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JP5004672B2 - 揺動型圧縮機 - Google Patents

揺動型圧縮機 Download PDF

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Description

本発明は、例えば空気等の流体を圧縮するのに用いて好適な揺動型圧縮機に関する。
一般に、空気等を圧縮する無給油式の往復動圧縮機として、シリンダ内を揺動しつつ往復動する揺動ピストンを備えた揺動型圧縮機が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような揺動型圧縮機は、ピストンをクランク軸に連結すると共に、該クランク軸をモータを用いて回転駆動する構成となっている。また、ピストンの外周側にはシール部材としてのリップリングが取付けられている。
特開2003−161260号公報
ところで、上述した従来技術による揺動型圧縮機は、ピストンが揺動しながらシリンダ内を往復動したときには、リップリングのリップ部全周のうち、圧縮行程時の負荷側に位置する1箇所だけがシリンダの内周面に強く押し付けられて摩耗する。
即ち、ピストンが下死点から上死点に移動する圧縮行程時には、圧縮室内の圧力が高くなり、ピストンおよびリップリングには大きな負荷が作用する。さらに、ピストンの揺動方向の両端のうち、圧縮行程において上死点に達するまでの変位が大きい部位側は、より大きな負荷が作用する負荷側となる。このため、リップリングのうちこの負荷側の部位に偏摩耗が生じる。特に、圧縮機の連続運転時には、圧縮室からの圧縮熱および摩擦熱等によってシリンダおよびリップリングは高温状態となるから、リップリングの摩耗が促進し易い。
この結果、リップリングの他の部分は厚さの3割程度しか摩耗が生じていないにも拘わらず、上記1箇所の摩耗によってシール不能になるという問題がある。しかも、リップリングは、圧縮室から空気が漏れないようにピストンの円盤部に固定的に取付けられている。このため、揺動型圧縮機を稼動すると、ピストンの揺動方向に位置するリップ部の1箇所に集中して摩耗が生じるから、この1箇所の摩耗によってリップリングの寿命が左右されてしまうという問題がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、シール部材に生じる摩耗を分散させることにより、シール部材の寿命を延ばすことができるようにした揺動型圧縮機を提供することにある。
請求項1の発明は、シリンダと、モータの出力軸に連結されて該シリンダ内を揺動しつつ往復動し該シリンダ内に圧縮室を画成するピストンと、該ピストンの外周側に設けられ該ピストンと前記シリンダとの間をシールする環状のシール部材と、前記モータの駆動を制御する制御手段とを備えてなる揺動型圧縮機において、前記制御手段は、前記モータの出力軸を正転させて圧縮動作する場合と逆転させて圧縮動作する場合とに切換可能に構成し、前記制御手段は、前記モータが一定時間継続して駆動したときに、前記モータの出力軸の回転方向を切換える構成としたことを特徴としている。
請求項2の発明では、前記制御手段は、前記モータを停止した後で次回起動するときに、前記モータの出力軸の回転方向を切換える構成としている。
請求項の発明では、前記制御手段は、前記モータの出力軸の回転方向を切換える際に、所定の休止時間をもって切換える構成としている。
請求項1の発明によれば、制御手段はモータの出力軸を正転させて圧縮運転する場合と逆転させて圧縮運転する場合とを切換可能な構成としたから、シール部材の全周のうち、モータの正転時に負荷側となる部位とモータの逆転時に負荷側となる部位とを相違させることができる。即ち、シール部材の負荷側の位置は、モータの正転時にはピストンの揺動方向の一側に配置され、モータの逆転時にはピストンの揺動方向の他側に配置される。このため、シール部材のうちシリンダの内周面に強く押し付けられる部分を2箇所に分散させることができるから、シール部材の1箇所に摩耗が集中するのを防止でき、シール部材の寿命を延ばすことができる。
