JP5051534B2 - 核酸を用いた微細構造制御法の微粒子担持触媒への応用 - Google Patents
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いる。これは、DNAを「塩基配列情報を内包するナノテク素材」として捉えるもので、ナ
ノメートルレベルの微細構造を塩基配列によってプログラムするものである。
複雑な構造まで作製できるようになっている。例えば、非特許文献1のレビューでは、微粒子の配列・凝集構造、DNAを鋳型にした導線、DNAを組み合わせた2次元・3次元構造などの作製例が紹介されている。
ンピューティングなど様々な応用が提案されており、微粒子の凝集に伴う表面プラズモン吸収の変化を利用した遺伝子解析や、DNAコンピューティングによる有向ハミルトン経路
問題の計算などの実施例が報告されている(非特許文献2、3)。また、これらに関連することは特許文献1-13などにも報告されている。しかし、実用に直結するような物性の
測定例はまだ少なく、今後の発展が期待される技術である。
ム自己組織化は、ナノレベルでこうした制御が可能であるだけでなく、酸化物粉末(非特許文献4)やグラファイト(非特許文献5、特許文献14)などを担体として使用することができる。
T.H. LaBean and Hanying Li, nanotechnology 2 (2007) 26 L.M. Adleman, Science 266 (1994) 1021 C.A. Mirkin, R.L. Lesinger, R.C. Mucic and J.J. Storhoff, Nature 382 (1996) 607 前田泰、藤谷忠博、第53回応用物理学関係連合講演会予稿集、22a-I-1 (2006) Y. Maeda, Y.Y Maeda, T. Okada, M. Kodaka, T. Fujitani, S. Tsubota, Japanese Journal of Applied Physics 7B (2005) 5400
細構造が制御された微粒子担持触媒の製造方法、及び当該製造方法により得られた微粒子担持触媒を供することを目的とする。
微粒子担持触媒構造体の作製と、作製した構造体の活性化処理とにより、微細構造が制御された微粒子担持触媒を製造できることを見出した。本発明は上記知見に基づきさらに検討を重ねた結果完成されたものであり、下記に掲げるものである。
項1. (a)核酸で修飾した微粒子を、核酸の相補反応により配列させて担体に担持す
ることにより、微粒子担持触媒構造体を作製する工程、及び
(b)前記(a)工程で得られた微粒子担持触媒構造体に対して活性化処理を行う工程、を含有する、微粒子担持触媒の製造方法。
項2. 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、該核酸と相補的な配列を有する核
酸で修飾した微粒子とを核酸の相補反応により結合させることにより2以上の微粒子を配列させて、これを担体に担持することにより微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、項1に記載の製造方法。
項3. 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、該核酸と相補的な配列を有する核
酸とを相補反応により結合させることにより1または2以上の微粒子を配列させて、これを担体に担持することにより微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、項1に記載の製造方法。
項4. 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、あらかじめ担体に固定され、かつ
、該核酸と相補的な配列を有する核酸で修飾された微粒子とを核酸の相補反応により結合させて、2以上の微粒子を配列させて担体に担持することにより、微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、項1に記載の製造方法。
項5. 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、あらかじめ担体に固定され、かつ
、該核酸と相補的な配列を有する核酸とを相補反応により結合させて、1または2以上の微粒子を配列させて担体に担持することにより、微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、項1に記載の製造方法。
項6. 前記核酸がDNA、PNA、LNA及びBNAからなる群より選択されるいずれかである、項
1〜5のいずれかに記載の製造方法。
項7. 前記微粒子が金、銀、銅、白金、イリジウム、パラジウム、ロジウム、ルテニウ
ム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル及びクロムからなる群より選択されるナノ粒子である、項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
項8. 前記担体が無機固体である、項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
項9. 前記活性化処理が酸素プラズマ処理である、項1〜8のいずれかに記載の製造方
法。
項10. 項1〜9のいずれかに記載の製造方法により得られる微粒子担持触媒。
ることが可能となる(図1)。これにより、微粒子担持触媒において、1種類もしくは2
種類以上の微粒子について、位置関係などの微細構造を制御すること、その微細構造を核酸塩基配列を変えることで簡単に設計すること、活性化処理することにより作製した微粒子担持触媒構造体を触媒として使用すること、などが可能となる。
1.微粒子担持触媒構造体
微粒子担持触媒構造体とは、核酸で修飾された微粒子が、該核酸と相補的な配列を有する核酸と相補反応により結合(以下、ハイブリダイズと称することもある)した状態で担体に坦持されているものを指す。
粒子に核酸を接続することであり、本発明の方法により微粒子担持触媒を製造できる限り、前述のようにその接続様式及び接続方法は限定されない。前述のように、例えば、その末端が、微粒子と化学的に結合する置換基に置換された核酸を用いることにより、これらを接続できる。
、溶媒は超純水、反応温度は室温、反応時間は一晩が例示される。また、本方式においては、核酸の担体への非特異的吸着を防ぐ必要があるため、担体としては、置換基および核酸との結合力が弱い、もしくは結合力がないものを選択する必要がある。具体的にはグラファイトが例示される。
子Eとを前記反応により結合させることができる。また、微粒子Dや微粒子Eは、それぞれ素材及びサイズなどが同一の微粒子でもよく、また異なる微粒子であってもよい。また、本方式により微粒子担持触媒構造体が得られたかどうかは、第1方式と同様に、分光光
度計による微粒子の表面プラズモン吸収の測定、もしくは目視による溶液色の観察より判断することができる。
記テンプレート核酸上に配置させることができる。また、2つ以上の微粒子Fを使用する場合には、該粒子の素材やサイズなどは同一でもよく、またそれぞれ異なってもよい。また、本方式においても、微粒子担持触媒構造体が得られたかどうかは、分光光度計による微粒子の表面プラズモン吸収の測定、もしくは目視による溶液色の観察により判断することができる。
(Bridged Nucleic Acid)が例示される。また、特異的にハイブリダイズする限りにおいて、その塩基配列は限定されない。例えば、相補反応をさせる核酸同士の塩基配列は、完全に相補的であってもよく、またミスマッチを含んでいてもよい。また、これらの配列の長さは同一であっても、また同一でなくてもよく、目的に応じて当業者が適宜選択できる。また、微粒子を修飾する核酸の塩基数は、前述の反応条件において相補反応が起これば任意の数でよいが、好ましくは15-120塩基であり、より好ましくは15-50塩基である。ま
た、テンプレートとなる核酸の塩基数も同様に相補反応が起こる限りは任意の数でかまわないが、好ましくは15-120塩基であり、より好ましくは15-50塩基である。ただし、当該
核酸に相補的に反応させる上記微粒子を修飾する核酸の合計塩基数以上であることが好ましい。
ス材料の場合は微粒子が細孔内に入ることが条件として加わる。また、担体の素材、形状、サイズ等は単一である必要はなく、目的に応じて複数種類のものを組み合わせることもできる。
製造することができるが、核酸と担体との相互作用が比較的弱い場合には、第3方式または第4方式が好ましい。なお、相互作用が比較的弱い担体の例はグラファイトなどであり、これに対して比較的強い担体の例は酸化チタン、酸化アルミ、酸化珪素などである。
2.活性化処理
本発明では配列制御に核酸を用いるが、これにより触媒活性の低下が生じる。従って、
作製した微粒子担持触媒構造体を微粒子担持触媒として使用するためには、前記(a)工程で得られた微粒子担持触媒構造体に対して活性化処理を行うことが必須である。なお、この微粒子担持触媒構造体に対して活性化処理を行う工程を(b)工程と称することもある。
を与えずに核酸を除去する条件とされる(A. Takagi, K. Ojima, E. Mikamo, T. Matsumoto and T. Kawai, Appl. Phys. Lett 90 (2007) 043122参照)。また、当該条件における処理回数としては、40回以上が好ましい。
あり、例えば金のような低融点金属を用いる場合は、担体としてチタンコートシリカゲル担体を用いることが好ましい(例えば、Y. Tai, Y. Ochi, F. Ohashi, K. Tajiri, J. Murakami, M. Dat´e, and S. Tsubota, Appl. Catal. A 268 (2004) 183参照)。
1.担体に担持して触媒活性を有すること
2.ナノメートルレベルのサイズであること
3.活性化処理により分解しないこと
4.金属ナノ粒子及び/または貴金属ナノ粒子であること
・担体
1.高比表面積であること
2.活性化処理により分解しないこと
3.核酸が吸着すること
4.無機固体であること(酸化物粉末が適している)
・核酸
1.末端が微粒子と結合すること
2.室温でハイブリダイズする程度の長さであること
・活性化処理
1.核酸及び置換基を除去できること
2.酸素プラズマ処理が適している
3.酸素プラズマ処理においては、試料を良く撹拌すること
また、例えば、図2(c)及び(d)の場合には、上記担体に対する条件3及び4が、「3.核酸が吸着しないこと」「4.無機固体であること(グラファイトなど非酸化物が適している
)」とすることが好ましい。
図3に示すように、(a)異なる数個の微粒子を触媒機能単位としてまとめた構造、(b)異なる数個の微粒子を市松模様やストライプのような二次元周期とする構造、(c)サテライト
構造のような前記(a)や(b)の中間的サイズの構造などに制御することができる。なお、微粒子の位置関係や種類等は、これに限定されない。
去する活性点(微粒子2)を周辺に配置することでこれを防ぐことができる(図4(b))。
実施例1
図2(a)の方式にて微粒子の配列制御を行うことで、DNAプログラム自己組織化が粉末担
体上でも適用可能であることを示すことを目的とする。核酸としてはDNAを使用する。
5'-HS-ACT GGC CGT CGT TTT ACA ACG TCG TGA CTG-3'(配列番号1)
5'-HS-CAG TCA CGA CGT TGT AAA ACG ACG GCC AGT-3'(配列番号2)
・微粒子→Auナノ粒子(直径10nm(9.5M)、直径15nm(2.3M))
*コロイド溶液
・粉末担体→TiO2粉末(直径21nm)
また、作製手順は以下の通りである。
(1)Auコロイド溶液1mLに対して10μLのDNAを加える
