[go: up one dir, main page]

JP4984273B2 - ディスクブレーキ用パッド - Google Patents

ディスクブレーキ用パッド Download PDF

Info

Publication number
JP4984273B2
JP4984273B2 JP2010514258A JP2010514258A JP4984273B2 JP 4984273 B2 JP4984273 B2 JP 4984273B2 JP 2010514258 A JP2010514258 A JP 2010514258A JP 2010514258 A JP2010514258 A JP 2010514258A JP 4984273 B2 JP4984273 B2 JP 4984273B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
load
plate
disc brake
protrusion
brake pad
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010514258A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010531422A (ja
Inventor
クリッパ,クリスチャン
ツプッティ,アントニオ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brembo SpA
Original Assignee
Brembo SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brembo SpA filed Critical Brembo SpA
Publication of JP2010531422A publication Critical patent/JP2010531422A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4984273B2 publication Critical patent/JP4984273B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/0006Noise or vibration control
    • F16D65/0018Dynamic vibration dampers, e.g. mass-spring systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

本発明は、ディスクブレーキ用パッドに関するものである。
一般に、ディスクブレーキにおける制動動作は、例えば、回転ディスクの相対面にパッドによって作用するシリンダ−ピストンユニットのような手段によって発揮される。
一般に知られているように、この制動動作中に、車両走行の快適さを低下させる、特に不快なヒス(hiss)として現れるノイズがしばしば発生する。
この種のノイズの発生は、パッドをも含む様々なブレーキ部品に影響を及ぼす振動効果の発生に起因するものとみなされている。
制動中の騒がしさを低減又は除去することを可能にさせる技術を提供することを目指して、徹底した研究が行われている。
そのような技術の一つは、振動の影響を受ける可能性のあるディスクブレーキ部品に弾性体によってロード(load)を接続することを提案している。この技術によれば、そのブレーキ部品の何らかの振動がロードに伝達され、ロードが接続されている部品と同調して、ロードが低周波で振動する。振動数が増加するにつれて、ロードとブレーキ部品との振動のズレが増加して、部品の振動が低減又は除去される位相対立状態(phase opposition condition)となる。更に、この技術によると、ロードが選択的にピストン,キャリパー本体又はパッドに当てられる可能性がある。
この技術は、ブレーキの全体構造が特別に設計されることを条件としている。
その設計は、振動が低減されることが予定されているブレーキ部品と適切なロードとの間に配置される適切な弾性中間要素を用意すると共に、そのロードが座部内で振動してその弾性体を変形させることを可能にする、その座部を設けるために、必要とされる。
ヒス効果(hiss effect)を劇的に低減させるためにブレーキ構造を変更させる必要性があることは、非常に好ましくないことである。実際に、制動動作中に起こるそのヒス効果の複雑さがあることと、そのヒス効果が特別な用途、即ち、ディスクブレーキが用いられる車両の種類に左右されることとから、理論的シミュレーションに基づいた最適条件を実証する解決策は、テストを実施した場合又は予定された適用分野以外の分野において用いた場合に、満足のいかない結果となる可能性がある。
従って、ブレーキディスクの構造全体へ強い影響を与えない解決策に特に関心が注がれている。テストされた解決策の一つが、特許文献1に開示されている。この解決策は、パッドプレートにネジ止めされ又はリベット或いは溶接によって固定されるロード又はマス(mass)を用意するというものである。
この解決策は、不快なヒスを引き起こす振動を除去するのに非常に効果的であることを証明したが、特許文献1に記載の全ての実施形態が、かなり複雑であり、ロードをプレートに固定する工程中にかなりの注意を払うことが必要とされるという点において、製造工程中に多くの不都合を被ることとなる。
米国特許第6,994,190号
