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JP5024896B2 - 移動ロボットの操縦システム - Google Patents

移動ロボットの操縦システム Download PDF

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Description

本発明は、移動ロボットの操縦システムに関し、具体的には、操縦者の操縦に基づく操縦モードと、自律移動モードとの2つの移動モードを有する移動ロボットの操縦システムに関する。
特許文献1〜3には、操縦者の操縦に基づく操縦モードと、自律移動モードとの2つの移動モードを有する移動ロボットの操縦システムが開示されている。
特に、特許文献2、3には、操縦モード時に操縦者が、障害物に移動ロボットが接触する可能性のある操縦をすると、自動的に当該移動ロボットの移動モードが自律移動モードに切り替わり、障害物に移動ロボットが接触することを回避する移動ロボットの操縦システムが開示されている。
特開2003−251581号公報 特開2007−175831号公報 特開2002−36152号公報
移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わった際に、当該切り替わったことを操縦者が認識することができず、操縦者が違和感を覚えることがある。
本発明は、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる移動ロボットの操縦システムを提供することを目的とする。
本発明に係る移動ロボットの操縦システムは、操縦者の操縦に基づく操縦モードと、自律移動モードとの2つの移動モードを有する移動ロボットの操縦システムであって、操縦モード時に前記操縦者が前記移動ロボットを操縦する操縦部と、前記移動ロボットの周囲にある障害物を検出する障害物検出部と、前記移動ロボットの現在位置を推定する位置推定部と、前記障害物検出部の検出結果と、前記位置推定部の推定結果とに基づいて、前記移動ロボットが前記障害物に接触するか否かを判定する判定部と、前記判定部の判定結果が接触するとの判定の場合に、前記移動ロボットが自律移動モードで前記障害物を回避する経路を生成する回避経路生成部と、前記回避経路生成部が生成した経路上を前記移動ロボットが移動するべく、前記移動ロボットの移動モードを操縦モードから自律移動モードに切り替える切り替え部と、前記操縦モードから前記自律移動モードに切り替わったことを前記操縦者に通知する通知部と、を備える。このような構成により、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる。
前記通知部として表示部を備えており、前記表示部には、ディスプレイと、前記判定部の判定結果に基づいて前記ディスプレイに画像データを出力する画像データ処理部とを備えること、が好ましい。このような構成により、操縦者は移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わったことを、ディスプレイを介して知ることができるので、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる。
前記画像データ処理部は、操縦モード時に前記移動ロボットに設けられた撮像部が撮像した画像データをディスプレイに出力し、自律移動モードに切り替わる時に当該ディスプレイの表示を前記回避経路生成部が生成した経路を示す画像データに切り替えること、が好ましい。操縦者は、移動ロボットがどのような経路を辿って障害物を回避するかを知ることができる。特に、移動ロボットに搭乗者が当該移動ロボットを操縦する構成の場合は、搭乗者がディスプレイ上で自律移動モード時における移動ロボットの移動経路を認識することができるので、移動ロボットの動きに体を対応させることができる。
前記画像データ処理部は、操縦モード時に前記撮像部が撮像した画像データと前記障害物検出部が検出した障害物データとを重ね合わせた重畳画像データを生成し、当該重畳画像データをディスプレイに出力すること、が好ましい。このような構成により、操縦者はディスプレイ上で障害物を視認し易くなり、障害物を回避し易くなる。
前記通知部として音源部を備えており、前記音源部は、スピーカと、前記判定部の判定結果に基づいて前記スピーカに音データを出力する音データ処理部とを備えること、が好ましい。このような構成により、操縦者は移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わったことを、スピーカを介して知ることができるので、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる。
前記操縦部は、ジョイスティックと、前記ジョイスティックのスティックハンドルの操作データが入力される処理部と、前記通知部として前記スティックハンドルに反力を与える反力付与部とを備えており、前記処理部は、前記判定部の判定結果に基づいて前記反力付与部を制御すること、が好ましい。このような構成により、操縦者は移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わったことを、スティックハンドルへの反力導入によって知ることができるので、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる。
前記判定部は、前記判定結果に基づいて、前記画像データ処理部と、前記音データ処理部と、前記反力付与部の処理部とを制御すること、が好ましい。このような構成により、操縦者は移動ロボットが障害物に近付いていることを段階的に知ることができる。
本発明によれば、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる移動ロボットの操縦システムを提供することができる。
以下、本発明に係る移動ロボットの操縦システムの実施形態を、図面に基づいて説明する。但し、本発明が以下の実施形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施形態1>
本実施形態の移動体ロボットの操縦システム(以下、単に操縦システムと省略する場合がある。)1は、図1に示すように、移動ロボット2を操縦者の操縦に基づく通常モードである操縦モードと、非常モードである自律移動モードとの2つの移動モードを有する。このような操縦システム1は、背景技術の項で述べたように、操縦モード時に操縦者が、障害物に移動ロボット2が接触する可能性のある操縦をすると、自動的に当該移動ロボット2の移動モードが自律移動モードに切り替わり、障害物に移動ロボット2が接触することを回避する。この場合、移動ロボット2の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わった際に、当該切り替わったことを操縦者が認識することができず、操縦者が違和感を覚えることがある。そこで、本発明の操縦システム1は、移動ロボット2の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わったことを通知する通知部3を備えていることを特徴とする。そのため、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる。
以下に、本実施形態の操縦システム1について、詳細に説明する。
移動ロボット2は、図1及び図2に示すように、搭乗型の移動ロボットである。移動ロボット2は、フレーム4、自律系制御部5、切り替え部6、撮像部7、操縦部8、記憶部9、駆動部10を備えている。
フレーム4は、例えば樹脂成型品であり、軽量、高剛性に成形されている。フレーム4は、操縦者である人が搭乗する凹み部分が形成されている。フレーム4には、自律系制御部5、切り替え部6、撮像部7、操縦部8、記憶部9、駆動部10が搭載されている。
自律系制御部5は、位置推定部510、姿勢・速度推定部520、障害物検出部530、処理部540を備えている。処理部540は、地図データ生成部541、判定部542、回避経路生成部543を備えている。
位置推定部510は、GPS(Global Positioning System)機器などから成り、例えば衛星から受信した位置情報から移動ロボット2の現在位置を推定する。位置推定部510は、推定した移動ロボット2の現在位置データを記憶部9に格納する。
姿勢・速度推定部520は、イナーシャセンサ(角速度センサ、加速度センサ、ジャイロセンサ等)、及び駆動部10の駆動モータ102に設けられたエンコーダを備えている。姿勢・速度推定部520は、イナーシャセンサが検出した移動ロボット2の傾きなどから当該移動ロボット2の姿勢を推定する。
さらに姿勢・速度推定部520は、エンコーダが検出する当該駆動モータ102の回転数から移動ロボット2の移動速度を推定する。姿勢・速度推定部520は、推定した移動ロボット2の姿勢データ及び速度データを記憶部9に格納する。
障害物検出部530は、ステレオカメラ、レーザーレンジファインダ、超音波センサなどの測距センサ531を少なくとも一種類備えている。測距センサ531は、フレーム4の前端部に設けられており、例えば移動ロボット2の前方πradの範囲内に存在する障害物を検出する。
すなわち、障害物検出部530は、測距センサ531の検出信号に基づいて、移動ロボット2から障害物までの距離を3次元で算出すると共に、移動ロボット2に対する障害物の方向を算出する。障害物検出部530は、算出した障害物までの距離の3次元データ(障害物データ)を記憶部9に格納する。
地図データ生成部541は、記憶部9から移動ロボット2の現在位置データを呼び出し、当該移動ロボット2の現在位置での地図データを生成する。本実施形態の地図データとしては、図3に示すようなグリッドマップMを生成する。グリッドマップMは、測距センサ531の検出範囲以下の広さとされており、当該測距センサ531の配置位置が座標の原点とされている。つまり、グリッドマップMと測距センサ531の検出範囲とは対応して設定されている。
さらに地図データ生成部541は、記憶部9から障害物までの距離の3次元データを呼び出し、図4に示すように、グリッドマップM上における障害物O(図4のハッチング部分)の位置データを取得する。その結果、移動ロボット2の現在位置と、障害物Oの位置との関係を取得できる。地図データ生成部541は、当該障害物Oの位置データが示されたグリッドマップMを判定部542に出力する。
判定部542は、入力されたグリッドマップMに基づいて、移動ロボット2が障害物Oに接触するか否かを判定する。具体的に云うと、判定部542は、移動ロボット2と障害物Oとの距離が予め設定されている距離(間隔)より短いと、移動ロボット2が障害物Oに接触すると判定する。判定部542は、移動ロボット2が障害物Oに接触すると判定すると、当該判定結果データを回避経路生成部543及び切り替え部6に出力する。
また、判定部542は、詳細は後述するが、記憶部9から移動ロボット2の現在位置データを呼び出し、当該移動ロボット2の現在位置データに基づいて、回避経路生成部543が生成した経路R上において移動ロボット2が自律移動モードでゴール地点Gに到達したと判定すると、当該判定結果データを切り替え部6に出力する。
回避経路生成部543は、入力された判定結果データが接触するとの判定の場合に、記憶部9から移動ロボット2の姿勢データ及び速度データを呼び出し、当該移動ロボット2の姿勢データ及び速度データに基づいて、図4に示すように、移動ロボット2が自律移動モードで障害物Oを回避する経路RをグリッドマップM上に生成する。回避経路生成部543は、生成した経路Rが示されたグリッドマップMを記憶部9に格納する。
具体的に云うと、回避経路生成部543は、移動モードが切り替わる際に、搭乗者が違和感を覚えないように、移動モードが切り替わる直前(操縦モード時)の当該移動ロボット2の姿勢からスムーズに、且つ当該移動ロボット2の速度で、移動ロボット2が障害物Oと所定の距離以上の間隔を開けて、追い越す経路Rを生成する。
つまり、経路Rは、移動ロボット2が障害物Oと所定の距離を開けて対峙する位置をスタート地点Sとし、移動ロボット2が障害物Oと間隔を開けて、スムーズに障害物Oを完全に追い越し、障害物Oの前方に到達する位置をゴール地点Gとする。ちなみに、移動ロボット2と障害物Oとの間隔は、移動ロボット2の大きさ、回転半径などを考慮して、予め設定されている。
このとき、回避経路生成部543は、障害物Oの移動速度を考慮して経路Rを生成する。つまり、回避経路生成部543は、記憶部9に逐次格納された障害物Oまでの距離の3次元データから当該障害物Oの移動速度及び移動方向を算出する。そして、回避経路生成部543は、移動する障害物Oを移動ロボット2がスムーズに追い越すことができる経路Rを生成する。
回避経路生成部543は、さらに移動モードが切り替わる直前の当該移動ロボット2の速度で、移動ロボット2が経路R上を移動するように、駆動部10を制御する制御データを生成する。回避経路生成部543は、生成した制御データを記憶部9に格納する。但し、自律移動モード時の移動ロボット2の速度は、移動モードが切り替わった際に搭乗者が違和感を覚えない範囲で適宜設定すれば良い。
切り替え部6は、入力された判定結果データが接触するとの判定の場合に、移動ロボット2の移動モードを操縦モードから自律移動モードに切り替える切り替え指令データを駆動部10に出力する。それと共に、切り替え部6は、当該切り替え指令データを操縦部8に出力する。
また、切り替え部6は、判定部542から移動ロボット2が自律移動モードでゴール地点Gに到達したことを示す判定結果データが入力されると、移動ロボット2の移動モードを操縦モードに切り替える切り替え指令データを駆動部10に出力する。それと共に、切り替え部6は、当該切り替え指令データを操縦部8に出力する。
撮像部7は、フレーム4の前端部に設けられたカメラ71を備えている。撮像部7は、カメラ71が撮像した画像データを記憶部9に格納する。ちなみに、カメラ71としては、CCD(Charge Coupled Devices)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子を用いたカメラを用いることができる。
操縦部8は、表示部81、操舵部82を備えている。表示部81は、搭乗者に移動モードが切り替わったことを通知する通知部3である。表示部81は、画像データ処理部811、ディスプレイ812を備えている。
画像データ処理部811は、操縦モード時には記憶部9から撮像部7が撮像した画像データを呼び出し、当該画像データをディスプレイ812に出力する。
画像データ処理部811は、切り替え部6から移動ロボット2の移動モードを操縦モードから自律移動モードに切り替える切り替え指示データが入力されると、記憶部9から経路Rが示されたグリッドマップMを呼び出し、当該グリッドマップMに処理を施して画像データを生成し、当該画像データをディスプレイ812に出力する。
画像データ処理部811は、切り替え部6から移動ロボット2の移動モードを自律移動モードから操縦モードに切り替える切り替え指示データが入力されると、再び記憶部9から撮像部7が撮像した画像データを呼び出し、当該画像データをディスプレイ812に出力する。
ディスプレイ812は、フレーム4に設けられている。ディスプレイ812は、搭乗した搭乗者が視認し易い位置に配置されている。
このような構成により、搭乗者は移動ロボット2の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わったことを適宜知ることができるので、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の搭乗者の違和感を軽減することができる。
操舵部82は、ジョイスティック821、処理部822を備えている。ジョイスティック821は、例えば直交する2方向へのスティックハンドルの傾きが検出可能であり、一方へのスティックハンドルの傾きを移動ロボット2の前後方向への移動速度に対応させ、他方へのスティックハンドルの傾きを移動ロボット2の左右方向への回転速度に対応させている。ジョイスティック821は、スティックハンドルの傾きデータ(操作データ)を処理部822に出力する。ジョイスティック821は、フレーム4に設けられている。ジョイスティック821は、搭乗者の手元に配置されている。
但し、ジョイスティック821の構成は、この限りでなく、力覚センサを用いたジョイスティックなどを用いても良い。また、ジョイスティック821に限らず、移動ロボット2に対して前後左右の移動指示を良好に行うことができれば構成は限定されない。
処理部822は、入力されたスティックハンドルの傾きデータに基づいて、駆動部10を制御する制御データを生成する。処理部822は、生成した制御データを記憶部9に格納する。
つまり、通常モード時(操縦モード時)は、移動ロボット2の搭乗者が周辺の環境を視認しながら、ジョイスティック821を操作して当該移動ロボット2を操縦する。
記憶部9は、グリッドマップMを生成するプログラム、移動ロボット2が障害物に接触するか否かを判定するプログラム、自律移動モード時の経路及び駆動部10の制御データを生成するプログラム、操縦モード時の駆動部10の制御データを生成するプログラム、及び移動ロボット2の現在位置データ、姿勢データ、速度データ、自律移動モード時における駆動部10の制御データなどが格納されている。
駆動部10は、車輪101、駆動モータ102、駆動モータドライバ103を備えている。車輪101は、フレーム4の底部に少なくとも3個設けられている。そのうちのフレーム4の左右に配置された2個の車輪101はそれぞれ、駆動モータ102によって回転駆動し、移動ロボット2の前後進、旋回を実現する。
駆動モータ102は、駆動モータドライバ103から入力された制御データに基づいて制御される。駆動モータドライバ103は、操縦モード時には記憶部9から操縦部8が生成した制御データを呼び出し、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。一方、駆動モータドライバ103は、自律移動モード時には切り替え部6からの切り替え指示データに基づいて記憶部9から回避経路生成部543が生成した制御データを呼び出し、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。
このような構成の操縦システム1は、図5に示すように動作する。
搭乗者の操縦部8の操作に基づいて移動ロボット2を移動させる(S1)。
すなわち、操縦システム1は、図示を省略したが、移動ロボット2に設けられているメインスイッチを搭乗者が操作することで起動又は停止する。
搭乗者が移動ロボット2に搭乗してジョイスティック821を操作すると、操縦システム1はジョイスティック821の傾きデータを処理部822に出力する。処理部822は、入力された傾きデータに基づいて駆動モータ102の制御データを生成し、当該制御データを記憶部9に格納する。駆動モータドライバ103は、記憶部9から当該制御データを呼び出し、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。このとき、表示部81は、画像データ処理部811が記憶部9から撮像部7が撮像した画像データを呼び出し、当該画像データをディスプレイ812に出力する。
移動ロボット2の移動に伴って、自律系制御部5は当該移動ロボット2が障害物に接触するか否かを逐次判定する。
すなわち、位置推定部510は、移動ロボット2の現在位置を推定し、当該推定した現在位置データを記憶部9に格納する。さらに姿勢・速度推定部520は、移動ロボット2の姿勢及び移動速度を推定し、当該推定した移動ロボット2の姿勢データ及び速度データを記憶部9に格納する。また、障害物検出部530は、移動ロボット2から障害物までの距離を3次元で算出し、当該算出した障害物までの距離の3次元データを記憶部9に格納する。
