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JP5062017B2 - 組込み型誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、主に家庭用のキッチンに組み込まれる組込み型誘導加熱調理器に関し、特に天面の調理面を構成するトッププレートをキッチン天面と略同一面にし、開口穴のないフラット構成の組込み型誘導加熱調理器に関するものである。
従来、この種の組込み型誘導加熱調理器は、加熱調理面を構成するガラスプレートの端面を金属フレームで覆い、キッチン天面の上に鍋を載置するように構成したものが一般的である(例えば、特許文献1参照)。
図6、図7は、特許文献1に記載された従来の組込み型誘導加熱調理器を示すものである。
図6、図7に示すように本体ユニット50は外郭ケース51の中に3口の誘導加熱装置52と冷却装置53と制御装置54を配設して構成し、トップユニット55はトップフレーム56の下方にトッププレート57とさらにその下方にアンダーフレーム58を配設し、トップフレーム56とトッププレート57とアンダーフレーム58を互いに接着、かしめて固定している。
ここで本体ユニット50の上方開口部を覆うようにトップユニット55を載置して、アンダーフレーム58に溶接された取付金具59で外郭ケース51とビス締め固定され、キッチン天面60に配設されたキッチン穴開口61に本体ユニット50が収まり、キッチン天面60の上にアンダーフレーム58が載置されるようにキッチンに組み込まれる。
このとき、トッププレート57下方に配設された誘導加熱装置52の加熱部62は、三角状に配設されトップユニット55の天面後方に冷却装置53で外気を取り込むための吸気口63と内部冷却後の熱気を外に排出するための排気口64を配設している。
定められたキッチンモジュールに対して、トップユニット55と非調理スペース65が配設されている。
特開2006−200837号公報
しかしながら、前記従来の構成では、キッチン天面60にアンダーフレーム58が載置されているため、トップユニット55を構成するトップフレーム56とトッププレート57とアンダーフレーム58とを重ねた少なくとも10mm程度の厚み分だけ、トップユニット55の全周でキッチン天面60との段差を生じ、調理時や、清掃時にお手入れ性や使い勝手が悪いという課題を有していた。
また、トッププレート57下方に配設された誘導加熱装置52の加熱部62は、三角状に配設され、トップユニット55の天面後方に吸気口63と排気口64を配設しているため、トップユニット55の奥行寸法が大きくなり、定められたキッチンモジュールに対して非調理スペース65が狭くなり、調理前の下ごしらえスペースが近くにないとか、調理物を入れる皿を近くに置くことができないなど、料理全般を考えたキッチンスペースとして、不便で使い勝手が悪いという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、キッチン天面との段差が極めて小さいフラット構成とし、キッチン手前の非調理スペースを広く確保して使い勝手がよく、デザイン性に優れた組込み型誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の組込み型誘導加熱調理器は、アンダーフレームの上にトッププレートを載置して接着固定し、トッププレートの端面を全周コの字状に覆うトップフレームをトッププレートとアンダーフレームに嵌合させ、キッチン穴開口に段落ち部を設けてアンダーフレームの下面を段落ち部に載置することで、キッチン天面とトッププレートの上面が段差のない略同一面となり、かつトッププレートおよびキッチン天面とトップフレームの段差が極めて小さくなり(例えば、略1mm)になり、すっきりしたフラットなデザイン性、清掃性に優れたものとなる。
さらに、トッププレート57下方に配設された複数の誘導加熱装置52の加熱部62をトッププレート57の中心より奥側に横一列に配列することで、非調理スペース65を格段に広く使うことができ、下ごしらえから皿への盛り付けまでの料理全般を考えたキッチンスペースとして、便利で使い勝手のよい組込み型誘導加熱調理器となる。
本発明の組込み型誘導加熱調理器は、アンダーフレームの上にトッププレートを載置して接着固定し、トッププレートの端面を全周コの字状に覆うトップフレームをトッププレートとアンダーフレームに嵌合させ、キッチン穴開口に段落ち部を設けてアンダーフレームの下面を段落ち部に載置することで、キッチン天面とトッププレートの上面が段差のない略同一面となり、かつトッププレートおよびキッチン天面とトップフレームの段差が小さくなることで、すっきりしたフラットなデザイン性、清掃性に優れたものである。