また、制御手段は、モータが一定時間継続して駆動したときに、モータの出力軸の回転方向を切換える構成としている。このため、例えば圧縮機が停止せずに連続運転するときでも、リップリングの負荷側の位置をピストンの揺動方向の両側に分散させることができる。従って、リップリングの1箇所に摩耗が集中するのを防止でき、リップリングの寿命を延ばすことができる。
請求項2の発明によれば、制御手段は、モータを停止した後で次回起動するときに、モータの出力軸の回転方向を切換える構成としている。このため、例えば空気タンク内の圧力の上限以上で停止し、下限以下で起動するような圧縮機の断続運転を行うときには、モータの停止、起動の制御と一緒にモータの回転方向の切換え制御を行うことができる。このため、新たな検出手段等を設ける必要がなく、従来から使用している圧力センサの信号等を利用してモータの回転方向の切換え制御を行うことができる。
請求項の発明によれば、制御手段は、モータの出力軸の回転方向を切換える際に、所定の休止時間をもって切換える構成としている。このため、例えば圧縮機が停止直後にモータの回転方向を切換えるときにおいても、短絡や逆起電力による障害等を起こすことなく圧縮機を駆動することができる。
以下、本発明の実施の形態に係る揺動型圧縮機を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
まず、図1ないし図15は本発明の第1の実施の形態を示している。図2において、1は揺動型圧縮機のクランクケースを示している。このクランクケース1は、内部にクランク室2を画成するもので、図2、図3に示す如く、軸線が水平方向となった円筒ケース部1Aと、該円筒ケース部1Aの上側に設けられたシリンダ取付座1B等により大略構成されている。
3はクランクケース1に取付けられた電動モータで、該電動モータ3は、例えば3相誘導電動機によって構成され、正転または逆転可能な出力軸3Aを備える。また、電動モータ3の出力軸3Aの先端には冷却ファン4が取付けられている。これにより、冷却ファン4は、出力軸3Aと一緒に回転し、クランク室2を通じて後述のシリンダ7等に向けて冷却風を供給する。そして、電動モータ3は、後述の制御回路28を用いてその駆動が制御されている。
5はクランクケース1のクランク室2内に設けられたクランク軸で、該クランク軸5は、クランクケース1に回転可能に支持されている。また、クランク軸5にはバランスウェイト5Aが一体的に設けられている。そして、クランク軸5は、電動モータ3の出力軸3Aに連結され、出力軸3Aと一緒に回転駆動する。
6は電動モータ3によって駆動する圧縮部で、該圧縮部6は、後述のシリンダ7、シリンダヘッド8、ピストン16等によって構成されている。そして、圧縮部6は、外部の空気を吸込んで圧縮空気を吐出する。
7はクランクケース1のシリンダ取付座1B上に取付けられた円筒状のシリンダで、該シリンダ7は、基端側がクランク室2内に開口すると共に、その内周面7Aが後述するリップリング22の摺動面となっている。また、シリンダ7の先端側には、シリンダヘッド8が搭載され、該シリンダヘッド8内には、図3に示すように、吸込口9Aを介して外気を吸込む吸込室9と、吐出口10Aを介して圧縮空気を吐出する吐出室10とが画成されている。
11はシリンダ7とシリンダヘッド8との間に挟持された弁座板で、該弁座板11には、吸込室9と後述の圧縮室17を連通する吸込穴11Aと、吐出室10と圧縮室17を連通する吐出穴11Bとが形成されている。また、弁座板11にはリード弁としての吸込弁12、吐出弁13が取付けられ、該吸込弁12、吐出弁13は、基端側が弁座板11にねじ止めされた固定端となり、先端側は自由端となって吸込穴11A、吐出穴11Bをそれぞれ開,閉する。
そして、吸込弁12は、後述するピストン16が上死点から下死点に移動する吸込行程で開弁し、ピストン16が下死点から上死点に移動する圧縮行程で閉弁する。一方、吐出弁13は、後述するピストン16が下死点から上死点に移動する圧縮行程で開弁し、ピストン16が下死点から上死点に移動する吸込行程で閉弁する。
14は基端側が軸受15を介してクランク軸5に回転可能に連結されたピストンロッドを示している。このピストンロッド14の先端側は、シリンダ7内に進入し、その先端部に設けられた後述のピストン16をシリンダ7内で揺動しつつ往復動させるものである。