地図データ生成部541は、記憶部9に格納されている移動ロボット2の現在位置データを呼び出し、当該移動ロボット2の現在位置データに基づいてグリッドマップMを生成する。さらに地図データ生成部541は、記憶部9から障害物Oまでの距離の3次元データを呼び出し、グリッドマップM上における障害物Oの位置データを取得する。地図データ生成部541は、当該障害物Oの位置データが示されたグリッドマップMを判定部542に出力する。
判定部542は、入力されたグリッドマップMに基づいて、移動ロボット2と障害物Oとの距離が予め設定されている距離より短いか否かにより、移動ロボット2が障害物Oに接触するか否かを判定する(S2)。
判定の結果、移動ロボット2と障害物Oとの距離が設定されている距離より長い場合、判定部542は接触しないとの判定結果データを切り替え部6に出力する。切り替え部6は、当該判定結果データに基づいて、操縦モードを維持する指令データを画像データ処理部811及び駆動モータドライバ103に出力する。その結果、移動ロボット2の移動モードは操縦モードの状態に維持される。
一方、移動ロボット2と障害物Oとの距離が設定されている距離より短い場合、判定部542は接触するとの判定結果データを回避経路生成部543及び切り替え部6に出力する。
回避経路生成部543は、記憶部9から移動ロボット2の姿勢データ及び速度データを呼び出し、当該移動ロボット2の姿勢データ及び速度データに基づいて、移動ロボット2が自律移動モードで障害物Oを回避する経路RをグリッドマップM上に生成し、当該経路Rが示されたグリッドマップMを記憶部9に格納する(S3)。さらに回避経路生成部543は、移動ロボット2が経路R上を移動する際の駆動部10の制御データを生成し、当該制御データを記憶部9に格納する。
切り替え部6は、当該判定結果データに基づいて、自律移動モードに切り替える指令データを画像データ処理部811及び駆動モータドライバ103に出力する。その結果、移動ロボット2の移動モードは自律移動モードに切り替えられる(S4)。
画像データ処理部811は、記憶部9から回避経路生成部543が生成した経路Rが示されたグリッドマップMを呼び出し、当該グリッドマップMに処理を施して画像データを生成し、当該画像データをディスプレイ812に出力する。つまり、ディスプレイ812の表示は、移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わった際に、撮像部7が撮像した画像データから経路Rが示されたグリッドマップMの画像データに切り替わる(S5)。
駆動モータドライバ103は、記憶部9から回避経路生成部543が生成した駆動モータ102の制御データを呼び出し、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。その後、判定部542は、記憶部9から移動ロボット2の現在位置データを呼び出し、当該移動ロボット2の現在位置データに基づいて、回避経路生成部543が生成した経路R上において移動ロボット2が自律移動モードでゴール地点Gに到達したか否かを判定する(S6)。
ゴール地点Gに到達していないとの判定結果の場合、判定部542は、当該判定結果データを切り替え部6に出力する。切り替え部6は、当該判定結果データに基づいて、自律移動モードを維持する指令データを画像データ処理部811及び駆動モータドライバ103に出力する。その結果、移動ロボット2の移動モードは自律移動モードに維持される。
ゴール地点Gに到達したとの判定結果の場合、判定部542は、当該判定結果データを切り替え部6に出力する(S7)。切り替え部6は、当該判定結果データに基づいて、自律移動モードから操縦モードに切り替える指令データを画像データ処理部811及び駆動モータドライバ103に出力する。画像データ処理部811は、記憶部9から撮像部7が撮像した画像データを呼び出し、当該画像データをディスプレイ812に出力する(S8)。駆動モータドライバ103は、記憶部9から操縦部8が生成した制御データを呼び出し、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。
操縦システム1は、起動している間、断続的に上述したS1〜S8の工程を繰り返す。
このような構成の操縦システム1は、移動ロボット2の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わった際に、当該切り替わったことを搭乗者がディスプレイ812上で認識することができる。そのため、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の搭乗者の違和感を軽減することができる。しかも、搭乗者は、どのような経路で障害物Oを回避するかを、ディスプレイ812上で認識することができるので、移動ロボット2の動きに体を対応させることができる。
但し、本実施形態の操縦システム1は、操縦モードから自律移動モードへ切り替わった際に、撮像部7が撮像した画像データから回避経路生成部543が生成した経路Rが示されたグリッドマップMの画像データに切り替えたが、この限りでない。要するに、搭乗者がディスプレイ812上で移動モードが切り替わったことを認識できる表示がされれば良い。
<実施形態2>
本実施形態の操縦システム1000は、上記実施形態1の操縦システムと略同様の構成とされているが、図6に示すように、操縦部8に、通知部3として表示部81だけでなく、音源部83を備えている。音源部83は、スピーカ831、音データ処理部832を備えている。但し、本実施形態の通知部3は、表示部81と音源部83とで構成したが、音源部83のみでも良い。
このとき、判定部542は、閾値を二つ有している。すなわち、移動ロボット2が障害物に接触するまでではないが、近くに障害物が存在すると判定する第1の閾値と、移動ロボット2が障害物に接触すると判定する第2の閾値とを有する。ちなみに、当該閾値は、移動ロボット2の最高速度、使用環境などに基づいて適宜、設定される。
判定部542は、移動ロボット2と障害物との距離が第1の閾値以下で第2の閾値より長いと判定すると、当該判定結果データを切り替え部6に出力する。切り替え部6は、入力された当該判定結果データに基づいて、スピーカ831から音を出力させる指令データを生成し、当該指令データを音データ処理部832に出力する。音データ処理部832は、入力された当該指令データに基づいてスピーカ831から出力する音データを生成して当該スピーカ831から音を出力させる。このとき、移動ロボット2と障害物との距離に応じて、音を変えたり、音の大きさを変えると良い。
判定部542は、移動ロボット2と障害物との距離が第2の閾値以下と判定すると、当該判定結果データを切り替え部6に出力する。切り替え部6は、入力された当該判定結果データに基づいて、自律移動モードに切り替える指示データを回避経路生成部543及び切り替え部6に出力する。その後の操縦システム1000の動作は、上記実施形態1と同様であるので省略する。
本実施形態の操縦システム1000は、移動ロボット2の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる以前に、音源部83によって移動ロボット2が障害物に近付いていることを搭乗者に知らせることができる。そのため、搭乗者の違和感をさらに軽減することができる。また、自らの操縦によって障害物との接触を早期に回避することができ、安全である。
<実施形態3>
本実施形態の操縦システム1001は、上記実施形態2の操縦システムと略同様の構成とされているが、図7に示すように、操縦部8に、通知部3として表示部81と音源部83だけでなく、反力付与部84を備えている。但し、本実施形態の通知部3は、表示部81と音源部83と反力付与部84とで構成したが、表示部81と反力付与部84、又は音源部83と反力付与部84、又は反力付与部84のみでも良い。
このとき、判定部542は、閾値を三つ有している。すなわち、移動ロボット2が障害物に接触するまでではないが、近くに障害物が存在すると判定する第1の閾値と、移動ロボット2が障害物に接触すると判定する第2の閾値との間に、移動ロボット2と障害物との距離が第1の閾値以下で、このまま操縦を続けると移動ロボット2が障害物に接触すると判定する第3の閾値を有する。
判定部542は、移動ロボット2と障害物との距離が第1の閾値以下で第3の閾値より長いと判定すると、当該判定結果データを切り替え部6に出力する。切り替え部6は、入力された当該判定結果データに基づいて、スピーカ831から音を出力させる指令データを生成し、当該指令データを音データ処理部832に入力する。その後の操縦システム1001の動作は、上記実施形態2と同様にスピーカ831から音が出力される。
判定部542は、移動ロボット2と障害物との距離が第3の閾値以下で第2の閾値より長いと判定すると、当該判定結果データを切り替え部6に出力する。切り替え部6は、入力された当該判定結果データに基づいて、反力付与部84を起動させる指令データを処理部822に入力する。処理部822は、入力された当該指令データに基づいて、反力付与部84を制御し、ジョイスティック821への搭乗者の操縦に対して反力を与える。このとき、移動ロボット2と障害物との距離に応じて、ジョイスティック821に与える反力の大きさを変えると良い。また、移動ロボット2が障害物に向かっている方向のみに、ジョイスティック821に反力を与える構成としても良い。
判定部542は、移動ロボット2と障害物との距離が第2の閾値以下と判定すると、当該判定結果データを回避経路生成部543及び切り替え部6に出力する。その後の操縦システム1001の動作は、上記実施形態1と同様に自律移動モードに切り替わる。
本実施形態の操縦システム1001は、移動ロボット2の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる以前に、先ず音源部83によって移動ロボット2が障害物に近付いていることを搭乗者に知らせることができる。さらに搭乗者が移動ロボット2と障害物とが接触する可能性の高い操縦をすると、ジョイスティック821に反力を与えて、移動ロボット2が障害物に接触する可能性が高いことを知らせることができる。そのため、搭乗者は段階的に移動ロボット2が障害物に近付いていることを知ることができ、搭乗者の違和感をさらに軽減することができる。また、自らの操縦によって早期に障害物との接触を回避することができ、安全である。
