JP5055643B2 - 撮像素子および画像撮像装置 - Google Patents
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Description
そこで、R,G,Bのカラーフィルタを用いた撮像素子ではその撮像素子の前面にIRカットフィルタを設けて、R,G,Bのカラーフィルタを透過した光にIR波長領域の光が含まれないようにすることで、色再現性を向上させている。しかし、このIRカットフィルタは、IR波長領域の光をカットすると同時に、可視光も10〜20%程度減衰させるため、受光画素に入射する可視波長領域の光の強度が減少し、感度が低下するという問題があった。
以上のように、色再現性、感度および解像度の全てを満足する撮像素子は存在していない。
本発明の第1の手段は、複数の受光部を有する光電変換素子と、前記光電変換素子の受光面上に設けられ複数の受光部に対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の波長領域のフィルタが配置されたカラーフィルタを有し、前記受光部と前記フィルタからなるR,G,Bの画素が二次元配列された撮像素子であって、G画素に入射する緑波長領域の光および青波長領域の光以外の波長領域の光と、B画素に入射する青波長領域の光および緑波長領域の光以外の波長領域の光を、近傍のR画素に転送する手段を有することを特徴とする。
本発明の第2の手段は、第1の手段に記載の撮像素子において、前記R画素は赤外(IR)波長領域の光まで透過するフィルタを有し、前記G画素または前記B画素に入射するIR波長領域の光を、前記G画素または前記B画素に隣接する、または接するR画素に転送する手段を有することを特徴とする。
本発明の第3の手段は、第1または第2の手段に記載の撮像素子において、前記R画素に転送する手段は、赤波長領域の光と赤外波長領域の光を転送する構造を有することを特徴とする。
本発明の第5の手段は、第4の手段に記載の撮像素子において、前記転送する手段として、サブ波長構造の素子(SWS(subwavelength structur)素子)を用いることを特徴とする。
本発明の第6の手段は、第4の手段に記載の撮像素子において、前記転送する手段として、ダイクロイック膜またはダイクロイックプリズムからなるダイクロイック素子を用いることを特徴とする。
本発明の第7の手段は、第6の手段に記載の撮像素子において、前記R画素は、前記G画素および前記B画素よりも前記受光面に像を結ぶ光学系に対して凸であることを特徴とする。
本発明の第9の手段は、第1乃至第8の手段のいずれか一つに記載の撮像素子において、前記画素の配列がベイヤー配列のとき、前記転送する手段は、前記B画素に入射する光のうち、少なくともIR波長領域の光を隣接する前記R画素に転送することを特徴とする。
本発明の第11の手段は、第10の手段に記載の画像撮像装置において、前記撮像光学系が、広画角で倍率色収差が大きい光学系の場合は、前記画像処理系は、前記G画素、前記B画素、および前記IR波長領域の光を含む前記R画素の輝度に対して倍率色収差補正を実施することを特徴とする。
本発明の第13の手段は、第12の手段の画像撮像装置において、前記倍率色収差補正処理は、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と同じ色の場合は、座標変換元の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とし、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と異なる色の場合には、座標変換元に最も近い距離の座標変換先と同色の座標の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とすることを特徴する。
本発明の第15の手段は、第14の手段に記載の画像撮像装置において、前記座標変換元近傍の座標変換先と同色の複数の座標は二つとすることを特徴する。
本発明の第16の手段は、第15の手段に記載の画像撮像装置において、前記座標変換元近傍の座標変換先と同色の二つの座標は、前記撮像素子の読み出し方向と同方向の座標とすることを特徴する。
