JP5049102B2 - 移動式クレーンの圧油供給装置 - Google Patents
移動式クレーンの圧油供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5049102B2 JP5049102B2 JP2007293194A JP2007293194A JP5049102B2 JP 5049102 B2 JP5049102 B2 JP 5049102B2 JP 2007293194 A JP2007293194 A JP 2007293194A JP 2007293194 A JP2007293194 A JP 2007293194A JP 5049102 B2 JP5049102 B2 JP 5049102B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switching control
- pressure oil
- crane
- valve
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 82
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 17
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 4
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000007634 remodeling Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001737 promoting effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Non-Deflectable Wheels, Steering Of Trailers, Or Other Steering (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Jib Cranes (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
Description
クローラクレーンは、例えばゴム製のクローラが走行台車の左右に装着され、この左右のクローラそれぞれに対応する走行用の二つの油圧モータを有して構成されており、左右二系統の油圧回路によって、左右のクローラを個別に駆動できるようになっている。このような構成をもつクローラクレーンは、左右のクローラによって走行し、進行方向を変えるときには、左右二系統の油圧回路によって、左右のクローラの速度や回転方向を個別に切替えることによって操舵がなされる(例えば特許文献1参照)。
ここで、ホイールクレーンを提供するに際し、クローラクレーンとホイールクレーンとの走行に係る圧油供給装置を完全に別個の設計とし、それぞれの構成部品を専用に用意することも考えられる。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、クローラ式およびホイール式相互の換装を容易とする移動式クレーンの圧油供給装置を提供することを目的としている。
同図に示すように、このホイールクレーン1は、走行するための走行台車となる機体50を備え、その機体50上に、クレーン装置60、アウトリガ装置70、および原動部90が搭載されている。そして、機体50下部には、左右一対の操舵ホイール5、および左右一対の駆動ホイール6の計4つのホイール5、6が設けられている。また、駆動ホイール6を駆動させて走行するための走行用モータ3,4を有する圧油供給装置2を備えている。なお、操舵ホイール5は、操舵駆動するための油圧シリンダ11で操舵可能になっている。
同図に示すように、この圧油供給装置2は、上述のホイールクレーン1の備える各油圧装置の油圧源である油圧ポンプ16を備えている。この油圧ポンプ16は、上記原動部90のエンジン12で駆動される可変流量ポンプであって、同図に示すように、二つの吐出ポート14,15が設けられている。そして、これら二つの吐出ポート14,15それぞれは、上記二つの走行用モータ3,4への圧油の給排を制御するためのバルブユニット13に接続されている。
詳しくは、このホイール用駆動機構は、上記主管路20に配設されたストップバルブ23を有している。そして、そのストップバルブ23よりも主管路20での合流管路17側と二つの切換制御弁7,8のうちの一方の切換制御弁7の一次側管路26とを支流管路24で繋いでおり、その支流管路24に主管路20側から一方の切換制御弁7側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁25を付設している。更に、一方の切換制御弁7は、その二次側管路27を分岐して走行用モータ3,4それぞれを駆動可能に接続しており、また、二つの切換制御弁7,8のうち他方の切換制御弁8を、操舵用の油圧シリンダ11に接続して構成されている。
このホイールクレーン1の圧油供給装置2は、二つの走行用モータ3,4と、その二つの走行用モータ3,4への圧油の給排を制御するためのバルブユニット13と、を備えており、このバルブユニット13に、ホイール用駆動機構が付設されているので、ホイールクレーンを製造するための圧油供給装置として用いることができる。
特に、この圧油供給装置2によれば、クローラクレーンに用いるときに、左右のクローラそれぞれに対応する走行用の二つの油圧モータとして必要十分な性能を有する同一の仕様の油圧モータが用いられており、更に、バルブユニット13は、二つの切換制御弁7,8、二つのチェック弁18,19および二つのリリーフ弁21,22ともに同一の仕様の部品から構成するとともに左右対称に配管がなされているので、クローラ式およびホイール式相互の換装を容易に行うことができる。
図3に示すように、このクローラクレーン1Bは、上記ホイールクレーン1の4つのホイール5、6に換えて、クローラ装置100を装備するとともに、圧油供給装置2を圧油供給装置2Bに改造している。なお、クローラ装置100は、通常のクローラ同様のものなので詳しい説明は省略する。
なお、本発明に係る移動式クレーンの圧油供給装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
2 圧油供給装置
3 走行用モータ
4 走行用モータ
5 (操舵ホイール)ホイール
6 (駆動ホイール)ホイール
7 切換制御弁
8 切換制御弁
9 ブーム
10 タンク
11 油圧シリンダ
12 エンジン
13 バルブユニット
14、15 吐出ポート
16 油圧ポンプ
17 合流管路
18、19 チェック弁
20 主管路
21、22 リリーフ弁
23 ストップバルブ
24 支流管路
25 チェック弁
32 操舵リンク機構
34 操作連動機構
36 停止操作レバー
37 走行操作レバー
38 操舵操作レバー
40 切換制御弁装置
50 機体
60 クレーン装置
70 アウトリガ装置
80 運転席
90 原動部
100 クローラ装置
Claims (1)
- クレーン装置を有する移動式クレーンに用いられ、油圧ポンプと、その油圧ポンプからの圧油で駆動される走行用の二つの油圧モータと、その二つの油圧モータへの圧油の給排を制御するためのバルブユニットと、を備える圧油供給装置であって、
