JP4996269B2 - レンズ鏡筒用支持枠、レンズ保持構造、レンズ鏡筒およびカメラ - Google Patents
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Description
このようなデジタルカメラにおいては、CCDやCMOSセンサの高画素化などだけでなく、それらの撮像素子に光学像を結像させるレンズ鏡筒に対しても高性能化が求められている。具体的には、より高倍率なズームレンズ系を搭載したレンズ鏡筒が求められている。
そこで、従来から様々なレンズ鏡筒が提案されている(例えば、特許文献1〜4を参照)。
例えば、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、被写体に最も近い第1レンズ群L1を支持する第1ズーム枠31が、固定枠34により光軸に沿った方向へ移動可能に支持されている。この場合、小型化を図るためには、固定枠34および第1ズーム枠31の光軸に沿った方向の寸法をさらに短縮する必要がある。
また、従来のレンズ鏡筒では、第1レンズ群をカバーするためにレンズバリアが設けられている。一般的に、レンズバリアは、第1レンズ群を保持する第1レンズ枠に固定されており、第1レンズ群を保護するためのバリア機構と、バリア機構の開閉を切り換えるための開閉レバーと、を有している。開閉レバーを光軸回りに沿った回転方向へ移動させることで、バリア機構の開閉を切り換えることができる。マスターフランジなどの静止側部材には、開閉レバーを駆動するための駆動レバーが設けられている。レンズバリアが静止側部材に対して光軸に沿った方向へ移動すると、駆動レバーにより開閉レバーが光軸に沿った方向および回転方向へ駆動される。
しかし、レンズバリアは、第1レンズ群をカバーするための機構である。このため、レンズバリアは第1レンズ群を支持する第1レンズ枠の先端部に固定されている。一方で、駆動レバーが設けられるマスターフランジは、レンズ鏡筒において被写体から最も遠い位置に配置されている。すなわち、レンズバリアとマスターフランジとの間には、通常、複数の支持枠が配置されている。このため、特許文献4に記載のレンズ鏡筒では、固定部材12によりバリア駆動環7の係合部7dを駆動するために、例えば係合部7dおよび固定部材12が光軸に沿った方向へ貫通するための開口部を、他の支持枠に設ける必要がある。この結果、各支持枠の設計の自由度が低下し、レンズ鏡筒の小型化が妨げられる。
本発明の第1の課題は、レンズ鏡筒の小型化を実現することにある。
本発明の第2の課題は、レンズ鏡筒の製造コストを低減することにある。
この場合、第1レンズ枠が第1カム枠の外周側に配置されている。このため、第1レンズ枠が第1カム枠の内周側に配置されている場合に比べて、第1レンズ枠の径を大きくすることができる。さらに、第1レンズ枠が第1カム枠の外周側に配置されているため、第1カム枠の外側に必要となる外観用の枠を第1レンズ枠で共用することができる。これにより、撮像光学系の設計の自由度が向上すると共に、レンズ鏡筒の小型化が可能となる。
しかし、第1カム枠は、第1レンズ枠の内周側に配置されているため、外部に露出されない。このため、第1レンズ枠が第1カム枠の内周側に配置されている場合に比べて、外部に露出する隙間の数が減少する。このため、このレンズ鏡筒では、光学性能の低下を防止できる。
ここでは、第1カム枠は駆動枠と一体回転する。このため、固定枠に対して第1レンズ枠を回転させることなく、第1カム枠および第1レンズ枠の相対回転を実現できる。これにより、このレンズ鏡筒では、光学性能の安定化を図りつつ小型化を実現できる。
第5の発明に係るレンズ鏡筒は、第1から第3のいずれかの発明に係るレンズ鏡筒において、第2カム枠をさらに備えている。第2カム枠は、固定枠に対して光軸回りに回転不能なように固定枠に支持され、駆動枠に対して光軸回りに回転可能に駆動枠に支持される。第1カム枠は、外周側に複数のカムピンを有している。駆動枠は、直進方向に延びカムピンを案内する複数の直進溝を有している。第2カム枠は、カムピンが貫通する複数の貫通カム溝を有している。
第7の発明に係るレンズ鏡筒は、第1から第6のいずれかの発明に係るレンズ鏡筒において、第2レンズ枠をさらに備えている。第2レンズ枠は、撮像光学系に含まれる第2レンズ群を支持し、駆動力により第1カム枠に対して直進方向へ移動可能なように、第1カム枠に支持される。第2レンズ枠は第1カム枠の内周側に配置されている。
このカメラでは、第1から第8のいずれかの発明に係るレンズ鏡筒を備えているため、小型化、製造コストの低減あるいは強度の向上を実現できる。
本発明に係る支持枠、レンズ鏡筒およびカメラでは、上記の構成により、製造コストの低減を図ることができる。
本発明に係る支持枠、レンズ鏡筒およびカメラでは、上記の構成により、強度を高めることができる。
〔1:デジタルカメラの概要〕
図1〜図2を用いて本発明の実施形態に係るデジタルカメラ1について説明する。図1および図2にデジタルカメラ1の概略斜視図を示す。図1はレンズ鏡筒3が撮影状態である場合を示している。
なお、以下の説明では、デジタルカメラ1の6面を以下のように定義する。
デジタルカメラ1による撮影時に被写体側を向く面を前面、その反対側の面を背面とする。被写体の鉛直方向上下とデジタルカメラ1で撮像される長方形の像(一般には、アスペクト比(長辺対短辺の比)が3:2、4:3、16:9など)の短辺方向上下とが一致するように撮影を行う場合に、鉛直方向上側に向く面を上面、その反対側の面を底面とする。さらに、被写体の鉛直方向上下とデジタルカメラ1で撮像される長方形の像の短辺方向上下とが一致するように撮影を行う場合に、被写体側から見て左側にくる面を左側面、その反対側の面を右側面とする。なお、以上の定義は、デジタルカメラ1の使用姿勢を限定するものではない。
なお、デジタルカメラ1の6面だけでなく、デジタルカメラ1に配置される各構成部材の6面も同様に定義する。すなわち、デジタルカメラ1に配置された状態の各構成部材の6面に対して、上述の定義が適用される。
〔2:デジタルカメラの全体構成〕
図1および図2に示すように、デジタルカメラ1は主に、各ユニットを収容する外装部2と、被写体の光学像を形成する撮像光学系Oと、撮像光学系Oを移動可能に支持するレンズ鏡筒3と、から構成されている。
外装部2には、光学像に対して光電変換を行う撮像部としてのCCDユニット15と、CCDユニット15により取得された画像を記録する画像記録部9と、が内蔵されている。外装部2の背面には、CCDユニット15により取得された画像を表示する液晶モニタ8が設けられている。
〔3:撮像光学系およびレンズ鏡筒の構成〕
図3〜図10を用いて、レンズ鏡筒3の全体構成ついて説明する。図3にレンズ鏡筒3の概略斜視図、図4〜図7にレンズ鏡筒3の分解斜視図を示す。図3(a)は沈胴時におけるレンズ鏡筒3の概略斜視図、図3(b)は撮影時におけるレンズ鏡筒3の概略斜視図を示す。図8〜図9にレンズ鏡筒3の概略断面図を示す。図8は沈胴位置の断面図、図9は広角端における断面図、図10は望遠端における断面図である。
(3.1:固定枠)
固定枠20は、駆動枠30を光軸A回りに回転可能かつY軸方向(直進方向)へ移動可能に支持するための部材であり、マスターフランジ10とともにレンズ鏡筒3の静止側部材を構成している。固定枠20は、例えばマスターフランジ10にねじにより固定されている。固定枠20は主に、主要部を構成する略筒状の固定枠本体21と、固定枠本体21に回転可能に支持される駆動ギア22と、から構成されている。
固定枠本体21の内周側には、3本の傾斜溝23と、第1ヘリコイドねじ部24と、3本の第1回転溝25と、第2回転溝26と、3本の直進溝27と、が形成されている。傾斜溝23、第1ヘリコイドねじ部24、第1回転溝25および第2回転溝26は、駆動枠30を案内するための溝である。直進溝27はカメラカム枠40を案内するための溝である。
第2回転溝26は、第1ヘリコイドねじ部24のY軸方向正側に配置されており、駆動枠30のギア部32(後述)および第2ヘリコイドねじ部33を回転方向に案内する。第1回転溝25は、第2回転溝26のY軸方向正側に配置されており、カムピン34を回転方向に案内する。傾斜溝23は第2回転溝26によりY軸方向に分断されている。第1回転溝25は傾斜溝23と実質的に1つの案内溝を形成している。
駆動枠30は、カメラカム枠40を光軸A回りに回転可能かつY軸方向へ一体で移動可能に支持するための部材であり、固定枠20の内周側に配置されている。駆動枠30にはズームモータ11から駆動力が入力され、駆動枠30を介して他の部材に駆動力が伝達される。
また、撮影状態から沈胴状態に移行する場合は、ズームモータ11により駆動枠30はR2方向に駆動される。この結果、駆動枠30のカムピン34は、第1回転溝25に沿って移動し、傾斜溝23に到達すると傾斜溝23に沿って移動する。これにより、駆動枠30は固定枠20に対して回転しながらY軸方向負側へ移動し、固定枠20の内周側に駆動枠30が収容される。
図11にカメラカム枠40の詳細図を示す。カメラカム枠40は、固定枠20に対する第1レンズ枠60の回転を規制するための部材であり、駆動枠30の内周側に配置されている。図5および図11に示すように、カメラカム枠40は主に、主要部を構成する略筒状のカメラカム枠本体41と、カメラカム枠本体41に形成される3本の貫通カム溝42と、カメラカム枠本体41の外周側に形成された3本の直進ピン46と、から構成されている。3本の貫通カム溝42は円周方向に等ピッチで配置されている。3本の直進ピン46は円周方向に等ピッチで配置されている。直進ピン46は、固定枠20の直進溝27によりY軸方向に案内される。これにより、カメラカム枠40は固定枠20に対して回転することなくY軸方向へ移動可能である。