本発明の核心的な課題は、先行技術に関連して上述した不都合を克服するような構造的及び機能的な特徴を有するディスクブレーキ用パッドを提供することにある。
この課題は、特許請求の範囲の請求項1に記載のディスクブレーキ用パッドによって解決される。
本発明の更なる特徴及び利点については、単なる例示であって本発明を何ら限定するものではない好ましい実施形態に関して添付図面を参照して行った下記記述から明らかになるであろう。
図1は、本発明によるディスクブレーキ用パッドの概略図である。 図2は、図1に示したパッドの一構成要素の概略斜視図である。 図3は、図1に示したパッドの概略斜視図である。 図4は、図3中に示した矢視方向Aから見た図1のパッドの概略図である。 図5は、車両ディスクに接続した場合の、図1のパッドを含むキャリパーの断面図である。
図5を参照すると、ディスク14のブレーキングバンド12に作用するのに適したディスクブレーキのキャリパーが参照符号10を用いて示されている。本発明は、固定式又はフローティングキャリパーを備えているディスクブレーキのような様々な種類のディスクブレーキに適用することができる。キャリパー10は車両サスペンションのスピンドルに固定するのに適しているのに対して、ディスク14は同じ自動車のホイールと連結させるのに適している。
参照符号20は、キャリパーの座部内に収容するのに好適なディスクブレーキパッドを示している。このパッド20は、摩擦材料層24を支持するものとして機能するプレート22を含んでいる。
車両に取り付けられたキャリパー内のパッド20の位置(図4及び図5参照)に関して、ディスクの回転軸に近い部分であるパッド20の径方向内側部が参照符号Iで示され、ディスクの回転軸より遠位の部分であるパッド20の径方向外側部が参照符号Eで示されている。更に、ディスクの矢印F1方向の回転を考慮すると、ラインXの左右側にあるディスク部分は、ディスクのインレット領域とアウトレット領域として定義される。換言すると、ディスクのインレット領域は、車両の通常の走行方向に対して、既定のディスクラジアス(disc radius)がキャリパーに入る側として一般に定義される。同様に、アウトレット領域は、車両の通常の走行方向に対して、既定のディスクラジアスがキャリパーから出る側として一般に定義される。
本発明に係る図示実施形態においては、プレート20は、少なくとも径方向外側部Eにおいて摩擦材料層24を越えて伸びている。パッドの参照符号26で示したこの伸長部は、少なくともディスクに対する径方向に従ってキャリパー内のパッドを保持させるためにキャリパーとパッドとの間に介在されるキャリパー要素及び又は弾性要素と相互作用するのに適している。本発明の特定の実施形態においては、パッドの伸長部26は、パッド用の支持ピンが挿入されるのに好適なスロット28を有している。
少なくとも一つのロード(load)又はマス(mass)が、プレート22に、例えば、プレート22の伸長部26、即ち、プレートの径方向外側部Eに宛がわれている。本発明の図示実施形態は、例えばパッドの相対側に配置された二つのロード30a,30bを備えている。換言すると、プレートを車両に取り付けた時に、二つのロード30aと30bがディスクのインレット領域とアウトレット領域とに夫々向かい合うように、二つのロード30a,30bがプレートの相対端部に配置されている。
プレート20とロードとは、クリンチング(clinching)によって互いに固定するのが有益である。特に、ロードは、クリンチされるのに好適で且つロードをプレートに拘束させるための拘束要素を構成している部分を有している。
本発明の一実施形態によれば、ロードは、クリンチされてロードをプレートに固定するのに好適な少なくとも一つの突起32を有している。この突起32は、プレートに形成された穴34に挿入されて、クリンチされることによりロードをプレートに固定させるのに好適なものである。
本発明の一実施形態によれば、突起32は長手方向軸線36に沿って伸びて、プレートの穴34と一体になって、長手方向軸線36を中心にロードが回転するのを阻止する拘束手段を提供するのに好適な横断面を有している。例えば、突起32は四角形の横断面を有し、プレートの穴34は、突起32を受けて、長手方向軸線36を中心にロードが回転するのを阻止する拘束手段を構成するのに適した対応の形状を有している。
本発明の一実施形態によれば、プレート22は、ロードが固定される少なくとも一つの耳状部を有している。図示実施形態においては、例えば、ロード30aと30bを夫々支持する耳状部38bと38aとがプレート22に設けられている。二つの耳状部38a,38bはプレート22の相対側に配置するのが有益である。換言すると、プレート22が車両に取り付けられた時に二つの耳状部38aと38bとがディスクのインレット領域とアウトレット領域とに夫々向かい合うように、二つの耳状部38a,38bは、プレート22の相対端部に配置されている。
パッドにスロット28が設けられている実施形態によれば、二つの耳状部38a,38bは、例えば、図示されているように、スロット28を取り囲んでいるパッドの突起付き部40から径方向外方へ伸びていてもよい。
突起32が穴34に挿入されてクリンチされるようになっている本発明の実施形態によれば、各耳状部がその穴34を有している。
更に、プレートを少なくとも部分的に取り囲む、例えば、耳状部が設けられている場合にはその耳状部を取り囲むのに好適な座部42をロードが有しているのが有益である。この場合には、座部42は突起32を少なくとも部分的に取り囲むように形成されている。図示実施形態においては、座部42は、少なくとも一つの断絶部46を有した周面部44によって区画されている。
