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JP5054586B2 - 磁気エンコーダ - Google Patents

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Description

本発明は、磁気エンコーダに関し、特に、磁気センサとしてGMR素子を用いたGMRセンサを備える磁気エンコーダに関する。
従来、ステッピングモータなどのロータの回転方向や回転角度を検出するためのセンサとして、巨大磁気抵抗効果を利用した磁気抵抗効果素子(GMR(giant magneto resistive)素子)を用いた磁気エンコーダが用いられている。この磁気エンコーダにおいては、AB2相の出力を持たせ、A相―B相間の位相差により回転方向を検出していた。
例えば、図13及び図14に示すように、A相用GMR素子2a〜2dと、B層用GMR素子3a〜3dを設け、これらGMR素子に対向する円板状多極磁石体を回転させることで、A相出力及びB相出力を得る。これらA相出力波形の立ち上がりと、B相出力波形の立ち上がりとのタイミング差に基づいて、円板状多極磁石体の回転方向を検出するようになされている。
特開2007−199007号公報
ところで、一般的なエンコーダでは、AB両相のGMRセンサを一列に配置可能であるが、高密度エンコーダでは、前記円板状多極磁石体の着磁ピッチ当たりのGMR素子の数が多いことにより、一列に並べることが困難であった。従って、高密度エンコーダでは、AB2相分のセンサを設ける必要がある分、外形が大きくなる問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、一段と小型の磁気エンコーダを提供することを目的とする。
本発明の磁気エンコーダは、所定方向に移動し、移動方向に沿ってN極とS極とからなる複数の磁極が交互に着磁された磁石体と、前記磁石体の近傍に前記移動方向に沿って対向配置された磁気センサとを具備し、前記磁気センサは複数の磁気抵抗効果素子からなり、該複数の磁気抵抗効果素子は直列接続されてその一端を電源端子に接続し、他端をグランド端子に接続する一方、該直列接続された複数の磁気抵抗効果素子を同数ずつに分ける中点を前記磁気センサの出力端子とし、該中点よりも前記電源端子側の磁気抵抗素子と、前記グランド端子側の磁気抵抗素子とが、前記移動方向に沿って交互に配置されてなり、
前記出力端子から出力されるパルス電圧が、前記磁石体の移動とともに増大するか、減少するかを検出して前記磁石体の移動方向を検知する。
上記磁気エンコーダによれば、単相の磁気抵抗効果素子を用いて移動方向の検出を行うことができるので、一段と小型の磁気エンコーダを実現することができる。
また上記磁気エンコーダにおいて、磁石体は、回転体であり、該回転体の外周側面に回転方向に沿って、N極及びS極が着磁されていることが好ましい。この場合には、単相の磁気抵抗効果素子を用いて回転方向の検出を行うことができるので、一段と小型の回転型の磁気エンコーダを実現することができる。
また上記磁気エンコーダにおいて、前記磁気センサの複数の磁気抵抗効果素子は、前記移動方向への並び順に抵抗値が大きく、または小さくなるように配置されていることが好ましい。この場合には、磁石体の移動に伴って、出力端子の出力電圧値の変化が顕著となることにより、一段と容易に移動方向の検出を行うことができる。
また上記磁気エンコーダにおいて、前記磁気センサの複数の磁気抵抗効果素子は、前記磁石体の着磁の1極分の範囲内に配置されていることが好ましい。この場合には、磁石体が1極分移動する間に、磁気抵抗効果素子の数の分だけパルスを得ることができる。このパルスのピーク値の変化に基づいて移動方向を検出することができる。
本発明によれば、一段と小型の磁気エンコーダを提供することができる。
以下、本発明の一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すように、磁気エンコーダ10は、例えば、回転角度、回転方向又は回転速度等を検出する装置であり、主として磁石体11と、磁石体11を回転自在に支持する回転体12と、回転体12を回転自在に支持する筺体9と、磁気抵抗効果素子からなる磁気センサ20とを有している。