さらに、トッププレート下方に配設された複数の誘導加熱装置の加熱部をトッププレートの中心より奥側に横一列に配列することで、非調理スペースを格段に広く使うことができ、下ごしらえから皿への盛り付けまでの料理全般を考えたキッチンスペースとして、便利で使い勝手のよい組込み型誘導加熱調理器を提供することができる。
第1の発明は、外郭ケースの中に誘導加熱装置と冷却装置と制御装置を配設してなる本体ユニットと、トッププレート下面をアンダーフレームで支持して接着固定し、前記トッププレートの端面は調理面と鉛直になるように全周平滑面を形成し、前記トッププレートの端面全周を覆うように断面をコの字形状としたトップフレームを前記トッププレートと前記アンダーフレームに前記トッププレートの平滑面に沿って隙間なく嵌合させたトップユニットを具備して、前記本体ユニットの上方開口部を覆うように前記トップユニットを載置、固定してなる構成において、前記トッププレートの上面はキッチン天面と略同一平面を構成するように前記キッチン天面に段落ち部を構成して前記トップユニットの下面を前記段落ち部に載置し、上から見た前記トップフレームの幅が4mm以下で、かつ、前記トッププレートおよび前記キッチン天面と前記トップフレームの最高位との段差が略1mmになるように前記トップフレームが突出する構成とし、前記トッププレートの下方に複数個の前記誘導加熱装置の加熱部を配設し、かつ前記トッププレートの奥行方向の中心よりも奥側に略横一列に前記加熱部を配列することで前記トップユニットの手前側の前記キッチン天面に作業ができる非調理スペースを確保した構成とすることにより、キッチン天面とトッププレートの上面が段差のない略同一面となり、かつトップフレームとトッププレート、トップフレームとキッチン天面の段差が略1mmになることですっきりしたフラットなデザイン性、清掃性に優れた組込み型誘導加熱調理器とすることができ、トッププレート面とキッチン天面との境界が段差でわかり、熱くなったフライパンや鍋を不用意にキッチン天面に置き放つことがなく、人口大理石などでできたキッチン天面を変形させたり、変色させていためることを防止することができる。
またトッププレート端面をトップフレームで覆い、ガラスの割れや欠けから保護しかつ
キッチン天面より略1mm上に位置するのでキッチン開口端面も傷つくことがなく安心して長期間使用することができる。
さらに、トッププレート下方に配設された複数の誘導加熱装置の加熱部をトッププレートの中心より奥側に横一列に配列することで、非調理スペースを格段に広く使うことができ、調理場から移動する手間がなく下ごしらえから皿への盛り付けまでの料理全般を考えたキッチンスペースとして、便利で使い勝手のよい組込み型誘導加熱調理器を提供することができる。
また、略同一面を構成するトッププレートとキッチン天面の境界部材としてデザイン性を損なうことなく、段差を構成することができ、熱くなったフライパンや鍋を不用意にキッチン天面に置き放つことがなく、人口大理石などでできたキッチン天面を変形させたり、変色させていためることがなく、安心して長期間使用することができる。
の発明は、特に、第1の発明の一つのトップフレームの下面全周にシーリング部材を接着固定して前記キッチン天面の前記段落ち部に当接させ、前記トップフレームと前記キッチン天面との隙間を湿式のシーリング剤で固着することにより、トップフレームとキッチン天面との隙間をきれいに埋めて、ごみや煮汁が溜まることがなくデザイン性を損な
うことなく清掃性を高めることができる。
また、万が一微細な隙間から水等が浸入してもトップフレームの下方全周に接着固定されたシーリング部材により、キッチン内部に水等が侵入することなく、安心して調理をすることができる。
の発明は、特に、第1の発明の本体ユニットは、3口以上の誘導加熱装置を有する場合に、両側に位置する前記誘導加熱装置以外の前記誘導加熱装置に揚げ物温調機能を付加することにより、キッチンのどちら側に壁面が配置されても揚げ物調理による壁面への油の飛散や油煙による汚れなどを気にせず、快適に揚げ物調理をすることができる。
の発明は、特に、第1の発明の1つのトッププレートは光透過型の生地が白色のプレートで、LEDの光を透過しかつ前記本体ユニットの内蔵部品が見えない結晶化ガラスで構成することにより、白色を基調とする人口大理石にベストマッチしたトッププレート色としてデザイン性が向上し、新しいキッチンデザインを提案することができる。
また、透明なトッププレートに印刷する従来のものに比べ、価格が安価で印刷はがれや変色がなく信頼性の高い誘導加熱調理器を提供することができる。
