JP5042996B2 - A1アデノシンレセプターアゴニスト - Google Patents
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Description
本願は、2005年5月19日に出願した米国特許仮出願第60/683,263号に対して優先権を主張するものであり、その仮出願の完全な開示が、参考として援用される。
本願発明は、A1アデノシンレセプター(アデノシン受容体)の部分アゴニストまたは完全アゴニストである新規の化合物、および種々の疾患状態にある動物を処置するための(心活動の改変、特に、不整脈の処置を含む)それらの新規化合物の使用に関するものである。これらの化合物はまた、中枢神経系(CNS)障害、糖尿病性疾患、肥満を処置するのに有用であり、そして、脂肪細胞の機能を改変するのに有用である。本発明はまた、そのような化合物の調製方法およびそのような化合物を含む薬学的組成物に関する。
アデノシンは、天然に存在するヌクレオシドであり、A1、A2a、A2b、およびA3として知られているアデノシンレセプターのファミリーと相互作用することによりその生物学的効果を奏するものであり、ここで、このアデノシンレセプターのファミリーの全ては、生理学的プロセスを調節するものである。例えば、A2Aアデノシンレセプターの活性化によって、冠状血管拡張が生じ、A2Bレセプターは、肥胖細胞の活性化、喘息、血管拡張、細胞増殖の調節、腸管機能、神経分泌の調節と関連しており(「Adenosine A2B Receptors as Therapeutic Targets」、Drug Dev Res 45:198;Feoktistov et al.,Trends Pharmacol Sci 19:148−153を参照)、そして、A3アデノシンレセプターは、細胞増殖プロセスを調節する。
本発明の目的は、A1アデノシンレセプター部分アゴニストまたはA1アデノシンレセプター完全アゴニストを用いて処置され得る疾患または状態を、式I:
R1は、ヒドロキシメチル、−C(O)OR6、または−C(O)NHR6であり、ここで、R6は、水素、必要に応じて置換されたアルキル、必要に応じて置換されたシクロアルキル、必要に応じて置換されたアラルキル、必要に応じて置換されたアリール、または必要に応じて置換されたヘテロアリールであり;
R2は、必要に応じて置換されたアルキル、必要に応じて置換されたシクロアルキル、必要に応じて置換されたヘテロシクリル、必要に応じて置換されたアリール、または必要に応じて置換されたヘテロアリールであり;そして
R3は、
1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル;
2−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−[4−(ヒドロキシメチル)(1,2,3−トリアゾリル)]プリン−9−イル}−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
2−(6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル](1,2,3−トリアゾリル)}プリン−9−イル)−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,3R,5R)−2−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル;
(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−4−イル))−N−メチルカルボキサミド;
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
(4S,3R,5R)−2−{6−(シクロペンチルアミノ)−2−[4−ベンジル(1,2,3−トリアゾリル)]プリン−9−イル}−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
[(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−4−イル))メチル][(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミン;
[(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−5−イル))メチル][(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミン;
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸;
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロヘキシルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル;および
2−[2−(1H−1,2,3,4−テトラゾール−5−イル)−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル](2R,5R)−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
用語「アルキル」とは、1個〜20個の炭素原子を有する、一価の分枝鎖もしくは非分枝鎖の飽和炭化水素鎖をいう。この用語は、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、t−ブチル、n−ヘキシル、n−デシル、テトラデシルなどの基によって例示される。
1)1個〜5個の置換基(例えば、1個〜3個の置換基)を有する、上で定義されたようなアルキル基であって、この置換基は、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、ヘテロシクリルチオ、チオール、アルキルチオ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノスルホニル、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、第四級アミノ、ニトロ、−SO3H、−SO−アルキル、−SO−アリール、−SO−ヘテロアリール、−SO2−アルキル、SO2−アリールおよび−SO2−ヘテロアリールからなる群より選択される。定義によって他に制限されない限り、全ての置換基は、1個〜3個の置換基によって、必要に応じてさらに置換され得、この置換基は、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換されたアミノ、第四級アミノ、シアノ、−SO3H、および−S(O)nR(ここで、Rは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、そしてnは、0、1または2である)から選択される;あるいは
2)酸素、硫黄および−N(Ra)v−から独立して選択される1個〜5個の原子または基が介在している、上で定義されたようなアルキル基であって、ここで、vは、1または2であり、そしてRaは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリールおよびヘテロシクリルから選択される。定義によって他に制限されない限り、全ての置換基は、1個〜3個の置換基によって、必要に応じてさらに置換され得、この置換基は、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換されたアミノ、第四級アミノ、シアノ、−SO3H、および−S(O)nR(ここで、Rは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、そしてnは、0、1または2である)から選択される;あるいは
3)1個〜5個の、上で定義されたような置換基を有し、かつ1個〜5個の、上で定義されたような原子または基が介在している、上で定義されたようなアルキル基。
(1)1個〜5個の置換基を有する、上で定義されたようなアルキレン基であって、この置換基は、アルキル、アルケニル、アルキニル、アルコキシ、シクロアルキル、シクロアルケニル、アシル、アシルアミノ、アシルオキシ、アミノ、アミノカルボニル、アルコキシカルボニルアミノ、アジド、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、ケト、チオカルボニル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アリールチオ、ヘテロアリールチオ、ヘテロシクリルチオ、チオール、アルキルチオ、アリール、アリールオキシ、ヘテロアリール、アミノスルホニル、アミノカルボニルアミノ、ヘテロアリールオキシ、ヘテロシクリル、ヘテロシクロオキシ、ヒドロキシアミノ、アルコキシアミノ、第四級アミノ、ニトロ、−SO3H、−SO−アルキル、−SO−アリール、−SO−ヘテロアリール、−SO2−アルキル、SO2−アリールおよび−SO2−ヘテロアリールからなる群より選択される。定義によって他に制限されない限り、全ての置換基は、1個〜3個の置換基によって、必要に応じてさらに置換され得、この置換基は、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換されたアミノ、第四級アミノ、シアノ、−SO3H、および−S(O)nR(ここで、Rは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、そしてnは、0、1または2である)から選択される;あるいは
