JP5033051B2 - 耐軟化性に優れた熱交換器用銅合金管 - Google Patents
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Description
以下に、先ず、本発明のSn−P系銅合金管の銅合金成分組成について説明する。本発明では、銅合金の成分組成を、熱交換器用銅管としての要求特性を満たし、生産性も高いSn−P系銅合金とする。熱交換器用銅管の要求特性としては、熱伝導率が高く、熱交換器製作時の曲げ加工性及びろう付け性が良好であるなどを満たす必要がある。生産性としては、シャフト炉造塊や熱間押出が可能である必要がある。
Snは、銅合金管の引張り強さを向上させ、結晶粒の粗大化を抑制させる効果を有し、りん脱酸銅管に比べて、管の肉厚を薄くすることが可能になる。銅合金管のSn含有量が3.0質量%を超えると、鋳塊における凝固偏析が激しくなり、通常の熱間押出及び/又は加工熱処理により偏析が完全に解消しないことがあり、銅合金管の金属組織、機械的性質、曲げ加工性、ろう付け後の組織及び機械的性質が不均一となる。また、押出圧力が高くなり、Sn含有量が3.0質量%以下の銅合金と同一の押出圧力で押出成形するためには、押出温度を上げることが必要になり、それにより押出材の表面酸化が増加し、生産性の低下及び銅合金管の表面欠陥が増加する。一方、Snが0.1質量%未満であると、前記した十分な引張強さ及び細かい結晶粒径を得ることができなくなる。
Pは、固溶強化によって、前記したろう付けによる結晶粒径粗大化の強度低下が伝熱管に生じたとしても、伝熱管の強度低下を抑制する最重要元素である。また、PはSnと同様、銅合金管の引張り強さを向上させ、結晶粒の粗大化を抑制させる効果を有し、りん脱酸銅管に比べて管の肉厚を薄くすることが可能になる。
Znを含有することにより、銅合金管の熱伝導率を大きく低下させることなく、耐軟化性、強度、耐熱性及び疲れ強さを向上させることができる。また、Znの添加により、冷間圧延、抽伸及び転造等に用いる工具の磨耗を低減させることができ、抽伸プラグ及び溝付プラグ等の寿命を延命させる効果があり、生産コストの低減に寄与する。Znの含有量が1.0質量%を超えると、管の長手方向や管円周方向の引張強さが却って低下し、耐軟化性が低下する。また、応力腐食割れ感受性が高くなる。また、Znの含有量が0.01質量%未満であると、上述の効果が十分得られなくなる。従って、選択的に含有させる場合のZnの含有量は0.001乃至1.0質量%とすることが必要である。
Fe、Ni、Mn、Mg、Cr、Ti、Zr及びAgはいずれも本発明の銅合金の強度、耐軟化性や耐圧破壊強度、及び耐熱性を向上させ、結晶粒を微細化して曲げ加工性を改善する。ただ、前記元素の中から選択する1種または2種以上の元素の含有量が0.07質量%を超えると、押出圧力が上昇するため、これらの元素を添加しないものと同一の押出力で押出を行おうとすると、熱間押出温度を上げることが必要になる。これにより、押出材の表面酸化が多くなるため、本発明の銅合金管において表面欠陥が多発し、特に薄肉化されたSn−P系などの銅合金管の伝熱管としての耐軟化性を向上できない。このため、選択的に含有させる場合には、Fe、Ni、Mn、Mg、Cr、Ti、Zr及びAgからなる群から選択された1種または2種以上の元素を合計0.07質量%未満とすることが望ましい。前記含有量は、0.05質量%未満とすることがより望ましく、0.03質量%未満とすることが更に望ましい。
その他の元素は不純物であり、特に薄肉化されたSn−P系などの銅合金管の伝熱管としての耐軟化性を向上させるために、含有量は極力少ない方が好ましい。しかし、これら不純物を低減するためのコストとの関係もあり、以下に、代表的な不純物元素の現実的な許容量(上限量)を示す。
