JP5066806B2 - 車両用シートの物入れ構造 - Google Patents
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Description
さらに、本発明において、前記収納用アンダーボックスの前記ガイド部を配置した箇所には穴が設けられ、該穴から前記ガイド部を前記収納用アンダーボックスの内部に露出させることによって、前記トレイが前記ガイド部に取付けられている。
一方、本発明において、前記トレイの車両後方側の縦壁の前倒し機構は、前記トレイの後端部に係止部を設けると共に、前記トレイの車両後方側の縦壁の下端に下方へ開口した爪部を設け、該爪部を前記係止部に係合させることにより、前記トレイの車両後方側の縦壁を回動可能とし、前記爪部の車両前方側の面が前記トレイの後端部に当接するように構成されている。
そして、本発明において、前記トレイの車両後方側の縦壁が倒れた状態において、前記爪部の下方を向いた面が、前記トレイの後端部の底面よりも下方に膨らむ形状に形成されている。
さらに、本発明において、前記トレイの車両後方側の縦壁を倒した状態での上面には、上方に向かって凸となるリブ部が設けられている。
また、本発明において、前記トレイの車両後方側は開放端となっており、該開放端の側面の縦壁と底面との境界には、前記トレイの内部に突出する凸状部が形成されている。
また、本発明において、前記シートクッションのクッションフレームの車両前方側は、車幅方向に延設する前部フレームを備え、前記収納用アンダーボックスの車両前方側に位置する縦壁の前記前部フレームと当接する箇所には、弾性変形可能なリブが設けられ、該リブが弾性変形した状態で、前記収納用アンダーボックスの前記縦壁が前記前部フレームに当接するように構成されているので、リブが変形状態から元に戻ろうとする反力により、収納用アンダーボックスが前部フレーム側に押し付けられ、収納用アンダーボックスのクッションフレームに対する車両前後方向の動きをより一層規制することができる。
さらに、本発明において、前記収納用アンダーボックスの前記ガイド部を配置した箇所には穴が設けられ、該穴から前記ガイド部を前記収納用アンダーボックスの内部に露出させることによって、前記トレイが前記ガイド部に取付けられているので、クッションフレームとトレイとの間に収納用アンダーボックスがガイド部を介して挟まれた状態となり、トレイにより収納用アンダーボックスが上方に移動することを抑制でき、収納用アンダーボックスのクッションフレームへの保持が可能となる。それに加えて、トレイを外さないと収納用アンダーボックスをクッションフレームから取り外せなくなるため、トレイが収納用アンダーボックスのクッションフレームへの固定機構としての役割を果たすことになり、別途収納用アンダーボックスのクッションフレームへの固定機構を設ける必要がなくなる。
なお、本発明において、前記トレイの深さが前記収納用アンダーボックスよりも浅く形成されていれば、トレイに収納した小物の車両走行時の挙動をより一層小さく抑えることができる。
さらに、本発明において、前記トレイの車両後方側の縦壁が倒れた状態において、前記爪部の下方を向いた面が、前記トレイの後端部の底面よりも下方に膨らむ形状に形成されているので、トレイの車両後方側の縦壁に対して車両前方の力が加わっても、下方に膨らむ形状の爪部の面が前記トレイの後端部の底面に引っ掛かり、爪部が係止部から容易に抜けないようにすることができる。
また、本発明において、前記トレイの車両後方側の縦壁を倒した状態での上面には、上方に向かって凸となるリブ部が設けられているので、トレイの上にバスケットを載せた際に、縦壁上面のリブ部でバスケットの底面のリブを受けることになり、当該縦壁の他の平面にバスケットの底面のリブが当接するのを防ぎ、縦壁全体の傷付きを防止することができる。
そしてまた、本発明において、前記トレイの車両後方側は開放端となっており、該開放端の側面の縦壁と底面との境界には、前記トレイの内部に突出する凸状部が形成されているので、車両走行中のバスケットの車幅方向の位置を安定させた状態で、当該バスケットをトレイおよび収納用アンダーボックスの上に載せることができる。しかも、トレイの後端部は開放形状となっているため、トレイの後端部に固定した縦壁がある場合に比べて剛性面で不利になりやすくなっても、左右両側の凸状部の存在によってトレイの後端の角部を補強することができる。
図1〜図7は本発明に係る車両用シートの物入れ構造の実施の形態を示している。本実施形態の車両用シート1は、図1および図2aに示す如く、乗員が着座するシートクッション2と、着座した乗員の背部を受けるべく、シートクッション2の後端部にリクライニング機構(図示せず)を介して設けられるシートバック3とから構成されており、シートクッション2の下方には、荷物収納スペースSを備えている。
また、クッションフレーム4は、図5aおよび図5bに示す如く、左右一対のサイドフレーム4aの前後端部相互間に掛け渡される前部パイプ4bおよび後部パイプ4cを備えている。
さらに、図2b、図2cおよび図2dに示す如く、収納用アンダーボックス9の前側の壁の前部パイプ4bに接する箇所には、前部パイプ4bと当接して車両後方側に弾性変形する左右一対のリブ9bが設けられていても良い。これらリブ9bは、収納用アンダーボックス9の前側の壁を、一辺を残して切り欠いた形状とすることにより、容易に形成することが可能である。このようなリブ9bを設けたことにより、図2cおよび図2dに示す如く、収納用アンダーボックス9をクッションフレーム4に配置する際に、前部パイプ4bが収納用アンダーボックス9の凹形状部分に嵌合され、リブ9bが車両後方に撓むため、当該リブ9bが変形状態から元に戻ろうとする反力により、収納用アンダーボックス9が前部パイプ4bに押し付けられることになる。その結果、収納用アンダーボックス9のクッションフレーム4に対する車両前後方向の動きを規制することができる。
一方、弾性変形するリブ9bを収納用アンダーボックス9に一体で設ける代わりに、収納用アンダーボックス9の前側の壁の前部パイプ4bに接する箇所には、ゴムやスポンジなどの別部品を付設したりすることで、同様の機能を持たせることができるが、収納用アンダーボックス9に弾性変形するリブ9bを一体で設けた場合は、部品点数や組付け工数の削減などの面で好ましい。
また、リブ9bとしては、クッションフレーム4の前部パイプ4bに当接した時に容易に塑性変形する、所謂「潰しリブ」を設けても良いが、弾性変形するリブ9bを設けた場合は、リブ9bの撓みにより大きな反力を発生させることが可能となるため、収納用アンダーボックス9の車両前後方向の動きを規制する効果がより高められる。
なお、収納用アンダーボックス9は、クッションフレーム4に対して必ずしも着脱可能である必要はなく、クッションフレーム4に着脱不能に固定されていてもよい。
収納用アンダーボックス9の段部9aの上面は、車両搭載状態で水平に設定され、トレイ10のガイド部材14が車両後方へ向かってやや下り傾斜に設定されているので、トレイ10の引き出し動作で、トレイ10が収納用アンダーボックス9の段部9aの上面から離れる方向に移動することとなる。これによって、トレイ10と段部9aの上面との摩擦抵抗が回避でき、トレイ10の引き出し操作が容易となる。
また、トレイ10の車両後方側は、その格納状態で、図2aに示すように、収納用アンダーボックス9の開口上に位置している。格納状態では、収納用アンダーボックス9の段部9aがトレイ10の車両後方側の下方に存在しないため、トレイ10の収納空間を犠牲にすることなく、トレイ10の裏面にリブ等の補強部材を配置することが可能となり、トレイ10の強度アップが可能となる。これは、前述したガイド部材14の角度の設定により、トレイ10の引き出し動作で、トレイ10が収納用アンダーボックス9の段部9aの上面から離れる方向に移動するため、トレイ10の裏面にリブ等の補強部材を設けても、段部9aとの干渉が回避できるからである。
また、収納用アンダーボックス9の前後端部は、図2aに示す如く、トレイ10と押え部材15とによって、上方から押え付けられるようになっている。このため、トレイ10のガイド溝11は、クッションフレーム4側のガイド部材14に嵌合して支持された状態で、底面が収納用アンダーボックス9の段部9aの上面に当接するような高さ位置に設けられている。また、押え部材15は、弾力性を有するゴム材などによって形成され、収納用アンダーボックス9の後方側開口縁部に当接する高さで、シートクッション2の後端部下面の左右両側に突設されている。したがって、収納用アンダーボックス9の前端部は、クッションフレーム4の前部パイプ4b上に載置保持された状態で前部パイプ4bとトレイ10とによって挟持され、収納用アンダーボックス9の後端部は、クッションフレーム4の後部パイプ4c上に載置保持された状態で後部パイプ4cと押え部材15とによって挟持されることになり、収納用アンダーボックス9およびトレイ10は、車両走行中にガタ付くことなく、シートクッション2の下方に配置されることになる。
しかも、トレイ10を押し込んだ格納位置では、トレイ10の裏面に収納用アンダーボックス9の段部9aが当接しトレイ10の底面を支えるため、荷物の重さによるトレイ10の変形を防止でき、トレイ10の強度に特別な配慮をする必要がなくなる。
一方、トレイ10に小型の荷物であるCD等の小物を収納したり、或いはトレイ10内の小物を取出したりする場合は、シートクッション2を持ち上げて起立させることなく、また着座したままでも、トレイ10のみをシートクッション2の下から車両前方側に引き出して配置する(図1参照)。すると、トレイ10の上面が開口することになるから、小物をトレイ10内に収納したり、或いは収納した小物をトレイ10から取出すことが可能となる。そして、小物の出し入れが終わったら、トレイ10を車両後方へ向けてシートクッション2の下方の元の位置まで押し込むと、トレイ10の上面開口がシートクッション2により塞がれることになる(図2a参照)。
近頃、大手の食料品スーパーなどでは、店内で使用するバスケットと同形状で、識別のために異なる色や識別マークを施したバスケットを個人で購入可能とし、この個人用のバスケットを買い物客に持参させ、レジで支払いの際、買った物を当該個人用のバスケットに入れ、そのままバスケットごと持ち帰ることができるサービスを行っている店がある。
そこで、このようなシステムを利用するユーザーが、個人用のバスケットを車内に安定した状態で置けるように、本発明では、以下のような構造を備えている。
すなわち、本発明の実施形態に係る車両用シート1の物入れ構造では、図5dに示すように、トレイ10をシートクッション2の内部に収納した状態で、トレイ10の前側の縦壁10aと収納用アンダーボックス9の開口部付近の後側縦壁9dとの距離が、バスケット16の下方の長辺と略等しい長さとなるように設定されている。一方、トレイ10の車両幅方向の左右一対の縦壁10c間の距離は、バスケット16の下方の短辺と略等しい長さとなるように設定されている。したがって、バスケット16の底面の前側はトレイ10の底面に支持され、バスケット16の底面の後側は収納用アンダーボックス9の開口部周辺の後側縦壁9dの手前側に設けた溝部9e(図2a参照)に支持されており、起立したシートクッション2の裏面とシートバック3の前面との間にバスケット16を収納させることが可能となっている(図7a参照)。
ところで、このような状態でバスケットを収納用アンダーボックス9およびトレイ10の上に載せるためには、トレイ10の車両後方側の縦壁10bがバスケットの底面に干渉し、バスケットを安定して載せることができない。そのため、本発明では、図6a〜図6kに示すように、買い物用のバスケットを収納用アンダーボックス9の開口縁部に載せ得るように、トレイ10の車両後方側の縦壁10bを車両前方側へ向かって前倒し可能な構造にしている。当該縦壁10bの前倒し機構の詳細を以下に述べる。
縦壁10bの前倒し機構の詳細を述べると、トレイ10の後端部の底面と縦壁10bの下端部との間には複数(本実施形態では2箇所)のヒンジ機構10dが設けられている。このヒンジ機構10dは、図6fに示す如く、トレイ10の後端部の底面に係止部10eを設けると共に、図6gおよび図6hに示す如く、トレイ10の車両後方側の縦壁10bの下端部に下方へ開口した爪部10fを設け、該爪部10fを係止部10eに上方より押し込んで係合させることにより、トレイ10の車両後方側の縦壁10bを回動可能に取付けるように構成されている(図6iおよび図6j参照)。このため、本実施形態の係止部10eは、車幅方向に間隔を置いて配置される左右一対の平行なバー10e1と、該バーの後端部に接続され爪部10fに差し込まれる係止バー10e2とを有する矩形の環状に形成されている。