(2)酸素、硫黄および−N(Ra)v−から独立して選択される1個〜5個の原子または基が介在している、上で定義されたようなアルキレン基であって、ここで、vは、1または2であり、そしてRaは、水素、アルキル、シクロアルキル、アルケニル、シクロアルケニル、アルキニル、アリール、ヘテロアリール、ヘテロシクリルカルボニル、カルボキシエステル、カルボキシアミドおよびスルホニルから選択される。定義によって他に制限されない限り、全ての置換基は、1個〜3個の置換基によって、必要に応じてさらに置換され得、この置換基は、アルキル、カルボキシ、カルボキシアルキル、アミノカルボニル、ヒドロキシ、アルコキシ、ハロゲン、CF3、アミノ、置換されたアミノ、第四級アミノ、シアノ、−SO3H、および−S(O)nR(ここで、Rは、アルキル、アリール、またはヘテロアリールであり、そしてnは、0、1または2である)から選択される;あるいは
(3)上で定義されたような1個〜5個の置換基を有し、かつ上で定義されたような1個〜20個の原子が介在している、上で定義されたようなアルキレン基。置換されたアルキレンの例は、クロロメチレン(−CH(Cl)−)、アミノエチレン(−CH(NH2)CH2−)、メチルアミノエチレン(−CH(NHMe)CH2−)、2−カルボキシプロピレン異性体(−CH2CH(CO2H)CH2−)、エトキシエチル(−CH2CH2O−CH2CH2−)、エチルメチルアミノエチル(−CH2CH2N(CH3)CH2CH2−)、1−エトキシ−2−(2−エトキシ−エトキシ)エタン(−CH2CH2O−CH2CH2−OCH2CH2−OCH2CH2−)などである。
(i)疾患を予防すること。すなわち、疾患の臨床的症状が発生しないようにすること;
(ii)疾患を抑止すること。すなわち、臨床的症状の発生を止めること;および/または
(iii)疾患を軽減すること。すなわち、臨床的症状の回復を引き起こすこと。
本発明の化合物の化合物および番号付けを、R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、R3が置換された1,2,3−トリアゾールであり、そしてR4が−C(O)OCH2CH3である、代表的な式Iの化合物を用いて説明する:
発明の要旨に提示されたように、本発明は、式I:
用語「溶媒」、「不活性有機溶媒」または「不活性溶媒」とは、それと組み合わせて記載される反応の条件下で不活性である溶媒を意味する[例えば、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン(「THF」)、ジメチルホルムアミド(「DMF」)、クロロホルム、塩化メチレン(すなわちジクロロメタン)、ジエチルエーテル、メタノール、ピリジンなどが挙げられる]。逆のことが特に言及されない限り、本発明の反応において使用される溶媒は、不活性有機溶媒である。
式(2)の化合物は、式(1)の化合物(これは、J.F.GorsterおよびR.K.Robins,J.Org.Chem.1966,第31巻,3258−62に記載されるように調製される)の6−クロロを置換することによって、調製される。式(1)の化合物は、式R2NH2の化合物と、塩基の存在下で反応する。この反応は、不活性プロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、n−ブタノール)などの中で、室温とおよそ還流温度との間の温度で、約12時間〜約48時間行われる。この反応が実質的に完了したら、式(2)の生成物が、従来の手段(例えば、減圧下での溶媒の除去、引き続くその残渣のシリカゲルでのクロマトグラフィー)によって、単離される。あるいは、式(2)の化合物は、さらに精製せずに、次の工程において使用される。
式(2)の化合物は、ヒドラジン水和物との反応によって、式(3)の化合物に変換される。この反応は、溶媒なしでか、または必要に応じてプロトン性溶媒(例えば、エタノール)中で、室温とおよそ還流温度との間の温度で、約12時間〜約48時間実施される。この反応が実質的に完了したら、式(3)の生成物が、従来の手段(例えば、減圧下での溶媒の除去およびエーテルでの生成物の粉砕)によって、単離される。あるいは、式(3)の化合物は、精製せずに次の工程において使用される。
式(3)の化合物は、亜硝酸ナトリウムとの反応によって、式(4)の化合物に変換される。式(3)の化合物は、水に懸濁され、次いで、酸(例えば、酢酸)が添加される。この混合物は、約0℃まで冷却され、そして亜硝酸ナトリウムが添加される。この混合物は、0℃で約1時間〜約5時間攪拌され、次いで、さらに8時間〜24時間かけて、室温に戻される。この反応が実質的に完了したら、式(4)の生成物が、従来の手段(例えば、酢酸エチルでの抽出、減圧下での溶媒の徐よ、およびエーテルでの生成物の粉砕)によって、単離される。
式(4)の化合物は、必要に応じて置換されたアルキレン(例えば、式(5)のエチレン誘導体)との反応によって、式Iの化合物に変換される。この反応は、N,N−ジイソプロピルエチルアミン(DIPEA)および式(5)のエチレン化合物を、無水テトラヒドロフラン(THF)中に懸濁させ、CuIおよび式(4)の化合物を添加し、次いで、この混合物を室温で約24時間〜48時間攪拌することによって、実施される。この反応が実質的に完了したら、溶媒がエバポレートされ、そしてその残渣が、エタノールおよびジエチルエーテルで処理される。得られる固体は、濾過により収集され、そして式Iの生成物が、従来の手段(例えば、クロマトグラフィー)によって精製される。Hartmuthら(2001);Angew.Chem.Int.Ed.,40:2004−2021を参照のこと。
式(8)の化合物は、式(7)の化合物(これは、従来の方法(例えば、J.F.GorsterおよびR.K.Robins,J.Org.Chem.1966,第31巻,3258−62に記載される方法)を使用して調製される)の6−クロロの置換によって、調製される。式(7)の化合物は、塩基の存在下で、式R2NH2の化合物と反応させられる。この反応は、不活性プロトン性溶媒(例えば、メタノール、エタノール、n−ブタノールなど)中で、室温とおよそ還流温度との間の温度で、約12時間〜約48時間実施される。この反応が実質的に完了したら、式(8)の生成物は、従来の手段(例えば、減圧下での溶媒の除去、引き続くその残渣のシリカゲルでのクロマトグラフィー)によって、単離される。あるいは、式(8)の化合物は、精製せずに次の工程において使用される。
式(8)の化合物は、アジ化ナトリウムとの反応によって、式(9)の化合物に変換される。式(8)の化合物と、アジ化ナトリウムと、酢酸との混合物が、水蒸気浴上で、1時間〜24時間加熱され、次いで、エバポレートにより乾固させられる。その残渣を水で粉砕し、そして結晶化させて、式(9)の化合物を得る。得られた固体は、濾過により収集され得、そして式Iの生成物は、従来の方法(例えば、クロマトグラフィー)によって精製される。
式(10)の化合物は、式(1a)の2−ヨード−6−クロロ化合物と、式R2NH2の化合物との反応によって、調製される。この反応は、室温で約12時間〜48時間実施される。この反応が実質的に完了したら、式(10)の生成物は、従来の手段(例えば、減圧下での溶媒の除去、引き続くその残渣のシリカゲルでのクロマトグラフィー)によって単離される。あるいは、式(10)の化合物は、精製せずに次の工程において使用される。
式(11)の化合物は、式(10)の2−ヨード化合物の置換によって調製される。式(10)の化合物は、最初に、DMFに溶解され、次いで、触媒量のテトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウムの存在下で、トリブチルスズシアニドと反応させられる。この反応は、約80℃〜約140℃の範囲の温度で、約12時間〜48時間実施される。この反応が実質的に完了したら、式(11)の生成物は、従来の手段(例えば、減圧下での溶媒の除去、酢酸エチルでの繰り返しの洗浄および濾過、引き続くその残渣のシリカゲルでのクロマトグラフィー)によって単離される。
式(11)の化合物は、アジ化ナトリウムとの反応によって、式(12)の化合物に変換される。式(11)の化合物は、DMFに溶解され、そして氷浴上で冷却される。この溶液に、アジ化ナトリウムおよび塩化アンモニウムが添加される。得られた混合物は、室温で約0.5時間〜2時間攪拌され、次いで、90℃でさらに12時間〜24時間時間攪拌される。一旦、この反応が完了したら、水が添加され、そして2M H2SO4の添加によって、この溶液のpHが、約2に調整される。次いで、その生成物が、酢酸エチルを使用して抽出され、そして合わせた有機層が、NaSO4で乾燥され、そしてその溶媒が、減圧下でのエバポレーションによって除去される。得られた固体は、濾過により収集され得、そして式(12)の生成物は、従来の方法(例えば、クロマトグラフィー)によって精製される。
望ましいR4置換基およびR5置換基は、トリアゾール環の形成の間に、適切に置換されたアルキレンの反応を介して付加され得るが、これらの位置におけるさらなる修飾は、トリアゾール環またはテトラゾール環が形成された後に、実施され得る。例えば、R5が水素であり、そしてR4が−CO2Etである式(5)の化合物を使用すると、R4が4−エトキシカルボニルである式Iの化合物が得られる。次いで、このエステル基は、塩基性条件下で加水分解されて、遊離酸を与え得、これが次に、当業者に周知の手段によってか、または反応スキームIVに示される方法によって、酸誘導体(例えば、必要に応じて置換されたアミド)に変換され得る。
R4がエトキシカルボニルである式Iの化合物が、極性溶媒(好ましくは、DMF)に溶解され、そしてイミダゾールおよび第三級ブチルジメチルシリルクロリドが添加される。この反応は、50℃〜100℃の温度で、約12時間〜48時間実施される。この反応が実質的に完了したら、この生成物は、従来の手段(例えば、減圧下での溶媒の除去、引き続くシリカゲルでのその残渣のフラッシュクロマトグラフィー)によって、単離される。
工程1からの生成物は、水と、アルコールと、強塩基(好ましくは、メタノール中の水酸化カリウム)との混合物中に、懸濁される。この反応は、0℃〜40℃(好ましくは、約25℃)の温度で、約2日間〜5日間(好ましくは、約3日間)実施される。この反応が実質的に完了したら、その溶媒が減圧下で除去され、その残渣が、約5のpHまで酸性化され、そしてこの生成物は、従来の手段(例えば、濾過)によって、単離される。
工程2からの生成物が、不活性溶媒(好ましくは、ジクロロメタン)に溶解され、ここに、HBTU、HOBt、N−メチルモルホリン、触媒量のDMAP、および上で定義されたような必要に応じて置換された式HNRRのアミンが、添加される。この反応は、0℃〜40℃(好ましくは、約25℃)の温度で、約8時間〜48時間(好ましくは、約24時間)実施される。この反応が実質的に完了したら、その生成物は、従来の手段によって単離される。
工程3からの生成物は、メタノール中のフッ化アンモニウムの溶液で処理される。この反応は、およそ還流温度で、約8時間〜約48時間(好ましくは、約24時間)実施される。この反応が実質的に完了したら、その溶媒が減圧下で除去され、その残渣は、約5のpHまで酸性化され、そしてこの生成物は、従来の手段(例えば、分取TLC)によって、単離される。
R1置換基の修飾が、トリアゾール環またはテトラゾール環の形成後に実施され得ることは、当業者によって理解される。例えば、R1がヒドロキシメチルであり、R3が1,2,3−トリアゾールであり、R5が水素であり、そしてR4が4−メチルフェニルである、式Iの化合物を使用して、2,2−ジメトキシプロパンとの反応によって、3位および4位のヒドロキシル基を選択的に保護し得る。次いで、得られる5’ヒドロキシ化合物は、[ビス(アセトキシ)ヨード]ベンゼン(BAIB)と組み合わせた触媒量の2,2,6,6−テトラメチル−1−ピペリジニルオキシル(TEMPO)との反応によって、必要に応じて置換されたカルボニル基に変換され得る。次いで、このカルボン酸は、必要に応じて置換されたカルボキサミド基で置き換えられ得、そして保護基が、従来の技術を使用して除去され得る。
(一般的な有用性)
式Iの化合物は、A1アデノシンレセプターの部分アゴニストまたは完全アゴニストの投与に応答することが既知である状態の処置において、有効である。このような状態としては、心臓の律動の急性障害および慢性障害(特に、速い心拍数によって特徴付けられる疾患であって、この速度が、洞房組織、房組織、および房室結節組織の異状によって駆動される、疾患)が挙げられるが、これらに限定されない。このような障害としては、心房性細動、および心房粗動、うっ血性心不全、インスリン非依存性真性糖尿病、抗血糖症、癲癇(鎮痙性活性)、および神経保護が挙げられるが、これらに限定されない。A1アデノシンレセプターアゴニストはまた、脂肪細胞において、抗脂肪親和性効果を有し、これは、エステル化されていない脂肪酸の放出の減少をもたらす。
活性試験は、上で引用された特許および文献、ならびに以下の実施例に記載されるように、当業者に明らかな方法によって、実施される。
式Iの化合物は、通常、薬学的組成物の形態で投与される。従って、本発明は、活性成分としての1種以上の式Iの化合物またはその薬学的に受容可能な塩もしくはエステル、ならびに1種以上の薬学的に受容可能な賦形剤、キャリア(不活性な固体希釈剤および充填剤が挙げられる)、希釈剤(滅菌水溶液および種々の有機溶媒が挙げられる)、浸透増強剤、可溶化剤およびアジュバントを含有する、薬学的組成物を提供する。式Iの化合物は、単独で投与されても、他の治療剤と組み合わせて投与されてもよい。このような組成物は、薬学の分野において周知である様式で、調製される(例えば、Remington’s Pharmaceutical Sciences,Mace Publishing Co.,Philadelphia,PA第17版(1985)および「Modern Pharmaceutics,Marcel Dekker,Inc.第3版(G.S.Banker & C.T.Rhodes編)を参照のこと)。
式Iの化合物は、単回用量または複数用量のいずれかで、類似の用途を有する薬剤の、任用される投与様式(例えば、参考として援用される特許および特許出願に記載されるような様式であり、直腸経路、頬経路、鼻腔内径路および経皮投与、動脈内注射によるもの、静脈内、腹腔内、非経口、筋肉内、皮下、経口、局所、吸入剤として、または例えばステントもしくは動脈に挿入される円筒形ポリマーなどの含浸もしくはコーティングされたデバイスを介するものが挙げられる)のいずれかによって、投与され得る。
(式(2)の化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、そしてR2がシクロペンチルである、式(2)の化合物の調製)
同様に、上記1Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよびシクロヘキシルアミンを用いて、以下の式(2)の化合物を調製した:
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−クロロ−6−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−クロロ−6−(シクロヘキシルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記1Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりに式R2NH2の他の化合物を用いて、以下の式(2)の化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(シクロプロピルメチルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(シクロプロピルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−アニリノ−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(4−クロロベンジルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(2−フルオロベンジルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ピリジ−2−イルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ピロール−3−イルアミノ)−2−クロロプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記1Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりに式R2NH2の他の化合物を用いて、式(2)の他の化合物を調製する。
(式(3)の化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、そしてR2がシクロペンチルである、式(3)の化合物の調製)
同様に、上記2Aの手順に従って、ただし、2−(2−クロロ−6−メチルアミノプリン−9−イル)−5−ヒドロキシメチルテトラヒドロフラン−3,4−ジオールの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよび式(2)のシクロヘキシルアミンアナログを用いて、以下の式(3)の化合物を調製した:
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(シクロヘキシルアミノ)−2−ヒドラジノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記2Aの手順に従って、ただし、2−(2−クロロ−6−メチルアミノプリン−9−イル)−5−ヒドロキシメチルテトラヒドロフラン−3,4−ジオールの代わりに式(2)の他の化合物を用いて、以下の式(3)の化合物を調製した:
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−ヒドラジノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−ヒドラジノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(シクロプロピルメチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(シクロプロピルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−アニリノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(4−クロロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(2−フルオロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(ピリジ−2−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−ヒドラジノ−6−(ピロール−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記2Aの手順に従って、ただし、2−(2−クロロ−6−シクロペンチルアミノプリン−9−イル)−5−ヒドロキシメチルテトラヒドロフラン−3,4−ジオールの代わりに式(2)の他の化合物を用いて、式(3)の他の化合物を調製する。
(式(4)の化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、そしてR2がシクロペンチルである、式(4)の化合物の調製)
同様に、上記3Aの手順に従って、ただし、(4S,2R,3R,5R)−2−[2−ヒドラジノ−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに、テトラヒドロフラン−3−アミンおよび式(3)のシクロヘキシルアナログを用いて、以下の式(4)の化合物を調製した:
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(シクロヘキシルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記3Aの手順に従って、ただし、((4S,2R,3R,5R)−2−[2−ヒドラジノ−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式(3)の他の化合物を用いて、以下の式(4)の化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−アジド−プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−アジド−プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(シクロプロピルメチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(シクロプロピルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−アニリノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(4−クロロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(2−フルオロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(ピリジ−2−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アジド−6−(ピロール−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記3Aの手順に従って、ただし、(4S,2R,3R,5R)−2−[2−ヒドラジノ−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式(3)の他の化合物を用いて、式(4)の他の化合物を調製する。
(式Iの化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、R3が1,2,3−トリアゾールであり、R4がカルボキシエチルであり、そしてR5が水素である、式Iの化合物の調製)
同様に、上記4Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、(4S,2R,3R,5R)−2−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−(アジド)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式(4)の他の化合物を用い、そして必要に応じて、プロパ−2−イン酸エチルの代わりに式(5)の他の化合物を用いて、以下の式Iの化合物を調製した:
1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル;
2−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−[4−(ヒドロキシメチル)(1,2,3−トリアゾリル)]プリン−9−イル}−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
2−(6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル](1,2,3−トリアゾリル)}プリン−9−イル)−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,3R,5R)−2−{6−(シクロペンチルアミノ)−2−[4−ベンジル(1,2,3−トリアゾリル)]プリン−9−イル}−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
[(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−4−イル))メチル][(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミン;
[(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−5−イル))メチル][(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミン;および
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロヘキシルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル。
同様に、上記4Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、(4S,2R,3R,5R)−2−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−(アジド)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式(4)の他の化合物を用い、そして必要に応じて、プロパ−2−イン酸エチルの代わりに式(5)の他の化合物を用いて、以下の式Iの化合物を調製する。
(式Iの化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、R3が1,2,3−トリアゾールであり、R4がカルボキシエチルであり、そしてR5が水素である、式Iの化合物の調製)
同様に、上記5Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチルの代わりに式Iの他のR4カルボキシレート化合物を用い、そして必要に応じて、メチルアミンの代わりに他のアミンを用いて、他の式Iの化合物を調製した。
(R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、R3が1,2,3−トリアゾールであり、R4がカルボキシエチルであり、そしてR5が水素である、式Iの化合物の調製)
同様に、上記6Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチルの代わりに式Iの他のR4カルボキシレート化合物を用いて、他の式Iの化合物を調製した。