*15nmと10nmのAuナノ粒子は相補的なDNAで修飾する
(2)50℃で24時間反応させる
(3)0.1Mリン酸バッファー及び1M NaClを100μLずつ加える
(4)さらに50℃で48時間反応させる
(5)遠心機によりAuナノ粒子を沈殿させ、上澄みをストックバッファーと置換す
ることで、未反応DNAを取り除く
*ストックバッファー:リン酸バッファー(10mM)+NaCl(0.1M)
<配列制御>
(1)DNA修飾された10nm、15nmのAuコロイド溶液を混合し、NaClを加える
(2)室温にて約2時間反応させ、DNA相補反応によりナノ粒子を配列させる
<TiO2粉末への担持>
(1)上記溶液にTiO2粉末を加え配列構造を吸着させる
(2)70%エタノールでリンスする
まず、Auナノ粒子をDNAで修飾した後、TiO2粉末と混合したところ、溶液中のAuナノ粒
子はすべてTiO2粉末に吸着して沈殿した。DNAで修飾しないと全く沈殿しなかったので、DNA-TiO2間の相互作用によりAuナノ粒子がTiO2に吸着することが明らかになった。また、10nmと15nmのAuナノ粒子で配列構造を作製した場合においても同様にTiO2への吸着がみら
れた(図5)。さらに、TEM(図6)およびAFM観察(図7)によって、10nmと15nmのAuナノ粒子か
らなる配列構造が確認された。以上より、DNAプログラム自己組織化が粉末担体上でも適
用可能であることが示された。
を用いることの触媒活性への影響と、酸素プラズマ処理の活性化処理としての有効性を確認することを目的とする。
(1)使用した装置:PLASMOD GCM-25(MARCH Instrument社製)
(2)処理条件:出力->40W、処理時間(1回当たり)->3分、酸素圧->1 torr
(3)処理が1回終了するごとに良くかき混ぜる
DNAで修飾したAuナノ粒子(15nm)をTiO2粉末に固定し、酸素プラズマ処理を行った後に
、CO酸化活性を測定した(図8)。その結果、酸素プラズマ処理を行った試料では活性が見
られた(DNA+P10及びDNA+P40)。活性は処理回数を増やすことにより改善し、40回処理後には、DNAを使わずに作製した試料とほぼ同等のレベルまで回復した。以上より、DNAを構造制御に用いることで触媒活性が失活するが、これは酸素プラズマ処理により回復可能であることが明らかになった。
比較例1
上記実施例1において、酸素プラズマ処理を行わない以外は同様にして作製した試料について、触媒活性測定を行った。その結果、酸素プラズマ処理を行わない場合には活性は見られなかった(図8のDNA+P0)。
比較例2
上記実施例1において、酸素プラズマ処理のかわりに350℃で大気中焼成した以外は同
様にして作製した試料について、触媒活性測定を行った。その結果、350℃で大気中焼成
しても活性は見られなかった(図8のDNA+anneal)。
微粒子担持触媒に応用可能なこと、及びそのために必要なプロセスが明らかになった。
体におけるフォトリソのような、汎用的触媒開発システムが構築できる(図1)。これは、
特に多元系の触媒開発に有効であり、構造最適化による性能向上だけでなく、添加元素の効率的な配置による資源量削減なども期待できる。また、本発明は系統的なスクリーニングも可能にするため、触媒開発の迅速化にも寄与する。
Claims (10)
- (a)核酸で修飾した微粒子を、核酸の相補反応により配列させて担体に担持することにより、微粒子担持触媒構造体を作製する工程、及び
(b)前記(a)工程で得られた微粒子担持触媒構造体に対して活性化処理を行う工程、を含有する、微粒子担持触媒の製造方法。 - 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、該核酸と相補的な配列を有する核酸で修飾した微粒子とを核酸の相補反応により結合させることにより2以上の微粒子を配列させて、これを担体に担持することにより微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、該核酸と相補的な配列を有する核酸とを相補反応により結合させることにより1または2以上の微粒子を配列させて、これを担体に担持することにより微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、あらかじめ担体に固定され、かつ、該核酸と相補的な配列を有する核酸で修飾された微粒子とを核酸の相補反応により結合させて、2以上の微粒子を配列させて担体に担持することにより、微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記(a)工程が、核酸で修飾した微粒子と、あらかじめ担体に固定され、かつ、該核酸と相補的な配列を有する核酸とを相補反応により結合させて、1または2以上の微粒子を配列させて担体に担持することにより、微粒子担持触媒構造体を作製する工程である、請求項1に記載の製造方法。
- 前記核酸がDNA、PNA、LNA及びBNAからなる群より選択されるいずれかである、請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 前記微粒子が金、銀、銅、白金、イリジウム、パラジウム、ロジウム、ルテニウム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル及びクロムからなる群より選択されるナノ粒子である、請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
- 前記担体が無機固体である、請求項1〜7のいずれかに記載の製造方法。
- 前記活性化処理が酸素プラズマ処理である、請求項1〜8のいずれかに記載の製造方法。
- 請求項1〜9のいずれかに記載の製造方法により得られる微粒子担持触媒。
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