JP5028565B2 - 重質炭酸カルシウムスラリーの製造方法 - Google Patents
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Description
一方、後者の方法では、体積平均粒子径を0.9〜1.5μmに粉砕する場合、粉砕時間が長くなるという問題がある。
すなわち、本発明の目的は、重質炭酸カルシウムを、簡便に(乾式粉砕工程を必要とせず湿式粉砕工程だけで、短時間に)微粒化することができ、分散安定に優れたスラリーを製造することができる製造方法を提供することである。
体積平均粒子径Yμmの重質炭酸カルシウムを体積平均粒子径0.00001Y〜0.1Yμmかつ0.9〜1.5μmの重質炭酸カルシウムに粉砕する湿式粉砕工程を含むことを特徴とする重質炭酸カルシウムスラリーの製造方法である点を要旨とする。
すなわち、本発明の製造方法により、体積平均粒子径0.9〜1.5μmの重質炭酸カルシウムに粉砕する場合でも、粉砕時間が長くなるという問題はない。
また、本発明の製造方法により、体積平均粒子径1.5μm以下に粉砕し、重質炭酸カルシウムの濃度が70重量%以上の重質炭酸カルシウムスラリーとしても、経日でスラリー粘度が上昇するという問題はない。
よって、本発明の製造方法で製造され得る重質炭酸カルシウムスラリーを紙塗被塗料に用いた場合、紙塗被時の塗被操業性(高速塗被性)を向上させるのみならず紙塗被塗料の高濃度化に極めて有効なものとなる。すなわち、本発明の製造方法で製造され得る重質炭酸カルシウムスラリーは、塗被紙の製造における操業性の向上及び品質の向上を達成でき、さらに高濃度化による乾燥負荷軽減等に起因して原価低減ができるため、特に紙塗被紙の製造に好適である。
(メタ)アクリル酸塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩及びアンモニウム塩等が含まれる。
他の単量体としては、(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸塩と共重合できる単量体であれば制限なく使用でき、たとえば国際公報WO2004/087574パンフレットに記載された単量体{不飽和モノカルボン酸エステル、不飽和ジカルボン酸、α−ヒドロキシ不飽和モノカルボン酸、ヒドロキシルアルキル不飽和カルボン酸エステル、ポリアルキレングリコール不飽和単量体、(メタ)アクリロイル基含有アミド、ビニルエステル、ビニルエーテル、スルホ基含有不飽和単量体、芳香族不飽和単量体、脂肪族不飽和単量体、脂環式不飽和単量体及びシアノ基含有不飽和単量体等}を使用することができる。
また、ポリマー(A)に含まれる(メタ)アクリル酸塩単位の含有量(個数%)は、(A)を構成する単量体単位の合計個数に基づいて、50〜99が好ましく、さらに好ましくは60〜99、特に好ましくは65〜97、最も好ましくは70〜95である。この範囲であると、乾式粉砕工程がなくても湿式粉砕工程のみで重質炭酸カルシウム粒子の分散効果及び安定性がさらに良好となる。
(メタ)アクリル酸塩単位は、(メタ)アクリル酸アルカリ金属塩が49.9〜99モル部(55〜90モル部が好ましく、さらに好ましくは60〜80モル部)、(メタ)アクリル酸アルカリ土類金属塩が0.1〜10モル部(0.5〜8モル部が好ましく、さらに好ましくは1〜5モル部)、(メタ)アクリル酸アンモニウム塩が0〜10モル部(0〜8モル部が好ましく、さらに好ましくは0〜5モル部)から構成される。この範囲であると、乾式粉砕工程がなくても湿式粉砕工程のみで重質炭酸カルシウム粒子の分散効果及び安定性がさらに良好となる。
ポリマー(A)中にこの(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸塩共重合体(A2)を含む場合、この含有量(重量%)は、(A2)及び(A3)の合計重量に基づいて、1〜99が好ましく、さらに好ましくは10〜90、特に好ましくは20〜80である。この範囲であると、乾式粉砕工程がなくても湿式粉砕工程のみで重質炭酸カルシウム粒子の分散効果及び安定性がさらに良好となり、さらに粉砕効率の高い重質炭酸カルシウム微粒子化を実現することができる。
ポリマー(A)中に(メタ)アクリル酸塩(共)重合体(A3)を含む場合、この含有量(重量%)は、(A2)及び(A3)の合計重量に基づいて、1〜99が好ましく、さらに好ましくは10〜90、特に好ましくは20〜80である。この範囲であると、乾式粉砕工程がなくても重質炭酸カルシウム粒子の分散効果及び安定性がさらに良好となり、さらに粉砕効率の高い重質炭酸カルシウム微粒子化を実現することができる。
