JP4985870B1 - 定電流駆動装置およびそれを用いた負荷駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電流駆動される負荷が使用環境及びその個体バラツキ等により、その電圧降下に変動もしくは固体差を生じる場合、負荷に所定の駆動電圧を供給しても、負荷の電圧降下変動に起因して必ず、電流駆動回路の両端電圧が上昇する影響を受け、電力損失もしくは、それによる発熱を生じる。
【解決手段】負荷を流れる電流を第1の電流経路となる第1の電流駆動回路21と、分流して第2の電流経路となり、第1の電流駆動回路21と並列に配置された第2の電流駆動回路27とに流し、第2の電流駆動回路27に接続した分流電流設定用抵抗43で発熱を分散することにより、電流駆動回路での発熱を抑え、負荷に所定の定電流を流す構成とする。
【選択図】図1
【解決手段】負荷を流れる電流を第1の電流経路となる第1の電流駆動回路21と、分流して第2の電流経路となり、第1の電流駆動回路21と並列に配置された第2の電流駆動回路27とに流し、第2の電流駆動回路27に接続した分流電流設定用抵抗43で発熱を分散することにより、電流駆動回路での発熱を抑え、負荷に所定の定電流を流す構成とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、負荷を定電流駆動する定電流駆動装置およびそれを用いた負荷駆動装置に関わるものである。特に、その応用例の一つとしては、発光ダイオード(Light Emitting Diode:以下、LEDと記す)等の発光素子駆動装置および発光装置に関するものである。
なお、負荷を定電流駆動する装置としては、発光素子駆動装置および発光装置に限定するものではない。
従来の負荷駆動装置として、LED等の発光素子を備えた発光素子駆動装置および発光装置について、図8、図9に示す構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図8において、発光素子群10A、10B、10C(総称10)はそれぞれ複数の例えばLED素子から構成され、発光素子群10のそれぞれのアノードが共通接続され、アノードからカソードへ順方向に電流が流れるように直列接続されている。この発光素子群10のそれぞれのアノード側には、電圧変換部50で生成される電圧VOUTが供給される。また、発光素子群10のそれぞれのカソード側には、電流駆動回路20A、20B、20C(総称20)が接続され、各発光素子群10を電流駆動している。
また、発光素子群10A、10B、10Cと電流駆動回路20A、20B、20Cとのそれぞれの接続点は、電圧降下検出回路30A、30B、30Cに接続され、各接続点の電位の検出結果は制御信号生成部40に供給される。発光素子群10の端子間電圧は、LED素子のVFバラツキや駆動電流値や温度特性により変動するため、各接続点の電位は異なる電位となる。従って、制御信号生成部40は発光素子群10A、10B、10Cのうち順方向電圧による電圧降下が最も大きい、すなわち各接続点のうちで最も低い電位となる電位を特定し、この電位が電流駆動回路20が所望の動作を果たせる一定以上の電位となるように電圧変換部50にフィードバックし、電圧変換部50で生成される電圧VOUTを調整する。すなわち、発光素子群10の端子間電圧が最も大きくなる発光素子群10を駆動する電流駆動回路20への印加電圧が駆動可能な必要最小限の電圧となるように電圧VOUTを調整することにより、発光駆動装置の電力を必要かつ最適なものとできるようにしている。
図9は、図8における発光素子群10および電流駆動回路20の1系列について具体的に示した従来の定電流駆動装置を示す。
発光素子群10は、N個(Nは2以上の整数)のLED素子3が直列接続され、アノード側端Paには駆動電源1が接続され、電圧VOUTが供給され、カソード側端Pcには、電流駆動回路21と電流設定用抵抗23が直列接続されている。電流設定用抵抗23の他端は接地端子2に接続されている。電流駆動回路21は、駆動用MOSトランジスタ24とオペアンプ25とからなり、駆動用MOSトランジスタ24のドレインがカソード側端Pcに、ソースが電流設定用抵抗23の一端であるノードPsに接続され、ゲートはオペアンプ25の出力が接続されている。オペアンプ25の非反転入力には電流設定用電源34が接続され、反転入力には駆動用MOSトランジスタ24のソースが接続されている。オペアンプ25は、電流設定用抵抗23の両端の電圧、つまり、駆動用MOSトランジスタ24のソースの電位が電流設定用電源34の電位と同じになるように駆動用MOSトランジスタ24を駆動する。
従来の発光素子駆動装置では、発光素子駆動装置を含めた発光装置全体としてのより効率的な駆動を可能ならしめるものであり、発光素子群を構成する個々のLED順方向電圧VFの総和が、温度条件等の環境変化の影響で変動することや、個体バラツキによる複数系列の発光素子群間で電圧差異が発生することで、それぞれの電流駆動回路へ印加される電圧が大きくなることについては考慮されていない。つまり、最適化された系列以外の電流駆動回路の端子間電圧が大きく、消費電力は大きくなり、その結果、チップの発熱が大きくなるという課題がある。発光素子駆動装置の製品傾向としては、発光素子群および電流駆動回路の系列数が多くなったり、発光素子群を構成するLED素子の直列数が多くなったりして、回路規模が大きくなったり、電源電圧が大きくなる方向であり、その課題はより顕著になる。
本発明の定電流駆動装置は、このような課題を解決するためになされたもので、本発明は、駆動負荷の電圧降下の変動による、各電流駆動回路で生じる電力損失およびそれにより発生する各電流駆動回路での発熱を低減することを目的とする。
