JP4985053B2 - スピーカ部の取付構造 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1では、車載用スピーカ装置において、スピーカユニットのフレームとドアインナーパネルの間を弾性部材とネジからなるインシュレータとで止める構造が開示されている。
また、特許文献2では、スペ−サーでスピーカユニットを固定しつつ、スペ−サを利用することで、通気路を作り、それにより共振をコントロールする構成が開示されている。
また、特許文献3では、スペ−サーでスピーカユニットを固定しつつ、キャビネット等を一体構成することでエア漏れやびびりを防ぐ構成が開示されている。
また、特許文献2〜3に記載の技術は、共振の発生自体をコントロールしようとするもので、スピーカで発生した振動を吸収するものではない。そのため、発生してしまった振動を吸収することはできない。
また本発明は、上記フランジ状の部位の両端は、スピーカの後側へ屈曲させてなる第一の面と、更に第一の面の先端側をスピーカから離れる側に屈曲させてなる第二の面を有する形状であり、第二の面と上記棚部の間に上記部材が挿入される構成としてある。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
上記主たる発明の構成によれば、上記筐体のリブ部によって、スピーカに筐体からスピーカへ向かう方向に力がかかり、また上記筐体の棚部とスピーカの間に凹凸係合された上記弾性部材によって、スピーカに棚部から筐体へ向かう方向に力がかかる。そのため、両方の力によってスピーカが支持、固定される。そのため、ネジなどで固定する必要がなく、弾性部材とリブのみで固定される。ネジがスピーカに触れていると、筐体への振動を伝え易いが、振動を吸収する弾性部材を用いて固定しているため、スピーカの振動が筐体に伝わり難くなる。
ここでリブ部とは、筐体等の平面から直角に取り付ける補強材のことをいう。本発明においては、支持部材として用いられている。
上記のように構成すると、主たる発明と同様の効果を得ることができる。なお、上記弾性部材が凹部を有し、上記筐体の棚部及びスピーカが、上記弾性部材の凹部と係合可能な凸部を有する構成としてもよい。
上記のように構成すると、スピーカのリブ部と同じ形状で、スピーカのリブ部の厚さ分だけ開口部の外側にでている上記筐体のリブ部に、スピーカのリブ部が入る。そのため、上記弾性部材を挿入して固定する前に、スピーカはスピーカのリブ部が周囲を囲まれるので、位置合わせをすることができる。
このような構成によれば、ゴムという一般的な素材を使用することで、特殊な材料を使わないため、安価にすることができる。
上記のようにさらに具体的に構成した請求項1にかかる発明では、上述した各発明と同様の効果を奏することは言うまでもない。
まず、本発明のパネル型テレビジョン装置の概略構成について説明する。
図1は、テレビジョン100を斜め前方より見た斜視図である。同図において、テレビジョン100は、キャビネット40とディスプレイ14とスピーカ30と脚部50とから構成されている。キャビネット40は、ディスプレイ14をその映像を表示する表示領域が前面側に露出されるように保持しつつ、同キャビネット内部に音声を出力するスピーカ30が設置され、スピーカ用の開口部45が設けられている。脚部50は、ディスプレイ14の表示面が略鉛直に配向するようにキャビネット40を支持する。
図3は、スピーカ30と前面キャビネット41を固定するゴム部材20の斜視図である。なお、ここでは、弾性部材の例として、ゴムを挙げるが、振動を抑える効果のある物質で、自立、固定ができる程度の硬度がある物質であれば、他のものでもよい。ゴムであっても、自立、固定ができない硬度のものは、この発明では利用しない。
同図においてスピーカ30は、スピーカの本体部分31に、フランジ状の取り付け部分32を有している。クランク状になったクランク部分33に穴34が左右の端それぞれ2箇所ずつ設けられている。なお、穴34は、貫通孔でも良いが、ゴム部材20に接する側にゴム部材20の凸部21に係合可能な凹部だけでも良い。
なお、図4では、取り付け部分32の両端がクランク部分33を有しているが、両端は必ずしもクランク状でなくてもよく、そのまま平面であってもよい。
前面キャビネット41はディスプレイ14用の開口部の下であって、ディスプレイの左右の端部に近い位置にスピーカ用の開口部45を設けている。スピーカ用の開口部45は、孔があいている等、音声が外部に出力されるようになっていればよく、ディスプレイ用の開口部のように、完全に開口している必要はない。
なお、本実施例では、リブ部44は前面キャビネット41の内壁面から垂直に所定距離だけ突出するように形成された所定幅の板厚からなる壁状に形成され、樹脂製の前面キャビネット41と一体成形にて形成されている。本実施例では、連続する円環状に形成されているが、とぎれとぎれの環状としたり、環状とすることなく数カ所にて突出する凸部形状とするものであっても良い。
また、本実施例では、リブ部35とリブ部44はともに楕円形を描いているが、2つのリブ部が、楕円形の円周上に交互に設けられることで、一つの楕円形を描いても良い。
まず、スピーカ30を前面キャビネット41の上に置く。この際、スピーカ30のクランク部分33が前面キャビネットの屈曲部43bの下になるようにする。前面キャビネットのリブ部44の内側に、スピーカのリブ部35が入り、リブ部35が周囲を囲まれることで、スピーカ30は位置合わせされる。また、前面キャビネットのリブ部44は、スピーカ30が前面キャビネット41の方向へ力がかかっても、それを支持する。
・上記実施例の中で開示した相互に置換可能な部材および構成等を適宜その組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術であって上記実施例の中で開示した部材および構成等と相互に置換可能な部材および構成等を適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
・上記実施例の中で開示されていないが、公知技術等に基づいて当業者が上記実施例の中で開示した部材および構成等の代用として想定し得る部材および構成等と適宜置換し、またその組み合わせを変更して適用すること
は本発明の一実施例として開示されるものである。
Claims (4)
- フランジ状の取り付け部分を有するスピーカと、
上記スピーカを収容しつつ、同スピーカを外部に露出させる開口部を有する筐体と、を有している、スピーカ部の取付構造であって、
上記筐体の内側には、
上記スピーカと当接してスピーカを前面から支持可能なリブ部と、
上記開口部の周縁から所定の距離離れた位置から突出して、所定距離だけ延出した後、開口部側に屈曲することで、上記フランジ状の部位を外周側から囲いつつ、同フランジ状の部位を裏側から支持可能な棚部とを有しており、
上記スピーカのフランジ状の部位と上記筐体の棚部の間にスライド挿入された部材を有し、当該部材は、フランジ状の部位と棚部に挟まれる板状部分と、板状部分の両面にそれぞれ形成されてフランジ状の部位に形成された凹部と棚部に形成された凹部それぞれに係合する凸部とを有し、全体が弾性部材である、
ことを特徴とするスピーカ部の取付構造。 - 上記フランジ状の部位の両端は、スピーカの後側へ屈曲させてなる第一の面と、更に第一の面の先端側をスピーカから離れる側に屈曲させてなる第二の面を有する形状であり、第二の面と上記棚部の間に上記部材が挿入されることを特徴とする請求項1に記載のスピーカ部の取付構造。
- 上記スピーカは、コーン板の周縁に周囲を囲むリブ部を有しており、
上記筐体のリブ部は、開口部の縁に開口部の周囲を囲み、かつ上記スピーカのリブ部の外側にて上記スピーカのリブ部と同じ形状で上記スピーカのリブ部の厚さの分だけ外側に出ていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスピーカ部の取付構造。 - 上記弾性部材は、ゴムでできていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のスピーカ部の取付構造。
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