本発明の第18の手段は、第12乃至第16の手段のいずれか一つに記載の画像撮像装置において、前記倍率色収差補正された画像データのカラーフィルタ配列による画素欠陥を補完処理した画像データについて歪曲収差補正処理することを特徴とする。
また、本発明の第3の手段では、第1または第2の手段に記載の撮像素子において、前記R画素に転送する手段は、赤波長領域の光と赤外波長領域の光を転送する構造を有することにより、GフィルタまたはBフィルタで吸収されていた赤波長領域の光を赤色信号として取得し、感度を向上することができる。
より具体的には、本発明の第5の手段のように、前記転送する手段として、サブ波長構造の素子(SWS素子)を用いることにより、SWS素子の特定の波長の光を回折させる作用を利用して、G画素またはB画素に入射する赤波長領域の光とIR波長領域の光をG画素またはB画素に隣接するまたは接するR画素に転送する構造を実現することができる。
また、本発明の第6の手段のように、前記転送する手段として、ダイクロイック膜またはダイクロイックプリズムからなるダイクロイック素子を用いることにより、ダイクロイック素子の特定の波長の光を透過または反射させる作用を利用して、G画素またはB画素に入射する赤波長領域の光とIR波長領域の光をG画素またはB画素に隣接するまたは接するR画素に転送する構造を実現することができる。
さらに本発明の第7の手段では、第6の手段に記載の撮像素子において、前記R画素は、前記G画素および前記B画素よりも前記受光面に像を結ぶ光学系に対して凸であることにより、垂直上方から入射する光の他に、水平方向からの光も取得し、感度を向上することができる。
また、本発明の第11の手段では、第10の手段に記載の画像撮像装置において、前記撮像光学系が、広画角で倍率色収差が大きい光学系の場合は、前記画像処理系は、前記G画素、前記B画素、および前記IR波長領域の光を含む前記R画素の輝度に対して倍率色収差補正を実施することにより、倍率色収差を抑え、感度および解像度の高い画像を小型・安価な光学系で実現することができる。
倍率色収差補正処理は、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と同じ色の場合は、座標変換元の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とし、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と異なる色の場合には、座標変換元に最も近い距離の座標変換先と同色の座標の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とすることで、座標変換前と後でカラーフィルタ配列を維持できる。
また、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と異なる色の場合に、座標変換元近傍の座標変換先と同色の複数の座標(例えば、二つの座標)の画素の画素値から、座標変換先に相当する画素の画素値を補間処理し、得られた画素値を座標変換先の画素の画素値とすることで、画質を向上できる。
また、座標変換元近傍の二つの座標を用いる場合は、座標変換メモリに2ポートのRAM等を用いることができる。さらに、この二つの座標を撮像素子の読み出し方向と同方向の座標とすることで、メモリにおいてバーストリードを使うことができるため、低コストの低速なRAM等が使用可能となり、低コストの画像撮像装置を実現することができる。
この撮像素子は、複数の受光部(光電変換層部)を有する光電変換素子201と、光電変換素子201の受光面上に設けられ複数の受光部に対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の波長領域のフィルタが配置されたカラーフィルタ202を有し、受光部とフィルタからなるR,G,Bの画素が二次元配列された撮像素子である。そして、撮像素子の画素上方にはサブ波長構造のSWS素子203を有し、G画素またはB画素に入射する赤波長領域およびIR波長領域の光を近傍のR画素に転送するように構成されている。また、カラーフィルタ202のRフィルタは、赤波長領域およびIR波長領域の光(R+IR)を透過するようになっている。
