や、マルチバンド撮影の際の照明条件、カメラの特性等が考慮される。このRGB変換処理が施されたマルチバンド画像データを、測色画像入力部20は、クレードル30を介して画像記憶部110に書き込む(ステップS8)。このマルチバンド画像データには、RGB画像における、輝度範囲902が有する色データの、色補正の目標値となる目標色データが含まれている。
次に、画像記憶部110にマルチバンド画像データが書き込まれると、参照領域抽出部124は、マルチバンド画像データを画像記憶部110から読み出し、歯牙を含む参照領域を抽出する(ステップS9)。図3に示されるように、マルチバンド画像は、予め、患者の歯牙のいずれかが画像の中央に配置されるように撮影される。このため、マルチバンド画像の中央に、図3に示されるように所定の矩形の参照領域を設定することが可能である。この参照領域は、図3のマルチバンド画像であれば、中央に、縦横比が所定比率となる矩形の参照領域としてもよい。また、矩形の領域として設定する場合、図3に示すマルチバンド画像例のように、例えば、参照領域の縦横比が10%などとしてもよい。また、照明光によって歯牙が正反射する領域を参照領域から除く処理を施してもよい。
参照領域抽出部124は、抽出したマルチバンド画像データの歯牙を含む領域を示す参照領域の座標情報と、マルチバンド画像データとを含むマルチバンド画像についての平均RGB値算出命令信号を平均値算出部125に出力する(ステップS10)。
平均値算出部125は、入力された平均RGB値算出命令信号を受けて、マルチバンド画像データにおいて、入力された参照領域に対応する全画素の色成分ごとの平均輝度値を算出する。すなわち、平均値算出部125は、R成分の平均輝度値r4、G成分の平均輝度値g4、B成分の平均輝度値b4からなる参照領域における平均のRGB値を算出する(ステップS11)。
平均値算出部125は、RGB画像データと、マルチバンド画像データとにおいて、算出した平均のRGB値と、RGB画像データとを含む補正係数算出命令信号を補正係数算出部126に出力する(ステップS12)。
補正係数算出部126は、入力された補正係数算出命令信号を受けて、(式4)に基づき、マルチバンド画像データの参照領域における平均のRGB値をRGB画像データの歯牙領域の平均のRGB値で除算する。これにより、補正係数算出部126は、参照領域と、歯牙領域とのRGB値の比である補正係数cを算出する(ステップS13)。そして、補正係数算出部126は、算出した補正係数cと、RGB画像データと含むRGB色補正命令信号をRGB色補正部130に出力する(ステップS14)。
Figure 0005074066
RGB色補正部130は、入力されたRGB色補正命令信号を受けて、全画素のRGB画像データのRGB値に対し、補正係数算出部126が算出した色補正係数cを乗算することにより、第2の色補正処理を行う(ステップS15)。
RGB色補正部130は、第2の色補正処理を行った補正済RGB画像データを含む画像表示命令信号を表示部200に出力する(ステップS16)。表示部200は、画像表示命令信号に基づき、補正済RGB画像データによるRGB画像を出力する(ステップS17)。
以上説明した実施形態において、ステップS1からS5の処理により、色補正の基準となる領域を用いて、取得された画像を色補正する場合、取得された画像上における、色補正の基準となる領域に対応する領域を正確に抽出することができる。すなわち、ヒストグラム生成部122は、RGB画像を構成する各画素のRGB画像データに基づいて、RGB画像におけるヒストグラム情報を生成することができる。また、輝度範囲算出部123は、ヒストグラム情報に基づいて、輝度値が所定範囲に含まれるRGB画像上の画素を、歯牙領域として設定することができる。例えば、口腔内を撮影したRGB画像には、歯牙の領域が多く含まれている。このため、RGB画像におけるRGB画像データのヒストグラム情報の一部に、歯牙領域に対応する所定範囲の輝度値を示す画素が集中する。そして、輝度値が所定値に含まれる画素を、歯牙領域として設定することができる。これにより。RGB画像と、マルチバンド画像とにおいて、歯牙の画像サイズが異なる場合も、マルチバンド画像における参照領域に対応する、RGB画像上の歯牙領域を正確に抽出することができる。また、歯牙画像の撮影と、歯列画像の撮影とにおいて、異なる傾きで撮影する場合も、歯牙領域を正確に抽出することができる。
また、歯科医師は、RGB画像上において、マルチバンド画像上の色補正の基準となる領域に対応する領域を設定する必要がない。また、歯科医師は、その領域が正反射領域に含まれるか否かの、判断をする必要がない。このため、例えば、歯科診療時における患者の歯牙撮影、歯列撮影において、歯科医師が、撮影から画像の確認までを、短時間で、煩雑な操作をすることなく行うことができる。また、輝度範囲算出部123は、歯科医師の主観的な判断によらず、客観的に歯牙領域を抽出することができる。このため、色補正の基準となる領域に対応する領域を正確に抽出することができる。
また、RGB画像におけるRGB画像データの輝度値の分布範囲は、照明条件によって、同一の撮影対象であっても、撮影ごとに異なる分布範囲となる。しかしながら、輝度範囲算出部123は、ヒストグラム情報における輝度値の平均値に基づいて、歯牙領域を抽出する。このため、輝度範囲算出部123は、照明条件によらず歯牙領域を正確に抽出することができる。
また、設定した歯列を含む領域において、ヒストグラム生成部122は、RGB画像データの各画素が有する色データのいずれかの色データのヒストグラム情報を生成する。これにより、RGB画像において、色データのいずれか(例えば、RGB色体系であれば、赤又は緑又は青のいずれか)に歯牙領域の特徴がある場合、歯牙領域を正確に抽出することができる。すなわち、RGB画像の色補正の基準となる領域に対応する領域が有する色データの特性に応じて、RGB画像から歯牙領域の画素を抽出することができる。
また、ヒストグラム生成部122は、RGB画像の色データのうち、緑の色データのヒストグラム情報をRGB画像から検出する。これにより、口腔内など、歯牙が含まれる画像を取得した場合、歯牙が含まれる画素と、それ以外の画素との区分をすることができる。すなわち、歯牙は白色に近く、歯肉や口唇などは、赤みを帯びている。このため、緑の色データのヒストグラム情報においては、歯肉等の輝度値は低い分布範囲をもち、歯牙の輝度値は高い分布範囲をもつ。これにより、色補正の対象となる領域に対応する領域、すなわち、RGB画像上における歯牙領域を正確に抽出することができる。