16はシリンダ7内に摺動可能に設けられた揺動型のピストンで、該ピストン16は、図3に示すようにシリンダ7内を揺動しつつ往復動するものである。また、ピストン16は、シリンダ7内で弁座板11との間に圧縮室17を画成するものである。そして、ピストン16は、後述するピストン本体18、リテーナ19等により構成されている。
18はピストン16の下側部分を形成する円盤状のピストン本体を示している。このピストン本体18は、下面中央にピストンロッド14の先端部が一体的に取付けられている。
19はピストン本体18の上側に設けられたリテーナで、該リテーナ19は、後述のリップリング22をピストン16に取付け、取外しするために、ピストン本体18にボルト20を用いて着脱可能に取付けられている。
21はピストン16の外周側に設けられたリング取付溝で、該リング取付溝21は、ピストン本体18とリテーナ19との間に径方向外側に開口した狭幅な全周凹溝として形成されている。
22はピストン16の外周側に設けられたシール部材としてのリップリングで、該リップリング22は、ピストン16とシリンダ7との間をシールし、圧縮室17内の空気(圧力)が漏れるのを防止するものである。また、リップリング22は、シリンダ7との摺動性を高めるために、例えば耐摩耗性、可撓性、自己潤滑性に優れた樹脂材料(例えばフッ素樹脂材料等)によって形成されている。そして、リップリング22は、断面L字状のシールリングとして形成されている。
ここで、リップリング22は、その内径側に位置して平坦な円環状板として形成された取付部22Aと、該取付部22Aの外径側から圧縮室17側となる上側に屈曲してカップ状に拡開することにより、シリンダ7の内周面7Aに摺接するリップ部22Bとにより構成されている。そして、リップリング22の取付部22Aは、ピストン本体18とリテーナ19との間に挟持され、ピストン16のリング取付溝21内に嵌合した状態で固定的に取付けられている。
23は圧縮空気を貯留するタンクで、該タンク23は、シリンダヘッド8の吐出口10Aに接続され、該吐出口10Aから吐出された圧縮空気を貯留する。また、タンク23は、図1に示すように、取出口(図示せず)を通じて例えば釘打ち器等の外部の空圧機器に接続され、該空圧機器に圧縮空気を供給する。また、タンク23には、安全装置としてのリリーフ弁(図示せず)が設けられている。
24はタンク23に設けられた圧力センサで、該圧力センサ24は、タンク23内に圧力を計測し、該圧力に応じた検出信号を後述の制御回路28に向けて出力する。
25は電動モータ3に接続して設けられた電源部で、該電源部25は、電動モータ3を駆動、停止するための手動スイッチ(図示せず)が設けられると共に、後述するように、時間計測用のタイマ26、電動モータ3の回転方向を切換える切換回路27および制御回路28を備えている。また、電源部25には、安全装置として電動モータ3が過剰に高温となるのを検出するための温度センサ(図示せず)が設けられている。
26は時間を計測するためのタイマで、該タイマ26は、例えば電動モータ3が同じ回転方向に継続して駆動した時間を計測し、後述の制御回路28に出力する。
27は電動モータ3の回転方向を逆方向に切換えるための切換回路で、該切換回路27は、図4に示すように、例えば出力軸3Aを正転させるための正転用リレー27Aと、出力軸3Aを逆転させるための逆転用リレー27Bとによって構成されている。ここで、正転用リレー27Aは、外部の3相交流電源のU相、V相、W相を電動モータ3のu相、v相、w相にそれぞれ接続する。一方、逆転用リレー27Bは、正転用リレー27Aに並列接続されると共に、外部の3相交流電源のU相、V相、W相のうち例えばU相とV相とを切換え、3相交流電源のU相、V相、W相を電動モータ3のv相、u相、w相にそれぞれ接続する。これにより、切換回路27は、正転用リレー27AをONにしたときには、逆転用リレー27BをOFFにし、電動モータ3を正転させる。一方、切換回路27は、逆転用リレー27BをONにしたときには、正転用リレー27AをOFFにし、電動モータ3を逆転させる。