(式Iの化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、R3が1,2,3−トリアゾールであり、R4がカルボキシルであり、そしてR5が水素である、式Iの化合物の調製)
同様に、上記6Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチルの代わりに式Iの他のR4カルボキシレート化合物を用いて、他の式Iの化合物を調製した。
(式Iの化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、R2が(3R)オキソラン−3−イルであり、R3が1,2,3−トリアゾールであり、R4がN−ベンジルカルボキサミドであり、そしてR5が水素である、式Iの化合物の調製)
250mgの2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、
100mgの1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、
450mLのベンジルアミン;および
触媒量のジメチルアミノピリジン(DMAP)。
同様に、上記8Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸の代わりに式Iの他のR4カルボン酸を用いて、またはベンジルアミンの代わりに他の望ましいベンジルアミン残基を用いて、以下の式Iの化合物を調製し得る:
4−{[(1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[(4S,2R,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−イル)カルボニルアミノ]メチル}安息香酸メチル;
4−{[(1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[(4S,2R,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−イル)カルボニルアミノ]メチル}安息香酸;
(1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[(4S,2R,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−イル)−N−[(4−クロロフェニル)メチル]カルボキサミド;
(1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[(4S,2R,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−イル)−N−[(4−フルオロフェニル)メチル]カルボキサミド;
(1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[(4S,2R,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−イル)−N−ベンジルカルボキサミド;および
(1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[(3S,2R,4R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−イル)−N−{[5−フルオロ−3−(トリフルオロメチル)フェニル]メチル}カルボキサミド。
同様に、上記8Aの手順に従って、ただし、必要に応じて、1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸の代わりに式Iの他のR4カルボン酸を用いるか、またはベンジルアミンの代わりに他の望ましいベンジルアミン残基を用いて、以下の式Iの化合物を調製し得る。
(R4置換基の二次修飾を介する式Iの化合物の調製)
(A.糖残基の保護)
同様に、上記9A−Eの手順に従って、ただし、必要に応じて、1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾリル−4−カルボン酸エチルの代わりに式Iの他のR4カルボキシレートを用いるか、またはフェニルマグネシウムブロミドの代わりに異なる修飾をされた臭化マグネシウム残基を用いて、他の式Iの化合物を調製した。
(R1置換基の修飾を介する式Iの化合物の調製)
(A.糖残基の3’ヒドロキシル部分および4’ヒドロキシル部分の保護)
0.1gの2−(1H−ベンゾトリアゾール−1−イル)−1,1,3,3−テトラメチルウロニウムヘキサフルオロホスフェート(HBTU)、
0.05gの1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(HOBt)、
触媒量のジメチルアミノピリジン(DMAP);および
0.1mLのトリエチルアミン。
同様に、上記10A−Cまたは10A−Dの手順に従って、ただし、必要に応じて、(3S,2R,4R,5R)−2−(ヒドロキシメチル)−5−{2−[4−(4−メチルフェニル)1,2,3−トリアゾリル]−6−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル}オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式Iの他のR1ヒドロキシメチル化合物を用い、そして必要に応じて、エチルアミン塩酸塩をの代わりに他のアミン塩を用いて、以下の他の化合物を調製した:
5−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−(4−(2−キノリル)−1,2,3−トリアゾリル)プリン−9−イル}(2S,4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシオキソラン−2−カルボン酸;
5−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−(4−(4−ピリジル)−1,2,3−トリアゾリル)プリン−9−イル}(2S,4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシオキソラン−2−カルボン酸
(5−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−(4−(2−キノリル)−1,2,3−トリアゾリル)プリン−9−イル}(2S,4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシオキソラン−2−イル)−N−エチルカルボキサミド;および
(5−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−(4−(4−ピリジル)−1,2,3−トリアゾリル)プリン−9−イル}(2S,4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシオキソラン−2−イル)−N−エチルカルボキサミド。
同様に、上記10A−Cまたは10A−Dの手順に従って、ただし、必要に応じて、(3S,2R,4R,5R)−2−(ヒドロキシメチル)−5−{2−[4−(4−メチルフェニル)−1,2,3−トリアゾリル]−6−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル}オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式Iの他のR1ヒドロキシメチル化合物を用い、そして必要に応じて、エチルアミン塩酸塩の代わりに他のアミン塩を用いて、他の式Iの化合物を調製した。
(式(8)の化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、そしてR2がシクロペンチルである、式(8)の化合物の調製)
同様に、上記12Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよびシクロヘキシルアミンを用いて、以下の式(2)の化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アミノ−6−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−アミノ−6−(シクロヘキシルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記1Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりに式R2NH2の他の化合物を用いて、以下の式(2)の化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(エチルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(メチルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(n−プロピルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(シクロプロピルメチルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(シクロプロピルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−アニリノ−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(4−クロロベンジルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(2−フルオロベンジルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ピリジ−2−イルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ピロール−3−イルアミノ)−2−アミノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記12Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりに式R2NH2の他の化合物を用いて、式(8)の他の化合物を調製する。