磁石体11は、リング状に形成されており、その内面が、円板状に形成された回転体12の外周側面に固定されている。磁石体11の外周側面11Aには、N極及びS極からなる複数の磁極が交互に着磁された磁気パターンが形成されている。
磁石体11と回転体12は、筺体9に設けられた円形状の凹部9A内に配置されている。図2に示すように、筺体9の中心には、中心孔9aが形成されており、回転体12の中心に形成された回転軸12aが挿通されている。磁石体11は、回転体12の回転軸12aを軸中心として、凹部9A内で回転方向ra1又は回転方向ra2に回転自在に支持されている。
筺体9には、凹部9Aの一部を外周方向に切り欠いた切欠き部9bが形成されており、磁気センサ20は、この切欠き部9b内に、磁石体11の外周面11Aと対向するように固定されている。磁気センサ20には、複数の磁気抵抗効果素子A(個別にR11、R21、R12、R22、R13、R23として示す)が設けられている。
図3に示すように、磁気センサ20には、複数の磁気抵抗効果素子R11〜R23が一列に配置されており、これら一列に配置された磁気抵抗効果素子R11〜R23のうち、1つ置きに配置された磁気抵抗効果素子R11、R12及びR13が直列に接続されており、また、1つ置きに配置された磁気抵抗効果素子R21、R22及びR23が直列に接続されている。
また、直列に接続された磁気抵抗効果素子R11〜R13とR21〜R23とは、磁気抵抗効果素子R11とR21とが接続されることにより、全体として直列接続されている。磁気抵抗効果素子R11とR21との間には、出力端子TOが接続されている。また、磁気抵抗効果素子R13には電源端子T1が接続されると共に、磁気抵抗効果素子R23には、グランド端子T2が接続されている。
なお、磁気センサ20に設けられたこれら磁気抵抗効果素子R13〜R23は、磁石体11のN極(又はS極)の1極の範囲内に収まるように配置されている。
図4は、図3に示した磁気センサ20に配置された磁気抵抗効果素子R11〜R23、出力端子TO、電源端子T1及びグランド端子T2の接続状態を示す図である。図4に示すように、電源端子T1とグランド端子T2との間には、抵抗値が同等の6つの磁気抵抗効果素子R11〜R23が直列接続されており、3つの磁気抵抗効果素子R11〜R13と、3つの磁気抵抗効果素子R21〜R23とを分ける位置(磁気抵抗効果素子R11とR21との間)には、出力端子TOが接続されている。
すなわち、複数の磁気抵抗効果素子R11〜R23は、電源端子T1及びグランド端子T2間に直列接続され、該直列接続された複数の磁気抵抗効果素子R11〜R23を同数ずつに分ける中点を回転検出用の出力端子TOとし、該中点よりも電源端子T1側の磁気抵抗素子R11、R12、R13と、グランド端子T2側の磁気抵抗素子R21、R22、R23とが、磁石体11の回転方向に沿って交互に配置されている。
これにより、全ての磁気抵抗効果素子R11〜R23の抵抗値が同じ初期状態(例えば全ての磁気抵抗効果素子R11〜R23の抵抗値が「Low」)において、第1に、磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が変化すると、出力端子TOの出力電圧は該変化分だけ変化し、第2に、磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が変化した状態でさらに磁気抵抗効果素子R21の抵抗値が変化すると、出力端子TOを中心として、磁気抵抗効果素子R11〜R13側の合成抵抗値と、磁気抵抗効果素子R21〜R23側の合成抵抗値とが同等の抵抗値となることにより、出力端子TOの出力電圧は、初期状態における出力電圧に戻ることになる。
さらに、第3に、この状態から磁気抵抗効果素子R12の抵抗値が変化すると、出力端子TOの出力電圧は、該変化分だけ初期状態から変化する。
このようにして、磁気抵抗効果素子R11〜R23が、その並び順に、R11、R21、R12、R22、R13及びR23の順に変化することにより、出力端子TOの出力電圧は、例えば初期状態とHレベルとの間を繰り返し変化することになる。すなわち、磁石体11が回転することで、磁気抵抗効果素子R11〜R23が、その並び順に、R11、R21、R12、R22、R13及びR23の順に変化し、出力端子TOの出力電圧は、例えば初期状態とHレベル(又はLレベル)との間を繰り返し変化することになる。