また、ステップS1からS17の処理により、高精度な色補正を行うことができる。すなわち、RGB画像は、遮光された状態で撮影されていないため、外光の影響を受ける。これにより、RGB画像データにおけるR値等のバランスにズレが生じる。また、RGB画像の撮影の際に用いられるデジタルカメラ等は、製品によってスペクトル感度が異なる。そして、歯科医師が用いるデジタルカメラごとに、そのスペクトル感度を分析することは困難である。一方、マルチバンド撮影は、上記の7種類の照明光以外の外光からの影響を受けないように、遮光された状態で撮影される。また、7種類の照明光のスペクトル特性や、対象物からの反射光を受光する撮影素子のスペクトル感度等は予め正確に測定されている。このため、マルチバンド撮影によって取得されたマルチバンド画像データを色補正の基準として設定することができる。そして、上述の通り、歯牙領域抽出部121は、正確に歯牙領域を含む部分を抽出することができる。このため、基準となるマルチバンド画像データを基に、高精度な色補正を行うことができる。
また、ステップS17において、例えば、図9に示すように、マルチバンド画像データとともに補正済RGB画像データを表示してもよい。そして、機器操作を行う歯科医師がRGB画像における歯牙領域の設定と、マルチバンド画像における参照領域の設定とをさらに行うことにより、より高精度な色補正処理を行ってもよい。
また、本実施形態において、RGB画像の緑、すなわち、G成分におけるヒストグラム情報によって歯牙領域の抽出を行った。しかしながら、色補正係数算出領域の画素の色データがヒストグラム情報の一部に集中する場合、例えば、RGB画像であれば、赤、青のいずれかのヒストグラム情報によって色補正係数算出領域を抽出してもよい。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。また、本発明は、歯科用測色システムに限らず、皮膚用測色システム、さらに、他の分野として、自動車又は建物の塗装色、食料品の分光特性、絵画又は彫刻等の美術品の分光特性、衣料品の染色等を測定する測色システムにも適用が可能である。
なお、RGB画像の撮影の際には、上述の通り、デジタルカメラ等を用いてもよいが、マルチバンド撮影に用いられる分光画像撮影装置等を用いてもよい。この際に、7種類の照明光から1以上の照明光を各種選択して、これらを順次に照射する面順次式の静止画を取得してもよい。
なお、本実施形態における輝度範囲算出部123は、第1の平均輝度値g1と、第2の平均輝度値g2と、を算出する。しかしながら、必要に応じて、あるいは、ヒストグラム情報における輝度値の分布に応じて、所望の輝度範囲を算出してもよい。
なお、マルチバンド撮影に用いられる照明光は、7種類の波長帯域に限らず、必要に応じて選択することができる。また、マルチバンド撮影は、色補正の基準となるマルチバンド画像データを取得することができれば、上記の方法に限定されない。
なお、本実施形態においては、第1の色補正処理及び第2の色補正処理を行ったが、第1の色補正処理については、必ずしも行う必要はない。
なお、表示部200は、CRT(cathode ray tube)やLCD(liquid crystal display)などのディスプレイに画像の情報を表示したり、プリンタなどにより情報を印刷する機能を有していてもよい。あるいは、記憶手段へ情報を書き込んだり、ネットワークを介して接続されるコンピュータ装置へ情報を出力してもよい。
なお、本発明に記載の画像処理装置は、画像処理装置100に対応する。本発明に記載の第1画像は、RGB画像データに対応する。本発明に記載のヒストグラム情報生成手段はヒストグラム生成部122に対応する。本発明に記載の所定範囲は符号902に示す範囲に対応する。本発明に記載の色補正係数算出領域は、歯牙領域に対応する。本発明に記載の色補正係数算出領域設定手段は、輝度範囲算出部123に対応する。本発明に記載の全画素についての輝度値の平均値は、平均輝度値g1に対応する。本発明に記載の第2画像は、マルチバンド画像データから抽出される参照領域に対応する。本発明に記載の目標色データは、参照領域の色データに対応する。本発明に記載の補正係数算出手段は、補正係数算出部126に対応する。本発明に記載の色補正手段は、RGB色補正部130に対応する。
なお、上述のRGB画像入力部10、測色画像入力部20、及び、画像処理装置100は、内部にコンピュータシステムを有している。そして、画像処理装置100の歯牙領域抽出部121、ヒストグラム生成部122、輝度範囲算出部123、参照領域抽出部124、平均値算出部125、補正係数算出部126、RGB色補正部130の動作の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されている。また、このプログラムをコンピュータシステムが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでいうコンピュータシステムとは、CPU及び各種メモリやOS、周辺機器等のハードウェアを含むものである。
図1に示す画像処理装置100の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してもよい。また、図5に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録してもよい。この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行させてもよい。これにより、色補正対象の画像データに対し、マルチバンド画像データに基づき色補正を行う処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による画像処理システムの全体構成を示すブロック図である。 同実施形態によるRGB画像データ例を示す図である。 同実施形態によるマルチバンド画像データ例を示す図である。 同実施形態におけるRGB画像のヒストグラムの例を示す図である。 同実施形態における画像処理システムの動作フローを示す図である。 同実施形態におけるRGB画像のヒストグラムの例を示す図である。 同実施形態におけるRGB画像のヒストグラムの例を示す図である。 同実施形態におけるRGB画像の歯牙領域の例を示す図である。 同実施形態における手動による色補正処理の際に表示される画面例である。
符号の説明
10 RGB画像入力部
20 測色画像入力部
30 クレードル
100 画像処理装置
110 画像記憶部
120 補正係数演算部
121 歯牙領域抽出部
122 ヒストグラム生成部
123 輝度範囲算出部
124 参照領域抽出部
125 平均値算出部
126 補正係数算出部
130 RGB色補正部
200 表示部