〈3.3.1:貫通カム溝周辺の構成〉
ここで、第1回転突起43、第2回転突起44、第3回転突起45および貫通カム溝42の位置関係について説明する。第1回転突起43は第2回転突起44のY軸方向正側に配置されている。第2回転突起44および第3回転突起45はY軸方向において同じ位置に配置されている。第1回転突起43および第2回転突起44は回転方向において同じ位置に配置されている。
貫通カム溝42は、沈胴領域42pと、撮影領域42qと、から構成されている。沈胴領域42pはレンズ鏡筒3の沈胴動作時に回転カム枠70のカムピン76(後述)を案内する部分であり、撮影領域42qはズーム動作時に回転カム枠70のカムピン76を案内する部分である。
また、沈胴位置P1とは、貫通カム溝42においてレンズ鏡筒3が最も縮んだ状態に対応する領域を意味している。したがって、レンズ鏡筒3が沈胴状態の場合、沈胴位置P1にカムピン76が配置されている。広角位置P2とは、貫通カム溝42において撮像光学系Oのズーム倍率が最も低い状態(広角端)に対応する領域を意味している。したがって、レンズ鏡筒3が広角端の場合、広角位置P2にカムピン76が配置されている。また、望遠位置P3とは、貫通カム溝42において撮像光学系Oのズーム倍率が最も高い状態(望遠端)に対応する部分を意味している。したがって、レンズ鏡筒3が望遠端の場合、望遠位置P3にカムピン76が配置されている。
〈3.3.2:第1直進溝、第2直進溝〉
カメラカム枠本体41の内周側には、3本の第1直進溝47と、3本の第2直進溝48と、3本の第3直進溝49(図8〜図10を参照)と、が形成されている。3本の第1直進溝47は、第1レンズ枠60の第2直進ピン64(後述)を案内するための溝であり、円周方向に等ピッチで配置されている。3本の第2直進溝48は、第1レンズ枠60の第1直進ピン63(後述)を案内するための溝であり、円周方向に等ピッチで配置されている。後述するように、第1直進溝47は主に位置決め用の溝であり、第2直進溝48は主に補強用の溝である。3本の第3直進溝49は、カメラカム枠本体41のY軸方向負側に形成されており、円周方向に等ピッチで配置されている。
(3.4:第1レンズ枠)
図12にレンズバリア50、第1レンズ枠60および回転カム枠70の斜視図、図13に第1レンズ枠60のY軸方向負側から見た平面図、図14に第1レンズ枠60およびカメラカム枠40の関係図、図15に第1カムピン68および第2カムピン69周辺の詳細図を示す。
これにより、第1レンズ枠60はカメラカム枠40に対して回転することなくY軸方向へ移動する。すなわち、第1レンズ枠60は、カメラカム枠40により固定枠20に対する回転が規制されており、カメラカム枠40により固定枠20に対して回転することなくY軸方向へ移動可能に支持されている。
これにより、第1レンズ枠60は、回転カム枠70に対して回転しながらY軸方向へ移動可能なように回転カム枠70により支持されている。
ここで、第1直進ピン63、第2直進ピン64、第1カムピン68および第2カムピン69について説明する。図13に示すように、第1カムピン68(第2カムピン)は、第1レンズ枠本体61に対して第1直進ピン63と半径方向の反対側に配置されている。第2カムピン69(第1カムピン)は、第1レンズ枠本体61に対して第2直進ピン64と半径方向の反対側に配置されている。第1直進ピン63および第2直進ピン64は第1レンズ枠本体61と一体成形されており、第1レンズ枠本体61から半径方向外側へ突出している。第1カムピン68および第2カムピン69は、第1レンズ枠本体61とは別の部材であり、第1レンズ枠本体61の内周側に固定されている。
第2直進ピン64は、カメラカム枠40の第1直進溝47に挿入されている。具体的には図14(c)に示すように、第1直進溝47は、第2直進ピン64と相補的な断面形状を有している。第2直進ピン64は、第1直進ピン63に比べて回転方向の寸法が若干小さい。第2直進ピン64の第2テーパ面64aと第1直進溝47のテーパ面47aとは、当接している。第2直進ピン64の当接面64bと第1直進溝47の当接面47bとは、当接している。このため、第2直進ピン64および第1直進溝47により、第1レンズ枠60のカメラカム枠40に対する回転方向および半径方向の位置決めが行われている。なお、第2直進ピン64の外周面64cと第1直進溝47の底面47cとの半径方向間には、微少な隙間S2が確保されている。