本発明の一実施形態によれば、プレートの縁部に当接して、突起32の長手方向軸線36、より一般的にはディスクの回転軸線を中心としたロードの回転を阻止するための拘束手段を構成するのに好適な少なくとも一つのアバットメント面(abutment surface)をロードが有している。
図示実施形態においては、例えば互いに対して90°の角度を持って伸びている二つのアバットメント面48がロードに設けられている。
本発明の一実施形態によれば、ロードは、第一のアーム50と第二のアーム52とにより略L字状に形成されている。この場合において、突起32を設ける場合には、その突起32は、例えば、略L字状を形成している二つのアーム50と52との交差部位に配置される。また、座部42を設ける場合には、同様に、その座部42を、例えば、略L字状を形成している二つのアーム50と52との交差部位に配置してもよい。
本発明の一実施形態によれば、クリンチ作業を容易にさせるべく、ロードは、鋼又は高張力鋳鉄を鋳造することにより用意することができる。
ロードは、プレートがキャリパー内に取り付けられた時に、ディスクの外側縁を越えるようにプレートに適切に配置される。それにより、摩擦材料層が摩耗した時であってもロードとディスクとの間の如何なる接触も回避される。
好ましくは、摩擦材料層の摩耗によりロードがキャリパーの反対側に配置されるプレートの対称的なロードに接触するのを防ぐため、ロードは、ディスクの厚さの半分より小さい距離だけ、長手方向軸線36及びディスクに平行な方向へ突出している。
図示された本発明の一実施形態によれば、プレートは、摩擦材料層と反対側でプレートに付加された薄層54を有している。
特に突起32をクリンチングするので、実質的に剛直な態様、即ち、プレートがロードと一体になって個別の剛性体を構成するような態様で、ロードをプレートに対して構造的に連結させることができる。
ロードが設けられた径方向外側部Eは、ロードが付加されていない径方向外側部の初期の質量(mass)と比較して全体的に変化した質量(この場合には、増加している)を有している。
特に、ロードを備えたパッドの全慣性がパッド単独の慣性と比較して変化していることに留意する必要がある。
ロードは、一つ又はそれ以上のプレート部の質量を変更させるための手段であって、ディスクブレーキのうるささを起こしやすい、制動動作中に生じるバッドの振動を実質的に回避するパッドの慣性を得られるような物理的及び幾何学的特徴とプレートへの配置構造とを有している。
特に、ロードは、ディスクブレーキの作動中に実質的に励振しない(not excitable)固有の振動数を有しているようなものである。
ヒス効果(hiss effect)が起こる時には、ブレーキングバンド及びパッドに振動が生ずるだけでなく、ブレーキの様々な部品が共振で振動して互いに影響を及ぼすことに留意すべきである。換言すれば、振動成分の連鎖(chain)が、作り出されて、その連鎖がディスクから始まって、それが車両サスペンションに影響を及ぼすようになるまでパッド及びキャリパーを通過する。
ディスクブレーキを構成している各要素は、それ自体の固有の振動数に従って振動する。
本発明によるディスクブレーキにおいては、ロードが、制動動作中にパッドが中心として振動する軸に対して評価される(evaluated)ものとしてパッドの慣性モーメントを変更させることを可能にする。一般に知られているように、共振で振動する何らかのボディの固有の振動数は、そのボディの慣性モーメントに反比例する。上述したロードによってパッドの慣性モーメントを変更させることにより、パッドの固有の振動数が、制動動作中にブレーキディスクの他の構成要素又はディスクによって実質的に励振させられない値を呈するようになることが可能になる。換言すると、本発明によるディスクブレーキにおいては、ヒスと同時に生ずる振動成分の連鎖が遮断される。本発明によるパッドは、励振することができず、即ち、振動を伝達することができなので、振動低減素子である。
本発明によるパッドは、制動動作によって励振されない、即ち、ヒス効果が通常起こる周波数の範囲外の固有の周波数を有するようなものである。
プレートに繋げられるロードの特性は、特定の適用、即ち、特定のディスクブレーキ及び特定の車両に関して実験的に明らかにすることができる。
上述した事項に何らかの変更及び又は付加を加えてもよいことが理解されるべきである。
例えば、クリンチされる部分を、形状,数又は寸法の点において、突起32とは別のようにすることもできる
本発明の上記実施形態の代替案によれば、例えば穴34を設けないで、クリンチングをプレートの縁部において行うこともできる。
また、別の代替案によれば、クリンチされた部分は、例えば、クリンチされるのに適した物質で適切に作られたプレートの一部であってもよい。
ロードは、上述したものと相違した寸法及び形状を有していてもよい。
更に、別の代替案によれば、パッド用の支持ピンを受けるために特有のスロットを設けることができる。この場合には、例えば、プレートから伸びた耳状部を利用して、二つのロードをパッドの相対側に配置させることができる。または、スロット又は支持ピンを用いずに、別の態様でパッドに支持させることもできる。
付随的な及び特殊な要請に応える目的で、当業者が、パッドの上述した好ましい実施形態に対して、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない範囲において、様々な修正及び適合を加え、機能的に均等な構成要素との置換を行えることは明らかである。