ポリマー(A)の数平均分子量(Mn)は、4,000〜41,000が好ましく、さらに好ましくは4,200〜33,000、特に好ましくは4,400〜17,000である。この範囲であると、重質炭酸カルシウム粒子の分散効果及び安定性がさらに良好となる。なお、Mnは、ポリエチレングリコールを標準物質としてゲルパーミエーションクロマトグラフィ(GPC)により測定される(以下同様)。
なお、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸塩共重合体(A2)の場合、(メタ)アクリル酸と(メタ)アクリル酸塩との共重合により製造してもよく、また、(メタ)アクリル酸(共)重合体を得てから、この(共)重合体を塩基等で中和して製造することもできる。
また、(メタ)アクリル酸塩(共)重合体(A3)の場合、(メタ)アクリル酸塩の(共)重合により製造してもよく、また、(メタ)アクリル酸の(共)重合体を得てから、この(共)重合体を塩基等で中和して製造することもできる。
水とアルコールとを混合して使用する場合、混合重量比(水/アルコール)は、0.1〜99.9/0.1〜99.9に任意に混合できるが、0.1〜50/50〜99.9が好ましく、さらに好ましくは0.1〜40/60〜99.9、特に好ましくは0.1〜30/70〜99.9である。この範囲であれば、ポリマー(A)のMwとMnとの比(Mw/Mn)を1.2〜2.0に調整しやすく、重質炭酸カルシウム粒子の分散効果及び安定性がさらに良好となる。
アルカンとしては、ヘキサン、イソヘキサン、オクタン、2−エチルヘキサン、デカン及びイソオクチルデカン等が挙げられる。
アレーンとしては、ベンゼン、トルエン、キシレン及びt−ブチルベンゼン等が挙げられる。
これらのうち、ヘキサン、オクタン、トルエン及びキシレンが好ましく、さらに好ましくはヘキサン及びトルエン、特に好ましくはヘキサンである。
溶剤の使用量は通常の方法と同様であり、例えば、ポリマー(A)が、(メタ)アクリル酸(共)重合体(A1)の場合、(A1)の重量に基づいて、水100〜500重量%、炭化水素等100〜1000重量%程度であり、また(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸塩共重合体(A2)の場合、(A2)の重量に基づいて、水100〜1000重量%、炭化水素等100〜2000重量%程度である。また(メタ)アクリル酸塩共重合体(A3)の場合、(A3)の重量に基づいて、水100〜500重量%、炭化水素等100〜2000重量%程度である。
これらのうち、アゾ化合物及び過硫酸塩が好ましく、さらに好ましくは2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウム及び過硫酸ナトリウムである。これらの重合開始剤は、1種又は2種以上の混合物でも用いることができる。
これらのうち、アゾ化合物及び過酸化物が好ましく、さらに好ましくは2,2’−アゾビスイソブチロニトリル等のアゾ化合物である。これらの重合開始剤は、1種又は2種以上の混合物でも用いることができる。
また、その他の重合法においても、公知の重合開始剤が使用できる。
添加剤を含む場合、この合計含有量(重量%)は目的に応じ任意に調整できるが、ポリマー(A)の重量に基づいて、0.1〜5が好ましく、さらに好ましくは0.1〜3である。
また、本発明の製造方法は、天然の石灰石等を乾式粉砕工程でさらに粉砕した重質炭酸カルシウムにも適用できる(この場合、分散剤を用いなくてもよい)。乾式粉砕工程で粉砕後の体積平均粒子径(μm)は、3〜2000が好ましく、さらに好ましくは3〜100、特に好ましくは3〜20である。
本発明の製造方法を他の顔料に適用する場合も、使用する他の顔料の粒子径は上記とほぼ同様である。
体積平均粒子径Yから0.0001Y〜0.1Yに粉砕するとは、粉砕前の体積平均粒子径YをY/10,000〜Y/10の体積平均粒子径に粉砕することを意味し、粉砕度としては1/10,000〜1/10に相当する。このように、湿式粉砕後の体積平均粒子径を湿式粉砕前の体積平均粒子径で割ったものを粉砕度と定義する。粉砕工程で得られる重質炭酸カルシウムスラリー中の重質炭酸カルシウムの濃度(重量%)(スラリー濃度)としては、スラリーの重量に基づいて、70〜85が好ましく、さらに好ましくは75〜85、特に好ましくは80〜85である。
また、粉砕工程で得られる重質炭酸カルシウムスラリーのpHは、8.5〜10.1が好ましい。