このように、第1レンズ枠60のカメラカム枠40に対する位置決めは、基本的に、第1カムピン68および第1カム溝72のみにより行われている。しかし、例えば、撮影者がデジタルカメラ1を落とした場合、第1カムピン68に加えて、第2カムピン69により衝撃を受けることができる。このため、落下時の衝撃を第1カムピン68および第2カムピン69に分散することができ、第1カムピン68および第2カムピン69の破損を防止できる。
(3.5:回転カム枠)
回転カム枠70は、第1レンズ枠60、第2レンズ枠91、第3レンズ枠92および第4レンズ枠93をY軸方向へ移動可能に支持するための部材であり、第1レンズ枠60の内周側に配置されている。具体的には図6および図12に示すように、回転カム枠70は主に、カム枠本体71(第1枠本体)と、カム枠本体71の外周側に設けられた3本のカムピン76と、から構成されている。3本のカムピン76は円周方向に等ピッチで配置されている。
〈3.5.1:第1カム溝72、第2カム溝73の構成〉
カム枠本体71の外周側には、3本の第1カム溝72および3本の第2カム溝73が形成されている。3本の第1カム溝72は円周方向に等ピッチで配置されており、3本の第2カム溝73は円周方向に等ピッチで配置されている。第2カム溝73の形状は、第1カム溝72の形状とほぼ同じであるが、第2カム溝73の端部73b周辺に段差部73aが形成されている点で、第1カム溝72の形状と異なる。
なお、段差部73aおよび端部73bの間の溝は、組み付け時にのみ使用され、レンズ鏡筒3の沈胴動作時およびズーム動作時には使用されない。
〈3.5.2:第3カム溝74および第4カム溝75の構成〉
カム枠本体71の内周側には、3本の第3カム溝74と、3本の第4カム溝75と、が形成されている。3本の第3カム溝74は、第2レンズ枠91のカムピン91b(後述)を案内するための溝であり、円周方向に等ピッチで配置されている。第4カム溝75は、第3レンズ枠92を構成するベース枠95のカムピン95bを案内するための溝であり、円周方向に等ピッチで配置されている。
また、固定枠20に対する第3レンズ枠92のY軸方向への移動量は、回転カム枠70のY軸方向への移動量に、さらに回転カム枠70に対する第3レンズ枠92のY軸方向への移動量が加わる。
さらに、カム枠本体71のY軸方向正側には、Y軸方向に延びる駆動レバー78と、駆動レバー78に隣接して配置された切欠部79と、が形成されている。駆動レバー78は、レンズバリア50の開閉レバー53(後述)を回転方向へ押すための部分であり、開閉レバー53の回転方向R1側に配置されている。切欠部79は、開閉レバー53がY軸方向に収容される部分であり、駆動レバー78の回転方向R2側に配置されている。
レンズバリア50は、デジタルカメラ1の非使用時において第1レンズ群G1を保護するための機構であり、第1レンズ枠60のY軸方向正側に固定されている。具体的には図6および図12に示すように、レンズバリア50は主に、バリア機構51と、1対のバリア羽根52と、開閉レバー53と、から構成されている。バリア機構51は1対のバリア羽根52を開閉可能に支持している。
直進枠80は、第2レンズ枠91および第3レンズ枠92が固定枠20に対して回転するのを防止するための部材であり、駆動枠30の内周側に配置されている。具体的には図6に示すように、直進枠80は主に、略筒状の直進枠本体81と、直進枠本体81の外周側に形成された3本の直進ピン84と、Y軸方向に延びる直進溝82と、から構成されている。
(3.8:第2レンズ枠)
第2レンズ枠91は、第2レンズ群G2をY軸方向に移動可能に支持するための部材であり、直進枠80の内周側に配置されている。具体的には図7に示すように、第2レンズ枠91は主に、第2レンズ群G2を支持する第2レンズ枠本体91aと、第2レンズ枠本体91aの外周側に設けられた3つのカムピン91bと、から構成されている。カムピン91bは、直進枠80の直進溝82を貫通しており、回転カム枠70の第2カム溝73に嵌め込まれている。これにより、第2レンズ枠91は、固定枠20に対して回転することなく、第2カム溝73の形状に応じてY軸方向に移動可能である。
第3レンズ枠92は、第3レンズ群G3をY軸方向に移動可能に支持するための機構であり、直進枠80の内周側に配置されている。具体的には図7に示すように、第3レンズ枠92は主に、ベース枠95と、ヨーイング移動枠96と、第3レンズ群G3が支持されるピッチング移動枠97と、から構成されている。ベース枠95は、ベース枠本体95aと、ベース枠本体95aの外周側に設けられた3本のカムピン95bと、から構成されている。カムピン95bは、直進枠80の直進溝82を貫通しており、回転カム枠70の第3カム溝74に嵌め込まれている。