本発明のある形態に係る負荷を電流で駆動する定電流駆動装置は、一端が第1の電源に接続される前記負荷の他端と接続される第1の端子と、一端が第2の電源に接続される、前記負荷に流す電流の電流値を設定する電流設定用素子の他端と接続される第2の端子と、一端が前記負荷または前記電流設定用素子の他端と接続される分流電流設定用素子の他端と接続される第3の端子と、前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続される第1の電流駆動回路と、前記分流設定用素子の一端が前記負荷の他端に接続されている場合は、前記第3の端子と前記第2の端子との間に接続され、前記分流設定用素子の一端が前記電流設定用素子の他端に接続されている場合は、前記第3の端子と前記第1の端子との間に接続される第2の電流駆動回路とを備え、前記負荷に流れる電流を前記第1の電流駆動回路と前記第2の電流駆動回路に分流して流すように構成されている。
前記第1の電流駆動回路は、第1のオペアンプと第1のトランジスタからなり、前記第1のトランジスタは前記第1の端子と前記第2の端子の端子間に電流が流れるように接続され、前記第1のトランジスタの制御端子は、前記第1のオペアンプの出力と接続され、前記第1のオペアンプの一方の入力には、前記第2の端子が接続され、前記第1のオペアンプの他方の入力には、前記負荷に電流を流す電流値を設定する電流設定用電源が接続される第4の端子を備え、前記第2の電流駆動回路は、前記第1の端子または前記第2の端子と、前記第3の端子との間に流れる分流の是非を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子のオン・オフを制御する分流制御回路を備えた構成である。
本発明によれば、負荷に流れる電流を第2の電流駆動回路に分流し、第2の電流駆動回路と直列接続された分流電流設定用素子で電圧降下を生じ、発熱を吸収することができる。これにより、第1の電流駆動回路への印加電圧の上昇を抑え、それにより発生する発熱を抑制することができる。これにより、同一半導体基板上に構成される定電流駆動装置の搭載数を増やすことや複数の駆動負荷の直列数を増やすことも電源電圧を高くすることも可能となり、多くの電流駆動回路や駆動負荷を搭載でき、システムの簡略化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。以下では、全ての図を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る負荷を駆動する定電流駆動装置の構成例を示した回路図である。ここでは、発光素子群および電流駆動回路の1系列について具体的に示す。
図1は、本発明の実施の形態1に係る負荷を駆動する定電流駆動装置の構成例を示した回路図である。ここでは、発光素子群および電流駆動回路の1系列について具体的に示す。
図1において、駆動負荷として、例えばN個(Nは2以上の整数)のLED素子3が直列接続された発光素子群10のアノード側端Paは駆動電源1に接続され、電圧VOUTが供給され、カソード側端Pcには、発光素子群10を駆動する定電流駆動装置26と電流設定用抵抗23が直列に接続され、電流設定用抵抗23の一端は接地端子2に接続されている。カソード側端Pcと電流設定用抵抗23の他端であるノードPsの間に接続される定電流駆動装置26は、発光素子群10を流れる電流の第1の電流経路となる第1の電流駆動回路21と、第1の電流駆動回路21と並列に配置され、分流して第2の電流経路となる第2の電流駆動回路27とからなる。第2の電流駆動回路27は接続点Pdで分流電流設定用抵抗43と直列接続され、カソード側端PcとノードPsの間に接続される。
第1の電流駆動回路21は、駆動用MOSトランジスタ24とオペアンプ25とからなり、駆動用MOSトランジスタ24のドレインはカソード側端Pcに、ソースはノードPsに接続され、ゲートはオペアンプ25の出力が接続されている。オペアンプ25の非反転入力には電流設定用電源34が接続され、設定電圧Vsが印加され、反転入力には駆動用MOSトランジスタ24のソース(ノードPs)が接続されている。第1の電流駆動回路21は、オペアンプ25を動作させ、電流設定用抵抗23の両端の電圧、つまり、ノードPsの電位Vpsが電流設定用電源34の設定電圧Vsと同じになるように駆動用MOSトランジスタ24を駆動する。
第2の電流駆動回路27は、駆動用MOSトランジスタ28とコンパレータ29とからなり、駆動用MOSトランジスタ28のドレインは分流電流設定用抵抗43を介してカソード側端Pcに、ソースはノードPsに接続され、ゲートはコンパレータ29の出力が接続されている。コンパレータ29の非反転入力には分流電流制御用電源35が接続され、設定電圧Vcが印加され、反転入力にはカソード側端Pcが接続されている。カソード側端Pcの電位Vpcが分流電流制御用電源35の電位Vc以下の場合は、駆動用MOSトランジスタ28はオン状態であり、第2の電流駆動回路27に電流が流れ、電位Vpcが電位Vcより大きい場合は、駆動用MOSトランジスタ28はオフ状態であり、第2の電流駆動回路27に電流が流れない。
第2の電流駆動回路27を設けて、発光素子群10を流れる電流を第1の電流駆動回路21と分流して流すことにより、例えば、分流電流設定用抵抗43を集積回路の外部に設けて発熱を逃がすことにより、第1の電流駆動回路21と第2の電流駆動回路27での電力損失、発熱を抑えることができる効果がある。
なお、第2の電流駆動回路27は分流電流設定用抵抗43と直列接続され、カソード側端PcとノードPsの間に接続されるが、分流電流設定用抵抗43をノードPs側に設けても構わない。
さらに、詳細の動作について説明する。
発光素子群10を流れる電流は第1の電流駆動回路21と第2の電流駆動回路27とに分流し、再び合流して電流設定用抵抗23に流れる。発光素子群10に流れる電流をILED、第1の電流駆動回路21に流れる電流をIctrl、第2の電流駆動回路27に流れる電流をIbp、電流設定用抵抗23に流れる電流をIrsとすると、次式が成立する。
Irs=Ictrl+Ibp=ILED ・・・ (1)
また、第1の電流駆動回路21の駆動用MOSトランジスタ24が動作している条件下において、オペアンプ25が、ノードPsの電位Vpsを設定電圧Vsに保ちつつ、電流設定用抵抗23(抵抗値をRsとする)に流れる電流値をIrs=Vs/Rsにて定電流となるように駆動用MOSトランジスタ24をフィードバック制御する。つまり、この時、所定の駆動電流として設定される定電流ILEDは、次式で表される。
また、第1の電流駆動回路21の駆動用MOSトランジスタ24が動作している条件下において、オペアンプ25が、ノードPsの電位Vpsを設定電圧Vsに保ちつつ、電流設定用抵抗23(抵抗値をRsとする)に流れる電流値をIrs=Vs/Rsにて定電流となるように駆動用MOSトランジスタ24をフィードバック制御する。つまり、この時、所定の駆動電流として設定される定電流ILEDは、次式で表される。
ILED=Irs=Ictrl+Ibp=Vs/Rs ・・・ (2)
実施の形態1においては、電流ILEDを所定の定電流とするのは、駆動用MOSトランジスタ24、オペアンプ25によるフィードバック制御によるものであるため、駆動用MOSトランジスタ24には電流が流れている状態であることが必要動作条件となる。すなわち、
Ictrl>0 ・・・ (3)
Ibp<Vs/Rs ・・・ (4)
となる。
実施の形態1においては、電流ILEDを所定の定電流とするのは、駆動用MOSトランジスタ24、オペアンプ25によるフィードバック制御によるものであるため、駆動用MOSトランジスタ24には電流が流れている状態であることが必要動作条件となる。すなわち、
Ictrl>0 ・・・ (3)
Ibp<Vs/Rs ・・・ (4)
となる。
さらに、駆動用MOSトランジスタ24が正常に動作するためには、駆動用MOSトランジスタ24の両端電圧Vx(電圧値もVxとする)は、Vx=Vpc−Vpsの必要最低電圧が存在し、これをVminとする。最低電圧Vminは、駆動用MOSトランジスタ24のオン抵抗(抵抗値をRon1とする)と、所定の電流ILEDにより決まる値で、
Vmin=Ron1×ILED ・・・ (5)
が必要となる。
Vmin=Ron1×ILED ・・・ (5)
が必要となる。
第2の電流駆動回路27において、駆動用MOSトランジスタ28のオン抵抗の抵抗値をRonbとし、分流電流設定用抵抗43の抵抗値をRdとすると、第2の電流駆動回路27に流れる電流Ibpは、
Ibp=(Vpc−Vps)/(Ronb+Rd) ・・・ (6)
となる。
Ibp=(Vpc−Vps)/(Ronb+Rd) ・・・ (6)
となる。
電流Ibpが式(4)を満足しない状態は、LED素子3のショートなどにより、想定以上に発光素子群10の順方向電圧VFの総和、すなわち、両端電圧VLEDが低くなり、その結果、カソード側端Pcの電位Vpcの上昇により、第2の電流駆動回路27に流れる電流Ibpが所定値より増大(Ibp>Vs/Rs)した異常状態であることを示している。
コンパレータ29の入力である電位Vcは、そのような異常状態での必要以上の分流動作を停止するために設けられている。すなわち、カソード側端Pcの電位Vpcの上昇による必要以上の異常電流が第2の電流駆動回路27および発光素子群10に生じることを防止する働きをする。
そのような異常状態においては、第1の電流駆動回路21への電流駆動を停止する制御を設けてもよい。その実施形態について、次に説明する。
(実施の形態2)
図2は本発明の実施の形態2に係る負荷を駆動する定電流駆動装置26Aの構成例を示した回路図であり、実施の形態1に係る定電流駆動装置26に、異常状態で第1の電流駆動回路21の電流駆動を停止する構成を追加したものである。基本的な構成は、実施の形態1と同じであるので、差異の構成についてのみ説明する。
図2は本発明の実施の形態2に係る負荷を駆動する定電流駆動装置26Aの構成例を示した回路図であり、実施の形態1に係る定電流駆動装置26に、異常状態で第1の電流駆動回路21の電流駆動を停止する構成を追加したものである。基本的な構成は、実施の形態1と同じであるので、差異の構成についてのみ説明する。
図2において、第2の電流駆動回路27A内におけるコンパレータ29Aの出力を第1の電流駆動回路21に、具体的にはオペアンプ25の入力に供給する構成を有する。これにより、異常状態では、コンパレータ29Aの出力が駆動用MOSトランジスタ28をオフ状態にし、第2の電流駆動回路27Aに電流が流れないようにするのに加えて、オペアンプ25の出力を通して、駆動用MOSトランジスタ24をオフ状態にし、第1の電流駆動回路21に電流が流れないようにする。つまり、実施の形態1において、第2の電流駆動回路27の駆動を停止することにより、電流設定用抵抗23へ流れる電流が一時的に減少し、ノードPsの電位Vpsが下がり、再び駆動用MOSトランジスタ24に流れ出すのを防ぐ働きをする。
異常状態の発生条件は、式(4)、(6)より、
Ibp=(Vpc−Vps)/(Ronb+Rd)<Vs/Rs ・・・ (7)
となる。従って、駆動用MOSトランジスタ28のオン抵抗の抵抗値Ronbおよび分流電流設定用抵抗43の抵抗値Rdのパラメータ設定はこの条件を満足するように行う必要がある。
Ibp=(Vpc−Vps)/(Ronb+Rd)<Vs/Rs ・・・ (7)
となる。従って、駆動用MOSトランジスタ28のオン抵抗の抵抗値Ronbおよび分流電流設定用抵抗43の抵抗値Rdのパラメータ設定はこの条件を満足するように行う必要がある。
実施の形態1,2について、発熱の低減効果をパラメータの一例を用いて説明する。ここで例示するパラメータは本実施の形態の一例であり、本発明の構成を限定するものではない。
(パラメータ)
・発光素子群10に流れる電流:ILED=0.1A
・電流設定用抵抗23の抵抗値:Rs=5Ω
・オペアンプ25の設定電圧:Vs=ILED×Rs=0.1A×5Ω=0.5V
・駆動用MOSトランジスタ24のオン抵抗:Ron1=5Ω
・駆動用MOSトランジスタ24の両端に印加すべき必要最低電圧:
Vmin=ILED×Ron1=0.1A×5Ω=0.5V
・発光素子群10のLED直列接続数:10個(N=10)、
・各LED素子3における個体バラツキ、並びに温度等の使用環境による順方向電圧VF値のバラツキ範囲:
3.0V±0.2V(VF0±ΔVFと表記)
・発光素子群10の順方向電圧VFの総和であるVLEDの変動値は、
VLED(最大値)=3.2V×10=32V
VLED(最小値)=2.8V×10=28V
であり、その変動値は、ΔVLED=32V−28V=4V
・また、発光素子群10のアノード側端Paに印加される駆動電圧Voutは、変動を加味した最適な固定値であり、VLEDがVF変動による最大値となる場合の設定が必要となる。
Vout=VLED(最大値)+Vmin+Vs=32V+0.5V+0.5V=33V
・分流電流設定用抵抗43の抵抗値:Rd=45Ω
・駆動用MOSトランジスタ28のオン抵抗:Ronb=5Ω
なお、本実施の形態においては、第1の電流駆動回路21、第2の電流駆動回路27が同一半導体基板上に形成されており、駆動素子、即ち、それぞれ並列に配置された駆動用MOSトランジスタ24、駆動用MOSトランジスタ28が、電力損失並びに発熱課題に関わる素子であり、本実施の形態での電力損失の最大値をW’maxとして、これを算出する。
(パラメータ)
・発光素子群10に流れる電流:ILED=0.1A
・電流設定用抵抗23の抵抗値:Rs=5Ω
・オペアンプ25の設定電圧:Vs=ILED×Rs=0.1A×5Ω=0.5V
・駆動用MOSトランジスタ24のオン抵抗:Ron1=5Ω
・駆動用MOSトランジスタ24の両端に印加すべき必要最低電圧:
Vmin=ILED×Ron1=0.1A×5Ω=0.5V
・発光素子群10のLED直列接続数:10個(N=10)、
・各LED素子3における個体バラツキ、並びに温度等の使用環境による順方向電圧VF値のバラツキ範囲:
3.0V±0.2V(VF0±ΔVFと表記)
・発光素子群10の順方向電圧VFの総和であるVLEDの変動値は、
VLED(最大値)=3.2V×10=32V
VLED(最小値)=2.8V×10=28V
であり、その変動値は、ΔVLED=32V−28V=4V
・また、発光素子群10のアノード側端Paに印加される駆動電圧Voutは、変動を加味した最適な固定値であり、VLEDがVF変動による最大値となる場合の設定が必要となる。
Vout=VLED(最大値)+Vmin+Vs=32V+0.5V+0.5V=33V
・分流電流設定用抵抗43の抵抗値:Rd=45Ω
・駆動用MOSトランジスタ28のオン抵抗:Ronb=5Ω
なお、本実施の形態においては、第1の電流駆動回路21、第2の電流駆動回路27が同一半導体基板上に形成されており、駆動素子、即ち、それぞれ並列に配置された駆動用MOSトランジスタ24、駆動用MOSトランジスタ28が、電力損失並びに発熱課題に関わる素子であり、本実施の形態での電力損失の最大値をW’maxとして、これを算出する。
また、電力損失が最大値W’maxとなるのは、(Vpc−Vps)が最大時であり、これをVxmaxと表記すると、次式(8)より求まる。
Vxmax=(VLED[最大値]+Vmin+Vs)−Vs−VLED[最小値])
=(VLED[最大値]−VLED[最小値])+Vmin
=ΔVLED+Vmin
=(N×ΔVF×2)+Vmin=4V+0.5V=4.5V ・・・ 式(8)
さらにこの時の電力損失の最大値W’max、すなわち、駆動用MOSトランジスタ24および駆動用MOSトランジスタ28での電力損失は、従来の電力損失の最大値から発熱分散抵抗である分流電流設定用抵抗43で生じる電力損失(Wdと記す)分を差し引いたものであり、下記の式より求まる。
=(VLED[最大値]−VLED[最小値])+Vmin
=ΔVLED+Vmin
=(N×ΔVF×2)+Vmin=4V+0.5V=4.5V ・・・ 式(8)
さらにこの時の電力損失の最大値W’max、すなわち、駆動用MOSトランジスタ24および駆動用MOSトランジスタ28での電力損失は、従来の電力損失の最大値から発熱分散抵抗である分流電流設定用抵抗43で生じる電力損失(Wdと記す)分を差し引いたものであり、下記の式より求まる。
Ibp=(Vpc−Vps)/(Ronb+Rd)
=Vxmax/(Ronb+Rd)
=4.5V/(45Ω+5Ω)=0.09A
Wd=Ibp^2×Rd
=0.09A^2×45Ω=0.3645W
従来の電力損失の最大値は、
W=ILED×Vxmax
=0.1A×4.5V=0.45Wであるから
W’max=0.45W−0.3645W=0.0855W
となり、定電流駆動装置26での電力損失は、従来の約20%にまで低減できることになる。
=Vxmax/(Ronb+Rd)
=4.5V/(45Ω+5Ω)=0.09A
Wd=Ibp^2×Rd
=0.09A^2×45Ω=0.3645W
従来の電力損失の最大値は、
W=ILED×Vxmax
=0.1A×4.5V=0.45Wであるから
W’max=0.45W−0.3645W=0.0855W
となり、定電流駆動装置26での電力損失は、従来の約20%にまで低減できることになる。
ここで、定電流駆動装置26がICに実装される環境として、例えば紙フェノールのプリント基板を想定すると、その熱抵抗は約60℃/Wである。
従って、駆動用MOSトランジスタの発熱量は、温度上昇としては、従来が
ΔT=0.45W×60℃/W=+27℃であったのに対し、本願では
ΔT=0.0855W×60℃/W=+5.13℃となり、大幅に抑えることができる。
ΔT=0.45W×60℃/W=+27℃であったのに対し、本願では
ΔT=0.0855W×60℃/W=+5.13℃となり、大幅に抑えることができる。
ここで、一般的に許容される温度上昇値を想定すると、制約は半導体のジャンクション温度が125℃を超えないとするのが一般的である。今、使用の周囲環境を70℃と想定すると、許容温度上昇値は、125℃−70℃=55℃となる。
この場合、搭載可能な定電流駆動装置の系列数M(M:整数)は、
M=55℃/5.13℃≦10(従来構成の場合は、M≦2)
までとなり、搭載可能な系列数を従来に比べて大幅に増やすことができる。
M=55℃/5.13℃≦10(従来構成の場合は、M≦2)
までとなり、搭載可能な系列数を従来に比べて大幅に増やすことができる。
また、系列数M=1の時の許容可能なLED素子の直列数N1は、
N1=10×55℃/5.13℃≦107(従来構成の場合は、N1≦20)
までとなり、搭載可能なLED素子の直列数を大幅に増やすことができる。
N1=10×55℃/5.13℃≦107(従来構成の場合は、N1≦20)
までとなり、搭載可能なLED素子の直列数を大幅に増やすことができる。
すなわち、本発明の実施の形態によれば、駆動負荷の電圧降下の変動(一例として、LED素子3の順方向電圧VFバラツキ等に起因して発生する発光素子群を構成する個々のLED素子3の順方向電圧VFの総和の変動)による、定電流駆動装置で生じる電力損失および、それにより発生する定電流駆動装置での発熱を大幅に低減できる。その結果として、(1)同一半導体基板上に構成される定電流駆動装置の搭載数の発熱による制約を緩和し、より多くの系列数の定電流駆動装置を同一ICに搭載でき、システムの簡略化を図ることができる、(2)発熱制約となる課題の原因となった複数の駆動負荷間での電圧降下差異および使用環境もしくは個体バラツキに起因する電圧降下変動の許容量が緩和されることとなり、LED素子の直列数をより多く実現でき、システムの簡略化を図ることができる。
なお、ここで説明した数字は、本発明を具体的に説明するために例示したものであり、本発明は例示された数字に限定されない。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3に係る負荷を駆動する定電流駆動装置の構成例を示した回路図である。実施の形態1からの変更点としては、定電流駆動装置26を定電流駆動装置26Bとし、第2の電流駆動回路27Bを動作させる分流制御手段を異なるものにしている。実施の形態1と同一の構成のものは、その符号を同じとし、説明を省略し、差異の構成についてのみ説明する。
図3は、本発明の実施の形態3に係る負荷を駆動する定電流駆動装置の構成例を示した回路図である。実施の形態1からの変更点としては、定電流駆動装置26を定電流駆動装置26Bとし、第2の電流駆動回路27Bを動作させる分流制御手段を異なるものにしている。実施の形態1と同一の構成のものは、その符号を同じとし、説明を省略し、差異の構成についてのみ説明する。
第1の電流駆動回路21の構成、動作は実施の形態1と同一のため、説明を省略する。
第2の電流駆動回路27Bは、駆動用MOSトランジスタ28とコンパレータ29Bとからなり、駆動用MOSトランジスタ28のドレインは分流電流設定用抵抗43を介してカソード側端Pcに、ソースはノードPsに接続され、ゲートはコンパレータ29Bの出力が接続されている。コンパレータ29Bの非反転入力には分流電流制御用電源37が接続され、電流設定用電源34の設定電圧Vsに対し、設定電圧Vαだけ高い電位が印加され、反転入力には駆動用MOSトランジスタ24のソース(ノードPs)が接続されている。
通常動作においては、オペアンプ25とコンパレータ29Bの反転入力が共にノードPsに接続されており、オペアンプ25は実施の形態1同様にノードVpsが電流設定用電源34の設定電圧Vsに等しくなる様に制御されつつ、駆動用MOSトランジスタ24をオン状態にしており、コンパレータ29Bの非反転入力には、設定電圧Vsより高い電位(Vs+Vα)が印加されているため、駆動用MOSトランジスタ28もコンパレータ29Bにより、オン状態にされている。つまり、発光素子群10を流れる電流は第1の電流駆動回路21と第2の電流駆動回路27Bとに分流して流れている。集積回路の外部に設けた分流電流設定用抵抗43に分流することにより、外部に発熱を逃がすことができ、第1の電流駆動回路21と第2の電流駆動回路27Bでの電力損失、発熱を抑えることが可能となる。
ここで、実施の形態1でも記載の通り、LED素子3のショートなど、想定以上に順方向電圧VFの総和VLEDが低くなると、カソード側端Pcの電位の上昇により、第2の電流経路である第2の電流駆動回路27Bへの電流が増加し、第1の電流駆動回路21の駆動用MOSトランジスタ24に流れる電流Ictrl=0となる。この状態では、電流設定用抵抗23に流れる電流が所定値:Irs=Vs/Rsを超えるため、ノードPsの電位Vpsは上昇し、Vps>Vsとなり、Vps>Vs+Vαとなった時点で、コンパレータ29Bにより、駆動用MOSトランジスタ28がオフし、第2の電流駆動回路27Bには電流が流れないようになる。すなわち、カソード側端Pcの電位の上昇による必要以上の異常電流が第2の電流経路および駆動負荷に生じることを防止できる。
この実施の形態3では、電源Vαは比較的微小な電圧であるため、IC内部で生成することが可能となり、実施の形態1で必要とした分流電流制御用電源35を不要とするので、実施の形態1に比べて、より簡易な構成で、同一の効果を得ることができる。
なお、本構成での発熱低減効果は、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
上記のような異常状態において、第1の電流駆動回路21への電流駆動を停止する制御を設けてもよい。その実施形態について、次に説明する。
(実施の形態4)
図4は本発明の実施の形態4に係る負荷を駆動する定電流駆動装置26Cの構成例を示した回路図であり、実施の形態3に係る定電流駆動装置26Bに、異常状態で第1の電流駆動回路21の電流駆動を停止する構成を追加したものである。基本的な構成は、実施の形態3と同じであるので、差異の構成についてのみ説明する。
図4は本発明の実施の形態4に係る負荷を駆動する定電流駆動装置26Cの構成例を示した回路図であり、実施の形態3に係る定電流駆動装置26Bに、異常状態で第1の電流駆動回路21の電流駆動を停止する構成を追加したものである。基本的な構成は、実施の形態3と同じであるので、差異の構成についてのみ説明する。
図4において、第2の電流駆動回路27C内のコンパレータ29Cの出力を第1の電流駆動回路21に、具体的にはオペアンプ25の入力に供給する構成を有する。これにより、異常状態では、コンパレータ29Cの出力が駆動用MOSトランジスタ28をオフ状態にし、第2の電流駆動回路27Cに電流が流れないようにするのに加えて、オペアンプ25の出力を通して、駆動用MOSトランジスタ24をオフ状態にし、第1の電流駆動回路21に電流が流れないようにする。
実施の形態4と実施の形態3の相違は、実施の形態2と実施の形態1の相違と同様のため、動作の説明は省略する。
(実施の形態5)
図5は、本発明の実施の形態5に係る負荷を駆動する定電流駆動装置の構成例を示した回路図である。実施の形態3からの変更点としては、定電流駆動装置26Bを定電流駆動装置26Dとし、第2の電流駆動回路27Dを動作させる分流制御手段を異なるものにしている。実施の形態3と同一の構成のものは、その符号を同じとし、説明を省略し、差異の構成についてのみ説明する。
図5は、本発明の実施の形態5に係る負荷を駆動する定電流駆動装置の構成例を示した回路図である。実施の形態3からの変更点としては、定電流駆動装置26Bを定電流駆動装置26Dとし、第2の電流駆動回路27Dを動作させる分流制御手段を異なるものにしている。実施の形態3と同一の構成のものは、その符号を同じとし、説明を省略し、差異の構成についてのみ説明する。
第1の電流駆動回路21の構成、動作は実施の形態3と同一のため、説明を省略する。
第2の電流駆動回路27Dは、駆動用MOSトランジスタ28とオペアンプ36とからなり、駆動用MOSトランジスタ28のドレインは分流電流設定用抵抗43を介してカソード側端Pcに、ソースはノードPsに接続され、ゲートはオペアンプ36の出力が接続されている。オペアンプ36の非反転入力には分流電流制御用電源37が接続され、電流設定用電源34の設定電圧Vsに対し、設定電圧Vαだけ高い電位が印加され、反転入力には駆動用MOSトランジスタ24のソース(ノードPs)が接続されている。
通常動作においては、オペアンプ25とオペアンプ36の反転入力が共にノードPsに接続されており、オペアンプ25は実施の形態3同様にノードVpsが電流設定用電源34の設定電圧Vsに等しくなる様に制御されつつ、駆動用MOSトランジスタ24をオン状態にしており、オペアンプ36の非反転入力には、設定電圧Vsより高い電位(Vs+Vα)が印加されているため、駆動用MOSトランジスタ28もオペアンプ36により、オン状態にされている。つまり、発光素子群10を流れる電流は第1の電流駆動回路21と第2の電流駆動回路27Dとに分流して流れている。集積回路の外部に設けた分流電流設定用抵抗43に分流することにより、外部に発熱を逃がすことができ、第1の電流駆動回路21と第2の電流駆動回路27Dでの電力損失、発熱を抑えることが可能となる。
ここで、実施の形態1でも記載の通り、LED素子3のショートなど、想定以上に順方向電圧VFの総和VLEDが低くなると、カソード側端Pcの電位の上昇により、第2の電流経路である第2の電流駆動回路27Dへの電流が増加し、第1の電流駆動回路21の駆動用MOSトランジスタ24に流れる電流Ictrl=0となる。この状態では、電流設定用抵抗23に流れる電流が所定値:Irs=Vs/Rsを超えるため、ノードPsの電位Vpsは上昇し、Vps>Vsとなるが、オペアンプ36の非反転入力に与えられる電位により、Vpsは、Vs+Vαより上昇しない。すなわち、
ILED=(Vs+Vα)/Rs
となる当初の所定の電流値Vs/Rsよりわずかに大きな一定の電流値で駆動を継続する構成となる。これにより、カソード側端Pcの電位の上昇による必要以上の異常電流を第2の電流経路および駆動負荷に生じることを防止できる。
ILED=(Vs+Vα)/Rs
となる当初の所定の電流値Vs/Rsよりわずかに大きな一定の電流値で駆動を継続する構成となる。これにより、カソード側端Pcの電位の上昇による必要以上の異常電流を第2の電流経路および駆動負荷に生じることを防止できる。
なお、本構成での発熱低減効果は、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
別途カソード側端Pcの電位Vpcを検知し、カソード側端Pcの電位上昇の程度が大きい場合には、本構成に加えて、第1の電流駆動回路21および第2の電流駆動回路27Dの双方を停止する制御を設けてもよい。その実施形態について、次に説明する。
(実施の形態6)
図6は本発明の実施の形態6に係る負荷を駆動する定電流駆動装置26Eの構成例を示した回路図であり、実施の形態5に係る定電流駆動装置26Dに、異常状態で第1の電流駆動回路21および第2の電流駆動回路27Dの電流駆動を停止する構成を追加したものである。基本的な構成は、実施の形態5と同じであるので、差異の構成についてのみ説明する。
図6は本発明の実施の形態6に係る負荷を駆動する定電流駆動装置26Eの構成例を示した回路図であり、実施の形態5に係る定電流駆動装置26Dに、異常状態で第1の電流駆動回路21および第2の電流駆動回路27Dの電流駆動を停止する構成を追加したものである。基本的な構成は、実施の形態5と同じであるので、差異の構成についてのみ説明する。
実施の形態5に係る定電流駆動装置26Dに対し、カソード側端Pcの電位Vpcを検知するために、反転入力にカソード側端Pcが接続され、電位Vpcが加えられ、非反転入力に所定の電源39が接続され、電位Vceが印加されたコンパレータ38が追加されている。コンパレータ38の出力は、オペアンプ25とオペアンプ36の両方に入力され、カソード側端Pcの電位Vpcが異常状態で、所定の電源39の電位Vceより高くなった場合にオペアンプ25とオペアンプ36の出力を介して、駆動用MOSトランジスタ24および駆動用MOSトランジスタ28をオフ状態にし、負荷の電流駆動を停止する。
なお、本構成での発熱低減効果は、実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
(実施の形態7)
本発明における実施の形態1〜6においては、1系統の発光素子群を駆動する構成を用いて説明を行ってきた。
本発明における実施の形態1〜6においては、1系統の発光素子群を駆動する構成を用いて説明を行ってきた。
従来技術でも述べた通り、2系統以上の複数系列の発光素子群を駆動する場合には、LED素子の順方向電圧VFバラツキ等の影響が、各々の系列間での個体差によりより大きな影響となるため、本願発明における実施形態は2系統以上の複数系列の発光素子群を駆動する場合にはさらに有効となる。
図7は、本発明の実施の形態を用いて4系統からなる発光素子群を駆動する場合の構成図を示したものである。ここでは、実施の形態1を用いて説明するが、実施の形態2〜6についても同様であり、説明を省略する。
図7において、駆動負荷として、例えばN個(Nは2以上の整数)のLED素子3が直列接続された発光素子群11〜14のアノード側端Pa1〜Pa4は駆動電源1に共通接続され、電圧VOUTが供給され、カソード側端Pc1〜Pc4には、発光素子群11〜14をそれぞれ駆動する定電流駆動装置261〜264と電流設定用抵抗231〜234が直列に接続され、電流設定用抵抗231〜234の一端は接地端子2に接続されている。カソード側端Pc1〜Pc4と電流設定用抵抗231〜234の他端であるノードPs1〜Ps4の間に接続される定電流駆動装置261〜264は、発光素子群11〜14を流れる電流の第1の電流経路となる第1の電流駆動回路21と、第1の電流駆動回路21と並列に配置され、分流して第2の電流経路となる第2の電流駆動回路27とからなる。各第2の電流駆動回路27はそれぞれ分流電流設定用抵抗431〜434と直列接続され、カソード側端Pc1〜Pc4とノードPs1〜Ps4の間に接続される。
各第1の電流駆動回路21のオペアンプの非反転入力には電流設定用電源34が接続され、設定電圧Vsが印加されており、各第2の電流駆動回路27のコンパレータの非反転入力には分流電流制御用電源35が接続され、設定電圧Vcが印加されている。なお、ここでは、電流設定用電源34および分流電流制御用電源35は定電流駆動装置261〜264に共通接続しているが個々の電源を接続しても構わない。
動作については、実施の形態1と同様であるので省略するが、第2の電流駆動回路27へ分流して電流が流れることにより、分流電流設定用抵抗431〜434で電力損失を分散させることにより、定電流駆動装置261〜264での電力損失並びにそれに起因する発熱を抑制することができ、各実施の形態の通りの以下の効果が得られる。
(1)同一半導体基板上に構成される電流駆動装置の搭載数の発熱による制約を緩和し、より多くの電流駆動装置を同一ICに搭載でき、システムの簡略化を図ることができる。
(2)発熱制約となる課題の原因となった複数の駆動負荷間での電圧降下差異および使用環境もしくは個体バラツキに起因する電圧降下変動の許容量が緩和されることとなり、LED素子の直列数をより多く実現でき、システムの簡略化を図ることができる。
(3)複数の駆動負荷間での電圧降下差異および使用環境もしくは個体バラツキに起因する電圧変動の許容量が緩和されるため、個々のLED素子のVFバラツキを緩和できるため、LEDの選別を不要とし、システムのコスト抑制にも寄与できる。
本発明は、発光素子駆動装置、発光装置およびそれらを用いた表示パネル駆動装置に利用できる。
10〜14 発光素子群
21 第1の電流駆動回路
23 電流設定用抵抗
24、28 駆動用MOSトランジスタ
25、36 オペアンプ
26、26A〜26E 定電流駆動装置
27、27A〜27E 第2の電流駆動回路
29、29A〜29E、38 コンパレータ
34 電流設定用電源
35 分流電流制御用電源
43 分流電流設定用抵抗
21 第1の電流駆動回路
23 電流設定用抵抗
24、28 駆動用MOSトランジスタ
25、36 オペアンプ
26、26A〜26E 定電流駆動装置
27、27A〜27E 第2の電流駆動回路
29、29A〜29E、38 コンパレータ
34 電流設定用電源
35 分流電流制御用電源
43 分流電流設定用抵抗
Claims (19)
- 負荷を電流で駆動する定電流駆動装置であって、
一端が第1の電源に接続される前記負荷の他端と接続される第1の端子と、
一端が第2の電源に接続される、前記負荷に流す電流の電流値を設定する電流設定用素子の他端と接続される第2の端子と、
一端が前記負荷または前記電流設定用素子の他端と接続される分流電流設定用素子の他端と接続される第3の端子と、
前記第1の端子と前記第2の端子との間に接続される第1の電流駆動回路と、
前記分流設定用素子の一端が前記負荷の他端に接続されている場合は、前記第3の端子と前記第2の端子との間に接続され、前記分流設定用素子の一端が前記電流設定用素子の他端に接続されている場合は、前記第3の端子と前記第1の端子との間に接続される第2の電流駆動回路とを備え、
前記負荷に流れる電流を前記第1の電流駆動回路と前記第2の電流駆動回路に分流して流すことを特徴とする定電流駆動装置。 - 前記第1の電流駆動回路は、第1のオペアンプと第1のトランジスタからなり、
前記第1のトランジスタは前記第1の端子と前記第2の端子の間に電流が流れるように接続され、前記第1のトランジスタの制御端子は、前記第1のオペアンプの出力と接続され、前記第1のオペアンプの一方の入力には、前記第2の端子が接続され、前記第1のオペアンプの他方の入力には、前記負荷に電流を流す電流値を設定する電流設定用電源が接続される第4の端子を備えていることを特徴とする請求項1記載の定電流駆動装置。 - 前記第2の電流駆動回路は、前記第1の端子または前記第2の端子と、前記第3の端子との間に流れる分流の是非を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子のオン・オフを制御する分流制御回路を備えたことを特徴とする請求項2記載の定電流駆動装置。
- 前記スイッチング素子は第2のトランジスタであり、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記分流制御回路である第1のコンパレータの出力と接続され、前記第1のコンパレータの一方の入力には、前記第1の端子が接続され、前記第1のコンパレータの他方の入力には、分流電流設定用電源が接続される第5の端子を備えていることを特徴とする請求項3記載の定電流駆動装置。
- 前記スイッチング素子は第2のトランジスタであり、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記分流制御回路である第1のコンパレータの出力と接続され、前記第1のコンパレータの一方の入力には、前記第2の端子が接続され、前記第1のコンパレータの他方の入力には、前記電流設定用電源の電位より高い電位を有する第3の電源が接続される第5の端子を備えていることを特徴とする請求項3記載の定電流駆動装置。