前記バルブユニットは、前記油圧ポンプからの圧油を給排可能な同一仕様の二つの切換制御弁と、これら二つの切換制御弁相互間を繋ぐとともに、前記クレーン装置を駆動するために必要な圧油をクレーン装置側に供給する主管路に接続される合流管路と、その合流管路に配設されて前記二つの切換制御弁それぞれから前記主管路側に向けてのみ圧油の流れを許容する二つのチェック弁と、前記二つの切換制御弁それぞれに設定以上の圧油が供給されたときにその圧油をタンクに逃がす二つのリリーフ弁と、を備えて構成され、更に、当該バルブユニットに、ホイールで走行するホイールクレーンとして必要なホイール用駆動機構が付設されており、
前記ホイール用駆動機構は、前記主管路に配設されたストップバルブと、そのストップバルブよりも前記主管路での合流管路側と前記二つの切換制御弁のうちの一方の切換制御弁の一次側管路とを繋ぐ支流管路と、その支流管路に前記主管路側から前記一方の切換制御弁側への圧油の流れのみを許容するように配設されたチェック弁とを有するとともに、前記一方の切換制御弁を、その二次側管路を分岐して前記二つの油圧モータそれぞれを駆動可能に接続し、前記二つの切換制御弁のうち他方の切換制御弁を、当該他方の切換制御弁が操作されないときには全量の圧油を前記一方の切換制御弁に供給するように操舵用の油圧シリンダに接続してなり、さらに、前記ストップバルブは、前記一方の切換制御弁で前記油圧モータが駆動されるときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を遮断し、前記油圧モータが駆動されないときには、前記クレーン装置側への圧油の供給を許容するように前記一方の切換制御弁への操作入力に連動するようになっていることを特徴とする移動式クレーンの圧油供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007293194A JP5049102B2 (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 移動式クレーンの圧油供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007293194A JP5049102B2 (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 移動式クレーンの圧油供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009121514A JP2009121514A (ja) | 2009-06-04 |
JP5049102B2 true JP5049102B2 (ja) | 2012-10-17 |
Family
ID=40813875
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007293194A Active JP5049102B2 (ja) | 2007-11-12 | 2007-11-12 | 移動式クレーンの圧油供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5049102B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083194B2 (ja) * | 1992-04-03 | 1996-01-17 | カヤバ工業株式会社 | 建設車両の油圧回路 |
JP4062160B2 (ja) * | 2003-04-23 | 2008-03-19 | コベルコ建機株式会社 | 油圧バルブ装置 |
JP4879042B2 (ja) * | 2007-02-21 | 2012-02-15 | カヤバ工業株式会社 | 作業車両用の油圧制御装置 |
-
2007
- 2007-11-12 JP JP2007293194A patent/JP5049102B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009121514A (ja) | 2009-06-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5985276B2 (ja) | 建設機械の油圧回路及びその制御装置 | |
JP5778086B2 (ja) | 建設機械の油圧回路及びその制御装置 | |
JP5758348B2 (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
KR101190553B1 (ko) | 건설기계의 유압구동장치 | |
JP6148399B2 (ja) | 作業機 | |
EP2514978B1 (en) | A hydraulic circuit and working machine including the same | |
CN103261534A (zh) | 具有用于高速行驶的开式回路泵辅助的闭环驱动回路 | |
JP5978056B2 (ja) | 建設機械の油圧回路及びその制御装置 | |
JP5523261B2 (ja) | 油圧式作業機 | |
JP6537962B2 (ja) | 作業機の油圧システム及び作業機 | |
JP2008213999A (ja) | 移動式クレーンの油圧回路 | |
JP6377520B2 (ja) | 作業機の油圧システム及びこの油圧システムを備えた作業機 | |
JP5049102B2 (ja) | 移動式クレーンの圧油供給装置 | |
JP2020041673A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2014206224A (ja) | 作業車両の走行用圧油供給装置 | |
JP2020026827A (ja) | 建設機械の油圧回路 | |
JP6537995B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP6453820B2 (ja) | 建設機械用方向制御弁グループ | |
JP5659072B2 (ja) | 油圧式作業機 | |
JP5876662B2 (ja) | 油圧式道路舗装機械の緊急油圧駆動装置 | |
JP4260850B2 (ja) | 油圧回路 | |
JP2017075668A (ja) | 油圧駆動装置 | |
JP6668148B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2018200103A (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP2013147864A (ja) | 建設機械の油圧回路 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A625 | Written request for application examination (by other person) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625 Effective date: 20100903 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120509 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120710 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120720 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150727 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5049102 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |