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JP5055283B2 - 物質処理容器のためのドレンコネクタ - Google Patents

物質処理容器のためのドレンコネクタ Download PDF

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JP5055283B2
JP5055283B2 JP2008531397A JP2008531397A JP5055283B2 JP 5055283 B2 JP5055283 B2 JP 5055283B2 JP 2008531397 A JP2008531397 A JP 2008531397A JP 2008531397 A JP2008531397 A JP 2008531397A JP 5055283 B2 JP5055283 B2 JP 5055283B2
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Description

本発明は物質処理容器および該ドレンコネクタに関し、実験室および産業的環境での種々の物質の処理(例えば、混合および/または反応)に用いられる容器を含んで成る。
固体、液体および/または気体のような異なるタイプの成分の混合および/または反応は、種々の産業に多くの用途がある。例えば、医薬産業においては、種々のタイプの医薬前駆体物質および/または治療薬を混合し、および/または反応させる。医療分野においては、体液および/または医薬のような成分を混合しおよび/または反応させる。半導体分野では、湿潤溶液を研磨剤と混合してスラリーを形成する。食品産業もまた、水と乾燥食品を混合して元に戻すことを含め、混合操作を多くの用途に組み込んでいる。
これらのおよび他の産業においては、しかしながら、混合または反応操作に付すべき成分が毒性を有することもある。医薬の分野においては、処理されるべき流体は生きたウイルス(例えばHIV)や他の病原体を含有することもあり得るため、個人がそのような流体との接触を避ける必要性を正当化する。更に、半導体産業においては、微粒子の形成および不純物の混入の可能性を下げるために、化学物質の取り扱いは避けられる。これらの理由から、非反応性の材料から製作された、シールされた物質処理装置(assemblies)の中で混合または反応工程が完遂されることが望ましい。
物質処理装置において、デッドボリューム(混合されない成分が撹拌を避けることのできる停滞領域)を最小化することは、いくつかの理由から重要である。デッドボリュームを最小化する第一の理由は、完全なまたは高い質の混合を促進するためであり、そのような混合は医薬の配合のようなある応用にとっては決定的に重要になる。デッドボリュームを避ける他の理由は、固体の沈殿可能性を減らすためである。ドレンコネクタの中にまたは近くに在るデッドボリュームは、それが処理バッチ間での望ましからぬ汚染またはキャリオーバ(carryover)につながることから、もしくは、もし固体が含まれれば、沈殿はシステムの信頼性に有害な影響を及ぼす詰まりまたは他の排出問題を引き起こす可能性があり、特に問題である。
物質を混合しおよび/または反応する従来のシステムはガラスまたはステンレス鋼のような材料から製作された再使用可能なタンク、および付随した撹拌手段を利用する。使用前に、これらのタンクを典型的には洗浄し、および殺菌しなければならない。大容量のタンクの洗浄および殺菌には水蒸気に基づく操作が採用され得る一方、少容量のタンクの洗浄および殺菌にはオートクレーブを使用し得る。半導体用途へのエッチング処理後の残渣除去のためのバッチを準備するときには、最終半導体デバイスの故障につながる微粒子の形成を減ずるために、処理の全てのレベルにおいて汚染の導入を排除しなければならない。これらの洗浄、殺菌、および処理操作はしばしば時間がかかり、および高価なものであり、その実施には高度に有能な個人が必要となる。
従来の混合システムに用いられたドレンコネクタは再使用可能であり、および典型的にはタンクからバルブまたは他の封止手段へと導くドレンチューブを含んで成る。ドレンチューブは完全な混合を妨げることのある、および/または固体の沈殿が生ずることのあるデッドボリュームの代表的なものである。それに代えて、上述の洗浄、殺菌、および処理操作はドレンコネクタを用いて実施され得るが、ドレンコネクタが完全に汚染から自由であるとの保証はない。一方、ドレンコネクタをバッチ混合の間に分解して、および個々に洗浄しまたは殺菌することもできるが、実質的な努力と遅延という代償を要する。
そのため、当該分野では混合装置およびそれに関連するドレンコネクタの改良が追及し続けられている。混合装置にとってのデッドボリュームの少ないドレンコネクタを提供できれば望ましいことであろう。ドレンコネクタが多種多様なタイプの混合装置に適合できれば、それは望ましいことであろう。ドレンコネクタ内部の物質の存在を決定し、または特性をモニターできるとすれば、それは望ましいことであろう。ドレンコネクタが、汚染やキャリオーバを避けるために、もし望みとあれば一回の使用の後で使い捨てできるほど十分にシンプルで安価であるとすれば、それもまた望ましいことであろう。ドレンコネクタが関連する混合装置と一緒に殺菌できるとすれば、それもまた望ましいことであろう。
「本発明の概要」
一つの実施態様において、選択的に閉止可能なドレンコネクタは中空プランジャおよびプランジャを受けるように適用された孔を規定(define)するドレンフランジを有し、プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用される。プランジャは開口端、閉止端、中空コア、二つの周状封止部材、ならびに二つの封止部材間に配置され、および外部表面から中空コアへと延在する少なくともひとつの通路を含んで成る。ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは第一および第二周状の封止部材と封止的に係合し、ドレンコネクタが開いた状態にあるときは第二周状の封止部材と封止的に係合するように適用された内部表面によってドレンフランジ孔は画される。
他の実施態様において、流体処理容器はポリマー材料から製作された中空タンクおよび中空バッグのいずれかを、ならびにタンクおよびバッグのいずれかに結合する選択的に閉止可能なドレンコネクタを含み、ドレンコネクタはプランジャを受けるように適用された孔を規定する中空プランジャおよびドレンフランジを含み、プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用される。プランジャは開口端、閉止端、中空コア、二つの周状封止部材、ならびに二つの封止部材間に配置されおよび外部表面から中空コア内へと延在する複数の通路を含んで成る。ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは第一および第二の周状封止部材と封止的に係合し、ドレンコネクタが開いた状態にあるときは第二周状の封止部材と封止的に係合するように適用された内部表面によってドレンフランジ孔は画される。