また、ピッチング移動枠97には電気基板98が固定されている。電気基板98は、ピッチング方向およびヨーイング方向への駆動力を発生させるための2つのコイル98a、98bが設けられている。ベース枠95には2つのマグネット95c、95dが固定されている。コイル98aは、マグネット95cとY軸方向に対向するように配置されている。コイル98bは、マグネット95dとY軸方向に対向するように配置されている。電気基板98のY軸方向正側にはL字型のヨーク99が配置されている。コイル98a、98bがマグネット95c、95dとL字型のヨーク99との間に隙間を介して配置されるように、ヨーク99はベース枠95に固定されている。
〈3.9.1:第3レンズ群G3周辺の構成〉
また、第3レンズ群G3は、レンズの保持構造に特徴を有している。図16に第3レンズ群G3周辺の概略断面図を示す。図16に示すように、第3レンズ群G3は、第1レンズG31(調整レンズ)と、第2レンズG32(第1レンズ)と、第3レンズG33(第2レンズ)と、から構成されている。第1レンズG31は、片凸レンズであり、第2レンズ群G2からの光を取り込む。第2レンズG32は両凸レンズであり、Y軸方向正側の面32dは非球面形状となっている。面32dの外周側には、光軸Aに垂直な平坦面を有する平坦部G32bが形成されている。第3レンズG33は両凹レンズである。第2レンズG32は第3レンズG33に接合されている。第3レンズG33の外径は第2レンズG32の外径に比べ大きい。
また、接着された第2レンズG32および第3レンズG33の光軸Aに垂直な方向(X軸方向およびZ軸方向)の位置決めを第3レンズG33の外周面G33bで行うことで、筒状部97aの直径を大きくすることなく各レンズのピッチ移動枠97への固定を行うことができる。
(3.10:第4レンズ枠)
図7に示すように、第4レンズ枠93は、第4レンズ群G4をY軸方向に移動可能に支持するための部材であり、マスターフランジ10に形成された3本のシャフト14a、14b、14cによりY軸方向に移動可能に支持されている。第4レンズ群G4の一部のレンズは、マスターフランジ10に固定されている。第4レンズ枠93の駆動は、マスターフランジ10に固定されたフォーカスモータ12(図4)により行われる。フォーカスモータ12からの駆動力により、第4レンズ枠93はマスターフランジ10に対してY軸方向に移動する。これにより撮像光学系Oにおいてフォーカスの調節が可能となる。
シャッターユニット94は、露光状態を調節するための機構であり、第2レンズ枠91と第4レンズ枠93との間に配置されている。シャッターユニット94は、第3レンズ枠92のベース枠95に固定されており、第3レンズ枠92とともに固定枠20に対してY軸方向へ移動可能である。
図1〜図3を用いて、デジタルカメラ1の動作について説明する。
(4.1:電源OFF時の状態)
電源スイッチ6がOFFの状態では、レンズ鏡筒3が外装部2のY軸方向の外形寸法内に収まるように、レンズ鏡筒3は沈胴状態(レンズ鏡筒3のY軸方向の寸法が最も短い状態、図8に示す状態)で停止している。
(4.2:電源ON時の動作)
〈4.2.1:レンズ鏡筒の動作〉
電源スイッチ6がONに切り換えられると、各部に電源が供給され、レンズ鏡筒3が沈胴状態から撮影状態に駆動される。具体的には、ズームモータ11により駆動枠30が固定枠20に対して所定角度だけR1方向へ駆動される。この結果、駆動枠30は、固定枠20に対して回転しながら、傾斜溝23に沿って固定枠20に対してY軸方向正側に移動する。
また、第2レンズ枠91のカムピン91bは、直進枠80の直進溝82を貫通した状態で回転カム枠70の第3カム溝74に嵌め込まれている。第3レンズ枠92のカムピン95bは、直進枠80の直進溝82を貫通した状態で回転カム枠70の第4カム溝75に嵌め込まれている。直進枠80の直進ピン84は、カメラカム枠40の第3直進溝49に嵌め込まれている。このため、直進枠80は、カメラカム枠40および固定枠20に対して回転することなくY軸方向に移動可能である。これらの構成により、第2レンズ枠91および第3レンズ枠92は、直進枠80、カメラカム枠40および固定枠20に対して回転しない。すなわち、第2レンズ枠91および第3レンズ枠92は、回転カム枠70に対して回転する。このため、第2レンズ枠91は第3カム溝74に沿ってY軸方向に移動し、第3レンズ枠92は第4カム溝75に沿ってY軸方向に移動する。
ここで、レンズバリア50の動作について説明する。以上に説明したレンズ鏡筒3の電源ON時の繰出し動作に伴い、レンズバリア50は閉状態から開状態へ移行する。具体的には、前述のように繰出し動作時において回転カム枠70が第1レンズ枠60に対して回転方向R1側へ回転する。この結果、レンズバリア50および回転カム枠70は、図17(b)に示す状態を経て図17(c)に示す状態となる。具体的には図17(c)に示すように、駆動レバー78による開閉レバー53への押圧が解除され、開閉レバー53が閉位置Psから開位置Poへと移動する。
以上の動作により、レンズバリア50は開状態となり、外部からの光が第1レンズ群G1から取り込まれる。