- 前記第1のコンパレータの出力を前記第1のオペアンプに入力し、前記第1のトランジスタのオン・オフを制御可能としたことを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の定電流駆動装置。
- 前記スイッチング素子は第2のトランジスタであり、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記分流制御回路である第2のオペアンプの出力と接続され、前記第2のオペアンプの一方の入力には、前記第2の端子が接続され、前記第2のオペアンプの他方の入力には、前記電流設定用電源の電位より高い電位を有する第3の電源が接続される第5の端子を備えていることを特徴とする請求項3記載の定電流駆動装置。
- 一方の入力が前記第1の端子に接続され、他方の入力が前記第1の端子の電位検知のため比較される電位検知用電源が接続される第6の端子に接続される第2のコンパレータを備え、
前記第2のコンパレータの出力を前記第1のオペアンプおよび前記第2のオペアンプに入力し、前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタのオン・オフを制御可能としたことを特徴とする請求項7記載の定電流駆動装置。 - 一端が第1の電源に接続され、電流で駆動される負荷と、
一端が第2の電源に接続され、前記負荷に流す電流の電流値を設定する電流設定用素子と、
前記負荷の他端と前記電流設定用素子の他端の間に接続された第1の電流駆動回路と、
前記負荷の他端と前記電流設定用素子の他端の間に、分流電流設定用素子と直列接続され、前記第1の電流駆動回路と並列に接続された第2の電流駆動回路とを備え、
前記負荷に流れる電流を前記第1の電流駆動回路と前記第2の電流駆動回路に分流して流すことを特徴とする負荷駆動装置。 - 負荷は直列接続された複数の発光素子であることを特徴とする請求項9記載の負荷駆動装置。
- 電流設定用素子および分流電流設定用素子は抵抗であることを特徴とする請求項9記載の負荷駆動装置。
- 前記第1の電流駆動回路は、第1のオペアンプと第1のトランジスタからなり、
前記第1のトランジスタは前記負荷の他端と前記電流設定用素子の他端の間に電流が流れるように接続され、前記第1のトランジスタの制御端子は、前記第1のオペアンプの出力と接続され、前記第1のオペアンプの一方の入力には、前記電流設定用素子の他端が接続され、前記第1のオペアンプの他方の入力には、前記負荷に電流を流す電流値を設定する電流設定用電源が接続されていることを特徴とする請求項9記載の負荷駆動装置。 - 前記第2の電流駆動回路は、前記負荷の他端または前記電流設定用素子の他端と、前記分流電流設定用素子の一端との間に流れる分流の是非を制御するスイッチング素子と、前記スイッチング素子のオン・オフを制御する分流制御回路を備えたことを特徴とする請求項12記載の負荷駆動装置。
- 前記スイッチング素子は第2のトランジスタであり、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記分流制御回路である第1のコンパレータの出力と接続され、前記第1のコンパレータの一方の入力には、前記負荷の他端が接続され、前記第1のコンパレータの他方の入力には、分流電流設定用電源が接続されたことを特徴とする請求項13記載の負荷駆動装置。
- 前記スイッチング素子は第2のトランジスタであり、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記分流制御回路である第1のコンパレータの出力と接続され、前記第1のコンパレータの一方の入力には、前記電流設定用素子の他端が接続され、前記第1のコンパレータの他方の入力には、前記電流設定用電源の電位より高い電位を有する第3の電源が接続されたことを特徴とする請求項13記載の負荷駆動装置。
- 前記第1のコンパレータの出力を前記第1のオペアンプに入力し、前記第1のトランジスタのオン・オフを制御可能としたことを特徴とする請求項14または15のいずれかに記載の負荷駆動装置。
- 前記スイッチング素子は第2のトランジスタであり、前記第2のトランジスタの制御端子は、前記分流制御回路である第2のオペアンプの出力と接続され、前記第2のオペアンプの一方の入力には、前記電流設定用素子の他端が接続され、前記第2のオペアンプの他方の入力には、前記電流設定用電源の電位より高い電位を有する第3の電源が接続されたことを特徴とする請求項13記載の負荷駆動装置。
- 一方の入力が前記負荷の他端に接続され、他方の入力が前記負荷の他端の電位検知のため比較される電位検知用電源が接続された第2のコンパレータを備え、
前記第2のコンパレータの出力を前記第1のオペアンプおよび前記第2のオペアンプに入力し、前記第1のトランジスタおよび前記第2のトランジスタのオン・オフを制御可能としたことを特徴とする請求項17記載の負荷駆動装置。 - 直列接続された複数の発光素子を含む発光素子群を複数含む発光装置と、
前記発光素子群のそれぞれの一端に接続された複数の定電流駆動装置と、
前記定電流駆動装置のそれぞれの一端に接続された、前記発光素子群それぞれに流す電流の電流値を設定する複数の電流設定用素子とを備え、
前記定電流駆動装置のそれぞれは、前記発光素子群の一端と前記電流設定用素子の一端の間に接続された第1の電流駆動回路と、前記定電流駆動装置は、前記発光素子群の一端と前記電流設定用素子の一端の間に、分流電流設定用素子と直列接続され、前記第1の電流駆動回路と並列に接続された第2の電流駆動回路とからなり、
前記発光素子群のそれぞれに流れる電流を前記定電流駆動装置のそれぞれの前記第1の電流駆動回路と前記第2の電流駆動回路に分流して流すことを特徴とする負荷駆動装置。
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