他の実施態様において、無菌の混合容器を組立てる方法は多段階方法工程(multiple method steps)を更に含んで成る。第一方法工程は中空混合タンクおよび中空混合バッグのいずれかを提供することを含む。第二方法工程は、中空プランジャおよびプランジャを受けるように適用された孔を規定するドレンフランジを含んで成る選択的に閉止可能なドレンコネクタを提供することを含み、該プランジャは中空コア、二つの周状封止部材および二つの封止部材間に配置されて外部表面から内部中空コアへと延在する少なくとも一つの通路を有しており、該ドレンフランジ孔は、ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは第一および第二の周状封止部材と封止的に係合し、プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用され、ならびにドレンコネクタが開いた状態にあるときは第二周状封止部材と封止的に係合するように適用された内部表面によって画される。第三方法工程はドレンコネクタを混合タンクおよび混合バッグのいずれかと結合して混合容器を形成することを含んで成る。更なる方法工程は、無菌の混合容器を形成するために混合容器を殺菌することを含んで成る。任意の第五の方法工程は、無菌の混合容器をシールドパッケージに包み込むことを含んで成る。
更に他の実施態様において、選択的に閉止可能なドレンコネクタは、中空プランジャおよびプランジャを受け入れるように適用された孔を規定するドレンフランジを含み、プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用される。プランジャは、閉止端、開口端、外部表面および中空コアを画する内部表面を持つ壁、ならびに外部表面から中空コア内に延在する少なくとも一つの通路を有するプランジャ本体を含んで成る。ドレンフランジの内部表面は第一および第二の隆起状封止部材を有する。ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは、(少なくとも一つの)通路は第一および第二の隆起状部材間に配置され、各封止部材はプランジャの外部表面と封止的に係合する。
本発明の他の要旨、特徴、および実施態様は以下の開示および添付した請求項から完全に明らかになるであろう。
図中、同様の番号は同様の部品または構造物を示す。他に指示のない限り、いずれの図面も縮尺どおりには描かれてはいない。
「発明の詳細な説明および好ましい実施態様」
以下の特許/出願はここに引用されることによって本発明に組込まれる:「分離システムの部位に嵌め込むための殺菌可能なアダプターを有する殺菌可能なコンテナ」と題する米国特許第6,749,808号;「固体、流体、および気体の混合のための柔軟な混合用バッグ」と題する米国特許出願公開第2005/0078552号;および「固体、流体、および気体の混合のための柔軟な混合用バッグ」と題する米国特許出願公開第2004/0233779号。それらの各々は本願の譲受人に共通に譲渡されている。
従来のドレンコネクタを採用する処理容器に係わる様々な欠点は本発明の実施態様によって克服される。例えば、デッドボリュームは、閉止可能なドレンコネクタをドレン容器の極近い位置に配置することによって減少し得て、ドレン管によって容器から遠くに置かれたバルブの使用をしなくて済む。
本発明の第一の実施態様に従ったドレンコネクタ100の部品を図1、2A−2B、3A−3B、および4A−4Cに示し、図1A−4Cはドレンコネクタ100の操作中の二つの状態を示す。
図1は本発明の第一の実施態様による、中空プランジャおよびドレン接続ドレンフランジの分解立面図(exploded elevation view)である。ドレンコネクタ100はドレンフランジ150と相対的に、およびその中で、動くことができる中空プランジャ110を含んで成る。プランジャ100は本体115(管状であり得る)、第一閉止端111および第二開口端112、ならびに外部表面121および開口端112へと導きまたは開いている中空コア125を規定する内部表面122を提供する壁120を有する。複数の通路126A−126Cが壁120を通って規定され、および外部表面121から中空コア125へと延在する。壁120の外部表面121は通路126A−126Cに隣接する周状凹部131、132を更に規定する。特に、通路126A−126Cは凹部131、132の間に配置され、凹部131、132は、プランジャ110とフランジ150の内部表面166との間に封止用ユーティリティを提供するためにO-リング133、134をそれぞれ保持するようなサイズに定められる。
引き続き図1を参照して、プランジャ110の第一閉止端111は、プランジャが(例えば、下方へ)動いてフランジ150の孔165の中に入るとき、プランジャ110のために移動停止の役をする裾広がりした(flared)部分141を含んで成る。裾広がりした部分または移動止め141は、フランジ150の対応する内側テーパー表面169に対して適合する(mate)様な大きさおよび形状にされた外側テーパー表面142を含んで成る。本体115はプランジャ110の反対側に、(図6A−6Bに示される管50のような)出口管と一致することを意図してテーパーネック部分118を好ましくは含んで成る。
引き続き図1を参照して、フランジ150は上部表面152、下部表面153、および周状縁154を有するフランジリップ151を含んで成る。フランジリップ151は、図3Aに示されるように好ましくは六角形状をしたフランジ本体155から外側へと張り出す。フランジ本体155は、図3Bに示すように、内部表面166、およびテーパー上部表面部167-169によって画される孔165を規定する。内部の表面166の下方の部分は、プランジャ110が、O-リング133、134で内部の表面166と接触して自由にその中に滑り入るのを許すために、好ましくは実質的に一定の内部寸法を有する。フランジ本体155は外部表面164を含み、保持リップ170がそこから突き出る。フランジ本体155は孔165を取り巻いている好ましくは輪状の形状をした本体下部表面158を更に含む。
図2Aは閉じた状態にある図1のドレンコネクタを示し、プランジャを立面図に示し、ドレンフランジおよび周状の封止O−リングを断面図に示す。図2Bは、ドレンコネクタが開いている状態を除けば図2Aと同じ眺めを示す。すなわちプランジャ110がドレンフランジ150と比較して高い位置にあって、流体経路が通路126A−126Cを通って中空コア125の中へと開いている。
図3Aは、図1および2A−2Bに示すドレンフランジ150の底面図であって、フランジリップ151、上部表面153、フランジ本体155、下部本体表面158、孔165、内部表面166、および保持リップ170を前述と同じように示す。
図3Bは、図1、2A−2Bおよび3Aに示すドレンフランジ150の上面図であり、フランジリップ151、上部表面152、孔165、内部表面166、および上面の表面部168を、全て前述と同じように示す。
図4Aは、図1および図2A−2Bのプランジャの立面図であり、第一閉止端111、第二開口端112、外部表面121、本体115、テーパーネック部分118、裾広がりした部分141、外側のテーパー表面142、O−リング131、132および通路126A−126Cを、全て前述と同様に示す。