すなわち、本発明の製造方法は、高い粉砕度で重質炭酸カルシウムを粉砕して上記範囲の微粒子、かつ高濃度の重質炭酸カルシウムスラリーを得るのに適している。さらに、スラリー濃度が75重量%以上、かつ体積平均粒子径が0.9〜1.5μmである高濃度微粒子スラリーを得るのに好適であり、特にスラリー濃度が80重量%以上、かつ体積平均粒子径が0.9〜1.5μmである高濃度・低粘度重質炭酸カルシウムスラリーを得るのに好適である。本発明の製造方法によると、乾式粉砕工程がなくても、このような高濃度、低粘度スラリーが容易に製造でき、このような高濃度微粒子スラリーは粒子の分散効果、減粘効果及び安定性に優れている。一方、従来の製造方法(分散剤を用いて乾式粉砕工程及び湿式粉砕工程を経て製造する方法)により得られた重質炭酸カルシウムスラリーは、高濃度かつ低粘度とはならなず、さらに安定性に著しく劣るものである。これは、乾式粉砕工程及び湿式粉砕工程を経る場合に比較して、本発明の製造方法によると分散剤が重質炭酸カルシウムの粒子表面により均一に分布しやすいためと考えられる。なお、本発明の製造方法は、粉砕度、分散効率及び安定性の観点等から、スラリー濃度が70重量%未満、かつ体積平均粒子径が0.9μm未満の重質炭酸カルシウムスラリーを得るのには適していない。
重質炭酸カルシウム湿式粉砕工程用分散剤は、湿式粉砕工程の任意の箇所に添加でき、また、一括添加又は分割添加のいずれでもよく、分割添加が好ましく、さらに好ましくは分散剤の一部を湿式粉砕工程の初期に、残りを湿式粉砕工程の途中、又は湿式粉砕後に添加することである。
紙塗被塗料に適用すると、塗被塗料中のバインダーの含有量を少なくすることができ、紙塗被塗料のハイシア流動性が向上{紙へ塗被する際の塗被操業性(高速塗工性等)が向上}する。さらに重質炭酸カルシウムスラリーが高濃度であるため紙塗被塗料自体の高濃度化にも貢献する。
重質炭酸カルシウム以外の顔料又はフィラーとしては、無機顔料(クレイ、カルサイト、アラゴナイト又はバテライト結晶型軽質炭酸カルシウム、酸化チタン、サチンホワイト、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム、タルク、酸化亜鉛、石膏、シリカ及びフェライト等)及び有機顔料(ポリスチレン系プラスチックピグメント等)等が挙げられ、単独又は混合して使用できる。
重質炭酸カルシウム以外の顔料又はフィラーは、塗被紙の要求性能、塗被方法に基づき、その使用量(重量部)は様々であり、バインダー及び顔料又はフィラーの合計100重量部に対して、0〜90が好ましく、さらに好ましくは0〜70、特に好ましくは0〜50、最も好ましくは0〜40である。
スチレンブタジエンラテックスは、スチレン及びブタジエンの共重合体等が使用でき、オレイン酸ナトリウム等の乳化剤を用いて乳化重合により得られる。
変性スチレンブタジエンラテックスは、スチレン、ブタジエン及び他のモノマーの共重合体等が使用できる。他のモノマーとしては、(メタ)アクリル酸メチル等の不飽和カルボン酸エステル、(メタ)アクリル酸等の不飽和カルボン酸、(メタ)アクリロニトリル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチルエステル、(メタ)アクリルアミド、グリシジル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルエステル等の他のビニルモノマー等が挙げられる。
アクリルラテックスは、メタクリル酸アルキルエステルとアクリル酸アルキルエステルとの共重合体等が使用できる。
酢酸ビニルラテックスは、酢酸ビニル、高級脂肪酸ビニルエステル、マレイン酸ジエステル及び/又はエチレンの共重合体等が使用でき、ポリビニルアルコールやヒドロキシエチルセルロース等の保護コロイドである乳化分散剤を利用し、酢酸ビニルを乳化重合して得られる。
これらの他に、酢酸ビニル−アクリル共重合体ラテックス、塩化ビニル共重合体ラテックス、ABSラテックス、NBRラテックス及びCRラテックス等の合成ラテックス等も使用できる。ラテックス以外のバインダーとしては、水溶性バインダー等が含まれ、天然バインダー、半合成バインダー及び合成バインダー等が使用できる。天然バインダーとしては、デンプン等のスターチ、こんにゃく等のマンナン、アルギン酸等の海藻類、大豆タンパク等の植物性粘質物、デキストリン等の微生物性粘着物及びカゼイン等のタンパク質等が挙げられる。半合成バインダーとしては、カルボキシメチルセルロース等の変性セルロース及びカルボキシメチルスターチ等の変性スターチ等が挙げられる。合成バインダーとしては、ポリビニルアルコール及びポリアクリル酸ナトリウム(ポリアクリル酸の中和度95〜100%)等が挙げられる。
バインダーの使用量(重量%)は、顔料又はフィラーの重量に基づいて、0.01〜20が好ましい。
<実施例1>
滴下ライン、撹拌装置及び温度計付きの耐圧反応容器に、水200部及びイソプロピルアルコール300部を投入し、撹拌下、アクリル酸300部及び40%過硫酸ナトリウム水溶液100部をそれぞれ別々の滴下ラインから3時間かけて一定速度で滴下しながら密閉下で反応させた。反応温度は65〜100℃を保った。滴下終了後、3時間90〜100℃に保った後、150部の水を滴下(加水)しながらイソプロピルアルコールを減圧除去した後、30℃に冷却し反応物を取り出した。