<実施形態4>
本実施形態の操縦システム1002は、上記実施形態1〜3の操縦システムと略同様の構成とされているが、図8に示すように、操縦部8000が移動ロボット2000と別に構成されている。つまり、本実施形態の操縦システム1002は、移動ロボットの遠隔操縦システムとして構成されており、移動ロボット2000と離れた場所から、操縦者が操縦部8000を操作して移動ロボット2000を操縦する。
移動ロボット2000は、フレーム、自律系制御部5、切り替え部6、撮像部7、記憶部9、駆動部10、無線通信部11を備えている。すなわち、上記実施形態1〜3の操縦システムは、切り替え部6からの指令データ及び記憶部9に格納された画像データが直接、操縦部に入力されているが、本実施形態の操縦システム1002は無線通信部を介して操縦部8000に入力される。
操縦部8000は、無線通信部12、表示部81、操舵部82を備えている。
操縦モード時には、表示部81の画像データ処理部811は、移動ロボット側の記憶部9から画像データを呼び出す呼出データを、無線通信部11、12を介して記憶部9に出力する。記憶部9は、当該呼出データに基づいて画像データを、無線通信部11、12を介して画像データ処理部811に出力する。画像データ処理部811は、入力された画像データをディスプレイ812に出力する。ディスプレイ812に出力された画像データを視認しながら、操縦者は手元のジョイスティック821を操作して移動ロボット2000を操縦する。
また、操舵部82の処理部822は、駆動部10の駆動モータ102の制御データを、無線通信部11、12を介して記憶部9に格納する。記憶部9は、駆動モータドライバ103からの呼出データに基づいて、当該制御データを駆動モータドライバ103に出力する。駆動モータドライバ103は、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。
自律移動モード時には、表示部81の画像データ処理部811は、移動ロボット側の記憶部9から経路が示されたグリッドマップを呼び出す呼出データを、無線通信部11、12を介して記憶部9に出力する。記憶部9は、当該呼出データに基づいて経路が示されたグリッドマップを、無線通信部11、12を介して画像データ処理部811に出力する。画像データ処理部811は、入力された経路が示されたグリッドマップに処理を施して画像データを生成し、当該画像データをディスプレイ812に出力する。このように、上記実施形態1〜3の操縦システムと同様に、移動ロボット2000の移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わると、ディスプレイ812の表示も撮像部7が撮像した画像データから、回避経路生成部543が生成した経路が示されたグリッドマップの画像データに切り替わるので、移動モードが切り替わったことを認識することができる。そのため、移動ロボットの移動モードが操縦モードから自律移動モードに切り替わる際の操縦者の違和感を軽減することができる。
ちなみに、自律移動モード時における移動ロボットの移動は、上記実施形態1〜3の操縦システムと同様に、切り替え部6からの切り替え指示データに基づいて駆動モータドライバ103が記憶部9から制御データを呼び出し、当該制御データに基づいて駆動モータ102を制御する。
本実施形態のように操縦システムが遠隔操縦する構成の場合は、操縦部を操作する操縦者と移動ロボットに搭乗する搭乗者との間で、相互に通信ができるように、操縦部と移動ロボットの相互に、マイクとスピーカを備えていることが好ましい。さらに操縦部と移動ロボットの相互に、カメラ(撮像部)とディスプレイを備えていることが好ましい。また、本実施形態では、一つの操縦部で一台の移動ロボットを操縦しているが、一つの操縦部で複数の移動ロボットから一台の移動ロボットを適宜、選択して操縦する構成とされていても良い。
<実施形態5>
本実施形態の操縦システムは、上記実施形態1〜4の操縦システムと略同様の構成とされているが、移動ロボットの移動モードが操縦モード時に、撮像部が撮像した画像データに、障害物検出部が検出した障害物データを重ね合わせて、表示部に表示される構成とされている。
すなわち、表示部の画像データ処理部は、記憶部から撮像部が撮像した画像データを呼び出し、当該画像データの特徴点を抽出する。さらに画像データ処理部は、記憶部から障害物検出部が算出した障害物までの距離の3次元データを呼び出し、当該障害物までの距離の3次元データに処理を施して画像データを生成し、当該画像データの特徴点を抽出する。そして、画像データ処理部は、相互の画像データの特徴点を一致させて重ね合わせた重畳画像データを生成し、ディスプレイに出力する。このとき、画像データ上で障害物が視認しやすいように、障害物の表示部分が着色されていることが好ましい。操縦者はディスプレイ上で障害物を視認し易くなり、障害物を回避し易くなる。