図4Bは、図4Aのプランジャの底面図であり、外部表面121、内部表面122、中空コア125、テーパーネックの部分118、および外側テーパー表面142を、全て前述の様に示す。図4Cは図4A−4Bのプランジャの上面図であり、第一閉止端111を示す。
種々の材料と構築方法がプランジャ110およびフランジ150を組立てるために使い得る一方で、望ましい実施態様ではポリマー材料を採用し、および成形(例えば、射出成形)する。プランジャ110およびフランジ150を製作するには、低密度および高密度ポリエチレンを含むポリエチレン材料は特に望ましい材料である。望ましくはドレンコネクタ100の内容物が見えるか、または点検できるようにするために、実質的に光学的透過可能なまたは透明な材料をプランジャ110とフランジ150を構成するために使い得る。このような資材を利用する利益は、低い製作コスト、産業的および実験室的製作の広範な多様性と両立し得る点(例えば、非反応性)、ならびにある特定の応用のために必要とされる消毒し易さである。低い組立てコストが、ここに開示されるドレンコネクタを一回のまたは使い捨ての使用操作に適する様にしており、それによって高価な洗浄/殺菌操作を省き、およびバッチ毎のキャリオーバの可能性を排除する。プランジャ110とフランジ150のそれぞれが好ましくは一つの部品を含むが、しかしそれに代えて、所望であれば、多数の小片から製作してもよい。
種々のタイプの1つ以上のセンサーを、ドレンコネクタ内に含みまたは流れ込む物質の少なくとも一つの特性をモニターするために、フランジおよび/またはプランジャ内に含めてよい。温度、pH、導電率および圧力は、適当なセンサーで感知しまたはモニターする物質の望ましい特性の例である。
本明細書に開示した種々の実施態様が、実質的に円形形状の周囲を持つプランジャ、および同様に実質的に円形形状を持つドレンフランジ孔を有するプランジャを説明する一方、そのような実施態様は説明に使うことのみを意図したものであって、本発明は特定の形状に限定されるものではない。円形、または楕円形の形を有するプランジャおよびフランジが好ましいが、しかし他の形を使うこともある。
複数の通路126A−126Cが壁120を通って規定される一方、プランジャ110がただ一つの通路を必要とすることもあり得る。所望であれば、複数の通路126A−126Cは、その意図した応用に適した任意の大きさの壁120を通して規定され得る。1つの実施態様において、通路126A−126Cは濾しまたはろ過するユーティリティーを提供する大きさにしてもよい。 他の実施態様において、通路は、プランジャ110から容器に含まれる生物学的原料(moieties)へ酸素を供給するために、または所望の反応のために気体反応試剤を供給するために適用される容器中へ空気または他のガスを導入することができるような大きさにしてもよい。この文脈において、用語「ドレンコネクタ」にここで適用する形容詞「ドレン」は、流れを変調するこのような装置の能力、しかしたった1つの方向に流れを変調することには限定されていない能力、を表すことを意図する。
ドレンコネクタ100の操作の2つの状態を図2A−2Bに示してあり、図2Aは閉じた状態のドレンコネクタ100を、図2Bは開いた状態のドレンコネクタ100を示す。ドレンコネクタ100が閉じた状態にあるとき、第一閉止端の上部表面111は好ましくは実質的にドレンフランジの上部表面152とぴったり重なり合う。このことはドレンコネクタ100と、処理容器内に配置される混合部材または他の撹拌手段との間の任意の干渉を最小化する。ドレンコネクタ100が閉じた状態にあるときは、プランジャ110の外側テーパー表面142が、フランジの対応するテーパー内部表面169と対になり、ならびに第一(上部の)0−リングおよび第二(下方の)O−リング134は共にドレンフランジ150の内部表面166と封止的に係合する。そのような封止的係合は、ドレンコネクタ100を通って任意の固体、液体、またはガスの通過を妨げる。プランジャ110の上部への運動は、第一(上部の)O−リング133と内部表面166の間の封止的係合を減じ、その結果、通路126A−126Cを露出し、およびドレンコネクタ100を開いた状態に置く。このようにして、ドレンコネクタ100が取り付けられている処理容器の中にある物質は、通路126A−126Cを通って中空コア125の中に流れ出し、および容器から出る(図示せず)。プランジャ110の上の部分とフランジ150の間の緊密な接触を提供することによって、そして上下のO−リング133、134を共に通路126A−126Cの極近傍に位置することによって、ドレンコネクタのデッドボリュームを最小にする。
第二の実施態様による、代わりとなる中空プランジャ210を図5A−5Cに示す。プランジャ210は本体215、第一閉止端211、第二開口端212、ならびに外部表面221および開口端212に続くまたは開いている中空コア225を規定する内部表面222を持った壁220を有する。複数の通路226A−226Dが壁220を通って規定され、および中空コア225に及ぶ。凹部とOリングに代わって、このプランジャ210は突き出した封止リング235、236を含み、1つのリング235を通路226A−226Dより上に配置し、および他のリング236を通路226A−226Dより下に配置する。第一移動止めの役をする表面141を備えた裾広がりした部分142を持っていることに加えて、プランジャ210は、プランジャ210が関連したドレンフランジを基準に外へ、または上方へ動くことを制限する移動止め245を更に含んで成る。2番目の移動止め245の上部表面245は前の図で示されるドレンフランジ150の下部本体表面158と接触することを意図する。移動止め245はプランジャ210と一体的に形成し得るか、または、図5C に示す如く、移動止めはプランジャ210の外部表面221と対になるように、内部中空248を持っている別個の部材として構成し得る。
プランジャ110の出口管50への結合を図6A−6Bに示す。外壁51および穴53を規定する内壁52を持っている出口管を、テーパーネック118を管50に挿入することによって、プランジャ110に取り付け得る。種々のタイプの出口管を使い得るが、シリコン管類が1つの望ましいタイプである。出口管50とプランジャ110間の封止は接着剤で、またはより好ましくは、外部締金もしくはストラップ(図示せず)で更に確実に為し得る。出口管50は物質をプランジャ110の中空コアから(またはそれに代えて、中空コアへ)導くように機能する。所望であれば、出口管50は同じくドレンコネクタ100を作動させるためにも使い得る。出口管50がプランジャ110のネック118に結合することによって、出口管50の上方への運動が、図2Bで説明したように、ドレンコネクタ110を開口位置に押しやり、一方、出口管50の下方への運動が、図2Aで説明したように、ドレンコネクタを閉止位置に引き込む。代わりに、レバー、ロッド、ソレノイド(solenoids)、または他のアクチュエーターのような従来からの作動部材を、ドレンコネクタ100を開口および閉止ポジション間を循環させるために使ってよい。