28は電動モータ3の駆動を制御する制御手段としての制御回路で、該制御回路28は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、電動モータ3の駆動を制御するプログラムと、後述する圧力Pの最大値Pmax、最小値Pmin、継続運転時の閾値となる一定時間T0等が予め記憶されている。また、制御回路28には、圧力センサ24、タイマ26および切換回路27が接続されている。そして、制御回路28は、後述のプログラムに従って、圧力センサ24からの検出信号に基づいて電動モータ3の駆動、停止を制御すると共に、タイマ26、切換回路27等を用いて電動モータ3の回転方向を切換える。これにより、制御回路28は、電動モータ3を正転させて圧縮部6を圧縮運転させる場合と逆転させて圧縮部6を圧縮運転させる場合とを切換えるものである。
次に、図5ないし図7を参照しつつ制御回路28による圧縮機の運転制御について説明する。
まず、図5では圧力式運転制御を行う。この圧力式運転制御は、タンク23内を常時監視しつつ、この圧力Pが所定の最大値Pmaxとなったときに圧縮運転を停止し、圧力Pが所定の最小値Pminとなったときに圧縮運転を再開するものである。
この圧力式運転制御において、まずステップ1では、圧力センサ24の検出信号を用いて圧力Pを検出する。次に、ステップ2では、圧力Pが予め決められた最大値Pmax(例えばPmax=0.7MPa)よりも低いか否かを判定する。
そして、ステップ2で「YES」と判定したときには、ステップ3で圧力Pが予め決められた最小値Pmin(例えばPmin=0.5MPa)よりも低いか否かを判定する。さらに、ステップ3で「YES」と判定したときには、後述するように、ステップ4で圧縮運転処理を行い、ステップ5で継続運転処理を行う。これにより、電動モータ3は例えば予め決められた回転速度N0(例えばN0=1450rpm)で正転または逆転し、圧縮部6は正転状態で圧縮運転を行い、または逆転状態で圧縮運転を行う。
一方、ステップ2で「NO」と判定したときには、圧力Pが最大値Pmax以上である。このため、電動モータ3が駆動状態であれば、ステップ6で電動モータ3の回転方向を記憶する。その後、ステップ7で電動モータ3に対する給電を停止し、圧縮機の圧縮運転を停止する。
また、ステップ3で「NO」と判定したときには、圧力Pが最小値Pminと最大値Pmaxとの間にあるから、ステップ8で圧縮運転中か否かを判定する。そして、ステップ8で「YES」と判定したときには、ステップ5で圧縮機の圧縮運転を続行する。一方、ステップ8で「NO」と判定したときには、継続して圧縮機の運転停止の状態を保持する。
このように、圧力式運転制御では、圧縮機が断続的に運転または停止されることによって、タンク23内の圧力Pが最小値Pminと最大値Pmaxとの間に収まるように制御される。そして、ステップ9では、圧縮機の電源がOFFされるまでステップ1〜8の処理を繰返し実行する。
次に、図5中のステップ4に示す圧縮運転処理について図6を参照しつつ説明する。
まず、圧縮運転処理を開始すると、ステップ11では前回の電動モータ3の回転方向が正転か否かを判定する。そして、ステップ11で「YES」と判定したときには、電動モータ3が停止する前は正転していたことになる。このため、ステップ12で電動モータ3を逆転させる。具体的には、制御回路28は、切換回路27の逆転用リレー27BをONにし、正転用リレー27AをOFFにする。これにより、電動モータ3は、出力軸3Aを逆方向に向けて回転駆動する。
一方、ステップ11で「NO」と判定したときには、電動モータ3が停止する前は逆転していたことなる。このため、ステップ13で電動モータ3を正転させる。具体的には、制御回路28は、切換回路27の正転用リレー27AをONにし、逆転用リレー27BをOFFにする。これにより、電動モータ3は、出力軸3Aを順方向に向けて回転駆動する。
そして、ステップ12,13で電動モータ3を正転または逆転させた後に、ステップ14に移ってリターンする。
次に、図5中のステップ5に示す継続運転処理について図7を参照しつつ説明する。