ここで、複数の磁気抵抗効果素子を用いた磁気センサの特性として、複数の磁気抵抗効果素子R11〜R23が配列されている状態において、そのうちの1つずつが順次「High」(抵抗値が高い状態)に変化して行く場合、既に「High」に変化している磁気抵抗効果素子の素子数が多いほど、次の磁気抵抗効果素子が「High」になった場合の出力端子TOにおける電圧変化(初期状態に対する電圧変化)が小さくなる。
本実施の形態においては、このような磁気抵抗効果素子の特性を利用するために、磁石体11のN極(S極)の1極分に相当する長さL1(図3)の範囲内に、出力端子TOを境とした電源側の磁気抵抗効果素子R11〜R13及びグランド側の磁気抵抗効果素子R21〜R23を交互に配置し、磁石体11の回転に伴って、順次1つずつの磁気抵抗効果素子の抵抗値が変化するように構成することで、出力端子TOの出力電圧としては、初期状態と「High」レベル(又は「Low」レベル)との間を繰り返し変化することとなる。そして、この場合、全ての磁気抵抗効果素子R11〜R23が、磁石体11の磁極(N極又はS極)の1極分に収まる範囲内に配置されていることにより、一旦抵抗値が「High」(又は「Low」)に変化した磁気抵抗効果素子の該抵抗値は、全ての磁気抵抗効果素子R11〜R23が磁石体11の該1つの磁極に対向する位置に到来してこれらの抵抗値が「High」(又は「Low」)になるまで、維持されることになる。
これにより、上記磁気抵抗効果素子の特性を利用することができ、出力端子TOの出力電圧は、磁石体11のN極(S極)の1極分が磁気センサ20の前を横切る間に、順次発生するパルス波形のピーク電圧の初期状態に対する電圧変化が順次小さくなる(又は大きくなる)ことにより、この変化を検出器30により検出して、回転方向を判断するようになされている。
図5は、図1乃至図4に示した構成により、磁石体11を矢印ra1(図3)方向へ回転させた場合の、磁気センサ20の出力端子TOから出力される出力電圧Out[V]を示す図であり、図6は、その信号波形図である。
図5に示すように、磁気抵抗効果素子R11〜R23の抵抗値が全て「Low」である場合において、磁石体11が矢印ra1(図3)で示す方向に回転することによって該磁石体11の例えばN極(S極)がこれら磁気抵抗効果素子R11〜R23の前を横切る位置にさしかかると、まず、回転方向ra1の上流側にある磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が「Low」から「High」に変化する。これにより、出力端子TOの出力電圧Out[V]は、2.500[V]から2.582[V]に変化する。そして、磁気抵抗効果素子R11に続いて磁気抵抗効果素子R21の抵抗値が「Low」から「High」に変化すると、磁気抵抗効果素子R11、R12、R13とR21、R22、R23との中点電圧である出力端子TOの出力電圧は、初期状態である2.500[V]に戻る。
さらに、磁気抵抗効果素子R12の抵抗値が「Low」から「High」に変化すると、出力端子TOの出力電圧Out[V]は、2.500[V]から2.579[V]に変化する。この場合、1つの磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が既に「High」に変化して該「High」を維持していることにより、磁気抵抗効果素子の特性により、1つめの磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が「High」となった場合の出力電圧2.582[V]よりも低い値(初期状態からの電圧変化が小さい値)となる。そして、磁気抵抗効果素子R12に続いて磁気抵抗効果素子R22の抵抗値が「Low」から「High」に変化すると、磁気抵抗効果素子R11、R12、R13とR21、R22、R23との中点電圧である出力端子TOの出力電圧は、初期状態である2.500[V]に戻る。
さらに、磁気抵抗効果素子R13の抵抗値が「Low」から「High」に変化すると、出力端子TOの出力電圧Out[V]は、2.500[V]から2.577[V]に変化する。この場合、2つの磁気抵抗効果素子R11、R12の抵抗値が既に「High」に変化して該「High」を維持していることにより、磁気抵抗効果素子の特性により、1つめの磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が「High」となった場合の出力電圧2.582[V]及び3つめの磁気抵抗効果素子R12の抵抗値が「High」となった場合の出力電圧2.579[V]よりも低い値(初期状態からの電圧変化が小さい値)となる。そして、磁気抵抗効果素子R13に続いて磁気抵抗効果素子R23の抵抗値が「Low」から「High」に変化すると、磁気抵抗効果素子R11、R12、R13とR21、R22、R23との中点電圧である出力端子TOの出力電圧は、初期状態である2.500[V]に戻る。
このようにして、磁石体11の回転により、該磁石体11のN極(S極)の1極分の長さに全ての磁気抵抗効果素子R11〜R23が対向する状態となって、全ての磁気抵抗素子R11〜R23の抵抗値が「High」に変化した状態において、さらに磁石体11が矢印ra1方向に回転して、該磁石体11のS極(N極)が磁気センサ20を横切る位置にさしかかると、まず、回転方向ra1の上流側にある磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が「High」から「Low」に変化する。これにより、出力端子TOの出力電圧Out[V]は、2.500[V]から2.423[V]に変化する。そして、磁気抵抗効果素子R11に続いて磁気抵抗効果素子R21の抵抗値が「High」から「Low」に変化すると、磁気抵抗効果素子R11、R12、R13とR21、R22、R23との中点電圧である出力端子TOの出力電圧は、初期状態である2.500[V]に戻る。
さらに、磁気抵抗効果素子R12の抵抗値が「High」から「Low」に変化すると、出力端子TOの出力電圧Out[V]は、2.500[V]から2.421[V]に変化する。この場合には、磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が「High」から「Low」に変化した上述の場合に比べて、「High」になっている素子数が少なくなっていることにより、出力電圧は低い値(初期状態からの変化が大きい値)となる。そして、磁気抵抗効果素子R12に続いて磁気抵抗効果素子R22の抵抗値が「High」から「Low」に変化すると、磁気抵抗効果素子R11、R12、R13とR21、R22、R23との中点電圧である出力端子TOの出力電圧は、初期状態である2.500[V]に戻る。
さらに、磁気抵抗効果素子R13の抵抗値が「High」から「Low」に変化すると、出力端子TOの出力電圧Out[V]は、2.500から2.418[V]に変化する。この場合には、磁気抵抗効果素子R11の抵抗値が「High」から「Low」に変化した上述の場合に比べて、「High」になっている素子数がさらに少なくなっていることにより、出力電圧は低い値(初期状態からの変化が大きい値)となる。
これに対して、図7及び図8は、磁石体11を逆方向(矢印ra2方向(図3))へ回転させた際の磁気抵抗効果素子R11〜R23の抵抗値の変化と、出力端子TOにおける出力電圧を示す図である。
この場合には、磁石体11の回転に伴って、磁気抵抗効果素子R23、R13、R22、R12、R21、R11の順に抵抗値が変化することにより、図8に示すように、出力電圧のピーク値は、2.418[V]、 2.421[V]、2.423[V]、2.577[V]、2.579[V]、2.582[V]の順に変化する。
このようにして、出力端子TOの電圧値に基づいて、磁気抵抗効果素子R11、R12、R13の抵抗値が変化した際の出力電圧(3個ずつのパルスのピーク値の変化)を検出することにより、この変化として、初期状態(2.500[V])との差が小さくなる変化である場合(図5、図6)又は大きくなる変化である場合(図7、図8)によって磁石体11の回転方向(ra1又はra2)を判断することができる。
なお、上述の実施の形態においては、全ての磁気抵抗効果素子R11〜R23を同じ初期抵抗値としてそれを磁石体11の回転に伴って変化させる場合について述べたが、これに限られるものではなく、各磁気抵抗効果素子R11〜R23ごとに初期抵抗値に差を持たせるようにしてもよい。このようにすれば、磁石体11の回転に伴う出力端子TOの電圧変化が一段と顕著になることにより、電圧変化の検出を一段と容易に行うことができる。