更なる実施態様において、種々のタイプの流体処理容器がここで提供するような処理タンクおよび/またはバッグと一緒になったドレンコネクタを含む。図7Aは処理タンク301を含めて(タンク301の下方部分だけを説明する)、第一流体容器300の一部を説明する。タンク301は内部表面302、外部表面303を有し、およびドレンフランジ150を受け入れる孔305を規定する。(より明確にするために図7Aに図示していないが、本明細書に明示するように中空プランジャ110または210が、ドレンコネクタ100を形成するためにドレンフランジ150と共に設けられるであろうことが理解されよう)。タンク301は、フランジリップ152を受けるための浅い凹部306を更に規定し、およびフランジ150とタンク301間の封止を促進するO−リング309を保持するための、より狭いがしかしより深い凹部308を規定する。フランジ150およびタンク301の間の押圧接触は、フランジ本体155から突き出ている保持リップ170と係合する部材380を保持することによって維持される。特に、保持部材380の下部表面382は保持リップ170と係合し、一方、保持部材380の上部表面383はタンク301の下部表面303と係合しており、それによって、フランジリップ152をO−リング309に対して押圧するフランジ150に下方への力を加える。所望であれば、保持部材382を除くことにより、フランジ150をタンク301から分離できる。そのような保持部材382を使用することにより、ドレンコネクタ100を多種多様な異なったタイプの処理タンクで使い、および容易にその中に据え付けることができる。
他の実施態様では、ドレンコネクタを、処理容器を形成するために実質的に堅くない材料で製作される処理バッグに結合し得る。図7Bは、堅くない処理バッグ491に半永久的に結合したドレンフランジ250を含んで成るドレンコネクタを有する容器400の説明である。内部表面492および外側の外部表面491を有し、ならびにドレンコネクタを受ける孔495を規定するバッグ491を、好ましくは高密度または低密度のポリエチレンのようなポリマーフィルムで製作する。ドレンフランジ250は、本明細書中で上述したドレンフランジ150に実質的に類似するが、任意の保持リップも省略されている。ドレンフランジ250は、上部表面252および下部表面253を持っているフランジリップ251、ならびに内部表面266が画する孔265およびテーパー表面部分267−269を規定するフランジ本体255を含んで成る。下部本体表面258が、フランジ250の下部境界線を成し、および孔265を囲む。フランジ250は、超音波溶接、溶媒溶接、サーマルボンディング(thermal bonding)、および接着剤結合などの様な任意の適切な手段によってバッグ491に結合し得る。バッグ491の内部表面492およびフランジリップ251の下部表面253の間の界面は結合499を形成する。ドレンコネクタ/ドレンフランジ250が処理容器を形成するためにバッグ491に結合する1つの利点は、容器を結合した一体化物として消毒し、次に封印した包装内で殺菌した後に一緒に包装することができるという点である。これは輸送の間、無菌条件が維持されることを保証し、および容器が最初の用途のために用意されるときの汚染の機会を最小にする。容器は特に使い捨ての用途に適切である。もし望ましいなら、バッグは適切なフックまたは他の締め具(図示せず)で、固定タンクまたは実質的にオープンフレーム中に構造的に支えてよい。
処理タンク、処理バッグおよびドレンコネクタを含んで成るもう1つの実施態様に従う処理容器を図7Cで説明する。容器500は、そこに結合するドレンフランジ150を有する処理バッグ591を含み、該バッグ591を、バッグ591が破裂した場合には第二閉じ込めユーティリティーを提供するタンク501が支える。1つの実施態様では、バッグ591は超音波溶接などによってドレンフランジ150に半永久的に結合する。もう1つの実施態様では、バッグ591は、ドレンフランジ150を異なる使い捨てバッグ591と共に再使用することができるように、ドレンフランジ150およびタンク501に半永久的に結合するのではなく、その間に押圧される。孔505、595がタンク501およびバッグ591の各々において、フランジ150を受け入れるように規定される。バッグ591は、外部表面593および、結合599を形成するためにフランジリップ151の下部表面153と結合する内部表面592とを有する。バッグ591の下部表面593は、タンク501の内部表面502に面して配置しており、タンク501は、タンク501とバッグ591の間の封止を促進するためのO−リング509を含んでいる凹部508を更に規定する。タンク501に対するバッグ591の押圧は、保持部材580によって維持され、該保持部材はフランジ本体155から突き出ている保持リップ170と係合する。このような押圧は、ドレンフランジ150およびバッグ591の間の封止的係合を維持するために、O−リング509と共に使ってもよい。特に、保持部材580の下部表面582は保持リップ170と係合し、他方、保持部材580の上部表面583はタンク501の下部表面503と係合し、そのため、O−リング509に対してフランジリップ152およびバッグ591の下部表面593を押圧するフランジ150に下方への力を加えている。この方法では、混合タンクを再利用、またはバッチの間に再度消毒する必要がないように、関連するドレンコネクタ/ドレンフランジ150を提供する使い捨ての処理バッグ591を硬い混合タンク501と共に使用してよい。
処理タンク、処理バッグおよびドレンコネクタを含んで成る他の実施態様に従った処理容器を図7Dで説明する。容器500Aは図1Cで説明した容器500に極めてよく似ており、ドレンフランジ150Aとバッグ591Aの間に追加した2番目のO−リング519A、このようなO−リング519Aを受けるためにやや厚いドレンフランジ150A、およびやや薄いバッグ519Aを有する。本実施態様で、バッグ591Aは半永久的にはドレンフランジ150Aに結合していない。バッグ591Aは、第二閉じ込めユーティリティーを提供するタンク501Aによって支持される。孔505A、595Aはドレンフランジ151Aを受けるために、それぞれタンク501Aおよびバッグ591Aの中に規定される。バッグ591Aは、外部表面593A、および結合599Aを形成するためにフランジリップ151Aの下部表面153Aに結合する内部表面592Aを有する。ドレンフランジ150Aの下部表面152Aは、ドレンフランジ591Aとバッグ591Aの間に封止を供給するために適したO−リング519Aを受け入れるための凹部518Aを更に規定する。バッグ591Aの下部表面593Aは、タンク501Aの内部表面502Aに対して配置されており、タンク501Aは、タンク501Aおよびバッグ591A間の封止を促進するもう1つのO−リング509を含んでいる凹部508Aを更に規定する。タンク501Aに対してのバッグ591Aの押圧は、フランジ本体155Aから突き出ている保持リップ170Aと係合する保持部材580によって維持される。このような押圧は、タンク501Aおよびバッグ591Aの間の、ならびにバッグ591Aおよびドレンフランジ150Aとの間の封止的係合を維持するために、両方のO−リング509A、519Aと関連して使い得る。特に、保持部材580Aの下部表面582Aは保持リップ170Aと係合し、一方保持部材580Aの上部表面583Aはタンク501Aの下部表面503Aと係合し、そのようにしてO−リング509A、519Aの両方ともをバッグ591の両表面591A、593Aに押圧するフランジ150Aに対して下方への力を加えている。この様に、混合タンクを再利用しまたはバッチの間に再度消毒する必要がないように、関連したドレンコネクタ/ドレンフランジ150を有する使い捨ての処理バッグ591Aを、固定した混合タンク501と共に使用してよい。ドレンフランジ591Aは所望であれば、再度消毒し、および他の混合バッグ/混合タンクアセンブリと共に再利用してよい。