〈4.3.1:望遠側の動作〉
ズーム調節レバー7が望遠側に操作されると、ズーム調節レバー7の回転角度および操作時間に応じて、ズームモータ11により駆動枠30が固定枠20に対してR1方向へ駆動される。この結果、回転カム枠70が駆動枠30とともに回転しながら駆動枠30に対してY軸方向正側へ移動する。このとき、駆動枠30は、固定枠20に対して回転するが、Y軸方向へは移動しない。
ズーム調節レバー7が広角側に操作されると、ズーム調節レバー7の回転角度および操作時間に応じて、ズームモータ11により駆動枠30が固定枠20に対してR2方向へ駆動される。この結果、回転カム枠70が駆動枠30とともに回転しながら駆動枠30に対してY軸方向負側へ移動する。このとき、駆動枠30は、固定枠20に対して回転するが、Y軸方向へは移動しない。
デジタルカメラ1およびレンズ鏡筒3の効果は以下の通りである。
(5.1)
このレンズ鏡筒3では、固定枠20を基準にした場合、第1レンズ枠60が駆動枠30および回転カム枠70により固定枠20に対してY軸方向へ移動する。このため、第1レンズ枠60のY軸方向への移動量は、固定枠に対する駆動枠のY軸方向への移動量、駆動枠に対する回転カム枠70のY軸方向への移動量および回転カム枠70に対する第1レンズ枠のY軸方向への移動量の総和となる。すなわち、このレンズ鏡筒3では、従来のレンズ鏡筒に比べて第1レンズ枠60をY軸方向へ移動させる部材が、回転カム枠70の分だけ多い。この結果、第1レンズ枠60の移動量を、駆動枠30および回転カム枠70に分担させることができ、固定枠20、駆動枠30および回転カム枠70のY軸方向の寸法を短縮することができる。これにより、レンズ鏡筒3が最も縮んだ状態のY軸方向の寸法を短縮することができ、小型化が可能となる。
このレンズ鏡筒3では、回転カム枠70は駆動枠30と一体回転する。このため、固定枠20に対して第1レンズ枠60を回転させることなく、回転カム枠70および第1レンズ枠の相対回転を実現できる。これにより、このレンズ鏡筒3では、光学性能の安定化を図りつつ小型化を実現できる。
このレンズ鏡筒3では、第1レンズ枠60が回転カム枠70の外周側に配置されている。このため、第1レンズ枠60が回転カム枠70の内周側に配置されている場合に比べて、第1レンズ枠60の径を大きくすることができる。これにより、撮像光学系Oの設計の自由度が向上する。
(5.4)
このレンズ鏡筒3では、固定枠20に対して駆動枠30が回転すると、駆動枠30と回転カム枠70とが一体回転し、回転カム枠70と第2カム枠とが相対回転する。このため、貫通カム溝42の形状に応じて、回転カム枠70は駆動枠30に対して回転することなくY軸方向へ移動する。これにより、回転カム枠70が駆動枠30に対してY軸方向へ移動する機構を、簡素な構造により実現できる。
このレンズ鏡筒3では、レンズバリア50が回転カム枠70に対して光軸回りに回転可能かつY軸方向へ移動可能である。このため、回転カム枠70の駆動レバー78により、レンズバリア50の開閉レバー53を回転方向に押すことができる。
このように、静止側の部材ではなく、支持枠の1つである回転カム枠70を利用して、開閉レバー53を駆動している。このため、レンズバリア50の開閉レバー53と回転カム枠70の駆動レバー78とを近くに配置しやすくなり、第1レンズ枠60および回転カム枠70周辺に配置される他の支持枠が、開閉レバー53および駆動レバー78により設計上の制約をうけにくくなる。すなわち、このレンズ鏡筒3では、小型化を実現することが可能となる。
このレンズ鏡筒3は、回転カム枠70が、カム枠本体71に形成され、開閉レバー53が光軸に沿った方向に収容される切欠部79を有している。このため、開閉レバー53が回転カム枠70に接近しても、開閉レバー53が回転カム枠70の切欠部79に収容される。この結果、回転カム枠70および第1レンズ枠60がY軸方向へ最も縮んだ状態において、レンズ鏡筒3のY軸方向の寸法を短縮できる。これにより、このレンズ鏡筒3では小型化を実現できる。
このレンズ鏡筒3では、第2カム溝73に形成された段差部73aと第2カムピン69により、ロック機構が実現されている。このため、レンズバリア50、第1レンズ枠60および回転カム枠70を組み付けた際に、駆動レバー78が開閉レバー53を押圧した状態で、レンズバリア50、第1レンズ枠60および回転カム枠70を一体の部材として取り扱いことができる。これにより、レンズ鏡筒3の組み付け性が向上し、製造コストの低減を図ることができる。
このレンズ鏡筒3では、第1レンズ枠60の第1カムピン68および第2カムピン69が、第1直進ピン63および第2直進ピン64の半径方向の反対側に配置されている。このため、第1カムピン68および第2カムピン69を固定するために肉厚を厚くする部分を、第1直進ピン63および第2直進ピン64として利用できる。