まず、継続運転処理を開始すると、ステップ21では電動モータ3が回転方向が同じ状態で継続して駆動した時間が予め決められた一定時間T0(例えばT0=5分)を経過したか否かを判定する。
具体的には、制御回路28は、電動モータ3を停止状態から駆動状態に切換えるとき、および電動モータ3の正転、逆転が切換わるときに、タイマ26をリセットする。これにより、制御回路28は、タイマ26からの信号を用いて、同一回転方向での電動モータ3の継続した駆動時間Tを検出する。
そして、ステップ21で「YES」と判定したときには、継続した駆動時間Tが閾値となる一定時間T0を越えている。このため、ステップ22で電動モータ3の今回の回転方向を記憶した後に、ステップ23で電動モータ3の回転方向を切換える。
ここで、電動モータ3の回転方向を切換えるときには、制御回路28は、U相とV相との間の短絡や逆起電力による障害等を防止するために、一時的に切換回路27の正転用リレー27A、逆転用リレー27BをいずれもOFFにする。そして、所定の休止時間(例えば数秒間)だけ圧縮機を停止させた後に、正転用リレー27Aと逆転用リレー27Bのうち前回駆動時と異なるリレーだけをONにする。これにより、電動モータ3は、前回正転時には逆転し、前回逆転時には正転する。
一方、ステップ21で「NO」と判定したときには、継続した駆動時間Tが一定時間T0を越えていない。このため、電動モータ3は現在の回転方向での駆動を維持し、ステップ24でリターンする。
本実施の形態による揺動型圧縮機は上述の如き構成を有するもので、次に、その動作について図8ないし図15を参照しつつ説明する。
まず、電動モータ3を回転駆動すると、図8に示すように、ピストン16がシリンダ7内を揺動しつつ往復動する。これにより、圧縮機は、吸込室9から圧縮室17内に空気を吸込む吸込行程と、圧縮室17内の空気を圧縮し吐出室10に圧縮空気を吐出する圧縮行程とを繰返す圧縮運転を行い、圧縮空気を外部のタンク23に供給する。
ここで、電動モータ3の出力軸3Aを正転させると、図8および図9に示すように、クランク軸5が矢示A方向に回転する。このとき、吸込行程では、図8に示すように、ピストン16が上死点から下死点に向けて傾きながら降下する。これにより、吸込弁12が開弁し、圧縮室17内に外部の空気が吸引される。
一方、圧縮行程(吐出行程)では、図9に示すように、ピストン16が下死点から上死点に向けて降下時とは逆方向に傾きながら上昇する。これにより、圧縮室17内の空気は圧縮され、吐出弁13が開弁する。このため、圧縮空気は吐出口10Aを介してタンク23に向けて吐出される。
このとき、揺動型のピストン16は、シリンダ7内を一定の方向に揺動しながら往復動する。また、リップリング22はピストン16に固定されている。このため、リップリング22のリップ部22Bは、ピストン16の揺動方向の両端側がシリンダ7の内周面7Aに強く押付けられる。特に、圧縮行程では圧縮室17内の圧力が高くなるから、ピストン16およびリップリング22には大きな負荷が作用する。このため、ピストン16の揺動方向の両端のうち、圧縮行程において上死点に達するまでの変位が大きい部位側が負荷側となり、反対側の部位が反負荷側となる。この結果、電動モータ3の正転時には、リップリング22のうち反負荷側の部位bには大きな摩耗は生じないのに対し、図10に示す負荷側の部位aには集中的に偏摩耗が生じる傾向がある。
これに対し、本実施の形態では、タンク23内の圧力Pに応じて圧縮機が断続的に運転、停止を繰返すとき(断続運転時)には、圧縮機を起動する毎に電動モータ3の正転、逆転を切換える構成としている。即ち、図14に示すように、タンク23内の圧力Pが最大値Pmaxになると圧縮機の運転を停止し、タンク23内の圧縮空気を使用して、圧力Pが最小値Pminになると圧縮機の運転を開始する。
また、例えばタンク23に接続された空圧機器が圧縮空気を多量に使用し、圧縮機が長時間(例えば数分〜数時間)に亘って継続運転するとき(継続運転時)には、図15に示すように、例えば5分程度の一定時間T0毎に電動モータ3の正転、逆転を切換える構成としている。