ドレンフランジの内部表面と一対になるための周状封止部材を有するプランジャを持っているドレンコネクタを使うことに代わる選択肢として、ドレンコネクタの内部表面は隆起状封止部材を含んでよい。このような実施態様で、選択的に閉じることのできるドレンコネクタが可動な中空プランジャを含んでおり、該プランジャは、第一閉止端、第二開口端、ならびに、外部表面および中空コアの境界を画する内部表面を有する壁を含んで成る。プランジャ本体は外部表面から中空コアに及んでいる少なくとも一つの通路を規定する。ドレンフランジは内部の表面によって画され、およびプランジャを受け入れるために適用された孔を規定しており、該内部表面は第一および第二の隆起状封止部材を有する。ドレンコネクタが閉じた状態にあるとき、少なくとも1つの通路は、第一および第二の隆起状封止部材の間に位置し、ならびに第一および第二の隆起状封止部材はプランジャの外部表面と封止的に係合する。
本明細書に説明するためのドレンコネクタと共にする使用をタンクまたはバッグ(以下ではタンク601というものとし、タンクまたはバッグのいずれをも指し得るよう了解されるものである)を、図8に説明する。タンク601は、タンク601(例えば、該タンクの頂点604)に結合し、およびタンク601の中に突き出て中空を規定する封止されたスリーブ(sleeve)620を含んで成る。空洞623は混合パドル625および支持ロッド624を含んで成る。スリーブ620の機能は、混合部材624、625およびタンク601の内部の間の隔離障壁の役目をする。所望であれば、スリーブ620をポリマーフィルムから作成し、スリーブ620内に混合部材624,625を挿入した後に下部シーム621を設けて、混合部材624,625をスリーブ620によって半永久的に保持するようにしてよい。スリーブ620は、支持ロッド625をスリーブ620に挿入することができるようにし、および/または、スリーブ620の刺傷または損傷に抵抗する一方、外部混合機構(図示せず)を支持ロッド625に繋ぐことができるようにするために、補強された孔を規定するカプリングガイド628を含んでよい。操作に当たっては、スリーブ中に含まれるパドル625およびロッド624は好ましくは、タンク601の中で環状、楕円形、または他の適切な経路で、その中に含む物質を撹拌しまたは混合するように角度付けされる。
上面のシーム622は、スリーブ620をタンク601の上面壁604に好ましくは結合し、スリーブ620はタンク601に好ましくは半永久的に結合する。タンク601およびスリーブ620共に、好ましくは経済的な一回の使用(すなわち、使い捨ての)操作に適したポリマー材料を含む。1つの実施態様では、タンク601とスリーブ620の各々がポリマーフィルムを含む;特に望ましい実施態様では、タンク601とスリーブ620の各々が実質的に光学的に透過性のまたは透明なフィルムを含む。所望であれば、実質的に開かれた外部フレーム(図示せず)を関連するフックまたはコネクタ(図示せず)でタンク601を支えるために備えてよい。タンクの上面壁はタンク601の中に物質を導入するためのアクセスポートの役をする孔631、632を更に規定する。各孔またはポート631、632は好ましくは、関連する供給ライン633、634、封止部材635,636、および連結部材637、638を有する。タンク601の底面壁606は、(前述したフランジ150、250のいずれかのような)ドレンコネクタ・フランジを受けるように改造した孔605を規定し、それは任意の適切な手段によってタンク601に結合され得る。タンク601およびフランジ150、250との組み合わせは、図7A−7Dに示される容器300,400,500、500Aと同様に処理容器600と呼んでよい。
3つのドレンコネクタ100A,100B,100C(好ましくは本明細書で提供するドレンコネクタ100に同一または類似する)が結合する他のタンクまたはバッグ(以下では、タンク701がタンクまたはバッグを意味することあるという了解の下にタンク701と呼ぶ)を図9で説明する。タンク701は上部表面704、下部表面706、外面壁703および内面壁702を有する。タンク701は、タンク701のトップ704に更に結合し、およびタンク701の中に突き出ている封印されたスリーブ720を規定する空洞を含んで成る。スリーブは混合パドル725および支持ロッド724を含む。スリーブ720の機能は、混合部材724、725およびタンク701の内部との間で隔離障壁の役をすることである。スリーブ725の中に含まれるパドル725とロッド724は好ましくは、タンク601の中で環状、楕円形、または他の適切な経路でその中に含まれる物質を撹拌しまたは混合すべく角度付けされる。カップリングガイド728は、支持ロッド724がスリーブ720に損傷を与えずにスリーブ720に挿入されるのを妨げないために、好ましくは配置される。撹拌ロッド724とパドル725がタンク701内で動くように、一つまたは多くの外部混合装置または部材(図示せず)が、好ましくは上方向から提供され、および連結される。
タンク701は、それぞれ関連するドレンコネクタ100A−100Cを持つ3つの開口部(apertures)またはポート705A−705Cを規定する。各ドレンコネクタ100A−100Cは、フランジ150A−150Cおよびプランジャ(図9中、各プランジャの封止端111A−111Cにて示す)、関連した入口/出口管50A−50C、ならびに入口/出口管50A−50Cと関連した連結149A−149Cを有する。タンク701、スリーブ720および中身724、725、ならびにドレンコネクタ100A−100Cは処理容器700と呼んでよい。容器700の操作で、物質がタンク701に、例えば上部のドレンコネクタ100B,100Cを通して供給されるが、該ドレンコネクタは望みどおりに長い、または短い期間開かれてよく、および/または望む場合は、間歇的に操作されてよい。そして物質はタンク701内で処理される。どの様な処理工程によった場合でも、ドレンコネクタ、例えば、底面のドレンコネクタ100Aが、処理された物質をタンク701から抜き出すために開かれ得る。