銅合金管のSは、Cuと化合物を形成して母相中に存在する。原料として用いる低品位銅地金、スクラップ等の配合割合が増加すると、Sの含有量が増える。Sは鋳塊時の鋳塊割れや熱間押出割れを助長する。また、押出材を冷間圧延したり、抽伸加工すると、Cu−S化合物が管の軸方向に伸張し、銅合金母相とCu−S化合物の界面で割れが発生しやすくなる。このため、加工中の半製品及び加工後の製品において、表面疵や割れ等になりやすく、特に薄肉化されたSn−P系銅合金管の伝熱管としての耐軟化性を低下させる。また、管の曲げ加工を行う際、割れ発生の起点となり、曲げ部で割れが発生する頻度が高くなる。したがって、S含有量は0.005質量%以下、望ましくは0.003質量%以下、更に望ましくは0.0015質量%以下にする。S含有量を減らすためには、低品位のCu地金及びスクラップの使用量を少なくし、溶解雰囲気のSOxガスを低減し、適正な炉材を選定し、Mg及びCa等のSと親和性が強い元素を溶湯に微量添加する等の対策が有効である。
S以外の不純物元素As、Bi、Sb、Pb、Se、Te等についても同様に、鋳塊、熱間押出材、及び冷間加工材の健全性を低下させ、特に薄肉化されたSn−P系などの銅合金管の伝熱管としての耐軟化性を低下させる。したがって、これらの元素の合計含有量(総量)は極力少なく、0.0015質量%以下、望ましくは0.0010質量%以下、更に望ましくは0.0005質量%以下とすることが好ましい。
銅合金管において、Oの含有量が0.005質量%を超えると、Cu又はSnの酸化物が鋳塊に巻き込まれ、鋳塊の健全性が低下し、特に薄肉化されたSn−P系などの銅合金管の伝熱管としての耐軟化性を低下させる。このため、Oの含有量は好ましくは0.005質量%以下とすることが好ましい。曲げ加工性をより改善するには、Oの含有量を0.003質量%以下とすることが望ましく、0.0015%以下とすることが更に望ましい。
溶解鋳造時に溶湯に取り込まれる水素(H)が多くなると、凝固時に固溶量が減少した水素が鋳塊の粒界に析出し、多数のピンホールを形成し、熱間押出時に割れを発生させる。また、押出後も圧延及び抽伸加工した銅合金管を焼鈍すると、焼鈍時にHが粒界に濃縮し、これに起因して膨れが発生しやすくなり、特に薄肉化されたSn−P系などの銅合金管の伝熱管としての耐軟化性を低下させる。このため、Hの含有量を0.0002質量%以下とすることが好ましい。製品歩留りも含めて、耐軟化性をより向上させるには、Hの含有量を0.0001質量%以下とすることが望ましい。なお、Hの含有量を低減するには、溶解鋳造時の原料の乾燥、溶湯被覆木炭の赤熱、溶湯と接触する雰囲気の露点の低下、りん添加前の溶湯を酸化気味にする等の対策が有効である。
本発明では、Pの固溶強化を図り、伝熱管としての耐軟化性を向上させる。このために、二次イオン質量分析法により分析した、銅合金管のPの平均カウント数が、Cuの平均カウント数に対する比(Pの平均カウント数/Cuの平均カウント数)で0.0012以上、前記含有するPを銅合金管マトリックス中に固溶させる。ここで、互いの平均カウント数を1×105 に規格化した場合には、120×105 以上、Pを銅合金管マトリックス中に固溶させる。なお、前記Pの平均カウント数である、Pの固溶量の上限は、前記したPの含有量自体と、素材銅合金管の製造方法(条件、能力)によって自ずと定まるために、特に定めない。
二次イオン質量分析法を用いれば、Pの固溶量を、銅合金管の厚み方向のP濃度(前記Pの平均カウント数)として分析できる。二次イオン質量分析法(分析装置)は通称SIMS(Secondary I on Mass Spectrometry)として知られ、半導体などの薄膜、多層膜の膜厚(厚み)方向の組成分析に用いられている。SIMSの測定原理は、Csや酸素の1次イオンを加速して、試料表面に照射してスパッタリングし、例えば本発明のPやCuなどの放出される2次イオンを検出して、四重極型質量分析計などによりPやCuなどの成分(組成)分析をするものである。
図1に、このSIMSによる、管表面から0.6μmの深さ方向の距離に亙る、Pの固溶量である、Pのカウント数の変化(P濃度の変化)を示す。図1において、縦軸がPの平均カウント数のCuの平均カウント数に対する比(以下、P/Cuの平均カウント数比とも言う)、横軸が管表面から0.6μmの深さ方向距離を示す。横軸はSiでのスパッタレイトから換算して算出した。ここで、P、Cuの平均カウント数とは、横軸の各深さ位置における各P、Cuのカウント数を平均化したものである。