これにより、電動モータ3の出力軸3Aは正転から逆転に切換わる。そして、電動モータ3の出力軸3Aを逆転させると、図11および図12に示すように、クランク軸5が矢示B方向に回転する。このとき、吸込行程では、図11に示すように、電動モータ3の正転時と同様に、ピストン16が上死点から下死点に向けて傾きながら降下するものの、ピストン16は正転時とは逆方向に傾斜する。
一方、圧縮行程では、図12に示すように、ピストン16が下死点から上死点に向けて降下時とは逆方向に傾きながら上昇する。このとき、ピストン16は、電動モータ3の正転時とは逆方向に傾斜しながら上昇する。このため、電動モータ3を逆転したときには、電動モータ3の正転時とはピストン16の負荷側と反負荷側とが反対の位置関係になる。この結果、電動モータ3の逆転時には、正転時の反負荷側が負荷側となるから、図13に示すリップリング22のうち負荷側の部位bに集中的に偏摩耗が生じる。
これにより、リップリング22の摩耗をピストン16の揺動方向の両端側に均等に分散させることができる。このため、リップ部22Bの全周のうち2箇所で均等に摩耗が生じるから、従来技術のように1箇所に集中して摩耗が生じる場合に比べて、リップリング22の寿命を延長することができる。具体的には、従来技術に比べて、リップリング22の寿命を例えば断続運転で8000時間から15000時間程度に延長でき、連続運転で6500時間を10000時間程度に延長することができる。
かくして、第1の実施の形態によれば、制御回路28は電動モータ3の出力軸3Aを正転させて圧縮運転する場合と逆転させて圧縮運転する場合とを切換可能な構成としたから、リップリング22の全周のうち、電動モータ3の正転時に負荷側となる部位aと電動モータ3の逆転時に負荷側となる部位bとを相違させることができる。このため、リップリング22のうちシリンダ7の内周面に強く押し付けられる部分を2箇所に分散させることができるから、リップリング22の1箇所に摩耗が集中するのを防止でき、リップリング22の寿命を延ばすことができる。
また、制御回路28は、電動モータ3を停止した後で次回起動するときに、電動モータ3の出力軸3Aの回転方向を切換える構成としている。このため、タンク23の圧力Pが最大値Pmaxと最小値Pminとの間に収まるように、圧縮機を断続運転するときには、電動モータ3の停止、起動の制御と一緒に電動モータ3の回転方向の切換え制御を行うことができる。このため、新たな検出手段等を設ける必要がなく、従来から使用している圧力センサ24の検出信号を利用して電動モータ3の回転方向の切換え制御を行うことができる。
さらに、制御回路28は、電動モータ3が一定時間継続して駆動したときに、電動モータ3の出力軸3Aの回転方向を切換える構成としている。このため、圧縮機が停止せずに連続運転するときでも、リップリング22の負荷側の位置をピストン16の揺動方向の両側に分散させることができる。従って、連続運転によって、圧縮熱や摩擦熱によってリップリング22が摩耗し易い場合でも、リップリング22の1箇所に摩耗が集中するのを防止でき、リップリング22の寿命を延ばすことができる。
また、制御回路28は、電動モータ3の出力軸3Aの回転方向を切換える際に、所定の休止時間をもって切換える構成としている。このため、例えば圧縮機が停止直後に電動モータ3の回転方向を切換えるときにおいても、短絡や逆起電力による障害等を起こすことなく圧縮機を駆動することができる。
次に、図16は本発明の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、電動モータを単相誘導電動機によって構成したことにある。なお、第2の実施の形態では、前述した第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
31は第2の実施の形態による電動モータで、該電動モータ31は、例えばコンデンサ32を用いて始動するコンデンサ始動式の単相誘導電動機によって構成されている。そして、第1の実施の形態と同様に、電動モータ31は、出力軸31Aを回転駆動することによって、圧縮部6を圧縮運転させるものである。
33は電動モータ31に接続して設けられた電源部で、該電源部33は、第1の実施の形態による電源部25とほぼ同様に構成され、タイマ26、切換回路34および制御回路35を備えている。