(5.9)
このレンズ鏡筒3では、第1直進ピン63および第2直進ピン64が円周方向に不等ピッチで配置されている。このため、第1レンズ枠60を回転カム枠70に組み付ける際に、誤った向きで組み付けるのを防止でき、組み付け性が向上する。
以上より、このレンズ鏡筒3では製造コストの低減を図ることができる。
(5.10)
このレンズ鏡筒3では、第2カムピン69が第1カムピン68よりも半径方向外側に配置されている。このため、第1カムピン68および第2カムピン69を同じ形状としつつ、第2カムピン69の嵌め込み深さを第1カムピン68よりも浅くすることができる。この結果、第1カムピン68を主に位置決め用として利用できるとともに、第2カムピン69を主に補強用として利用できる。
このレンズ鏡筒3では、貫通カム溝42が第1回転突起43と第2回転突起44とのY軸方向間に配置されている。第2回転突起44および第3回転突起45の円周方向間に、貫通カム溝42の広角位置P2が配置されている。このように、第1回転突起43、第2回転突起44および第3回転突起45が貫通カム溝42周辺に配置されている。すなわち、貫通カム溝42周辺に肉厚の厚い部分が存在する。これにより、カメラカム枠40の貫通カム溝42周辺の強度が高まり、レンズ鏡筒3の強度を高めることができる。
また、このレンズ鏡筒3では、貫通カム溝42の撮影領域42qに第2回転突起44が配置されており、沈胴領域42pに第3回転突起45が配置されている。このため、撮影領域42qおよび沈胴領域42pを第2回転突起44および第3回転突起45により補強することができる。
また、このレンズ鏡筒3では、第2回転突起44の一部および第3回転突起45の一部が、貫通カム溝42の湾曲している部分にY軸方向に収容されている。このため、カメラカム枠40のY軸方向の寸法を短縮しつつ、カメラカム枠40の強度を高めることができる。
このレンズ鏡筒3では、第1レンズG31の光軸Aに垂直な方向の位置決めが第2レンズG32により行われており、第2レンズG32の光軸Aに沿った方向の位置決めが第1レンズG31により行われている。このため、第1レンズG31および第2レンズG32を接合した状態で、第1レンズG31および第2レンズG32間の距離を小さくすることができ、小型化が可能となる。
また、第2レンズG32の平坦部G32bと当接部97cとが当接している。このため、第2レンズG32と第3レンズG33との中心位置が偏心している場合であっても、第1レンズG31の光軸Aに垂直な方向への位置調整により、第3レンズ群G3の光学的な劣化を容易に修正することが可能となる。
以上に述べたように、このデジタルカメラ1では、レンズ鏡筒3が搭載されているため、小型化、製造コストの低減あるいは強度の向上を実現できる。
〔6:他の実施形態〕
本発明に係る支持枠、レンズ鏡筒およびカメラは、前述の実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の修正および変更が可能である。
カメラカム枠40の第2回転突起44および第3回転突起45の配置は、前述の実施形態に限定されない。例えば、小型化よりもカメラカム枠40の補強を優先する場合は、貫通カム溝42の広角位置P2のY軸方向負側に、第2回転突起44が配置されてもよい。この場合、カメラカム枠40のY軸方向の寸法は大きくなるが、カメラカム枠40の広角位置P2周辺の強度がさらに向上する。
前述の実施形態では、第1カムピン68および第2カムピン69が第1レンズ枠本体61と別部材であるが、第1レンズ枠本体61と一体成形されていてもよい。
(6.3)
前述の実施形態では、レンズ鏡筒3が搭載される装置としてデジタルスチルカメラを例に説明がなされている。しかし、レンズ鏡筒3が搭載される装置は、前述の実施形態に限定されず、例えば、主に動画を撮影するデジタルビデオカメラであってもよい。
2 外装部
3 レンズ鏡筒
10 マスターフランジ
20 固定枠
21 固定枠本体
22 駆動ギア
23 傾斜溝
24 第1ヘリコイドねじ部
25 第1回転溝
26 第2回転溝
27 直進溝
30 駆動枠
31 駆動枠本体
32 ギア部
33 第2ヘリコイドねじ部
34 カムピン
35 導入溝
36 第1回転溝
37 第2回転溝
38 直進溝
40 カメラカム枠
41 カメラカム枠本体
42 貫通カム溝
43 第1回転突起(第1突起)
44 第2回転突起(第2突起)
45 第3回転突起(第3突起)
46 直進ピン
47 第1直進溝
48 第2直進溝
49 第3直進溝
50 レンズバリア
51 バリア機構
53 開閉レバー
60 第1レンズ枠
61 第1レンズ枠本体
62 フランジ部
63 第1直進ピン
64 第2直進ピン
67 開口部
68 第1カムピン