他の実施態様によるドレンコネクタ800を図10A−10Bに示す。関連するタンクまたはバッグの方向へとフランジから外側へプランジャを押すことによって作動させるのではなく、このドレンコネクタ800は、関連したタンクまたはバッグ(図示せず)から離れる方向へ向けてプランジャ810をフランジ850の内側に引き込むことによって作動する。図10Aは閉じた状態のコネクタ800を示し、一方、図10Bは開いた状態のコネクタ800を示す。中空プランジャ810は本体815、第一閉止端811、第二開口端812、ならびに外部表面および開口端812まで至るかまたはそこに向けて開いている中空コア825を規定する内部表面822を持った壁820を有する。複数の通路826A−826Cが壁820を通って規定され、および外部表面821から中空コア825へと伸びる。壁820の外部表面821は通路826A−826Cに隣接する周状凹部831を更に規定するが、この凹部831が好ましくはOリングまたは同等の封止部材を保持できるような大きさと形にされている(単純化のために、プランジャ810中に規定される凹部831に、およびフランジ中に規定される凹部881にフィットするであろう封止部材は、図10A−10Bでは省略するが、封止部材が好ましくは備え付けられているということは理解されるべきである)。プランジャ810の反対側末端に、プランジャ本体815が、好ましくは出口管と一対となるように意図したテーパーネック部分818を含んで成る。
フランジ850は上部表面852、下部表面853、および周状縁854を持つフランジリップ851を含んで成る。フランジリップ851はフランジ本体855から外へ張り出す。フランジ本体855は内部の封止表面866Aによって画される第一部分、および内部の凹部表面866によって画される第二の延在した部分を有する孔865規定する。内部の封止表面866によって画される第一部分は、好ましくは、プランジャ810が自由にそこに滑り込むことができるようにする実質的に一定の内部寸法を有し、周状凹部831に保持されて内部表面866に接触するO−リング(図示せず)を伴っている。フランジ本体855は、それから突き出る保持リップ870を持った外部表面864を含んで成る。フランジ本体855は、好ましくは孔865を取り巻いて輪状形態の下部本体表面858を更に含んで成る。
ドレンコネクタ800が閉じた状態にあるとき(図10Aに示す)、周状凹部831に詰められた封止部材(図示せず)と内部の封止表面866との間の封止的係合は、いかなる物質もタンクから(図示せず)中空コア825中へ通過することを阻止する。ドレンコネクタ800が開いた状態にあるとき(図10Bに示すように)、物質(例えば、タンクの内容物)は凹部865中へ流れ込み、通路826A−826Cを通って中空コア825中に入り、ドレンコネクタ800から出ることができる。フランジ850とプランジャ810の間の漏れは、フランジの下方の内部表面部分に規定される凹部881中に詰められまたは配置される封止部材(図示せず)の封止的係合によって防止される。このように、ドレンコネクタ800はプランジャ810とフランジ850の間に二つの周状シールを含み、中空コア825に導く通路826A−826Cがシールの間に配置される。
いずれも本明細書中に説明したような処理タンクおよび/またはバッグに連結するドレンコネクタを含めた処理容器は種々の望ましい用途に向けられ得る。一つの実施態様では、そのような処理容器は産業化学品を混合しおよび/または反応するために使用し得る。第一方法工程では、少なくとも一つの物質を、ここで述べたように処理容器へと移す。第二方法工程では、少なくとも1つの物質を容器の中で処理する。第三方法工程では、少なくとも一つの処理された物質を、本命再書中で述べたように、ドレンコネクタを通して容器から排出する。どの方法工程でも、一つまたはより多くの物質が、排出工程に先立って、ドレンコネクタを通して容器に供給され得る。そのような工程は、容器中に置かれた物質のエアレーションを助け、または化学反応を促進するための酸素または空気のようなガスの供給を含んでよい。
他の実施態様では、ここに記述される処理容器を医薬の開発、配合、または製造を支援するために使い得る。第一方法工程では、医薬の前駆物質、治療剤、結合剤、バルク物質、着色剤、香味料、安定剤、防腐剤および試薬から選ばれた少なくとも一つの物質を処理容器に加える。第二方法工程では、少なくとも1つの物質を容器の中で処理(例えば、 混合および/または反応)する。第三方法工程では、少なくとも一つの処理される物質を本明細書中に記述したように、ドレンコネクタを通して容器から排出する。いずれの方法工程でも、一つまたはより多くの物質(例えば、気体を含む)を、排出工程に先立って、ドレンコネクタを通して容器に供給してよい。
他の実施態様では、処理容器を、ここに記述されるように、生物学的物質を処理するために使い得る。第一方法工程では、種々の生物学的物質の少なくとも1つを処理容器に加える。もし特定のアプリケーションのために望ましいなら、非生物学的資料を同様に加えてよい。第二方法工程では、容器の中で、生物学的物質の少なくとも一つを処理(例えば、混合、反応、および/または発酵)する。第三方法工程では、少なくとも一つの処理される物質を、本明細書中に述べたようにドレンコネクタを通して容器から排出する。任意の方法工程では、一つまたはより多くの物質(例えば、気体をむ)を、排出工程に先立って、ドレンコネクタを通して容器に供給してよい。
他の実施態様では、ここに記述した処理容器を半導体前駆物質および/またはプロセッシング材料を処理するために使ってよい。例えば、湿潤溶液を研磨剤物質と組み合わせて化学的機械的研磨または平坦化スラリー(CMP)を得ることもある。第一方法工程では、少なくとも一つの半導体前駆物質および/またはプロセッシング材料を処理容器に加える。第二方法工程では、少なくとも一つの半導体前駆物質および/またはプロセッシング材料を容器の中で処理する。第三方法工程では、少なくとも一つの処理済み物質を、ここに記述されるようにドレンコネクタを通して容器から排出する。任意の方法工程では、一つまたはより多くの物質(例えば、気体を含む)を、排出工程に先立って、ドレンコネクタを通して容器に供給してよい。
本発明を特定の局面、特徴および本発明を説明する実施態様に関して記述したが、当然に本発明の有用性はそれらに限定されるものではなく、本発明の分野の通常の知識を有する者にとっては自明であるように、ここでの記述に基づき、更に他の多くの変化、修飾、および代替的実施態様へと展開し拡張するものである。従って、特許請求する発明は、その概念と展望の中で全てのそのような変化、修飾、および代替的実施態様を含むものとして、広く理解されそして解釈されることを意図する。
「関連出願について」
なお、本願特許請求の範囲は、2005年9月19日付けの「物質処理容器のためのドレンコネクタ」と題する米国特許仮出願第60/718,466号に基づいて優先権を主張する。