前記した通り、Sn−P系銅合金管でも、数は少ないものの、不純物であるFeなどと必ずPの晶析出物を生成する。そして、これら存在するPの晶析出物が粗大化した場合には、数は少なくても、やはり破壊の起点となって、耐軟化性や加工性などを低下させる可能性があるため、析出物のサイズは、重心直径で3μm以下であることが望ましい。また、Pの晶析出物が増加すると、Pの固溶量が確保できない場合がある。これら析出物は、SEMまたは、TEMにより確認できる。
本発明銅合金管では平均結晶粒径が30μm以下であることとする。厚みが比較的厚い場合には、結晶粒径は耐軟化性にあまり影響ない。しかし、軽量化、薄肉化の要求により、伝熱管の厚みが特に1.0mm以下に薄肉化された場合には、この結晶粒径の大きさの耐軟化性への影響が著しく大きくなる。
本発明銅合金管では管長手方向(管軸方向)の引張強さσLを250MPa以上の高強度とする。銅合金管の厚みが肉厚1.0mm以下で、0.8mm程度に薄肉化された際に、前記新冷媒使用時の耐軟化性(破壊強度、耐圧強度)を得るためには、前提として、250MPa以上の高強度化が必要である。また、銅合金管の強度が低いと、エアコン等の熱交換器に組み込んだときのろう付け後に低下する強度も十分に保証できない。
次に、本発明銅合金管の製造方法について、平滑管の場合を例として以下に説明する。本発明の銅合金管は、工程自体は常法により製造可能であるが、銅合金管の組織を前記した本発明規定内とするために必要な特別な条件もある。
この際、前記半連続鋳造において、引き抜かれるビレット(鋳塊)の冷却速度を0.5℃/秒以上と比較的速くする。このビレットの冷却速度が遅いと、Pの晶析出物が増して、かつ粗大化する可能性が高い。このため、Pの固溶量も少なくなる。したがって、二次イオン質量分析法により分析した銅合金管のPのカウント数が、Cuに対して0.0012以上、マトリックス中に固溶させることができなくなる可能性が高い。
更に、熱間押出後の素管を水冷等の方法により、表面温度が300℃になるまでの冷却速度が10℃/秒以上、望ましくは15℃/秒以上、更に望ましくは20℃/秒以上となるように急冷することが好ましい。熱間押出後の素管冷却速度が遅いと、Pの析出物が増して、かつ粗大化する可能性が高い。このため、前記粗大な析出物規定やP固溶量規定を満足できなくなる可能性が高い。
その後、需要家において管に曲げ加工を行う場合及び抽伸管を使用して内面溝付管を製造する場合等には、抽伸管に最終の焼鈍処理を行い、調質種別でO材とする。本発明の銅合金管を連続的に焼鈍するには、銅管コイル等の焼鈍に通常使用されるローラーハース炉、又は高周波誘導コイルに通電しながら銅管を前記コイルに通す高周波誘導コイルによる加熱を利用することができる。
ここで、銅合金管の結晶粒を粗大化させないためには、炉や加熱のタイプにかかわらず、室温から所定温度までの平均昇温速度が速いほうが望ましい。昇温速度が5℃/分より遅いと、同じ温度に加熱しても結晶粒が粗大化しやすく、耐圧耐軟化性及び曲げ加工性の点から望ましくないと共に、生産性を阻害することになる。従って、室温から所定温度までの平均昇温速度は5℃/分以上、より望ましくは10℃/分以上が好ましい。
更に、これらの最終焼鈍後の冷却速度が遅いと、炉や加熱のタイプにかかわらず、Pの析出物が増して、かつ粗大化する可能性が高い。このため、前記粗大な析出物規定やP固溶量規定を満足できなくなる可能性が高い。したがって、これらの最終焼鈍後の冷却速度は1.0℃/分以上、好ましくは5.0℃/分以上、より好ましくは20.0℃/分以上と、できるだけ速くする。
(a)電気銅を原料として、溶湯中に所定のSnを添加し、更に必要に応じて、Znを添加した後、Cu−P母合金を添加することにより、所定組成の溶湯を作製した。これら溶製した銅合金の成分組成を、銅合金管の成分組成として、表1に示す。
(b)鋳造温度1200℃で、直径300mm×長さ6500mmの鋳塊を半連続鋳造する際の、鋳造ビレットの冷却速度を変え、得られた鋳造ビレットから、長さ450mmの短尺ビレットを切り出した。これらの鋳造ビレットの冷却速度を表2に示す。
(c)この短尺ビレットをビレットヒーターで650℃に加熱した後、加熱炉(インダクションヒーター)で950℃に加熱し、950℃に到達した後2分経過後、加熱炉から取り出し、熱間押出機で、ビレット中心に直径80mmのピアシング加工を施した。その後、直ちに(遅滞なく)、同じ熱間押出機で、外径96mm、肉厚9.5mmの押出素管を作製した(断面減少率:96.6%)。この熱間押出後の押出素管の300℃までの平均冷却速度は40℃/秒とした。
(d)この際、各例とも共通して、熱間押出後の押出素管を、できるだけ加工組織が少ない再結晶組織とするために、加熱炉取り出しから熱間押出完了(水冷等の冷却後)までの所要時間を、共通して5.0分以下の短時間で行った。
(e)この押出素管を圧延して、外径35mm、肉厚2.3mmの圧延素管を作製し、圧延素管を、1回の抽伸工程における断面減少率が35%以下になるように、引き抜き抽伸加工を繰り返し、最終焼鈍して、外径9.52mm、肉厚0.80mmの銅合金管−O材を得た。
(f)最終焼鈍は、焼鈍炉にて、還元性ガス雰囲気中で、前記抽伸管を450乃至630℃に加熱し(平均昇温速度12℃/分)、この温度に30乃至120分保持し、冷却帯を通過させて室温まで急冷し、供試材とした。
(g)この際、発明例は、これら最終焼鈍後の冷却速度は1℃/分以上のできるだけ速い冷却速度とした。各例の最終焼鈍後の冷却速度を表2に示す。
管の長手方向と円周方向の引張強さは、前記製造した銅合金管を管長手方向に切れ目を入れて切り開き平らにした後に、長手方向から試験片を切り出し、長さ290mm、幅10mmの引張試験片を作成して、その試験片をインストロン社製5566型精密万能試験機にて管長手方向の引張強さσLと伸びとを測定した。なお、引張試験片は管を切り開いて平らにして引張強さを測定したが、円管と管を切り開いて平らにした材料の断面部分の硬度測定を行ったが同じ値を示し、管を切り開くことによる引張強さへの影響はないものと判断した。
P固溶量は、前記した二次イオン質量分析法(SIMS)の測定条件により、管の厚み方向に亙ってほぼ一定のカウント数にて存在するP濃度の領域における、前記したP/Cu平均カウント数比にて測定した。また、銅合金管の肉厚方向の平均結晶粒径(μm)も、前記した切断法により測定した。
前記製造した銅合金管から500mmの長さの銅合金管を試験用に採取して、銅合金管の一方の端部を金属製治具(ボルト)にて耐圧的に閉塞した。そして、もう一方の開放側端部から、ポンプにて管内に負荷される水圧を徐々に高めていき(昇圧速度:1.5MPa/秒程度)、完全に管が破裂する際の水圧(MPa)を、ブルドン管式圧力計で読み取り、伝熱管の破壊強度(耐圧強度、耐圧性能、破壊圧力)とした。この試験を同一銅合金管に対して5回(試験管5個に対して)行い、各水圧(MPa)の平均値を破壊強度とし、耐軟化性を評価した。
また、銅合金管が熱交換器用伝熱管として、ろう付けされることを模擬して、前記製造した銅合金管から試験用に採取した500mmの長さの銅合金管を800℃に10分間加熱した後の、平均結晶粒径、引張強さσL、破壊強度を、前記した同じ要領にて測定した。
Claims (3)
- Sn:0.1〜3.0質量%、P:0.005〜0.1質量%を含有し、残部がCu及び不可避的不純物からなる組成を有し、平均結晶粒径が30μm以下であり、二次イオン質量分析法により分析した銅合金管のPの平均カウント数が、Cuの平均カウント数に対する比(Pの平均カウント数/Cuの平均カウント数)で0.0012以上、前記含有するPが銅合金管マトリックス中に固溶していることを特徴とする、耐軟化性に優れた熱交換器用銅合金管。
- 前記銅合金管が、更に、Zn:0.01〜1.0質量%を含有する請求項1に記載の耐軟化性に優れた熱交換器用銅合金管。
- 前記銅合金管が、更に、Fe、Ni、Mn、Mg、Cr、Ti及びAgからなる群から選択された1種または2種以上の元素を合計で0.07質量%未満含有する請求項1または2に記載の耐軟化性に優れた熱交換器用銅合金管。
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