JP5024630B2 - 自動採水装置 - Google Patents
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1.降雨水を分割して採取する自動採水装置において、
降雨水を受けるように上方に開口した受水器と、
前記受水器の下方に配置され、かつ、前記受水器から落下する前記降雨水を一定量収容した後に排水するように排水装置と排水口とが設けられた貯留容器と、
前記排水口に一端が接続された排水管と、
前記貯留容器の下方に配置され、かつ、前記排水管の他端を接続し前記降雨水を供給する供給口と、この供給口から上方に立設した分水装置と、この分水装置の外周に亘って設けられた複数の採取口と、を備えた分割容器と、
前記採取口の少なくとも一つに一端が接続された採取管と、
前記採取管の他端を内部に引き入れる開口部が設けられた採取容器と、を備え、
前記排水装置は前記貯留容器内に設けられ、かつ、フロートと、このフロートに接続された開閉栓と、を含み、
前記供給口は前記分割容器の底面中心部に配置され、
前記分水装置は前記分割容器内に設けられ、前記供給口に接続しかつ前記供給口の上方に立設した第1円筒と、前記第1円筒の外径より大きな内径を有しかつ前記第1円筒を囲繞するように前記分水装置の底面から立設する第2円筒と、を含み、
前記複数の採取口の形状及び流路面積がそれぞれ等しいことを特徴とする自動採水装置。
2.前記フロートはフロート本体と、このフロート本体と前記開閉栓とを繋ぐ連結部材と、を備えることを特徴とする1に記載の自動採水装置。
3.前記フロートはさらに、前記降雨水の水面の移動に応じて移動自在な第2フロートを前記フロート本体の外周に備え、このフロート本体の上部にはこの第2フロートの上方への移動を拘束する上部ストッパーが設けられ、このフロート本体の下部には、前記貯留容器に前記降雨水が収容されていないときにこの第2フロートを保持する下部ストッパーが設けられていることを特徴とする1又は2に記載の自動採水装置。
4.前記複数の採取口が、前記分割装置の前記底面上に設けられ、かつ、前記底面中心部を基準とした仮想円の円周上に配置されていることを特徴とする1から3のいずれかに記載の自動採水装置。
5.前記分割装置が円筒状をなし、前記複数の採取口が前記分割装置の前記底面外縁部に配置されていることを特徴とする1から4のいずれかに記載の自動採水装置。
6.前記分割装置が円筒状をなし、前記複数の採取口が前記分割装置の円筒側面上に配置されていることを特徴とする1から5のいずれかに記載の自動採水装置。
7.前記採取口の前記形状が略円形であることを特徴とする1から6のいずれかに記載の自動採水装置。
8.前記第1・第2円筒は、前記分割容器の前記底面中心部を通りかつ前記底面に垂直な軸を中心軸としてそれぞれ同心円状に前記分割容器の前記底面に立設していることを特徴とする1から7のいずれかに記載の自動採水装置。
9.前記第1・第2円筒の下端はともに前記分割容器底面に液密に固着され、前記第2円筒の長さが前記第1円筒の長さよりも短いことを特徴とする1から8のいずれかに記載の自動採水装置。
10.前記第1円筒は、前記降雨水が流入する入口部よりも流路断面積が拡大した出口部を有することを特徴とする1から9のいずれかに記載の自動採水装置。
11.前記分水装置は前記第2円筒の外径より大きな内径を有する第3円筒をさらに備え、第3円筒の下端が前記分割容器底面に接触しないように前記分割容器内に吊持されていることを特徴とする1から10のいずれかに記載の自動採水装置。
本発明の第1実施形態に係る降雨水を分割して採取する自動採水装置(以下単に、自動採水装置と言う)1の全体構成について上記図面を参照しながら説明する。自動採水装置1は、好ましくは一定流域面積を有する図示しない高架橋や橋梁の下(または雨水ます内に)設置され、高架橋や橋梁を流れ出た道路排水(または雨水ます内に流入する道路排水)を採取する目的で使用される。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。なお、以下では、第1実施形態と第2実施形
態とに共通する事項については説明を省略し、両実施形態の相違点である排水装置30のフロート構造についてのみ説明する。なお、両実施形態の同等の要素には同様の符号を付す。
受水器10には縦320mm、横320mm、高さ50mmの寸法を有した塩化ビニル製容器を使用し、その底面中央に直径207mmの開口部を設け、直径200mmの金網11を載置して、金網11の周囲と開口部とを接着剤で結合した。
上述のように構成された実施例1の自動採水装置1を実際の橋梁下の現場に設置して、性能評価実験を行った。
分割容器50の底面51の採取口53に、直径3mmの円形孔を50個設けた。これ以外の点は上述した実施例1の構造と同様であり、説明を省略する。