Claims (21)

  1. 摩擦材料層(24)を支持するものとして機能するプレート(22)を有するディスクブレーキ用パッド(20)であって
    前記プレート(22)が、前記パッドの少なくとも径方向外側部(E)において前記摩擦材料層(24)を越えて伸び、
    ディスクブレーキのうるささを引き起こしやすい、制動動作中の前記パッドの振動を実質的に回避する前記パッドの慣性が得られるように前記パッドの少なくとも一部の質量を変更させるための少なくとも一つのロード(30a,30b)が前記プレート(22)に宛がわれて、クリンチングによって前記プレート(22)に固定されているディスクブレーキ用パッド(20)において、
    前記ロードが、前記プレート(22)の縁部に当接して、ディスクの回転軸線を中心とした前記ロードの回転を阻止するための拘束手段を構成するのに好適な少なくとも一つのアバットメント面(48)を有していることを特徴とする、ディスクブレーキ用パッド(20)。
  2. 前記ロード(30a,30b)が、クリンチされるのに好適で且つ前記ロードを前記プレートに拘束するための拘束手段を構成している部分を有し、
    前記ロード(30a,30b)が、前記ロードを前記プレートに固定するためにクリンチされるのに適した少なくとも一つの突起(32)を有し、
    前記突起(32)が、前記プレートに形成された穴(34)内に挿入され、クリンチされて、前記ロードを前記プレートに固定している、請求項1に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  3. 前記突起(32)が、長手方向軸線(36)に沿って伸びて、前記穴(34)と一体となって、前記ロード(30a,30b)が前記長手方向軸線(36)を中心として回転するのを阻止する拘束手段を提供するのに好適な横断面を有している、請求項2に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  4. 前記突起(32)が、四角形の横断面を有し、前記プレートの前記穴(34)が、前記突起(32)を受けて、長手方向軸線(36)を中心にロードが回転するのを阻止する拘束手段を構成するのに適した対応の形状を有している、請求項3に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  5. 前記プレート(22)が、前記ロードが固定される少なくとも一つの耳状部を有し、
    前記プレート(22)が少なくとも一つのスロット(28)を有し、前記耳状部が前記スロット(28)を取り囲んでいる前記プレートの突起付き部(40)から外方へ伸び、
    前記ロード(30a,30b)が、前記耳状部に形成された穴(34)に挿入され且つクリンチされて前記ロードを前記プレートに固定している少なくとも一つの突起(32)を有している、請求項1〜4の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  6. 前記ロード(30a,30b)が、前記プレートを少なくとも部分的に取り囲むのに好適な座部(42)を有し、
    前記座部(42)が周面部(44)によって区画され、
    前記周面部(44)が、少なくとも一つの断絶部(46)を有している、請求項1〜5の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  7. 前記プレート(22)が、前記ロードが固定される耳状部を有し、前記座部(42)が前記耳状部を少なくとも部分的に取り囲むのに好適なように構成され、
    前記ロード(30a,30b)が、クリンチされて前記ロードを前記プレートに固定するのに適した少なくとも一つの突起(32)を有し、前記座部(42)が前記突起(32)を少なくとも部分的に取り囲んでいて、
    前記突起(32)が、前記プレートに形成された穴(34)内に挿入され、クリンチされて前記ロードを前記プレートに固定している、請求項6に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  8. 前記突起(32)が長手方向軸線(36)に沿って伸び、前記穴(34)と一体となって前記長手方向軸線(36)を中心とした前記ロードの回転を阻止する拘束手段を構成するのに好適な横断面を有している、請求項7に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  9. 前記突起(32)が四角形の横断面を有し、前記プレートの前記穴(34)が、前記突起(32)を受けて、長手方向軸線(36)を中心に前記ロードが回転するのを阻止する拘束手段を構成するのに適した対応の形状を有している、請求項8に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  10. 前記ロードが、二つのアバットメント面(48)を有し、それらアバットメント面(48)が互いに対して90°の角度を持って伸びている、請求項1に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  11. 前記ロードが、略L字状に形成されている、請求項1〜10の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  12. 前記ロード(30a,30b)が、前記ロードを前記プレートに固定するためにクリンチされるのに適した少なくとも一つの突起(32)を有し、前記L字状に形成された前記ロードを構成している二つのアームの交差部位に前記突起(32)が配置され、
    前記突起(32)が、前記プレートに形成された穴(34)に挿入され、クリンチされて前記ロードを前記プレートに固定するのに好適なように構成されている、請求項11に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  13. 前記突起(32)が長手方向軸線(36)に沿って伸びて、前記穴(34)と一体となって、前記長手方向軸線(36)を中心とした前記ロードの回転を阻止する拘束手段を構成するのに好適な横断面を有している、請求項12に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  14. 前記突起(32)が四角形の横断面を有し、前記穴(34)が前記突起(32)を受けて、長手方向軸線(36)を中心に前記ロードが回転するのを阻止する拘束手段を構成するのに適した対応の形状を有している、請求項13に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  15. 前記ロード(30a,30b)が前記プレートを少なくとも部分的に取り囲むのに好適な座部(42)を有し、前記座部(42)が、前記L字状のロードを構成している二つのアームの交差部位に配置されている、請求項11〜14の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  16. 前記ロードが、クリンチング作業を容易にするべく、鋼又は高張力鋳鉄を鋳造することにより作られている、請求項1〜15の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  17. 前記ロード(30a,30b)が、二つ設けられて、前記パッドの中央半径に対する前記プレートの相対側に配置され、
    前記ロード(30a,30b)を夫々支持する二つの耳状部(38b,38a)が,前記パッドの中央半径に対する前記プレートの相対側に配置されている、請求項1〜16の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  18. 前記ロード(30a,30b)が、二つ設けられ、前記プレートが車両に取り付けられた時に前記二つのロードが前記ディスクのインレット領域とアウトレット領域とに夫々向かい合うように前記プレートの相対端部に配置されている、請求項1〜17の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  19. 前記プレートがキャリパー内に取り付けられた時に前記ロードが前記ディスクの外側縁を越えて位置するように前記プレートに配置されている、請求項1〜18の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  20. 前記ロードが、前記ディスクブレーキの前記ディスクの回転軸に平行な方向で、前記ディスクの厚さの半分よりも小さい距離だけ前記ディスクに向かって突出している、請求項1〜19の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
  21. 前記ロードが、前記摩擦材料(24)を越えて伸びた前記プレート(22)の伸長部において、前記プレート(22)に宛がわれている、請求項1〜20の何れか一項に記載のディスクブレーキ用パッド(20)。
JP2010514258A 2007-06-27 2007-06-27 ディスクブレーキ用パッド Active JP4984273B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/IT2007/000458 WO2009001381A1 (en) 2007-06-27 2007-06-27 Pad for disc brakes