34は電動モータ31の回転方向を切換えるための切換回路で、該切換回路34は、電動モータ31と電源との間に設けられ電動モータ31への給電を開始または停止する給電スイッチ34Aと、始動用のコンデンサ32に対して電源側の1相を切換えて接続する切換スイッチ34Bとによって構成されている。
そして、給電スイッチ34Aは、例えばマグネット式のリレー等によって構成され、後述する制御回路35からの制御信号に基づいてON、OFFする。また、切換スイッチ34Bも、例えばマグネット式のリレー等によって構成され、制御回路35からの制御信号に基づいて電源側の1相をコンデンサ32の両端側のいずれか一方に切換えて接続する。これにより、切換スイッチ34Bは、電動モータ31の正転、逆転を切換える。
35は電動モータ31の駆動を制御する制御手段としての制御回路で、該制御回路35は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、第1の実施の形態による制御回路28とほぼ同様のプログラムを用いて作動する。また、制御回路35には、圧力センサ24、タイマ26および切換回路34が接続されている。そして、制御回路35は、圧力センサ24からの検出信号に基づいて電動モータ31の駆動、停止を制御すると共に、タイマ26、切換回路34等を用いて電動モータ31の回転方向を切換える。
かくして、このように構成された第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
次に、図17および図18は本発明の第3の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、インバータを用いて電動モータの回転数および回転方向を制御する構成としたことにある。
41は電動モータ3に接続して設けられた電源部で、該電源部41は、第1の実施の形態による電源部25とほぼ同様に構成され、タイマ26、切換回路42および制御回路43を備えている。
42は電動モータ3の回転方向を切換えるための切換回路で、該切換回路42は、電動モータ3と電源との間に設けられ電動モータ3への給電を開始または停止する給電スイッチ42Aと、電動モータ3に供給する電流、電圧をインバータ制御するインバータ回路42Bとによって構成されている。
そして、給電スイッチ42Aは、例えばマグネット式のリレー等によって構成され、後述する制御回路43からの制御信号に基づいてON、OFFする。また、インバータ回路42Bは、複数のスイッチング素子(例えば、ゲートターンオフサイリスタ、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ等)によって構成され、制御回路43からの制御信号に基づいて電動モータ3の各相に供給する電流、電圧を可変に制御する。これにより、インバータ回路42Bは、電動モータ3の回転数を可変に制御すると共に、電動モータ3の正転、逆転を切換える。
43は電動モータ3の駆動を制御する制御手段としての制御回路で、該制御回路43は、例えばマイクロコンピュータ等によって構成され、第1の実施の形態による制御回路28とほぼ同様のプログラムを用いて作動する。また、制御回路43には、圧力センサ24、タイマ26および切換回路42が接続されている。そして、制御回路43は、例えば図18に示すように、圧力センサ24からの検出信号に基づいて電動モータ3の回転数を可変に制御すると共に、タイマ26、切換回路42等を用いて電動モータ3の回転方向を切換える。
かくして、このように構成された第3の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。
なお、前記各実施の形態では、電動モータ3,31の出力軸3A,31Aに圧縮部6を冷却する冷却ファン4を取付ける構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば電動モータの逆転に伴って圧縮部の冷却効率が低下する場合には、電動モータとは別個に駆動する冷却ファンを設ける構成としてもよい。