図3の実線、一点鎖線、二点鎖線、破線の矢印は、各波長領域の光の転送経路を表している。B画素から転送される赤波長領域の光とIR波長領域の光は、転送先のR画素の対角線上に集光するようにする。これは、色再現性を向上させるために、B画素から転送されるIR波長領域の光がG画素に混入することを防ぐ目的である。
以上のような構成を取ることで、撮像素子面上に入射する赤波長領域の光全てとIR波長領域の光全てを赤色信号として取得できるので、感度を向上することができる。
また、G画素またはB画素に混入するIR波長領域の光を除くことができるため色再現性を向上することができる。さらに、倍率色収差によって大きく屈折して撮像素子に結像し、その結像点のG画素またはB画素において、緑信号または青信号に変換されてしまうIR波長領域の光の影響を抑えることができるので、点像強度分布関数(PSF)が小さくなり、解像度を向上させることができる。
この撮像素子は、複数の受光部(光電変換層部)を有する光電変換素子301と、光電変換素子301の受光面上に設けられ複数の受光部に対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の波長領域のフィルタが配置されたカラーフィルタ302を有し、受光部とフィルタからなるR,G,Bの画素が二次元配列された撮像素子である。そして、撮像素子の画素上方にはダイクロイック素子(ダイクロイックプリズムまたはダイクロイック膜を設けた平板等)303を有し、G画素またはB画素に入射する赤波長領域およびIR波長領域の光を近傍のR画素に転送するように構成されている。また、カラーフィルタ302のRフィルタは、赤波長領域およびIR波長領域の光(R+IR)を透過するようになっている。
図5はダイクロイック素子303の一例であるダイクロイックプリズムを上方から見た平面図であり、図5のように、2つの反射面がクロスする構造のものが、液晶プロジェクタなどに利用されている。このダイクロイックプリズムは2つの面に異なる透過波長領域を設定することで、白色光を赤波長領域の光、緑波長領域の光、青波長領域の光の3つに分解するフィルタとしても機能する。
また、このような撮像素子の製造方法としては、光電変換素子を構成する半導体基板のB画素部およびG画素部をエッチングして凹部を形成し、その凹部にBフィルタやGフィルタを形成し、凸部にRフィルタ(R+IRフィルタ)を形成することにより、製造できる。以下、具体的に説明する。
まず半導体基板210に不純物拡散等により二次元配列された受光部を形成する。そして、図27(1)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、R+IRの波長領域の光の受光部210R+IRとなる部分を覆うようにエッチング用マスク211を形成し、エッチングを行う。このエッチングにより、図27(2)に示すように、青波長領域(および緑波長領域)の光の受光部210B(210G)となる部分に凹部が形成される。
次に図27(3)に示すように、フォトリソグラフィ技術を用いて、R+IRの波長領域の光の受光部210R+IRの周囲を除いてエッチング用マスク211を形成し、エッチングを行う。このエッチングにより、図27(4)に示すように、受光部210R+IRの周囲に段部が形成される。
次に図27(5)に示すように、青色(または緑色)に着色された感光性樹脂212を、半導体基板面にスピンコート等の方法で塗布した後、青波長領域(または緑波長領域)の光の受光部210B(210G)の凹部以外の部分を覆うようにパターニングされたフォトマスク213を用いて露光し、現像する。この露光・現像工程により、感光性樹脂は、凹部の部分だけに残るようにパターニングされ、図27(6)に示すように、Bフィルタ(またはGフィルタ)214B(214G)が形成される。このBフィルタ(またはGフィルタ)214B(214G)は、凹部に埋め込まれ、例えば、その上面が受光部210R+IRの周囲の段部と同程度の高さとなるようにBフィルタ(またはGフィルタ)214B(214G)の膜厚が定められている。
次に上記と同様に、赤色に着色された感光性樹脂を、半導体基板面にスピンコート等の方法で塗布した後、R+IRの波長領域の光の受光部210R+IRとその周囲の段部を除いた部分を覆うようにパターニングされたフォトマスクを用いて露光し、現像する。この露光・現像工程により、感光性樹脂は、R+IRの波長領域の光の受光部210R+IRとその周囲の段部だけに残るようにパターニングされ、図27(7)に示すように、R+IRフィルタ214R+IRが形成される。
図7の実線、一点鎖線、二点鎖線、破線の矢印は、各波長領域の光の経路(転送経路)を表している。また、赤波長領域およびIR波長領域の光(R+IR)の転送手段としてはダイクロイックプリズム310,311を用いている。
図6のB画素から転送される赤波長領域の光とIR波長領域の光は、転送先のR画素の対角線上に集光するようにする。これは、色再現性を向上させるために、B画素から転送されるIR波長領域の光がG画素に混入することを防ぐ目的である。
以上のような構成を取ることで、撮像素子面上に入射する赤波長領域の光全てとIR波長領域の光全てを赤色信号として取得できるので、感度を向上することができる。
また、G画素またはB画素に混入するIR波長領域の光を除くことができるため色再現性を向上することができる。さらに、倍率色収差によって大きく屈折して撮像素子に結像し、その結像点のG画素またはB画素において、緑信号または青信号に変換されてしまうIR波長領域の光の影響を抑えることができるので、点像強度分布関数(PSF)が小さくなり、解像度を向上させることができる。
本発明の画像撮像装置は、実施例1または実施例2で説明した撮像素子と、撮像素子に像を結ぶ撮像光学系と、撮像素子から出力される画像データを処理する画像処理系とを有している。
ここで、図8に示す画像撮像装置のシステム構成例のように、撮像光学系として、広画角で倍率色収差が大きい光学系401を用いた場合は、画像処理系403は、撮像素子402のG画素、B画素、およびIR波長領域の光を含むR画素の輝度に対して倍率色収差補正処理を実施するようになっている。
広画角で倍率色収差の小さい光学系は、大型で高価になってしまうという欠点があるが、上記のシステム構成を用いることで、倍率色収差を抑え、感度および解像度の高い画像を小型・安価な光学系で実現することが可能となる。
R,G,B波長領域の光の倍率色収差は倍率色収差補正処理(具体的な処理方法は後述する)で抑えることができるが、IR波長領域の光は赤信号、緑信号および青信号に混入して、切り分けができない状況であるため、IR波長領域の光に倍率色収差補正処理することは不可能である。
このように、IR波長領域の光の影響を考慮した倍率色収差補正処理には、IR波長領域の光をあらかじめ切り分けておくことが必要となる。
このような撮像素子では、検知したIR波長領域の光の信号を参照信号とし、カラーフィルタを有する画素から出力される各色信号に含まれるIR波長領域の光の影響を除去するため減算処理を行う。IR波長領域の光を含んでいない赤信号、緑信号および青信号が得られるので、これらの信号に対して倍率色収差補正処理を施し、解像度を向上させることは可能である。しかし、一般的に減算処理は、ノイズが2の平方根倍に増加するため、S/N比を低下させるという問題がある。
また、G画素またはB画素に混入するIR波長領域の光を除くことができるため色再現性を向上することができる。さらに、倍率色収差によって大きく屈折して撮像素子に結像し、その結像点のG画素またはB画素において、緑信号または青信号に変換されてしまうIR波長領域の光の影響を抑えることができるので、点像強度分布関数(PSF)が小さくなり、解像度を向上させることができる。
以上より、広画角で倍率色収差が大きい光学系であっても、倍率色収差を抑え、感度および解像度の高い画像を小型・安価なシステムで実現することができる。
ここで、倍率色収差補正処理の原理について説明する。
図10に倍率色収差のある光学系を用いて撮影を行った時の取得画像の模式図を示す。画面右上の4つの正方形状の点は、本来の位置に対して倍率色収差によって赤波長領域の光、緑波長領域の光、青波長領域の光、IR波長領域の光に分離している状態を示している。
光学系の設計データより、倍率色収差の大きさが分かるため、本来の位置に対して、それぞれ、赤波長領域の光、緑波長領域の光、青波長領域の光がどの位置にずれているかを計算することができる。そこで、赤波長領域の光、緑波長領域の光、青波長領域の光が撮像素子上で結像している位置のそれぞれの輝度を本来の位置にコピーする、つまり座標変換を行うことで、倍率色収差を補正することが可能である。
図11は、画像処理系の具体的な構成例を示す図である。図11において光学系90は例えば広角レンズであり、一例としては本出願人らが先に創案した特願2008−35263に記載の広角レンズが用いられる。符号91は実施例1または実施例2の撮像素子、符号93は前処理部を示す。
広角レンズにより像面上に結像した像は、撮像素子91により撮像されて画像データ化される。広角レンズにより像面上に結像した像は、広角レンズの歪曲収差や倍率色収差のある像である。
撮像素子91の画素配列には、例えば、緑(G)の画素数が赤(R)や青(B)の画素数より多いベイヤー配列などがある。R,G,Bの各画像を作る場合、単にR,G,Bの画像データを取り出して合成するだけでは、各色画素配列のズレにより各色画像のズレが生じてしまう。信号処理部95では、まず、これらの画素の再配列や、R,G,B間のホワイトバランスの補正などを行う。この画像処理で撮像素子関連の補正を行った後、光学系に起因する像の劣化要因である倍率色収差と歪曲収差、MTF劣化の補正処理を行う。
静止画を出力する場合は、補正されたR,G,Bの各画像からビットマップデータ、あるいはJPEG画像などを作り出力する。また、動画を出力する場合は、上記R,G,Bの各画像から、図11に示すようにビデオエンコーダ97を通しH.264やMPEG2,4などの動画フォーマットの画像を生成し、デジタル出力の場合はHDMIやDVI、アナログ出力の場合はD/A変換回路を通してNTSC、D2,D4、コンポーネント信号などに変換して画像表示部であるディスプレイ98に出力する。
図12は本発明の画像撮像装置における画像処理系の一実施例の機能ブロック図を示しており、主として信号処理部(画像処理装置)の構成例を示している。画像撮像装置は、図11に示したように操作部、画像記憶部(フレームメモリ)、画像表示部などを備えているが、図12では省略してある。
撮像素子110は、広角で倍率色収差及び歪曲収差の大きい光学系(不図示の広角レンズ)を用いて撮像された光学像を電気信号(画像信号)に変換するための光電変換素子(例えばCCDやCMOSセンサ等)とカラーフィルタを備え、さらには、G画素に入射する緑波長領域の光および青波長領域の光以外の波長領域の光と、B画素に入射する青波長領域の光および緑波長領域の光以外の波長領域の光を、近傍のR画素に転送する手段を有している。すなわち、具体的には実施例1または実施例2で説明した撮像素子で構成される。また、この撮像素子110のR,G,Bの画素配列は、図2や図6に示したようなベイヤー配列となっている。そしてベイヤー配列のR,G,B画像信号が、制御部100から与えられる座標値(x,y)に基づいて順次出力される。さらに、制御部100では、撮像素子110に与える座標値(x,y)を、順次、所定の時間ずらして後段にも与えるようにする。なお、座標値(x,y)は、クロック、水平/垂直同期信号に基づき撮像素子110の内部で生成し、順次、後段に与えることでもよい。
図13にベイヤー配列のカラーフィルタの一例を示す。説明の便宜上、図13ではR,G,Bごとに分解して示したが、もちろん、実際にはR,G,B一体に配列(ベイヤー配列)される。ここで、G0は次式により求める。
G0=(G2+G4+G6+G8)/4 (1)
また、R2,R4,R6,R8,R0は次式により求める。
R2=(R1+R3)/2 (2)
R4=(R3+R5)/2 (3)
R6=(R5+R7)/2 (4)
R8=(R1+R7)/2 (5)
R0=(R1+R3+R5+R7)/4 (6)
B2,B4,B6,B8,B0は上記R2,R4,R6,R8,R0の場合と同じであるので省略する。
Y=0.299R+0.587G+0.114B (7)
Cr=0.500R−0.419G−0.081B (8)
Cb=−0.169R−0.332G+0.500B (9)
R=Y+1.402Cr (10)
G=Y−0.714Cr−0.344Cb (11)
B=Y+1.772Cb (12)
図17に倍率色収差補正部130の第1の実施例の全体構成図を示す。本実施例は、図16で説明したように、座標変換元座標の色が座標変換先座標と同色の場合は、そのまま、座標変換元座標の画素の画素値を座標変換先座標の画素の画素値とするが、違う色の場合には、座標変換元座標に最も近い距離の座標変換先座標と同色の座標の画素の画素値を座標変換先座標の画素の画素値とするものである。図17において、倍率色収差補正座標演算部1301、座標変換係数テーブル1302、色判断部1303、選択部1304、1305、四捨五入部1306、1307、配列判断部1308、座標修正部1309、配列選択部1310、選択部1311によって、座標変換先の座標値(x,y)に対する座標変換元の座標値(X,Y)を生成する座標変換手段が構成される。ラインバッフア(座標変換メモリ)1320は1ポートのRAMなどを用いて構成される。該ラインバッファ1320は、最小限、倍率色収差のy方向の最大ずれ量に対応するライン数があればよいが、もちろん、これ以上であってもよい。
ここで、座標変換式は、画面中央を原点とした場合、例えば、
X=x+[a(1)+a(2)×abs(x)+a(3)×abs(y)+a(4)×y2]×x
Y=y+[b(1)+b(2)×abs(y)+b(3)×abs(x)+b(4)×x2]×y
(13)
と表わすことができる。abs(x)、abs(y)は絶対値、a(1)〜a(4),b(1)〜b(4)は座標変換係数である。座標変換係数は、あらかじめ座標変換係数テーブル1302に保持される。
一方、座標修正部1309は、rX,rY,dX,dYを入力して、dXとdYの値に応じてrXとrYを修正する。すなわち、修正後の座標変換元座標値を計算する。この座標修正部1309では、ベイヤー配列における同色の色の配列パターンの取り得る全ての種類について、それぞれ修正後の座標変換元座標値を計算する。
図22に倍率色収差補正部130の第2の実施例の全体構成図を示す。本実施例は、座標変換元の色が座標変換先座標と同色の場合は先の第1の実施例と同じであるが、違う色の場合に、該座標変換元座標近傍の座標変換先座標と同色の二つの座標を選択して、各座標の画素値から座標変換先座標の相当する画素の画素値を補間演算し、その画素値を座標変換先座標の画素値とするものである。
これは、先の第2の実施例(実施例4−2)と基本的に同じであるが、座標変換元座標の色が座標変換先座標と違う色の場合に、該座標変換元座標近傍の座標変換先座標と同色の二つの座標として、撮像素子110の読み出し方向と同方向(x)の二つの座標に統一するものである。倍率色収差補正部130の全体構成は図22と同じであるので省略する。先の第2の実施例(実施例4−2)とは、座標修正部(A)1312と座標修正部(B)1315の演算の内容が一部相違するだけである。
91:撮像素子
93:前処理部
94:制御回路
95:信号処理部
96:フレームメモリ
97:ビデオエンコーダ
98:ディスプレイ(画像表示部)
100:制御部
110:撮像素子
120:A/D変換器
130:倍率色収差補正部
140:ベイヤー補完部
150:MTF補正部
160:歪曲収差補正部
170:ガンマ補正部
201:光電変換素子
202:カラーフィルタ
203:SWS素子
301:光電変化素子
302:カラーフィルタ
303:ダイクロイック素子
310:ダイクロイックプリズム
311:ダイクロイックプリズム
401:広画角で倍率色収差の大きい光学系
402:撮像素子
403:画像処理系(倍率色収差補正処理)
Claims (18)
- 複数の受光部を有する光電変換素子と、前記光電変換素子の受光面上に設けられ複数の受光部に対応して赤(R)、緑(G)、青(B)の波長領域のフィルタが配置されたカラーフィルタを有し、前記受光部と前記フィルタからなるR,G,Bの画素が二次元配列された撮像素子であって、
G画素に入射する緑波長領域の光および青波長領域の光以外の波長領域の光と、B画素に入射する青波長領域の光および緑波長領域の光以外の波長領域の光を、近傍のR画素に転送する手段を有することを特徴とする撮像素子。 - 請求項1記載の撮像素子において、
前記R画素は赤外(IR)波長領域の光まで透過するフィルタを有し、前記G画素または前記B画素に入射するIR波長領域の光を、前記G画素または前記B画素に隣接する、または接するR画素に転送する手段を有することを特徴とする撮像素子。 - 請求項1または2記載の撮像素子において、
前記R画素に転送する手段は、赤波長領域の光と赤外波長領域の光を転送する構造を有することを特徴とする撮像素子。 - 請求項1乃至3のいずれか一つに記載の撮像素子において、
前記R画素に転送する手段として、特定の波長の光を透過または反射または回折させる素子を用いることを特徴とする撮像素子。 - 請求項4記載の撮像素子において、
前記転送する手段として、サブ波長構造の素子(SWS素子)を用いることを特徴とする撮像素子。 - 請求項4記載の撮像素子において、
前記転送する手段として、ダイクロイック膜またはダイクロイックプリズムからなるダイクロイック素子を用いることを特徴とする撮像素子。 - 請求項6記載の撮像素子において、
前記R画素は、前記G画素および前記B画素よりも前記受光面に像を結ぶ光学系に対して凸であることを特徴とする撮像素子。 - 請求項1乃至7のいずれか一つに記載の撮像素子において、
前記画素の配列がベイヤー配列のとき、前記転送する手段は、前記G画素に入射する光のうち、少なくともIR波長領域の光を隣接する前記R画素に転送することを特徴とする撮像素子。 - 請求項1乃至8のいずれか一つに記載の撮像素子において、
前記画素の配列がベイヤー配列のとき、前記転送する手段は、前記B画素に入射する光のうち、少なくともIR波長領域の光を隣接する前記R画素に転送することを特徴とする撮像素子。 - 請求項1乃至9のいずれか一つに記載の撮像素子と、前記撮像素子に像を結ぶ撮像光学系と、前記撮像素子から出力される画像データを処理する画像処理系と、を有することを特徴とする画像撮像装置。
- 請求項10記載の画像撮像装置において、
前記撮像光学系が、広画角で倍率色収差が大きい光学系の場合は、前記画像処理系は、前記G画素、前記B画素、および前記IR波長領域の光を含む前記R画素の輝度に対して倍率色収差補正を実施することを特徴とする画像撮像装置。 - 請求項11記載の画像撮像装置において、
前記画像処理系は、前記撮像素子で読み取られた少なくとも倍率色収差を含むカラーフィルタ配列の画像データを処理する画像処理装置を有し、該画像処理装置により、前記倍率色収差を含むカラーフィルタ配列の画像データの各画素を座標変換して倍率色収差補正処理を行い、倍率色収差補正されたカラーフィルタ配列の画像データについて、カラーフィルタ配列による画素欠陥を補完処理することを特徴する画像撮像装置。 - 請求項12記載の画像撮像装置において、
前記倍率色収差補正処理は、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と同じ色の場合は、座標変換元の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とし、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と異なる色の場合には、座標変換元に最も近い距離の座標変換先と同色の座標の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とすることを特徴する画像撮像装置。 - 請求項12記載の画像撮像装置において、
前記倍率色収差補正処理は、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と同じ色の場合は、座標変換元の画素の画素値を座標変換先の画素の画素値とし、座標変換元のカラーフィルタ配列の色が座標変換先と異なる色の場合には、座標変換元近傍の座標変換先と同色の複数の座標の画素の画素値から、座標変換先に相当する画素の画素値を補間処理し、得られた画素値を座標変換先の画素の画素値とすることを特徴する画像撮像装置。 - 請求項14記載の画像撮像装置において、
前記座標変換元近傍の座標変換先と同色の複数の座標は二つとすることを特徴する画像撮像装置。 - 請求項15記載の画像撮像装置において、
前記座標変換元近傍の座標変換先と同色の二つの座標は、前記撮像素子の読み出し方向と同方向の座標とすることを特徴する画像撮像装置。 - 請求項12乃至16のいずれか一つに記載の画像撮像装置において、
前記倍率色収差補正処理では、歪曲収差補正を一緒に行うことを特徴とする画像撮像装置。 - 請求項12乃至16のいずれか一つに記載の画像撮像装置において、
前記倍率色収差補正された画像データのカラーフィルタ配列による画素欠陥を補完処理した画像データについて歪曲収差補正処理することを特徴とする画像撮像装置。
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