その後、取り出した反応物250部に、撹拌下、40℃以下に保ちながら、徐々に50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム(純度94%)0.81部を分割投入して、アクリル酸−アクリル酸ナトリウム塩−アクリル酸マグネシウム塩共重合体(アクリル酸単位:30モル部、アクリル酸ナトリウム塩単位:68モル部、アクリル酸マグネシウム塩単位:2モル部)を40%含む水溶液{重質炭酸カルシウム湿式粉砕工程用分散剤(1)}を得た。
コーレス型ミキサー(特殊機化工業株式会社、TKホモジナイザーAM−20型)を用いて、分散剤(1)1部及び水333.3部を1000rpmで撹拌しながら、これに、カルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)1000部を徐々に加えた後、さらに20000rpmで10分間撹拌して粗スラリーを得た。引き続き、この粗スラリー1200部及びメジア(ジルコニア、体積平均粒子径1.25mm)3600部を湿式粉砕用ビーズミル(アシザワ・ファインテック株式会社、PM1RL−V)に投入して、1,200rpmで約30分間密閉下で湿式粉砕した後、目開き38μmのステンレス金網(JIS Z8801−1:2000)にてろ過して、微粉砕スラリーを得た。ついで、この微粉砕スラリーに水を加えて、蒸発残渣(スラリー重量1〜1.5g、160℃、20分)が75%になるように調整して、重質炭酸カルシウムスラリー(1)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム0.81部を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液54.4部及び水酸化マグネシウム0.4部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(2)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム0.81部を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液107.8部及び水酸化マグネシウム0.4部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(3)を得た。
イソプロピルアルコール300部、水200部、40%過硫酸ナトリウム水溶液100部及び50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部を、それぞれイソプロピルアルコール400部、水100部、40%過硫酸ナトリウム水溶液200部及び50%水酸化ナトリウム水溶液81.1部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(4)を得た。
イソプロピルアルコール300部、40%過硫酸ナトリウム水溶液100部、加水量(イソプロピルアルコールの減圧除去時の水の量)150部及び50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部を、それぞれイソプロピルアルコール100部、40%過硫酸ナトリウム水溶液50部、加水量200部及び50%水酸化ナトリウム水溶液81.1部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(5)を得た。
水酸化マグネシウム0.81部を、水酸化マグネシウム4.1部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(6)を得た。
水酸化マグネシウム0.81部を、水酸化マグネシウム0.4部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(7)を得た
水酸化マグネシウム0.81部を、水酸化マグネシウム0.4部及び50%水酸化カリウム水溶液0.8部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(8)を得た。
水酸化マグネシウム0.81部を、水酸化マグネシウム0.4部及び25%アンモニア水溶液3.6部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(9)を得た。
カルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)を、重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕サンプル、体積平均粒子径50μm)に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(10)を得た。
カルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)を、重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕サンプル、体積平均粒子径500μm)に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(11)を得た。
カルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)を、重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製 体積平均粒子径5000μm)に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(12)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部を50%水酸化ナトリウム水溶液67.2部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(13)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部を50%水酸化ナトリウム水溶液100部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(14)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部を50%水酸化ナトリウム水溶液104.4部に変更した以外は実施例1と同様にして重質炭酸カルシウムスラリー(15)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム0.81部を、それぞれ使用しないこと以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(16)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム0.81部を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液37.8部(水酸化マグネシウムは使用しない)に変更し、アトライターの分散時間30分を45分に変更した以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(17)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム0.81部を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液100部(水酸化マグネシウムは使用しない)に変更した以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(18)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部及び水酸化マグネシウム0.81部を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液33.3部及び水酸化マグネシウム0.4部及びモノエタノールアミン0.9部に変更した以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(19)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部、水酸化マグネシウム0.81部及びカルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液33.3部、水酸化マグネシウム0.4部、モノエタノールアミン0.9部及び重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕サンプル、体積平均粒子径50μm)に変更した以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(20)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部、水酸化マグネシウム0.81部及びカルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液33.3部、水酸化マグネシウム0.4部、モノエタノールアミン0.9部及び重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕サンプル、体積平均粒子径500μm)に変更した以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(21)を得た。
50%水酸化ナトリウム水溶液75.6部、水酸化マグネシウム0.81部及びカルサイト結晶型重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、石灰石原料の乾式粉砕品、体積平均粒子径8μm)を、それぞれ50%水酸化ナトリウム水溶液33.3部、水酸化マグネシウム0.4部、モノエタノールアミン0.9部及び重質炭酸カルシウム(日本セメント株式会社製、体積平均粒子径5000μm)に変更した以外は実施例1と同様にして比較用の重質炭酸カルシウムスラリー(22)を得た。
カラム :東ソー(株)製形式Tskgelα6000と形式Tskgelα3000とを直列につないだカラム
検出器 :RI検出器
データ処理機:東ソー(株)製形式SC−8020
カラム温度:40℃
溶離液 :0.5%酢酸ナトリウム溶液{溶媒:蒸留水<関東化学製>/メタノール<特級 関東化学製>(体積比:蒸留水/メタノール:1/1)}
溶離液流速:1.0ml/分
試料濃度:0.25%溶離液溶液
試料溶液注入量:200μl
標準物質:東ソー(株)製TSK標準ポリエチレンオキシドSE−150:(光散乱法で測定された重量平均分子量(以下、Mと省略する)885,000、同SE−70:(M)510,000、同SE−30:(M)340,000、同SE−8:(M)95,000、同SE−5:(M)46,000、同SE−2:(M)26,000)、和光純薬工業(株)製試薬(和光規格1級合格品ポリエチレングリコール4000):(M)4,000、和光純薬工業(株)製試薬(特級特級ポリエチレングリコール1000):(M)1,000
実施例1〜15及び比較例1〜7で得た重質炭酸カルシウムスラリー1〜22を25℃に温調し、撹拌モーターにて1000rpmで5分間撹拌して均一にした直後にB型粘度計(株式会社トキメック製、TV−20型)を用い回転数60rpmで60秒後のスラリー粘度(N1)を測定した。また、25℃の恒温器にて7日間静置後、同様にしてスラリー粘度(N7)を測定した。これらの測定結果を表3に示した。
実施例1〜15及び比較例1〜7で得た重質炭酸カルシウムスラリー1〜22をそれぞれ2.5%に希釈して、レーザー光回折散乱式粒度分布測定装置(商品名:マイクロトラック(MICROTRAC X100、Leeds and Northerup製)を用いて(レーザー光波長;780nm、測定温度;25℃、分散媒;水、計測時間6分)体積平均粒子径(粉砕後)を測定し、これらの測定結果を表3に示した。また、使用した重質炭酸カルシウムの体積平均粒子径(粉砕前)及びこれを用いて算出した粉砕度を示した。
Claims (5)
- (メタ)アクリル酸(共)重合体(A1)、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸塩共重合体(A2)及び(メタ)アクリル酸塩共重合体(A3)からなる群より選ばれる少なくとも1種からなるポリマー(A)を含んでなり、(A)中に含まれる(メタ)アクリル酸塩単位が(メタ)アクリル酸アルカリ金属塩単位49.9〜99モル部、(メタ)アクリル酸アルカリ土類金属塩単位0.1〜10モル部及び(メタ)アクリル酸アンモニウム塩単位0〜10モル部からなり、(A)を構成する全単量体単位の数に基づいて、(メタ)アクリル酸塩単位が50〜99個数%である重質炭酸カルシウム湿式粉砕工程用分散剤を用いて、
体積平均粒子径Yμmの重質炭酸カルシウムを体積平均粒子径0.0002Y〜0.5Yμmかつ0.9〜1.5μmの重質炭酸カルシウムに粉砕する湿式粉砕工程を含むことを特徴とする重質炭酸カルシウムスラリーの製造方法。 - 重質炭酸カルシウムが、カルサイト結晶型重質炭酸カルシウムである請求項1に記載の製造方法。
- (メタ)アクリル酸(共)重合体(A1)、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸塩共重合体(A2)及び(メタ)アクリル酸塩共重合体(A3)からなる群より選ばれる少なくとも1種からなるポリマー(A)を含んでなり、(A)中に含まれる(メタ)アクリル酸塩単位が(メタ)アクリル酸アルカリ金属塩単位49.9〜99モル部、(メタ)アクリル酸アルカリ土類金属塩単位0.1〜10モル部及び(メタ)アクリル酸アンモニウム塩単位0〜10モル部からなり、(A)を構成する全単量体単位の数に基づいて、(メタ)アクリル酸塩単位が50〜99個数%である重質炭酸カルシウム湿式粉砕工程用分散剤を用いて、
体積平均粒子径Yμmの重質炭酸カルシウムを体積平均粒子径0.0002Y〜0.5Yμmかつ0.9〜1.5μmの重質炭酸カルシウムに粉砕する湿式粉砕工程を含む製造方法により製造され得ることを特徴とする重質炭酸カルシウムスラリー。 - 請求項3に記載の重質炭酸カルシウムスラリーを配合してなる紙塗被塗料。
- 請求項4に記載の紙塗被塗料を塗被してなる塗被紙。
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