また、前記各実施の形態では、電動モータ3,31の出力軸3A,31Aをピストン16を往復動させるクランク軸5に直接的に連結する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば電動モータの出力軸とクランク軸との間をプーリ等を用いて間接的に連結する構成としてもよい。
また、前記各実施の形態では、弁座板11に形成した吸込穴11Aを吸込弁12を用いて開,閉する構成とした。しかし、本発明はこれに限らず、例えば図19に示す変形例のように、ピストン51を構成するピストン本体52およびリテーナ53には、クランク室2と圧縮室17とを連通させる吸込穴54を設けると共に、ピストン51には該吸込穴54を開,閉する吸込弁55を設ける構成としてもよい。
また、前記各実施の形態では、電動モータ3,31には誘導電動機を用いる構成としたが、例えばシンクロナスモータ等の他の交流電動機を用いてもよく、直流電動機を用いる構成としてもよい。
さらに、各実施の形態では、揺動型圧縮機によって空気を圧縮した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば冷媒等を圧縮するのに適用してもよい。
本発明の第1の実施の形態による揺動型圧縮機を示す全体構成図である。 図1中の電動モータおよび圧縮部を示す縦断面図である。 図2中の矢示III−III方向からみた圧縮部の断面図である。 図1中の切換回路を示す回路図である。 揺動型圧縮機の圧力式運転制御を示す流れ図である。 図5中の圧縮運転処理を示す流れ図である。 図5中の継続運転処理を示す流れ図である。 電動モータを正転させたときの、圧縮部の吸込行程を示す図3と同様位置からみた断面図である。 電動モータを正転させたときの、圧縮部の圧縮行程を示す図3と同様位置からみた断面図である。 図9中のリップリングの負荷側の部位を拡大して示す要部拡大断面図である。 電動モータを逆転させたときの、圧縮部の吸込行程を示す図3と同様位置からみた断面図である。 電動モータを逆転させたときの、圧縮部の圧縮行程を示す図3と同様位置からみた断面図である。 図12中のリップリングの負荷側の部位を拡大して示す要部拡大断面図である。 第1の実施の形態による揺動型圧縮機を用いて断続運転を行ったときの圧力、回転数、回転方向の時間変化を示す特性線図である。 第1の実施の形態による揺動型圧縮機を用いて継続運転を行ったときの圧力、回転数、回転方向の時間変化を示す特性線図である。 第2の実施の形態による揺動型圧縮機の切換回路を示す回路図である。 第3の実施の形態による揺動型圧縮機の切換回路を示す回路図である。 第3の実施の形態による揺動型圧縮機を用いて断続運転を行ったときの圧力、回転数、回転方向の時間変化を示す特性線図である。 本発明の変形例による揺動型圧縮機を示す図3と同様位置の断面図である。
符号の説明
3,31 電動モータ
3A,31A 出力軸
5 クランク軸
6 圧縮部
7 シリンダ
16 ピストン
17 圧縮室
22 リップリング(シール部材)
23 タンク
24 圧力センサ
26 タイマ
27,34,42 切換回路
28,35,43 制御回路(制御手段)

Claims (3)

  1. シリンダと、モータの出力軸に連結されて該シリンダ内を揺動しつつ往復動し該シリンダ内に圧縮室を画成するピストンと、該ピストンの外周側に設けられ該ピストンと前記シリンダとの間をシールする環状のシール部材と、前記モータの駆動を制御する制御手段とを備えてなる揺動型圧縮機において、
    前記制御手段は、前記モータの出力軸を正転させて圧縮運転する場合と逆転させて圧縮運転する場合とに切換可能に構成し
    前記制御手段は、前記モータが一定時間継続して駆動したときに、前記モータの出力軸の回転方向を切換える構成としたことを特徴とする揺動型圧縮機。
  2. 前記制御手段は、前記モータを停止した後で次回起動するときに、前記モータの出力軸の回転方向を切換える構成としてなる請求項1に記載の揺動型圧縮機。
  3. 前記制御手段は、前記モータの出力軸の回転方向を切換える際に、所定の休止時間をもって切換える構成としてなる請求項1またはに記載の揺動型圧縮機。
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