の発明は、特に、第の発明のトッププレートに光を透過させる集光シートを前記LED発光源近傍に配設することにより、LEDの発光輝度を低下させることなくトッププレート面に透過、表示させることができ、視認性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図、図2は本発明の第1の実施の形態における組込み型誘導加熱調理器のキ
ッチン組込み時の斜視図を示すものである。
図1、図2において、本体ユニット1aは外郭ケース2aの中に鉄なべ系加熱用の誘導加熱装置3aと制御装置4aと冷却装置5aを内蔵して配設している。
本体ユニット1bは、外郭ケース2bの中にアルミなべ系加熱用の二つの誘導加熱装置3bと二つの制御装置4bと二つの冷却装置5bを内蔵して配設している。
次にトップユニット6は一つのトッププレート7と一つのアンダーフレーム8およびトップフレーム9で構成され、アンダーフレーム8にトッププレート7を載置して接着固定し、コの字形状のトップフレーム9でトッププレート7の端面を覆いアンダーフレーム8とツメ係止で嵌合し、さらにトッププレート7の端面に接着剤を塗布して接着している。
このときトッププレート7とトップフレーム9の段差が略1mmとなるよう構成している。ここで本体ユニット1aと本体ユニット1bを連設して、その上方開口部を覆うようにトップユニット6を載置し、外郭ケース2aと外郭ケース2bの左右側面に固定された支持金具11とアンダーフレーム8をビス締め固定して、一体の誘導加熱調理器本体10を構成している。
このときそれぞれの誘導加熱装置3a、3bはトッププレート7の下方に横一列に配列され、トッププレート7の奥行方向の中心に対して奥側に配設されている。
この誘導加熱調理器本体10をキッチン12に組み込む際にキッチン天面13に配設したキッチン穴開口14の段落ち部15にトップフレーム9の下面を載置、嵌合して互いの隙間をシーリング剤16で埋めて固定している。
このときキッチン天面13とトッププレート7は略同一面で、キッチン天面13とトップフレーム9は段差略1mmでトップフレーム9が突出した構成になっている。キッチン天面13の手前に構成した前垂れ部17とトップユニット6との間の非調理スペース18を配設し、キッチン天面13の手前側面に操作部ユニット19を配設して、電気的に制御装置4aと4bに接続している。
以上のように構成された組込み型誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
まず、トップユニット6のトッププレート7の上面は、キッチン天面13と段差のない同一平面で構成され、トップフレーム9との段差がわずか1mmで隙間をシーリング剤16で埋めているため、調理面およびその周辺に凹凸がなくすっきりきれいなデザインとなり、調理時の汚れや吹きこぼれをむらなくきれいに清掃できるよう作用する。
またトッププレート7の面とキッチン天面13との境界がトップフレーム9の段差で確実にわかり、熱くなったフライパンや鍋を不用意にキッチン天面13に置き放つことがなく、人工大理石などでできたキッチン天面13を変形させたり、変色させていためることがないように作用する。
またトッププレート7の端面をトップフレーム9で覆い、ガラスの割れや欠けから保護しかつキッチン天面より1mm上に位置するのでキッチン開口端面も傷つくことがなく安心して長期間使用することができるよう作用する。
また、誘導加熱装置3a、3bが横一列に配列され十分広い間隔を確保されていること
で、調理しやすくなべの移動もスムーズにできるよう作用する。
さらに定められたキッチンの奥行モジュールに対して誘導加熱装置3a、3bをトッププレート7の奥行方向の中心より奥側に配設することで、キッチン天面13の非調理スペース18をまな板が置ける程度に広く確保することができ、具材の下ごしらえから調理物の皿への盛り付けまで調理する傍らで作業でき、頻繁に移動する手間が省け便利で使い勝手のよい誘導加熱調理器を提供できるよう作用する。
なお、本体ユニット1aを構成する誘導加熱装置3aは、鉄なべ系加熱用、本体ユニット1bを構成する誘導加熱装置3bは、アルミなべ系加熱用としているが、機能、仕様に合わせて種々の組合せの仕様となることは言うまでもない。
(実施の形態2)
図3は、本発明の第2の実施の形態における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図である。なお、本実施の形態2の基本構成は実施の形態1と同様であるので、その同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。
また、実施の形態1と同じ機能には同じ符号を付してその説明を省略する。
図3において、本実施の形態の特徴は、実施の形態1のトッププレート7の端面コーナーを全周C0.7程度の面取り加工を施し、端面を調理面と鉛直かつ平滑な面となるよう加工している。