69 第2カムピン
70 回転カム枠
71 カム枠本体
72 第1カム溝
73 第2カム溝
74 第3カム溝
75 第4カム溝
76 カムピン
77 回転突起
78 駆動レバー
79 切欠部
80 直進枠
81 直進枠本体
82 直進溝
83 回転溝
84 直進ピン
91 第2レンズ枠
92 第3レンズ枠
93 第4レンズ枠
94 シャッターユニット
A 光軸
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
G4 第4レンズ群
Claims (9)
- 撮像光学系を支持するためのレンズ鏡筒であって、
固定枠と、
前記固定枠の内周側に配置され、前記撮像光学系の光軸回りに沿った回転方向へ駆動力が入力され、前記駆動力により、前記光軸回りに回転可能、前記光軸に沿った直進方向へ移動可能、且つ前記固定枠から外方に向けて突出可能なように、前記固定枠に支持される駆動枠と、
前記駆動枠の内周側に配置され、前記駆動力により前記駆動枠に対して前記直進方向へ移動可能なように、前記駆動枠に支持される第1カム枠と、
前記駆動枠の内周側であって前記第1カム枠の外周側に配置され、前記撮像光学系に含まれる第1レンズ群を支持し、前記駆動力により前記第1カム枠に対して前記直進方向へ移動可能、且つ前記駆動枠から外方に向けて突出可能なように、前記第1カム枠に支持される第1レンズ枠と、
を備え、
前記駆動枠と前記第1カム枠と前記第1レンズ枠とは、光軸に垂直な方向において常に重なっている、
レンズ鏡筒。 - 前記固定枠に対する前記第1レンズ枠の回転を規制し、前記固定枠に対して前記第1レンズ枠を前記直進方向に移動可能に支持し、前記第1カム枠に対して前記光軸回りに相対的に回転可能である第2カム枠を、
さらに備え、
前記第1カム枠は、複数のカムピンを有しており、
前記第2カム枠は、前記カムピンが係合する複数のカム溝を、有している、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第1カム枠は、前記駆動力により前記駆動枠に対して前記光軸回りに一体回転可能かつ前記直進方向へ移動可能なように、前記駆動枠に支持されている、
請求項1又は2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記第2カム枠は、前記駆動枠の内周側であって前記第1レンズ枠の外周側に配置され、前記駆動枠に対して回転可能である、
請求項2又は3に記載のレンズ鏡筒。 - 前記固定枠に対して前記光軸回りに回転不能なように前記固定枠に支持され、前記駆動枠に対して前記光軸回りに回転可能に前記駆動枠に支持される第2カム枠をさらに備え、
前記第1カム枠は、外周側に複数のカムピンを有しており、
前記駆動枠は、前記直進方向に延び前記カムピンを案内する複数の直進溝を有しており、
前記第2カム枠は、前記カムピンが貫通する複数の貫通カム溝を有している、
請求項1から3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。 - 前記固定枠に対して前記光軸回りに回転不能かつ前記直進方向へ移動可能なように前記固定枠に支持され、前記駆動枠に対して前記光軸回りに回転可能かつ前記直進方向へ一体で移動するように前記駆動枠に支持される第2カム枠をさらに備え、
前記第1カム枠は、外周側に複数のカムピンを有しており、
前記駆動枠は、前記直進方向に延び前記カムピンを案内する複数の直進溝を有しており、
前記第2カム枠は、前記カムピンが貫通する複数の貫通カム溝を有している、
請求項1から3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。 - 前記撮像光学系に含まれる第2レンズ群を支持し、前記駆動力により前記第1カム枠に対して前記直進方向へ移動可能なように、前記第1カム枠に支持される第2レンズ枠をさらに備え、
前記第2レンズ枠は、前記第1カム枠の内周側に配置されている、
請求項1から6のいずれかに記載のレンズ鏡筒。 - 前記撮像光学系に含まれる第3レンズ群を支持し、前記駆動力により前記第1カム枠に対して前記直進方向へ移動可能なように、前記第1カム枠に支持される第3レンズ枠をさらに備え、
前記第3レンズ枠は、前記第1カム枠の内周側に配置されており、
前記第2レンズ枠は、前記直進方向において前記第1レンズ枠および第3レンズ枠の間に配置されている、
請求項7に記載のレンズ鏡筒。 - 請求項1から8のいずれかに記載のレンズ鏡筒と、
前記レンズ鏡筒に支持される撮像光学系と、
前記撮像光学系により形成された被写体の光学像を撮像する撮像部と、
前記レンズ鏡筒を支持する外装部と、
を備えたカメラ。
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