(式Iの化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、そしてR3が1,2,3,4−テトラゾリルである、式Iの化合物の調製)
同様に、上記13Aの手順に従って、ただし、(4S,2R,3R,5R)−2−[2−アミノ−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよび式(8)のシクロヘキシルアミンアナログを用いて、以下の式Iの化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(1,2,3,4−テトラゾリル)−(オキソラン−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(シクロヘキシルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記13Aの手順に従って、ただし、(4S,2R,3R,5R)−2−[2−アミノ−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式(8)の他の化合物を用いて、以下の式Iの化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(エチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(メチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(n−プロピルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(シクロプロピルメチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(シクロプロピルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−アニリノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(4−クロロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(2−フルオロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(ピリジ−2−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(1,2,3,4−テトラゾリル)−6−(ピロール−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記13Aの手順に従って、ただし、(4S,2R,3R,5R)−2−[2−アミノ−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールの代わりに式(8)の他の化合物を用いて、他の式Iの化合物を調製した。
(式(10)の化合物の調製)
(A.R2がシクロペンチルである式(10)の化合物の調製)
同様に、上記14Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよびシクロヘキシルアミンを用いて、以下の式(10)の化合物を調製する:
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(オキソラン−3−イルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;および
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロヘキシルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート。
同様に、上記14Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりに式R2NH2の他の化合物を用いて、以下の式(10)の化合物を調製する:
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(エチルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(メチルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(n−プロピルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロプロピルメチルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロプロピルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−アニリノ−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(4−クロロベンジルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(2−フルオロベンジルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ピリジ−2−イルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;および
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ピロール−3−イルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート。
同様に、上記14Aの手順に従って、ただし、シクロペンチルアミンの代わりに式R2NH2の他の化合物を用いて、他の式(10)の化合物を調製する。
(式(11)の化合物の調製)
(A.R2がシクロペンチルである式(11)の化合物の調製)
上記15Aの手順に従って、ただし、(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテートの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよび式(10)のシクロヘキシルアミンアナログを用いて、以下の式(11)の化合物を調製する:
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(オキソラン−3−イルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;および
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロヘキシルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート。
上記15Aの手順に従って、ただし、(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテートの代わりに式(10)の他の化合物を用いて、以下の式(11)の化合物を調製する:
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(エチルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(メチルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(n−プロピルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロプロピルメチルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロプロピルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−アニリノ−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(4−クロロベンジルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(2−フルオロベンジルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ピリジ−2−イルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート;および