Claims (6)

  1. 遮光されていない状態で撮影された第1画像を色補正する画像処理装置において、
    前記第1画像を構成する各画素の色データに基づいて、前記第1画像におけるヒストグラム情報を生成するヒストグラム情報生成手段と、
    前記ヒストグラム情報に基づいて、前記色データが所定範囲に含まれる前記第1画像上の画素を色補正係数算出領域として設定する色補正係数算出領域設定手段と、
    前記色補正係数算出領域における画素の色データと、遮光された状態で被写体に複数の波長帯域の照明光を順次照射した撮影により得られるマルチバンド画像に含まれる目標色データとの対応関係を算出する補正係数算出手段と、
    前記補正係数算出手段が算出する対応関係に基づき、前記第1画像の色補正を施す色補正手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記照明光のスペクトル特性が予め正確に測定されており、
    前記マルチバンド画像は、撮像素子のスペクトル感度が予め正確に測定された撮像装置により撮影された画像であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記マルチバンド画像から予め決められた参照領域を抽出する参照領域抽出手段と、
    前記色補正係数算出領域設定手段が設定した色補正係数算出領域における画素の色データの平均である第1の平均値を算出し、前記参照領域抽出手段が抽出した参照領域における画素の色データの平均である第2の平均値を算出する平均値算出手段と、
    を備え、
    前記補正係数算出手段は、前記第1の平均値と前記第2の平均値とに基づいて、前記対応関係を算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記色補正係数算出領域設定手段は、前記ヒストグラム情報における輝度値の平均値に基づいて、前記第1画像から前記色補正係数算出領域を抽出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  5. 前記色補正係数算出領域は歯牙領域であり、
    前記ヒストグラム情報生成手段は、第1の画像の歯列を含む領域において緑成分のヒストグラム情報を生成し、
    前記色補正係数算出領域設定手段は、前記緑成分のヒストグラム情報に基づいて、輝度範囲を設定し、該輝度範囲に含まれる画素を前記歯牙領域として抽出することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像処理装置。
  6. 遮光されていない状態で撮影された第1画像を色補正する画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
    前記第1画像を構成する各画素の色データに基づいて、前記第1画像におけるヒストグラム情報を生成するヒストグラム情報生成過程と、
    前記ヒストグラム情報に基づいて、前記色データが所定範囲に含まれる前記第1画像上の画素を色補正係数算出領域として設定する色補正係数算出領域設定過程と、
    前記色補正係数算出領域における画素の色データと、遮光された状態で被写体に複数の波長帯域の照明光を順次照射した撮影により得られるマルチバンド画像に含まれる目標色データとの対応関係を算出する補正係数算出過程と、
    前記補正係数算出過程により算出された対応関係に基づき、前記第1画像の色補正を施す色補正過程と、
    を有することを特徴とする画像処理方法。
JP2007082022A 2007-03-27 2007-03-27 画像処理装置、及び、画像処理方法 Expired - Fee Related JP5074066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082022A JP5074066B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 画像処理装置、及び、画像処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007082022A JP5074066B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 画像処理装置、及び、画像処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008244794A JP2008244794A (ja) 2008-10-09
JP5074066B2 true JP5074066B2 (ja) 2012-11-14

Family

ID=39915593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007082022A Expired - Fee Related JP5074066B2 (ja) 2007-03-27 2007-03-27 画像処理装置、及び、画像処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5074066B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011080180B4 (de) * 2011-08-01 2013-05-02 Sirona Dental Systems Gmbh Verfahren zur Registrierung mehrerer dreidimensionaler Aufnahmen eines dentalen Objektes
JP5928076B2 (ja) * 2012-03-28 2016-06-01 セイコーエプソン株式会社 分析方法、撮像装置
WO2020080819A1 (ko) * 2018-10-16 2020-04-23 주식회사 큐티티 기계학습 알고리즘을 이용한 구강건강 예측장치 및 방법
CN109785248A (zh) * 2018-12-19 2019-05-21 新绎健康科技有限公司 一种用于对图像颜色进行校正的方法及系统
CN111953955B (zh) 2020-08-26 2022-01-04 维沃移动通信有限公司 白平衡补偿方法、装置及电子设备

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004112694A (ja) * 2002-09-20 2004-04-08 Fuji Xerox Co Ltd 色調整方法、色調整装置、色変換定義編集装置、画像処理装置、プログラム、記憶媒体
JP4800591B2 (ja) * 2004-05-26 2011-10-26 オリンパス株式会社 撮影システム
JP4262151B2 (ja) * 2004-06-30 2009-05-13 キヤノン株式会社 画像処理方法および画像処理装置およびコンピュータプログラムおよび記憶媒体
JP2006203431A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Canon Inc 画像処理装置および画像処理方法
JP2006203595A (ja) * 2005-01-21 2006-08-03 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 画像色空間における色部分置換装置、および色部分置換システム
JP4695440B2 (ja) * 2005-06-03 2011-06-08 オリンパス株式会社 歯科用歯測定装置用コンタクトキャップ
JP2006345272A (ja) * 2005-06-09 2006-12-21 Konica Minolta Photo Imaging Inc 画像処理方法、画像処理装置、撮像装置及び画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008244794A (ja) 2008-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3129502B2 (ja) 測色方法及びその装置
CN101646014A (zh) 图像处理设备和图像处理方法
US20070140553A1 (en) Dental colorimetry apparatus
JP2009104547A (ja) 画像処理装置、画像処理システムおよび画像処理プログラム
JP2005051407A (ja) 画像処理方法および装置
US8502881B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and electronic camera
JP5074066B2 (ja) 画像処理装置、及び、画像処理方法
JP4327380B2 (ja) 蛍光画像表示方法および装置
EP3318175A1 (en) Image processing apparatus and imaging system
JP2001258044A (ja) 医療用画像処理装置
JP2010263423A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
US20190239729A1 (en) Remote monitoring of a region of interest
JP2010214055A (ja) 歯色の時系列表示装置及びその方法
JP6319980B2 (ja) 歯牙測色方法、歯牙測色装置、及び歯牙測色プログラム
JP6891304B2 (ja) 内視鏡システム
JP5127638B2 (ja) 画像処理装置およびその方法
JPWO2019198574A1 (ja) 内視鏡システム
CN116324888A (zh) 三维建模方法和使用其的装置
JP4606838B2 (ja) 電子内視鏡装置
JP2019030587A (ja) 歯肉炎検査システム、歯肉炎検査方法及びそのプログラム
JP3960989B2 (ja) 色推定システム及び色推定方法
WO2011125648A1 (ja) 歯科画像処理装置、歯科用測色装置、歯科画像処理方法および歯科画像処理プログラム
JP5103984B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、および画像処理プログラム
JP2001078235A (ja) 画像評価方法および画像評価装置
JP3450552B2 (ja) 画像処理装置及び方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20111024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20120113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120823

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150831

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees