JP4984580B2 - 不具合対策支援装置 - Google Patents
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Description
田村 泰彦、他2名 「不具合に関する構造化知識の活用システムの開発」 古賀 毅、他2名 「信頼性設計を段階的に支援する故障情報マネージメントシステムの提案と構築」 2001年、日本機械学会 第10回 交通・物流部門大会 鈴木順二郎他著 「FMEA−FTA実施法」 1982年、日科技連
前記第1及び第2の不具合網羅記憶手段に記憶されている前記網羅的な集合を示す不具合現象、不具合モード、及び、前記知識データ記憶手段に記憶されている知見・ノウハウ等の各種データをユーザが読み出して且つ該データを参照し、更に前記製品・工程モデル記憶手段に記憶された前記モデル情報を読み出して該モデル情報を骨組みとして持ち、該骨組みに対してユーザが該モデル情報に展開されている各属性に対して対応する属性値を記述するとともに既存の各種方式を用いて判定を行うロジック、並びに前記製品・工程モデル記憶手段に記憶された前記製造工程情報の属性としての状態情報、状態遷移の方向に係る情報を付加して品質知識データベースを構築する手段と、
所定の不具合現象が発生した際に、構築された前記品質知識データベースを読み出して、前記モデル情報中に存在する実体に複数の属性データを関連付ける手段および前記関連付けられた属性データの少なくとも一部を用いて前記実体における不具合現象の発生確率を算出して不具合の原因追求・影響分析による対策支援を行う第1の不具合対策支援手段と、
所定の不具合が起こる前に、構築された前記品質知識データベースを読み出して、前記モデル情報中に存在する実体に複数の属性データを関連付ける手段および前記関連付けられた属性データの少なくとも一部を用いて前記実体を用いる製品に内在する危険因子を危険優先度として算出し、該危険優先度を不具合未然防止支援に用いる第2の不具合対策支援手段と、
前記第1の不具合対策支援手段の前記不具合の原因追求による対策支援に対しては要因候補リストを、また前記不具合の影響分析による対策支援に対しては影響範囲と影響度候補リストを、それぞれ確率(寄与率)順にソートして出力し、一方、前記第2の不具合対策支援手段の前記不具合の未然防止支援による対策支援に対しては対策候補リストを確率(寄与率)順にソートして出力する出力手段と、を備えることである。
本発明は、1以上の部品から生産される製品に関わる生産システムを基本的には対象とし、その生産システムにおいて生じる不具合に対する対策を支援するものである。対策支援のより具体的な内容としては、不具合の分析を行うことや、また、その不具合を未然に防止する際の支援を行うことなどがある。
この製品に生じる不具合情報には、製品を市場に投入後に生じる市場からの不具合情報(以下、市場不具合と呼ぶ)と、工場での製造時や、上記各フェーズ内で生じる不具合情報(以下、生産不具合と呼ぶ)とがある。
図2に示すように、市場不具合が発生した場合や、生産不具合(図では、量産設備フェーズ中での組立工場において、生産不具合が発生している)が発生した場合には、不具合連絡票が、現場担当者等のクレーム発行部門によって作成される。
なお、上記したステップS1〜S4の処理は、実際に発生した不具合に対応して行われる処理である。これに対し、後続のステップS5〜S7は、後述する危険優先度の観点から、発生した場合に、生産設備等に極めて大きな損害を与える可能性がある不具合について、未然に防止すべく対策を予め講じておくために行われる処理である。
図において、不具合対策支援システム1は、登録部10、知見・ノウハウ蓄積部20、参照部30、及び不具合対策支援部40から構成されている。
図4に示すように、PPMDBは、製品がどのような実体(ユニット、または、部品)から構成されるのかを示す製品製造情報、すなわち、製品が各ユニットからどのように構成されるのか、ユニットが各部品からどのように構成されるのかを示す情報を保持すると共に、製品が各ユニットからどのように製造されるのか、ユニットが各部品からどのように製造されるのか、各部品がそれぞれどのような工程によって製造されるのかを示す製造工程情報も保持している。つまり、PPMDBには、製品構造情報と製造工程情報とを互いに関連付けて(すなわち、統合的に)表現したモデル情報が格納されている。
また、実体51(ユニット1)については、状態61(初期(準備))に向かう矢印66と、状態61(初期(準備))から状態62(中間品1)に向かう矢印67と、状態62(中間品1)から状態63(中間品2)に向かう矢印68と、状態63(中間品2)から状態64(完成品)に向かう矢印69とによって、実体52(部品1−1)、及び実体53(部品1−2)を入荷して状態61(初期(準備))が得られ、その後、例えば実体52(部品1−1)を組立てが行われる所定位置に移動するなどして、状態62(中間品1)が得られ、その状態62(中間品1)に対して、実体52(部品1−2)を組み合わせることで、状態63(中間品2)が得られ、その状態63(中間品2)に対して、例えば、正しく動作するか等の検査を行って実体51(ユニット1)が得られるという、上記製造工程情報が示されている。
図5において、テーブル100は、実体コード101、状態コード102、前状態コード103、状態遷移順104、状態遷移コード105、入力品目コード106、出力品目コード107、及び構成フラグ108の各項目によって構成される。なお、上記各項目の定義は以下の通りである。
状態コード・・・各種状態に一意的に割り当てられるコード
前状態コード・・・状態コードが示す状態に遷移する前の状態に一意的に割り当てられるコード
状態遷移順・・・ユニットや部品などの1つの実体内で、その実体が完成するまでの製造工程における状態の遷移順を示すシリアル番号(通常、1から順に割り当てられる)。
入力品目コード・・・ユニットや部品などの各実体の各製造工程において使用(入力)される品目に一意的に割り当てられるコード
出力品目コード・・・ユニットや部品などの各実体の各製造工程において製造(出力)される品目に一意的に割り当てられるコード
構成フラグ・・・ユニットなどの実体を構成する部品を示すフラグ
テーブル100を参照すると、各実体(ユニット、部品)は、完成した状態(完成品)の他に、製造工程における中間的な状態もデータとして保持していることが分かる。
さらに、状態遷移コード105を参照すると、状態コード101で示される状態に遷移するための条件(すなわち、状態コード101で示される状態に遷移するために行う作業の種類)を知ることができる。なお、このような状態遷移の条件(作業の種別)には、「組立(形態維持、従属変更)」、「加工」、「塗装」、「熱処理」などがある。加工、塗装、及び熱処理では、形態は変更されるが従属は維持される(形態変更、従属維持)。
また、ユニット1(実体51)についても、部品1−1(実体52)と同様に、図4の表現モデル50に対応するテーブル100に必要な項目が設定される。ユニット1の場合はさらに、構成フラグ108に、部品1−1と部品1−2とを示すフラグが設定される。同一の実体コード101に対して、このフラグが2箇所以上に設定されている場合、その実体コード101の実体が、このフラグによって示される2以上の実体によって構成されることが示されている。例えば図5においては、「ユニット1が部品1−1と部品1−2とにより構成される」ことが示されている。これは、図4におけるユニット1の製品構造情報に対応する内容となっている。
図6において、部品1−1は、原材料入荷時には、例えば間違った種類の原材料を入荷するなどのハザード1を有し、また、原材料を切削して中間品1へと加工する場合には、所定の手順から外れたり、その所定の手順を行うことになっている機器類が正しく動作しなかったりするなどのハザード2を有する。
図7は、4個の部品から構成されるユニットの表現モデルを示す図である。
図8に示すように、図3の不具合網羅表記憶部21に記憶される網羅表は、不具合(故障)部位網羅表21a、不具合(故障)モード網羅表21b、不具合(故障)現象網羅表21c、不具合(故障)結果網羅表21d、不具合(故障)原因網羅表21e、不具合(故障)対策網羅表21fによって構成される。なお、不具合網羅表を構成するこれら表のうち、不具合(故障)結果網羅表21d、不具合(故障)原因網羅表21e、不具合(故障)対策網羅表21fは、下記非特許文献4に記載される、周知の技術である「失敗まんだら」に基づいて定義される。この「失敗まんだら」では、すべての失敗事例はヒューマンエラーであるという認識に立ち、失敗の脈絡を、人的原因→人の行動→結果という流れとして構造化する。そして、「原因」、「行動」、「結果」のそれぞれのフェーズをまんだらとして、さらに、それらのまんだらを階層分類し、体系化・標準化を行い、これにより失敗を知識化する。
統括 畑村 洋太郎 「失敗知識データベースの構造と表現」 平成14年12月、科学技術振興財団 失敗知識データベース整備事業 以下に、図3の不具合網羅表記憶部21に格納される各網羅表のデータ例を図9〜図18を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、「不具合」は「故障」より概念的に広いものと解釈している。すなわち、「不具合」は実体、状態、更には物事について、その事象に関する望ましくないことをいうのに対して、「故障」は製品(もの)について、その製品(もの)に関する望ましくないことをいう。
図20において、ステップS11で、PPMDB22からPPMDB情報100を取得する。この情報の一例は図5のテーブル100に示されている。
まず、実体データモデル雛形の場合は、製品設計情報(知見・ノウハウを含む)から整理・作成する。製品設計情報とは、製品の設計業務に関する情報・知見・ノウハウであり、ユニットまたは部品の機能性、性能、材料(材質)、幾何形状などの仕様情報、業務基準書や品質基準書などの各種基準書(これらはノウハウに相当)、過去の設計不良による不具合情報(現象、原因、対策等)(これらは知見・ノウハウに相当)、等を指している。
また、本実施形態の不具合対策支援システムでは、図3の登録部10によって、上記した各属性に対して(属性)値を登録することや、ロジックを新規に定義したり、再定義したりできる。
図24において、本実施形態の不具合対策支援システムのユーザは、図3の登録部10を介して、QA2−KDB24に設定された各属性に対して属性値を設定する。
ここで、属性値の更新とは、例えば、
・発生頻度(属性)に関する属性値を、2回/月から3回/月に更新
・耐性(ストレングス)(属性)に関する属性値を、−30℃〜+50℃から−20℃〜+55℃に更新
・影響度(属性)に関する属性値を、2から5に更新
等である。
図25において、不具合が発生すると、不具合が発生した部位(部品)とその部位に発生した不具合現象とを示す不具合連絡票が例えば現場担当者によって作成される。本システムのユーザ(上記現場担当者が兼ねることもある)は、その不具合連絡票に記載される内容を図3の登録部10を介して取り入れる(ステップS21)。これにより、不具合が発生した部位に対応する不具合の現象が分かる。そして、ステップS22において、分析を行うことにより、実体(部位)/工程が分かると共に、原因候補がリストアップされる。このようにして得られた、部位、現象、原因を検索キーとして検索を行い、検索結果として、対策候補がリストアップされる。以上の分析結果は、部位、現象、原因、対策の組として体系化される。
図26(a)において、不具合が発生した実体(部品)に対応する不具合モードの網羅的な集合Aと、その実体に発生した不具合現象に対応する不具合モードの網羅的な集合Bとの共通集合をとることによって、その実体(部品)でその不具合現象が発生したことに関連付けられる不具合モードの網羅的な集合Cを抽出する。尚、図26(b)(c)は、図26(a)の説明に対応する各不具合網羅表間の関係を示す図である。図26(b)を参照すると、不具合が発生した実体(例えば、部位)B1に対しては、不具合モードK1,K2,K3がその網羅的な集合として対応しており、また、図26(c)を参照すると、その実体B1で発生した不具合現象G11に対しては、不具合モードK1,K3が網羅的な集合として対応していることが分かる。そして、不具合原因追求支援機能は、その共通集合である不具合モードK1,K3(これは、上記集合Cに対応する)に対応する不具合原因C1,C3を、実体B1で不具合現象G11が発生した(あるいは、発生する可能性がある)原因として推定する。
図27に示す表現モデルでは、ユニット1は部品1−1と部品1−2とから構成され、それは、上記したような製品構造情報と製造工程情報とを有しているが、ここではその説明は(上記したことの繰り返しになるので)省略する。
まず、可能な不具合(故障)モードの原因脈路の同定を行う。すなわち、各実体について、予めハザード伝播路に沿って実体の状態遷移、及び他の実体から与えられる相互作用により発生しうる不具合(故障)モードを網羅的に定義し、それぞれの影響源から与えられる影響の度合い(影響度(寄与率))と、それらの不具合(故障)モードが発生する可能性を確率的・体系的に同定する。これにより原因脈路が作成される。
更に、状態遷移によるストレングスへの影響(何をどの程度)、及び他の実体から与えられた相互作用によるストレスへの影響(何をどの程度)を体系的に記述する。
まず、不具合(故障)現象から原因をストレングスの低下のみによるものか、ストレスの悪化のみによるものか、または、ストレングスの低下とストレスの悪化の両方によるものかを確率的に切り分ける。
他の実体からのストレス悪化の確率が高い場合、相互作用分岐に重点を置き、他の実体で発生しうる確率の高い影響源を(確率の高い順に)リストアップする。
まず、不具合の原因追求処理に先立って、本システムのユーザは、現場担当者から不具合連絡票を受け取る。この不具合連絡票には、不具合が発生した製品、その製品における不具合が発生した部位、その部位で発生した不具合(故障)現象、等が記載されている。そして、ステップS101において、ユーザは情報端末装置から、その不具合連絡票に記載される不具合が生じた製品の系統名を入力する。この系統名の入力に対して、ステップS102において、あらゆる製品系統に対してデータとして保持されているマスタテーブル群、QA2−KDB群の中から入力された系統名に対応する製品のマスタテーブル、QA2−KDBが選択される(対象製品系統の絞り出しが行われる)。
すなわち、まず、ステップS113において、ストレスがストレングスで示される許容範囲を越えるか(すなわち、ストレス>ストレングスであるか)が判定される。もし、許容範囲を越えれば、ステップS114において、そのストレス事象につながる実体を新たな不具合部位として設定する。
ステップS117では、ステップS110で特定された不具合モードを基に、ステップS111で抽出されたストレスに関連する不具合モードを除いて、原因となりうる残りの事象(左側)について抽出し、その抽出されたそれぞれの事象の対象不具合モードへの影響度(寄与率)をその対象不具合モードに関わるロジック(FTAロジック等)、及び末端事象の発生確率から算出している。
図31は、導板と台金を部品として構成されるユニットに対応するQA2−KDBの構築例を示す図である。
図32において、部品1−1(導板)は、インターフェイスを有し、かつ、隣接する他の部品(不図示)の発熱等によって、その他の部品(不図示)からストレス1(ストック温度)、ストレス2(ストック湿度)、ストレス3(ストック期間)を受けている。
図33は、図31のユニット1を構成する部品1−1(導板)の実体/状態データモデルを、その部品1−1に適用されるFTAメソッド(ロジック)と共に示した図である。
論理式:(部材送り方向不良)+(反り矯正力不良)・(巻き癖大)
また、不具合モード6(反り)のFTAメソッドロジックは、ストック条件(重ね置きによる外力発生)、不図示の前段のFTAが出力する不具合モード、を末端事象とし、以下の論理式によって、不具合モード6(反り)に値を設定する。
論理式:(重ね置きによる外力発生)+(前段のFTAの出力する不具合モード)
なお、図では、不具合モード2(反り)はプレス加工工程に、不具合モード6(反り)はストック工程に、それぞれ関連する不具合モードとなっている。
図34は、発生確率(寄与率)を算出する対象としての故障木の一例を示す図である。
論理式:F=F1+F2・F3
故障木において事象の発生確率を算出する方法が知られている。
P(E∪F)=P(E)+P(F)−P(E∩F)
山本 周行 著 「統計学要論」 昭和39年4月、明文書房 上式に対応する故障木、すなわち、トップ事象A(発生確率P(A))が末端事象E1(発生確率P(E1))と末端事象E2(発生確率P(E2))との論理和からなり、事象E1とE2が独立事象である場合、P(E∩F)=P(E)P(F)が成り立つので、事象Aの発生確率P(A)は以下のようになる。P(A)=P(E1)+P(E2)−P(E1)P(E2) 本実施形態においては特に、上記した不具合モードが一般には排反事象になっていないことを考慮し、上記故障木の事象E1、E2の結果事象への寄与率PA(E1)、PA(E2)を、以下の式により算出する構成としている。PA(E1)=(1−P(E2)/2)P(E1)/P(A)PA(E2)=(1−P(E1)/2)P(E2)/P(A)ここで、末端事象(原因事象)E1、E2が同時に発生することがあっても(すなわち、P(E1∩E2)=P(E1)P(E2)≠0であっても)、PA(E1)+PA(E2)=1、が常に成り立つ、つまり、すべての末端事象(原因事象)について、そのトップ事象(結果事象)への寄与率をすべて合計すると常に「1」となるのが、本実施形態の構成の特徴であり、直感的に分かり易くなっている。
P(A)=P(E1)+P(E2)+P(E3)−P(E1)P(E2)−P(E1)P(E3)−P(E2)P(E3)+P(E1)P(E2)P(E3)
PA(E1)=(1−P(E2)/2−P(E3)/2+P(E2)P(E3)/3)P(E1)/P(A)
PA(E2)=(1−P(E1)/2−P(E3)/2+P(E1)P(E3)/3)P(E2)/P(A)
PA(E3)=(1−P(E1)/2−P(E2)/2+P(E1)P(E2)/3)P(E3)/P(A)
PA(E1)+PA(E2)+PA(E3)=1
となる。
P(A)=Σ i=1・・・nP(Ei)+(−1)1Σ i,j∈1・・・n,i<jP(Ei)P(Ej)+・・・+(−1)n−2Σ i,j,・・・,k∈1・・・n,i<j<・・・<kP(Ei)P(Ej)・・・P(Ek)+(−1)n−1Π i=1・・・nP(Ei)
PA(Ei)=(1−(−1)1Σi,j∈1・・・n,i<jP(Ei)P(Ej)/2+・・・+(−1)n−2Σ j,・・・,k∈1・・・n,j<・・・<kP(Ej)・・・P(Ek)/(n−1)+(−1)n−1Π i=1・・・nP(Ei)/n)P(Ei)/P(A)
で与えられる。
図35は、図34の故障木に対応するテーブルであり、構造重要度を算出する際に用いるテーブルである。
Is(Fi)=ns(Fi)/2n−1(nは末端事象Fiの数)
ここで、ns(Fi)は、末端事象Fiが0から1に変化するときに頂上事象Fも0から1に変化する回数(他の末端事象Fj(i≠j)は変化しない)である。
確率重要度とは、i番目の原因事象Fiが頂上事象Fに与える影響の度合いを定量化したものである。事象Fiの確率重要度ΔF(Fi)は以下の式で与えられる。
ここで、重要度を算出する末端(原因)事象Fi以外の末端(原因)事象Fj(i≠j)の発生確率はすべて所定値(ここでは0.1)に設定され、事象Fiについて、確率重要度ΔF(Fi)が算出される。
ΔF(F1)=F(F1=1)−F(F1=0)=1−(0.1×0.1)=0.99(72.3%)
同様にして、ΔF(F2)、ΔF(F3)は次式で与えられる。
ΔF(F2)=F(F2=1)−F(F2=0)=0.1+0.1×1−(0.1×(0.1×1))=0.19(13.9%)
ΔF(F3)=F(F3=1)−F(F3=0)=0.1+1×0.1−(0.1×(1×0.1))=0.19(13.9%)
なお、以上説明した不具合の原因追求支援処理における、原因(要因)候補リストの出力の仕方としては、必ずしも各末端事象に対応して確率順に出力する必要はない。
図36(a)に示す故障木は、末端事象E1、E2、E3、E4と結果事象Yとを有する。これらの関係は次の論理式で与えられる。
Y=(E1+E2)・E3+E4
=E1・E3+E2・E3+E4
結果事象Yを、論理和(+)を含まない各項の論理和で表した上式におけるその各項を、原因(要因)候補リストの各項目に対応させてもよい。図36(b)を参照すると、事象E4、E1・E3、E2・E3の各事象について影響度が確率順にリストアップされている。
図37に示す表現モデルでは、ユニット1は部品1−1と部品1−2とから構成され、それは、上記したような製品構造情報と製造工程情報とを有しているが、ここではその説明は(上記したことの繰り返しになるので)省略する。
まず、可能な不具合(故障)モードの影響脈路の同定を行う。すなわち、各実体について、予めハザード伝播路に沿って実体の状態遷移、及び他の実体から与えられる相互作用により発生しうる不具合(故障)モードを網羅的に定義し、それぞれの影響源から与えられる影響の度合い(影響度)と、それらの不具合(故障)モードが発生する可能性を確率的・体系的に同定する。これにより影響脈路が作成される。
更に、状態遷移によるストレングスへの影響(何をどの程度)、及び他の実体から与えられる相互作用によるストレスへの影響(何をどの程度)を体系的に記述する。
まず、不具合(故障)現象から影響をストレングスの低下のみによるものか、ストレスの悪化のみによるものか、または、ストレングスの低下とストレスの悪化の両方によるものかを確率的に切り分ける。
他の実体へのストレス悪化の確率が高い場合、相互作用分岐に重点を置き、他の実体で発生しうる確率の高い影響(結果)を(確率の高い順に)リストアップする。
不具合影響分析処理を行う場合でも、ステップS101〜ステップS110までの処理は、図28の不具合原因追求処理の場合と同じである。
図29のステップS115の次のステップであるステップS217では、ステップS110で特定された不具合モードを基に、ステップS211で抽出されたストレス(右側)に関連する不具合モードを除いて、影響結果となりうる残りの事象(右側)について抽出し、その抽出されたそれぞれの事象の対象不具合モードからの影響度(確率)をその対象不具合モードに関わるロジック(FTAロジック等)、及び末端事象の発生確率から算出する。
図39において、ステップS301において、ユーザによって、情報端末装置から、今回ターゲットとする製品系統名が入力されると共に、FMEAが起動される。そしてこの系統名の入力に対して、ステップS302において、あらゆる製品系統に対してデータとして保持されているマスタテーブル群、QA2−KDB群の中から入力された系統名に対応する製品のマスタテーブル、QA2−KDBが選択される(対象製品系統の絞り出しが行われる)。
すなわち、ステップS303において、対象実体/工程のFMEAメソッドより、その対象実体/工程内の各不具合モードの危険優先数(危険優先度)を算出する。図40は、この様子を説明する図である。図において、今回対象となる実体/工程内には、n個の不具合モード(不具合モード1〜不具合モードn)が含まれている。各不具合モードでは、その不具合モードの危険優先数を下記の式に基づき算出している。
危険優先数=発生頻度×影響度×検出難易度
ここで、各項目の定義は、
・発生頻度・・・所定期間内(例えば1ヶ月内)にその不具合が発生する回数
・影響度・・・その不具合が発生した場合に生産システムが受ける影響の度合い
・検出難易度・・・その不具合を検出することの難易度
で与えられる。
図41は、上記した対策候補リストのメンテナンス機能を説明する図である。
ステップS31で、ユーザによって、それらリストアップされた対策に対応する有効な対策があるかが判定される。もし、有効な対策があれば(S31でYES)、ステップS32でその有効な対策を選択し、QA2−KDB24中の属性「対策」に登録する。もし、有効な対策がなければ(S31でNO)、ステップS33で、ユーザによって、その有効な対策がマスタテーブル内にあるかどうかが判定される。もし、マスタテーブル内にあれば(S33でYES)、S34に進み、マスタテーブルから有効な対策が選択され、QA2−KDB24中の属性「対策」に登録する。また、もし、マスタテーブル内になければ(S33でNO)、S35に進み、必要な対策(文)をマスタテーブルに追加してからステップS34に進み、マスタテーブルから有効な対策を選択し、QA2−KDB24中の属性「対策」に登録する。
図44は、図43の実体/状態データモデルの記述に利用される不具合原因網羅表を示す図である。なお、本実施形態においては、実体/状態データモデルの属性の中で、原因属性は、不具合原因網羅表を用いて属性値を記述している。
20 知見・ノウハウ蓄積部
21 不具合網羅表記憶部
21a 不具合部位網羅表
21b 不具合モード網羅表
21c 不具合現象網羅表
21d 不具合結果網羅表
21e 不具合原因網羅表
21f 不具合対策網羅表
22 PPMDB
23 知識データ記憶部
24 QA2−KDB
30 参照部
40 不具合対策支援部
Claims (7)
- 1以上の実体から生産される製品に関わる生産システムに生じる不具合に対する対策を支援する装置において、
前記実体で発生しうる不具合現象の網羅的な集合を示す情報を記憶する第1の不具合網羅記憶手段と、
前記第1の不具合網羅記憶手段に記憶されている不具合現象を形態別に整理して得られる不具合モードの網羅的な集合を示す情報を記憶する第2の不具合網羅記憶手段と、
製品構造情報と製造工程情報とを互いに関連付けて表現したモデル情報を製品・工程モデルとして記憶する製品・工程モデル記憶手段と、
仕様書や標準書のデータ、製造方法に関する知識や生産システムにおける知見・ノウハウに関する知識等からなる知識データを記憶する知識データ記憶手段と、
をあらかじめ備え、
前記第1及び第2の不具合網羅記憶手段に記憶されている前記網羅的な集合を示す不具合現象、不具合モード、及び、前記知識データ記憶手段に記憶されている知見・ノウハウ等の各種データをユーザが読み出して且つ該データを参照し、更に前記製品・工程モデル記憶手段に記憶された前記モデル情報を読み出して該モデル情報を骨組みとして持ち、該骨組みに対してユーザが該モデル情報に展開されている各属性に対して対応する属性値を記述するとともに既存の各種方式を用いて判定を行うロジック、並びに前記製品・工程モデル記憶手段に記憶された前記製造工程情報の属性としての状態情報、状態遷移の方向に係る情報を付加して品質知識データベースを構築する手段と、