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010531422A JP2010531422A (ja) 2010-09-24
JP4984273B2 true JP4984273B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39030889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010514258A Active JP4984273B2 (ja) 2007-06-27 2007-06-27 ディスクブレーキ用パッド

Country Status (6)

Country Link
US (1) US8794397B2 (ja)
EP (1) EP2174034B1 (ja)
JP (1) JP4984273B2 (ja)
AT (1) ATE493592T1 (ja)
DE (1) DE602007011674D1 (ja)
WO (1) WO2009001381A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202013012442U1 (de) * 2013-10-21 2016-11-23 Federal-Mogul Bremsbelag Gmbh Trägerkörper für einen Bremsbelag einer Scheibenbremse mit Tilgermasse zur Veränderung der Schwingung
DE102013111594B4 (de) * 2013-10-21 2015-04-30 Federal-Mogul Bremsbelag Gmbh Verfahren zur Herstellung eines Trägerkörpers mit Tilgermasse zur Veränderung der Schwingung für einen Bremsbelag einer Scheibenbremse
DE102014205232B4 (de) * 2013-11-21 2015-07-16 Continental Teves Ag & Co. Ohg Reibbelaganordnung für eine Scheibenbremse
DE102014001061A1 (de) * 2014-01-28 2015-07-30 Lucas Automotive Gmbh Scheibenbremse umfassend eine Schwingungsdämpfungseinrichtung mit einer Zusatzmasse und Bausatz mit einer derartigen Scheibenbremse
KR102276892B1 (ko) 2014-05-16 2021-07-14 프레니 브렘보우 에스.피.에이. 마찰 조립체, 브레이크 캘리퍼 및 이의 제조 방법
JP6284831B2 (ja) * 2014-06-09 2018-02-28 曙ブレーキ工業株式会社 ディスクブレーキ用パッド組立体
ITUA20163645A1 (it) * 2016-05-20 2017-11-20 Freni Brembo Spa Assieme di pastiglia, corpo pinza e pinza freno per freno a disco
DE102017204714A1 (de) 2016-12-06 2018-06-07 Continental Teves Ag & Co. Ohg Geräuschdämpfungskörper, Kraftfahrzeugscheibenbremsbelag mit Geräuschdämpfungskörper und deren Verwendung in einer Kraftfahrzeugscheibenbremse
ES2692352A1 (es) * 2017-06-02 2018-12-03 Trw Automotive España, S.L. Pastilla de freno para disco de freno y procedimiento de fabricación de dicha pastilla de freno para disco de freno
DE102022200922A1 (de) * 2022-01-27 2023-07-27 Hl Mando Corporation Bremssattel für ein Scheibenbremssystem