以上、本発明に係る移動体ロボットの操縦システムの実施形態を説明したが、上記の構成に限らず、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で、変更することが可能である。すなわち、上記構成の操縦システムは例示であって、要するに移動モードが切り替わったことを通知する通知部を備えていれば良い。
本発明に係る移動ロボットの操縦システムの実施形態1を概略的に示すブロック図である。 移動ロボットを概略的に示す斜視図である。 障害物の位置データが示される前のグリッドマップを示す図である。 障害物の位置データ及び経路が示されたグリッドマップを示す図である。 本発明に係る移動ロボットの操縦システムの動作を概略的に示すフローチャートである。 本発明に係る移動ロボットの操縦システムの実施形態2を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る移動ロボットの操縦システムの実施形態3を概略的に示すブロック図である。 本発明に係る移動ロボットの操縦システムの実施形態4を概略的に示すブロック図である。
符号の説明
1 移動ロボットの操縦システム
2 移動ロボット
3 通知部
6 切り替え部
7 撮像部、71 カメラ
8 操縦部、
81 表示部、811 画像データ処理部、812 ディスプレイ
82 操舵部、821 ジョイスティック、822 処理部
83 音源部、831 スピーカ、832 音データ処理部
84 反力付与部
9 記憶部
10 駆動部、101 車輪、102 駆動モータ、103 駆動モータドライバ
11、12 無線通信部
510 位置推定部
520 姿勢・速度推定部
530 障害物検出部
531 測距センサ
540 処理部、541 地図データ生成部、542 判定部、543 回避経路生成部
1000、1001、1002 操縦システム
2000 移動ロボット
8000 操縦部
O 障害物
R 経路
S スタート地点
G ゴール地点

Claims (5)

  1. 操縦者の操縦に基づく操縦モードと、自律移動モードとの2つの移動モードを有する移動ロボットの操縦システムであって、
    操縦モード時に前記操縦者が前記移動ロボットを操縦する操縦部と、
    前記移動ロボットの周囲にある障害物を検出する障害物検出部と、
    前記移動ロボットの現在位置を推定する位置推定部と、
    前記障害物検出部の検出結果と、前記位置推定部の推定結果とに基づいて、前記移動ロボットが前記障害物に接触するか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果が接触するとの判定の場合に、前記移動ロボットが自律移動モードで前記障害物を回避する経路を生成する回避経路生成部と、
    前記回避経路生成部が生成した経路上を前記移動ロボットが移動するべく、前記移動ロボットの移動モードを操縦モードから自律移動モードに切り替える切り替え部と、
    前記操縦モードから前記自律移動モードに切り替わったことを前記操縦者に通知する通知部と、
    を備え
    前記通知部は、表示部を備えており、
    前記表示部は、ディスプレイと、前記判定部の判定結果に基づいて前記ディスプレイに画像データを出力する画像データ処理部と、を備え、
    前記画像データ処理部は、操縦モード時に前記移動ロボットに設けられた撮像部が撮像した画像データを前記ディスプレイに出力し、自律移動モードに切り替わる時に前記ディスプレイの表示を前記回避経路生成部が生成した経路を示す画像データに切り替える移動ロボットの操縦システム。
  2. 前記画像データ処理部は、操縦モード時に前記撮像部が撮像した画像データと前記障害物検出部が検出した障害物データとを重ね合わせた重畳画像データを生成し、当該重畳画像データをディスプレイに出力することを特徴とする請求項に記載の移動ロボットの操縦システム。
  3. 前記通知部は、音源部を備えており、
    前記音源部は、スピーカと、前記判定部の判定結果に基づいて前記スピーカに音データを出力する音データ処理部とを備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の移動ロボットの操縦システム。
  4. 前記操縦部は、ジョイスティックと、前記ジョイスティックのスティックハンドルの操作データが入力される処理部と、前記通知部として前記スティックハンドルに反力を与える反力付与部とを備えており、
    前記処理部は、前記判定部の判定結果に基づいて前記反力付与部を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の移動ロボットの操縦システム。
  5. 前記判定部は、前記判定結果に基づいて、前記画像データ処理部と、前記音データ処理部と、前記反力付与部の処理部とを制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の移動ロボットの操縦システム。
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