例えば、図9及び図10は、磁気抵抗効果素子R12及びR22を1000Ω、R11及びR21を1200Ω、R13及びR23を833Ωとし、磁石体11が矢印ra1方向(順転方向)に回転させた場合の出力端子TOの変化を示す図であり、図11及び図12は、同条件で磁石体11を矢印ra2方向(逆転方向)に回転させた場合の出力端子TOの変化を示す図である。
このように、中間電圧(2.5[V])よりも高電圧側と低電圧側とでピーク電圧値は異なるが、中間電圧よりも高電圧側では、最大のピーク電圧値に比べて他のピーク値は、各々19.5%、34.8%の電圧になり、また、中間電圧よりも低電圧側では、13.8%、26.0%の電圧値になる。この程度の電圧差が発生すると、電気的にピーク電圧の大小を判定することは容易となる。
また、上述の実施の形態においては、本発明を回転方向や回転角度を検出するためのセンサとして用いられるエンコーダに適用する場合について述べたが、適用対象はこれに限られるものではなく、リニアエンコーダに適用することもできる。
本発明の磁気エンコーダの一実施の形態を示す平面図である。 図1の磁気エンコーダの断面図である。 図1の磁気エンコーダの磁気センサの構成を示す図である。 図3の磁気センサの磁気抵抗効果素子の接続状態を示す図である。 全ての磁気抵抗効果素子の抵抗値が同じである場合における順転時の出力電圧を示す図である。 全ての磁気抵抗効果素子の抵抗値が同じである場合における順転時の出力電圧を示す信号波形図である。 全ての磁気抵抗効果素子の抵抗値が同じである場合における逆転時の出力電圧を示す図である。 全ての磁気抵抗効果素子の抵抗値が同じである場合における逆転時の出力電圧を示す信号波形図である。 磁気抵抗効果素子の抵抗値を配置順に変えた場合における順転時の出力電圧を示す図である。 磁気抵抗効果素子の抵抗値を配置順に変えた場合における順転時の出力電圧を示す信号波形図である。 磁気抵抗効果素子の抵抗値を配置順に変えた場合における逆転時の出力電圧を示す図である。 磁気抵抗効果素子の抵抗値を配置順に変えた場合における逆転時の出力電圧を示す信号波形図である。 従来の磁気エンコーダを説明するための図である。 従来の磁気エンコーダを説明するための図である。
符号の説明
10 磁気エンコーダ
11 磁石体
12 回転体
R11、R21、R12、R22、R13、R23 磁気抵抗効果素子
TO 出力端子
T1 電源端子
T2 グランド端子

Claims (4)

  1. 所定方向に移動し、移動方向に沿ってN極とS極とからなる複数の磁極が交互に着磁された磁石体と、
    前記磁石体の近傍に前記移動方向に沿って対向配置された磁気センサとを具備し、
    前記磁気センサは複数の磁気抵抗効果素子からなり、該複数の磁気抵抗効果素子は直列接続されてその一端を電源端子に接続し、他端をグランド端子に接続する一方、該直列接続された複数の磁気抵抗効果素子を同数ずつに分ける中点を前記磁気センサの出力端子とし、該中点よりも前記電源端子側の磁気抵抗素子と、前記グランド端子側の磁気抵抗素子とが、前記移動方向に沿って交互に配置されてなり、
    前記出力端子から出力されるパルス電圧が、前記磁石体の移動とともに増大するか、減少するかを検出して前記磁石体の移動方向を検知する磁気エンコーダ。
  2. 前記磁石体は、回転体であり、該回転体の外周側面に回転方向に沿って、前記N極及びS極が着磁されていることを特徴とする請求項1に記載の磁気エンコーダ。
  3. 前記磁気センサの複数の磁気抵抗効果素子は、前記移動方向への並び順に抵抗値が大きく、または小さくなるように配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の磁気エンコーダ。
  4. 前記磁気センサの複数の磁気抵抗効果素子は、前記磁石体の着磁の1極分の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の磁気エンコーダ。
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