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5849028U (ja) * 1981-09-29 1983-04-02 三菱重工業株式会社 デイスクブレ−キ用パツド
JPS594832U (ja) * 1982-06-30 1984-01-12 三菱自動車工業株式会社 デイスクパツドの構造
FR2577639B1 (fr) * 1985-02-20 1987-04-24 Journee Paul Element de calage pour plaquettes de freins a disque
DE3918369A1 (de) * 1989-01-31 1990-08-02 Teves Gmbh Alfred Scheibenbremse
KR100395821B1 (ko) * 1994-09-02 2003-12-24 히노지도샤코교 가부시기가이샤 드럼브레이크
CA2179887A1 (en) * 1994-10-28 1996-05-09 Shinichi Tanaka Disc brake
US5515952A (en) * 1994-12-05 1996-05-14 Ford Motor Company Drum brake assembly including brake shoes with mass dampening
US6340076B1 (en) * 1998-09-24 2002-01-22 Nissin Kogyo Co., Ltd. Vehicular disk brake
DE19920079B4 (de) * 1999-05-03 2004-06-24 Dr.Ing.H.C. F. Porsche Ag Scheibenbremse
AU2000268640B2 (en) * 2000-08-07 2005-11-17 Freni Brembo S.P.A. Brake pad for disk brake
US6283258B1 (en) * 2000-08-29 2001-09-04 Ford Global Technologies, Inc. Brake assembly with noise damping
DE10218907A1 (de) * 2002-04-26 2003-12-04 Tmd Friction Europe Gmbh Fahrwerk-Baugruppe für Kraftfahrzeuge
US7032723B2 (en) * 2002-10-22 2006-04-25 Ford Global Technologies, Llc Brake assembly with tuned mass damper
US6913120B2 (en) * 2003-01-15 2005-07-05 Anstro Manufacturing, Inc. Method of securing a shim to a backing plate and subassembly formed thereby
GB0322910D0 (en) * 2003-09-30 2003-11-05 Meritor Heavy Vehicle Braking Brake caliper and brake pad
US20060266599A1 (en) * 2005-05-26 2006-11-30 Eric Denys Control of brake noise by tuned mass dampers
JP4714642B2 (ja) * 2005-08-31 2011-06-29 曙ブレーキ工業株式会社 ディスクブレーキパッド
US20100252376A1 (en) * 2009-04-02 2010-10-07 Ford Global Technologies Llc Vehicle Braking Assembly

Also Published As

Publication number Publication date
EP2174034B1 (en) 2010-12-29
US20120024643A1 (en) 2012-02-02
US8794397B2 (en) 2014-08-05
WO2009001381A1 (en) 2008-12-31
DE602007011674D1 (de) 2011-02-10
JP2010531422A (ja) 2010-09-24
EP2174034A1 (en) 2010-04-14
ATE493592T1 (de) 2011-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4984273B2 (ja) ディスクブレーキ用パッド
JP4824276B2 (ja) 複合ディスクブレーキ用ディスク
US6913124B2 (en) Vibration inhibiting structure for rotor
JP2004340214A (ja) ディスクブレーキ装置
JP5174174B2 (ja) スポット型ディスクブレーキ用のブレーキパッド
CN103228943B (zh) 盘式制动装置及制动钳
JP2004225889A (ja) 均一なトルク伝達分配を適切に促進するブレーキローター取り付けアセンブリ
WO2017047629A1 (ja) ディスクブレーキ用摩擦パッド組立て体
JP2014516143A (ja) 揺動パッド式ブレーキキャリパー
JP6567084B2 (ja) 鉄道車両用ブレーキライニングおよびそれを備えたディスクブレーキ
JP4981238B2 (ja) ディスクブレーキのためのブレーキパッド
JP4534220B2 (ja) ディスクブレーキ取付装置
JP4112067B2 (ja) ディスクブレーキ
JPS58193941A (ja) ドラムブレ−キ用ダンピング装置
JP2010185504A (ja) ブレーキダストカバー
KR102687107B1 (ko) 브레이크 디스크 어셈블리
WO2017146032A1 (ja) ディスクブレーキ用ロータ
JP4310169B2 (ja) ドラムブレーキ装置
JPH09296836A (ja) ディスクブレーキキャリパ
EP0976944A1 (en) Drum brake for vehicles
JPH10246255A (ja) ドラムブレーキ
WO2008041250A1 (en) Brake caliper and support therefor
JP2015227699A (ja) ドラムブレーキ装置
JP2021001668A (ja) ブレーキシューアセンブリおよび車両用ドラムブレーキ
JP2021167635A (ja) ベンチレーテッド型ブレーキディスク

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100806

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4984273

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250