しかも、爪部10fの車両前方側の面は、図6iに示す如く、トレイ10の車両後方側の縦壁10bを立てた際、トレイ10の後端部に当接するような形状に形成されている。これによって、トレイ10の車両後方側の縦壁10bが車両後方側に倒れないようにすると共に、当該縦壁10bに対して車両後方への負荷が掛かった場合、爪部10fの車両前方側にはその開口を閉じさせるような荷重が掛かることにより、トレイ10の本体から縦壁10bが抜け出るのを防止する効果が得られる。
また、爪部10fは、トレイ10の車両後方側の縦壁10bが前方に倒れた状態において、図6jに示す如く、その下方を向いた表面がトレイ10の後端部の底面よりも下方に膨らむ形状に形成されており、これによって、当該縦壁10bが車両前方側の力を受けても、爪部10fが係止部10eから容易に抜けないようになっている。それに加えて、縦壁10bの下端にも、開口側に回り込むようなフランジ10gが形成されており、該フランジ10gによって、係止部10eから爪部10fが抜けるのを防止している。したがって、図6jの矢印の方向に回動させながら縦壁10bを車両前方側に引かない限りは、縦壁10bがトレイ10の本体から外れないので、バスケット16からの荷重により意図せずに縦壁10bが外れてしまうのをより一層防ぐことが可能となる。
一般に、バスケット16の裏面には、図7dに示す如く、下方へ端面が位置する複数の細いリブ16aが設けられている場合が多い。このため、トレイ10の底面よりも一段高くなっている縦壁10bの後面、つまり車両前方へ倒した際の上面がバスケット10のリブ16aに当接しやすい。したがって、前倒し状態の縦壁10bの上面が均一な平坦面になっている場合には、バスケット10のリブ16aにより、面全体が傷付き、外観を悪化させるおそれがある。
そこで、本発明の実施形態の物入れ構造では、図6a〜図6e、図6k、図7dおよび図7eに示すように、縦壁10bを車両前方へ倒した際に、上方へ向かって凸となるリブ部10hが縦壁10bの後面に設けられている。これにより、トレイ10の上にバスケット16を載せた際に、図7a〜図7eに示す如く、リブ部10hでバスケット16の底面のリブ16aを受けることになり、縦壁10bの他の平面にバスケット16の底面のリブ16aが当接するのを防ぎ、縦壁10bの全体の傷付きを防止することができる。しかも、リブ部10hは、上端の細い面でバスケット16の底面のリブ16aを受けるため、仮に傷が付いても目立ちにくく、外観を損ねるおそれがない。
なお、縦壁10bの傷付き防止のための形状は、リブ形状に限定されものではなく、リブ部10hの代わりに丸ビードを設けても同様の機能を奏することができる。
図6dおよび図6eに示すように、トレイ10の車両後方側は開放端となっており、該開放端の左右両側面の縦壁10cと底面との境界である後端箇所には、トレイ10の内部に突出する凸状部10iが形成されている。これにより、バスケット16をトレイ10に載せた際、図7fおよび図7gに示す如く、バスケット16の下方の左右両側面に凸状部10iを当接させることが可能となり、車両走行中のバスケット16の車幅方向(左右方向)の位置を安定させた状態で載せることができる。
他方、トレイ10の車両後方側は開放端となっているため、後端部に固定した縦壁がある場合に比べて、剛性面で不利になりやすいが、当該凸状部10iを左右両側に設けることにより、トレイ10の車両後方側に位置する後端の角部を補強する効果を得ることができる。なお、バスケット16の車幅方向(左右方向)の位置決めとして、バスケット16の裏面形状に合わせてトレイ10の車両後方側に設ける凸状部10iの形状は、箱形の形状に限らず、フランジ(縦壁)形状やリブ形状でも同様の機能を奏することができる。
例えば、収納用アンダーボックス9およびトレイ10の形状は、既述の実施形態のものに限られず、荷物収納スペースSの形状および大きさなどに対応して適宜選択することができる。
2 シートクッション
4 クッションフレーム
4a サイドフレーム
4b 前部パイプ
4c 後部パイプ
5,6 ヒンジ機構
9 収納用アンダーボックス
9b リブ
10 トレイ
10a〜10c 縦壁
10d ヒンジ機構
10e 係止部
10f 爪部
10h リブ部
10i 凸状部
11 ガイド溝
14 ガイド部材
15 押え部材
16 バスケット
S 荷物収納スペース
Claims (10)
- シートクッションの下方に荷物収納スペースを備え、前記シートクッションを起立させることにより前記荷物収納スペースを使用可能とした車両用シートの物入れ構造において、