図1は、本発明の第一の実施態様に従ったドレンコネクタの中空プランジャおよびドレンフランジの分解立面図であって、プランジャとドレン内の空隙を影線で表す。 図2Aは、図1のドレンコネクタの閉じた状態を示し、プランジャは立面図で示し、ドレンフランジおよび周状封止用O−リングは断面図で示す。 図2Bは、ドレンコネクタが開いた状態にあることを除き、図2Aと同様の図を示す。 図3Aは、図1および図2Aから2Bに示したドレンフランジの底面図である。 図3Bは、図3Aに示したドレンフランジの上面図である。 図4Aは、図1および図2A−2Bのプランジャの立面図である。 図4Bは、図4Aのプランジャの底面図である。 図4Cは、図4A−4Bのプランジャの底面図である。 図5Aは、本発明の第二の実施態様に従ったドレンコネクタの中空プランジャの立面図である。 図5Bは、図5Aの切断線「A」-「A」に沿った断面図であり、プランジャは下部にある移動停止部材を含んで成る。 図5Cは、図5Bの移動停止部材の立面図であり、移動停止内の空間を影線で表す。 図6Aは離隔した出口管に最も近い図2A−2Bのプランジャを示し、プランジャを立面図で表し、出口管および周状封止用O−リングを断面図で示す。 図6Bは、出口管がプランジャに結合することを除き、図6Bと同様の図を示す。 図7Aは、本発明の他の実施態様に従った、処理タンクと分離可能なように結合して処理容器の一部を形成する図2A−2Bのドレンフランジの断面図を提供する。 図7Bは、本発明の他の実施態様に従った、半永久的に処理バッグと結合して処理容器の一部を形成する図2A−2Bに示されるフランジと同様なドレンフランジの断面図を提供する。 図7Cは、本発明の他の実施態様に従って、処理容器の一部分を形成するように処理タンクの中に取り外し可能なように嵌め込まれている処理バッグに結合した図2A−2Bのドレンフランジの断面図を与える。 図7Dは、本発明の他の実施態様に従って、処理容器の一部分を形成するように処理タンクの中に取り外し可能なように嵌め込まれる処理バッグに非永久的に結合した、図2A−2Bに示したフランジと同様なドレンフランジの断面図を与える。 図8は、本発明に従ったドレンコネクタと共に使用される処理タンクまたはバッグの斜視図であって、タンクまたはバッグは、撹拌部材および結合棒を含んだ中空のスリーブを有し、タンクまたはバッグに対して内部にある特徴を影線で表す。 図9は、本発明に従った三つのドレンコネクタおよび撹拌部材と結合棒を含んだ中空のスリーブを伴った処理タンクまたはバッグの斜視図であって、種々の外部構造に対して内部にある特徴を影線で示す。 図10Aは、本発明の他の実施態様に従った、プランジャおよびドレン内の影線で表されている内部空間を有する閉じた状態でのドレンコネクタの中空プランジャおよびドレンフランジの立面図である。 図10Bは、ドレンコネクタが開いた状態にあることを除き、図10Aと同様な図を示す。

Claims (32)

  1. 選択的に閉止可能なドレンコネクタおよび物質処理バッグを含む物質処理容器であって、
    第一閉止端、第二開口端、外部表面および中空コアを画する内部表面を有する壁、ならびに外部表面に沿って配置される第一および第二周状封止部材を有するプランジャ本体を含んで成るプランジャであって、該プランジャ本体は、外部表面から中空コアへ延在し、かつ第一および第二周状封止部材の間に配置される少なくとも一つの通路を更に規定するプランジャ;および
    プランジャを受けるように適用される孔を規定するドレンフランジであって、該孔は、ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは第一および第二周状封止部材と封止的に係合し、およびドレンコネクタが開いた状態にあるときは第二周状封止部材と封止的に係合するように適用される内部表面によって画されている孔を規定するドレンフランジ
    を含んで成り、
    プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用されており;ならびに
    ドレンフランジは、フランジリップの下部表面が前記バッグの底面壁に接触しおよび封止するように係合している半径方向に延びるフランジリップを有し、および前記ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは、プランジャの第一閉止端が前記半径方向に延びるフランジリップの上部表面実質的に同一平面となるように配置される物質処理容器
  2. 選択的に閉止可能なドレンコネクタおよび物質処理バッグを含む物質処理容器であって、
    第一閉止端、第二開口端、外部表面および中空コアを画する内部表面を有する壁、ならびに外部表面に沿って配置される第一周状封止部材を有するプランジャ本体を含んで成り、該プランジャ本体は、外部表面から中空コア内へと延在し、かつ第一周状封止部材に隣接して配置される少なくとも一つの通路を更に規定する、中空プランジャ、および
    プランジャを受けるように適用される孔を規定するドレンフランジであって、該孔はドレンコネクタが閉じた状態にあるときは第一周状封止部材と封止的に係合するように適用される内部表面によって画されており、該ドレンフランジは、ドレンコネクタが開いた状態にあるときおよびドレンコネクタが閉じた状態にあるときにプランジャの外部表面の一部と封止的に係合するように適用される第二封止部材を更に含むドレンフランジ
    を含んで成り、
    プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用され、ならびに
    フランジリップの下部表面が前記バッグの底面壁に接触しおよび封止するように係合している半径方向に延びるフランジリップを有し、および前記ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは、プランジャの第一閉止端が前記半径方向に延びるフランジリップの上部表面実質的に同一平面となるように配置される物質処理容器
  3. 選択的に閉止可能なドレンコネクタおよび物質処理バッグを含む物質処理容器であって、
    第一閉止端、第二開口端、外部表面および中空コアを画する内部表面を有する壁を有するプランジャ本体を含んで成り、プランジャ本体は、外部表面から中空コア内へと延在する少なくとも一つの通路を更に規定する、中空プランジャ、および
    内部表面によって画され、およびプランジャを受けるように適用される孔を規定するドレンフランジであって、該内部表面は第一および第二の隆起状封止部材を有し、ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは、第一および第二の隆起状封止部材間に少なくとも一つの通路が配置され、ならびに第一および第二の隆起状封止部材はプランジャの外部表面と封止的に係合するドレンフランジ
    を含んで成り、
    プランジャおよびフランジのいずれかが、互いに相対的に動くように適用され、ならびに ドレンフランジは、フランジリップの下部表面が前記バッグの底面壁に接触しおよび封止するように係合している半径方向に延びるフランジリップを有し、および前記ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは、プランジャの第一閉止端が前記半径方向に延びるフランジリップの上部表面実質的に同一平面となるように配置される物質処理容器
  4. ドレンフランジは、超音波溶接、溶媒溶接、サーマルボンディング、および接着剤結合から選択された方法によってバッグの底面壁に結合している、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器。