このトッププレート7の端面形状に沿って隙間なくコの字形状のトップフレーム9でトッププレート7を覆い、アンダーフレーム8の嵌合穴20にトップフレーム9の係止ツメ21を嵌合して機械的に保持し、さらにトッププレート7とアンダーフレーム8の間およびトッププレート7とトップフレーム9に間に熱硬化型の接着剤を塗布して固定している点である。
以上のように構成された組込み型の誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
トッププレート7の端面が調理面に対して鉛直かつ平滑に加工され、それに沿ってトップフレーム9を嵌合するので、必要最小限のトッププレートとの接着代を確保することにより、上から見たときのトップフレーム9の幅寸法を従来に比べて4mm以下と小さくすることができ、フラットキッチンの中でデザイン性を損なうことなくキッチン天面13とトッププレート7との境界として、トップフレーム9の段差を使用者に意識させるよう作用する。
(実施の形態3)
図4は、本発明の第3の実施の形態における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図である。なお、本実施の形態3の基本構成は実施の形態1と同様であるので、その同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また実施の形態1と同じ機能には同じ符号を付してその説明を省略する。
図4において本実施の形態の特徴は、実施の形態1のトップフレーム9の下面に接着テープ付のシーリング部材30を貼り付けてキッチンの段落ち部15に載置、接合した後トップフレーム9とキッチン天面13の間の隙間全周に自然硬化型の湿式のシーリング剤31を塗布固定している点である。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
トップフレーム9とキッチン天面13との隙間をきれいに埋めて、ごみや煮汁が溜まることがなくデザイン性を損なうことなく清掃性を高めることができる。
また、万が一微細な隙間から水等が浸入してもトップフレーム9の下方全周に接着固定されたシーリング部材30により、キッチン内部に水等が侵入することなく、安心して調理をすることができるように作用する。
(実施の形態4)
図1により本発明の第4の実施の形態を説明する。なお、本実施の形態4の基本構成は実施の形態1と同様であるので、その同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また実施の形態1と同じ機能には同じ符号を付してその説明を省略する。
図1において、本実施の形態の特徴は、実施の形態1の本体ユニット1bの2つの誘導加熱装置3bのうち、トッププレート7の中央に位置する側の誘導加熱装置3bに対応する側の制御装置4bに揚げ物温調機能を付加している点である。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
キッチンのどちら側に壁面が配置されても、壁面から離れたトッププレート7の略中央に位置して調理ができるため、揚げ物調理による壁面への油の飛散や油煙による汚れなどを気にせず、快適に揚げ物調理をすることができるよう作用する。
(実施の形態5)
図2により本発明の第5の実施の形態を説明する。
なお、本実施の形態5の基本構成は実施の形態1と同様であるので、その同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また実施の形態1と同じ機能には同じ符号を付してその説明を省略する。
図2において、本実施の形態の特徴は、トッププレートを光透過型の生地が白色の結晶化ガラス製としている点である。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。
LEDの光を透過しかつ本体ユニットの内蔵部品が見えない生地が白色の結晶化ガラスで構成することにより、白色を基調とする人口大理石にベストマッチしたトッププレート色としてデザイン性が向上し、新しいキッチンデザインを提案することができ、また透明なトッププレートに印刷する従来のものに比べ、価格が安価で印刷はがれや変色がなく信頼性の高い誘導加熱調理器を提供することができるように作用する。
(実施の形態6)
図5は、本発明の第6の実施の形態における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図である。なお、本実施の形態6の基本構成は実施の形態5と同様であるので、その同様な部分の説明は省略し、相違点を中心に説明する。また実施の形態1と同じ機能には同じ符号を付してその説明を省略する。
図5において、本実施の形態の特徴は、実施の形態5のトッププレート7の直下にLED取付台40を配設し、LED取付台40に組み込まれたLED41の発光範囲をトップ
プレート7上で絞るための集光板42をLED取付台40の上部に配設している。
ここで制御装置4a、4bの制御によりLED41が動作して、トッププレート7の表面に所定の色で発光投影される点である。
以上のように構成された誘導加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。従来のLEDでは拡散板を用いて発光範囲を広げ、所定の範囲拡散させるが、本実施の形態の生地が白色の結晶化ガラスでは、輝度が著しく低下してトッププレート7上では発光がはっきり視認できない。
本実施の形態の集光板42をLED取付台40の上部に配設することにより、LED41の発光による拡散を集光して絞り込み、輝度を上げてトッププレート7の表面に透過、表示させることができ視認性を向上させることができるよう作用する。
以上のように、本発明にかかる組込み型加熱調理器は、一般家庭のキッチンに段落ち部を有して組み込まれる全ての誘導加熱調理器に適用できる。
本発明の実施の形態1および4における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 本発明の実施の形態1および5における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の斜視図 本発明の実施の形態2における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 本発明の実施の形態3における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の要部断面図 本発明の実施の形態6における組込み型誘導加熱調理器のキッチン組込み時の斜視図 従来の組込み型誘導加熱調理器の要部断面図 従来の組込み型誘導加熱調理器の斜視図
符号の説明
1a、1b 本体ユニット
2a、2b 外郭ケース
3a、3b 誘導加熱装置
4a、4b 制御装置
5a、5b 冷却装置
6 トップユニット
7 トッププレート
8 アンダーフレーム
9 トップフレーム
10 誘導加熱調理器本体
13 キッチン天面
14 キッチン穴開口
15 段落ち部

Claims (5)

  1. 外郭ケースの中に誘導加熱装置と冷却装置と制御装置を配設してなる本体ユニットと、トッププレート下面をアンダーフレームで支持して接着固定し、前記トッププレートの端面は調理面と鉛直になるように全周平滑面を形成し、前記トッププレートの端面全周を覆うように断面をコの字形状としたトップフレームを前記トッププレートと前記アンダーフレームに前記トッププレートの平滑面に沿って隙間なく嵌合させたトップユニットを具備して、前記本体ユニットの上方開口部を覆うように前記トップユニットを載置、固定してなる構成において、前記トッププレートの上面はキッチン天面と略同一平面を構成するように前記キッチン天面に段落ち部を構成して前記トップユニットの下面を前記段落ち部に載置し、上から見た前記トップフレームの幅が4mm以下で、かつ、前記トッププレートおよび前記キッチン天面と前記トップフレームの最高位との段差が略1mmになるように前記トップフレームが突出する構成とし、前記トッププレートの下方に複数個の前記誘導加熱装置の加熱部を配設し、かつ前記トッププレートの奥行方向の中心よりも奥側に略横一列に前記加熱部を配列することで前記トップユニットの手前側の前記キッチン天面に作業ができる非調理スペースを確保した組込み型誘導加熱調理器。
  2. 前記トッププレートの端面は調理面と鉛直になるように全周平滑面を形成し、前記トップフレームの断面はコの字形状で前記トッププレートの平滑面に沿って隙間なく嵌合し、上から見た前記トップフレームの幅を4mm以下にしてなる請求項1に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  3. 前記トップフレームの下面全周にシーリング部材を接着固定して前記キッチン天面前記段落ち部に当接させ、前記トップフレームと前記キッチン天面との隙間を湿式のシーリング剤で固着してなる請求項1に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  4. 前記本体ユニットは、3口以上の誘導加熱装置を有する場合に、両側に位置する前記誘導加熱装置以外の前記誘導加熱装置に揚げ物温調機能を付加した請求項1に記載の組込み型誘導加熱調理器。
  5. 前記トッププレートに光を透過させる集光シートを前記LED発光源近傍に配設した請求
    に記載の組込み型誘導加熱調理器。
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