(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(ピロール−3−イルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテート。
同様に、上記15Aの手順に従って、ただし、(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−ヨードプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテートの代わりに式(10)の他の化合物を用いて、式(11)の他の化合物を調製する。
(式Iの化合物の調製)
(A.R1がヒドロキシメチルであり、R2がシクロペンチルであり、そしてR3が2,3,4,5−テトラゾリルである、式Iの化合物の調製)
同様に、上記16Aの手順に従って、ただし、(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテートの代わりにテトラヒドロフラン−3−アミンおよび式(11)のシクロヘキシルアミンアナログを用いて、以下の式Iの化合物を調製した:
(4S,2R,3R,5R)−2−[6−(オキソラン−3−イルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−2−[6−(シクロヘキシルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記16Aの手順に従って、ただし、(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテートの代わりに式(11)の他の化合物を用いて、以下の式Iの化合物を調製する:
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(エチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(メチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(n−プロピルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ビシクロ[2.2.1]ヘプタ−2−イルアミノ)−2−(2,3,4,5−テトラゾリル)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[6−(ベンジルアミノ)−2−(2,3,4,5−テトラゾリル)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(シクロプロピルメチルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(シクロプロピルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−アニリノプリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(4−クロロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(2−フルオロベンジルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(ピリジ−2−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;および
(4S,2R,3R,5R)−5−[2−(2,3,4,5−テトラゾリル)−6−(ピロール−3−イルアミノ)プリン−9−イル]−2−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール。
同様に、上記15Aの手順に従って、ただし、(2R,3R,4R,5R)−4−アセチルオキシ−2−(アセチルオキシメチル)−5−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−シアノプリン−9−イル]オキソラン−3−イルアセテートの代わりに式(11)の他の化合物を用いて、他の式Iの化合物を調製した。
以下の成分を含有する硬ゼラチンカプセルを調製した:
以下の成分を使用して、錠剤処方物を調製する:
以下の成分を含有する硬ゼラチンカプセルを調製した:
以下の成分を使用して、錠剤処方物を調製する:
以下の成分を含有する、乾燥粉末吸入処方物を調製する:
各々が30mgの活性成分を含有する錠剤を、以下のように調製する:
各々が25mgの活性成分を含有する坐剤を、以下のように作製する:
各々が5.0mLの用量あたり50mgの活性成分を含有する懸濁物を、以下のように作製する:
皮下処方物を、以下のように調製し得る:
以下の組成を有する注射可能調製物を調製する:
以下の組成を有する局所調製物を調製する:
(徐放組成物)
(結合アッセイ−DDT1細胞)
(細胞培養)
DDT細胞(ハムスター輸精管の平滑筋細胞株)を、95%大気および5%CO2加湿雰囲気にてペトリ皿上で2.5μg・mL−1アンホテリシンB、100UmL−1ペニシリンG、0.1mg・mL−1ストレプトマイシン硫酸塩および5%胎仔ウシ血清を含むダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)を使用して増殖させた。細胞を、2価のカチオンを含まず1mM EDTAを含んだハンクス液中に分散させることによって1週間に2回継代した。次いで、それらの細胞を、プレート当たり1.2×105細胞の密度で増殖培地に播種して、実験は、コンフルーエンスに達するほぼ1日前である播種から4日後に行った。
結合した細胞をHBSS(2×10mL)で2回洗浄して、4℃で5mlの50mM Tris−HCl緩衝液(pH7.4)中でラバーポリスマンを用いてプレートから擦り取って、その懸濁液を10秒間ホモジェナイズした。次いで、その懸濁液を10分間にわたって2,7000×gで遠心分離した。このペレットを、ボルテックスすることより均質化緩衝液に再懸濁し、上述のように再度遠心分離をおこなった。その最終的なペレットを、A1アデノシンレセプターアッセイのために、5mM MgCl2を含む1volの50mM Tris−HCl緩衝液(pH7.4)に再懸濁した。[35S]GTPγS結合アッセイのために、この最終ペレットを、5mM MgCl2、100mM NaClおよび1mM ジチオトレイトールを含む50mM Tris−HCl(pH7.4)に再懸濁した。次いで、この膜懸濁液を、10分間に亘って液体窒素中に置き、−80℃で貯蔵した。この膜懸濁液のアリコートを、その後、解凍してアッセイに使用した。このタンパク質含有量を、仔ウシ血清アルブミンを標準として使用してBradfordTMアッセイキットにより決定した。
式Iの化合物を、DDT細胞の膜にあるA1アデノシンレセプター部位についてそれらの親和性を決定するために競合的放射性リガンド結合アッセイ法を利用することでアッセイした。手短にいうと、50〜70μgの膜タンパク質を、50mM Tris−HCl(pH7.4)に2U/mlのアデノシンデアミナーゼおよび10μM GTP−γSを含む混合物中で、1mM EDTAとともにガラス製試験管でインキュベートした。本発明の化合物のストック溶液を、Tris緩衝液で連続希釈して(10−10M〜10−4M)、そのインキュベート混合液に添加した。最後に、トリチウム8−シクロペンチル−1,1−ジプロピルキサンチン(3H−CPA)を、最終濃度1.5nMまで添加した。23℃で90分間のインキュベートした後に、この反応物を、Brandel MR24細胞ハーベスタにて濾過して、氷冷したTris−EDTA緩衝液(1回の洗浄あたり容量として約10mlで3回)Whatman GF/Bフィルター(1時間に亘って、0.3%ポリエチレンイミンに事前に浸漬して非特異的結合を低減した)を通して洗浄することにより停止した。フィルターを、シンチレーションバイアルに移して、5mlのScintisafe(VWR、Brisbane、CA)を加えた。フィルター上で保持される放射能量を、液体シンチレーションスペクトルスコピーにより決定した。タンパク質の定量を、仔ウシ血清アルブミンを標準として使用したブラッドフォード法(Bradford;1976.Anal.Biochem.72:248)により行った。
([35S]GTPγS結合アッセイ)