前記シートクッションの下方に上方を開口した凹形状の収納用アンダーボックスを設け、該収納用アンダーボックスによって前記荷物収納スペースを形成すると共に、前記収納用アンダーボックスの車両前方側の開口縁部には、他の開口縁部に対して一段下がった段部が設けられ、該段部の上面には、前記収納用アンダーボックスとは別個に設けたトレイを車両前後方向へ沿ってスライド可能に配置することにより、前記シートクッションを持ち上げて起立させることなく、前記トレイのみを前記シートクッションの下から車両前方側に引き出すことにより、小型の荷物の出し入れが可能となるように構成し、
前記トレイは前後左右の4辺が縦壁によって囲まれており、前記トレイの車両後方側の縦壁は、車両前方に前倒し可能に構成することにより、起立した前記シートクッションの裏面と前記シートのシートバックの前面との間に買い物用バスケットを収納したとき、該バスケットの底面の前側が前記トレイの底面に支持されていることを特徴とする車両用シートの物入れ構造。 - 前記シートクッションのクッションフレームには、前記トレイを案内するガイド部を配設し、該ガイド部材に対応する前記収納用アンダーボックスの左右両側の縦壁には穴を設け、該穴から前記ガイド部材を前記収納用アンダーボックスの内部に露出させ、前記ガイド部材を前記トレイのガイド溝に嵌め込むことにより、前記収納用アンダーボックスが前記クッションフレームと前記トレイとの間に前記ガイド部材を介して挟まれた状態となることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記ガイド部は車両後方へ向かってやや下り傾斜に設けられており、前記収納用アンダーボックスの段部の上面に位置する状態では、前記トレイがほぼ水平に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記シートクッションのクッションフレームの車両前方側は、車幅方向に延設する前部フレームを備え、前記収納用アンダーボックスの車両前方側に位置する縦壁の前記前部フレームと当接する箇所には、弾性変形可能なリブが設けられ、該リブが弾性変形した状態で、前記収納用アンダーボックスの前記縦壁が前記前部フレームに当接するように構成されていることを特徴とする請求項1または3に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記収納用アンダーボックスの前記ガイド部を配置した箇所には穴が設けられ、該穴から前記ガイド部を前記収納用アンダーボックスの内部に露出させることによって、前記トレイが前記ガイド部に取付けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記トレイの深さは、前記収納用アンダーボックスよりも浅く形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記トレイの車両後方側の縦壁の前倒し機構は、前記トレイの後端部に係止部を設けると共に、前記トレイの車両後方側の縦壁の下端に下方へ開口した爪部を設け、該爪部を前記係止部に係合させることにより、前記トレイの車両後方側の縦壁を回動可能とし、前記爪部の車両前方側の面が前記トレイの後端部に当接するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記トレイの車両後方側の縦壁が倒れた状態において、前記爪部の下方を向いた面が、前記トレイの後端部の底面よりも下方に膨らむ形状に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記トレイの車両後方側の縦壁を倒した状態での上面には、上方に向かって凸となるリブ部が設けられていることを特徴とする請求項7または8に記載の車両用シートの物入れ構造。
- 前記トレイの車両後方側は開放端となっており、該開放端の側面の縦壁と底面との境界には、前記トレイの内部に突出する凸状部が形成されていることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の車両用シートの物入れ構造。
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