  5. 前記ドレンコネクタが開いた状態にあるときは、可動性プランジャの一部が前記バッグの内部体積の中へ移動するように構成される、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  6. 第一周状封止部材がプランジャの上方部分に沿って配置され、および前記ドレンコネクタが開いた状態にあるときは前記バッグの内部体積の中へ移動するように構成される、請求項に記載の物質処理容器
  7. プランジャ本体の少なくとも一部の周囲は実質的に円形の形状である、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  8. プランジャが少なくとも一つの移動止めを更に含んで成る、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  9. 少なくとも一つの移動止めが、プランジャの第一閉止端に沿って配置される外部へ裾広がりした部分を含んで成る、請求項に記載の物質処理容器
  10. 少なくとも一つの移動止めが、プランジャ本体の外部表面に沿って配置される隆起状タブまたはリングを含んで成る、請求項に記載の物質処理容器
  11. 第一および第二周状封止部材が、本体壁の外部表面中に規定される会合した周状の凹部を有し、ならびに第一および第二周状封止部材が該会合した周状の凹部にフィットするように適用されたO−リングを含んで成る、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  12. 第一および第二周状封止部材が、プランジャに取り付けられた、またはプランジャと一体成形された隆起状封止環を含んで成る、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  13. 第二の開口端に沿ってプランジャと係合する中空の出口管を更に含んで成る、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  14. ドレンコネクタが出口管の動きによって、開の状態から閉の状態へまたはその反対に作動させられる、請求項13に記載の物質処理容器
  15. 少なくとも一つの通路が複数の通路を含んで成る、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  16. ドレンコネクタが閉じた状態にあるとき、第一および第二周状封止部材の間でドレンフランジの内部表面が実質的に一定の内部寸法を有する、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器。
  17. ドレンフランジが実質的に光学的に透過性の材料を含んで成る、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  18. バッグがポリマーフィルム材料を含んで成る外部壁を含む、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  19. ポリマーフィルム材料が実質的に光学的に透過性である、請求項18に記載の物質処理容器
  20. プランジャ、ドレンフランジ、ならびにプランジャおよびドレンフランジのいずれかと関連する出口管のいずれかに近接したセンサーを更に含み、該センサーはドレンコネクタ内部に含まれ、または内部を流れる物質の少なくとも一つの特性をモニタするように適用される、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  21. フランジリップの下部表面およびバッグの底面壁の間の封止的係合が非永久的であり、ならびにドレンコネクタを物質処理バッグから取り外すのを許容するように適合している、請求項1〜3のいずれか1つに記載の物質処理容器
  22. ドレンフランジおよびバッグの間に配置される少なくとも一つのO−リングを更に含んで成る、請求項に記載の物質処理容器
  23. ドレンフランジの上部境界が実質的にタンクまたはバッグの底部壁と同一平面である、請求項1〜22のいずれか1つに記載の物質処理容器。
  24. 物質処理バッグを内部に配置して有する中空タンクを有して成る、請求項1〜23のいずれか1つに記載の物質処理容器
  25. バッグの内部体積内に配置される可動性の撹拌部材を更に含んで成る、請求項1〜24のいずれか1つに記載の物質処理容器
  26. バッグはバッグの内部空間に突き出て中空を規定する封止されたスリーブを含んで成り及び少なくとも1つの可動性の攪拌部材を含む様に適合されている、請求項1〜22の少なくとも1つに記載の物質処理容器
  27. バッグおよびドレンコネクタが殺菌される、請求項1〜26のいずれか1つに記載の物質処理容器
  28. 無菌処理容器を製作する方法であって、
    選択的に閉止可能なドレンコネクタを物質処理バッグに接続する工程であって、ドレンコネクタが、
    第一閉止端、第二開口端、外部表面および中空コアを画する内部表面を有する壁、外部表面に沿って配置される周状封止部材、ならびに移動停止部材を有して成るプランジャ本体であって、プランジャ本体は、外部表面から中空コア内へと延在し、かつ第一および第二周状封止部材の間に配置されている少なくとも一つの通路を更に規定する、中空プランジャ、および
    プランジャを受けるように適用される孔を規定するドレンフランジであって、該孔は、ドレンコネクタが開いた状態にあるときは第一および第二周状封止部材と封止的に係合するように、およびドレンコネクタが閉じた状態にあるときは第二周状封止部材と封止的に係合するように適用される内部表面によって画されるドレンフランジを含んで成り、
    プランジャおよびフランジのいずれかが互いに相対的に動くように適用され、および
    ドレンフランジは前記バッグの底面壁に接触しおよび係合するフランジリップの下部表面を有する半径方向に延びるフランジリップを有し、および前記ドレンコネクタが閉じた状態にあるときは、プランジャの第一閉止端が前記半径方向に延びるフランジリップの上部表面実質的に同一平面となるように配置され、
    ならびに流体処理容器を殺菌する工程を含んで成る、無菌処理容器を製作する方法。
  29. ドレンコネクタのバッグへの接合が、フランジリップをバッグの底面壁に超音波溶接、溶媒溶接、サーマルボンディング、および接着剤結合から選択された方法によって結合する工程を含んで成る、請求項28に記載の方法。
  30. 無菌の流体処理容器を封止パッケージに包装する工程を更に含んで成る、請求項28に記載の方法。
  31. ドレンコネクタをバッグに結合する工程が、ドレンフランジの上部境界がバッグの底面壁と実質的に同一平面となるようにしてドレンフランジをバッグの底面壁に封止的に係合する工程を含んで成る、請求項28〜30のいずれか1つに記載の方法。
  32. バッグが、バッグの内部体積に突き出て中空を規定する封止されたスリーブを含んで成り及び少なくとも1つの可動な攪拌部材を含む様に適合されており、ならびに、封止されたスリーブが流体処理容器と共に殺菌されている、請求項28〜30のいずれか1つに記載の方法。
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