A1アデノシンレセプターアゴニストに刺激された[35S]GTPγS結合を、Giersckik et al.(1991)およびLorenzen et al.(1993)に記載されたものの改変法により決定した。膜タンパク質(30〜50μg)を、30℃で90分間に亘って種々の濃度のCPAの存在下またはその非存在下で、50mM Tris−HCl緩衝液(pH7.4)、5mM MgCl2、100mM NaCl、1mM ジチオトレイトール、0.2U・mL−1アデノシンデアミナーゼ、0.5%BSA、1mM EDTA、10mM GDP、0.3nM[35S]GTPγSを含む容積として0.1mLのものの中でインキュベートした。非特異的結合を、10μM GTPγSを添加することより決定した。アゴニストに刺激された結合を、CPAの存在下の全結合とCPAの非存在下で決定された基底結合量との間の差として決定した。アゴニストにより刺激された[35S]GTPγS結合はGDPの存在に依存していたと以前の報告で示されている(Gierschik et al.、1991;Lorenzen et al.、1993;Traynor&Nahorski、1995)。予備実験において、10μM GDPがCPA依存性[35S]GTPγS結合の最適な刺激をもたらしたことが見出され、したがって、この濃度を全ての研究において使用した。飽和実験において、0.5nM[35S]GTPγSを、0.5〜1000nM GTPγSとインキュベートした。インキュベートが終了した時点で、懸濁物の各々を濾過して、その保持していた放射線量を決定した。
(cAMPアッセイ)
Amersham Pharmacia Biotech(Biotrak cellular communication assays)に記載されるように、cAMPに対するウサギ抗体ならびに添加するトレーサーとしてアデノシン3’,5’−環式リン酸2’−O−スクシニル−3−[125I]ヨードチロシンメチルエステルおよび抗ウサギ特異的抗体を含むフルオロマイクロスフィアを使用する、シンチレーション近接アッセイ(scintillation proximity assay;SPA)を使用した。手短に言うと、DDT1細胞を、37℃(5%CO2かつ95%湿度)にて40μlのHBSS中で 104〜106細胞/ウェルにて不透明なウェルを備える透明底96ウェルマイクロタイタープレートで培養した。本発明の完全A1アゴニストまたは部分A1アゴニスト(5μl)を、種々の濃度でDDT1細胞とロリプラム(50μM)および5μMフォルスコリン(forskolin)の存在下で10分間に亘って37℃でインキュベートした。この細胞を、5μlの10%ドデシルトリメチルアンモニウムブロミドで処理した後にマイクロプレートシェイカーを使用して振とうすることにより即座に溶解した。5分間にわたるそのプレートのインキュベートの後に、免疫試薬溶液(150μlの溶液であって、等容量のトレーサ、抗血清およびSPAフルオロマクロスフィアを含む溶液)を、各々のウェルに加えて、その後、そのプレートを密閉した。23℃として15〜20時間後、そのフルオロマイクロスフィア対して結合した[125I]cAMPの量を、2分間に亘ってマイクロタイタープレートシンチレーレーションカウンターで2分間に亘ってカウントすることにより決定した。同様のプロトコルを使用してcAMPについて生成した標準曲線とカウントを比較することで、細胞溶解後に存在するcAMPを与えた。
Claims (22)
- 式I:
R1は、ヒドロキシメチル、−C(O)OR6、または−C(O)NHR6であり、ここで、R6は、水素、必要に応じて置換されたアルキル、必要に応じて置換されたシクロアルキル、必要に応じて置換されたアラルキル、必要に応じて置換されたアリール、または必要に応じて置換されたヘテロアリールであり;
R2は、必要に応じて置換されたアルキル、必要に応じて置換されたシクロアルキル、必要に応じて置換されたヘテロシクリル、必要に応じて置換されたアリール、または必要に応じて置換されたヘテロアリールであり;そして
R3は、
化合物。 - R3が:
- R3が:
- R2が、必要に応じて置換されたヘテロシクリルである、請求項1に記載の化合物。
- R2が、少なくとも1個の窒素原子または酸素原子を有する必要に応じて置換された五員複素環式環である、請求項3に記載の化合物。
- R4およびR5のうちの少なくとも1つが、水素である、請求項4に記載の化合物。
- R4が、必要に応じて置換されたアリールである、請求項5に記載の化合物。
- 2−(6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−{4−[4−(トリフルオロメチル)フェニル](1,2,3−トリアゾリル)}プリン−9−イル)−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールである、請求項6に記載の化合物。
- R4が、−CO2H、−SO3H、−C(O)OR6、−CH(OH)R6、または−C(O)NR6R7である、請求項5に記載の化合物。
- 1−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−9−[3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチルである、請求項8に記載の化合物。
- R4が、水素または必要に応じて置換されたアルキルである、請求項5に記載の化合物。
- 2−{6−[((3R)オキソラン−3−イル)アミノ]−2−[4−(ヒドロキシメチル)(1,2,3−トリアゾリル)]プリン−9−イル}−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオールである、請求項10に記載の化合物。
- R2が、必要に応じて置換されたシクロアルキルである、請求項2に記載の化合物。
- R4およびR5のうちの少なくとも1つが、水素である、請求項12に記載の化合物。
- R4が、−CO2H、−SO3H、−C(O)OR6、−CH(OH)R6、または−C(O)NR6R7である、請求項13に記載の化合物。
- 1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル;
(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−4−イル))−N−メチルカルボキサミド;
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボキサミド;
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸;および
1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロヘキシルアミノ)プリン−2−イル}−1,2,3−トリアゾール−4−カルボン酸エチル、
からなる群より選択される、請求項14に記載の化合物。 - R4が、水素、または必要に応じて置換されたアルキルである、請求項13に記載の化合物。
- (4S,3R,5R)−2−{6−(シクロペンチルアミノ)−2−[4−ベンジル(1,2,3−トリアゾリル)]プリン−9−イル}−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール;
[(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−4−イル))メチル][(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミン;
[(1−{9−[(4S,3R,5R)−3,4−ジヒドロキシ−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−2−イル]−6−(シクロペンチルアミノ)プリン−2−イル}(1,2,3−トリアゾール−5−イル))メチル][(4−フルオロフェニル)スルホニル]アミン;および
(4S,3R,5R)−2−[6−(シクロペンチルアミノ)−2−(1,2,3,4−テトラゾリル)プリン−9−イル]−5−(ヒドロキシメチル)オキソラン−3,4−ジオール、
からなる群より選択される、請求項16に記載の化合物。 - R2が、必要に応じて置換されたアリールまたはベンジルである、請求項1に記載の化合物。
- A1アデノシンレセプター部分アゴニストまたは完全アゴニストで処置され得る疾患または状態を処置するための組成物であって、該組成物は、アデノシンA1レセプターを完全にかまたは部分的にアゴナイズするために治療的に有効な量の請求項1に記載の化合物を含有し、該組成物が、該処置を必要とする哺乳動物へ投与されることによって特徴付けられ、該疾患状態が、心房性細動、心房粗動、うっ血性心不全、癲癇、発作、糖尿病、肥満症、虚血、安定狭心症、不安定狭心症、心筋梗塞、心臓移植、高脂質血症、高トリグリセリド血症、および代謝症候群から選択される、組成物。
- 前記哺乳動物がヒトである、請求項20に記載の組成物。
- 薬学的組成物であって、少なくとも1種の薬学的に受容可能な賦形剤、および治療有効量の請求項1に記載の化合物を含有する、薬学的組成物。
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