実施例2(50分割自動採水装置)の性能評価実験
10 受水器
20 貯留容器
30 排水装置
31 フロート
31a フロート本体
31b 第2フロート
31c 上部ストッパー
31d 下部ストッパー
32 開閉栓
33 連結部材
35 排水口
40 排水管
40a 排水管の上端
40b 排水管の下端
50 分割容器
51 底面
52 供給口
53 採取口
54 外縁部
55 円筒側面
60 分水装置
61 第1円筒
61a 第1円筒の入口部
61b 第1円筒の出口部
61c 第1円筒の移行部
62 第2円筒
63 第3円筒
70 採取管
70a 採取管の上端
70b 採取管の下端
80 採取容器
81 開口部
Claims (11)
- 降雨水を分割して採取する自動採水装置において、
降雨水を受けるように上方に開口した受水器と、
前記受水器の下方に配置され、かつ、前記受水器から落下する前記降雨水を一定量収容した後に排水するように排水装置と排水口とが設けられた貯留容器と、
前記排水口に一端が接続された排水管と、
前記貯留容器の下方に配置され、かつ、前記排水管の他端を接続し前記降雨水を供給する供給口と、この供給口から上方に立設した分水装置と、この分水装置の外周に亘って設けられた複数の採取口と、を備えた分割容器と、
前記採取口の少なくとも一つに一端が接続された採取管と、
前記採取管の他端を内部に引き入れる開口部が設けられた採取容器と、を備え、
前記排水装置は前記貯留容器内に設けられ、かつ、フロートと、このフロートに接続された開閉栓と、を含み、
前記供給口は前記分割容器の底面中心部に配置され、
前記分水装置は前記分割容器内に設けられ、前記供給口に接続しかつ前記供給口の上方に立設した第1円筒と、前記第1円筒の外径より大きな内径を有しかつ前記第1円筒を囲繞するように前記分水装置の底面から立設する第2円筒と、を含み、
前記複数の採取口の形状及び流路面積がそれぞれ等しいことを特徴とする自動採水装置。 - 前記フロートはフロート本体と、このフロート本体と前記開閉栓とを繋ぐ連結部材と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の自動採水装置。
- 前記フロートはさらに、前記降雨水の水面の移動に応じて移動自在な第2フロートを前記フロート本体の外周に備え、このフロート本体の上部にはこの第2フロートの上方への移動を拘束する上部ストッパーが設けられ、このフロート本体の下部には、前記貯留容器に前記降雨水が収容されていないときにこの第2フロートを保持する下部ストッパーが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動採水装置。
- 前記複数の採取口が、前記分割装置の前記底面上に設けられ、かつ、前記底面中心部を基準とした仮想円の円周上に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記分割装置が円筒状をなし、前記複数の採取口が前記分割装置の前記底面外縁部に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記分割装置が円筒状をなし、前記複数の採取口が前記分割装置の円筒側面上に配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記採取口の前記形状が略円形であることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記第1・第2円筒は、前記分割容器の前記底面中心部を通りかつ前記底面に垂直な軸を中心軸としてそれぞれ同心円状に前記分割容器の前記底面に立設していることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記第1・第2円筒の下端はともに前記分割容器底面に液密に固着され、前記第2円筒の長さが前記第1円筒の長さよりも短いことを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記第1円筒は、前記降雨水が流入する入口部よりも流路断面積が拡大した出口部を有することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の自動採水装置。
- 前記分水装置は前記第2円筒の外径より大きな内径を有する第3円筒をさらに備え、第3円筒の下端が前記分割容器底面に接触しないように前記分割容器内に吊持されていることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の自動採水装置。
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