所定の不具合現象が発生した際に、構築された前記品質知識データベースを読み出して、前記モデル情報中に存在する実体に複数の属性データを関連付ける手段および前記関連付けられた属性データの少なくとも一部を用いて前記実体における不具合現象の発生確率を算出して不具合の原因追求・影響分析による対策支援を行う第1の不具合対策支援手段と、
所定の不具合が起こる前に、構築された前記品質知識データベースを読み出して、前記モデル情報中に存在する実体に複数の属性データを関連付ける手段および前記関連付けられた属性データの少なくとも一部を用いて前記実体を用いる製品に内在する危険因子を危険優先度として算出し、該危険優先度を不具合未然防止支援に用いる第2の不具合対策支援手段と、
前記第1の不具合対策支援手段の前記不具合の原因追求による対策支援に対しては要因候補リストを、また前記不具合の影響分析による対策支援に対しては影響範囲と影響度候補リストを、それぞれ確率(寄与率)順にソートして出力し、一方、前記第2の不具合対策支援手段の前記不具合の未然防止支援による対策支援に対しては対策候補リストを確率(寄与率)順にソートして出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする生産システムにおける不具合対策支援装置。 - 前記既存の方式はFTA方式であり、
前記第1の不具合対策支援手段は、
所定の不具合現象が発生した実体について、該所定の不具合現象に対応付けられた前記不具合モードが論理ゲートを介してツリー構造の各部に配置されてなるFTA情報を記憶する手段と、
前記FTA情報のツリー構造を、前記所定の不具合現象が発生した実体を分析の開始点として該分析の開始点から所定の向きに進むことによって、該ツリーの各部に位置する不具合モードの発生確率(寄与率)を前記FTA方式に基づいて算出する手段と、を備えることを特徴とする請求項1記載の不具合対策支援装置。 - 前記FTA情報に基づいて、前記既存のFTA方式が該事象の発生確率(寄与率)を算出する場合に、
互いに排反事象とは限らない、複数の原因事象の論理和から結果事象が導かれる構造を前記ツリー構造が示す場合に、前記結果事象の発生確率を前記複数の原因事象の発生確率で表した式における、該複数の原因事象の発生確率の2つ以上の積により構成される項を、該複数の原因事象の発生確率の2つ以上に所定の割合で分配するようにして、該原因事象の結果事象に対する寄与率を算出する手段を有することを特徴とする請求項2記載の不具合対策支援装置。 - 前記分析の開始点は不具合現象が発生した実体であり、該実体は他の実体との間にインターフェイスを介して相互作用を有することを特徴とする請求項2記載の不具合対策支援装置。
- 前記インターフェイスを介して前記実体に影響を与える他の実体と、前記実体に対応する製造工程とでは、前記実体に発生した所定の不具合現象への発生原因としての寄与分が、いずれが大きいかを算出する手段を更に有し、
該原因寄与分算出手段によって、前記実体に対応する製造工程からの影響の方が大きいと算出された場合には、前記発生確率(寄与率)算出手段は、前記実体に対応する製造工程の前記FTA情報に基づいて、前記実体に対応する製造工程に対して発生確率(寄与率)の算出を行うことを特徴とする請求項4記載の不具合対策支援装置。 - 前記インターフェイスを介して前記実体が影響を及ぼす他の実体と、前記実体が組み込まれる組立工程とでは、前記実体に発生した所定の不具合現象への影響としての寄与分が、いずれが大きいかを算出する手段を更に有し、
該影響寄与分算出手段によって、前記他の実体への影響の方が大きいと算出された場合には、前記発生確率(寄与率)算出手段は、前記他の実体に対応する前記FTA情報に基づいて、前記他の実体に対して発生確率(寄与率)の算出を行うことを特徴とする請求項4記載の不具合対策支援装置。 - 前記既存の方式はFMEA方式であり、
前記第2の不具合対策支援手段は、
前記製品を構成する任意の実体について、該実体に対応付けられた前記不具合モードの危険優先度を前記FMEA方式に基づいて算出することを特徴とする請求項1記載の不具合対策支援装置。
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